レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2016/09訪問 2019/08/04
最初は限定特選本鮪丼1,280円を頂きましたが、もう本当にこの値段でこんな美味しいもの食べていいんでしょうか、と感動いたしました。CPを加味すれば、人生最高のランチだったと思います。
というわけで、二日後のランチにも伺いました。今度は大トロ丼1,380円にチャレンジ。感動のCPはそのままであったが、オヤジの私には少々重たかったかな。でも、ホント凄いですよ、こちらのお店は。凄すぎて、行列も凄いですけど(笑)。ただ、開店30分前、つまり10時30分頃に行けば初回一組目として着席出来ると思います。
そう言えばこちらで、ちょっと忘れ難い体験をしました。名古屋から来たという若者がお店と揉めておりました。聞くとはなく聞いておりますと、どうやらその若者、食べログの評価を見てここに来たようですが、なんとマグロが食べられないとのこと。結局ブチ切れてでていきましたが・・。感心したのは、そんな若者というかバカ者に対するお店の態度。煮たり焼いたりと、調理法を変えて何とか対処できないかと苦慮されておられました。こんな繁盛店なのに・・、いやいや、だからこその繁盛店なんでしょうね。ホント、味やCPだけでなく、色々と感動いたしました。
3位
1回
2016/03訪問 2020/01/19
こちらは、既にこの世にはいない我が祖父母の想い出のお店であります。まだ小さかった私を連れて、何度も連れてきてもらいました。祖父母の頼み方にはルーティンがあって、まずは鰻ざく、次いで鰻巻き、最後の締めに鰻(うな重だったかせいろだったかは定かではありませんが)というものでした。
こちらの鰻の特徴は、カリッとしているほどの焼き上がりと、甘辛いタレとの絶妙のコンビネーションだったように記憶しています。この美味しさは、特に鰻ざくを食した際に際立つものでした。ちなみに、祖父母とも高齢で病没いたしましたが、何と二人とも最後に所望したのがこちらの鰻でした。さらに、未だ健在の両親の大好物でもあったし、むろん私の中でもNo,1の鰻、でした。
でした、と過去形で書いているのは、5年ほど前に伺った際の経験からです。その昔は1階部分だけだったように記憶していましたが、新装なったお店は2階部分もでき、内装・外装ともとっても綺麗になっておりました。ただ、その時食べた鰻が衝撃的でした。とにかく鰻がブヨブヨ(?)していて、全然美味しくない。鰻巻きは、それまで見たこともないような巨大なものとなっており驚きましたが、特にダメだったのが鰻ざく。昔の思い出のかけらも感じられないような代物となっておりました。
それでも、私、というより我が家系の想い出のお店、復活を期待しておりました。昨月、久しぶりに北九州を訪れた際、恐る恐る(?、笑)再訪してみました。むろん最初に頼むのは鰻ざく。期待せずに口に運ぶと、おお、味が(かなり)戻っとるではないか。お次の鰻巻きも、巨大さはその昔とは異なるものの、中の鰻は肝と和えてるのか前ほど悪くない。せいろの鰻も、まずまず。良かった、田舎庵復活、ではないか。
ただ、まだあの想い出の味の再現とまでには至っていないような。でも、期待してます、田舎庵さん。評価はちょっと甘くなりましたが、タイトル通り、想い出と期待度込みということで。北九州に寄った際には、必ず再訪させて頂きます。
4位
1回
2016/03訪問 2020/12/20
こちらは、現在までのところ、私が沖縄で一番好きなお店である。私のような観光客にも人気だが、地元の方も結構来られている。なので、観光客と地元客でお店はいつもいっぱいなのである。だから、予約は必須。私はいつも、沖縄在住の方に頼んでいるが、連絡が遅れたりすると予約がとれないときもあるくらい。でも、地元客も入り乱れて満杯、というお店にははずれがない。ゆうなんぎいと並び、こちらまーちぬ家はそんなお店なのである。
