Légumeさんのマイ★ベストレストラン 2018

Légumeの食べ歩き

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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2018年は、例年通り数々の新店舗がオープンする中、自分の好きな方向にあり、共感をもってシェフ・スタッフといっしょに時間を過ごせるようなお店を回りました。自分の一番のお気に入りである鰻については、鰻屋さんだけではなく、鰻をいろいろな形で調理される料理人の方々を訪ねました。鰻に加え、お酒と食材の発酵・熟成に焦点を当てた料理人の方々のお店をいくつか訪問し、これも私のライフワークになりそうです。来年も、2代目、3代目という若い世代のシェフの皆さんが新しい発想で生み出す料理が楽しみです。

マイ★ベストレストラン

1位

鰻はし本 (日本橋、東京、三越前 / うなぎ、日本料理、丼)

169回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999

2022/05訪問 2022/07/30

横山さんのうなぎ2年もの大ヒネをうな重で

今日も八重洲はし本へ。横山さんのうなぎの2年もの大ヒネ。

レモンサワーをもらって、最初に、ひと口白焼で。今回は少し蒸していて、香りがたっている。連れは、蒸した白焼きで、こちらも香りを楽しむ。

前回は蒲焼きご飯にしてもらったが、今回は、うな重で。うな重の「は」に。タレをくぐっても、香りがいい。横山さんは、このうなぎに而今の酒粕を食べさせたそうだ。さすがに酒粕の味や香りがするわけではないが、このさわやかな香りにつながっているのではないかな。
今日は3人で八重洲はし本へ。

レモンサワーから、光栄菊で、うなぎのにこごり、九条ねぎのぬた、佐久鯉の唐揚げ。お連れは、佐久鯉の洗いを。

さて、この後は、いよいよ。

今日のうなぎは、横山さんがこんなに長く育てたことがないという、2年ものの大ヒネ。硬いからねと聞いていたが、このうなぎを知り尽くした、はし本4代目の技で、いい感じに仕上げられている。まず出してもらった蒸した白焼きのひと口めに香る、泰正独特の香りは、最高としか言いようがない。

横山さんのうなぎの大ヒネの蒲焼きは、私は蒲焼きご飯にしてもらう。今度は、身の旨味をじっくり味わって。

70日ぶりの八重洲はし本。

新宿ゴールデン街のOPENBOOKのレモンサワーでスタート。ホタルイカとツブ貝にこごみと山椒。

ひと口白焼串は、カリっとして。今日は鹿児島の利行かな?そして、ぬたはなんとビワマスでびっくり!

お酒は、いつもの光栄菊に。

ここで、久しぶりの蒲の穂焼きを出して頂く。この香り、皮がおいしい。

蒲焼きご飯の前に、福島の天明を出して頂く。ホッピー3冷式も。

利行ということは和田さんの鰻の蒲焼きでご飯。後半は、ご飯に山椒をまぶして、鰻を口にしてから山椒ご飯をひと口。この食べ方が気に入っている。

最後は、最中仕立ての抹茶アイスと焼き芋。

持ち帰りで、いつもの鳥重を。
八重洲 はし本へ。

やっと飲めたレモンサワー。新宿ゴールデン街のOPENBOOKのレモンサワー。苦味もあって、これはうまい。

まず、ひと口白焼串。今日のうなぎは、重田、双洋、黒木とすべて鹿児島だね。

次は、佐久鯉の洗い。子まぶしで。部位も変えて、食感を楽しめる。

ばら身の串に、うざく、骨せんべいと続く。

蒲焼は、私は蒲焼きご飯、お連れ様は、鰻重の「い」。やっぱ食べ慣れたこの味と食感がいい。

デザートもいつもならが感心する。

お土産に鳥重を。ひとつは、そのままお弁当にもって行かれた。



持ち帰りで、いの鰻重と鳥重を。

包装も簡易にしてもらって、割りばしもなしにしてもらう。

うなぎの方は家族用で、自分は鳥重。

この歯ごたえのある鳥は博多のものらしいが、常連さんからはもっと柔らかい鳥の方がいいという声があるらしい。このかみしめるくらいの歯ごたえがいいのだけどね。

たくあんと奈良漬けが持ち帰りでもしっかり入っているところもうれしい。特に奈良漬けは、鰻屋さんでも出しているところが少ない。こちらの奈良漬けは寺田本家のものだから、おいしい。


