『2013.11.16までのアーンドラ・ダイニングの記事はこちら』TO.さんの日記

TO.のレストランガイド

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日記詳細

2013.11.16 訪問

土曜日ランチでロダン、ニューキャッスルと巡るも、スパイス補給できず、結局最後にこちらに伺うことに。14時過ぎに入店するとサントスが迎えてくれます。ラマナイヤシェフは居なかったが、私が食べている時に外出から戻ってきました。ラッサムスープが飲みたかったので、ホリデイノンベジランチミールス(1650)を頂きます。ライス半分で。

10分位して、全部熱々で登場。パパドとチャパティは、酸っぱ辛いハイビスカスの葉っぱのピクルスを付けて、一口味見して、テイクアウトに。

ポリヤル : 一番スパイス感の弱い本品でも、マスタードシードがガツンと効いて旨い。

海老カレー : プルスの味付けのドライタイプで海老と原型の残る玉葱の食感が良。

ペッパーチキン : クローブ、ブラックペッパー、クミンが香り、辛くてスパイシー。
           チキンは適度な煮込みで嫌な臭いも皆無。ロダンのチキンより数段旨い。

サンバル : トロトロの茄子と豆の優しさでラッサムとの差別化が図られて素晴しい。

ラッサム : トロッと粘度がありスッパ辛いニラの浮いたラマナイヤのもの。何時もと同じ。

スパイス補給十分で、元気を取り戻して、サントスとラマナイヤに見送られ、店を後にしました。


2013.10.20 訪問

最近上京時に一緒に食事することが一番多いナイスガイと、ラマナイヤのカレーメインで食べようということで、日曜日の19時に予約を入れて伺いました。予約時にサントスが、「丁度その日の夜に○○さん5名の予約が入っており、お客様の紹介ですか?」「いいえ。どうして?」「2千円の飲み放題を付けて一人5千円のアラカルト注文されたので、もしやと」「で、メニューは、選びましょうか?」「・・・・、マトンヴェプドゥ、チーズクルチャ、チキンビリヤニ、・・・・・・と、シッカリ選ばれてます。こちらで、チキンビリヤニ3個のオーダーが入ったので、土曜じゃなくても作ります。一つ如何ですか?」「ラマナイヤのカレーメインと決めてるので、同行者の意向を尋ねて、当日決めます」「じゃ、取り敢えず1個取っておき、要らなかったら、別の方に廻します」。私や、私がメニュー構成した方のレヴューを参考に、飲み放題を活用されてアラカルト注文される方も出てきたようで、嬉しいことです。

定刻の20分前に到着すると前出の5名様は始められており、マトンヴェプドゥに「辛いけど凄ーくおいしい」とか、チーズクルチャに「熱々でトロットロで、これ癖になる」とか、歓声が上がり、幹事と思われる女性の方も、嬉しそうです。見てるだけでも、楽しい。

私はウイスキーが好きで沢山飲むので、マクダウェルNo.1ウイスキーを、当店六千円、アーンドラキッチン五千五百円でキープしてます。結果的に、これが一番安く、何時も飲んでる蒸留酒のウイスキーなので体調的にも安心できます。ロックで飲みながら、5名様の様子を見ながら待ちます。

定刻にナイスガイが到着し、彼は酒を飲まないので、炭酸水で乾杯です。「チキンビリヤニがあるけど、食べてみる?」「アーンドラキッチンのマトンは食べたけど、チキンは食べてないので、行きましょう」。

待つこと10分でチキンビリヤニ(1690)登場。チキンビリヤニは何回か頼みましたが、同行者を優先に食して貰ったので、シッカリ食べるのは今回が初めてのような。ホロホロのチキンは、エリックサウスのビリヤニやデリーのカシミールで感じたような臭みも全くなく美味しいです。パラッパラなバスマティは、チキンに臭いが殆んど無いので、スパイスだけの味付けのようで、マトンに比べてスパイス感が際立ち、最高に旨いです。彼も、こちらの方がお気に入りとのこと。

ライタとグレービーも付いてますが、アーンドラキッチンで両方をラッサムに代えてもらうTO.スペシャルをサントスが覚えていて、小カトリに入ったラッサムをサービスしてくれました。ラッサムは、ダバインディアもカマルプールもNICOもこのレシピを踏襲してますが、本物の良さはあります。