料理はどれも美味しいが、やはり魚、しかも沖縄白身魚のマース煮やバター焼きが出色。ただ、結構サイズがあるので、できれば3、4人以上でいきたいところ。お店のメインターゲットもその辺にありそう(机の配置なんかから察して)。泡盛は、個別銘柄も良いが、お店独自の古酒ブレンドもおすすめ。そして最後の〆に個人的に欠かせないのが、イカスミジューシー。こちらのは、ホントに美味しいと思います。いつも夢中でかきこむもんだから、写真を撮り忘れておりました。でも、ま、それほど美味しいということで。
ところで、「まーちぬ」といのは「松」の沖縄方言なんですね。確かに、お店の壁やテーブルなんかも松でできてるという感じ。いい感じなのだが、あぐらが苦手な私としては、床が松の板張りになってるのがちょいと辛い。そこだけが、唯一このお店の個人的ネックなんですよね(苦笑)。
5位
1回
2016/01訪問 2020/09/28
こちらは、東神奈川の中華の名店です。週末のお昼なんかは、近頃では行列もできるほど。何を頼んでも美味しいが、味だけでなくその量も圧巻。何も知らないで注文すると、ますその量に驚くはず。料理が出てくるまで結構待つし、お値段もパッと見にはお安くはない。でも、食べた後には、そんなことは吹き飛ぶはずです。
私のおすすめは、おそらくお店での人気もNo.1だと思われるサンマーメンです。とろみがほんのり甘く、白い根菜(名前は分からないのですが)や野菜がたっぷり入って、私は日本一のサンマーメンだと勝手に思っています。
ところでこのサンマーメン、横浜川﨑限定の食事らしいですね。私は、横浜から地元に帰るなんていう若人には、ぜひ思い出にといってここに連れてきて、サンマーメンをごちそうしたりします。「サンマーメンって何ですか」、という若人の質問に対しては、「サンマがのってるラーメン、かもよ」なんていう定番のバカ回答を行うことはこの際目をつぶっていただきたい(笑)。
また、これも全く個人的な思い出だが、この近くのS病院(今は鶴見に移転)で息子が生まれる前後、妻の見舞い後にここに必ず寄っておりました。その際は、硬焼きそばを頂くことが多かったですが、これも出てきたときの迫力は相当なもの。でもやはり、南京亭さんと言えば、私の中ではサンマーメン日本一のお店なのです!
6位
1回
2016/08訪問 2024/06/07
神戸牛(神戸牛サーロインステーキセット150グラム9500円)を頂きましたが、今までで最も美味しい神戸牛体験でした。これまで行った店は、全て鉄板で肉を焼いていましたが、こちらは窯の中で炭で焼いています。これが他との違いのようで、外はカリっと焼け中は生なのにしっかり火が通っていることに。しかも煙に燻されていて、味も香りも秀逸になってます。
実はこちらは、雪月花本店がお客で一杯で、仕方なくブラブラしていて偶然見つけたお店でしたが、結果的にアタリだったと思います。ところで、雪月花と雪月風花って名前が似てますが、関係あるのかな・・、ま、どうでもいいけど。
こちらには予約もなしで突然伺いましたが、カウンター席がたまたま空いていたこともあり、ラッキーにもすぐに座ることができました。カウンターが空いているなら、一人でも問題ないでしょう。
お店を統括されていると思われる大将(正確には総料理長?)のキビキビした動きを見ながら、ゆっくり食事を楽しめると思います。こちらの大将、満足してお店を出た私をわざわざ外に出て見送ってくれました。写真をお願いしようかと思いましたが、ちょっと恥ずかしくて遠慮しときました(笑)。
7位
1回
2016/08訪問 2021/05/09
地元の方に連れて行ってもらいましたが、本当に衝撃の旨さでした。衝撃は、お店の外観と、そして何よりラーメンの見た目との、ギャップにあったと思います。