明けましておめでと鰻は、やはりこちらで。今日は羽田からで何時になるかわからなかったので、並ぶことに。

5組くらい待って入店。

新年初うなぎなので、会津娘をもらう。

今日のうなぎは、鹿児島楠田。

肝焼きも出してもらい、ひと口白焼串から。軽い感じで、皮目もぱりっとおいしい。

うな重はろ。柔らかいうなぎで、タレがいい感じになじむ。後半は、たまには山椒もふってみる。

隣の席で親戚が食べていてびっくりした初うなぎだった。
今晩は、鰻漁師の方が東京の鰻屋さんで食べて勉強したいというので、その船頭に。

私はおまかせコースのちょい控えめで頂くので、お連れさんは好きなものをアラカルトで食べてもらうことに。

白穂乃香でスタート。

私は、小松菜和えに、白子とせり碗。

お連れ様は骨せんべいから。

お酒は、光栄菊にする。

私は、うなぎのぬた。

お連れ様は、うざく、うまきと続く。

唯一の地焼き、ひと口白焼き串を食べてもらう。ばら焼きも。今日のうなきは、鹿児島の老松の新仔。

お酒は、橘6513。これは値段もいいがおいしいな。

浅蒸しの白焼き。これがはし本流の白焼き。天然ものとは、非なる香りを味わってもらった。

お連れ様は、続いて倶利伽羅の塩とタレ。

老松の鰻重。江戸前よりちょい甘いタレと、硬めに炊かれたご飯との相性は初めての経験だったみたい。

冷茶と紫芋アイスでおしまい。

晴れて、はし本ひとり飲み復活!

久しぶりに、白穂乃香から。

佐久うすだ鯉の揚げ物と、子持ち鮎とクレソン。

お酒は、群馬泉 初しぼり 山廃純米。

うなぎはあばらとうずら。絡めて食べるやつ。

うなぎと九条ねぎのぬた。これが好きすぎて、毎日食べたい。

お酒は、これも、愛する光栄菊 愛山うすにごり 無濾過生原酒。

今日のうなぎは、鹿児島 利行の新仔。まず、ひと口白焼串で。新仔のフレッシュ感と新仔らしからぬ旨味が同居。

お酒はホッピー三冷式に。

ここで出された、かなりしっかり燻されたうなぎの燻製は、超美味。

肝焼き、沢蟹&骨せんべいに、うざくと続く。

大きいサイズの蒲焼きと、赤出汁肝入りでご飯を。やっぱり蒲焼きはご飯と食べるのがいいな。

豆腐のデザートと冷茶。

今日も大鰻足だったが、そろそろおまかせコースの料理数を減らす時が来たようだ。次回からは品数を減らしてもらおう。

と思いつつ、鳥重をお土産に帰る。
八重洲 鰻はし本で、横山桂一さんと、横山父子が育てた最後の横山さんの鰻を食べる会。というより、たまたま横山さんが自分とこの鰻を食べに来るので、いっしょにどうぞということ。

池のリニューアル工事等で1年間出荷がなくなるのと、お父さんが引退されるので、これが正真正銘、横山父子の手による最後の横山さんの鰻になる。

ということで、いつものひと口白焼串ではなく、蒸しの白焼き。この鰻が最も香るとき!いろいろ食べたが、はし本流の蒸し加減が一番よく香る。

蒲焼きは、鰻重の「ろ」で。かみしめて食べてしまう。やはり、この鰻の香りと味は他にない。
八重洲はし本へ。

今日のうなぎは、横山父子の育てた最後の鰻。せっかくの機会なので、飲み物もプレミアムホッピーをもらって。

4代目がそのまま地焼きで出してくれた白焼串は、プリプリ感がある。口に含んだ時のこの香りこそはまさに泰正のもの。1年食べられないと思うとちょっと寂しい。

横山さんの鰻の鰻重は「は」に。タレのあとから来る香りと、絶妙な蒸しによる身のほぐれ感。今までで一番長く育てた鰻と横山さんが言っていた通り、ヒネ仔らしい成熟した身の感じが印象的。

