モンチッチさんのマイ★ベストレストラン 2017

グラッチェ菊池のイタリアからCiao!

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

リストランティーノ ルベロ (目黒、白金台、五反田 / イタリアン)

22回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2020/07訪問 2020/08/03

【22回目】春のルベロ。魚介と手打ちパスタ

2020年、3月度のルベロ。目黒に佇む一軒家レストラン。

ゾロ目となる22回目の訪問です。
22回目なので細かい情報は割愛します。

コロナの影響がボチボチ出始めているようで珍しく少し空いていました。
接待系の食事は延期になるケースが多いでしょうし、ルベロは接待利用も多そうな気がします。

いつもどおりルベ泡で乾杯。ルベロ来たなーと思う瞬間です。
ルベロの日はお昼を食べないので、スパークリングワインが体に染みます。

■ポロネギとメークイーンのスープ

3月なので温かいスープ。
ネギの甘さからスパイシーなカルダモンが飛び出してきます。
エクストラバージンオイルも香ります。素材と脇役たちの共演。

続いてアミューズでハムたちが出てきたのですが、久方ぶりに写真を撮るのを忘れてしまいました。
コッパ、スペックというハム兄弟に黒胡椒のグリッシーニという構成でした。

■マグロ/アオリイカ//つぶ貝/バーニャカウダソース/ジェノベーゼソース

マグロはトロと赤みの混ざる部位だそうです。脂のり最高ですが脂っこくない。塩はクリスタル塩。
マグロの下にはバーニャカウダソースが鎮座しています。

アオリイカは1.6kgの大型のもので、アオリイカは大きいと美味しくなるなるそうです。
ねっとり美味しく熟成2日目。本当は4日目くらいが最高とのこと。

つぶ貝も食感がすごい。
ジェノアソースも濃厚だけどさっぱり、バーニャカウダソースはクセが控えめで素材を引き立てます。

ルベロらしい美しい一皿。

シャンパン風のボトル形状の白ワインで。

■平貝のソテートラパネーゼ

羊のチーズ、アーモンド、トマトで作ったトラパネーゼが上に乗っています。トラパネーゼはシチリア地方の伝統料理です。
貝の弾力すごい。噛み続けてもずっと味がします。
トラパネーゼはチーズが炸裂。羊のチーズなのでクセもすごいぞ。

白ワインで。

■ホタルイカ/カラスミ/菜の花のキッタラ

極太のキタッラ。キタッラは英語でギターです。超極太の手打ちパスタ。

キタッラのすごい歯ごたえ。ホタルイカの旨味。カラスミもいい仕事してます。
吉村シェフの手打ちキタッラと富山県産ホタルイカのコラボ。

キリッと冷えたルベロゼで。

■ホワイトアスパラガスと生ハムのタリアテッレ

塩気は生ハムが担当。クリームソースに見えますがチーズベースのソースです。
吉村シェフはチーズをよく使われます。

タリアテッレはさすがの出来栄え。パスタ単体でめちゃくちゃ美味しい。
アスパラの食感もこの上なくよい。

カラブリアのロゼで。色は赤ワインっぽいですが香りはロゼという不思議なワインでした。

■仔牛のフィレ肉と春野菜プリマヴェーラ

仔牛のフィレ肉は極上の柔らかさです。トマト中心の爽やかな付け合せで仔牛をさっぱり頂けます。
3切れもありますが重たくありません。
爽やかで軽やかなメインです。

トマトソースのメインに合わせて、爽やかな赤ワインで。

アミューズに続いてドルチェも写真を撮り忘れるという失態。
iPhoneがボケてて保存されてないだけのような気がする。

ドルチェはミルキーで大変美味しい柚子を使ったセミフレッドでした。

〆はグラッパではなくマスカットの白ワインで。シチリアのワインです。

次は4月に予約しましたがコロナ大丈夫かな。。。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
【泥谷シェフ編】
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
・2019年9月15日 伊勢海老ポモドーロ・フレスカ/ポルチーニ茸タリアテッレ栗
【吉村シェフ編】
・2019年10月30日 サルデーニャ産カラスミと九条ネギのアーリオ・オーリオ
・2019年12月4日 ウサギのラグーソースキタッラ
・2020年1月29日 サルシッチャとレンズ豆のトロフィエ

2020年ルベロ詣で。1月下旬と遅めになりました。

この日も満席。写真は閉店間際の様子。
客席は1階、2階からなります。2階の奥の席は6名だか8名だけで貸し切れるはず。1階も人数は忘れましたが貸し切れるはずです。

2020年ルベロ開幕。

オープニングは通称ルベ泡です。ルベロでたぶんビールは1年以上飲んでないと思います。
スッキリとしたシャープな味わいが最高。

■聖護院蕪と赤蕪のスープ

滋味深いスープで胃の調子を整えます。
優しいタッチのスープに赤蕪のシャキシャキ食感を添えて。

■クロイソのマリネ

クロイソの下にはフルーツトマト。檸檬を使った爽やかなソース。クロイソをルベロで頂くのは多分初めて。
ねっとりとしたカルパッチョ仕立てで旨味が凝縮されています。トマトも果物級の甘さとソースに負けない爽やかな酸味。

フルーティーなソーヴィニヨンで。

■鮑と椎茸のソテー

ソテーした鮑と椎茸を冷やしてあります。肝とアサツキを添えて。

鮑と椎茸はひっくり返すとそっくりでした。影武者料理。柔らかくてプリプリとしている食感もそっくり。影武者料理。
肝のソースもオリーブオイルと合わさり和伊折衷。アサツキも和に一役買っています。

シャルドネで。

■鮟鱇(アンコウ)とカサゴのブイヤベース

魚の身がぷりぷり。こんなふうになるのか。出汁の芳醇さも尋常ではありません。ルベロ感全開の一皿です。
ほどよい温度感も絶妙。食べながら美味しいを何度言ったか。
前半のMVPでした。

通称ルベロゼで。

■サルシッチャとレンズ豆のトロフィエ

ジェノアの料理です。トロフィエというパスタはジェノアではストロフィッサと言うようです。

トロフィエはがしっとしたしっかりとしたもっちりパスタ。吉村シェフの手打ちパスタは素晴らしい。
レンズ豆とサルシッチャという組み合わせが渋い。サルシッチャは塩気の穏やかで、レンズ豆はコクがある。

香りが最高という2018年のオレンジワインで。

続いての料理のヒントは「ミーシャ」とのこと。Everythingですか?と聞いたら違うとのこと。

■鰻とフォアグラのトルテリーニ

初めて見るお皿でトルテリーニが登場。
※トルテリーニ:薄く伸ばした正方形の生地にラビオリのように詰物をして、それを三角形に折り、両端を合わせて指輪状にしたパスタである。ByWiki

中には鰻とフォアグラが詰めてあります。ソースは牛蒡のピュレ。フォアグラはテリーヌになっています。

濃厚食材のマリアージュで新境地の料理です。
鰻、フォアグラ、牛蒡と癖の強い食材が喧嘩せず、しかし主張し合います。まとめ役は牛蒡かな。
パスタ生地も最高に美味しい。

想像を軽く超えてきた一皿でした。

バルベーラで。しっかりとした味で料理に負けていません。

続いての肉料理に備えてラギオールのナイフとフォークが登場。我が家もラギオールです。めったに使わないけど。

■トピナンブールのサーロイン巻

菊芋をA4ランクのサーロインで巻いた一皿。ソースはトリュフとフォンドボー。周囲には負けない旨味のドライトマトを。
菊芋はイタリア語でトピナンブールと言うらしい。わたしが菊池だから菊芋にしたと仰っていましたが果たしてどうか。

口へ運ぶと菊芋の少しシャキシャキとした食感と、次にサーロインの旨味が広がります。
ソースもぼやけたところが全く無く最高に美味しい。

ライチの香りのする白ワインで。

明後日ミャンマーに行くので胃を休めるため今回はドルチェはお休みにしました(事前に連絡してました)。

グラッパは最後のライチ風味の白ワインと同じ葡萄を使ったものでした。

2020年は何回来れるかな。2020年もどうぞよろしくお願いします。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
【泥谷シェフ編】
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
・2019年9月15日 伊勢海老ポモドーロ・フレスカ/ポルチーニ茸タリアテッレ栗
【吉村シェフ編】
・2019年10月30日 サルデーニャ産カラスミと九条ネギのアーリオ・オーリオ
・2019年12月4日 ウサギのラグーソースキタッラ
目黒の一軒家イタリアン、ルベロ再訪です。

初めて12月に行きました。12月は超繁忙期のためこれまで遠慮していましたが、初旬であれば大丈夫ということで。
初旬であればクリスマスメニューにもなってませんし。

初の12月ルベロ、開演。

(過去に読んで頂いている方には)もはや説明不要のルベ泡。
スパークリングワインの味はほとんどどれがどんなのか分かりませんが、ルベ泡だけは覚えました。

■安納芋のスープ

中央に添えられているのは塩クルトン。また全体の風味付けにカルダモンを使用。温かいスープです。
安納芋ですが甘いだけではなく、カルダモンの魔法が効いています。

煮詰めて煮詰めて煮詰めまくり、ノー加糖。

■北海道産の蛸とプンタレッラ

蛸をアールグレイで煮たそうです。風味付け担当はクミン。
プンタレッラはイタリアではお馴染みの野菜です。

先程のカルダモンに続いて今度はクミンがナイスな働きをしています。
淡白になりがちな蛸のカルパッチョに刺激と楽しさと爽やかさを添えてくれます。蛸の弾力もすごい。
プンタレッラは葉物単体で美味しく味が濃い。

ピエモンテの白ワイン。りんごのような香りがします。

■高知県沖ノ島の鰤スモークオリーブオイルがけ

鰤はスーパーフードということになっているアマランサスで炊き、添えられている柿は最高級みりんで炊いたと。なんということでしょう。
香り付けにベルガモット。

柿の甘さに味醂のコクがプラスされ、鰤と一緒に食べるとマリアージュします。
鰤の皮目の香ばしさやスモークオリーブオイルなど、いろいろ詰まった玉手箱冷菜です。

とてもルベロな一皿でした。

初訪問時に感動した白ワインと、葡萄と生産場所が同じ白ワインで。

■ズッパ、、なんだったかな

帆立、海老、ムール貝、トマト、イタリアンパセリ。海と野菜が詰まったパスタ。特に海老の香ばしい風味の存在感がすごい。
サフランと海の香りが吹いてきます。

またもやルベロらしい一皿でした。

オレンジワインとの相性も抜群です。ルベロらしい料理とワインの共演。

■ウサギのラグーソースのパスタ

その日にInstagramにアップされており、もしかすると食べられるかもしれないと楽しみにしていたパスタが登場。パスタの種類はキタッラです。
まずキタッラの美味しさが突出しています。またウサギ肉はさっぱりとした鶏肉のようです。
ラグーソースの味加減も最高。山椒のようなネパール産胡椒のアクセントも最高。

イタリアワインの王様バローロと共に。

■サルシッチャとラディッキオのピチ

まずチーズが攻めてきます。見ため的にチーズ感がなかったので驚きました。
サルシッチャは塩気控えめ。サルシッチャ単体でとても美味しいです。

手でこねた太麺パスタ、ピチは焼きうどんみたいに見えますが全然違います(当たり前ですが)。
赤ワインビネガーが効いており酸味が絶妙に効いています。

トスカーナ州、カベルネとメルロー混合品種の赤ワイン。くすんだ味が特徴的。

■シャラン鴨カカオとブルーベリーのソース九条葱添え

生のグリーンペッパーが添えてあります。

フライパンで焼き付けたという九条葱はとても甘くジューシー。
ソースは酸味と苦味があり、鴨とあうあう。大変あいます。

肉の焼き加減が絶妙で旨味がぎゅっと詰まっています。ペッパーの青い香りの爽やかさもたまりません。
新・カモネギがここにありました。

サルディーニャ地方の濃厚な赤ワイン。アルコール度数16以上。
スパイシーな香りと果実味ある赤ワインでした。

■クラシックガトーショコラ

ねっとりとした仕上がりで、甘さは控えめ。

冷たいフルーティーなグラッパで〆ました。

12月のルベロもとても美味しかった。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
【泥谷シェフ編】
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
・2019年9月15日 伊勢海老ポモドーロ・フレスカ/ポルチーニ茸タリアテッレ栗
【吉村シェフ編】
・2019年10月30日 サルデーニャ産カラスミと九条ネギのアーリオ・オーリオ

目黒の一軒家イタリアンレストラン、ルベロにやってきました。
何度も紹介しているため詳細は省略します。

今回1つだけ特筆すべき点を挙げるとすれば、9月から料理長が泥谷さんから吉村さんに変わりました。

新生ルベロにルベ泡で乾杯。

オープニングはいつもの生ハムと紅あずまのスープ。
生ハムはいつも通り最高に美味しい。ルベロで食べる生ハムより美味しい生ハムにはなかなか出会えない。

紅あずまのスープは塩クルトン入り。カルダモンの香りが広がります。

続いてシェフが白トリュフを持参されて登場。
赤い色が付いている白トリュフは大変よい品と教えて頂きました。確かに赤い場所があります。

■馬肉のカルパッチョ

馬肉のカルパッチョに白トリュフをかけて完成。
馬のカルパッチョに牛のパルミジャーノチーズ。それに白トリュフとビネガー。

なんと美味しい馬肉でしょう。牛をはるかに超えるほど美味しい熊本県産の馬肉。
チーズとビネガーのアシストも完璧。
トリュフの上品かつすごく強い香りがたまりません。前菜からパワー全開。

スッキリとした酸味が特徴のサンジョベーゼの葡萄で作った赤ワインと共に。

■ポルチーニ茸フォンドボーソース

フォンドボーには乾燥ポルチーニの戻し汁が入っているそうです。

ポルチーニの瑞々しいことといったらない。こんなポルチーニ茸食べたことがありません。
濃いめの味付けされたフォンドボーソースも大変なアクセントに。
イタリアンパセルもフレッシュでいい香り。

人を笑顔にするキノコ料理。

くすんだ重いバローロで。

■サルデーニャ産カラスミと九条ネギのアーリオ・オーリオ

絶妙な塩加減。それから葱がすごく甘いです。全体的にとても優しい仕上がり。葱が極限まで美味しくなっている。
パスタはお馴染みの北海道産生パスタ風。

パスタ120gとかで思いっきり食べたい気持ちになります。

ルベロで初めて飲むという白ワインで。

■ヴェネツィア風ムール貝のキタッラ

ムール貝はモンサンミッシェル産。胡椒とシナモンで香り付け。

イタリア語でギターという意味のキタッラ。泥谷さんのキタッラと雰囲気が全然違います。
ムール貝のぷっくりした感じと、ぷつっとした食感が最高のキタッラの共演。

シャルドネと共に。

■サルシッチャとカラピンチャの赤ワインリゾット

ローズポークを使ったサルシッチャ。赤ワインはバローロだそうです。
チーズの味が濃厚ですが、味全体としては全く濃くありません。サルシッチャもしょっぱくありません。
優しいつくねのようなサルシッチャです。

馬肉のカルパッチョでも思いましたがチーズ使いが絶妙です。

メルローとともに。

■牛肉と舞茸

飛騨牛のモモ肉。ヒレ肉かと思うくらい繊細な肉。

噛みしめるたびにギュッギュッと旨味が溢れてきます。
大蒜とアンチョビのバーニャカウダソースなど、ソースもいくつか添えられておりいろんな味を楽しめます。
フォンドボーソースが一番好きでした。

そしてこの舞茸ですが、、、なんとルベロの庭で2年がかりで育てられたものだそうです。目黒産、ルベロ産の舞茸。さらに生産者は渋谷さんということで。
いつもワインでお世話になっている渋谷さんが、まさかお皿側に登場する日が来るとは。

歯ごたえがよく、瑞々しい舞茸で、冗談抜きでこんなに美味しい舞茸食べたことがありません。
さきほどのポルチーニ茸に勝っている可能性あります。

お肉とキノコ料理には赤ワインで。

食後酒はグラッパではなくなんと味醂!香りはちょっと違うけどほぼ味醂です。
クセがすごいですが、デザートワインのような味わいの味醂。

泥谷さんレシピのティラミスに、有機カカオのパウダー。
りんごの赤ワイン煮とクッキーを添えて。

確かにパウダーの味が違います。ティラミスも進化していました。

いろいろありまして、恐ろしいほど高級感のある食後酒がさらに登場。
新生ルベロを祝して乾杯。

目黒の一軒家イタリアンレストランRistorantinoLubero。
これからも楽しみにしております。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
・2019年9月15日 伊勢海老ポモドーロ・フレスカ/ポルチーニ茸タリアテッレ栗

先月暮れに訪問したばかりのルベロ。
1ヶ月と待たずに再訪です。

まずは通称ルベ泡で。

■雪の妖精冷製クルトン

糖度20度の玉蜀黍。塩と生クリームのみを使用。加糖してないにも関わらずとんでもない甘さです。
塩の効かせ方がまた甘さを引き立てています。

器も和の装い。

■薫香ブリアンゼッタ

ブリアンゼッタ、生ハムにブラータチーズを添えて。ルベロではお馴染みの前菜です。
ブリアンゼッタは燻製の香りがほんのりして、脂は文字通り溶けます。

ブリアンゼッタは塩気はほとんどありませんが、生ハムはキリリと塩が効いています。
脂が溶けるのはブリアンゼッタと同様です。

■新秋刀魚京茄子

京茄子のピューレとマッシュルームのピューレを添えて。
散らしてあるのはアンチョビクッキー。

茄子のピューレはどうしたらこんなすごい味になるのか。
今年は秋刀魚が不漁とニュースでやっていましたが、秋刀魚単体も最高です。

シチリアのスッキリとしたシャルドネと共に。

■金目鯛大根松茸

和と伊の融合。
少しトロミのあるスープは出汁が濃縮されており、とんでもない風味に。高級和食店でも味わえない出汁の真骨頂。
トロミは葛でつけてあるそうです。

松茸の香り付けといい、大根の感じといい、融合というか和食に近いです。
金目鯛を忘れそうになりますが、フワフワに焼き上がった金目鯛とスープの相性は最高でした。

ルベロではお馴染みのピノ・グリージョのオレンジワインと共に。

■伊勢海老ポモドーロ・フレスカ

あれ?いつの間に海岸に立っていたんだっけ?

そんなことを思わせるほど海の香りがすごいパスタがやってきました。運ばれてきた瞬間、海岸にバシルーラされました。
タイトルに雲丹が入っていないのもすごい。そうなると脇役かと言われると全くそんなことはなく。
回りに散らしてあるのは雲丹のパウダーです。

ルベロ流アラビアータ特有のヒリヒリもあります。伊勢海老と雲丹とルベロ流アラビアータの融合です。

それにしてもルベロの雲丹はどうしてこんなにも美味しいのか。多くのお寿司屋さんを凌駕しています。
伊勢海老と雲丹の贅沢な共演でした。

ジェノアの赤ワインで。

■ポルチーニ茸タリアテッレ栗

ポルチーニ感がすごい。黒胡椒が存在感ある。
チーズの濃厚さ、ポルチーニ茸の香り、すごく薄いタリアテッレ。
タリアテッレがとても薄いことで全体としてまとまりが出ているような。

王様バローロで。濃厚なチーズに負けない重厚感。

■うなぎ落花生舞茸

愛知県産の鰻の白焼きにバルサミコソースとキノコのピューレ。
新鮮な鰻ゆえ、柔らかくし過ぎないことを目指したそうです。そんなことを目指したことは1度もありません。

鰻以上に鰻の味がします。味が凝縮しています。
舞茸の香ばしさと落花生の食感もナイスアシスト。

2連続バローロ。今日は卒業式だから。
2007年のビンテージバローロ。

■炭火シャラン鴨無花果

ラストのメインはフランス産シャラン鴨です。
ブルーベリーのソースとピスタチオ。

シャラン鴨は噛むほどに美味しい。皮目は炭火でパリッと焼き上げられています。

赤ワインと共に頂き食事終了。あとはデザート。

■ティラミスマスカルポーネ

ほどよくしみしみ系のスタイル。

今日もすごかった。食材とシェフの腕の相乗効果ですごいことになっていた。
タモリさんがテレビで「人が調理したもののほうが旨い」と言っていたのを思い出しました。

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【オーダー】
上記の通り 1人14,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ

8月は初めて訪れます。

8月はなかなか食材が難しいと伺っていたのですが、下旬であればということで、8月下旬に行ってまいりました。

ルベロの泡、通称ルベ泡でいつものように幕開け。

■群馬産玉蜀黍の冷製スープと生ハム

ルベロで食べる生ハムより美味しい生ハムにはなかなか出会えないのですが、恵味(めぐみ)ゴールドという品種の玉蜀黍(とうもろこし)の香りと甘さのすごいこと。

涼しい顔して一品目から威力抜群です。その後の料理の期待を一気に高めてくれます。

■オマール海老と白桃の冷製フェデリーニ

タイトルはInstagramで知ったため正解のはずです。
https://www.instagram.com/lubero_meguro/

赤い花は食用薔薇ですが食べすぎ注意とのことです。
桃の甘さビネガーの酸味、薔薇の花は甘い香りと少しの苦味。いろいろな味の融合。
食感は周りのナッツが担当し、デザートにもなりそうな前菜です。

山梨県産の桃は桃単体で最高に美味しいです。そういえば先日食べた千疋屋の桃パフェも山梨県産でした。山梨の桃がコンディションよかったのか。

合わせて頂いたワインは目黒だけどマスカット。マスカットのワイン。

■ノドグロ玉子で作った芳醇なソース泥谷作カラスミ添え

ノドグロは世間で高い高い希少希少と言われていますが、そんなすごい魚なのかな、、、と思っていましたが、1年前ルベロで食べて考えが変わりました。ノドグロはすごいと知りました。そしてまた今日出会いました。
(ノドグロもすごいがシェフの腕もすごいという話ですが)

旨味が強く、しかし爽やかさもある玉子で作ったソース。酸味もすごくちょうどいいです。
あかむつ様は半生の仕上がりで超ハイコンディション。食感は胡瓜が担当。

これぞルベロという逸品でした。

合わせて頂いたのは年貢という意味のデッシミスというオレンジワイン。農家の年貢という意味合いだとか。
オーストリア王国時代の話であったとか、なかったとか。

■馬のカルパッチョ

17回目の訪問で初食材。馬です。ソースはビース。
添え物は揚げたケッパー、大蒜チップと大蒜の香りのするスプラウト、人参。人参は馬だから添えたそうで。。。泥谷さんらしい遊び心。
大蒜はチップとスプラウトのダブル攻撃。
そこに赤身とサシの2種類の馬肉が文字通り溶けます。優しく溶けます。なんと優しい脂でしょう。

究極脂が美味しいのは牛肉よりも馬肉かもしれないな。。。

ワインはバローロを。。。馬のロードだからと。。。こちらは渋谷らしい親父ギャグで。
親父ギャグでバローロ飲めるならなんでもいいか!

■トルテッリーニ・イン・ブロード

エミリア・ロマーニャ州の料理、泥谷シェフ版。
トルテッリーニはハムやソーセージ、牛肉などの詰め物パスタですが、泥谷シェフのお父様が釣られた天然鮎が内蔵入りで詰められているという新作。

ブロード=出汁は昆布。ゆえに和食のような味わいに。見た目もどこか池っぽいです。

トルテッリーニの中から鮎が飛び出してきます。食感は松の実が担当。
ワタの旨味と苦味がたまらないアクセントになっています。

ソーヴィニヨンブランですっきりと。

■甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ

すだちの香りをまとって登場。初めて見るお皿。
泥谷シェフのアーリオ・オーリオは語るに及ばず。一撃必食の美味しさ。食べなくてもわかります。食べますけど。

松茸が和風のテイストに。そこに爽やかな酢橘が混ざってより和っぽくなります。
食感は真鯛の鱗の素揚げ担当してくれています。
泥谷シェフのアーリオ・オーリオはすごい。

アーリオ・オーリオはシャルドネで。

■飛騨牛のサーロイン

シェフの地元岐阜県飛騨牛。マッシュルームをアヒージョしたものを添えて。生ハムの出汁も使っているそうです。
黒っぽいものは生ハムのパウダーです。

赤身と脂と赤身と脂の応酬。牛肉としては異例なほど優しい脂です。
ルベロで飛騨牛を頂くようになり、飛騨牛に一目置くようになりました。

ソルベ、食後酒×2でフィニッシュ。なんだか今日は酔いましたよ!

イタリア旅行前、舌を素晴らしいイタリアンに調整されるよう9月半ばに予約を入れました。


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【オーダー】
上記の通り 1人14,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ

新たな料理とお店のスタッフの方たちとの出会いに心躍らせ訪問です。

レストランに行くというよりミュージカルを見に行く感覚の方が近いです。
ミュージカルは20年前に宝塚を1度見たことがあるだけですが。

飲み物も料理もメニューノールック。
全自動コースの幕開けです。
いつもどおり料理名は本来のものではありません。

なんと。オープニングがいつものルペ泡ではありません。
サテンと呼ばれるガス圧の低いスパークリングワインで、確かに泡が溶け込んでいるかのような感じです。
サテンとはイタリア語で「絹」という意味らしい。。。ってあれか。サテン生地って確かにいいますね。

ドンペリも同じくらいのガス圧らしいです。

ハーブとビネガー。そしてライム。隊長のソフトドリンクです。
ロンドンで流行っている健康ドリンクだそうです。

■ブリアンゼッタ包み

北イタリアのスモークハム。てっぺんに乗っているのはカリカリの生ハムです。
中に何が入っているかは秘密ということで、食べてみるとクリームチーズと謎の何か。
答えを聞くとアンチョビのクッキーだそうです。分かるわけない。

ハムが常温で既に溶けそうで突き抜けて美味しい。チーズのコクとアンチョビクッキーの食感が楽しい一皿でした。

ルベロゼで。

■トビウオのカルパッチョ夏野菜のガスパチョ

ほどよい酸味と瑞々しい夏野菜で構成された夏らしい爽やかな前菜です。
季節感満載。
隠れキャラで鳥貝を炭火でさっと炙ったものが入っています。
トビウオのカルパッチョは初めて食べましたが、ソーメンカボチャというのも初めて食べたかも。
柑橘の風も吹き、本当に爽やかな前菜です。

ソーヴィニヨンブランで。

■鮪と山芋鰯のオイル生雲丹と卵黄のソース

どんな時にでも使える若者言葉で申しますと、ソースがヤバイです。
雲丹と卵黄がタッグを組むとこうなりますか。

鮪の脂のりの最高、ケッパーのフリットのアクセントも見事。
鰯のオイルのサポートとも絶妙で。
泥谷(シェフ)ワールド全開です。

サルディーナ島のカンノナウという品種の赤ワイン。
これは美味しい。買ってみよう候補になりました。

■鮎のアーリオ・オーリオ

泥谷シェフのお父様が釣った岐阜県産鮎を息子であるシェフがアーリオ・オーリオに。
鮎のアーリオ・オーリオは2回目です。

添えてあるのはベッカフィートという料理で、本来は鰯で作るもので、しかも包むというか巻く感じの料理だそうです。
ベッカフィートは小鳥という意味です。

秋刀魚のパスタに通じるものがある、肝の苦味がたまらないアーリオ・オーリオ。
ルベロでしか決して食べられない究極のアーリオ・オーリオの1つです。

6月下旬の訪問で、鮎が届いたばかりでコンディション最高だからか、前回以上に格別のアーリオ・オーリオに仕上がっていました。
シェフのパワーアップも要因の1つでしょう。

ホクホクの鮎の美味しさと肝の苦味とシェフの腕と。
唯一無二のここだけでしか食べられないアーリオ・オーリオは最後の晩餐候補級です。

サルディーニャ島の白ワインで。

■瀬戸内有機レモンのタリアテッレ

Instagramにアップされていた瀬戸内有機レモンを使ったパスタ。
レモンチェッロが効きまくり、レモンが大群で押し寄せてきます。レモンが襲いかかってくるパスタ料理。非常に攻めた一品です。
レモン炸裂のタリアテッレなど、なかなかお目にかかれません。美味しい。あと書いていても思い出して唾液が止まらなくなる。

シチリアのシャルドネで。
レモンの酸味を打ち消す不思議な効果がありました。

■岩牡蠣のせアラビアータ

ヒリヒリと不思議な辛さを放つアラビアータ。
トマトソースの味わいの深さは言うに及ばず、結構な辛さですが旨味の強さも半端なく辛さと旨さが呼応する、得も言われぬアラビアータです。
大蒜もイタリア産。ヤミツキになる。

アラビアータはビールと共に。

■イタリア産子牛白バターソース

添えてある野菜は空芯菜。
バース掛布岡田のバックスクリーン三連発ならぬ、鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ/アラビアータのルベロパスタ三連発からのメインなので、小ぶりでしかもさっぱりとした肉料理で幸せな締めとなりました。
白バターソースがなんとも言えず美味しい。

フルーティーな赤で。

■ヨーグルトとピーチパインのジェラート

ドルチェも初夏らしくさっぱりと。ほとんど加糖せず仕上げてあるそうです。
ジェラートにはイタリアのカクテルも使っているそうです。

〆のグラッパはドイツ品種で。

最高に楽しい3時間でした。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ

目黒東口エリアに佇む一軒家レストラン。
場所と雰囲気的に敷居は高いかもしれませんが、敷居の先に極上が待っています。

久方ぶりに1階の席となりました。

久方ぶりにメニューを見ますが、見るだけで特に使うことはありません。
シェフオススメのコースを頂きます。
(ルベロは自分で選ぶよりもシェフおすすめのコースが一番よいと思います)

キリリと冷えたルベ泡で乾杯です。
このスパークリングワインを飲むとスイッチが入ります。

以下、メニューにあったものは正確なメニュー名ですが、短いメニュー名は全く正確ではなく単に素材を並べているものになります。

■新ジャガのスープ

炭火でさっと炙ったほっき貝。アンチョビを使ったクッキー。カプチーノ添え。

のっけから来てます。完全に来てます。ミスターマリックのあのBGMが流れます。
フレッシュな北寄貝は炭火の香りがたまりません。北寄貝が結構たくさん入っています。
新じゃがの甘さと優しさが突出しています。アンチョビクッキーとピスタチオの食感もまた楽しからずや。

■極上生雲丹とアオリイカのグリリア大麦のインサラータとピゼリーニのソース

アオリイカはわたを塗って炙ったそうです。この一手間で美味しさ倍増。
パン粉はなんとオレンジ風味。
Xはイカ墨で、空間を埋める目的で描かれたそうです。

雲丹は函館産。すごい量が入っている。そしてこの雲丹は普通のお寿司屋さんなどではなかなかお目にかかれないほど美味しいのです。
ルベロで食べる雲丹は本当に美味しい。散らしてあるオレンジは雲丹パウダーです。

イカと雲丹はシャルドネで。苦味が美味しい大人のシャルドネ。

■初鰹の瞬間スモーク新ゴボウのインサラータペウェラーダソース

燻製器に入った鰹が目の前でお皿にセットされます。

燻された香りをまとった最高の鰹。鰹の食べ方はルベロで瞬間燻製にしてもらうのが一番である。
肉厚で贅沢な季節の恵み。落花生のオイルとクレソンのソースも盛り上げてくれます。

新牛蒡は昆布を使って旨味倍増計画が施されています。

ルベロ定番のロゼで。

■飛騨牛

イタリア産玉葱、黒酢とバルサミコ酢。コリアンダーの香り。

飛騨牛の旨さは言うに及ばず。素材の素晴らしさとシェフの焼きのマリアージュ。
炭火も香り、脂は極上に甘いです。これぞ和牛です。
玉葱の甘みと炭火の苦味、肉の美味しさとソースの妙の四重奏のできあがりです。

フィレンツェの赤ワインで。
キリッとしつつもしっかりとした重みのある赤ワインでした。

■伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ

大変なパスタがやってきました。盆と正月が同時に来たかのような豪華な一品。

トマトソースは少しピリ辛で、シェフ得意のアラビアータに方向性が似ています。ヒリヒリする辛さです。
ソースにもものすごく伊勢海老の美味しさが移っておりこの上ありません。
さらには雲丹まで入っており、これは明日地球が終わるという日に食べるパスタではないか。

伊勢海老も大きいことといったらありません。
濃厚な味に終始圧倒されつつ、減っていくのが悲しくて悲しくて。

オレンジワインがベストマッチでした。

■鶉(うずら)のリゾット(「の」なのか?)