ビリヤニの途中で、チキンチェティナドゥ(1490)を注文。チキンカレーはオツマミ系のミリヤラ・コーディ・ヴェプドゥしか食べてないんですよ。骨つきチキンが3つ入っていて、ブラックペッパーが強めですがスターアニスやコリアンダーやクローブなどラマナイヤ特有の複雑なスパイス使いの一品でした。パウダースパイス中心ですが、ガッツリとスパイスが立って、好きな部類です。

ビンディーベイガンは、ナイスガイにどうしても食べさせたかった一品。しかも、インド料理の調理もする彼の参考のため、ラマナイヤが作る行程の見学を依頼。茄子とオクラの素揚げから、パウダースパイスの投入まで、解説しながらの実演。アーンドラキッチン創業時に夜の暇な時、調理を見せて貰っていた、そのままです(笑)。調理法は企業秘密故にこれ以上書きませんが、10個弱並んだパウダースパイスの入ったカトリから、親指と人差し指で適量を摘んで振りかけて、何回やっても同じ味になるのは、さすが南インドの巨匠です。シターラ青山が茄子をローストに対し、当店は素揚げと、一手間かけると、素晴しい料理になりますね。

ダバインディア時代にマトンカラヒとして出してた物を注文(1450)。当時ほど、刺激の鮮烈さが感じられないのは、銀座仕様に慣れたからか、私が刺激的スパイスに慣れたからか。

なお、先程の5名の団体様が帰られる時に、幹事の方に「良い注文して楽しまれてましたね」と挨拶し「レヴュー参考にさせて頂きました」と、握手して、お送りしました。ナイスガイが初対面のオーナーのサラディがチョッと顔を見せたので、紹介させて頂きました。

2013.9.29 訪問

最近相互マイレヴュアーになって頂き私の紹介した本で週に数回はインドカレーを作られている奇特な方から「ナマステ・インディア2013で会えないか」とのお誘いがあり、ナマステ・インディア2013は興味がないので当店ならお連れできますとご返事し、日曜日の正午に訪問。その頃には数組だった客も、13時過ぎにはホボ埋まって、盛況となりました。

メニュープランはお会いしてからと考えておりましたが、できればマトンヴェプドゥ(アーンドラ風羊肉ココナッツ炒め、1390)辺りでラム・マトンの食わず嫌いを払拭できれば、との希望はありました。ラマナイヤに名刺を渡しての挨拶をさせると、最新号の雑誌で当店が大きく取り上げられていると言って、雑誌を置いていきました。マイレヴュアー様は雑誌に写真付で紹介されているマトンヴェプドゥを指して、食べてみると。こうなると必然的にチャパティになるので、それに合うビンディ・バイガン(ナスとオクラのドライカレー、1290)で、メニューは決まりです。

15分ほどで全品一緒に給仕されます。マトンヴェプドゥを一口口にされると、「マトンとスパイスの香りが合わさって良い匂い。味も深みがあって美味しい」と。私は次の梯子があるので、途中でボトルキープのウイスキーに専念。最後まで綺麗に完食して頂き「食べていると止まらなくなるほど癖になる美味しさですね」。これまで多数の方に食べログで、ダバの南インドの辛いマトンカレーかアーンドラのマトンヴェプドゥを薦めて100%ラム・マトン嫌いを払拭して頂いたところですが、現場を目にするのは初めてということで、大変嬉しい出来事でした。ビンディ・バイガンもモチロン大絶賛、ということで、一時間余り、楽しい食事と会話を楽しむことができました。

2013.8.25 訪問

9月中旬に関西方面から当店を訪問されるマイレヴュアー様2名の打合わせを兼ねて、日曜夜19時に訪問。

サントスが見当たらずオーナーのサラディ氏が居たので尋ねると、本来サントスとラマナイヤシェフの休みは月曜日だが、オーナーが月曜日に用事があるので、代ってもらったとのこと。最近は、このパターンが多いようです。

最近は誰かをお連れすることが多くて、久しぶりの一人訪問ということで、会食の定番は外して注文していきます。前回インドウイスキーのマクダウェルのボトルを追加して入れたので、9割方残っており十分です。