新生横山さんの鰻がはし本に来る日を心待ちにしている。
八重洲はし本へ。

ノンアルのプレミアムホッピーでスタート。

スタートは、香茸と長芋+地鶏揚げ。このひねりはいいな。

西粟倉村エーゼロ鹿の炙り。鹿料理もこなれたもの。毎回おいしい。

岩魚と冬瓜のお椀。ここで出るお椀がいつも楽しみ。

うなぎのぬた。これは大好きな一品。cocoromisoを使った九条ネギとの組み合わせが最高。

ひと口白焼串。今日のうなぎは、和匠の新仔。みずみずしくて柔らかい。

3種皿に、うざくと続く。

蒲焼きご飯。最近は、夜は鰻重にせず、この形で。自分でたれをつけながらご飯と食べるのがいいのだな。

パインのシャーベットにミルクブラマンジェ。こちらもこなれているな、いつも。

宣言下でいろいろ制約があるけれど、これだけ出してもらって感謝。
八重洲 はし本へ。アルコールを出せないので、ホッピープレミアムで。

レバーの塩焼きを出してもらう。塩焼きというが新鮮。

今日のうなぎは、和匠の新仔。まず、ひと口白焼き串で香りと味を確認。淡い香りと新仔らしい柔らかさ。和匠鰻を食べるのもとても久しぶりだ。

そして、うな重ろ。ふわっとして、白焼同様淡い香りがする。とても新仔らしい新仔うなぎだ。

ヒネと比べると圧倒的な軽さと柔らかさだが、この季節の楽しみだな、これも。
八重洲 鰻はし本から、実家に冷蔵うなぎを送った。毎年いろいろなうなぎを実家に送ってきたけれど、これが一番おいしいと言われてからは、これにしている。

冷凍うなぎがほとんどだけど、こちらは冷蔵。賞味期限はけっこうあるので、できれば冷蔵のうちに食べるのがいい。やっぱりふっくら仕上がるし、風味がまだ生きている。

タレも工夫されているし、箱を開けた時の山椒の香りもとてもよい。山椒がふってあるわけではないのだが、このフレッシュな香りがいいよね。というわけで贈答用にもおすすめ。
八重洲はし本へ。ノンアルメニューから、ヘベスソーダ。ノンアルなら、夏はこれに限る!

肝の塩焼きを出してもらって、これがうまいなあ。

今日は、希少な西粟倉村エーゼロの森のうなぎが登場。今や量が少ないので、今日一日で終わるんじゃないかな。

まず、ひと口白焼き串で。ひと口食べた直感として、今までで一番の仕上がりと思える。雑味がなく、すっとした香りで、身は柔らかく、皮も薄くて、とてもいい感じ。このクオリティが続けばすばらしい。

蒲焼きは、最近は、鰻重でなく、蒲焼きご飯で。こちらは、はし本のタレになじみ、皮目がおいしい。

こうしたおいしい記憶を取っておきたいものだ。
八重洲はし本へ。先週、隣である方が昼酒を呑んでいて羨ましかったので、一杯!まずは、光栄菊。お昼にのむ酒はうまい。

肝焼きを出して頂いた。苦味がいいな。

今日も、横山さんの鰻。澤屋まつもとの守破離で、ひと口白焼き串。先週と同じ鰻ながら、やはり今回は身のぷりぷり感が特徴かな。

蒲焼きは、横山さんの鰻を別仕立てで。鰻重もよいのだが、最近は、蒲焼きとご飯を別々にもらって、蒲焼きのほくほく感がやはりいい。今日は、山椒も味わって、ご飯にかけて味わった。

2週連続で、横山さんの鰻で優勝!


今日は横山さんの鰻を食べに、2人で。夏のピークシーズンに入ってきて、お昼や土曜日は列ができるように。遅めの13時に行って、少しゆっくりめに。

小上がりの席に座ると、お隣にお知り合いが日本酒で串を楽しんでいるではないか。今日は仕事がなければつきあいたいところだったな。

まず、ひと口白焼き串。今日の横山さんは、身がぷりぷり。香りは前回ほどではないが、身の食感が最高。

ひとしきりまって、鰻重は、連れが「い」、私は「ろ」。こちらは、蒸しが適度に効いて、繊維が口の中で解れていくよう。思うに、横山さんの鰻に限っては、軽い蒸しに焼きが一番風味を引き出すかも。
今日は、コースを頼んでいなかったが、4代目に好きなものを盛り込んで出してもらった。ドイツの白ワインに、近江八幡の奥村さんからのビワマスから。たたき風には、ビワマスのいくらもいっしょに。これは最高だわ。

そして、西粟倉村エーゼロの鹿肉。ちょっと感じを変えて夏風。

白焼は、鹿児島の大楠のひと口白焼き串。こんなにいい香りは、泰正以来。大き目のうなぎだが、いい仕上がり。

お酒を光栄菊のSNOW CRESCENT無濾過生原酒に。しみる。

とても立派なじゅんさいの梅和え。

お願いしておいた鯉の唐揚げ。この鯉は皮も含めてとてもうまい。やっぱり唐揚げが一番味がわかるかな。

苦玉付きの肝焼きのあとは、これもお願いした、ぬた。今日は、九条ネギとホタテのぬた。

蒲焼きは、鰻重でなく、蒲焼きご飯。鰻は、鹿児島の重田。こちらはやや小さめで、ふんわり。硬めのご飯とよく合う。

最後に、パイナップルのグラニテとミルクプリン。鰻屋のデザートと思えない手づくり感。
5月の横山さんの鰻の入荷が始まったので、はし本へ。

今日は、いつものひと口白焼き串を食べずに、鰻重にした。それも、「は」の重。

うな重を待つ間に、ばら焼きを出してもらう。これも味わい深い。

さて、うな重登場。今回のうなぎは、蒲焼でもしっかり香りがする。身の方はとてもほくほくしたいい仕上がり。はし本のタレじゃないとこうはいかないと思う、この香り。皮もしっかりしているので、多少深めに蒸したかな。脂の加減もいい。