おろしたての鶉(うずら)です。どんな焼き鳥屋さんですら白旗のうずら。焼き加減が最高ですごく美味しい。19時くらいに届いたばかりそうです。
捌きたて特有の弾力がすごい。

アスパラはイタリア産バッサーノアスパラ。瑞々しいにもほどがありじゅわっと旨味が溢れます。
リゾットはチーズ加減が素晴らしく、リゾット単体で突き抜けて美味しい。

カベルネソーヴィニヨンと共に。

ここでストーヴの鍋とともに、、、

シェフが取り分けてくれるという・・・この演出のために1階席となったようです。
なんとも恐縮であります。。。

■青森県産連子鯛のアクアパッツァ

完成したのはアクアパッツァ。すごいアクアパッツァ。アクアパッツァ極み。
連子鯛は青森、アサリは千葉。アサリが大きすぎる。

スープが、、、若者言葉でいうと、やばいです。このスープはやばい。マンモスやばいアクアパッツァです。ぶっ飛んでいます。
海が。海が凝縮されて、凝縮されすぎたすごい味。仕上げに回しかけたエキストラヴァージンオリーブオイルが全体をまとめてくれます。

こんな贅沢なアクアパッツァは初めて食べますし、今後食べることもないと思う。

プーリアの白ワイン。蜂蜜みたいな味がします。

マスカットのデザートワインを〆の1つ前に頂き、

カタナーラを食べます。デザートもシェフの手作りです。
カタナーラはフランスではクリームブリュレとなります。

最後はグラッパで〆ました。

それとお菓子。

5月のルベロ。本当にすごかった。
終始圧倒され、最高に楽しかった3時間のディナーが終わりました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事を頂いた代表的なパスタ料理のタイトルと共に。
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ

混まない時を狙って、、、と週中の火曜日に予約してみても満席。
曜日を考慮してもだんだん意味がなくなってきました。

オープニングはルベ泡でスタート。
普段あまりスパークリングワインを飲まないのですが、ルベ泡の味は覚えました。

本日は春らしいコースで全8皿と予告がありました。コーススタート。
いつものように料理名は正式なものではありません。

■ブリアンゼッタブラータチーズ添え

ブリアンゼッタはネットで調べると「2種類の燻製したベーコンを縫い合わせて巻き上げたもの」だそう。
右下の白い野菜はホワイトアスパラのソテーです。旬です。

スモーキーさがすごい。このスモーキーさは仕入れた時からこの状態だ曹です。
ホワイトアスパラの瑞々しさが異常です。旬とはこういうことか。
ブラータチーズのフレッシュなこと。三位一体のアミューズでした。

オープニング祝砲の一皿でした。

■桜えびのフリット/フルーツトマト/冷製パスタ

酸味が爽やかな冷製パスタです。2皿目からパスタが登場するのは初めてかもしれない。
酸味が溢れつつ甘みが包みます。桜えびのフリットの味もすごく濃い。
彩り担当は花穂紫蘇。

パスタは「ピチ」という種類で、Wikipediaによると「手で丸くこねた太麺パスタで、スパゲッティをさらに太くしたような形をしている」だとのこと。
トスカーナのシエーナ発祥と言われているそうです。

冷静ですがパスタがモチモチとしていて殊更美味しい。

ルベロ定番のロゼとすごく合います。

■熟成した鯛

4日間熟成させたそうです。
添えてある筍は北九州合馬の筍で、生ハムの出汁で炊いたのだそうです。なんということを。
散らしてあるのはアンチョビのクッキーです。ソースはバーニャカウダ。

江戸前の鮨のような仕事がなされている鯛は普通にお刺身で食べる何倍も美味しいです。
鯛の下に筍がいるのですが、恐ろしい風味を放っています。
白子も鯛なのですが、鱈の白子とはやっぱり全然味が違います。
柚子の香りもありさっぱりとした春の前菜でした。

合わせたワインはピノグリージョ。
この白ワインは美味しい。売っていたら買いたい(ネットでは見つけられませんでした)。

■シャラン鴨のポルペッタ

ポルペッタは肉団子という意味です。シャラン鴨の肉団子。
中には五香粉が入っています。つなぎは山芋だそうです。なのでフワフワ仕上げ。
炭火で焼き上げてあります。
ソースも鴨出汁を使っているそうです。

シャラン鴨をハンバーグにしてしまうなんて。味わいは超極上のつくねを思わせます。
シャラン鴨のプリプリの強い弾力がよいです。
完全に主攻をはることが出来る料理が3品目で来てしまいました。

他のチームならエースで4番ですが、ルベロでは3品目に出てきてしまう。

フィレンツェの赤。いい香りで果実味があり重め。

■雲丹のアーリオオーリオ

雲丹と白ミル貝がおります。ルベロで食べる雲丹より美味しい雲丹にはなかなか出会えません。
ちょっとピリッとした刺激もあります。
パスタは北海道産の、乾麺だけど生パスタのような食感のルベロ定番のパスタ。

アーリオオーリオというシンプルなパスタゆえ、より味に違いが出そう。
なんと美味しいアーリオオーリオであろうか。
真骨頂のアーリオオーリオ。何度でも食べたい。反芻できるなら、したかった。

北イタリアのシャルドネ。スロベニア国境付近の白ワインです。

■カチョエペペ

本日3つ目のパスタ、カチョエペペ。
カチョエペペは前回も頂きましたが、春バージョンということで更に爽やかであっさりした印象です。
何をどうされたのかはわかりませんが。。。

パスタ自体が本当に軽やかで美味しく、そしてあの胡椒が猛威をふるいます。ネパールの山椒のような胡椒。

重くどっしりとしたピエモンテの赤ワインと共に。

■サルティンボッカ

サルティンボッカとはWikipediaによると「仔牛肉・鶏肉・豚肉などに、生ハムとセージを乗せたり並べた料理」だそうです。
確かに生ハムが乗っています。
salto(サルト)が「飛ぶ」、bocca(ボッカ)が「口」という意味で、口に飛び込んでくる料理ということでしょう。

レモンチェッロソースにはレモンの果肉入り。

下には豚肉が。今回のメインは豚でした。

「美味しい・・・」とつい声が出てしまいました。
春です。爽やかです。豚の脂とレモンがマリアージュした一品。
得も言われぬ味のソースで、驚くことは伝えられるのですが味を伝えるのは私の技量では無理でした。
豚肉自体の美味しさも突出していました。

レモンにはレモンを。合わせてもらったのはレモンチェッロです。
ジュースのようですがアルコール度数は結構あります。

■カンノーリ

イタリアでは単数形のカンノーロと呼ばれることもあるようです。小さな筒という意味でシチリア発祥のデザートです。
今まで頂いたデザートで、それはルベロという意味ではなくこれまで食べたデザートで一番好きもしれない。
カンノーリとは初めて聞きましたが、こんなに美味しいデザートが今までどこで隠れていたのか。

カンノーリ専門店、流行るんじゃないか。。。

最後はやはりグラッパで〆ました。
毎度変わらぬエンターテイメント、ルベロ劇場は最高です。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

年末の骨折の影響で2月になってしまった2019年ルベロ初詣。

最近は何曜日に訪れても満席。火水が一番空くかなと思って予約をしてもほぼ意味がありません。
閉店終了間際の店内。お店の雰囲気はこういった感じです。

一軒家レストランらしい、とても落ち着いた雰囲気です。
誕生日や記念日を過ごすお客さんをよく見かけます。
味も雰囲気もサービスも、記念日を過ごすのにとてもオススメです。

本日もメニューノールックで、完全おまかせ仕立てでお願いしました。

ルベロ御用達のスパークリングワイン。通称ルベ泡。
始まりはいつも、、、ルベ泡です。

今年初めてのルベロに興奮しすぎて、いきなり写真を撮り忘れました。はっと気付いて撮ったのがこちら。。。

シーザーサラダなのだそうですが、サラダのはずが野菜が小さくなって生ハムが大きくなってしまったそうです。
生ハムがまず美味しい。旨味が強くとろけるような舌触り。クルトンは固くない優しい仕上がりで手作りならでは。
チーズもまた極上です。シーザーサラダだとすると「シーザーサラダ極み」というタイトルになるでしょう。

■細魚(さより)とアスパラのインボルティーニ

インボルティーニとはイタリア語で包むという意味だそうです。

細魚は石川県産。細魚の上にはキャビアが。
旨味が強く脂の乗りもほどよいです。酸味もすごくちょうどいい塩梅。アスパラは瑞々しいし。

とても爽やかな前菜です。ソースはトンナードというツナのソースで玉子がミックスされているそうです。

爽やかな前菜には爽やかな白を。ソーヴィニヨンブランです。

■リボルノ風カチュッコ極み

カチュッコとはとトスカーナ州の海岸の港町、リボルノの名物料理で「漁師風」という意味がだそうです。
脳天直撃系の美味しさです。

ほうぼう、蛤、赤海老、帆立の魚介オールスター軍団。さすがは漁師風。

ほうぼう。肉厚でふっくら柔らかくい。ソースもまた尋常にあらず。
赤海老は大変味が濃いです。

蛤は大きすぎて一口で食べると口の中が蛤だらけになります。
ビッグライトの開発に成功したか。

魚介のソースが美味しくて、お皿レロレロ注意報が出てしまいそうでした。
ギリギリ、パンで行うことが出来ました。

カチュッコには深い味わいのシャルドネで。

■からすみパスタ

事前にルベロ公式Instagramにアップされていたからすみのパスタ。
烏賊は炭火で炙られています。炭火の香りがどわーっと広がるからすみパスタです。ホクホクの大蒜も入っています。

カラスミはシェフお手製で、ねっとりした濃厚な味わいです。全然しょっぱくないですし。旨味炸裂のカラスミは単体で至極の逸品。
パスタは北海道産の最近よくルベロで使用される生パスタのような乾麺。

お替りはお断りされてしまいました。

からすみパスタには、オレンジワインと知った。確かに猛烈に合います。

■シェフ特製カチョエペペ

カチョはチーズ、胡椒はペペ。ということで当然チーズと胡椒のパスタとなります。
パスタはシェフ特製のタリアテッレです。

胡椒が非常に特徴があり、ネパール産でオレンジの皮の風味と山椒のようなピリピリもあります。
フルーツと山椒の表情を持つ魔法のような胡椒。

想像の先にあるカチョエペペ。タリアテッレも太めですが軽やかで、胡椒の爽やかさと相性抜群です。
想像範囲外過ぎてコメントが難しいカチョエペペでした。

カチョエペペに興奮しすぎてワインの写真を撮り忘れるという。

■名古屋コーチンの炭火焼き

メインはちょっと久々の鶏。名古屋コーチンです。
炭火でシンプルに焼いたものに、新玉ねぎのピューレとローズマリーなど。ソースは酸を感じます。

名古屋コーチンを扱うお店は数多くあり、名古屋コーチンって本当に美味しいのか?と思うこともありますが、最高峰の名古屋コーチンはすごいなと唸る一品でした。
味が濃く、味がぎゅっと詰まっています。

ソースの甘さと酸味がまた絶妙で、名古屋コーチンを盛り上げてくれます。

鶏ですがトスカーナのバルバラ。赤ワイン。
ブドウはカベルネソーヴィニヨンが主体。

ヘーゼルナッツとリコッタチーズを使ったデザート。
デザートもシェフオリジナルで最高に美味しいですが、デザートが出てくると「もうおしまいか。。。」と寂しい気持ちになりつつも、じゃあ更にまだ食べられるのか?と聞かれると絶対に無理という詰んだ状況です。

食後にポートワインを頂いて、2019年最初のルベロツアーが終わりました。

2019年はどんな料理と出会えるか。
いつもディズニーランドに行くようなワクワク感があります。わたしはディズニーランドではワクワクしないのですが。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円くらい

今年8回目、通算12回目のルベロ訪問は友人夫婦と4人で行きました。
そして初回以来の祝日訪問です。

お休みの日とあって、大変な賑わいようでした。お店の方々はフルスロットルの忙しさでした。
いつも平日の遅い時間に訪問しているので最後は誰もいないという状況が多いのですが、お休みの日は本当に混んで賑わっています。

賑わっているといっても、基本的に落ち着いた雰囲気で、席と席の間隔も一定以上あるので食事の独立性的には何ら問題ありません。

ルベロのハウススパークリングワインで乾杯。
ルベロに来た合図になるスパークリングワインの味。

本日もメニューノールック、料理もワインも全自動で頂きました。

■白子の竹炭フリット

オープニングはトリッキーな一品。函館の鱈の白子を竹炭でフリットにしたものです。
ソースはオンリーマッシュルームというこちらも変わり種。
白子は温かくねっとりとした味がなんとも言えません。

変化球からのスタートです。

■ズッパインブロード

ズッパはスープ、ブロードは出汁。北イタリアの料理です。

ボタン海老には巻いてあるか否かわからない感じでパンチェッタが巻いてあります。さらには海老芋がニョッキ風にアレンジされています。
出汁の味わいが深く、また香ばしい風味。

オープニングワインはソアヴェ村のワイン。陰干しされた葡萄を使っており香りがとても良いのが特徴です。

■鰆の炙り

パン粉はトマト風味の香草。イクラのように見えるのはフレンチキャビアで鱒(マス)の魚卵です。
鰆は鳥取産で脂のノリが最高。

ルベロの前菜魚介はいつもそうですが筆舌に尽くしがたい突き抜けた味です。筆舌に尽くしがたい。
野菜のドレッシングも最高です。

合わせて頂いたワインはロゼかと思ったら白ワインだそうです。

■飛騨牛のトリッパ

以前1度だけ頂いたことがある飛騨牛のトリッパ。
初めてルベロを訪問した時には別なトリッパをいただきましたが、ルベロのトリッパは本当にすごいです。

旨味が凝縮した中で最高のペコリーノチーズがたっぷりとかけてあり、味玉まで完璧な逸品です。
メニューにあったら是非オーダーしたい料理です。

赤ワインと一緒に。

■松茸のアーリオオーリオ

酢橘が効いた松茸のアーリオオーリオ。パスタは北海道産最高級乾麺です。
乾麺でありながら生パスタのようなモチモチとした食感が特徴です。
松茸は焼いて食べるのではなく、ルベロでパスタにしてもらうのが一番よいと思う。

白ワインを合わせて頂いたのですが、友人と一緒ということもあり写真撮り忘れました。

メインの肉料理に合わせて、こんな赤ワインを。

渋谷さんが注いでくれます。
このワインに限らずすべて渋谷さんが準備してくださるのですが。

■牛と猪

メインは牛と猪。牛は飛騨牛、そして猪は、、、ウリ坊くらいの猪だそうです。。。ウリ坊。。。

飛騨牛はそもそも大変美味しいのですが、猪の繊細な味に驚きます。
肉ですが優しい味で、牛と合わせて食べると旨味の強い牛と繊細な猪の変化が楽しめます。

■幻の洋梨

デザートは「ドワイアンヌデュコミス」という大変珍しい品種の洋梨です。
わたしと同郷の宮城の果樹園から取り寄せているそうです。蔵王にある老舗の果樹園らしい。

洋梨は舌触りのよい果物ですが、いっそう舌触りがよく甘さと酸味のバランスがすごい。
果物の王様と言う人もいるようです。

食後はデザートワインを1杯。

12月はクリスマスや忘年会があるためルベロはとにかく混んでしまうということで、1月に予約を入れました。
(しかしアクシデントにより1月の訪問は叶わぬものとなりますが・・・)

2018年もいろいろなお店を訪問しましたが、一番よかったレストランはルベロでした。
2019年もどんな料理に出会えるか楽しみであります。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事はこちら。
・2016年9月23日
・2017年2月3日
・2017年9月30日
・2017年11月9日
・2018年1月10日
・2018年3月7日
・2018年4月17日
・2018年5月24日
・2018年7月18日
・2018年9月4日
・2018年10月9日

ロンドン旅行から帰って初めてのルベロ。

旅行前の想定では、食で苦戦して帰ってくるのでルベロで傷を癒そうと思っていたのですが、辻仁成様のお陰もあり大変美味しいロンドンライフを満喫できたため、そういった意味での訪問とはなりませんでした。

目黒の一軒家レストラン、リストランティーノ・ルベロ。
お店は1階と2階からなります。

2階の奥。人数によっては個室っぽく使うことがあるエリアです。

この日もメニューは料理もドリンクもノールック。ルベロのメニューは久しく見ていないです。
オススメをお任せで提供頂くのが最もオススメです。

築地移転直後だったので、魚介大丈夫かな、、、と余計な心配をしていたのですが杞憂にもほどがありました。
仕入れを産直に切り替えておられました。わたしごときが心配している場合ではありませんでした。

ルベロのハウススパークリングワインとも言うべき泡。
甘さ控えめでスッキリとした味わい。これを飲むとルベロに来たなと脳が活性化します。

いつもの通り、料理名は適当です。ご容赦ください。

■秋刀魚の握り風

驚いた。1皿目は握りでした。
秋刀魚の握りで、シャリは茄子。上のシュワシュワは生姜です。

香ばしい苦味
焼き茄子は香ばしい苦味があります。ロンドン帰りということで和をイメージしてくださったそうです。
酢ではなくもちろんビネガー。
秋刀魚の脂乗り最高で、見た目も味も完全にお寿司です。

一般的なお寿司屋さんで食べる秋刀魚の握りとは比べ物にならないほど美味しい。
あと2貫、いや3貫食べたかった。

合わせて頂いたのはトスカーナのセクシャルソーヴィニヨンブラン。
すごく冷えていて、少し苦味があって秋刀魚とよくあいます。

■紅ズワイガニ マスカルポーネ 黒イチジクのサンド

秋の、、、芸術作品のようであります。これもオーラは和。

てっぺんには鬼灯(ほうずき)が乗っています。無花果と葡萄を煮詰めたソース。そして柿が散らしてあります。

蟹がどわーっと攻めてくるのですが、ソースが優しく包み込んでくれます。
食感はクルトンが担当。無花果も旨味を広げてくれます。

いろいろな甘さが波状攻撃をしてきます。これも和食のような料理でした。
「ロンドン帰り」というとあれですが、単に1週間くらい旅行行っていただけなのに、こんなおもてなしをして頂いてヒデキカンゲキであります。

フルーティなマスカットで作られた白ワイン。目黒だけどマスカットだそうです。
こちらは冷えすぎていません。なのでマスカットの味を存分に感じることができます。
無花果の甘さを感じてもらうために、冷えすぎていないワインを選んで頂いたということです。

■レーズンパン

ルベロでレーズンパンは初めてです。パンもシェフの手作りです。胡桃も履いています。
小麦の香りが素晴らしく、レーズンも美味しい。
酸味もちょうどよく食べ過ぎ注意のパンであります。

■飛騨牛のタルタル

揚げ大蒜とケイパーと貝割れ大根。ビューレはなんとお米だそうです。
なんだこの料理は。。。

尋常ならざる旨さ。酸味も本当にちょうどいい。
オフコース的に言うと「言葉にならない」であります。
牛肉の食べ方としてはステーキよりも、この食べ方が一番美味しいのではないかと思います。ルベロではよく体験することですが。
大蒜チップ1つとっても大蒜の味の濃さが意味がわかりません。

技術の粋が詰まっている感のある料理でした。無くなるのが惜しいというか、それを通り越して悲しくなる一皿でした。
無くなるのが惜しいというか悲しすぎる

飛騨牛には今日初の赤を。ベリーの味がすごい。香り高い赤ワイン。

■伊勢海老のポワレ フルーツのソース ハーブを効かせて

またとんでもない料理が出てきてしまいました。明日地球終わるんだっけ?という気持ちになりました。
マネージャーの渋谷さんもパスタ以外の伊勢海老は初めて見たそうで、しかもパスタですら1回しか過去ないそうです。
伊勢海老は解禁早々とのことです。

伊勢海老自体最高だが、これにグレープフルーツのソースが合わさりこの上ない進化を遂げています。料理として突き抜けていま
ロンドン帰りスペシャルということで。。。

伊勢海老の身自体が本当い美味しいし、ソースとハーブが相まって反芻して食べたくなるほどでした。
シンプル仕上げながらも、随所に凄みを感じます。

これを食べる理由としてロンドンに行ってもよいくらいである。

伊勢海老には樽を効かせたシャルドネ100%の白を合わせて頂きました。

■ペペロンチーノ

以前「シェフの作る一般的なタイトルのパスタを食べてみたい」という要望を覚えていてくださり、今回はペペロンチーノが登場しました。同様のリクエストの中、前はカルボナーラを作って頂きました。

お皿がこれ以上ないほど熱々状態で登場です。

パスタは国産の乾麺で、かなり突出したパスタだそうです。
食べてみればわかるのですが、生パスタにしか思えません。
シェフの塩加減にモチモチの乾麺、それにねっとりした大蒜。普通のペペロンチーノとは一線を画すどころではない進化版したペペロンチーノがここにありました。

大蒜をスライスではなく角状にして、ホクホクネットリした感じを出しているのが楽しかった。
カルボナーラもすごかったが、ペペロンチーノの戦闘力も半端ありませんでした。

ペペロンチーノには白ワインを。

■牛テールとパルミジャーノレッジャーノのリゾット

散らしてあるチーズは赤牛のチーズだそうです。チーズ自体が尋常に非ず。赤牛のチーズはあまりないそうです。
牛テールの旨味もすごく、深い深い味わいです。本当に美味しい。やっぱり明日地球は終わるのかもしれないと思い直した。

どれだけ満腹でもこれは食べられます。満腹中枢からの司令を凌駕する、すごいリゾット。
濃厚ですが、どこか優しい究極のリゾットでした。

ベローナの赤ワイン。ロミオとジュリエットの舞台だそうです。
このワインがあまりに美味しくて、ネットで6本注文してしまいました。

■シャラン鴨

シェフが2年待ってやっと入荷できたというシャラン鴨。なんとまあ。。。

身はもちろんですが皮の旨さがすごい。身は身で文字通り噛めば噛むほど味が滲み出てきます。当然ルベロなのでソースも最高で。
特に皮目の味に驚きました。間違いなくこれまでの人生で食べた鴨で一番美味しいと言えます。こんなに美味しい鴨があるとは。

感動的な鴨料理、味がギュッと詰まっているのがすごい。
これまで鴨肉に対して特別な思いがありませんでしたが、鴨の概念が変わりました。

鴨には旨味が強い白ワインを合わせて頂いたのですが、鴨に感動しすぎて写真を撮り忘れるという。。。

■ティラミス

キリマンジャロ産のコーヒー豆を使ったティラミス。信じてもらえないかも知れませんが、こんなに美味しいティラミス食べたことありません。
さっきの鴨もそう言ってしまったが。

しっとりフワフワの絶妙な生地は甘さも苦味も絶妙です。
料理は言うに及ばず、パンも焼けてスイーツも作れる。歌って踊れるどころの話ではありませんな。

デザートワインで〆ました。
やはりルベロは村上春樹風に言うと、控えめに言って最高です。

2018年で一番美味しかったレストランです。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円くらい

目黒にある一軒家イタリアンレストランルベロ。
記念すべき10回目の訪問です。

翌週からロンドン旅行を控えており、ロンドンはご飯はあまり期待できないかな、、、と思っていたので、渡英前に美味しいものをと思って訪問しました。

泥谷(ひじや)シェフとホールの渋谷さんの共演。
本日も料理もワインもメニューもノールックで。

試合開始のホイッスル担当はイタリアのスパークリングワイン。
ルベロではお馴染みの泡です。

スパークリングワインの味はどの銘柄がどうとか全然わかりませんが、このスパークリングワインの味は覚えました。
甘くなくスッキリしていて余計な雑味がない美味しいスパークリングワインです。

■紅ずわい蟹と無花果、マスカルポーネ、コンテ、ピスタチオ

料理名はわかりません。とにかくいろんな味がします。甘くてコクがあって。
この小さな料理にチーズも2種。マスカルポーネとコンテ。
クルトンの食感も楽しい。
熟れ熟れではない無花果は甘くて少しツンとしています。

ルベロはパンも自家製で、そして美味しい。
パン専門店ができてもおかしくないくらいパンが美味しい。

■秋鯖/鰹

ルベロの前菜の魚介は特にすごく、うなります。

まずは秋鯖。シメサバ単体でも突出して美味しいですが、まろやかで何だこれはと思うようなビネガーソースと、リンゴのピュレが合う合う。
ビネガーソースは4種類のビネガーを調合しているそうです。

次に鰹。フェンネル風味の香草パン粉には凍らせたバター入っていると。もはや意味が分かりません。
シチリア料理ではパン粉を使った料理が多いそうです。
鰹も鯖も交互に食べて「どちらが好きか」を毎回考えて、毎回今食べている方と思ってしまう。

スモーキーなシチリアのロゼを合わせてもらいました。

■鶏胸肉、クルミとアマレット、マッシュルームのピュレ

鶏肉にはチーズが入っています。そして胸肉をどうやればこんなに柔らかくジューシーに焼けるのか。魔法か?魔法なのか?
クルミとアマレットの甘いソースが本当に美味しい。

リパッソという製法で作られた赤ワイン。

葡萄のカスを再度入れる製法だそうで。アルコール度数が上がるそうです。
ラルコという生産者で、生産地はベローナ。香りが強く味も強いが高貴な雰囲気のあるワインでした。

■秋刀魚のパスタ

今日はパスタが2品だったのですが、1つは秋刀魚でした。
ルベロでは旬の魚介がたくさん登場します。

パスタには生姜を練りこんであるそうです。キッタラというルベロではお馴染みのパスタ。
炭火の秋刀魚の美味しさと風味がすごいし、同様に炭火で焼かれた茄子もすごい。

魚の出汁も使っているそうで旨味が凝縮されています。こんな飛び抜けた秋刀魚のパスタは初めてです。
腹ワタと茄子のとろみが絡み合って大変なことになっています。
生姜のピリリとした刺激も感じます。

味も香りも最高で、本当になくなるのが悲しい秋刀魚のパスタでした。

秋刀魚のパスタはオレンジワインで。紅茶みたいな味がする不思議なワインです。

■カルボナーラ

泥谷さんの作るカルボナーラを1度食べてみたいと、ぼそっと言ったことがあり実現してしまいました。
カリカリに焼いたパンチェッタと最高峰のパルミジャーノチーズが降り注がれています。

チーズが濃厚。パスタもまたすごい。
これは誰しもが好物になってしまう魅惑のカルボナーラであります。
味のバランスとチーズの病み付き感がすごい。言葉をなくして黙々と食べてしまう人を魅了するカルボナーラ。

ルベロとしては異例の非常にパンチのある味。ある意味新鮮です。
この味のカルボナーラ専門店を出したら行列が絶えないと思いますが、作る人がつまらなくて定着しなさそう。
かといってバイトでも作れるようにすると、今度はそういう味になってしまいそう。

カルボナーラにはシャルドネを。

■甘鯛鱗焼き

下に敷いてあるソースは、、、
モンサンミッシェルの最高級ムール貝を出汁だけに使ったという法律スレスレの手法を。
ブイヤベースのようでもあり、しかしもっと濃厚です。ソースがすごい。1滴たりとも逃さぬよう食べます。
甘鯛のふわっとした仕上がりと皮のパリパリのコントラストが素敵でした。

ワインはかつてアクアパッツァを頂いた時のものの年代違いの赤を。

■ディアボロ風豚

なんだこの赤い豚肉は。一見して豚肉とは思えぬ赤さ。
群馬のせせらぎポークだそうです。

とにかく柔らかくそして味が濃いのが特徴です。そして当たり前ですが食べると豚だと分かります。最高峰の豚の味がします。
柔らかさの質が牛に似ているのが特徴です。泥谷シェフがいまはまっている豚とのこと。
香りもよく最高の豚肉でした。

イタリアンやフレンチのお店はメインで気持ちが萎むことが少なくありませんが、ルベロは最後まで最高潮な気持ちが続きます。
そしてワインはメルローでした。

デザートは桃のソルベ。桃以上に桃だと思わせるすごいソルベ。
白桃を使っているそうです。

本当かどうかわかりませんが消化によいというお酒を1杯飲み、、、

最高峰のグラッパを飲む。今日だけでまたどれだけ飲んだことか。

アマーロというイタリア独自のリキュールも飲む。

何から何まで美味しかったですが、秋刀魚のパスタが特にすごかったのと、ルベロのカルボナーラを食べることができて幸せでした。
レストランですがエンターテインメントを体験しに来ている感覚に近いです。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円くらい

ルベロの過去記事はこちら。
・2016年9月23日
・2017年2月3日
・2017年9月30日
・2017年11月9日
・2018年1月10日
・2018年3月7日
・2018年4月17日
・2018年5月24日
・2018年7月18日

目黒の一軒家レストラン「ルベロ」。

詳細は語り尽くしましたので、頂いた料理を中心に紹介します。
接待、記念日、プロポーズ、普通のデート、ありとあらゆると言うと大袈裟ですが、いろいろな局面でオススメです。

オープンニングはルベロ御用達のスパークリングワイン。
スッキリとして飲みやすく、これを飲むと「いよいよ始まるな」という機運が高まります。

なお、料理のタイトルは正式名称ではありませんのでご留意ください。

■トウモロコシのジェラート

群馬県産の糖度20以上トウモロコシを使ったジェラートです。
初訪問時に恐らく同じトウモロコシを使った冷製スープを頂いております。今度はジェラート!