特に、運ばれてきたラーメンの見た目は、何だか味薄くないっすか、と思わず感じるほど。が、スープを一口すすると、申し訳ありません前言撤回させていただきます、となる。何というか、滋味深いというか、もう五臓六腑に染み渡る旨さなのである。
鹿児島ラーメンといえば、豚骨コッテリラーメンというイメージがあったこともあり、これもいいギャップとなったのである。しかしホント、どうやってつくってるんだろ。ま、そんなことどーでもいいくらい、旨いからいいか。また行きますんで、よろしくお願いしますね。
8位
1回
2016/03訪問 2021/09/24
沖縄三日目のランチも、やっぱりテンダーロインステーキ。これまで、ジャッキーステーキハウスとこちらの斜め向かいにある88辻本店でいただいたが、こちらはどうか。凄い雨の中だったからか、お客さんはまばら。注文するは、もちろんテンダーロインステーキ。お約束のオリオン生で喉を潤しつつ、あってもなくていいサラダとスープに手をつけて・・・、?!、いや、なんだこのスープは、お、美味しい! 明らかに前記2店のとは違うではないか。
こりゃ、ステーキも期待していいんじゃ、と思ってたところ、来ました注文品が。が、一目見て一旦がっかり。ウェルダンなんて言ってないんだけどな、と焼きすぎと思われる肉表面を悲しく見ながら、とりあえず、ま、一口。・・・!、えっ、旨いではないか! 外はしっかり焼いてるが、中はジューシーで、赤身の肉の美味しさがしっかり味わえる。溶けたバターにからめ、塩で味付けを完了すれば、さらに旨さが増すことに。もう、一気呵成にステーキは完食。最後には、お行儀は悪いのだが、バターと混然一体となった肉汁に残ったライスを投入。これも、めちゃうま。いやー、満足しました。
ところで、お肉と共にこちらが印象に残ったのは、お会計での出来事。なんと千円安く間違えて計算されていた(高く、はあるんだろうけど)。あのー、安すぎると思うんですけど、とお伝えすると、あら本当、間違ってるわね、怒られちゃう(お店のご主人に?)、と笑って返されました(沖縄値段?、笑)。その後、そのお礼なのか、ドアを開けて見送っていただきました。入店の前はあれほど降っていた雨も、きれいにあがっておりました。
9位
1回
2016/06訪問 2020/02/20
(もう何回再訪したのかよく分かりませんが・・)河野愛、止まず。ま、京夏終空さんほどじゃもちろんありませんが。やっぱり最高なのは、かけうどん、いりこ天、いりこ飯の三位一体セット。これが550円で食べられるなんて、こりゃもう人生の幸せでしょう。かけうどんに天ぷら一つ450円だって(私はこの組み合わせが多い)、十分幸せを味わえます。
ところで、近頃嬉しいことが。前は、いりこ飯がお昼にしかなく、夕方にうかがうと、だいたい売り切れておりました。が、なぜか近頃は夕刻時にもあるんですな、いりこ飯が。どなたかが、ご主人に言ってくれたとか・・・、ま、いくらなんでもないか、そんなこと(笑)。お店にうかがおうとすると、丁度タバコ休憩をとられようとするご主人とバッタリだとか、せっかく行ったのに臨時休業だったりとか、ハプニングも時々。でも、通っちゃいます。だって、安くて美味しいんだもの。これからも、よろしくお願いしますね。
(前回レビュー2015年11月)今回は、なんだかにレビューを入れるのは緊張します。それは、京夏終空さんの「河野愛」に気後れしてしまうからなのであります(笑)。ちなみに私は、ある曜日・時間限定で池袋に寄っておりますが、京夏終空さんはじめ多くの食べログレビュアーのレビューによりこちらを知り、もう結構な回数お邪魔しております。なお、時間が限定されており(夕刻です)、私が伺う時には、すでにいりこ飯はなくなっております。よって、うどん単体か天ぷらものをトッピングして食べておりますが、毎回「美味しいな~」と汁まで飲み干しております。