ラッサムスープをグリーンチリで辛く(790) : 細かく刻んだニラが表面に浮いていて、カレーリーフも見えます。何時ものラマナイヤのラッサムにニラが重厚感を出して美味しいです。

マトンシークカバブ(1390) : これまでレアーで注文しても完全なレアーにできなかったのですが、この日は絶妙のレアー加減。遂に、対応できるようになったのですね。ピリカラ感も良く、美味しいです。

ビンディ・バイガン(ナスとオクラのドライカレー、1290) : 前日のシターラ青山のバイガン・カ・バルタの美味しさに触発されて、これまで当店であまり食べていないヴェジカレーを食べてみようとオーナーに「ラマナイヤのヴェジカレーで一番のお薦めは?」と訊くと、一時置いて、これを指名。作るところを見せてもらう。ナスとオクラは最初にサラダ油で素揚げして、後はテンパリングから初めて混ぜて、パウダースパイスを入れて加熱して出来上がり。席に戻ろうとすると、陶製容器に盛り付け最後に擂ったココナッツを振りかけていたラマナイヤが「ライスかチャパティは?」「要らないよ」というと「チャパティと一緒!」と食い下がられて、チャパティハーフも頂きます。汁気は無くマトンヴェプドゥよりも更に薄いソースで、野菜炒め感覚。活きたスパイス感はバッチリで、ニンニクもほど良く利いて、ナスとオクラの生の食感も僅かに残した絶品。ラマナイヤが言うだけあって、オツマミなのでチャパティに合います。これは、次回以降の会食では、取り入れたい一皿です。

オーナーに「明日はまた、アーンドラキッチンでお会いしましょう」と言って、大満足で退散しました。

2013.6.29 訪問

有楽町の行きつけの散髪屋さんのインド料理初心者の女性スタッフ2名をお連れしました。
以下のメニューで、マトンの素晴らしさも、カレーだけではないインド料理のバラエティも、絶賛されました。

チャナサラダ(690)

パニ-ルティッカ(1250):自家製チーズと野菜の相性抜群

タンドリープラウン(1290):殻が付いた香ばしさが抜群

チーズクルチャ(790)

ラムチョップ(1590×1.5):絶妙のレアー加減でした

ハイデラバーディ・ダム・チキンビリヤ二(1690):頼み込んで昼間に仕込から火入れまでを見学させていただきましたが、正真正銘のカッチ(生の肉から蒸し焼き(蒸し上げ))の調理法でした。ラマナイヤ「これがダムビリヤニ」「カッチだよね」「カッチ、カッチ。生からがカッチ」

メティマトンカレー(1450)

2013.5.17 訪問

ジュリアス・スージーさんのラマナイヤ物語をお読みになっている、そのあたりのコミュニティの初対面のマイレビュアー様と一緒に、カマルプールでツマミを食べた後に〆のカレー&ラマナイヤやオーナーやサントスに紹介を兼ねて、21時半過ぎに訪問。高をくくって予約なしで伺いましたが、早い時間の客が帰った厨房の見える特等席だけ空いている満席状態に、嬉しかったですねー。リピーターが増えてきた兆しでしょうか。

「辛さは大丈夫かな」と仰ったので、マトンヴェプドゥをグリーンチリで一番辛くから。最初にグリーンチリをまともに食されたので地雷を踏まれました。が、グリーンチリは口の中の辛さが引くのが早いので、以後は、地雷は避けながら添えられたキャベツと共に堪能された御様子。マイボトルのインドウイスキーが二人とも進むこと進むこと。

最後にメティマトン。やはり絶品。辛くせずにカスリメティの風味を楽しませるのが、ラマナイヤ・マジックですね。

22時半を過ぎて厨房の片づけを終えたラマナイヤが名刺を持って席に。マイレビュアー様の横にラマナイヤを座らせて、サントスに2ショット写真をお願い。慣れたもので、色んな角度から、たくさん撮ってくれて、マイレビュアー様も大喜び。「明日はアーンドラキッチンで4名」「有難うございます」で見送られ、腹ごなしに東京駅まで話しながら歩いて、楽しい一日を終えました。