プチプチとした食感とトウモロコシとは思えぬ甘さ。
それに最高のオリーブオイルがたっぷりとかけてあります。デザートみたいな甘さが広がるジェラートです。すごく濃厚ですし。
オリーブオイルが少しヒリヒリして気持ち良い。

下に敷いてある野菜はルックオンリーですので食べぬようご注意ください。
しっかり食べそうになりました。

合わせて頂いたのは「目黒だけどマスカット」というマスカットで作ったワイン。
(当然名称は冗談であります)
マスカットそのものの味がする白ワインで、目を閉じればマスカットを食べている気分になれます。

■冷静ジェノベーゼ

ホワイトバルサミコで酸を効かせているジェノベーゼ。周りに散らしてあるのは乾燥した雲丹です。
強い酸味とウニの濃厚さが合わさり完成します。

ウニ自体が美味しすぎる上に、ほどよい酸味が食欲を増進させるオープニングの役割を完璧に果たしているジェノベーゼです。
一口に「ジェノベーゼ」といっても、いろいろな表情のジェノベーゼを頂けるので毎度楽しいやら美味しいやら。

ジェノベーゼにはシチリアのロゼ。
酸味のある美味しいロゼです。爽やかな味で今日のような暑い日にぴったりです。

■あかむつ

大葉、胡瓜、、カラスミ、海ぶどう、いとうり、、、といろいろたくさんの具材を使った一品です。ルベロに毎日通えば1日30品目など余裕です。
ソースは胡瓜を使っているそうです。

あかむつ=「のどぐろ」は燻製をカルパッチョ仕立てに。
脂がすごいのですが、全体としては爽やかな優しい味という。夏らしい一品です。胡瓜のソースも秀逸です。

あかむつにはソーヴィニヨンブランで料理同様爽やかに。

■スペシャルトリッパペコリーノチーズがけ

脳天直撃の旨さを放つシェフのスペシャルトリッパ。オフコース級に言葉にならない状態になります。食べるしかありません。
旨味が溢れていてどうにかなりそうです。そして少しだけピリ辛なのが病み付きになります。
ゆで玉子すらなぜか突き抜けて美味しいと感じてしまうのは、何か魔法でもかけられたか。

トリッパが苦手という方に食べてみていただきたい。

トリッパには今日初の赤ワインを。

■鮎のパスタ

シェフのお父様が毎年釣って送ってくださるという岐阜県産の鮎。
真空にして一気に凍らせるそうです。

鮎は炭火でふっくらと焼き上げられ、炭火の香ばしさと苦味が最高にアクセントになっています。
こんなにも美味しい鮎のパスタは他にあるのか。
クレソンには柑橘を忍ばせてあり、これまた鮎とよく合うのであります。

ワタの苦味と炭火の苦味と柑橘の酸味と唐辛子の辛味。
初夏の風物詩は鮎のパスタとしよう。来年も食べに来よう。

鮎のパスタにはオレンジ色のワインを。香りは甘いが味はそこまで甘くないという不思議なワイン。

■ローマ風サルティンボッカ

仔牛の肉を生ハムで巻いた料理で、ローマの料理だそうです。
毎度「今回がナンバーワン」だと思ってしまいますが、やはり今回が過去最高のメインではなかろうか。

語彙力がなさ過ぎて味を伝えるのが無理なので、是非1度お店に来てみて欲しいですが、サルティンボッカがあるかどうかはわからない上に、普通に考えるとサルティンボッカに出会える可能性は低いです。。。
とにかく旨味が凝縮されているすごい肉料理です。

なお、確か57度で40分焼くというお話でしたが、「サルティンボッカ」はイタリア語で「口に飛び込む」という意味で、簡単にすぐ調理できることが名前の由縁らしいのですが、ルベロにあっては名前の由来は関係なくなってしまっているかもしれません。

サルティンボッカには干し葡萄系のワインを。いつまでも香りが追いかけてくるすごいワインでした。

食後のワインでマルサラワインを。
ブランデーを混ぜてあり、甘みと深みのあるワインで酔いを加速させつつ、

ベルモットでとどめを刺します。今日もたくさん頂きました。

■パンナコッタとグレープフルーツのソルベ

ルベロ夏の風物詩だそうです。ソルベはグレープフルーツそのものを食べている感じ。
爽やかでさっぱりしていて夏らしいデザートでした。

初めて夏の訪問になりましたが、全てにおいてTUBE以上に夏を感じる最高の料理たちでした。
次は秋に・・・食欲の秋に訪問したいです。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事はこちら。
・2016年9月23日
・2017年2月3日
・2017年9月30日
・2017年11月9日
・2018年1月10日
・2018年3月7日
・2018年4月17日
・2018年5月24日

ハードリピートが続いている目黒のリベロ。
ご飯を食べに行くというよりも、エンターテイメントを楽しみに行く感覚の方が使いかもしれません。

お邪魔にならないように空いている可能性が高そうな週中に予約するのですが、その考慮は毎回意味がほとんどありません。
満席の度合いは行くたびに上がっているように思えます。
敦煌@曙橋のようになってしまったらどうしよう。

メニューを見ることなく自動的にエンターテイメントスタート。
最初はルベロお馴染みの泡で開幕します。

以下、料理名は正式名称ではありません。

■車エビのフリット

フレッシュな車海老をフリットにしてしまった一品。
前にブラータチーズをグラタンにしてしまったこともあるような。

ソースには海老味噌とポルチーニ茸。ソースが劇的な美味しさです。
中にはバジルが入っています。
海老単体で美味しいところにシェフが魔法をかけたようなフリットでした。

ルベロでは1皿1ワインが基本で、フリットに合わせて頂いたのはオーストラリアの白ワイン。

■雲丹と茄子とじゅん菜生ハムの出汁でとったジュレがけ

茄子は宮崎。雲丹は函館。じゅん菜の色があまりにもよかったため作ったそうです。
雲丹がまずこの上なく美味しい。なんだこの雲丹は。

ジュレもまたすごい。
茄子と全部合わせて食べると口の中で料理が完成します。

生姜もあしらってあり和食のようです。
出汁は生ハムと鶏からとったそうです。
生ハムで出汁を取るなど考えたこともありませんし、今度真似してみようとも思いません。

■鰹(かつお)→料理名付けられず

パン粉のように見えるのはパン粉ではなく新玉葱だそうで。。。なんてこったい。
ソースは山葵。ゆえにツーンときます。
上には芽ネギ。
鰹は脂が乗ってねっとりとした美味しさ。

今日の料理はいつも以上に魔法感があります。

鰹にはロゼ。ソムリエの方が今年一番好きなロゼかもしれないと仰っていました。日本では殆ど売っていないそうです。
鰹のためにあるようなロゼで、一緒に合わせると相乗効果でどちらも美味しくなりました。

■冷製ジェノベーゼ

このジェノベーゼの特徴は、、、柑橘の酸が効いているところです。
炭火の鮑にすら柑橘を効かせてあります。
パスタは、パスタの種類の中で最も細いものだそうです。
ソースには鮑の肝が使われています。

バジルの色が綺麗。。。家でこんな色にはならないのだが、湯がくのが裏技で、他にもいろいろ裏技を使うとこんな色になるらしい。
アワビはコリコリ仕上げではなく柔らかくほどよい弾力がある仕上がり。隠し包丁が丁寧すぎます。
昆布出汁吸わせているので鮑も噛めば噛むほど味が出てきます。

香りは弱めですが口の中で味が膨張する白ワインで。

■伝助穴子のアーリオオーリオ
はなほじそ
うまい

花穂紫蘇添え。パスタの茹で加減が恐ろしいほど絶妙なのはいつもの通りですが、胡瓜の食感演出が一番驚きました。

伝助穴子とは聞いたことはあるものの食べたのは恐らく初めてです。
脂の乗りと味の濃さが半端なく、こんなすごい穴子があったとは。
花穂紫蘇のピリッとしたアクセントも秀逸です。

今度は違うロゼで。

■鶏肉の炭火焼き

こんな単純な料理名ではないと思います。
ロメインレタスのソテーとタスマニアマスタード、新ジャガのピューレ添え。
8回目の訪問にしてメインが鶏だったのは初めてです。

まず絶妙な火入れに驚きます。56度で28分焼くらしい。
鶏肉自体がすごくよいものを使っているとは思うのですが、火入れによって最高潮に美味しい鶏肉になっています。
専門店顔負けというか、ほとんどの専門店が敗れるほどの美味しい炭火焼きです。

ロメインレタスのシャキシャキとタスマニアのツブツブも相まって、メインにして「食べても減らないで欲しい」と思わせる至極の鶏の炭火焼でありました。

鶏ですがラストワインは赤で〆ました。

ここからは食後酒モードで、飲んだのはベルモット。最高のベルモットだそうです。
確かにこれまで飲んだベルモットでダントツで美味しい。

更にはグラッパで酔いを加速させます。
(ルベロで飲むと不思議と酔わないです)

スペシャルデザートまで食べて、8回目のルベロエンターテイメントの終了です。
美味しかったし、楽しかった。
また来ることができるように仕事を頑張ろうと思いました。

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【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

ルベロの過去記事はこちら。
・2016年9月23日
・2017年2月3日
・2017年9月30日
・2017年11月9日
・2018年1月10日
・2018年3月7日
・2018年4月17日

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

行く→予約する→行く・・・の無限ループに入りつつある目黒にあるイタリアンのお店ルベロ。

行くたびに、どんどん混んでいる印象があるため、いつしか敦煌@曙橋のように気付けば年1しか来れなる日が来てしまうのではと心配になったりもします。
(敦煌は昨年行ったら10ヶ月待ちでした)

なるべく空いていそうな火水あたりを狙って予約しているのですが、ほぼ意味がありません。
連休明けや台風の時などを狙うのがいいのかもしれません。

本日のメニューはノールックで、料理もワインも全てお任せでお願いしました。

乾杯ドリンクはルベロの泡。
味がいい感じになってきたので、ということでした。瓶で置いていても味は変わるのだそうです。
樽から出したら味はさほど変わらないのだと思っていました。

オープニングは帆立のパンナコッタでした。
雲丹ののパウダーが添えてあります。

帆立と雲丹の味が押し寄せる味の濃縮された一品です。
見た目もとても綺麗。

帆立のパンナコッタにはリースリングのワインです。
ゴムのような匂いと酸が特徴の白ワインで、キューピー人形のような香り?匂いがするワインということで。

続いて一昔前の演歌歌手ばりに白いモクモクと一緒の登場したのは・・・

鹿児島産の初鰹です。燻製にした初鰹。

分厚いカツオにツナのソース。小田和正さんではありませんが言葉になりません。
肉厚で鰹単体ですごく美味しい上に、燻製マジック。さらにツナのソースが秀逸です。

この鰹を食べた人は、鰹が大好物になります。
ルベロで魚を食べると、かなりの確率でそうなります。

鰹に合わせて頂いたワインはシラーという葡萄を使ったロゼです。
甘めで少しねっとりした味わいが特徴です。

続いて飛騨牛のカルパッチョ。イタリア最高級ホワイトアスパラ。バッサーノ産と仰っていたか。

スーパー甲乙つけ難いですが、今回最も驚いたのはこのカルパッチョでした。
なんでこんなに美味しいの?と思わずにはおれず、減っていくのが残念で残念で。

飛騨牛は甘く旨みたっぷりで、アスパラガスの瑞々しさもアスパラではないかのよう。
そしてカルパッチョですが温かいのです。
牛肉の食べ方として、この食べ方は最高ではないかと思いました。ステーキよりもずっといいなと。

カルパッチョに合わせて頂いたのはカンノナウ品種のワイン。サルディニア島の赤ワインです。
香りが深く派手な印象のワインでした。

食事というよりもエンターテイメントの極みとも言うべきワインと料理でした。
でもまだここからさらに・・・。

パスタなのですが、トリ貝、胡瓜、花穂紫蘇のアーリオオーリオです。
そう、アーリオオーリオなのですが・・・

一緒にとんでもない量の雲丹が添えられているのです。
デパ地下などでは見ることすらできないレベルの立派な最高の生雲丹が。

それをアーリオオーリオのてっぺんに乗っけて食べるという・・・なんと贅沢なアーリオオーリオでしょう。
ルベロでは雲丹が非常によく登場します。

アーリオオーリオですが、口の中が海になります。
雲丹がなくても既に完璧なアーリオオーリオとして完成されているのに、雲丹で天変地異を起こします。
キュウリの食感、雲丹の濃厚さ、トリ貝の風味、シソの仕事。

キングダムの媧燐将軍の言葉を借りれば「やることすべてに意味がある」であります。

ワインはヴェルメンティーノという品種の白ワイン。かなり変わった味です。
すっきりしていますが甘さもあり、あとから酸が広がります。
こういうワインはどこに行けば売っているのか。

筍と生ハムのリゾット。「次はリゾットです」と伺った時に想像していたものとは全く違ったルックスの料理が登場。

筍のフリットとパルミジャーノレッジャーノと極薄の生ハム。筍は小倉のものだそうです。
筍は瑞々しさを、生ハムは塩気を、チーズはコクを。
マリアージュしておりました。

リゾット部分が既に美味しいのに、他の食材でさらに戦闘力が上がっています。

リゾットにはトリュフの産地のビオワインを。
とても香りがよく飲んだ後に味に広がりがあります。

メインはイベリコ豚のヒレの炭火焼き。
白いんげんのピューレ。赤キャベツとチコリー。

脂が、、、なんと脂が美味しいことか。豚の脂は牛の脂より美味しいと改めて思いました。
甘くて、しつこさが全然ありません。
塩がきゅっと効いており味が引き締まっていて本当に美味しい。

ルベロで豚のメインは初めてかもしれません。
火入れが魔術師レベルですし、イベリコ豚のヒレ、本当美味しかった。

イベリコ豚には干しぶどうのワイン。お店によってはグラスワインでも数千円してしまう場合もある模様です。
甘くふくよかな味でデザートいらず。初めて出会う味のワインでした。

静岡伊豆の柑橘を使ったセミフレッド。
セミフレッドはあまり美味しいという印象を持っていなかったデザートなのですが、初めて「セミフレッド美味しい・・・」と思いました。
セミフレッドを誤解しておりました。

恒例のグラッパタイムでは、レモンチェロのクリームタイプという珍しいものを頂きました。
甘く、苦い。とても甘いがとても酔います。

ブブカのように試合をする度に世界記録を更新する。
わたしの中でルベロはそんなお店であります。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

初訪問から6回目、今年2回目の訪問。目黒のイタリアンの名店ルベロです。

水曜日ならば空いているかなと思って前回訪問時に予約したのですが、完全満席のブン混み状態でした。
いつか何かに載ってしまった日には、手に負えないお店になってしまいそう。

最初の頃は見ていたメニューも、今は一切何も見ないで、ただ席に座ってお店のお任せを提供して頂くスタイルです。
(勝手にわたしがそういうスタイルにしているだけで、もちろん自分で好きなものをオーダーすることも可能です)

乾杯はビールとワイン以上に高価な葡萄ジュース。

以下、頂いたものを紹介しますがメニュー名は正式なものではございませn

■生ハムとグリッシーニ

ルベロの生ハムはなぜこんなにも美味しいのか。なかなかここまで美味しい生ハムを頂けることはありません。
脂が上品なことこの上ありません。
グリッシーニは胡椒効いていて、これもまた美味しい。

■桜えびとフルーツトマトのパスタ

写真だけでは伝わりにくいかもしれませんが、2皿目でいきなりすごいのが来ました。

まず桜海老がデカすぎます。そして香ばしい。
フルーツトマトの甘味と酸味の共演。
「ピチ」という太くてモチモチしたパスタは食べたことのない食感です。

合わせて頂いたワインはロゼ。ルベロでは1料理1ワインが基本です(個人的な話です)。
赤の深みと白の軽やかさを兼ね備えていて美味しいし、何より料理との相性抜群でした。

■キンメの炙り

ちょっと添えてあるバーニャカウダソースにはホタルイカが使われています。このちょっとの量がすごくちょうどいいです。
カラスミはなんとシェフお手製の自家製で3ヶ月ものだそうです。
キンメは脂が乗り放題。酸味のバランスがよい美味しい一皿でした。

合わせて頂いたワインはアルプスで作ったシャルドネだそうです。余韻の長さが特徴です。
料理と一緒に頂いたほうがポテンシャルが増すワインでした。

■ホワイトアスパラのグラタン

シャキシャキのホワイトアスパラをグラタン仕立てにしたものなのですが、なんとチーズはブラータを使ってしまったということで。
ブラータというと普通生で食べそうなものですが、焼いてしまうとは。。。家庭ではやってはいけないことの1つかもしれませんが、普通家庭にブラータはないと思われます。

これはグラタンなのかと思うほど美味しい。牛テール肉も入っているのですが、食べているとグラタンには到底思えなくなってきます。
塩分控えめで胡椒が効いていて、お替りしたい一皿でした。

グラタンといえばトスカーナだということで、トスカーナの赤ワインを。
樽の味がして、中重めの赤ワインでした。これも大好き。

■ジェノベーゼパスタ

本日2皿目のパスタ。ルベルでは初ジェノベーゼ。しかし想像していた一般的なジェノベーゼとは全く違っていました。
緑の色がぜんぜん違います。そしてチーズはほとんど使っていないそうです。
コク出しは雲丹が担当。ルベロではよく雲丹が登場します。

「こする」という意味のパスタと伺いましたが、名前は忘れてしまいました。
圧巻のパスタでした。

合わせていただいたのはオーストラリア産のスッキリとした白ワイン。

■蝦夷鹿のカツレツ

メインは鹿でした。
牛より旨味が強く、そして柔らかいのですが弾力もあるという。
何がどう違うのかわかりませんが、衣まで美味しく何ともすごいカツレツであるか。

マスタードはタスマニア産だそうで、一般には出回っていないそうです。実際、プチプチ感が普通のマスタードと全然違いました。

鹿に合わせて頂いた赤ワイン。

〆はいつものグラッパ祭り。一気に心も燃やします。まだ水曜日ですが。

背の低い方がマスカットのグラッパ。香りの良さと抜ける風がすごいのであります。これまでのグラッパで一番美味しかった。
もう1つのグラッパはスペイン産。ネトっとした濃い味です。

いつまでも飲んでいたいが明日は仕事です。

おしまいにデザートを。

全部甘さ控えめなところが好きです。
ティラミスは突き抜けた美味しさで、ガトーショコラは言うまでもあらず。滑らかな極上のショコラです。
マスカルポーネにフルーツと、デザートまで隙のない構成にヒデキカンゲキ。

毎回思いますが毎回前回を超えるのは、若い方はわからないと思いますがブブカ作戦なのでしょうか。。。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円くらい

ルベロの過去記事はこちら。
・2016年9月23日
・2017年2月3日
・2017年9月30日
・2017年11月9日
・2018年1月10日

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

2018年最初のルベロ訪問。今回で5回目となります。
いつ行っても驚きと、ヒデキカンゲキにさせてくれる数少ないお店です。

ワインも食事のメニューも一切見ることなく、ただテーブルに着きます。
そしてお店のオススメの料理とオススメのワインを楽しむのみです。

なるべく空いていそうな火曜日や水曜日に予約しても、だいたいいつも満席で。
人気が出すぎて予約が何ヶ月待ちとかになったら悲しいような嬉しいような。

頂いたものを紹介します。料理の名前は実際はもっと複雑ですが、メニューを見ていないので正式名称とはだいぶ違うはずです。

■パンチェッタとほうれん草のタルト

オープニングはタルトでした。パルミジャーノ・レッジャーノチーズがふんだんにかけてあります。
濃厚な味同士が喧嘩しておらず、タルトとして1つにまとまっています。オープニングから美味しい。

ルベロでは1皿1グラスが基本です。1杯目は泡ですっきりと。

■ウニとホタテのパンナコッタ&瞬間燻製した鰤

まず、、、どちらから紹介しましょう。。。では鰤(ブリ)から。

鰤は瞬間燻製されており、最初はこのような器にガラスの蓋をして登場します。
蓋をぱかっと開けると燻製のよい香りが広がります。

隠岐の島の鰤だそうで、脂の乗りと旨味が尋常ではありません。どんなマグロよりもずっと美味しいと思う。
ルベロで調理された鰤が出回ってしまったら、地球から鰤がいなくなってしまいそう。
燻製も瞬間とは思えぬほど風味がついています。

帆立のパンナコッタに雲丹が乗っているという、この世で最も贅沢な部類に入りそうなパンナコッタです。
グリーンはブロッコリーのソース。
帆立と雲丹双方の主張がまかり通っている至極の前菜です。

鰤には鰤に合う白ワインで、マスカットから作られた白ワインを。
標高1000メートルで作られたマスカットは日本のマスカットとは違って酸味があるのだそうで。

帆立と雲丹に合わせたワインは、白ワインだけど皮を漬け込んで作った変わり種。
とても濃厚な味わいの不思議な白ワインでした。

■飛騨牛のしゃぶしゃぶ

最高級黒トリュフでお化粧した飛騨牛のしゃぶしゃぶ。これが衝撃的に美味しかった。
ソースは2種類で卵黄と白いんげんを使ったもの。卵黄は濃厚、白いんげんは甘みがあって深い味わいです。

ソースも肉も驚くばかり。牛肉はこうして食べるのが最も美味しいかもしれないと思いました。
肉の食べ方の決定版の可能性があります。

ワインは赤で。。。

■白子のパスタ

「キタッラ」というパスタで、シェフの手作りです。イタリア語でギターという意味だそうな。
白子は鱈と仰っていた気がします。築地で今朝シェフが仕入れてきたとか。

とても濃厚なパスタで、七味がぴりりとよい仕事をします。
下仁田ネギの甘さと白子のネットリとした味わいがクセになる一品。

同じく濃厚な白ワインを合わせていただきました。

■ポルチーニ茸のリゾット

初めて行った時と、2回目に行った時に食べたポルチーニのリゾット。前の2回は黒トリュフまみれでしたが、今回はトリュフなしで頂きました。
トリュフがなくても凝縮した旨味が凄まじい威力を発揮しており、どうかしていると思うほど美味しいです。

初訪問の場合は外したくない逸品であります。

ワインは赤ワインの女王と呼ばれているというものを。
軽やかで広がりある味で、女王と言われればそうだなと思いますし、大王と言われればその通りと思ってしまいそう。

■牛肉のカツレツと炭火焼き

牛肉はイタリアのものだそうで。イタリアの牛肉はもしかすると生まれて初めて食べるかもしれません(日本では)。
量は少なめですが、既に旨味の応酬を繰り広げていますので、量はこのくらいがちょうどいいです。

炭火もいいが、カツレツにすると脂がとろりと優しくなるようでした。
イタリアの牛肉もすごいではありませんか。
ソースのバターはエシレバターだそうです。

牛に合わせていただいたのは、干しぶどうとワインを合わせて熟成させたという赤ワイン。
チョコレート、ベリーの風味があり、酸味もありとても珍しい赤ワインでした。

デザートを食べる余力がありませんでしたので、1人グラッパ祭りで〆ます。
王様が飲むかのような立派な入れ物に入ったグラッパ。

今日もルベロはすごかった。
こんなに毎回軽く期待値を楽々超えてくるところをみると、もしかするとブブカやイシンバエワの手法を取り入れている可能性すらあるなと改めて思いました。
(毎回世界記録出せるように手加減しながら調整してしまうやつです)

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【オーダー】
上記の通り 1人12,000円くらい

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

目黒にあります一軒家レストラン。イタリアンのルベロを訪問しました。
4回目の訪問です。

多くのお店は2回目の訪問の際に「あれ?前回のほうが美味しくない?」と思うことが多いですが、こちらのお店は違いました。
棒高跳びのブブカのように、女子選手でいえばイシンバエワのように、毎回世界記録を更新してきます。

お二人は世界新記録を出すといろいろもらえるので、わざと次に余力を残していた説を聞いたことがありますが、ルベロはそんなことはないです(伺ったわけではないので予想ではありますが)。

1回目1階、2、3回目2階と続いて、今回は1回目と同じ1階の奥の席に通して頂きました。

メニューは一応眺めますが、ルベロでは自分では選ばずオススメ料理を頂くのが吉ですので、料理もワインも自分で選ばないほうがよい出会いに恵まれると思います。

オープニングはビールと、下手なワインより高いという噂の葡萄ジュースです。

自分で選んでいないぶん、今日はどんな料理が登場するのかなあというアトラクション級のワクワクを味わうことができます。

ビールと一緒に頂きましたのは本日のアミューズ。

■アフェタートミスト~イタリア産ハムの盛り合わせ~
 パルマ産生ハム「クラッタ」とスモークハム「ブリアンゼッタ」にブラディーナチーズを添えて(2,400円)

ルベロで頂く生ハムの旨さは尋常に非ず。他のどのお店でもこんなハムを食べたことがありません。
表現が見当たらないので1度食べてみてください。。。
赤身は言うに及ばず、脂の部分の美味しさが普通ではありません。

ハムにはブラータチーズが添えてありまして、鬼に金棒はイタリアでは「生ハムにブラータ」とでもいうのか。
ブラータは「バター」とか「バターつきの」みたいな意味があるようですが、バターよりもまろやかでしつこくなく、この上ありません。

■高知県沖ノ島よりこだわりの天然ブリを瞬間スモークで
 たっぷりのカラスミと彩り大根添え(2,200円)

登場から様子が普通ではないブリ。器に閉じ込められて、蓋を外すと燻製の香りが広がります。
昔の大御所の演歌歌手のような登場の仕方であります。

大根とたくさんのカラスミが乗ったお皿に鎮座し完成。

スモークの香りがどうしてここまでするのか。未来から新種のチップを持ってきたかのよう。
一本釣りだというブリがまたすごいどころの話ではなく、脂ののり、食感ともに極上マグロより美味しいと思いました。
これを食べたら誰しもが鰤(ブリ)好きになるのではなかろうか。

色とりどりの大根スライスと、野菜には柑橘ソースが。
トータルで白ワインと大変よく合います。

アルコール高めのワインと仰っていたような。
アルコール度数も味も色も濃い素晴らしい白ワインでした。

■アクアパッツァ(正式な題名ではありません)

アクアパッツァと伺ってはいたものの、登場の仕方がなんだかおかしい。自分が知っているアクアパッツァとだいぶ違います。
なお、タイトルが短いのは黒板に書いてなかったので正式名称がわからないからです。

耐熱ビニールを開けるとアクアパッツァが顔を出しました。

海以上に海。ここには海が詰まっていました。
エキスが凝縮され、ここまで濃密な海の旨味が詰まった料理は食べたことがありません。
魚はこの上なくふっくら、そして野菜にはアクアパッツァには相応しく無さそうな里芋が添えられているのですが、場違いな感じは1ミリもありません。

ストローが欲しくなる逸品です。

アクアパッツァに合わせたのは、まさかの赤ワイン。
色が薄くて味が濃いという不思議な赤ワインです。

まさかアクアパッツァに赤というのは驚きましたが、合うのだからどうしようもない。

■蟹と雲丹のパスタ(正式な題名ではありません)

なんと。パスタが蟹を乗せている。あるいは蟹がパスタに登っているではありませんか。

一応前から覗いてみますと。。。なかなかの光景です。
蟹を見たことがない人がこの料理を見たら卒倒すると思う。

しかしはて、蟹と雲丹と仰っていたような。。。と思ったら、甲羅を開けたら雲丹の海が広がっていました。
なんなのだ。この贅沢なパスタは。

雲丹も雲丹だが蟹も蟹。蟹も蟹だが雲丹も雲丹。口の中で一進一退の攻防が繰り広げられます。
それにしても雲丹の濃厚さこれは何なのか。

料理の前に雲丹の素材が普段家で食べている雲丹とあまりにも違いすぎます(家で食べているのが安すぎるだけかもしれない)。
そして普通に蟹を食べるよりも、普通に雲丹を食べるよりも、両方を一緒に食べるほうが10倍くらい美味しくなります。
合わることでここまで美味しくなる素材は他に何があるのか。

ほんのり効いているピリ辛も何とも言えません。
これは明日地球が終わるという日に食べる料理である。

蟹に敬意をはらって。。。

パスタに合わせて頂いたワイン。カベルネ入っているので色が濃い赤ワインです。
蟹と雲丹に負けないどっしりしたボディです。

■稲葉二朗鹿のいろいろ(正式な題名ではありません)

鹿は人生で2回くらいしか食べたことがありませんが、2回ともあまり美味しいと思わなかったのですが、本日鹿のお肉が美味しいということを初めて知りました。
いろいろな部位を頂いたのですが、他の肉と違って説明して頂かないとどの部位なのかさっぱりわかりません。

総じてきめ細かく、脂が少なく、しかしジューシーなお肉でありました。
総じて丸っと雑な説明ですみません。料理は繊細なのに。

鹿肉にも赤ワインを合わせて頂きました。
ルベロでは1皿1グラスワインは必須です。

〆は5リットルのボトルブラッパ。マスカットのグラッパと仰っていましたか。
注ぎ口が下から5センチのところにあり、これは最後残りが5センチ以下になったらどうやって飲むのだろうとお店の方が仰っていました。

デザートはオレンジの皮をオリーブオイルに漬け込んだものを使ったデザート。
最後の最後まで終始圧倒されます。

ルベロ訪問はディスニーランドに行くようなワクワク感があり、毎回楽しいものになります。
(個人的には圧倒的にディズニーランドより大好き)

記念日や接待、ちょっと頑張ったデートなどに大変オススメのお店であります。

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【オーダー】
上記の通り 1人12,000円くらい

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

目黒から山手線の内側の方に5分くらいの場所にひっそりと佇むイタリアンレストラン。

ルベロというお店です。
初訪問から1年、3回目の訪問です。

文字通り一軒家レストランです。
18時オープンなのに張り切りすぎて17時半に着いてしまったので、こんなに明るい写真が撮れました。
(18時きっかりまで待って入店しました)

店内は1階と2階があります。どちらも大差なくとても落ち着ける雰囲気ですので、階による良し悪しはないかと思います。
この日は2階席の手前エリアに通して頂きました。

いつも通りのテーブルセッティング。
ディズニーランドの5倍から10倍ワクワクします(これは人によると思いますが)。

この日の前菜メニュー。
メニューはすべて手書きで、グランドメニューのようなものは、、、たぶんありません。

パスタやメインメニュー。

個人的にはメニューなど見ずに、お店の方にお任せするほうが美味しいものを頂ける気がします。
よほど好き嫌いがない限りはお任せにするほうが断然オススメです。

というわけで、オススメでお料理とワインをお出しいただきました。
ワインもよほど詳しくない限りは、自分で選ばないほうがいいと思います。
一応毎回、乾杯はビールにしています。プレモルだった気がします。

下に頂いたものを簡単に紹介しますが、とにかく料理が美味しくワインも素晴らしく、元も子もない言い方をすると、その全部を伝える語彙力と舌を持ち合わせていないので1度訪問頂くのが何よりもよいかと思います。。。

■トウモロコシのスープ

群馬の雪の妖精と言われているというトウモロコシだそうです。
糖度は20以上もありメロンよりも甘いと。そして実際半端ない甘さでした。
塩と生クリームのみで料理されているそうです。

自家製クルトンも美味しすぎてオープニングからワールドに引き込まれます。

スープに合わせて頂いた白ワイン。
大量に作ることをやめた白ワインだそうです。

基本的にルベロでは1料理1ワインと決めております。
美味しい料理に対して、最高に合うワインを出して頂けるので、料理ごとにワインをお色直しすると楽しさ倍増です。

■北海道産秋鮭のコンフィ自家製イクラ添え黒イチジクのタップナードソース(2,400円)

添えてあるのはクスクスのサラダ。
そしてメインの鮭は生で食べられるものを使っているそうです。
皮は炭火でよい感じに焼き上げられつつ、身は生なのか火が通っているのか、、、とギリギリの加減にコントロールされています。

ソースは3種類あるのですが、どの組み合わせで食べても「この組み合わせが1番」と思わせる至極の一品でした。

合わせた赤ワイン。

酸化防腐剤を使っていない赤ワイン。
軽やかだが染み渡ります。そして何より香りがすこぶるよいです。

■埼玉県産炭焼きウズラのインボルティーニ日本一美味い黒酢のアグロドルチェで(2,400円)

マッシュルームのソースがなんとも美味しいことか。マッシュルームの味が濃い。
そしてジャガイモすら超絶美味しくなっている。マリネ液に漬けて2度焼きされたのだそうです。

手が込み過ぎています。添え物のジャガイモですらこれですから「いわんや主役をや」でありましょう。

白ワインのシャルドネを合わせていただきました。

■函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで(3,000円)

秋刀魚やら松茸やらの秋オールスターたちの香りがまずすごい。
秋刀魚はほっくりしており、カボスが全体をまとめてくれております。

キッタラとはギターのイタリア語から来ているパスタだそうです。
秋刀魚のパスタなど初めて食べましたが、想像を遥かに超える美味しさでした。

ワインはギリシャの赤ワイン。嗅いだことのない香りのする赤ワインでした。
すごく高い化粧品みたいな香りでした。

■秋の味覚ポルチーニ茸のタリアテッレ(2,600円)

食べると口の中をポルチーニ茸が支配します。
そしてポルチーニ茸のフレッシュなことといったらありません。贅沢過ぎるパスタだった。

メインは猪(イノシシ)でした。それに合うワインはこちらということで。

重い赤ワインでカベルネを配合してあるそうです。

■猪

メニューにはありませんので値段はわかりません。
部位的には首、モモ、バラ、肺だそうです。猪自体めったに食べませんが、部位がことさら珍しい。

どのお肉も弾力がすごい。そしてクセが全くないことに驚きます。
昔食べた猪はクセがすごかった。あれで猪が嫌いになってしまったのですが、今日好きになった。

牛とも豚とも違うが、非常に肉肉しい味わいに虜になりました。

ルベロは料理も超一流ですが、デザートもまた尋常に非ず。こちらメニューです。
デザートにはグランドメニューがあります。

■ミルクジェラートオリーヴオイルのアッフォガート(700円)

大好きな、ミルクアイスのオリーブオイルがけ。これ本当に美味しい。考えた人天才。
ハーゲンダッツと高いオリーブオイル(ラウデミオとか)があれば、家でもできます。

■カッサータ(700円)