そんなある時、たまたまお昼に池袋、という用事がありました。で、いつもとは異なるランチ時に伺うことに。行列に並び、念願のうどん、いりこかき揚げ、いりこ飯という、京夏終空さんセット(勝手に名付けさせて頂き失礼いたします)を初めて注文いたしました。そしていつもは、うどんの中に入れているいりこ揚げをいりこ飯と一緒に食べてみました。感想は、「!」というもので、こりゃうまい、確かに京夏終空さんおすすめ(おすすめしていたかは定かではありませんが、笑)の旨さです。池袋最強のお昼ご飯といって全く過言ではないでしょう。私も、ほんの少しだけ、河野愛の一端に触れることができました。
本年度もまた、何度も伺わせて頂こうと思っておりますが、いりこ飯、お昼時以外にも食べられれば、こんな嬉しいことはないんですがね(笑)。
10位
1回
2016/05訪問 2021/01/02
豚足の一番美味しい食べ方、それは唐揚げである。しかしながら、この食べ方は殆どお目にかかれない。なぜなら、油跳ねが凄いからである。昔々、博多の屋台で、ラーメン用の寸胴に油を入れて、豚足をこんがり揚げているのをたまたま見て以来、豚足の一番美味しい食べ方は唐揚げであるとの個人的確信を得たのであります。むろん、かの寸胴にはしっかり蓋をして、凄まじい油跳ねを防いでおりました。でも、普通の店では難しいのか、その後お目にかかることはありませんでした。
が、あったのです、こちらに。しかも350円。こりゃもう、頼むしかありません。他にも、各種ホルモン刺しの生ゆで刺し盛り750円なんてのも、これ一品で立派なつまみになります。むろん、串物も豚ホルモン中心に各90円 で抜かりなし。
ただ、ここで注意が。ハツモトだけはすぐに売り切れるので、早目の注文をおすすめいたします。レモンサワーだって強炭酸で、こちらも抜かりなし。
私がさらにこちらが好きなのは、スマホを片手に飲み食いしている輩が少ないこと。ジュンク堂裏にあるからか、スマホではなく文庫本を片手に、というご同輩が多いのもいい。お昼は河野で、夜はみつぼで。池袋、最高でございます。
すごいです。本当にすごかったです。高評価&噂にたがわぬ名店だと思いました。感心したのは、つまみ、寿司、雰囲気、そしてCPも含めて、トータルで人を感動させてくれるところ。
かなりの数の小ぶりなつまみや寿司は、もの凄い一品、というのは実はないのでは。序盤の私の正直な感想は、「高評価のお店だからわざわざ予約して来たけれど、なんだかそれほどでもないなぁ」というものでした。が、中盤から終盤に差し掛かるあたりから、「おみそれしました」と変わり、最後はもう一人陶然となっておりました。
また、私が極私的に感心していたのは大将の態度。かなりの常連さんのような方が、しきりに大将に話しかけ、常連度をアピールしようとしていたが、大将全く取り合わず。私のような一見客と対応の差なし、なのである。客によって差をつけない、といより、目の前の料理に全神経を注ぎ込んでいるという感じなのである。その真剣さは、料理にきちんと反映されているのである。こちらでは、大将の真剣勝負の料理を口に運ぶだけで、陶然とした心持に身を浸していくことができるのである。
が、ここで悲しいかなの、我がバカ舌のエピソードを1つ。日本酒より焼酎好きな私は、生ビールの次に米焼酎を所望した。銘柄は知らないまま味わうと、場の雰囲気そのままの玄妙で陶然なる味わい。うーむ、さすが、ちょっと他ではない米焼酎なんだろうなと感心。2杯目を頼む時に銘柄を聞くと、「鳥飼です」とのこと。・・え、あの、結構どこでもある鳥飼、ですか・・。完全に場の雰囲気にのまれとるなぁ。ま、美味しいんだからいいや、と納得しつつも納得できぬ我がバカ舌の悲しさよ。
しかしながら、そんな悲しさを吹き飛ばす、最後のお会計。え、これだけ食べて飲んで、これでいいの・・。中洲の●庄ではこの1.5倍だして0.5倍くらいの満足しか得られなかったぞ。すごい、すごいやここは。また寄らせていただきます。