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2013.5.16 訪問

夜は初訪のマイレビュアー様お二人をお連れしました。私ができたことは、メニュー選択と、アウェイじゃないホーム感を醸し出す位ですが、食べログでそれなりにレビューされている方というのは素晴らしい方というのが、昨日お二人にお会いして、確信に変わりました。

料理は以下のごとくで、まあ当然のことながら、最高ですよ。3名で一人三千五百円なら、ベストなメニューです。
参考になさってください。当店でこれらを食べて、レベルが違うことが、一人でも多く知ってもらいたいというのが、私の願いです。

ひよこ豆のサラダ(690)
チャパティ(690)
マトンヴェプドゥ(1,390)
ミリヤラコーディヴェプドゥ(1,290)
ラムチョップ(1,590)
バスマティライス(490)
メティマトン(1,450)
アーンドラ・ロヤラ・プルス(エビ)(1,450)
マトンクルマ・グリーンチリで辛く(1,490)

開始30分前に到着し、オーナーの横浜国立大学出身のパラマタ・サラディ氏とじっくり話しました。一番気になっていた3月末に退社した当店接客のラトナ君のこと。サントスもラトナも実は厨房も出来るそうなのですよ。ラトナは当店で日本語も達者になりマネジメントも覚えたので、近々予定されている日本人の彼女との結婚を期に、コックとしての道を歩み始めるとのこと。両者納得での円満退社でホッとしました。その他、アーンドラ2店の構想など熱く語っていただき、コメントもしましたが、それは今後の2店を見てのお楽しみということで。

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2013.3.29 訪問

マイレビュアー様からの依頼で4月中旬の10名程度の同窓会のメニュー打ち合わせを兼ねて、平日ランチの終わり頃の14時過ぎに伺いました。

平日ランチはカレー2種と日本米とナン又はチャパティ+サラダですが、ハシゴの3軒目なのでカレー2種の味見だけに。

マトン・大根カレー : 以前ココのランチを多用されているマイレビュアー様が絶賛された一品。マトンも大根もスープと味が一体化して素晴らしいです。スープはココナッツミルクの入らない玉葱とトマトベースに、ココの単品メニューのマトンプルスに近いスパイス使い。ランチ終了間際でも、マトンのジューシーさと大根の食感が保たれて、スパイスも立たせているところは、流石です。この中カトリ1杯だけで、ハシゴしたニルワナムもダルマサーガラもアッサリと凌駕しちゃいました。

バターチキン : ラマナイヤにしては珍しい選択。チキンは串に刺した穴が残ってます。北インドならこれにガラムマサラとカスリメティで仕上げるのが、ココナッツミルクベースで魚介のプルス風に仕上げてます。同じ肉のチキンとマトンを用意する時、マトンカレーとの対比で、チキンは魚介に近い素材と扱っているところに、ランチと言えどもセットとしての完成度を求めている拘りが感じられます。改めて考えると、こんなバターチキン、どの料理人も作ったこと無いんじゃないかと。

食べ終えて商談も終わりサントスが離れた頃にラマナイヤが来ました。料理の感想を述べると喜んで、ノーオイルでもリッチさが出せるランチを目指していること、前出のマイレビュアー様が先ほど来られたことも、嬉しそうに話してくれました。

相変わらずランチの集客は捗々しくありません。この周辺でランチを求める方が当店を選ばないことは、馬鹿としか言いようがありません。こんなに旨いものを逃しているとは、勿体無いです。逆に言えば、八百円弱で密かに楽しんでいる、前出のマイレビュアー様を筆頭に舌の肥えた少数派の方が、良い思いをしているのですねー。少し足を伸ばせば辿り着ける方は、是非とも、当店の絶品ランチをお試し下さい。

あと、今回の商談で新発見。以下の飲み放題コース。さすがにインドビールは含まれませんが、ワインは安いハウスワインにするなどの姑息なものでなく、本物を出していますので、飲む方が多い宴会には、超お勧めです。

2時間飲み放題コース 2,000円

エビス生ビール

インドワイン(インド最大手のグローパー社の赤、白。当店でボトル1本三千五百円位で出している高級ワイン、旨いですよ)

ハイボール

カクテル

チュウハイ

ソフトドリンク

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これ以前のレヴューは、下記url.の日記に移しました。
http://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/102908/
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