そしてデザートが美味しいのは言うまでも無いのですが・・・ご覧ください、このお皿。

もう1つのデザートも。

個人的な10周年である旨を事前にちょっとお話しておりましたら、こんなことをしてくださいました。

当然ですが手書きです。チョコレートの手書き。確認しましたがシールではありませんでした。食べられました。
たいそうお手間をおかけしてしまいました。

最後にいつも通り1人グラッパ祭りをして締めました。

2回目、3回目の訪問となる場合、多くのケースで「あれ、前のほうが美味しかったな」と思うものですが(新鮮さの欠如の問題と思われます)、ルベロは訪問する都度期待を超えてくるのがすごいというか、何にしても見習いたいと思うというか。

2018年も、また行きたいというか絶対行くに違いないお店であります。
イタリアンのお店では一番オススメのお店です。記念日などにぜひ。

===
【オーダー】
上記の通り 1人12,000円くらい

ルベロの過去記事はこちらになります。
・2016年9月23日
・2017年2月3日

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

ワインが好きな仕事関連の方との食事会で、目黒の一軒家レストラン「ルベロ」を訪れました。
私の知っているお店で、ワインが好きな方に喜んで頂けそうなお店No1がルベルであります。

前回の初訪問時は1階の席でしたが、今回は2階でした。
1階も2階も、広々としていて席の独立性が高く、どんなシチュエーションでも安心して使えるお店であります。

メニューは一番下に掲載しました。
前回は9月の訪問でしたが、今回は1月末ということで、メニューは全く違っていました。

今回頂いたものを紹介します。

■ビール(750円)/自家製パン

乾杯はビールで。
自家製パンがあまりにも美味しすぎるため、ついつい食べすぎてパンでお腹いっぱいにならないように注意する必要があります。

■はじめに

ナツメヤシにベーコンを巻いて、中にはアーモンドが入っています。
見た目の派手さはないですが、「お、なんだこれは」という楽しさがあります。
味覚の準備体操ができます。

■オレンジ色のワイン

1つ前にも白ワインを頂いたのですが、次に渋谷さん(お店の方であります)が持ってきてくださったのはオレンジ色のワインでした。
こんな色のワイン、初めてみました。

赤でもなく、白でもない。味も、赤でもなく白でもない。しかしすごく美味しい。
ワインはからきしであるため表現のしようがありませんので、是非足を運んで飲んでみてください。。。

■牡丹海老とマスカルポーネチーズのタルタル水晶文旦とディルの爽やかなソース(2,600円)

全員が「これは美味しい。。。」と唸った一品。
まず、海老が旨すぎるのと、タルタルと文旦を使った爽やかソースが最高でした。ただでさえ美味しい海老の戦闘力を高めるだけ高めてあります。ほぼ反則というレベルの美味しさでした。

頭から尻尾まで、美味しかった。

■ポルチーニ茸と冬トリュフのリゾット(2,600円)

前回も頂いて、大変な美味しさであったため皆さんにも食べていただきたくてもう再びオーダーしました。

チーズの器の上で料理が完成するあれであります。

トリュフをたっぷりと、、、って、私のが特に多かったかもしれませんが、これで出来上がりです。
これが美味しくないわけもなく、実際あり得ないほど美味しいです。
味わい深すぎるリゾットに、この方向性だとこれ以上はないのではと思ってしまいます。

合わせた赤ワインも、前回登場した器具と共に登場。

渋谷さんがこうして注いでくれます。
異次元の雰囲気になるので、こういうのがまた楽しいところの1つです。

■飛騨牛ウチモモの炭火焼き冬トリュフが薫る赤ワインのソースで(4,800円)

全部美味しそうなのですが、メインは一番豪華そうなこちらにしてみました。
火入れっぷりが完璧ゆえ、さらには素材だって申し分ないわけで、肉の柔らかさ加減が半端ないのは言うまでもなく、ソースの香りがまた絶妙によいです。

いちいち全部美味しいので、運ばれてくる前のワクワク感が止まりません。
そこに追い打ちをかけるのが渋谷さんのワインセレクトでありまして、ピノ・ノワールの白ワインですって。。。そんなものがあるのですね。

こちらの赤ワインも飲みました。今回は5人で6本飲んだかな。。。

■シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ!!(2,000円)

〆役として、再度パスタに戻ってきました。泥谷シェフ特製の「究極の」アラビアータです。
自ら「究極」と宣言し、期待値を上げに上げまくったところで、それでもなお驚く、たしかに究極のアラビアータでした。

まず、辛い。かなり辛いです。が、旨味コーティングによって黙々と食べ続けられます。
いわゆる「旨辛」とは全然違っており、「上品爽やか旨辛」という感じでしょうか。

また外せないお皿が増えてしまったよ。

デザートメニューです。デザートも非常に充実しています。
泥谷シェフオススメのものを持ってきて頂きました。

■ミルクジェラートオリーブオイルのアフォガート(700円)

人生2度目のアイスクリームにオリーブオイルをかけたデザート。
全く甘党ではありませんが、このデザートはかなり好きです。この美味しさは究極家でも試すことができますので、レディボーデンくらいのアイスに、ラウデミオとかのオリーブオイルをかければ、、、再現できるのだろうか。

しかし6000円くらいするラウデミオを買ってくるくらいなら、ルベロに食べに行けばいいではないか。

最後はこの会恒例のグラッパ祭りです。3杯くらい飲んで酔いを深めます。

ワインの個性派を披露頂きましたが、グラッパも尖ったものばかりでした。

ワイン好きの方も大変満足されていたようで、もともと思っていた以上に楽しく美味しい会となりました。
この記事を読んで私は餡子隊長に怒られることでしょう。ずるいと詰(なじ)られることでしょう。

ルベロ、相変わらず大変オススメのお店であります。

===
【オーダー】
上記の通り 1人13,000円くらい

■前菜

■パスタ、メイン

■本日のスペシャリテ

RistorantinoLubero@目黒
イタリアン

毎年開催されます、餡子隊長27回目の誕生日会。
他の日はともかく、隊長の誕生日のお店を外すわけにはいかないため、1ヶ月前からお店を選んでおりました。

食べログの点数が数年前と比べるとハイパーインフレを起こし、もはや「だいたい3.5」みたいな時代になってしまったので、安心して予約できる点数は、私的には「3.9以上」というのが目安になっております。

・家からそう遠くない
・誕生日とはいえ1人1万円以内には確実におさまる
・食べログで3.90を超えている
・可能であればノバ(正確にはノバンディさん)がレビュー書いてて高評価

この4つの条件を満たすお店を探しておりましたら、ありました。目黒に。
(2016.10.15時点で3.92)

目黒駅から山手線の内側方面に進んで、路地を曲がったところに入口があります。
夜だと特に、レストランがあるとは思いにくい場所かもしれません。

iPhoneSEはカメラがしょぼいので、大変暗くてわかりにくいですが、一軒家レストランです。
カタカナ表記で「リストランティーノ ルベロ」。

店内は1階と2階がありまして、1階席に通されました。
2階はわりと人数多めでワイワイしていたので、1階でよかった。

席と席がとても離れており、かなり落ち着いて食事ができます。
雰囲気もよく、まだ食べておりませんでしたが勝利を確信しました。

テーブルにはバスローブみたいになったナプキンが。
青とピンクの蝶ネクタイをしているが、予約時に男女だと言っただろうか。あるいは2人の場合はこういったお店では99%アベックなのだろうか。
なお、蝶ネクタイはパスタでできているように見えました。

コース料理もあるようですが、アラカルトにしてみました。
こちらのボードから料理を選び、2人だと4~5皿をオーダーするとちょうどよいそうです。

何を食べるかたっぷり10分は悩みました。

なお、パスタは茹で前の現物を見せてくださいます。

頂いたものを紹介します。

■ビール(750円)/ホワイトミモザ(1,000円)

生ビールはプレモル。
ホワイトミモザはスパークリングワインとグレープフルーツのカクテルで、オレンジジュースで作るミモザよりもすっきりしており料理の邪魔をしないです。

グラスワインのリストはスケッチブックになってます。
スケッチブック。味があってよい。

中にはワインごとに飲まなくても味が想像できるレベルの詳細な説明が書いてあります。
ワインはよくわからないのでいつも適当にオーダーするのですが、全部読んで好きなものを楽しく選べました。

■GrecodiTufo2013(1,100円)/FianodiAvellino2008(1,300円)

白ワインは2種類飲んだのですが、右の白ワインの美味しさが衝撃的過ぎました。
「自然派フィアーノの最高傑作」ということですが、「最高傑作」という意味を完全に背負えています。

表現力が乏しいので全くうまく言えないため、解説を載せておきますが、間違いなく人生No1の白ワインでした。

このラベル。覚えておこう。でも国内ではほとんど売ってないそうな。
都内の某下町の酒屋さんから仕入れていると仰っておられた気がします。

■Inferi2012(1,300円)/LangheNebbiolo2013(1,200円)

赤ワインも解説通りの味で、むしろ解説催眠により味が誘導されているのではないかと思うほどでした。
ちなみに、赤ワインはもう1つ飲んだのですが、そちらはソムリエの方に選んで頂いたもので、先ほどの白ワイン同様、突き抜けたワインでした(後述します)。

オーダーしなくても自動的に提供されるのが、パン。
なくなるとすぐに手配してくださり、しかも種類の異なるパンが供されました(ジャガイモ入りのパンと、甘いパン)。
しかし、とにかく料理が美味しいので、パンでお腹いっぱいになってしまった、という事態にならぬよう気をつけねばなりません。

パンのほかに、スープが自動的に提供されます。
トウモロコシのスープで、群馬産の何とかというトウモロコシを使ったスープなのですが、このトウモロコシは果物以上の糖度を誇っているということで、甘く、深い味わいの冷製スープです。

生でがりがり食べても甘く美味しく感じるような、そんなトウモロコシを使っているのだろうか。

■紅ズワイ蟹とイタリア産大麦のインサラータリーゾ(2,400円)

インサラータリーゾとは、お米のサラダみたいなものみたいです。米を大麦にしてあります。
サラダ自体は柑橘系のサッパリした感じと、カニミソのコントラストが楽しい一品です。

なお、大きめの1皿でオーダーしていますが、1人分ずつ分けて提供されますので、ボリューム的には写真の倍となります。

■戻り鰹の軽い藁スモーク 焼き茄子とそのピュレを添えて(2,600円)

「軽い藁スモーク」とありますが、鰹がまとったスモーク感がすごいのだが。
厚めに切られた鰹は食べごたえもすごい。

■和牛トリッパとフレッシュポルチーニ茸のフィレンツェ風トマト煮込み(2,400円)

前半の料理で腰を抜かしたのはこのトリッパ。
臭みだけ完全に完璧に除去し、旨味だけが押し寄せるモツの状態は、これはなんなのか。
角の取れたまろやかなトマトソースも美味しすぎる。

初めて食べるトリッパが、このトリッパであれば、間違いなくその人は「好物はトリッパです」と言うようになりそう。
反芻したくなる逸品でした。

■大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ‼(2,400円)

アサリのパスタはクックパッドにも投稿した究極のレシピで家でかなりの回数作っているので、果たしてその味とどのくらい差があるのかと思い注文してみました。

そして結果としましては、
・家のボンゴレも勝てはしないが方向性は間違ってなさそう
・頂いたボンゴレの、塩味の決まりっぷりが半端ない
・頂いたボンゴレの通り、スパゲッティーニで作った方が美味しそうだが、こんな仕上がりになるか心配
などいろいろ参考になりました。

前菜から思いましたが、塩加減がとにかく絶妙すぎます。

あと、アサリがでかすぎです。こんなアサリは小売りでは手に入らないと思う。

全然関係ありませんが、料理のレシピには著作権が設定されないそうですね。

■フレッシュポルチーニ茸と秋トリュフのリゾット(2,600円)

なんとリゾットが超でかいチーズのくぼみに入って登場。

そして、今回はシェフが直々に目の前で仕上げをしてくださいました。
(大変お若い方でしたので、その時はシェフとは思いませんでした)

完成。すごい。トリュフでパスタが見えない。

ポルチーニとチーズとトリュフの組み合わせは何となくよく目にする気がしますが、よくもまあこれだけお互いを引き出すことか。
味も香りも見た目も美味しいリゾットは、深みがありすぎて減っていくのが悲しい逸品です。

■BrunellodiMontalcino2009(1,800円)

最後の肉料理のために、赤ワインを選んだのですが、そのボトルがあいにく品切れで、事もあろうか上位ランクの赤ワインを、もともとオーダーしたワインの値段で提供してくれることになってしまいました。

しかもそのワインは、、、

こんな登場のされ方をしまして。

こんな風に注いでくださったのであります。何かの儀式みたい。かっこういい。

全く表現不能であるため、またしても解説を貼っておきますが、最近飲んだ赤ワインの中で一番美味しいワインでした。

■ローマ風仔羊ロースのカチャトーラ(3,000円)

メインは仔羊にしました。
餡子隊長がしきりに塩加減について「すごい」を連発していました。「重量の0.8%云々・・・」と。

私はなくても大丈夫だったのですが、隊長のお誕生日ということで最後にデザートを食べました。
デザートも7種類から選べてしまい、隊長は眉間に皺を寄せながら悩んでおりました。

■デザートワイン(値段不明)

ソムリエの方に勧められるがままに、気づいたら卓上に配備されていたデザートワイン。
今日6杯目。自分の誕生日でもないのに、便乗して飲みすぎました。

■季節フルーツの豪華なパフェ(900円)

大きくはありませんが、大変豪華なパフェが、なんと900円とは。
付近のカフェ、真っ青ではなかろうか。

イチゴのジェラート、ミルクプリンが入っており、餡子隊長により瞬殺されておりました。

■アプリコットのドルチェ

メニューにはない、パティシエの方の新作だそうです。
同じ甘いにもいろいろな甘さが押し寄せてきます。
全く甘党ではない私ですが、「減らないでほしい」と思いながら頂きました。

名リストランテには、名パティシエあり。
料理で上がったテンションを、さらに跳ね上げる凄まじいドルチェでありました。

シェフの方もパティシエの方もソムリエの方も、とにかくサービス精神とホスピタリティに溢れた方々ばかりで、こんな職場で働けたらさぞ楽しかろうと思いました。

全ジャンルの中で、2016年で一番楽しく美味しい食事になりました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人12,000円くらい

■食前酒メニュー

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

バール デ ブー (恵比寿、代官山、中目黒 / イタリアン、バー、ピザ)

13回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2023/12訪問 2024/05/30

【閉店】都内屈指のイタリアンバル

クリスマス当日、ブーに行きました。
年末最終日に毎年お邪魔しておりましたが、今年はそのイベントがないため前倒してクリスマス訪問です。

最初は空いておりましたが、クリスマスということもあり後半はさすがに大混雑です。

いつしか定位置になったこちらの席。
この席に座るたびに、初デートカップルの女性がトイレから出てこなくなって、誰もトイレに行けなくなったことを思い出します。

この席からの風景です。
まさかこの時、この風景の見納めになるとは全く予想しておりませんでした。なんか最近もそんな記事を書いたような。

黒板メニュー。
その他のメニューは一番下に掲載しました。

■生ビール(800円)

都内で一番美味しい黒ラベルが飲めるお店。それがバールデブーの特徴の1つです。
本当に1番かはわかりませんが、相当なクオリティです。誰しもが驚きます。

ワインは3人で2本頂きました。ブーは肉中心なので赤ワインになりがち。

■ロッソピチェーノ(5,200円)

■キャンティクラシコ(6,500円)

料理を紹介します。もう14回目の訪問ですので本能の趣くまま選びました。
つまりはおすすめメニューに近いです。使う場面のない情報になってしまいましたが。。。

お通しはいつものチーズサブレ。

■3種キノコのマリネ(580円)

さっぱりシンプルなキノコのマリネ。あっという間に到着します。
値段も手頃ですぐ来てくれるのでオープニングにはちょうどよい。

■イイダコとオリーブの辛いトマト煮(980円)

ヒリリと辛い抜群に美味しいトマトソース。いつもよりも焦げの感じがあって風味がよくて美味しい。
オリーブも美味しいですし蛸の旨味もたっぷり。大蒜もいい効きっぷりです。

ブーを代表するメニューーです。

ソースを余すことなく頂くため自家製パン(180円)を投入です。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(980円)

豆の甘みとチーズのコクが特徴です。ブーはチーズの使い方が大変素敵です。
臭みなんて全くありません。トリッパ苦手でもこれは食べられると思う。ブーを代表するメニューです。

■豚ホホ肉のやわらかい赤ワイン煮(1,680円)

82歳のナムさんが大好きなメニューです。ホロホロに煮込まれた頬肉。
苦みと旨味がたまりません。劇的に美味しいです。これもブーを代表するメニューです。

■生ハムとモッツァレラの盛り合わせ(1,580円)

3人で怒涛のように食べたので休憩の一品。ここからは肉と炭水化物ゾーンに突入です。

■ワタリガニのリゾット(1,480円)

蟹のエキスと、しかも渡り蟹のエキス。チーズも相まって最高に美味しいです。
渡り蟹のリゾットは滅多に出会えませんが、あったら是非頼みたい一品です。もうお店がないけど。。。

■平田牧場三元豚肩ロースの炭火焼き(1,680円)

メインは豚です。炭の香りがたまりません。そしてさすがの美味しいです。
マスタードがすごくいい仕事をしてくれます。1,680円はどうかしてます。

■うにのクリームソース(1,980円)✕1.5

うにくり。パスタの中ではブーの代表格じゃないかなと思います。イタリアでは絶対に出てこないパスタです。1.5人前。
濃厚な味わいがクセになります。

パスタで迷ったらこれです。

ドルチェメニュー。

なんと3人で6枚抜きです。わたしはあまり戦力にならないので実質2人で6枚抜きです。
普段より食べた気がするのですがすごい余力です。

ドルチェはオール550円。
11種類あるドルチェメニューから、2人が好きなドルチェを6つ厳選したものになります。

■ガトーショコラ(550円)

■レモンタルト(550円)

■セミフレッド(550円)

■ティラミス(550円)

■レアチーズケーキ(550円)

■カタナーラ(550円)

さすがに5つなので、わたしもグラッパを止めて参戦しました。
メリークリスマス!

※ブーの閉店はこのあと4月の訪問で知ることになります(ブーは2024年5月11日に閉店しました)

===
【オーダー】
上記の通り 1人10,300円

バールデブーの過去記事はこちらになります。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日
・2017年7月29日
・2018年12月29日
・2019年12月28日
・2020年8月22日
・2020年12月30日
・2021年12月30日
・2023年2月4日
・2023年3月11日
・2023年5月3日
・2013年7月14日

■料理

■パスタ

■ドリンク

■ワイン

今年5回目のバールデブー。恵比寿駅徒歩3分くらいの人気イタリアンバルです。

いつもは4人ですが、今回は餡子隊長と2人だったのでカウンター席へ。
一番奥まった隅の席を用意頂きました。独立性最高です。

19時半当初は5割くらいの客入りでしたが、20時くらいには大満席となりました。人気あります。

本日の黒板メニュー。ズラリと4番バッターが並んでいます。
その他グランドメニューは一番下に掲載しました。黒板とグランドメニューからバランスよくセレクトしました。

■生ビール(800円)

都内屈指のサッポロ黒ラベルが頂けるのもバールデブーの特徴の1つです。本当に美味しいです。普通のお店で飲む黒ラベルと全然味が違います。
飲んで頂ければ、美味しいものに不意に出会った時に出る「なにこれ!」が出るはずです。
何よりこの美しさが証拠です。

■ボトルワイン(5,000円)

今月のおすすめワインをボトルで。
イタリアヴェネト州。

お通しはいつも通りスティックチーズサブレ。

■イチボのカルパッチョ(1,180円)

薄切り肉の美味しさ。チーズでコクをプラス。肉とチーズのマリアージュ。
さっぱりしていて前菜らしさはありつつも、しっかりとした味わい。初球からしっかり美味しい。

■茹で野菜の大蒜アンチョビソース(980円)

大蒜とアンチョビがビシッと効いています。ブーではぼんやりした味に出会うことはありません。
味の方向がしっかり定まってます。

■そら豆とカシラ肉のリゾット(1,380円)

久々にリゾットを食べてみました。今回初見メニューはこのリゾットだけだ。

米はアルデンテより幾分柔らかめの仕上がり。カシラ、、、なので豚肉の頬肉かな。豚肉ですがコンビーフみたいな感じになってます。それとホクホクの空豆。
出汁も美味しく、またチーズがすごくいい仕事しています。ブーのチーズ使いはいつも見事であります。

メインの前に名刀ラギオールが登場。よく切れます。

■鴨肉のステーキマスタードソース(2,480円)

鴨肉の焼き具合はもちろんのこと、何よりソースが抜群に美味しいです。
苦味と旨味の詰まった甘めのソース。ブーで羊と鴨はいつも迷います。

■バジルソースのジェノベーゼ(1,580円)

まずバジルの香りが素晴らしいです。鼻に抜けるバジルが最高。少し若めの香りに感じるのは7月だからか。
抜群のバジルソースに、これでもか!という程たっぷり注がれたチーズがまた最高です。

麺の加減もちょうどよく、ブーで一番好きなパスタは?と聞かれると悩みに悩んだ末ジェノベーゼと回答するかもしれないです。

ただ雲丹のクリームパスタもすごいし、ボロネーゼも捨てがたいし、日によって回答が変わりそうでもあります。

ドルチェを2つ。ブーのドルチェは11種類あるのですが、我々が2つ選ぶとしたらこれになります。
これもパスタ同様悩みに悩むのですが。

■レモンタルト(550円)

昔はレモンケーキ。いまは進化してレモンタルト。最高です。
1つしか選べないなら、、、ケーキ系が好きな場合はぜひレモンタルトで。

■セミフレッド(550円)

人生で食べたセミフレッドの中で一番このセミフレッドが美味しいです。
ケーキ系はちょっと重いなという場合に、1つだけ選ぶならセミフレッドをぜひ。

わたしはグラッパで〆ます。

■グラッパ(各900円)

全て最高でした。バールデブーはやっぱりいいお店です。

===
■フード

■パスタ

■ワインリスト

■ドリンク

ご恩@高円寺で激ウマラーメンを食べて、MISTY@野方でケーキを食べて、散歩して電車乗って最終目的地バールデブー@恵比寿到着。

ナムさん夫婦とは行きつけになっているイタリアンバルです。

17時50分の到着で最初は空いていましたが、ほどなくして満席に近い状態になりました。

奥のLに曲がった部分の席はこんな感じ。

お店の方はいつも通りホールのお姉さんとキッチン側に若い男性とシェフの3名体制。

本日のオススメメニュー。
グランドメニューは一番下に掲載しました。

お通しのチーズサブレ。
鶏のレバーパテだった時代もあります。懐かしい。

■生ビール(800円)

バールデブーの生ビールは異様に美味しいです。樽の保管状況、回転、グラスの綺麗さ、見事な注ぎ方、全てが一体となっているのでしょう。素晴らしいコンディションの生ビールが頂けます。銘柄は黒ラベル。
ここより美味しい黒ラベルにはなかなか出会えません。

ワインは料理に合わせて飲み分けられるように赤白1本ずつボトルを注文しました。

■ピノグリージョ(4,000円)

■シラー(4,500円)

■3種キノコのマリネ(580円)

12回の訪問で初めてオーダーしました。昔からメニューにはあります。
酸味の効いたマリネはほんのりと大蒜を感じます。

■Booのミックスサラダ(980円)

2013年の初訪問時にオーダーした依頼、甲子園出場的に言うと10年ぶり2度目のオーダーとなったサラダ。
甘みと酸味のあるドレッシングでさっぱりと頂きます。

■イイダコとオリーブの辛いトマト煮(1,180円)

何度もオーダーしている定番料理。外したくない逸品です。
さっぱりとしたトマトソースに、大蒜がガツーーーーンと効いたパンチのある一皿。このソースでパスタにしたらとんでもない中毒性がありそうです。
訪問されましたらぜひ。

■NZ産仔羊肩ロースの炭火焼き(2,480円)

かつては「カイノミ」の炭火焼きをよく頼んでいましたが、いろいろな問題で無くなってしまいました。なので本日は仔羊に。
ローズマリーのよい香りがします。それとソースが抜群に美味しい。タプナードソースみたいな感じだけど違うかな。うん、ソースが美味しい。もちろんお肉も。

■ムール貝の白ワイン蒸し(880円)

2021年以来、2年ぶり2度目のムール貝。

バケット(180円)は必需品です。バケットも自家製。

白ワインが進みます。バケットにスープを吸わせまくって食べます。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(980円)

こちらも超おすすめ料理で何度食べたかわかりません。
トリッパらしい内蔵の食感を楽しめます。しかし臭みは一切ありません。内臓系苦手な方では美味しいと思う可能性高いです。
ブーらしいチーズ使いが見事です。

■北海道産カマンベールチーズのオーブン焼き(980円)

初めてオーダーしました。
焼いたカマンベールチーズにはナッツ類が乗っています。そしてはちみつでお化粧。

■豚タンのラグーリゾット(1,280円)

リゾットは種類は違いますが2021年以来2年ぶり2度目。昔はメニューになかったように思えますが最近黒板メニューに1つだけリゾットがあります(日にもよるかもしれません)。
チーズを使った料理が異様に美味しいバールデブー。リゾットもやはり間違いありませんでした。チーズに限らず何でも間違いないのですが。
豚タンのラグーってこうなるのか。何より味の定まりが素晴らしいです。

最後に〆のパスタを食べます。本日のパスタメニュー。

■辛いトマトソースのアラビアータ(1,580円)

アラビアータは初めてです。抜群に美味しいトマトソースと派手に効いた大蒜。そして何より結構辛いです。唐辛子2本分くらい入っているんじゃないかと思うくらいなかなかの刺激。イタリアでは考えられないくらいの辛さ。
キリッと旨いアラビアータ。クセになる味。

■バジルソースのジェノベーゼ(1,580円)

2017年6年ぶり2度目のジェノベーゼ。わたしと餡子隊長はジェノベーゼが好きです。

6年前のジェノベーゼと衣装が違います。雪のように綺麗なチーズがこんもりと。

混ぜると以前の出で立ちに近い状態に。
鼻を抜けるバジルの香りとたっぷりのチーズがたまりません。バールデブーのジェノベーゼ大好きです。

アルコールチームはグラッパで〆ました。

3つ提案頂いたので2つ飲みたかったのですが餡子隊長に止められて1人1杯でフィニッシュ。

ドルチェチームは4種類。バールデブーはドルチェも一級品です。

どれもオススメですが、セミフレッドが4人のお気に入りです。1つしか食べられない場合はセミフレッドをぜひ。

■セミフレッド(550円)

■ボネ(550円)

■カタナーラ(550円)

■パネトーネ(550円)

今回も控えめにいって最高でした。
閉店前のダバインディアに別れを告げ、いつも通りロイホで2次会をすることにしました。

が、なんと無情にも待ち人多数。コロナが終わってからロイホにサクッと入れなくなりました。

3分くらい悩んだ末、バールデブー@恵比寿に助けを求めることにしました。
電話をしたら席ありとのこと。

日比谷線に飛び乗って恵比寿に向かいます。ちょっと距離はありますが一本で行けます。

19時50分、バールデブー到着です。
2軒目としての利用は9年前に1度だけ経験があります。

店内は第一陣が退店したあとのようで7割くらいの客入りでした。

いつもわりと早い時間から入るのでいつもとちょっと違った雰囲気。

久々に入口から直進して右手のテーブル席に着きました。

黒板メニュー。しかし今日は黒板は活躍しませんでした。
最後のダバインディアということで、お腹パンパンになるまでインド料理を食べて来てしまいました。

お通しのチーズサブレは頂きます。

■生ビール(800円)

パーフェクト生ビールは黒ラベル。
2軒目と言えどもバールデブーの生ビールは外せません。異様なまでのコンディションのよさ。

食べられないかわりに、入店を許して頂いたお礼に飲まねば!ということでボトルワインを2本。

■ピノ・ネロ(4,000円)

■モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(4,500円)

おつまみとして2品置いておきました。

■生ハムとモッツァレラチーズの盛り合わせ(1,580円)

2つとも初めてオーダーしました。これまであまり簡単なメニューを頼んだことがありません。
美味しいので不思議と食べられてしまいます。罪な話でもあります。

■ポテトフライ(480円)

ポテトフライなんてあったんだ。普通に美味しいです。
気が付くと無くなっていました。

■雲丹のクリームパスタ(1,700円)

恐ろしいことです。あんなにお腹パンパンだったのに、ワインを飲んでおつまみを食べていたら調子が戻ってしまいました。そして気が付くと雲丹のクリームパスタを頼んでいました。

こちらのパスタ、メニューにはありませんでしたが念のため確認するとあるとのこと。

チーズと雲丹がマリアージュした濃厚な一撃。
どんなにお腹いっぱいでも食べられてしまうほど美味しいということを証明してしまいました。

とはいっても流石にいつものようには食べられないため、最後はドルチェを過去ないほど食べることにしました)。

過去最高の6枚抜きを達成しました。
バールデブーのドルチェはほとんど食べたことがありますが、中でも至宝の6つを選んでみました。

■セミフレッド(550円)

これ以上のセミフレッドはなかなかありません。
どれか1つで狂おしいほど悩む場合はセミフレッドがオススメです。

■ティラミス(550円)

王道中の王道で攻める場合はティラミスを。

■カフェアフォガード(770円)

夜コーヒーを飲むと最近眠れなくなることがわかったので私は1口も食べていませんがアフォガード。

■レアチーズケーキ(550円)

レアチーズケーキはちょっと変わったスタイルで。
ブーはチーズを使った料理が多いですが、ドルチェも美味です。

■ボネ(550円)

分かりやすく表現するとチョコレートプリン。ボネは初めてではありませんが久々に頂きました。

バールデブーのドルチェメニューは11種なので、あと5種で制覇だったのですがそれは無理でした。
また本来ならばオススメ6選であればレモンタルトを入れるべきなのですが、生地系であるため止めておきました。

お姉さんに「お腹ペコペコでまた来ます」と約束してお店を後にしました。

バールデブーは、2軒目利用でもオススメです。

===
【オーダー】
上記の通り 1人4,940円

バールデブーの過去記事はこちらになります。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日
・2017年7月29日
・2018年12月29日
・2019年12月28日
・2020年8月22日
・2020年12月30日
・2021年12月30日
・2023年2月4日

毎年年末恒例行事となっていたブー参りですが、昨年は行事開催日が12月29日になってしまい、ブーが年内の営業を終わってしまっておりました。
なので2月に「ブー詣で」をして参りました。

土曜日17時20分の到着で先客4組ほど。手前には2画で書く7の字型のカウンター席と、通路に2名席があります。

入って奥右手エリアには丸テーブルエリア。

入って奥左手にはカウンター席と四角テーブルエリア。

しっかり飲んで食べる時にも、ふらっと寄ってちょっと飲んだりする時にも、2次会で利用たりする時にも、いろんなシーンで活躍します。
恵比寿駅から近いので、そういう意味でも便利です。

ホールはいつものお姉さんが担当、キッチンには若い男性とシェフの2名体制という通常通りのフォーメーションでした。

黒板メニュー。
その他のメニューは一番下に掲載しました。

■生ビール(800円)

銘柄はサッポロ黒ラベル。完璧なグラスに完璧なコンディションで注がれたビール。
そんじょそこらのお店で飲む生ビールとは一味違います。

ボトルワインはお姉さんの3本提案頂きました。

■ボトルワイン(各6,500円)

うち2本を飲んだ。同じブランドの品種違いです。

■お通し

チーズサブレ。
昔、鶏レバーパテだった時代があったなあと懐かしく思い出しました。

■カンパチのカルパッチョ(1,080円)

酸味と旨味をまとったソース。カンパチの味はしっかりはっきりあり、カンパチを引き立てるソース。
さすがの仕上がりです。

■鴨肉と白レバーの田舎風パテ(1,080円)

見た目以上に軽やかなパテ。フレッシュで非常に食べやすいです。
絶妙な塩加減もGOOD。
10回目ですが初めて食べた可能性があります。

■ポレンタと3種チーズのオーブン焼き半熟玉子(1,080円)

伝統のポレンタ。ブー名物料理の1つ。初見の場合は是非。
チーズ好き必見です。ぱっと見ただけでは半熟玉子の存在に気が付きませんので玉子を崩すのをお忘れなく。

■平田牧場三元豚肩ロースの炭火焼き(1,480円)

炭火の香りが素晴らしい三元豚。酸味のあるバジルソースで。
大好きだった豪州産カイノミがなくなってしまいましたが、方向性は違えど同じくらいの魅力があります。
四番を打てる逸材です。こちらもオススメ。

■ニュージーランド産仔羊肩ロースの炭火焼き(2,480円)

仔羊にはカチャトラソースが合わせてあります。
カチャトラとは「猟師風の」みたいな意味で、トスカーナ地方のソースらしい。甘く深い味わいが特徴。仔羊のクセとも相性抜群。
カイノミのソースも素晴らしかったですが、こちらもカイノミの代役を申し分なく果たせる逸材です。

名刀ラギオールで切ります。

■イイダコとオリーブの辛いトマト煮(1,080円)

ちょっとだけピリ辛の、そして大蒜が絶妙に効いたトマトソース煮込み。
ソースが異様に美味しいです。このソースで作ったパスタとかも食べてみたい。
通いすぎてオススメばかりオーダーしてしまうのですが、これも外せない逸品です。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(980円)

トリッパのクセをチーズが封じ込めています。ブーはチーズ使いが見事です。
イイダコ同様こちらも大蒜パンチが効いています。

■チーズと胡椒のカチョエペペ(1,500円→1.5人前なので1.5倍かも)

こんもりと注がれたたっぷりチーズ。よく出会うカチョエペペ以上にチーズ量がすごいです。
またチーズに圧倒されがちですが胡椒もビシビシ効いています。

よく混ぜるととんでもない戦闘力に。これぞイタリアという感じ。

超濃厚カチョエペペ。初めて頂きましたがこれも必食のパスタメニューです。
オススメばかりで2人とかだとお腹が大変なことになりそう。

■ボローニャ風ミートソース(1,500円→1.5人前なので1.5倍かも)

ミートソースとチーズがすごくて見えにくいですが平打麺です。手打ち麺だそうです。
たっぷりの肉餡が肉肉しく、またチーズとマリアージュしていて濃厚な仕上がり。

どんなに満腹でも食べられてしまいそうな魅惑のパスタ。

ドルチェメニュー。

料理をたくさん食べすぎましたので本日は控えめに3品で。

■ティラミス(550円)

スポンジ感のないタイプのティラミス。
軽い口当たり。

■レモンタルト(550円)

昔はレモンケーキでした。これがまたすごかった。その流れを汲んでいるレモンタルト。
酸味と苦味が見事です。

■セミフレッド(550円)

苦くて甘いセミフレッド。これ以上のセミフレッドは出会ったことがありません。
チョコレートが所々混じっていて苦味と食感を担当してくれています。

どれか1つしか食べられないのであれば、、、狂おしいほど悩みますがセミフレッドを推します。

■グラッパ(900円)

酒チームはグラッパで〆ました。

最近は年末以外足を運べていなかったので、今年はそれ以外にもお世話になりたいです。
ブー最高。

緊急事態宣言もマンボーもないため店内はぶん混み状態。
コロナ?という店内の雰囲気は本当に久しぶりです。店員さんも非常に忙しそう。トイレ占拠事件なんかもあって更に忙しそう。

この日の黒板メニュー。
グランドメニューは一番下に掲載しました。

■生ビール(700円)

銘柄はサッポロ黒ラベル。
めちゃくちゃ綺麗に管理されたグラスに、めちゃくちゃ丁寧に注がれた黒ラベルは最高のコンディションです。
普通のお店の生ビールと全然違います。

ワインは4人で3本飲みました。
全てお姉さんのオススメボトルです。

チーズ料理が多かったので白1、赤2の構成になりました。

お通しはチーズサブレ。
昔は鶏レバームース&クラッカーでした。

■牛の希少部位”イチボ”のカルパッチョ(1,080円)

イチボのカルパッチョが税別1,000円以下で頂けるなんて奇跡です。
オリーブオイルのほどよい感じ濃厚なチーズのアシストで一層美味しくなっています。

カルパッチョ好きの餡子隊長が大変満足げでした。
グランドメニューにありますので、いつでも頂けるはずですので是非。

■ルーコラとパルミジャーノチーズのサラダ(880円)

これもチーズ。パルミジャーノ。
バールデブーのメニューはだいたい食べたことがありますが(残念ながら全部ではない)、生野菜系の中では一番オススメでしょうか。

■オーストラリア産牛肉”かいのみ”の炭火焼き(1,680円)

必食メニューの1つ。かいのみ。
肉肉しいかいのみと、旨みたっぷりのサラサラソースが決め手です。
下に敷いてあるトロトロの玉葱もいい仕事をしてくれています。

肉が嫌いでなければ必ずオーダーしたほうがよい超逸品です。2,000円切る価格も魅力。

■お肉を詰めたラビオリチーズソース(1,080円)

黒板メニューより。
胡椒がビシッと決まっていてチーズの旨味を引き立てます。
熱々の仕上がりで、ワインが進みます。

■3種のチーズリゾット(1,280円)

またチーズ。今日はチーズばかりである。狙ったわけではないのですが。食べたいものを選んだらこうなりました。
3種とはゴルゴンゾーラチーズ、パルミジャーノレッジャーノ、スモークチーズだそうです。
完璧なアルデンテの仕上がりと、定まりすぎた味が見事。パスタもいいがリゾットもいい。

■ポレンタと3種チーズのオーブン焼き半熟玉子(1,080円)

またチーズ。予定にはなかったのですがお姉さんより「いっときますか!」の声に押され。
2年ぶりのポレンタ&チーズです。
バールデブーの大人気メニューの1つ。チーズ好きの方は是非。

■ムール貝の白ワイン蒸し(780円)

白ワインに合わせて選びました。”かいのみ”とこのワイン蒸し以外全部チーズ入りの料理になりました。
白ワインのお供として置いておくメニューとして活躍。

■チーズと胡椒のカチョエペペ(1,500円)

恐らく初のカチョエペペ。シンプルなだけに腕の違いが出るパスタ料理です。
恐らくシェフはチーズ大好きと思われます。チーズ料理をいくつも頂きましたがどれも絶品。
チーズが引き立つカチョエペペも例外ではありませんでした。

■ボローニャ風ミートソース(1,500円)

ミートソースも初めてかな。。。違うかな。。。
たっぷりのミートソースとチーズでお化粧。麺はタリアテッレを選びました。
濃厚だけど味が濃くないミートソースが素敵です。

ドルチェメニュー。

ドルチェは3枚抜き。4枚抜きの年もあったような。
ドルチェは全種類食べたことがある気がします。

ドルチェ担当のナム&餡子隊長が特に好きな3つを選んだ模様。
ゆえにどれもオススメです。

■ガトーショコラ(550円)

■カタナーラ(550円)

■セミフレッド(550円)

アルコール担当のわたしとミーコさんはグラッパで〆ます。

終わりよければ全てよし。2021年最後の外食も素晴らしいものになりました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人6,000円

■フードメニュー

■パスタ/ピザ

■ボトルワイン

■ドリンク



毎年恒例、年の瀬のバールデブー。
例年はドライブ小旅行後に訪問するのですが、ドライブが日曜日で定休日だったため、12月30日に再集合しました。

コロナのため17時オープン(以前は18時でした)。

恵比寿駅徒歩2分。気軽に立ち寄れるバルだけど本格的なイタリア料理が安価な価格で頂けるのがバールデブーの特徴です。
ちょっとだけ飲むシーンでも、力いっぱい食事するシーンでもどちらでも大活躍。

L字に曲がったすぐの場所に通して頂きました。
女将さん、シェフの大将、若い男性の、いつもの3名体制でした。

フードメニュー。
その他のメニューは一番下に掲載しました。

2020年外食納めスタート。

■生ビール(600円)

銘柄はサッポロ黒ラベル。大変綺麗なグラスだけに発生するエンジェルリングができます。
泡も肌理細かく最高に美味しい生ビール。

赤ワインを4人で2本飲んだ。ボトルはとても手頃な値段で揃っています。

■MONTEPULCIANOD'ABRUZZO(4,000円)

■BARBERAD'ASTI(4,300円)

■チーズと胡椒のサブレ(お通し)

かつては鶏レバーペースト→パルミジャーノチーズのサブレ→パプリカのサブレ。
今回はチーズと胡椒のサブレになりました。最近はずっとサブレシリーズ。

■冷製ノルウェーサーモンの低温調理(950円)

添えてある野菜が違いますが、前に1度食べたことがあります。
ソースはオリーブ。添えてある野菜は大根にシソ。
大ぶりのサーモンを和洋折衷で頂く前菜。

■茹で野菜の大蒜アンチョビソース(850円)

初めて頂いた料理。
大蒜がばしーっと効いています。
大変シンプルな料理ですがすごく美味しい。素材の味とアンチョビソース。

■たっぷりチーズのマッシュポテトと鹿肉のラグー(950円)

こちらの料理も初見。
マッシュポテトがもったりしていません。バターバターしてないのがいい。中には鹿肉が入っています。
毎年名物料理の3種のチーズ&ポレンタを頂いていたのですが今年のチーズ料理はこちらにしました。
チーズ&ポレンタをオーダーしなかったのは初めてのこと。

■オーストラリア産牛肉かいのみの炭火焼き(1,450円)

最近新レギュラーとなったのがかいのみ。

牛肉は超絶やわらか。また旨みたっぷりのソースとの相性が絶妙です。
いまバールデブーで最もオーダーしなければならない一皿の1つ。

■大蒜とアンチョビのPizza(900円)

ピザ自体をバールデブーで初めてオーダー。
薄いカリカリ系のピザはトマトソースがいい感じ。

酒の肴系ピザとしては最高峰。窯焼きではないピザにもそのよさがあります。

■ジャガイモのニョッキゴルゴンゾーラソース(950円)

ゴルゴンゾーラチーズは、そこまでゴルゴンな感じではないので苦手な人でも大丈夫と思います。
ニョッキのちょうどよくねっとりした感じがたまりません。

こんなチーズ料理もあったとは。

■豚ホホ肉のやわらかい赤ワイン煮(950円)

ナムさんの好物。
一般的なお店の赤ワインソースとなんか違います。

酸味もあり少しの苦味もあり、なんて美味しいんだ。継ぎ足しの秘伝の味。
豚肉は当然とろとろに煮込まれてます。
こちらも外したくない一品です。

■有頭海老のペペロンチーノ(1,500円)

初めてペペロンチーノを食べましたが、、、

これはバールデブーのペペロンチーノではない。
惜しげもなく投入された有頭海老の旨味が炸裂してます。海老が溢れ出ている。
こんなペペロンチーノ見たこと無い。

■雲丹のクリームソース(1,600円)

流石のうまさ。メニューにあったら必ず頼みたいパスタ料理。しかし必ずあるとは限らないです。

バールデブーのパスタに外れはありませんが、ウニクリームはあれば是非。

酒飲みチームはグラッパ〆。

■グラッパ(各800円)

甘党チームはドルチェ〆。
バールデブーはドルチェも秀逸です。しかもオール500円と破格。

いつも通り2つで4種類オーダー。
毎回4種類食べるので、8回の訪問で食べたことのないドルチェはないはず。

■ガトーショコラ(500円)

バランスタイプのガトーショコラとしては都内最高峰と思われます。
ドルチェに迷って目を丸くしたい時はガトーショコラがオススメ。

■レモンタルト(500円)

かつてはレモンケーキでしたが、今はパワーアップしてレモンタルトに。
レモンケーキ時代も美味しかったですが、さらにパワーアップしてます。
ドルチェで迷ってちょっと攻めたい時にはレモンタルトがオススメ。

■ディラミス(500円)

王道中の王道。しみしみとスポンジのバランスがよく、ガトーショコラ同様バランスタイプ。
ドルチェに迷って迷い疲れたら王道のティラミスがオススメ。

■セミフレッド(500円)

セミフレッドってあまり好きではないのですが、バールデブーのセミフレッドはどうしてか美味しい。
ドルチェに迷ってセミフレッドにいい思い出がない場合はセミフレッドがオススメ。

素敵な駅チカイタリアンバルです。大好きです。

===
バールデブーの過去記事はこちらになります。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日
・2017年7月29日
・2018年12月29日
・2019年12月28日
・2020年8月22日

■フードメニュー

■肴

■ドリンク

■ワイン

毎年年末に通っているバールデブーに、年末ではありませんがお邪魔してみました。
恵比寿駅から徒歩2分の好立地。

以前は18時オープンでしたが17時オープンに変わっていました。
コロナになってからは空いている早めの時間にお店に行くようにしているため大変有り難い変更です。

一番乗りでしたので余すことなく紹介します。

一番奥の席。

その手前の席。毎年年末はこの辺りの席に着いています。

上記の席から入口方面を見た景色。

L字型のカウンター席もあります。席と席の間にはビニールの仕切りがあります。
また都の条例により禁煙になっていました。

この日のオススメメニュー。
それ以外のメニューは一番下に掲載しました。メニュー数はかなりあるので、初見だと相当悩むと思います。

■生ビール(600円)

銘柄はサッポロです。生ビール自体のコンディションがよいのでしょう。大変美味しいです。普通のお店で飲むサッポロよりずっと美味しい。
グラスがめちゃくちゃ綺麗なのも美味しさに拍車をかけています。
グラスには見事なエンジェルリングができます。

■グラスワイン(600円~)

グラスワインは数種類から選べます。
2人なのでボトルを入れないので、選べるグラスワインは有り難い。

お通しはかつては鶏レバーペースト、前回はパルミジャーノチーズのサブレ。そして今回はパプリカのクッキーみたいな食べ物になっていた。
サクッと美味しいパプリカ。

■とうもろこしのスフォルマート豆のサラダ添え(850円)

玉蜀黍がすごく甘い。
しかしこのあとセレクトを失敗したことに気が付きました。「ポレンタ」って玉蜀黍の粉なので。玉蜀黍かぶり発生。

■ポレンタと3種のチーズのオーブン焼き半熟玉子(950円)

バールデブー名物とも言える、3種のチーズのオーブン焼き。これを頼まなかった回はないです。
初見であれば必ずオーダーしたい逸品です。

最高のチーズの食べ方の1つじゃないかと思っています。
トロトロ熱々ポレンタも相まって一層美味しい。

チーズと玉子とポレンタの共演。
似た味のチーズ料理を食べたことがないです。チーズ好きならば是非。

■オーストラリア産牛肉かいのみの炭火焼き(1,450円)

肉料理の部、オススメNo1がこちら。

焼き加減完璧で、肉の旨味が迸ります。肉自体に厚みがあり食べごたえも十分。
ソースは酸味と旨味あり。炭火のいい香りも格別です。
下に敷いてあるトロトロの玉葱。

肉料理で迷ったら「かいのみ」コールがオススメです。

■仔羊の骨付ロースの炭火焼き(2,550円)

いつも「かいのみ」になるので、もう1つ肉料理をオーダーしてみました。初オーダー。
想像以上にデカかった。100g850円ですが300gもあった。

付け合せの野菜。こちらも炭火焼き。
バールデブーはイタリアンバルですが、箸があるので大変食べやすい。

かいのみ同様に炭火の香ばしさがあります。ジューシーで美味しい仔羊。
脂が結構多いので、油分耐性が多少必要になります。

■小柱のトマトクリーム(1,400円)

本日のパスタから選びました。

海の味がする。貝柱がたっぷりはいってます。贅沢な味がする。
何やら蟹みたいな風味があるような気がするのは、海の風味をそう誤認しているだけか?あるいは蟹エキスも入っているか?甲殻類の風も感じます。
男らしい豪快さと繊細さを併せ持つソース。クリームクリームしてないのがよいです。トマトの酸味も効いている。

〆にグラッパを。。。と思ったらお願いするまでもなく自動的にボトルが出てきました。
動きを読まれています。

2つ頂きました。酔います。

餡子隊長はデザートメニューを取り寄せていた。
バールデブーはドルチェにも定評があります。

デザートメニューを頂くまでもなくガトーショコラにすることは決まっていました。
小麦粉がほとんど入っていないタイプのガトーショコラ。

今日も美味しかった。
駅チカでアクセスもよく、イタリアンバル形式では都内屈指じゃないかと思ってます。

===
【オーダー】
上記の通り 1人8,000円弱

■フードメニュー

■パスタ

■ドリンク

■ワイン

ドライブで佐野市まで行ってラーメンを食べて諸々遊びまして、年末恒例のドライブ忘年会は年末恒例のバールデブーで締めくくりました。
甲子園出場風に言うと3年連続6回目の出場です。

6回目の紹介なのでいろいろ端折りますが、メニューは一番下に掲載しました。
ランチタイム営業していないのでオールディナータイムの訪問。過去記事はこちらになります。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日
・2017年7月29日
・2018年12月29日

バールデブーは都内のイタリアンバル形態では最もオススメで素敵なお店です。
頂いたものを簡単に紹介します。

■生ビール(600円)

バールデブーの生ビールは銘柄はサッポロ黒ラベルですが、とにかくグラスが綺麗で美しい。
それもそのはずで綺麗に洗った後、湯にくぐらせています。ゆえに透明度の高い最高に綺麗なグラスにビールを注いで頂けます。

大昔、サントリーでしたかね。ビールを飲んだ際にできる白い泡をエンジェルリングと称してテレビCMしていましたが、まさにエンジェルリングができます。大変見事な。

これまでは鶏レバーペーストがお通しでしたが、パルミジャーノチーズのサブレに変わっていました。
女将さんによりますと最近変わったのだそうです。

■牛の希少部位イチボのカルパッチョ(1,050円)

ねっとりとしたイチボの旨味とチーズのコクの旨味の共演。
オーダー後の登場も早く、手元に少しでも早く料理が来て欲しい時にも活躍してくれます。

■赤ワインボトル(4,600円)

ビールからの赤ワイン。メニューは見ずに女将さんに好みの味を伝えて選んで頂きました。

■オーストラリア産牛肉”かいのみ”の炭火焼き(1,450円)

炭火の焼き加減が最高すぎる逸品です。下に敷いてあるのは玉葱です。肉もこの上なく柔らかくソースもすごく美味しい。
この料理が1,500円以下というのはどうかしているというレベルです。

頂くのは2度目ですが、メニューにあったら絶対にオーダーしたほうがよいです。

■ポレンタと3種のチーズオーブン焼き・半熟玉子(950円)

3回連続6回目の訪問で、6回中6回食べているバールデブーの代表的な料理の1つです。
6回目なので多くは語りませんが、チーズが好きな人は絶対にオーダーしたほうがよいです。

■豚ホホ肉のやわらかい赤ワイン煮(950円)

昨年もオーダーした赤ワイン煮。好きなメニューはやっぱり偏ります。
継ぎ足し継ぎ足ししている秘伝のソースは旨味と苦味と酸味の三重奏が見事です。

■渡蟹のトマトソーススパゲッティ(1,500円)

昨年は手長海老でしたが今年は渡蟹でした。蟹の旨味が満載で海にいるかのようです。
また少しピリ辛仕上げもしてあり、そのアクセントも最高です。大蒜もいいし。
バールデブーのパスタは本当に美味しい。何を食べても美味しい。

■雲丹クリームソーススパゲティ(1,600円)

頂くのは3回目の雲丹のクリームパスタ。これもメニューに存在していたら是非ともオーダーしたい一皿です。
是非とも、、、が多すぎて、オススメだけでテーブルが埋まってしまいそうですが雲丹のこのパスタも是非食べて欲しい。。。
雲丹とクリームのバランスがなんともいえない至高のパスタです。冬しかないのかな。。。

バールデブーはドルチェも素晴らしいです。

全メニュー!といきたいところですが、スイーツチームのナムさんと餡子隊長は5つに自重していました。
2人で5つならば十二分と思いますが。

スイーツチームのおすすめ順に並べましたが、全部美味しいので超ハイレベルな順位付けと思って頂ければ。

■ガトーショコラ(700円)

チョコすぎるガトーショコラ、スポンジすぎるガトーショコラ。ガトーショコラにはいろいろな種類があると思いますが、バランス型のガトーショコラとしては都内有数じゃないかと思っています。

■ティラミス(700円)

王道のティラミスが2位です。迷ったらティラミスでいいかもしれない。
イタリアンバルで食べるティラミスなので間違いありません。

■セミフレッド(700円)

チョコレートのセミフレッド。
餡子隊長はセミフレッド自体はさほど好物ではないそうですが、バールデブーのセミフレッドはとても美味しいらしい。

■アフォガード(700円)

お馴染みのバニラアイスにエスプレッソ。
酒飲みのわたし的には一番食べやすく好きなのですが、スイーツチーム的には4位となるそうで。

■カタナーラ(700円)

カタナーラは隊長的には温かかったのが好みと違ったそうで。ただそれは人それぞれの好みに依存しそうです。

2人で5ドルチェ、余裕の完食でした。

アルコールチームはグラッパを。

やはり今宵も最高の宴となりました。次は暖かい季節に再訪したい。

===
【オーダー】
上記の通り 1人7,000円くらい

■料理メニュー

■ワインメニュー

■ドリンクメニュー

2018年最後の忘年会。桜家@三島市で鰻を食べて、もんぶらん@富士山駅でパフェを食べて、東京に戻ってきました。
夕飯は恵比寿のバールデブーです。この4人では4回目の訪問です。バールデブー大好き。

店内はいつもどおり。最初は空いていましたが時間と共に満席となりました。
人気がありますので予約して訪問したいところですが、2名であればカウンター席に入れる場合もありそうです。

本日のメニュー。
この中と、それからバールデブー一押しのメニューで構成するのがオススメです。

メニューはすべて一番下に掲載しました。
写真付きのメニューも常設されパワーアップしていました。

■生ビール(600円)

バールデブーのビールはサッポロなのですが、そんじょそこらのお店で飲むビールとは格が違います。
グラスが徹底的に綺麗であることと、注ぎの技術が完璧であるため、最高に美味しい生ビールを頂くことができます。

バールデブーより美味しい生ビールはなかなか飲めないです。
そんじょそこらのビアバーでは太刀打ちできない気がします。

■お通し

いつもどおりのお通し。鶏のレバーパテ。

■ルーコラとパルミジャーノのサラダ(750円)

ルッコラ(ルーコラ?)の苦味が美味しいサラダ。
パルミジャーノチーズのコクによりいっそう美味しく頂けます。

■豚ほほ肉のやわらかい赤ワイン煮(950円)

赤ワイン煮のソースが別格に美味しい。豚肉の旨味もたっぷりと出ています。到底家庭で出せる味ではありません。
継ぎ足し継ぎ足し作っているのがポイントのようです。それは家庭では絶対に無理です。

■モンテプルチーノダブルッツォ(4,300円)

フルボディの赤ワインを1本飲みました。
4,300円とは思えぬしっかりしたボディの美味しいワインでした。

ボトルワインは2,500円から揃っているというのも、バールデブーの素敵なところと思います。

■ポレンタと3種チーズのオーブン焼き半熟玉子(950円)

一撃必食の訪れたら必ずオーダーしたい定番メニューです。チーズが好きであれば必ず注文しなければ。
3種チーズの織りなすコクと、ポレンタのマリアージュを楽しみます。
5回目の訪問ですが(正確には6回で1度宴会でも来ております)、毎回必ずオーダーしています。

■鴨肉のステーキマスタードソース(1,650円)

なんと柔らかいことか。1,650円の鴨肉でここまで柔らかいとは。また1,650円でこのボリュームとは恐れ入りました。
この分厚さでこの柔らかさ、そしてマスタードソースの加減も完璧。
最高の鴨肉を1,650円で味わえるところがバールデブーの恐ろしいところです。

ラギオールのナイフだったのでスイスイ切れたのではありません。スプーンでも切れたかもしれない。

■雲丹のクリームソースパスタ(1,600円)

車中で「あるといいね」と話していた雲丹のパスタ。
口の中で旨味がスパークします。濃厚さも実にちょうどいい。バールデブーはパスタも本当に美味しいです。
濃厚系のパスタが好きな方は「どうかありますように」と願って訪問したいところです。

毎回熱々の綺麗な白いお皿を持ってきてくださるところも、ワイワイ系バルの域を超えております。

■手長海老のトマトクリームソースパスタ(1,600円)

もう1品パスタを。本日のパスタから。
しっかりとした大きな海老。全体的な塩加減、パスタの茹で加減は言うに及ばず。
海の味が口いっぱいに広がるパスタでした。美味しい。

〆に甘党コンビはデザートメニューとにらめっこ。

■ガトーショコラ(500円)

都内最高ではないかと思われるガトーショコラ。
ネットリ系ガトーショコラではなかなか右に出るものはいないと思います。そのくらい美味しいです。
ガトーショコラも毎回必ず食べているような気がします。

■レモンタルト(500円)

レモンケーキがレモンタルトに代わっていました。
上のレモンが最高に美味しいです。
中のしっとり度が上がって、外側のカリッと感がプラスされパワーアップしていました。

この飽くなき探究心がバールデブーの凄さの礎でしょうか。

酒党はグラッパ祭りに明け暮れます。

骨折はしましたが2018年もよい年になりました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人5,000円くらい

バールデブーの過去記事はこちらです。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日
・2017年7月29日

■ドリンクメニュー

■ワインメニュー

■フードメニュー

■写真付きのメニュー①

■写真付きのメニュー②

■写真付きのメニュー③

■写真付きのメニュー④

■写真付きのメニュー⑤

■写真付きのメニュー⑥

■写真付きのメニュー⑦

■写真付きのメニュー⑧

OSTERIAEBARdeBOO@恵比寿
イタリアン

恵比寿にある大好きなイタリアンバル、バールデブー4回目の訪問です。
ここは、美味しい。全てにおいて仕事が丁寧ですし。

過去3回すべてナムさん夫婦との訪問でしたが、今回は2人でしたので初めてカウンター席に座りました。

この日のオススメメニュー。
グランドメニューもすべて間違いありませんが、黒板のメニューはこの時しか食べることができない可能性があり、メニュー選択を一層難しいものにします。

グランドメニューは一番下に掲載しました。

■生ビール(600円)

生ビールは黒ラベルです。
とにかくグラスが綺麗で、そして丁寧に丹念に注がれたビールは本当に美味しいです。

グラスは熱湯にくぐらせて、そこからさっと拭いておられました。
そのほうが水切れがよく綺麗になると話を聞いたことがあります。
この一手間がビールを一層美味しくするのか。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(850円)

4回連続皆勤賞中のメニューです。
モツ系が苦手な人でもきっと美味しいと思ってしまうに違いないと思うトマト煮込みです。

ソースの味が絶妙であることもさることながら、こんなにも白いんげんを美味しいと感じることもなかなかないと思います。
初見の場合はとてもオススメです。

■ポレンタと3種チーズのオーブン焼き・半熟玉子(950円)

こちらも皆勤賞中のメニュー。昔はチーズが4種類でしたが味は健在です。
チーズが好きな方は必見じゃなかった、必食のとろ~りチーズと玉子の相性が最高の一皿です。

■グラスワイン(700円)

今月のグラスワインと称して、オススメのワインが700円で頂けます。
優しいフルボディで飲みやすく、気付いたら3杯飲んでおり、いっそのことボトルにすればよかったと思った。

ここからが初見のメニューです。

■ノルウェーサーモンの低温調理・香草サラダ添え(950円)

分厚いノルウェーサーモンを丁寧にじっくり半生のような絶妙なところまで火を入れた料理。
ノルウェーサーモンのそもそものポテンシャルを最高の火入れによって限界まで引き出されていました。

これが1,000円以下で食べられるところが、バールデブーの凄さであります。

■雲丹のクリームパスタ(1,600円)

4回目にして初めてパスタを食べました。
パスタはメニューにはなく、その日作って頂けるものをお店の方に伺います。

以前ナムさんから聞いていた「雲丹のクリームパスタ最高に旨かったよ」の、まさにその雲丹のクリームパスタと奇跡的に対面できました。

どの料理も美味しいバールデブーゆえ、パスタだって美味しいのだろうと高をくくっていましたが、雲丹のクリームパスタはその想像を更に上回る美味しさでした。
濃厚だけど濃厚すぎず、味も濃すぎずバランスタイプのパスタです。

やっぱりパスタも美味しいんだ・・・。

■オーストラリア産牛肉かいのみの炭火焼き(1,350円)

〆を務めて頂いたのは、牛肉。炭火焼きです。
文字通り炭火の香ばしい香りがたまらなく、また、サーモン同様火入れの具合の見事さといったらありません。

ソースが美味しいことは言うに及ばずです。
この牛肉料理が1,500円以下というのも、なかなかどうかしています。

ナムさんが不在ですのでデザートの「あるだけ全部持ってきてください」はできません。
好きなものを2つ選びました。

選んだ2つ。

■ガトーショコラ(500円)

ナムさんに「最高のガトーショコラ」と言わしめる、文字通り最高のガトーショコラ。
わたしは甘党ではありませんのでよくわかりませんが、ほぼチョコレートというガトーショコラらしい。

チョコレート好きの方には是非食べていただきたいです。
しかもこれが500円というのですから驚きです。

■カフェアフォガード(700円)

数少ない、わたしが見ると食べたくなるデザート。
押上のタイ料理屋さんで目覚めた次第です。

アイスも当然ですが、丁寧に淹れて頂くエスプレッソがまた美味しいため、美味しいの自乗となり完成するアフォガード。
こちらは700円。こちらも一撃必食のデザートメニューです。

あとレモンケーキも本当は外してはいけないのですが、2人では無理でした。

■グラッパ(800円)

そして最後にやってしまいました。グラッパ祭り。
一気に酔いを加速させて、やっぱりバールデブーは美味しかったと、再再再確認した夜でした。

===
【オーダー】
上記の通り 1人6,000円

バールデブーの過去記事はこちらです。
・2013年10月12日
・2014年9月6日
・2017年5月6日

■メニュー①

■メニュー②

■メニュー③
OSTERIAEBARdeBOO@恵比寿
イタリアン

3年ぶり3回目のバールデブー訪問。その3回とも全てナム夫婦との訪問であります。
恵比寿、いや、都内にあるイタリアンバルで最強のお店でないかと思っています。バールデブー大好き。

バールデブーの過去記事はこちらです。
・2013年10月12日
・2014年9月6日

19時の到着でまだ空いていましたが、あっという間に超絶満席になりました。
予約困難店ということでは今のところありませんが、近い将来そうなっちゃったらどうしよう。

以下、4人で頂いたものです。
メニューは一番下に掲載しました。

どの料理も大変美味しいので、いつもメニュー選びで悩むのですが、オーダー必須のメニューもあるため食べるものが毎度かぶってしまうのが悩みです。

■サッポロ黒ラベル(600円) 以下全て税別

大変丁寧に綺麗に注がれたサッポロ黒ラベル。
注ぎ方だけでこうまでビールの味は変わるのかと唸る一杯です。ビールすらワンランク旨いです。

■馬肉のカルパッチョ(950円)

噛むほどに旨いカルパッチョ。
馬肉を滅多に食べないからかもしれませんが、洋食屋さんでカルパッチョで食べたのは初めてかも。

■たけのこと鶏肉の炭火焼き(950円)

炭火の香ばしさがたまらない一品です。
炭火の香ばしい匂いの合間に筍の甘い香りが混ざって匂いが既に美味しい。

■ポレンタと3種のチーズのオーブン焼き半熟玉子(950円)

4年前は4種のチーズでしたが、味の変化に影響がないからか、3年前からは3種になったチーズのオーブン焼き。
3回連続で食べている料理で、バールデブー訪問の際には外したくない逸品です。

特にチーズが好きな方は絶対に頼むべき一皿であります。
3種の混ざりあったチーズが相乗的に美味しい一撃必殺のオーブン焼きです。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(850円)

こちらも3回連続3度目の皆勤賞メニュー。大変オススメです。
トリッパは1ミリも臭みがなく、ホルモン系が苦手な人にも是非チャレンジして頂きたい逸品です。
白いんげん豆のアクセントがたまらない、トマトトマトしていない煮込みをご賞味ください。

3度目の訪問にして初めてパスタを食べてみました。
パスタとピザはメニューにはなく、「本日のパスタ、ピザ」をお店の方に伺う必要があります。

■ジェノベーゼパスタ(1,400円)

バジルの風味、チーズの適度な重さと旨味、ほどよくまとったオイル、全てにおいてバランスの良い大変美味しいジェノベーゼでした。
ほぼ確信していましたが、やっぱりバールデブーはパスタも本当に美味しいです。

他の料理がこれだけ美味しいのにパスタがボロボロなんてことあるわけないとは思っていましたが、これまでなぜ頼まなかったかと自責の念にかられるジェノベーゼでありました。

■ボロネーゼパスタ(1,400円)

タリアテッレのボロネーゼ。ミートソースはゴロゴロ肉感半端なく、ソースの味が家庭では到底再現不能なレベルとなっております。
ジェノベーゼもボロネーゼも甲乙つけがたい仕上がりで、どちらも大変オススメです。

■デザート各種(各500円)

バールデブーはデザートも最高です。
最高でるにも関わらず、1品500円均一という衝撃価格です。

全種類食べたことがありますが、中でもオススメの2つはこちら。

■ガトーショコラ(500円)

ほぼチョコレートなのではないか、と思えるようなガトーショコラ。
甘党のナムさんは「このガトーショコラこそが最高」と仰られます。そういうものなのかもしれません。

■レモンケーキ(500円)

爽やかなレモンの風味が迸る、これまたオーダー必須のケーキです。
ガトーショコラとレモンケーキはどうしても食べて欲しいデザートです。

■パネトーネ/セミフレッド(各500円)

ガトーショコラとレモンケーキがオススメとは言え、他のデザートも大変美味しいです。
たった500円でありますので、「あるだけ全部持ってきてください」という手もあります。

甘党ではない私はグラッパで〆ます。600円~となってます。

「最初はいいと思ったけど2回目は意外と普通に思えた」なんていうことも多いですが、バールデブーは全く当てはまりません。
喫煙可である点だけが行く手を阻みますが、それを乗り越えても訪れたいレストランです。

===
【オーダー】
上記の通り 1人4,500円

■ドリンクメニュー

■フード

■酒肴

■黒板

■デザート
-- 2014.09.06 再訪
約1年ぶりの訪問です。2軒目での利用だったため、
料理は2種類しか食べることができませんでした。

相変わらず料理もスイーツも最高でした。
今回はスイーツメインだったのですが、
どれもスイーツ専門店を凌駕していると思いました。
レモンケーキ、ティラミス、ガトーショコラがお薦めです。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2416.html


-- 2013.10.12 初訪問
海ほたる→竹岡式ラーメン→甘味と続いて、
トリは東京に戻ってきて恵比寿でイタリアンです。

バールデブーというお店です。
「デブ」という字が気にはなりますが、そういう意味じゃないはず。

五反田で車を返し1時間歩いて到着。
お腹もちゃんと減りました。

店内はカウンター席とテーブル席があります。
どの席も椅子が高く、どっしり落ち着く感じではないですが、
3時間程度の飲み会でしたら問題ないと思います。
(つまりほとんどの場合問題ない)

最初はガラガラでしたが、20時を過ぎると満席になっていました。
店内にはバールらしい活気が溢れます。

■サッポロ生ビール(600円)

恵比寿だけにサッポロです。
温度、鮮度とも抜群の美味しい生ビールでした。

グラスも綺麗に磨かれており気泡1つありません。
後ろのおしぼりが綺麗に透けてるぜい!

お通し?付き出し?はパテONTHEスナック。
ワインが飲みたくなる。

日替り、、なのかわかりませんが、
おススメメニューが黒板に書いてあります。
780円~1,100円とリーズナブル。

その他の定番メニューは紙のメニューがあります。
(一番最後に載せております)

グラスワインも450円~600円と大変お安い価格で提供されています。
4種類あるグラスワインを1杯ずつ全部飲んでみた。

恵比寿駅近のバールでグラスワインが450円っていうのはすごい。
しかも注ぎっぷりもよく、「今日は飲むぞ」という思いが加速します。

■BooのMixサラダ(680円)

野菜から食べる会、会長の餡子隊長がいらっしゃったので、
まずはサラダです。
葉物、トマト、キノコなどが入っています。

こちらのサラダは「おお!」とかそういうことはありませんが、
まずはサラダを摂取して太りにくい食べ方を実現したいところです。

■トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み(780円)

トリッパですがまったく内臓内臓した感じではなく、
トマトとチーズが効いた美味しい煮込み。

こちらは73歳煮込み大好き紳士のナムさんチョイスです。
餡子隊長が後日「あれが食べたい」を連呼した1品です。
なのでおススメです。

■たっぷり野菜とチーズのとろとろオムレツ(780円)

その名の通り、たっぷりの野菜とチーズが入ったオムレツで、
美味しくないわけない組み合わせです。

驚き面は少ないですが、定番メニューとして誰にでも喜ばれる料理だと思います。

■いろいろ野菜の炭火焼き(780円)

半分が女性のため、とてもヘルシーなメニューが続きます。
なお、後半にラム肉をオーダーしようと思っている方は、
ラム肉と一緒に完全にかぶった形で野菜の炭火焼きが添えられておりますので、
ラムを頼む場合はこちらはスキップすることをおススメいたします。

■ポレンタと4種チーズのオーブン焼き半熟玉子のせ(880円)

ポレンタ=コーンミールを粥状に煮たイタリア料理だそうです。
(bywiki)

4種類のチーズの絶妙な混ざり具合と、
それとクリームと半熟玉子が合わさってなんとも言えずこりゃ美味しい。

餡子隊長が週に1度くらい「またあれ食べたい」と仰ります。
つまり、相当おススメな逸品です。

■イイダコとオリーブの辛いトマト煮(780円)

煮物大好きナムさんのチョイス。
イイダコがよい出汁出してくれています。

「辛い」とありますが辛さはそこまではありません。
中本でいうと、、、あ、いや、いいです。

■仔羊の骨付きロースの炭火焼き(1本580円)

食事の仕上げはお肉で。
見栄えも圧巻ですが、味も圧巻です。

きりっと塩が効いていて、肉厚。
食べ応えも食べた後の満足感も約束されます。

野菜の炭火焼きが添えてあるので、
野菜休憩もできてバランスがよいです。

さて、ここからはアルコール班とスイーツ班に分かれます。

■アルコール班(私とミーコさん)

この2人が夫婦になっていたら40歳までに肝硬変は約束されていたことでしょう。

我々はグラッパを飲みます。
この3つから2つ選んでみた。

うーん、美味しい。そして酔いが加速します。
消化を助ける、、と聞いていますが本当にそんな目的なのか。

もっともらしい理由をつけているだけで、
本当は一層酔いたいだけではないのか。
酒のみの詭弁ではなかろうか。

「厳密にいうと消化を助けるという側面が1ミリもないわけではない」
ということを誇張し吹聴しているだけではないのか。

でもいいんです。
そういう理由で飲めますので。

■スイーツ班(ナムさんと餡子隊長)

この2人が夫婦になっていたら80歳までに糖尿病、、、
80歳までに?!そりゃ80歳までにはいろいろあるでしょうよ。

2人はこのスイーツメニューから4品選んでいました。
(2人で4品?!)

ティラミス、レアチーズケーキ、カタナーラ、ガトーショコラの4品です。
少し私とミーコさんも参戦しましたが、
ほぼスイーツ班の2人で完食していました。

すげえ。すげえよ。
1人でワインボトル3本空けるより難易度高いよ。

3時間半くらい食べ続け飲み続け1人4,500円くらい。
食後の満足感からするとかなりのコストパフォーマンスです。

お店の方も皆さん親切で、料理も美味しくとても楽しい時間が過ごせます。
駅からも、しかも恵比寿駅から近いので、使い勝手も最高です。

餡子隊長が「また絶対行く」と申しておりますので、
年内どこかで再訪したいと思います。

===
【オーダー】
上記の通り 1人4,500円ほど

■定番料理メニュー

■ドリンクメニュー

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

保谷 大勝軒 (保谷 / ラーメン)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2018/09訪問 2018/09/04

【12回目】保谷大勝軒は永久に不滅であって欲しい

土曜日10時に美容院予約。10時47分カット完了。

10時48分大勝軒到着(美容院の前に大勝軒があるため)。開店前に並んだのはもしかすると通い始めて20年で初めてかもしれません。
10人ほど並んでいました。

カウンター席にはギリギリ着けず、これもかなり久々の相席モードとなりました。

4人テーブルで相席となりますが、4人全員知らない人で座ることにはなりません。対角線上に2人で座ることになります。
ただ、2人と2人での相席の場合は知り合い同士並んで座ることになり、その時には4人テーブルが埋まります。
多分そういうルールです。

中華そばは800円。ほとんどの方がご存知と思いますが、並盛りの中華そばでも普通のお店の大盛りを遥かに超える量ですのでご注意ください。
今日は別途生玉子を頼んで、生玉子つけ麺も楽しんでみたいと思います。

中華そば、到着しました。1ターン目の大勝軒の味はどんな感じでしょうか。

中華そば、全方位異常なしに見えます。最高に美味しそうですし、大きな器から香ってくる匂いはいつものそれと何ら変わりありません。
熱々すぎますので急いで食べると火傷をしますので注意が必要です。油膜バリアで湯気が上がっていないだけで実際は猛烈に熱いです。

器が非常に大きいのに、そしてスープはたっぷり入っているのに、それでも麺が多すぎてスープの表面から隆起してしまっている姿は流石であります。
熱々のスープ、並々と入ったスープ、たっぷりの柔らかい麺。これが大勝軒の醍醐味です。

叉焼があまり美味しくない点などは、わたしにとってはチャームポイントであります。
アバタもエクボ、とはよく言ったものです。若い方、意味わかるかしら。

スープは普段よりも酸味がたっているのが特徴でしょうか。これは朝一番の特徴なのか、この日の特徴なのか分かりません。
魚介のガツン!!!も普段よりも少し弱めに感じました。

大勝軒は結構行くたびに味が違うのもまた魅力の1つです。
化調使ってないんだなーと。化調を使わずに毎日寸分違わず同じ味なんてほぼ無理でしょうし。

草むら先生が消化によいようにと柔らかめにしてある麺。
そういう思いがあるゆえ、永福町の本店では麺固めはできませんが、保谷店では可能です。結構麺固めにする人が多いです。わたしはしたことありませんが。

途中、味変のために玉子を使います。

これまで生玉子をオーダーしたことはありますが、麺の中に投入していました。
しかし大勝軒では生玉子はこのように使ったほうが美味しいです。玉子をすべて食べることができて栄養面でもこちらのほうがよさそう。
大勝軒でスープ全飲みは難易度高すぎるゆえ、玉子をスープに投入してしまうと玉子全摂取は実質不可能となります。

今日も大勝軒は美味しかった。とにかくお店はずっとなくならないで欲しいです。

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【オーダー】
中華そば 800円
生玉子 50円

保谷大勝軒の過去記事はこちらになります。
・2009年8月15日
・2010年3月13日
・2010年4月30日
・2010年10月23日
※※※以降移転後※※※
・2013年7月20日 中華そば
・2013年11月16日 ワンタンメン
・2014年8月23日 中華そば葱&玉子トッピング
・2015年8月29日 中華そば
・2016年5月30日 中華そば
・2017年3月31日 中華そば
・2017年9月23日 中華そば

大勝軒@保谷
ラーメン

保谷ラーメンの雄、いや保谷の雄、大勝軒。
12時ちょい過ぎというランチピークタイムであるため行列が出来ていました。

大勝軒の行列に並ぶのはかなり久しぶりです。
いつも美容院帰りの中途半端な時間に訪問するため、あまり行列に遭遇することはありません。

しかし前回行列に跳ね返されて彩香を訪問したため、今回こそは初志貫徹で大勝軒に行くと決めておりました。

25分で入店。20人くらいの並びであれば25~30分というのが目安になりそうです。

とにかく1点気になりましたのは、店員さんに若い女性の方が1人増えていたことです。
跡継ぎとか、その奥さんとか、何かそういった方向性でしょうか。
保谷の大勝軒が未来永劫続くにあたっては、それはとてもよい話だなと勝手に妄想を膨らませておりました。

さて、、、今日も変わらず中華そばにしてしまいました。
今まで1度も食べたことのない、チャーシューメン、あるいは横綱チャーシューワンタンメンを食べるのはいつの日になることやら。

なお、チャーシューワンタンメンは本店の永福町にはないメニューです。

突然ですが大勝軒の水。

これが移転前は本当にすごい味の水道水で、上京当時「東京の水はすごいことになってるな」と思ったものです。
あの水道水が懐かしい。ちょっとまた飲んでみたい。

中華そば、銀の龍の背に、、、いや銀のトレイに乗って登場です。

洗面器のような、ここまで大きい器のラーメンを見たことがあるであろうか。
ラーメンはせいぜい週に1回、あるいは2週に1回くらいしか食べませんが(本当か?)、冷静にこれよりも大きな器のラーメンは見たことがありません。

キラキラの油膜をまとったスープは最後まで熱々。麺まで熱々。余裕で口の中を大火傷レベルの熱さを最後の最後までキープする恐るべきスープ。

洗面器のような大きな器にして、そして並盛りにして表面から隆起するという恐るべき麺の量。
ラーメンであるにもかかわらず茹で前で280グラムあると言われています。
つけ麺ならいざしらず、ラーメンで300グラム弱というのはどうかしています。それも並盛りで。

昔はこの1.5倍の大盛りを食べていただなんて。
嗚呼恐ろしや。

スープは煮干し炸裂。しかし煮干し炸裂といっても昨今流行りの「ニボニボした感じ」とは全く別物です。
煮干しとその他の魚介でガツンと殴られたかのような、迫り来る勢いのある煮干し系ラーメンは大勝軒のみで体験できる味です。
別に煮干しラーメンなわけではないところが他と一線を画しています。

麺は細く柔らかい。そして量が抜群に多い。
初めての方は「のびてる」と思うかもしれませんが、大勝軒の麺はこういうものだと思います。

固めでオーダーする人をよく見かけますが、永福町本店では固めオーダーはできませんのでご注意ください。

いつチャーシューメン、チャーシューワンタンメンを食べるの?次でしょ!
というわけで、次はどちらかにしてみたいと思います。

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【オーダー】
中華そば 800円

大勝軒@保谷
ラーメン

22年通っている保谷の美容院。
髪を切ったら恒例の大勝軒であります。
時折当ブログを覗いて頂いている方には、「またかよ」とスキップされそうですが、まあそう言わず・・・。

超絶大人気店であるところの大勝軒ですが、15時過ぎであればさすがに空いています。
新宿など大都市にあれば15時でも行列ができそうですが、さすがに保谷ゆえその心配はありません。

そこまでの人気になってしまうと、食べられなくなってしまうので、どうか夕方くらいは並ばないで欲しい。

15時過ぎゆえ、空いていました。
ここまで空いている大勝軒は久しぶりかもしれません。時間が時間ではありますが。

ただ、混んでいても大勝軒のカウンターはゆったり仕上げなので、隣の人が気になることは滅多にありません。
(香水攻撃などがなければ)

今回も何も考えず、中華そばで参りましょう。
葱を入れたり玉子をトッピングしたりと、いろいろして参りましたが、結局は中華そばが最高であるという結論に至りました。

ソウルフルラーメン、ソウルフル店舗ゆえ、不味すぎて飲めたものではない水にすら愛着を感じます。
ミネラルウォーターが出てきたら、それはそれで「それはなかろうて」と声を上げてしまいそう。

銀の龍の背に乗って・・・ではなく、銀のトレイに乗って中華そばが到着しました。

迸る(ほとばしる)オーラが普通のラーメンとは全く違うように思ってしまうのは、わたしが大勝軒を好き過ぎるからでありましょうか。

そうではないと信じたいですが、ここまで大きな洗面器のような丼に、並々とスープが注がれまくっており、その上デフォルトで通常のお店の大盛り以上の麺の量が投入されている挙句、全く質より量ではなく「質も量も」を体現できているラーメンが他にありましょうか。

その上、ただでさえ超絶熱々のスープは、表面の油膜バリアによって最後まで熱々。食べ終わった直後ですら飲み方を誤るとスープで火傷できるレベルなのであります。

18歳で上京し、7月ころに初めてここ大勝軒でラーメンを食べたときから(場所はちょぴっと今と違っていますが)、「ラーメンのスープはなみなみたれ、熱々たれ」と思うようになりました。

器は洗面器級、スープは大海級であるにも関わらず、若干収まりきらずにスープから隆起したこの姿も大好きです。

煮干しとそれ以外の魚介が炸裂しまくっている、誰からも愛されるとは言い難い強烈なスープ。
誰からも愛されるわけではないが、ある程度の人から熱烈に愛されるスープ。そんな人にわたしもなりたい。

ものすごい量ではありますが、減っていくと悲しくなります。
22歳くらいまでは大盛りを食べていましたが、今は確実に、100%以上の確率で確実に撃沈されるものと思われます。

次回、初心に帰って1回やってみようかな。
「見よ!昔と変わらぬ食欲を!」と思えるのか、「昔の自分、まじぃ?」と思うのか、知りたいような知りたくないような。

兎にも角にも、大勝軒は最高です。

===
【オーダー】
中華そば 800円

保谷大勝軒の過去記事はこちらになります。
・2009年8月15日
・2010年3月13日
・2010年4月30日
・2010年10月23日
※※※以降移転後※※※
・2013年7月20日 中華そば
・2013年11月16日 ワンタンメン
・2014年8月23日 中華そば葱&玉子トッピング
・2015年8月29日 中華そば
・2016年5月30日 中華そば

-- 2016.05.30 再訪
どう考えても最高でした。間違えても無くならないで欲しいお店です。
http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-3101.html


-- 2015.08.29 移転後4回目
1年ぶりの訪問でしたがヒデキ感激でした。
ラーメンの種類数あれど、間違いなく一番好きなラーメンであることを再確認してきました。
http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2849.html


-- 2014.08.27 移転後3回目
20年通って初めて開店前に並んでみました。
10時50分で10人待ちくらいでした。

ネギと生玉子を追加しました。
玉子はスープをやや違う味にしてしまうので、
入れるにしても後半とかにすればよかったと思いました。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2438.html

-- 2013.11.16 移転後2回目
ワンタンメンを食べてみました。
1,000円となると、やっぱり中華そばの方がだいぶおススメでしょうか。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2143.html


-- 2013.07.20 移転後初訪問
大勝軒@保谷
ラーメン

18歳、夜の校舎窓ガラスを壊していたあの頃から、、、
いや、それは15の夜か。
それに僕、不良じゃなかったな。

とにかく18歳の頃から19年通い続けている保谷にある大勝軒。

去年ビルが移転しました。
美容院に来るたびに行こう行こうと思うものの、
閉店時間が早過ぎて行けずにおりました。

餡子隊長が福岡に帰省している隙に、
とうとう訪問のチャンスがやってきました。

19時閉店のはずが19時半でもまだ暖簾出てるよ!

すかさず入店。

おお、綺麗になってるぅ。
(前も清潔感はありましたけどね)

L字型になったカウンターも綺麗になってる。
って新築だからそりゃそうか。

美容師さんの話では、ビル全体が大勝軒さんの持ち物なんだとか。
儲かってますねー。さすがです。

卓上、異常なし!

水が飲めたもんじゃない味なところも異常なし!

メニューも異常なし!

店員さんも異常なし!

中華そばも異常なし!

問題があるとすると、必要以上に美味しそう過ぎるところでしょうか。
理由もなく、いや、あるんですけど、
とにかくBestofラーメンであることは間違いありません。

ナルト、チャーシュー、メンマが溢れ出ている気味の麺に不時着している姿。
すぐにも助けたくなります。

表面に油膜の張った熱々のスープ。
最後まで冷めることはありません。
量が多いので食べるのに時間かかるんですけどね。

煮干し、カツオの風味たっぷりの最高のスープ。
大勝軒といえば永福町系大勝軒でしょう。東池袋じゃないでしょう。

よく茹でられた面。
固麺、太麺ブームの中、逆張りですが、これがいいんです。
博多ラーメンでも僕は「柔らかめ」にします。

器が大きく「スープを最後の一滴まで飲み干しました」は到底無理ですが、
それをしたい気分になってしまう最高のラーメンです。

また来ます!髪よ伸びろ!

お店を出たら暖簾がしまってあった。
あぶねー。

ちなみにこちらが美容院。
移転した大勝軒の目の前です。

Facebookページはこちらです。
ほとんどいないと思いますが、
保谷で美容院をお探しの方にはとてもおススメです。

https://www.facebook.com/pages/Hair-make-la-cunya-%E3%83%98%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%AF-%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3-%E4%BF%9D%E8%B0%B7-%E7%BE%8E%E5%AE%B9%E5%AE%A4/224497384344041

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【オーダー】
ラーメン 750円

保谷大勝軒の過去記事はこちらになります。
・2009年8月15日
・2010年3月13日
・2010年4月30日
・2010年10月23日

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

焼肉 静龍苑 (森下、菊川、清澄白河 / 焼肉)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/04訪問 2017/04/25

【2回目】究極の牛タン「静龍苑」

静龍苑@森下
焼肉

しば田@仙川でラーメンを食べ、別件で夜は静龍苑@森下で焼肉を食べるという。
このコンボはなんと2度目であります。

前回12月に訪問した際に予約しました。17時にお店到着。
静龍苑の詳細の攻略法は、1つ目の記事をご覧頂ければと思います。

17時、あっという間に満席になります。
年配のお客さんが多いです。ある程度のお値段してしまいますので、そういうことになると思います。

メニュー。2ヶ月前と何1つ変わっていないと思います。

前回は男2人の訪問ですが、今回は夫婦2組の訪問です。
オーダーの量の参考にして頂ければと思います。

■瓶ビール(550円)/キムチ(550円)

肉が出てくるまでに時間がかかりますので、キムチ類は1つオーダーするとよいと思います。
一般的なキムチよりだいぶ辛いですが、旨味もたっぷりゆえ、ビールのお供に最適です。

■タン塩3人前(8,700円)

4人だから4人前にするかとも思ったのですが、それだと牛タンだけで1万円超えとなってしまうので、3人前にしました。
実際、3人前でちょうどよかったです。

よくある牛タンとの違いは、
・脂が多い(しかしまったくしつこくない)
・歯ごたえがすごい(けど柔らかい)
という点でしょうか。

網は1回しか換えられないのでご注意ください。

味付けもパーフェクトで、唯一無二の絶品牛タンであります。
これ以上の牛タンはこれまで食べたことがありません。これを超える牛タンに出会えることなどあるのであろうか。

脂が多いので、ご飯に乗せても最高であります。
カルビ級に働きをしてくれます。

とにかく美味しいので、食べて欲しいです。
予約難易度高いですが。。。

■カルビ2人前(3,000円)/ロース2人前(3,000円)

前回「上」を頼んだのですが、なんとなく上でなくても十二分に美味しいのではないか。というか、脂の割合が減ってむしろ望ましいお肉になるのではないかと思ったのですが、珍しく予想が大当たりしました。

脂も十二分に乗っている、美味しいカルビとロースです。
上との違いは厚さくらいしかないような。

もしかすると厚くなって量が増えるから上は高いのかもしれない。

■ミノ1人前(800円)

1つくらいホルモンを、、、と思って、前回は「ホルモン」というやつを食べたので、今回はミノにしました。
前回も思いましたが、あえてホルモンは攻めなくてもいいかもしれません。

■あぶりユッケ(1,800円)

牛タンに並ぶ伝家の宝刀あぶりユッケ。よく炙って食べてください。
そして写真を撮るときには、必ずどこかに炙る用の銀の皿が映り込むようにしてください。
いろいろ問題になると、食べられなくなってしまいますので。

ご飯にかけて食べると、すごく美味しいです。
昔はどこの焼肉屋さんでも食べることができた、懐かし味に出会えます。
炙って、ですが。

なぜかオーダーしていないのに、小さい玉子スープが提供されました。
2回目だからだろうか。あるいは、何かを頼むと付いてくるのであろうか。しかし前回はそんなこと無かったような。

どういうカラクリか分かりませんが、玉子がトロトロふわふわなのであります。
牛タン、あぶりユッケに次いで、是非オーダーしたい逸品です。
オーダーしなくても出てきたけど。。。

■テグタンスープ(900円)

〆はテグタンスープにしました。
辛さと旨味が共存した、ド安定の旨さであります。
キムチと違って辛さはマイルドですので、辛いものが苦手な方でも美味しく食べられますので、ピリリと辛い〆にオススメです。

■手作りプリン(280円)

甘党コンビのナムさんと餡子隊長がおりますので、唯一のデザートメニュー「プリン」をオーダーしました。
カラメル、後がけ方式です。
餡子隊長が7割くらいのカラメルを自分のプリンにかけるという、大人としては考えられない行為をしておりました。

上記で1人7,500円でした。内容を考えると大満足ですし、記憶に残る牛タンは、また食べたくなってしまうことでしょう。

お店を出ると、やはり大行列ができていました。夜なので日が出ておらず寒いし、焼肉なので回転超悪いし、でもそこまでしても食べたくなる牛タンがここにはあります。

お腹いっぱいになりすぎたので、歩いて銀座に行くことにしました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人7,500円くらい

静龍苑@森下
焼肉

しば田@仙川でラーメンを食べ、散歩したりなんだりして時間を潰し、夜というか夕方焼肉屋さんに向かいました。

森下駅、人生初降車。

森下が誇る焼肉の名店「静龍苑」。ダチョウ倶楽部の何とかという方がテレビで紹介したことで予約困難店となったとか、そうでないとか、そういう話みたいなのですが、そもそも地元では絶大な人気があったものと思われます。

若干独自ルールがありますので、そのあたりを中心に、静龍苑攻略の5つのポイントをお伝えできればと思います。

第1条:予約

予約は17時のオープン直後、最初のターンしか受け付けておりません。
2ターン目以降は並んで順番を待つ以外ありません。

予約する方法は2つ。

・電話で予約
17時以降オープンしてからはほとんど電話に出てもらえません。なぜならば店内が満席で常に忙しいからです。
店内にいる間、ずっと電話が鳴りっぱなしでした。
女将に伺ったところ「15時から16時くらいが比較的つながる」とのことでした。

もう1つは、訪問時に次の予約をする方法があります。ある意味これが一番確実です。

どこまで厳密なルールがあるのかわかりませんでしたが、
この時訪問は12月でしたが、2月の予約は取らせてもらえましたが、3月の予約はダメだと仰っていました。

17時から焼肉を食べ始めることにはなってしまいますが、とにかく予約しての訪問がオススメです。
なぜならば、18時過ぎにお店を出たら、こんなことになっていたからであります。

ラーメンならばいざ知らず、焼肉で行列はやばいです。
1時間で済めば御の字、最悪の場合2時間待ちとかになるのではなかろうか。

店内はこういった雰囲気。もくもく系ゆえ、大きなビニール袋が支給され、匂いが付きたくないコートなどはそこにしまうことができます。
いわゆる大木屋方式です。

席と席の間隔が広いゆえ、意外とゆったりできます。
この点は非常によいです。なのでなおのこと予約して訪問したいところです。

第1条:注文の際の注意点

塩系は、ただ1回、最初の1回しかオーダーできませんので注意が必要です。
事前にその日の打順を綿密に打ち合わせ、最初の一撃で塩系を仕留める必要があります。

最初に教えてくれますが、知らずに行くと「あれあれ」と慌ててしまうと思いますので、とにかく予習が大事になってまいります。
なお、以下、男2人でのオーダーとなります。
2人とも大食漢ではありませんが、二郎の大盛りをギリギリ食べられるくらいのポテンシャル、、、というのがわかりやすい表現かどうかは別として、だいたいそんな感じです。

■瓶ビール(550円)

全体的に待つことが多いお店ではありますが、ドリンクはさっと出てきます。

■キムチ(550円)

中でもキムチはわりとすぐに出てくるメニューですので、ビールを飲みながら肉の到着を待つのに最適です。
(ただ、キムチですら速攻で提供されるという感じではありません)

結構辛い、パンチの効いたキムチで、オススメではあります。

第3条:タン塩のオーダー量

とにかく、タン塩が美味しいです。素晴らしいです。唯一無二です。
タン塩は迷わず高い方(1人前2,900円)をオーダーするべきです。
「え、高い、、、」と思っても、ここは行くべきです。

2人なら2人前、4人なら3人前がオススメです(後日4人で行った結果思いました)。

タン塩は、人生で食べたことのない歯ごたえ。薄いのにすごい歯ごたえ。
それからすごい脂。脂の量がこんなにも多く感じるタン塩は初めてです。

素材と仕込みのダブルコンボで成立するものすごい牛タン。
牛タン好きであれば食べない手はありません。オススメどころではありません。

第4条:網替えは1度まで

網を替えて頂けるのは1度までですので、見極めが必要です。
が、2時間も3時間も滞在する感じのお店ではありませんので、意外と迷うことなく網替えの季節はやってまいります。

とにかく1度だけなので、その点だけ覚えておくほうがよいと思います。

焼肉では必須となる白ご飯を頼まねばなりません。少し固めに炊き上げられた焼肉専用のようなご飯。

牛タンを乗せようではありませんか。

くるんと巻いて食べようではありませんか。最高のタン塩と白ご飯。
最後の晩餐候補級の味わいです。

今日だけは太るとか、デブるとか、そういうことを考えるのは止めましょう。

■サンチュ(400円)

サンチェではなく、サンチュです。サンチェでは往年の巨人の抑えピッチャーの名前になってしまいます。
もうこの話題も死語になりつつあるのでしょうけど。

サンチュは意外となくてもいいかもしれません。サンチュより白ご飯。圧倒的に白ご飯がオススメです。

■上カルビ(2,500円)/上ロース(2,700円)

第5条:カルビとロースは並でよい

こちらが上カルビ。

こちらが上ロース。

どちらも最高に美味しいわけでありますが、カルビとロースだけでいうと、他の名店の方が美味しい可能性が高いです。
そして、後日訪問した際には上ではない方を食べたのですが、十二分に美味しかったです。

巨大なオイルタンクを保有している方は上でもよいのかもしれませんが、私は1,500円の並の方をオススメします。
とにかくタン塩が凄すぎて、カルビやロースが霞むからという理由なのかもしれません。

ここでカルビとロースを並にすることで、1人当たりの負担は7,000円くらいに抑えることができそうです。
上をやってしまうと9,000円くらいまでいきます。たぶん。

■ホルモン(950円)

内臓系ですと、ホルモンではなく、カルビ/ロースと逆になってしまいますが、後日食べた上ミノがよかったです。
ホルモン系は上ミノが個人的にはオススメです。

■あぶりユッケ(1,800円)

写真を撮る際に、しっかり奥の銀紙を写すように指導が入りますし、しっかり銀皿にユッケを入れてよーーーーーーーーーく炙ってから食べましょう。よーーーーーーーーーくです。生のまま食べてはいけません。

なぜか昔の友人に会ったような懐かしさに包まれる一品です。

有朋自遠方來。不亦樂乎。この一文が頭をよぎりました。
白ご飯の上によーーーーーーーーーく炙ったユッケを乗せて食べる。至福の時であります。

■玉子スープ(500円)

この玉子スープがすごいのなんの。

何がすごいか。とにかく玉子のトロトロさ加減が半端ないのであります。これはどうやっているのであろう。何を投入するとこうなるのか。
最初から最後までトロトロで、これまで食べた玉子スープでダントツの出来映えでした。

第6条として「玉子スープを頼むべし」を入れたいところなのですが、後日訪問した際には、何の付け合せかわからなかったのですが、オーダーしていないのに少し小さめの玉子スープが提供されたのであります。

2度目の訪問だったからなのか、あるいは私が物欲しそうにしていたからなのか。
ご飯の付け合せなのか、あるいは他のものだったのか。

最後の最後まで玉子スープが提供されなかったら、〆はぜひ、玉子スープを食べてみてください。

兎にも角にも想像以上にすごいタン塩に、ヒデキは感激いたしました。
2月にまた予約してしまいました。

===
【オーダー】
上記の通り 1人9,000円くらい

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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5位

とんかつ燕楽 (池上 / とんかつ、かつ丼)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2017/08訪問 2017/08/12

ロース以上にヒレが旨かった池上とんかつの名店「燕楽」

燕楽@池上
とんかつ

東急池上線、池上駅にあります、とんかつの名店「燕楽(えんらく)」を目指して二子玉川方面からウォーキングスタート。
おおよそ2時間歩けば池上付近に着きます。

ぴったり2時間でお店に到着。

燕楽は食べログで「東京✕とんかつ」で検索すると第6位にランクインしているお店です。
(2017.08.12時点で3.91)

開店5分前の16時55分到着で6人待ち。
昼の時間帯だと並ぶかなーと思っていて、夜の開店前を狙ったのですがさすがは人気店です。
でも6人待ちであれば最初のターンで入ることができるはずなので、作戦としては成功しました。

ランチだと950円でとんかつが食べられる模様。
豚は山形の平田牧場、三元豚。お米は長野とのこと。

17時ちょうどにオープン。暖簾がかけられます。

無事カウンターの一番奥に座ることが出来ました。
ラーメンと違いとんかつは回転が著しく悪いので、並ぶとだいぶ厳しい戦いになりますので。

1階はカウンター席と、奥に4人がけくらいのテーブル席があります。
2階もありまして、団体さんが上に行っていたので座敷席とかがあるのかもしれません。

オープンと同時にすぐに満席になりましたが、この日は後続に列ができることはありませんでした。

卓上には塩、ソース、辛子などお馴染みの調味料が並びます。

改めてメニューを確認しますと、夜営業ではとんかつ定食が1,300円で食べることが出来ます。
しかし、ほとんどというか全員が2,200円のロース定食か、ヒレ定食をオーダーしていました。

入店して待つこと20分。ロース定食が到着しました。

綺麗なキツネ色に揚げられたロースのとんかつ。
だいぶ、大きい。なかなかの面積を誇るロースかつであります。

この堂々とした風格で2,200円というのはお手頃過ぎる金額に思えます。

面積もさることながら、厚さもご覧の通り。
到着時はうっすらピンクで、その後予熱で火が入りきるという完璧な出来映えです。

食感としては基本非常に柔らかいですが、ほどよい弾力感があるのが特徴です。
豚肉とはこんなにも甘くて美味しいものなのかと考え直させられるレベルの最高峰のロースとんかつ。

脂身は少なめですが、なぜにもこうまで柔らかく食感までよいのか。
たくさんあるのに、減っていくのが惜しまれる逸品でした。

ロースカツ以上に驚きがありましたが、ヒレ定食です。

普段、断然「ロース>ヒレ」なのですが、ヒレを1つ食べた途端「ヒレの方が旨い・・・」と唸らざるを得ませんでした。
豚肉そのものの味が、ロース以上に美味しいと思いました。
しかもロースよりもヒレの方が高いお店が多い中、燕楽さんでは値段が同じ2,200円なのであります。

なお、減っていくのが惜しまれていたとんかつですが、そのボリュームに最後は圧倒され、さらにはポテトサラダが行く手を阻みます。
しかし美味しさが上回っていたため完食に至ることが出来ました。

これはまた必ず訪れたいとんかつです。
とんかつとは、こうまでも美味しい食べ物なのだなと再認識した夜でありました。

===
【オーダー】
ロース定食 2,200円
ヒレ定食 2,200円

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

利しり (西武新宿、新宿西口、東新宿 / ラーメン)

5回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2023/12訪問 2024/05/08

【9回目】利しりの答え

1年ぶりの利しり。前回の訪問で「餃子は販売停止、炒飯は平日のみになった」と伺い(訪問は土曜日でした)、平日行って炒飯も食べよう!ワンチャン餃子もあったら食べよう!!ということで平日の夜、、、って利しりは夜しかやっていませんが食べログ仲間と久々の訪問です。

利しりは歌舞伎町で一番美味しいと思っているラーメン屋さんです。
上述済ですが昼はやってませんのでご注意ください。オープンは18時30分。

提灯には「ミソチョンラーメン」の文字が。

看板には「手作りの餃子も、、、」とありますが、餃子は食べることができません。たぶん。

たぶん→やっぱり食べられませんでした。利しりの餃子は異様に美味しいのですごく悲しいです。
って、、、チャーハンも販売してないって!!!平日なのに。。。

お店の方に伺ったところ「従業員が減ってしまったので餃子とチャーハンは停止している。人が入ったらねー」とのことでした。
悲しすぎます。
4人で行ったのですが誰が就職するべきかという議論になりました。

4人座れるテーブル席は3つとも埋まっていたので、4人でカウンター席に座りました。
最初は「4人でカウンターかー」と思ったのですが、これがなかなかよくて。広いし独立性も抜群です。

4人でカウンター席も利しりならば悪くない。いやむしろいい可能性すらあるということを学びました。

ほどなくして満席になりました。餃子と炒飯はありませんが大人気っぷりは健在です。

メニューです。餃子と炒飯は無くなってます。
ラーメン系は今は一律1,200円です。しかし1,200円を安いと思わせる素晴らしいラーメンです。

裏面はオロチョン、みそチョンの辛さセレクト。

なおお店のオススメはオロチョンになっています。ChatGPTに「オロチョンって何?」と聞いたら「一般的に日本語ではあまり使われない言葉ですが、北海道のアイヌ語に由来しています。アイヌ語では、「オロチョン」とは「おおきい」や「強い」という意味があります。この言葉は、主にアイヌ文化や北海道の地域に関連する言葉として知られています。」と教えてくれました

卓上配備は酢と胡椒と一味です。餃子がないので醤油はありません。

常設ではありませんが大蒜もお願いすれば提供してもらえます。
思えば大蒜をお願いしたことはありませんが、ものすごく合いそうであります。

また同じく試したことはありませんが、麺の固さも調整可能です。

■瓶ビール(600円)

ビールを飲みながらラーメンの到着を待ちます。
銘柄はキリンのクラシックじゃないラガー。サイズは中瓶です。

■沢庵(320円)

あちおさんがいると必ず沢庵を頼みます。あちおさんがいない時には頼んだことはありません。
むしろ「これ頼む人いるの?」と思ってました。

■おつまみ(650円)

9回目にして初めて食べる「おつまみ」。叉焼&メンマということですが、メンマは下にあったかな、、、どうかな。。。
そしてこのチャーシューがとてつもなく美味しいです。脂の加減と味付けが抜群です。この量で650円はどうかしてます。880円くらいでもリーズナブルと感じそう。

前回の訪問で「利しりで一番美味しいメニューはこれかもしれない」ということが分かったので、今回はそれを確かめにきました。

まずはその「答え」ではないメニューを紹介します。
(ちなみに答えじゃなくても最高に美味しいです)

■みそチョンらーめん(1,200円)

利しりを代表するメニューの1つ、みそチョン。辛さはトリプル。木耳トッピング。
初見ではつい頼んでしまう人が多いと思います。

■オロチョンらーめん(1,200円)

もう1つ利しりを代表するこちら。あちおさんのオーダーで辛さはMAXのトリプルスーパーです。
普通にすごく辛いです。方向性は違いますが、辛さの威力という意味では中本の北極に近いものがあります。

そしてわたしの利しりの答えがこちら。

■みそらーめん(1,200円)

みそラーメンです。辛さは全くないこの味噌ラーメンが利しりで一番美味しいメニューだということが分かりました。分かりましたというか、わたしは好きです。そして4人で行きましたが全会一致で「みそが一番美味しい」という話になりました。

具はピーマン、葱、木耳、もやし、それと動物系で豚肉です。

味噌スープの最大の特徴はバターっぽい風味、味わいがあることです。その正体は胡麻です。クリーミーな胡麻が味噌と合わさりバターのようなふくよかな旨味になります。
さらにはスッポンスープとの相性もよいのでしょう。スッポン✕味噌✕胡麻により、得も言われぬ素晴らしい味噌スープへと昇華します。

まろやかなバターが入っているかのような、しかし実際にはバターではないので重たくなく、なんとも言えない最高のスープに仕上がっています。
みそらーめんのスープは似た味のお店が1つも浮かびません。そして超抜群に美味しいです。

麺はコールなしでも固めの仕上がりで、もしかすると柔らかめにした方がわたしは好きかも。今度は柔らかめにしてみます。
ねちっとした食感が印象的な麺。

量は茹で前160gと普通のお店の大盛りクラスです。
ちなみに大盛りにすると倍の320gになるそうです。ラーメンの320gは普通の人は食べられないと思います。

なお器は大きさは変わらないそうです。もともと洗面器のような大きな器なので大盛りにも耐えられるらしい。

もちろん好みはあるので万人に答えにはなり得ないですが、みそチョン、オロチョンを食べたことがある方には是非食べてみて頂きたいラーメンです。

最高でした。餃子と炒飯がなくても最高でした。

===
【オーダー】
みそらーめん 1,200円
おつまみ 650円
沢庵 320円
ビール 600円

利しりの過去記事はこちら。
・2011年11月4日
・2014年2月10日
・2014年12月26日
・2015年4月17日
・2015年12月28日
・2017年5月24日
・2017年11月18日
・2022年7月2日

映画「トップガンマーヴェリック」を見てから「利しり」に行きました。
18時17分、開店13分前の到着でポールポジション獲得。

実に5年ぶりの訪問です。

営業時間は18時から朝の5時まで。完全に歌舞伎町タイム。
ランチ時間帯は営業してませんので注意が必要です。

記載はありませんが、すっぽんで出汁をとったラーメンが頂けます。
昔はどこかに書いてあったような気がするんだけど。。。

コロナの影響でしょう。名前を書けば並んでいることになるシステムが採用されていました。

昨今のいろいろで値上げする可能性について言及されています。
この時はまだ値上げは行われていませんでした。

衝撃的な事実としては、餃子は販売中止中であるということです。
オロチョンはさることながら、利しりの餃子も同じくらい楽しみにしていたので一同肩を落としました。
理由としては「作れる人が今いないから」ということでした。

恐る恐る「ちなみに炒飯は、、、」と伺ったところ、「炒飯は今は平日しかやっていない。平日も早い時間で終わってしまう場合が多いとのこと。

ひでぶです。

餃子は販売停止、炒飯は平日のみ。どちらも幻と消えました。

18時30分ぴったりにオープン。
並びとしては18時20分に後ろに3名つきまして、そのままオープン。その後どしどしとお客さんがやってきて18時45分に満席となり並びができました。

コロナの影響でカウンター席はかなりの星空のディスタンスがとられています。

奥側にテーブル席があります。突き当りにはボックス気味の席。
ちなみにトイレは男女兼用ですが、とにかく広いのが特徴です。清潔感も問題ありません。ご安心ください。

卓上配備。餃子はありませんが、餃子三種の神器もあります。

らーめんはオール1,100円。税別で考えると初訪問以来ずっと1,000円です。
餃子にはテープが貼られています(;_;)

おろちょんの辛さ。あ。すっぽん出汁ってここに書いてありました。

■瓶ビール(550円)

銘柄はキリンラガー。サイズは中瓶。本当はこれと餃子で、、、と思っていましたが、いつか再開することを願いって。

■オロチョンらーめんスーパー(1,100円)

らーめんが特大サイズの器で登場。どのラーメンでもこのサイズ。大盛りはありませんが、最初から大盛り級です。

5年ぶりだったので初心に帰ってオロチョンに。辛さは3倍のスーパーにしました。
トリプルスーパーも食べたことありますが、辛さを上げてもそこまで劇的に辛くはならないです。

具は木耳、ピーマン、メンマ、葱、豚肉。
焼いたピーマンが苦くて甘くてシャキシャキでいい仕事しています。

クリアなすっぽん出汁スープ。滋味深い味わい。
「3倍」に驚いて避ける方もいらっしゃるかもしれませんが、辛いものが少し好きな方にはすごく丁度いいのが3倍スーパーです。

太めの細麺というか、細めの中太というか。太めの細麺の方がしっくりくるかもしれません。
食感がぼそっとしていて独特。あまり出会わないタイプの麺です。麺自体も美味しい利しり。

ありそうでない、唯一無二のすっぽん出汁スープと病みつきになる辛さ、なんとも言えない魅力に溢れた利しりのオロチョン。

■みそらーめん(1,100円)

辛いものが苦手な餡子隊長はみそらーめん。これが凄かった。恐らく食べたのは初めてです。

辛味が入っていないので、全体的に白め。一般的な味噌ラーメンよりもかなり白めです。
具はオロチョンと似ていますが、ピーマンがすごく少なくなり、代わりにもやしがどっさり入っています。

スープは辛さがないのと、味噌が使われていることで、旨味を一層感じます。ものすごく深い味わいの味噌スープ。すっぽん✕味噌が為せる技。

オロチョンより、、、味噌の方が美味しいかもしれません。辛さがなくてもよいのであれば圧倒的にオススメです。
次回はみそらーめんを1杯心ゆくまで食べてみたい。そして平日早めに来て炒飯も食べたい。

餃子と炒飯には会えませんでしたが、利しりは最高でした。

===
【オーダー】
オロチョンらーめんスーパー 1,100円
みそらーめん 1,100円
瓶ビール 550円

利しりの過去記事はこちら。
・2011年11月4日
・2014年2月10日
・2014年12月26日
・2015年4月17日
・2015年12月28日
・2017年5月24日
・2017年11月18日

利しり@新宿歌舞伎町
ラーメン

餡子隊長が「利しり」に行ってみたいと仰っしゃるので、土曜日の夜に行ってまいりました。
※利しりは昼は営業しておりません

18時30分オープンなのですが開店10分前の18時20分に行ったら6名ほどの並びが出来ていました。
利しりって開店前並ぶんだ!

利しりは今回で7回目の訪問ですが、これまでも1回か2回並ぶことはありました(開店時突撃は今回が初めてです)。
ただ、20名とかそういう並びができているのは見たことがありませんので、そういう意味では安心のお店です。

2名ですが4名がけのテーブル席に通していただきました。
あちおさん、ナムさんたち以外と利しりに来るのはよくよく考えたら初めてかもしれない。
1軒目での訪問も初めてかもしれない。

利しりは「すっぽん」でとった出汁のラーメンが頂けるお店です。
あと、炒飯と餃子が異様に美味しいです。
ラーメン、炒飯、餃子は決して外すことができないメニューですので、2人以上での訪問がオススメです。

詳しいメニューの内容などは一番下に掲載しました過去記事をご覧頂ければと思います。

利しりでは、ビールです。
ビールはキリンラガー。生ビールはなく中瓶のみです。
生ビールも瓶ビールも中身は完全に一緒のものなのですが。

大ぶりの餃子。もちっとした餡と、よく錬られて味がしっかりついた餡が特徴です。
都内で3本の指に入るであろう、わたしが好きな餃子です。
(個人的都内3指であります)

ラーメンの部からは「おろちょん」を選択しました。
7段階から選べる辛さは「1」の普通にしました。餡子隊長がいらっしゃるので。
普通を食べるのも初めてかもしれない。

すっぽんから取られた、深い味わいの出汁で構成されるスープ。
じんわりと旨い。そして見た目以上に上品。育ちの良さが伺えます。

辛さは普通ということで、そこまで辛くはありません。
辛いものが苦手な方でも最後まで美味しく頂けるレベルです。
辛いものが苦手な餡子隊長はそれでも「辛い」と仰っていました。

たっぷりの麺はデフォルトで大盛りクラスです。
細く長いストレート麺が大変素敵であります。

麺の量がかなりありますので、2人で訪問する場合は、餃子+ラーメン+炒飯をそれぞれ1で十分すぎるほど十分です。

炒飯はかなりの確率で営業途中にご飯が無くなり終了となります。
なので炒飯を食べたい場合は21時くらいまでには入店した方がよいです。
かつても2度ほど「ご飯切れ炒飯なし」に阻まれたことがあります。

また、ナムさん情報によると年末の最終日はさらにいつも以上に早い時間に炒飯が終わるらしいです。
もしかすると最初から無いのかも、、、という噂もあります。

味が濃いめですが、炒め香のついた香ばしい力強い炒飯は、これまた都内3指に入るかもしれません。
餃子、ラーメン、炒飯のコンボでかなり満腹になります。

隊長もかなり気に入って頂いたようで、今度はおろちょんではなく普通のラーメンが食べてみたいそうです。
炒飯に付いていたスープがたいそう美味しかったからと。

===
【オーダー】
ビール 540円
餃子 540円
おろちょん 1,080円
炒飯 1,080円

利しり@新宿歌舞伎町
ラーメン

ジンラックで0次会を行い、この日のメインイベント利しりへ。
ジンラックが歌舞伎町の奥のほうであったため、利しりへは5分ほどで着きました。

21時ちょうど、利しり到着。

利しりは6回目の訪問ですが、オール全てあちお会での訪問です。
みんな利しり大好きっ子です。

なお、到着が21時というのがポイントでありまして、

・〆のラーメンを食べるには早い
・1軒目の利用としては遅い
・22時を過ぎると米がなくなり炒飯がオーダーできなくなってしまう

こういった理由から21時を狙いました。そして作戦は功を奏しまして一番奥の独立感満載の席に着くことが出来ましたし、並ぶことはありませんでしたし、炒飯も売り切れになっておりませんでした。

メニューは全く変わっておりません。すべてにおいて異常なしです。
そして利しりは、餃子、炒飯、おろちょんが無類の旨さですので、その全部を頂くことを強くオススメします。

■瓶ビール(540円)とたくあん(210円)

あちおさんが必ず頼むたくあん。
他のテーブルで頼んでいる人を見たことがありません。

速攻で提供されるので、開幕のおつまみとして効果がありますが、必ずしもなくてもよいです。

■餃子(540円)

数ある餃子店の中で、最も大好きな餃子です。「最も大好きな餃子の1つ」ではなく、最も大好きな餃子です。
大蒜の効きっぷりも半端ではなく、ブレスケアなど何の役にも立たないのですが、帰宅後に起こる家庭の悲劇以上に、この餃子を食べる至福感が勝ります。

絶妙に強めにコントロールされた味付け、もっちりとした皮の感じ、適度過ぎる若干大きめのボリューム感。
なに1つとっても死角のない最強の餃子であります。


■炒飯(1,080円)

濃い目の味付け、そして必要以上にパラパラしておらず、米のもっちり感としっとり感を残している、こちらも絶妙な最強の炒飯です。
かなり味が濃いのでビール無しで食べるのは危険ですが、ひとたびビールを手を組んだ時、その威力は最高潮に高まります。
フライパンの鉄の風味も抜群の仕事をしてくれています。

日によって、あるいは作り手によって出来不出来が多少ありますが、この日は当たりでした。
しかしそんなバラツキがあるのも、また人間味があってよいではありませんか。

オロチョン、みそちょんの登場に会場は沸き立ちます。

食べログを引退してOBとなった人も、オロチョンたちの後光の前にカメラを向けざるを得ません。
それだけの魅力がオロチョンたちにはあります。

■オロチョン(1,080円)

辛さはトリプルスーパー、つまりは9倍です。
9倍となると界王拳の場合体がぶっ壊れかねない数値です。

芳醇なスッポン出汁の合間から襲ってくる、刺激的な辛さがたまらないトリプルスーパー。
ただただ辛いのではなく、辛い合間から出汁の旨味が押し寄せるため、辛いものが苦手でもつい手が伸びてしまいます。

ただ、本当に辛いので、小さな器2杯分くらいにしておいた方がいいです。
なお、中本の北極よりは辛くありません。

■みそちょん(1,080円)

オロチョントリプルスーパーでダメージを受けた舌を回復してくれるのがみそちょんです。
オロチョンのような刺激はありませんが、他に類を見ない種類の味噌ラーメンですので、こちらも必食メニューと言えそうです。

オロチョンとのコンボでぜひお楽しみください。

予想はしておりましたが、控えめに言っても利しりは最高です。
また年末に来れるといいな。

帰りに新装オープンした二郎歌舞伎町店で記念撮影しました。

===
【オーダー】
ビール 540円
たくあん 210円
餃子 540円
炒飯 1,080円
おろちょんラーメン 1,080円

利しりの過去記事はこちらです。
・2011年11月4日
・2014年2月10日
・2014年12月26日
・2015年4月17日
・2015年12月28日

■お店の説明

-- 2015.12.28 再訪
2015年を利しりで締め括りました。
利しりはやはり最高最強です。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2967.html


-- 2015.04.17 再訪
どういう理由かわかりませんが、餃子、ラーメン、炒飯の3つとも過去最高の味でした。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2689.html


-- 2014.12.26 再訪
忘年会の2次会で訪問しました。そもそも利しりに2次会に行きたいから、ということで1次会を新宿で開催しました。
まさかの行列にもめげず30分待って食べることが出来ました。
オロチョン、最高です。米がないということで炒飯が食べられなかったことだけが心の残りでした。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2573.html


-- 2014.02.10 再訪
2年半ぶりに奇しくも2年半前と同じメンバーで再訪問しました。
そして2年半ぶりにビール、沢庵、餃子、炒飯、おろちょんを食べました。

やっぱり美味しいね。。。
おろちょん高いけどすっぽんだから仕方ないです。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2234.html


-- 2011.11.14 初訪問
上海小吃で1次会をやり、あまりの事態に北の家族に逃げ込み、
ほっと一息ついて、お酒もそこそも回ってきたので、
オフ会恒例、〆のラーメンと洒落こみました。

ラーメンヲタクたちが、あそこはどうだ、ここはどうだと散々議論した結果、
「利しり」に行くことになりました。

このメンバーだと辛いもので〆る傾向にあるな。。。

お恥ずかしいことに利しりは初訪問です。
(別に恥ずかしいことでもないんですが)

西新宿にオフィスがあったときに、1度トライしたのですが、
水道管工事か何かでやっておりませんで。

そもそも昼に営業してないので、
なかなかチャンスがありませんでした。

22時過ぎの入店でL字型カウンター席はがら空き。
テーブル席は1つ埋まっていました。

運よくテーブル席に着くことができました。
このあとあれよあれよとカウンター含め満席になっていたので。

さてと。3次会スタート!

基本メニューはこちらになります。

まずは瓶ビール(525円)で乾杯。。。

散々飲んできたのに、やっぱりビール飲んじゃうんだなあ。
でも、なぜだか旨いんだなあ。
気持ちがリセットされるからかな。

沢庵なんて頼んでみたり(210円)。

数年ぶりに食べた気がする。。。

みんなでまだ1次会の惨劇の話をしています。
ここまでくると、惨劇も喜劇になりますな。

みんなで面白おかしく1次会プレイバック中です。
(1次会の最中はお酒を飲む元気もありませんでした)

餃子なんて食べてみたり(525円)。

餃子はオーソドックスな味で美味しいです。
餡にしっかり味がついています。


69歳、生き字引のナムさんが「ここは炒飯も旨いんだ」ってことで、
炒飯も頼みました。
(1,050円)

でた。
フライパンのものかわかりませんが、やや黒っぽいものが混ざった系の炒飯。
台湾の屋台で同じ味の炒飯を食べた気がします。

黒めの米がうまい。
味もちょい強めで美味しい。

これは確かに旨いです。
(ナムさんの言うとおり。

では、真打の登場と参りましょう。
オロチョンラーメンをご紹介します。

ちなみに辛さの構成はこうなっています。

トリプルスーパーが一番辛くて9倍なのですが、
以前、私が炎のつけ麺で「地獄」を食べた際の悶絶ぶりから、
69歳のナムさんから「ただのスーパーにしておきなさい」と諭されたため、
基本、年配者のいうことには耳を傾けることにしているので、
ナムさんのいうとおりスーパーにしておきました。

オロチョンたちが運ばれてきました。

いやー、これは爽快ですな。

ちなみに麺半分にしても値段は変わりません。

■オロチョンスーパー(1,050円)

辛さは3倍です。

赤いので、当然「見るからに辛そう」という感想を口にしてしまいます。
香ってくる風味も唐辛子が効いています。

たくさんのネギと赤いスープが見ため的によく合いますね。。。

スープ、まさに「旨辛」です。
パーフェクトな旨辛といっていい気がします。

旨味と辛さがちょうどよくブレンドされ、
病みつき度の高いスープに仕上がっています。
醤油っぽいのが効いているので、少し優しい味わいすらあります。

辛さはスーパーにしてちょうどよかったです。
ナムさんのお陰です。
これ以上辛いと、最後まで美味しく食べられなかったことでしょう。

麺は太さノーマルで、少しだけ縮れています。
基本やや固めです。

量がすごいですね。
これ、あるのかないのか知りませんが、大盛りなんかにしたら食べられないと思います。
麺2玉使ってるんじゃないかな。

これだけボリュームがあると、なんとなく1,050円という価格に説得力が出てきます。

いやー、これは美味しい。
ほんと病み付きになりそうです。

こちら、最高峰のスーパートリプルです。
スーパーと比べると圧倒的に赤いです。

美味しかった。
お腹いっぱい。

最初はどうなることかと思ったオフ会でしたが、
利しりのお陰で楽しく締めくくることが出来ました。

今度は味噌味食べてみたいです。

===
【オーダー】
上記の通り 1人2,000円

【総合コメント】
オロチョンで有名な利しりです。

1,050円という価格に対して「高過ぎる」と思われることもあると思いますが、
飲んだ後のラーメンなので不思議と気になりませんでした。

そんなことより、オロチョン美味しい!
辛いラーメンとしては一番好きかも。
中本、炎のつけ麺より、、、好きかなあ。

是非また食べに来たいです。

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7位

敦煌 (曙橋、四谷三丁目、若松河田 / 中華料理)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2020/03訪問 2020/03/22

【4回目】4ヶ月→7ヶ月→11ヶ月→16ヶ月待ちで今回。次はとうとう逆指名制に

曙橋中華の雄、敦煌4回目の訪問です。雄というか伝説のお店になりつつあります。

初めて敦煌を訪れましたのは2017年2月でした。
その帰り際に2回目の予約をその場で行い、2回目は同年2017年9月。
その際も帰り際に予約をして3回目は11ヶ月後の2018年8月。
3回目も帰り際に予約しようとしたら忙しすぎて「夜12時くらいまではいるから電話ちょうだい」と言われて電話しました。そこで予約できたのが10ヶ月後の今日。4回目は2019年12月でした。

奥のテーブル席もカウンター席も当然満席。みんなちゃんとよく覚えてますねえ。
ちなみに確認の電話がかってくることもありません。「忘れる人いませんか?」と伺うと「いるのよー」と女将は笑ってました。

大将も女将も元気そうに見えてよかった。

料理はコース一択になります。貼り紙も消えてしまいましたが変わっていなければ1人5,500円です。

ビールはキリンのハートランド、ラガー、中国の青島ビールから選べます。値段はわかりませんが600円前後くらいではないかと思われます。
飲み口のよい、うすはりグラスで頂くことができます。

■腸詰め

2度目の対面です。
八角の香りがする腸詰めで、たっぷりのパクチーとで爽やかに頂きます。

■大根餅

こちらも2度目の対面。酢醤油と辛子で頂きます。
殊更美味い大根餅で、大根餅の概念が変わることが予想されます。
中はモチモチで外はカリッとしており干し海老のような風味もあります。肉厚で食べごたえも十分。

■砂肝と蕪

初対面の一品です。
砂肝は不思議な香辛料の味。蕪は優しい甘酢味。
変わった食材でなくとも一風不思議な味わいは敦煌ワールド全開です。

■ブロッコリーの海老味噌風味のスープ煮

これも初対面。
海老味噌の深い味わいがブロッコリーに移りまくっています。海老は入っていないのに海老を食べている気持ちになります。
ごく普通の野菜を絶品料理に変えてしまうのが敦煌の魅力の1つです。

■蒸した甘酢団子

ミートボールですが蒸しているのでとてもあっさりしています。
甘酢の塩梅も完璧そのもの。

ご飯と合うのでどう?ということで、白ごはんと甘酢団子で中盤にして至福の炭水化物となりました。

■水餃子

4回連続で登場。毎度お馴染みの水餃子。
胡麻味の特製ソースが決め手です。

■蒸した銀鱈

もちろん初登場。
メインの銀鱈は脂たっぷり。馬鈴薯はホクホク。そしてご飯に非常に合いそうなソース。
「ご飯いりますか?」と再び尋ねられますが、さっきご飯チケットを使ってしまったので、また食べると最後の麺が食べられなくなりそうなので自重しました。
味噌が効いたソースが本当に美味しい。。。これはご飯に合うに決まっています。刻みパクチーもソースに合う合う。
敦煌炸裂のメイン料理でした。

■高菜入りすっぱ麺

初登場。胡椒がキリリと効いたすっぱ麺。酸味もかなりビシビシきます。
ぼんやりした部分が一切ないのが敦煌です。

高菜なのか他の何かか。臭豆腐みたいな香りも少しあります。見た目以上にインパクトがある。
麺もむちっとしていて変わった麺です。
麺と同じ細さに切り揃えられた筍に敦煌を感じます。

■とら豆のお汁粉

上にアイスが乗っています。「当たり前だけどアイスがどんどん溶けてしまう」と言って渡してくださいます。女将の表現はいつもチャーミングである。

中に入っているのは、なんとタピオカ。期せずしてタピってしまった。
敦煌はデザートも超一級品です。

■杏仁豆腐洋梨のゼリー乗せ八角プリン

団子甘酒、生姜のプリン、薬草の、、、、など敦煌では冷温各4~5種類くらいのデザートがいつも揃っています。
口頭で読み上げられるため、いつも2周くらい説明してもらう有様で申し訳ない。

今日も敦煌は最高だったのですが、、、最後に異変が。

次の予約を入れようとお話すると、まとめると次のようなルールになると。
・奥のテーブル席以外予約はなし
・奥のテーブル席以外のカウンターは1日1組のみ
・その1組はお店から電話をかけて「来れる」となったお客になる
・電話は当日する

電話希望されますか?と聞かれたので「もちろん」と回答しました。1回目の予約でしか名前は伝えていませんでしたが、ちゃんと我々の名前は理解されておりました。

家に帰ったから思いましたが、その運用はそもそもいつ開始なのか。かなり先まで予約が入っていたはずなので、その予約の先にその運用があるはずです。

3年以内に電話が来たら超幸運といえそう。
その日は夜にどんな予定が入っていても敦煌を優先します。

===
【オーダー】
1人 6,500円くらい

初めて敦煌を訪れましたのは2017年2月でした。
その帰り際に2回目の予約をその場で行い、2回目は同年2017年9月。
「直近の金曜日で空いている日」というリクエストでの予約です。

2回目も帰り際に予約をしたら2018年8月になると。
毎晩指折り、、、は数えておりませんが、月日が流れるものは早いもので、10ヶ月後の訪問の日となりました。

敦煌は5,500円のコース料理一択です。苦手な食材も特に聞かれることはありません。
八角やパクチーが使われることが多いので、苦手な食材が多い方は止めておいたほうがいいかもしれません。

店内は古めですが清潔感があります。
何より厨房が非常に整理整頓されています。

■瓶ビール

ビールはハートランドとキリンラガーから選べることが、、、できたんだっけな。
聞かれるときと聞かれないことがあるような、ないような。
メニューはないので、ありそうなものを想像で言ってみるしかありません。
確実にあるのはビール、日本酒、紹興酒です。その3つは飲んでいる人を見たことがあります。

当然値段もわかりませんが、たぶんビール中瓶で600~700円くらいではないでしょうか。

続々と提供されるコース料理を紹介します。

■烏賊と獅子唐と葱

相変わらず味付けが素晴らしいです。敦煌の味を久しぶりに思い出しました。
優しさの中に山椒が効いた一皿でした。

■海月の酢なんとか

最後のほうが聞こえませんでしたが、酢で味付けされた海月です。
柑橘によりスッキリ、キリリとしています。

■鰯パン

上はイワシ。下はパン。イワシがパンに塗ってあります。
鰯の香りがふわーっとします。少しの苦味がまたよいです。これは美味しい。
パクチーも練り込んであるのか、香草の風味もあります。それがまた爽やかで。

■ズッキーニ

どれもシンプル過ぎるため真似できそうなのに、決して真似できない味に仕上がっているのが敦煌の真骨頂です。
少しピリ辛。また生ではないのですが火はほとんど入っていないように思えます。

■鶏肉と香菜(シャンツァイ)

鶏の上にたっぷりのパクチーが乗っています。
中盤以降は迫力のある料理になります。

鶏についているソースが美味しさが半端ではない。ピリ辛で旨味に溢れ味の強さも最高にちょうどいいです。
この味のコントロールのよさが敦煌ワールドです。
鶏は冷めていますが、まったくもって美味しい。レタスもこの上ないほどシャキシャキです。何かしているのであろうか。

■冬瓜のスープ

干し貝柱、卵白、春雨。そして出汁をたっぷり吸った冬瓜。
優しく美味しい。優しいけど味がしっかりしたスープで胡椒の刺激もあります。

■水餃子

過去2回、これを食べているときにお客様から電話がありましたが今回初めて電話がきませんでした。
3回連続で登場したメニューは水餃子だけです。
水餃子はどんな季節でも必ず提供されるのかもしれません。

甘さと少しの酸味があるタレが特徴的です。

■スペアリブの梅と大蒜煮

スペアリブがご飯を従えて登場。
「スープをご飯にかけると美味しいけどご飯いりますか?」と聞かれますのでYESと言えば付けてもらえます。
ただし、このあと〆の麺なので満腹バロメーターの確認だけはしたほうが良いです。

このスープ、すごいです。全く飲んだことのない味がします。何にも似ていません。コメント不能です。
梅でサッパリとさせ、大蒜でコクを出しています。梅と大蒜かあ。タッグを組むとこうなりますか。

スープだけでなく肉の柔らかさも尋常にあらず。
その柔らかい肉と梅と大蒜を一緒に食べると何とも言えないマリアージュとなります。
これは本当にすごい料理でした。

そのスープを使ったお茶漬けは当然のように最高でした。
ただし、お茶漬けを食べるとお腹がパンパンになります。非常事態宣言を出したいほどお腹いっぱいになります。
美味しすぎて全部食べてしまった私が悪いです。

■担々麺

辛さが強め。今日一番辛い料理です。なかなか攻めてくる刺激的な辛さ。
胡麻のコクとベースの出汁が合わさって最高の汁なし担々麺になっています。野菜も美味しいです。
野菜も美味しい
旨味たっぷりの汁がたっぷり中細麺に絡んで本当に美味しいです。

デザートは5種類くらいから選べます。
今回選んだのはこちら。

■黒糖とシナモンのプリン

カシューナッツがとても柔らかい。一緒に蒸したでしょうか。
宿敵シナモン入りなので食べていないので味はわかりません。

■チェリーの赤ワイン煮アイス

あの料理に続いてこのデザートも作っているのか。。。天才であります。
ワイン風味の大人の味付け。チェリーがすごく美味しかったがこの夏はあと2日分くらいしか残っていないそうです。

以上で1人6,500円くらいです。内容を考えると衝撃の安さといっていいと思います。
家にでもありそうな食材を使って衝撃の料理を繰り出す敦煌はすごい。

この日は忙しくて帰りに予約できなかったのですが、「夜遅く何時でもいいので電話ください。かなり遅くまでいますので」ということでした。
そして0時頃電話すると・・・次に空いている金曜日は2019年の12月でした

16ヶ月待ちになってしまった。

===
【オーダー】
上記の通り 1人6,500円くらい

敦煌@曙橋
中華

曙橋中華の雄、敦煌を再訪しました。

まあとにかく予約が取れないお店でして、初めて電話したときに4ヶ月後に訪問できました。
電話から4ヶ月に訪れた初訪問のお会計時に次の予約をしたのですが、最短で7ヶ月後の9月ということで、、、その9月がやってまいりました。

いやー、長かったーーー。なが。。。長かったか。
実はそうでもなく、ここまで待つと実際には「待っている」という感覚は一切なくなり、むしろ「おお、なんだ来週じゃないか!」という感じになります。
小さな小さなタイムカプセルみたいな楽しみとなります。

お任せコースが5,500円に値上げされたようです。
そもそも値段が書いてなかったので、「へー。値上げしたんだー。そもそもは幾らだったんだろう。最初からそのくらいの値段だと思った」というのが感想でした。

なお、たぶんお任せコース一択なので席に座ってすることは飲み物を何にするか考えることくらいです。
ただ飲み物のメニューもないので、内容は女将さんに口頭で伺う必要があります。

お店の細かい内容をお知りになりたい方は、前回の記事をご覧ください。

今回頂いたものを簡単に紹介します。
前回は2月で今回は9月なので季節的に異なるメニューもありますし、前回と同じメニューもありました。

■八角と山椒の枝豆

なんと爽やかな枝豆でありましょうか。普段食べる枝豆と全然違う。
敦煌では普通のものも全く普通のものとは違った味、風味で提供されるのが本当に面白い。

■茄子

料理名が「茄子」であるわけではないのですが、「茄子です」と言われて受け取ったので、そういうことになります。
胡麻とチーズ。。。チーズ?胡麻は間違いないけど、チーズはどうだろうと思って伺ってみたところ、粉乳でありました。

このあたりが敦煌ワールドです。

■タン・ハツ・セロリ

ピリ辛風味。セロリが生きる旨さ。これは前回も頂きました。
1皿1皿の丁寧な料理が敦煌の真骨頂です。

■海老の春巻き

春巻きも2回目の対面です。
海老の弾力がすごい春巻き。海老オンリーの春巻きです。
ふっくらプリプリの海老が印象的な、ぱっと見は普通だけど味は超越したものがある敦煌ならではの春巻き。

■トマトと玉子

エビチリではありません。トマトと玉子です。
トマトがとにかくフレッシュでたぶんホールトマトではありません。こちらは初見のお料理です。

■水餃子

前回もいただいた水餃子。この水餃子を食べているとなぜかお客様から仕事の電話が来るという不思議な餃子です。
たぶんわたしだけだと思いますが。

■牛すじと冬瓜

冬瓜から優しい出汁がじゅわっと染み出す至極の一品。これは初見。
牛すじも完璧に柔らかく煮込まれていて、完璧な仕上がり。これは中華料理なのだろうか。
薄味が癖になる優しい料理でした。

■ジャージャー麺

肉味噌の味も言うまでもなく最高なのですが、驚くべきは胡瓜の固いところを全部とってあるのであります。こういった丁寧な細かい仕事の積み重ねなのだなと大変勉強に、そして参考になります。

そして麺がうまい。麺もまさか自家製麺なのだろうか。。。まさかと思いつつも、敦煌ならばやりかねないという思いもいあります。
すべての麺料理で「麺が旨いと言ってみたい」と偉人が言っていたとか。

デザートの前のお茶。ジャスミン茶です。
入れ物がかわいいであります。

■ベトナム風プリン

黒いソースはカラメルではなくコーヒーなのです。そしてコーヒーの濃さがまさにベトナム。
それゆえに「ベトナム風プリン」ですか。。。アイデアがすごい。恐れ入ります。

プリンは固くて美味いです。この上ない手作りプリンに甘いものが好きではないのに「誰にもあげたくない」と思ってしまいます。

もう1つのデザートはこちらですが、内容は失念してしまいました。
敦煌は4つか5つくらいからデザートが選べますので、これもまた楽しからずや。最後の最後のお楽しみになります。メニューがない楽しみっていいですね。

会計後、次の予約をしたのですが、4ヶ月待ち、7ヶ月待ちの次は、、、10ヶ月待ちでした。
次は年を超えてしまうんだな、、、と思うと少々寂しくなりました。

来店した人のほとんどが次回の予約を入れるため、この「次回の訪問がどんどん遠くなる」という現象はしばらく止まりそうにありません。

===
【オーダー】
上記の通り 1人5,900円
敦煌@曙橋
中華

昨年10月、なにげなく曙橋の大人気中華料理店「敦煌」に電話すると、直近の予約は2月になりますということ。
通常は自分の予定にお店の予約を合わせるものですが、敦煌級ともなると、お店の予約に自分の予定を合わせることになります。

そして4ヶ月が経過し、行ってまいりました。

恐るべき外観をしております。スナック魔の巣級であります。

外観に負けず劣らず、内観もなかなかでして、どことない公民館感を放っております。
手前にカウンター席、奥に6人くらいはいけるかなというテーブル席が1つあります。

4ヶ月も予約で埋まっている中華屋さんという事実と、目の前に広がっている光景のギャップにまずまず驚きます。

年配のご夫婦お二人で切り盛りされておりまして、ご主人が調理担当、奥様が接客担当という役割分担です。
広いお店ではありませんが、お二人でやってらっしゃるので、料理の提供はゆっくりめであります。

そして敦煌にはメニューというものがありません。
オールおまかせコースのようです。特に説明もありません。席につくと自動的にスタートします。

皆さん数ヶ月待ちでの訪問となりますので、「メニューどこですか」と野暮な質問はどの席からもあがりません。
そもそも常連さんばかりのように見受けられました。

料理は時期が来ますと、この四角から提供されます。

ビールはハートランドです。
スーパードライと並んでハートランドは国産ビールでは二大好きなビールであります。

紹興酒とお茶も飲みました。
2月でしたので紹興酒は燗で。

頂いたものを紹介します。

■お蕎麦のもやし

酢とオイルでさっぱり仕上げた「蕎麦」のもやしです。
見た目に派手さはありませんが、開幕早々唸る一品。繊細な味付けと、丁寧な仕事が印象的です。

■大根餅

日本のコメで作った大根餅で、ゆえに粘り気があるそうです。
干し海老のような香りがします。

大根餅ってこんなに美味しいものなのかと度肝を抜かれる大根餅で、なんとも表現が難しいことか。
蕎麦もやしもそうですが百聞は一見に如かずとしか言いようのない不思議な料理です。

■イカの和え物

香辛料と辣油が際立つ和物。
味の定まりが半端なく、一転ビールに合う一皿でした。

■腸詰め

極めてスパイシーだがパクチーが全てを爽やかにしてくれます。パクチーが全ての調和を保ってくれます。
旨味がぎゅっと詰まった腸詰め。

■ハツ

味付けは先ほどの和物と同じで、烏賊がハツになったもの。
ハツは臭みや内蔵っぽさが全く無く、内臓系が苦手な人でも間違いなく食べられるのではないか。

■海老の春巻き

何をどうしたらこうなるのかわかりませんが、海老の味がすごく濃いです。
恐るべき弾力も特徴の1つです。通常感じる「この海老プリプリ!」という感覚の2倍くらいの弾力感があります。

低温でじっくり揚げてらっしゃいました。
こちらも見た目以上にすごい料理です。

■水餃子

コロコロと小さな一口サイズの水餃子。
タレが非常に個性的で、八角がとても効いています。

■豆腐の蒸し物

見た目だと何だか分かりにくいですが、豆腐の蒸し物であります。
これまでは見た目だけだと、わりとノーマルに見える料理が続きましたが、ここで一気に急展開です。

周りは醤油と脂で、貝柱が中に入っています。
ソースが最高に旨く、さらには貝のエキスも相まって、「なんだこの上手い豆腐料理は・・・」と度肝を抜かれます。
いちいち形容し難いのですが、これはもう行かないとわからない領域と思われます。

残ったタレにご飯を投入してくださり、これも当たり前のように美味しい。
二郎的な中毒性を持ったまかない飯のようなご飯に生まれ変わります。

■汁なし担々麺

先ほどご飯を食べたから、これで終わりかな?と思ったら、〆に汁なし担々麺が出てきました。
そもそも担々麺は汁がない食べ物であるようですから、わざわざ「汁なし」と書かないといけないところに本場の方は疑問を持つでしょうか。

優しくもちょっとピリッとした味で、人生で食べたどの汁なし担々麺よりも美味しかった。

さてお会計を、、、と思ったら、餡子隊長がどうしてもデザートを食べると言って聞きません。
デザートは4種類くらいから選べました。

悩みに悩んで選んだ「ぜんざい」

日本のぜんざいよりも餡がサラサラしており、味は、、、日本のぜんざいの遥か上を言っていました。
中華のぜんざいがすごいというより、敦煌のぜんざいが、すごいのだ。

況んや杏仁豆腐をや。杏仁豆腐は薬の味がして嫌いという人がいますが、この杏仁豆腐を食べて杏仁豆腐が嫌いになる人はおりますまい。

とにかく味というものを知り尽くしている方が、技術を惜しみなく丁寧に発揮して作られたような料理たちで、見た目は普通そうに見えても、いちいちすごいことに驚きます。

この日カウンター席に座っていた人たちは、全員次回の予約を入れていました。
そりゃ4ヶ月待ちにもなります。

私たちも例外ではなく次回の予約をお願いしたのですが、なんと7ヶ月後の9月になるということで。
これほどまでに先の予約になっていても、当日確認の電話があったりしませんので、忘れてしまう人もいるのだと奥様は笑っておっしゃっていました。

いちいちでかいぞ。敦煌。ミラクルワールドを是非ご体験ください。たぶんもう今年の予約は難しいのでしょうけど。。。

===
【オーダー】
上記の通り 1人7,500円くらい

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

正泰苑 総本店 (荒川七丁目、町屋駅前、町屋 / 焼肉、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2017/03訪問 2017/03/25

ぶっ壊れのコストパフォーマンスにヒデキ感激

正泰苑本店@町屋
焼肉

2016年ナムさん忘年会の終着駅は町屋にあります焼肉屋さんです。
外観のオーラが、すごい。

日暮里でレンタカーを返して、30分ほど歩いてやってまいりました。

暖簾には「やきにく」の文字が。住宅街にあって一際異彩なオーラを放っております。

「しょうたいえん」というお店で、都心にも支店がある名焼肉店であります。

店内はテーブル席、座敷に分かれ、一様にモクモクしております。
ゆえに一張羅での訪問は避けたほうがよいと思います。

我々は座敷席に通されました。
予約は2週間ほど前で可能でしたが、年末ということが吉と出たのかどうかはわかりません。

メニューはこちら。例えば上タンが1,550円。
全体的にすごく高いということもなく、かといって安いということもないという構成です。
お店の雰囲気から、激安かな?と思って入店すると、あれれとなるかもしれません。
肉、スープ

が、結論から申しますと、クオリティを考えると激安と言って良いと思います。
その他メニューは一番下に掲載しました。

頂いたものを簡単に紹介します。

■ビール中瓶(620円)

銘柄はスーパードライ。一番好きな銘柄です。
一番搾りが好きだった時代もありますが、一番搾りがプレモルみたいな味になってから離れました。

■盛り合わせキムチ(820円)

深漬けタイプのしっかりした味のキムチ。
肉が来る前のお供に。ボリュームもありますし4人で1皿はちょうどいいです。

綺麗なお姉さんがどーんと持ってきてくださった中から選べるのですが、もちろん断ることもできるのですが、男性客は100%断るのは無理ではないか。

■野菜焼き盛り合わせ(680円)

普段野菜を摂取している場合は、これはなくても大丈夫かと思います。

■上タン塩(1,550円×2)

開幕は牛タンとなんとなく自分の中でのルールがあるためオーダー。
大きさも厚さも味付けもシンプルなタン。

名物ということでもないようであるため、1,550円ということで避けることもオススメですが、焼肉言ったら1回はタン塩頼みたくなってしまう気もします。

■上塩カルビ(1,550円×2)

店員さんにオススメは?と伺ったところ、迷わず塩カルビであると教えて頂いたためオーダー。
焼きあがったらワサビをつけて、ワサビを乗せた面が舌にあたるように食べてくださいとのこと。

ここまで詳細な指示も珍しいなと思い素直にやってみたのですが、なるほど確かにこれがベストな食べ方のような気がする。

カルビの大量の脂が口の中を支配する前に、ワサビが先に割って入ることで脂ガードをしてくれるのであります。
ゆえに、カルビなのにどことなくサッパリ食べられるのであります。

素直に指示通りに食べたことが功を奏しました。
なお、脂については爽やかになった気がするだけで、相応の摂取はしておりますので、この食べ方でもオイルタンクは満たされます。

■赤身一口ステーキ(990円×2)

ニンニクなどで構成されたタレに漬けられた一口ステーキ。
タレが濃厚でパンチ満点ですが、これをおろしポン酢で食べるのが特徴です。
パンチのあるタレをおろしポン酢が中和してくれまして、面白いコラボとなります。

■ハラミ(1,250円×2)

今日のイチオシは、こちらのハラミです。
タレと塩が選べますが、一方しか食べていないので断言できませんが、タレの方が美味しいのではなかろうか。

少なくとも今日頂いた中においては満場一致で一番よかった肉に選ばれましたので。

白ご飯が、合い過ぎます。
少し固めに炊かれたご飯も、ご飯単体ですごく美味しいのであります。

厚さもあり脂過ぎず、肉の赤身を存分に楽しめます。
厚切りのメニーもありますが、頂いたのは厚切りの方ではありません。
でも厚切りでない方がお値段は上でしたので、こっちの方が美味しいのかもしれません。

日本白米大使も大変満足げでありました。

・ユッケのホイル焼き(1,000円)

見事なまでのユッケ。一昔前なら当たり前のように見ることができた光景です。一昔前なら、このまますぐに頂けていた逸品です。
このまま網に乗せて、よく炙って食べることになっていますし、多分恐らくきっと間違いなく皆さんそうされておられました。

偶然、先日の静龍苑@森下でも、同じようによく炙ってから食べるユッケに出会った気がします。

大変美味しいし懐かしい。
一度はオーダーしたい一品です。

協議の上、締めのラーメンを止める代わりに1人1つスープをオーダーすることにしました。

■コムタンスープほぐし(850円)

辛いものが苦手な餡子隊長は、ほぐし身の入ったコムタンにしていました。

スープの出汁が良過ぎる。
ここ数年食べたコムタンでは、飛び抜けて一番美味しいコムタンでした。

■テグタンスープ青(790円)

通常のテグタンスープの青唐辛子バージョンだそうな。
赤唐辛子より数段辛いのかなと思って恐る恐る食べましたが、清涼感のある爽やかな辛さで、青唐辛子だから死ぬほど辛いということはありませんでした。

爽やかな辛さとテグタンの深みのある味が合い過ぎて、激ウマなスープであります。ハラミ同様、かなりオススメの一品です。辛いのが嫌いでない方は頼まない手がありません。

マロニーちゃんみたいなものも入っているので、しっかりと締めの役割も果たしてくれます。

味もさることながら、最後にお支払い金額を聞いて、この日一番驚くことになりました。
気持ち悪くなる一歩手前まで食べて、1人5500円でした。

店員さんは全員気のつく素晴らしい応対ぶりで、料理は美味しく、値段はなぜか安い。

走攻守三拍子揃って人気がないわけはないですわな。

===
【オーダー】
上記の通り 1人税込5,000円ちょい

■一品料理メニュー

■肉メニュー

■ドリンクメニュー

■デザートメニュー

■カキ氷

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

田中商店 本店 (六町 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2017/09訪問 2017/09/03

都内随一の豚骨ラーメンにヒデキ感激「田中商店@六町」

田中商店@六町
ラーメン

数年前から常々「いつかは行ってみたい。でも遠すぎて行くチャンスがない」と思っていた都内のラーメン屋さんを訪問することができました。
そのお店はつくばエクスプレスなる、都内でいうと右上の方から出発する、とても遠くまで行く電車に乗らねばならないのです。

人生初、つくばエクスプレスであります。
若干の旅行感があります。

つくばエクスプレスは遠くまで行く電車ではありますが、北千住からわずか2駅の「六町」という駅で降りました。
ただ、「わずか2駅」といっても、山手線のそれとはきっと大きく違うのだと思う。

六町駅付近。。。何もない。。。ただただ広いのであります。

目的のお店は歩くこと20分くらいの場所にあります。
都内に「駅から20分歩かないと最寄り駅から辿り着かない場所もあるのだな」とちょっと新鮮な気持ちになります。

田中商店であります。東京都随一の豚骨ラーメンのお店と言われているようです。
外観のオーラがすごい。

外観のオーラ以上に、お店の前に立った時に香ってくる?匂ってくる?豚骨の香り?匂い?が半端ではありません。
ちょっと仰け反るくらいの風が吹いてきました。

最高の豚骨ラーメンのお店ですが、家のすぐすぐ近所だといろいろ弊害がありそう。

なお、田中商店は系列店には過去何度か行ったことがありまして、やっとこさ総本山に巡礼できました。
・2012年6月29日 田中商店@台場
・2015年5月18日 田中屋@飯田橋
・2016年4月12日 つし馬@浅草

土曜日18時10分に到着したのですが、店内には凄まじい活気が溢れております。
魚市場?と思うような活気であります。

18時10分という夕飯には早い時間帯ですが、ギリギリカウンター席に座れるくらいの混雑ぶりでした。
テーブル席待ちの家族連れの方々は、10組くらい待ちが出ていました。

カウンター席も相当な数があるのですが、それでも人気が上回っているようで、想像以上に凄まじいお店だということがわかりました。
大変な混みっぷりではありますが、席と席の間隔が大変広い素晴らく居心地のよいカウンター席です。

また、お客さんの数も多いですが、店員さんの数もおおよそラーメン屋さんとは思えぬ人数でありました。

味としてはラーメン一択で、あとはトッピングで料金が変わります。
ラーメンは720円と博多ラーメンと思うとちょっと高いですが、人気ぶりを考えると全く逆風にならないようです。

卓上には辣油、胡麻、紅生姜などが配備されています。

博多ラーメンに欠かせない強力な大蒜も大量に補充されています。

ラーメンは凄まじいオーラを放ちつつ登場。なんだこの豚骨ラーメンは。これまでわたしが対峙してきたどの豚骨ラーメンとも違う迫力があります。
ぱっと見はお台場ダイバシティ店と似ているが、炸裂するオーラが異次元クラスです。

白濁した、しかしちょっと茶色がかったスープは、ある程度濃厚ですがドロドロという感じではありません。
クリーミーな口当たりで大変マイルドな仕上がりです。
お店に入った時には、ううっ!と思うほどに臭かったが、ラーメンを前にすると匂いが消えるという不思議な事態が起こります。

味玉は120円とお値段少々高め。
しかし全体的にちょっと高めであってもお客さんが後を絶たないところが商売の上手なところなのでしょうから、大変勉強になります。
こう思ってもらえればいいのだなと。

スープは全くしょっぱいと思わない塩梅で、さすがは長浜の味であります。
福岡の食べ物は一様に出汁が素晴らしく、塩気に頼ったものは少ない中、このスープもやはり塩気控えめですが味はドスンと強いという完璧な仕上がりです。

替え玉を忘れてレンゲの上下がとまらない自体になります。
この中毒性はなんなのか。何か変なものが入っていたりするのではあるまいな。

長浜らしい細ストレート麺は、麺もまた美味いのであります。
細いながらもコシがあり小麦の清涼感も感じる完璧な麺。
どんな店でも麺が旨いと言ってみたいと、と偉人が言っていたのを思い出しました。

なお、長浜系としてはだいぶ麺の量結構多いと感じました。

それでも旨すぎて替え玉をしてしまいます。
直接投入のスタイルで、「やわ」でお願いしました。

ちなみに卓上にございます辛子高菜ですが、尋常ならざる辛さでありますので、入れるタイミングにはくれぐれもご注意ください。
当然ながら後戻りはできませんので。

最高に素晴らしい豚骨ラーメンでしたが、1つ、この海苔だけは「こうなっている必要あるんだろうか」と思ってしまいましたが、味に影響はありませんので、気にしないことにします。

観光客だらけのダイバーシティ店だと意味もありそうですが、さすがにこの場所には観光客は・・・まさか来たりもするのだろうか。

こちらはねぎラーメン850円です。
ラーメンから130円増しですが、彩りが綺麗で一層美味しそうに見えます。

見映えと味も含めて、ネギラーメンが一番オススメかもしれないと思いました。

博多っ子的には、紅生姜をこうして乗せないと完成した気にならないのだとか。

とにかく遠いですし交通費もかなりかかりますが、そんなことはどうでもよくなるくらい美味しかったです。
都内随一との呼び声が高いようですが、間違いなく都内随一の豚骨ラーメンだと思います。

===
【オーダー】
らーめん 720円
ねぎらーめん 850円
替え玉 130円

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

天吉屋 新宿店 (西新宿、新宿西口、都庁前 / 天ぷら、天丼、揚げ物)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2017/09訪問 2017/09/09

【3回目】鶏と旬野菜の天丼税別900円也「天吉屋@新宿西口」

天吉屋@新宿西口
天丼

3回目の訪問となる天吉屋。
コストパフォーマンスを考えた場合、少なくとも新宿エリアではNo1の天丼のお店ではなかろうかと思っています。

18時半過ぎの入店で、半分くらいの客入りでした。
18時前でも結構混んでいたりする日もありますので、この日はたまたま客足が鈍かったようです。

通し営業で、何時でもこの天丼メニューが食べられるのが非常に有り難いです。
夜の時間帯でも、ランチのような値段で、極上の天丼が食べられます。

夜ですのでビールも1本。天丼の到着を今か今かとビールを飲みながら待つ時間もまた良し。

圧倒的にオススメなのは天吉丼(1,080円)なのですが、未食のメニューから鶏と旬野菜の天丼(970円)にしてみました。
味噌汁はデフォルトで付いております。

彩り感的には天吉丼に劣るものがありますが、大変なボリュームは健在です。
所狭しと敷き詰められた、揚げたての天麩羅を前に、どれから食べて良いものやらと、禁じ手の1つ「迷い箸」が出てしまいます。

柔らかくサクッと上がった鶏天麩羅や、親子丼になりえる半熟玉子の天麩羅など、100円安いとは思えない充実したラインナップに十分満足できます。

ただ、やはり天吉丼の方が、オススメはオススメです。
やっぱり海老天の有無は大きいなと。
↓こちら天吉丼です。

次は天吉丼に戻ってきたいですが、泣く泣く天ぷらうどんを食べて見る予定です。

===
【オーダー】
鶏と旬野菜の天丼 970円
ビール中瓶 680円

天吉屋の過去記事はこちらです。
・2013年12月7日 海老天丼
・2017年2月25日 天吉丼

天吉屋@新宿
和食

4年前に食べた天丼が最高に美味しかったことを時々思い出し、また行きたいなーと思いながらも4年も経過してしまったわけですが、土曜日の夜に再訪が叶いました。
新宿西口の野村ビルのB1レストラン街であります。

その名も天吉屋。
このお店以外に、しゃぶしゃぶのお店なんかも手がけている会社が運営しているようですが、正直しゃぶしゃぶはあまり美味しそうには見えませんでした。
そしてこの天吉屋は、このお店しか無く、むしろ天吉屋を日本中、いや世界中に展開してはどうだろうかと勝手なことを思ってしまいます。

17時過ぎという夕飯にはちょっと早い時間に訪問したので、店内は空いていました。
なお、昼からの通し営業である点も、非常に使い勝手がよい部分になります。

メニュー数が4年前より減ったようでありますが、天吉丼は健在ですし、1000円という価格も健在です。
(税込だと1,080円です)
前回は海老天丼で、海老があり得ないくらい入っていて途中で飽きてしまうという緊急事態が発生しましたので、今回は王道の天吉丼にすることにします。

■瓶ビール(600円)

中瓶の一番搾りです。夜だし大人だし1本くらい飲むことにしました。
ビールで喉を潤しつつ、席に配備されている漬物みたいなものを食べるとよいと思います。

■天吉丼(1,080円)

味噌汁を従えています。そしてこの味噌汁がまた旨いのであります。
牛丼チェーン店などで供される、とりあえず付けました的な味噌汁とは一味違います。

非常に豪快な一杯。これが1,080円とは誰が思おうか。
テナントの賃料だって相当なものでしょうし、どうすればこれが1,080円で提供できるのか。
どうみても2,000円くらいのオーラです。少なく見ても2,000円以上はしないといけないビジュアルです。

なお、一応ドカンとてんこ盛りスタイルではありますが、丼の底が結構厚くなっていまして、見た目の額面通りの量ではありませんが、満腹になるかどうかでいうと、かなりの確率で満腹になると思いますので、上げ底に関しては気になりません。
むしろインスタジェニックになっていいかも。

海老も立派なものが2本入っています。
前回の海老天丼は海老がなんと7本も入っており、逆に後半やられてしまうという事態になりましたが、海老が2本だと最高潮の気持ちのまま終わることができます。

意外と誰しもが嬉しいのは、この半熟玉子天麩羅ではないでしょうか。
後半まで大事に大事にとっておいて、玉子かけご飯気味に楽しむのが好きです。

天丼に半熟玉子をつけるのは必須にする法律作ったほうがいいじゃないかと思うほど美味しいし笑顔になります。

敬意を表してインスタ加工。

てんやと比べては失礼かもしれませんが、主観的に比べてみると、
値段はてんやの倍、味は3倍、満足度は5倍といったところと思われます。

先日行った船橋屋@新宿よりも、天丼だけで比べるとずっといいと思う。

なお、3,500円で飲み放題が付いた天ぷらコースもあるようです。
今度会社で利用してみたい。

大行列ができないのが不思議なお店の1つです。

===
【オーダー】
天吉丼 1,080円

天吉屋@新宿
天丼

土曜日、諸用で新宿西口へ。
最近新宿西口に縁があります。

野村ビルでの用事だったので、
久々に野村ビルの地下でランチを食べることにしました。

西新宿にオフィスがあった時代に何度か野村ビルランチをしました。
・2010年01月07日 LABETTOLApertutti
・2010年03月25日 とんかつ 伊勢
・2010年04月26日 SPAGHETTIHASHIYA
・2010年08月27日 宮川

どのお店も微妙に高めですが、
高いだけあってなかなかのクオリティのところが多い印象があります。

餡子隊長を巻き込んで野村ビル未訪店にロックオン。

天吉屋という天丼専門店です。

天丼専門店というと真っ先にてんやが浮かびますが、
もう5年くらい食べていないような。

店内はテーブル席とカウンター席があります。
とても綺麗で、てんやよりもずっと高級感があります。

調理担当の方も料理人のような雰囲気で、
そこもてんやとは全く違います。
というか比べるのも失礼なんだろうな。

メニューはこちらです。

当然天丼中心です。
天まぶしなる、ひつまぶしを改造した珍メニューもありますが、
基本的に名古屋系のものは好きではないためスルーします。

待ち時間は壺に入っている切り干し大根ときんぴらゴボウを皿にとって食べます。
「野菜ファースト主義」の餡子隊長は満足げでした。

本来であれば看板メニューの天吉丼にすべきところですが、
何を血迷ったか海老が7本入っている海老天丼にしてしまいました。

味噌汁を従えての登場です。

むほー。すごい迫力。豪快です。
溢れんばかりに天麩羅が乗っております。

てんやで一番高い天丼でもこんな絵にはならないでしょう。
まだ食べてませんが1,050円でこの絵は素晴らしい。

そんな中目を引くのがこれ。
半熟卵の天麩羅。
初めて食べる。

ちゃんと中は半熟に仕上がっていて、
当たり前のように当然のように美味しい。
タレがかかっていてもちろんご飯にもぴったり。

こちらも当たり前ですが前評判通り、
というかメニューにある通り海老がゴロゴロと7本も入っています。

まずまずの大きさの海老が7本も入っているので、
正直5匹目くらいから飽きます。

となると、海老が4匹でその他バリエーションに富んだ看板メニューの天吉丼にしておけばよかった。

後悔先たたず。でも大丈夫。そこまで公開していません。
美味しいので最後まで楽しく食べれました。

餡子隊長は鶏野菜天丼にしていました。

つゆも主張しすぎず、ご飯もボリューム十分。
これは近くにあったら2週に1度は通ってしまいそうです。

てんやは(てんやてんやうるさいですね。すみません)1度食べると「暫くいいな」と思ってしまいますが、
天吉屋は明日もまた食べたいと思いました。

とてもおススメです。

===
【オーダー】
海老天丼 1,050円

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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