今日は、なんといっても身質が最高だった。
八重洲はし本一人飲み。緊急事態宣言などあって、夜の営業もままならないが、久しぶりに夜のコースが復活。

国分Cool Mint Greenでスタート。こんなグリーンな感じの焼酎があるとは。

突き出しは、ホタルイカとアスパラ。

次のお皿は、うまきとひれ巻き。

久しぶりのうまい佐久鯉。ギョウジャニンニクの刻みと合うね。あらいと刺身で食感も楽しむ。

さて、横山さんの鰻の地焼き白焼き。今日の鰻は地焼きでもよく香って、脂も強い感じ。特長がよく出ていた。

鯉の揚げ出しに花山椒。最高だろう。これはうまい。

肝焼きにうざくと来れば、次はメイン。

横山さんの鰻の蒲焼きご飯。今日のうなぎはまさにご飯がほしくなる鰻で、別ご飯をおいしく食べた。

桜のアイスに冷茶でおしまい。

来月は夜のコースとお酒が出るかな?

お土産に鳥重を持って帰って、うちで。


八重洲はし本で一人飲み。まだ自粛期間中ゆえショートコース。

ちょっと珍しい、八丈島の麦睡 情け嶋のソーダ割りをぐいぐいいっちゃって、菜の花、定番3種。

鯉出汁鯉しんじょうは、いつものように鯉出汁がシンプルでおいしい。

続いて、ロワールのカベルネフラン、Les debonnaires Le Carroi Bon Air 2016に。

今日のぬたは、うな刺しのぬた。これはいつもおいしい。

待ってました、今年3回目の出荷の横山さんの鰻。この鰻は、やはり浅蒸しで一番香ると思う。これぞ泰正の香り。横山さん的には十分新仔だと言うが、ヒネの趣きを感じる。

たっぷりのばら焼きに、うざく。

横山さんの鰻の3番仔の蒲焼きは、丼でも重でもなく、1本をお皿でご飯で。そして、今宵も優勝

冷茶と苺大福でおしまい。

鳥重を家族の土産に帰宅。


八重洲のはし本へ。夜はしばらく自粛モードにつき、お昼に。今日は浜名湖の鰻。

お昼なら、いつものひと口白焼き串と、うな重のろ。

今日の鰻は、ちょっと赤身が濃いのかな。色が赤い。久しぶりのひと口は、そのまま食べて鰻の香りを味わうのがいい。

うな重は、赤出汁とともに。今日の鰻はやはりなんというかこじんまりした鰻で、身の感じも柔らかくもあり締まってもいる感じ。

今日は飲めないお昼だったので、早く、夜にゆっくり飲みたい。

その分、鳥重をお土産でお願いして、夜、これで飲んだ。歯ごたえのある鳥はいつもおいしい。

水槽の小魚たちが育っていた。
八重洲はし本へ。しばらく夜明ける日は少ないので相談したところ、この日は開けることになった。内容は、当面ショートコースになる。

Sauvignon Blancに、貝柱のぬた。

佐久鯉の鯉こく。鯉の野性味が残ったような味。いつもコンソメが多いので、久しぶりかな。

今日は、ばら焼きとう巻き。

うな刺しと炙り。炙りをいっしょに食べるのは初めてかも。

続いて、横山さんの鰻の2番仔を2年半前に漬けた鰻の魚醤焼きに。魚醤の香りが広がるその奥から、あの香りがしっかりくる!おいしいが、横山さんの鰻の香り殺しの魚醤だ。

ワインをCaberne Francに。

肝焼き、うざく、漬物と骨せんべいが出たら、蒲焼!

横山さんの鰻の2番仔の蒲焼き。さきほどの魚醤白焼きのあとだけに、あっさり感じるくらい。でもやっぱりおいしいわ。

お土産には鳥重を2つ。翌日のお昼にみんなで食べた。この歯ごたえのある鳥がほんとおいしい。

水槽の中の大鯰が引っ越して、代わりに鮒、にごい、どじょう、アルビノそうぎょ、はすなどの小魚が入れられた。
八重洲はし本へ。今日は二人なので、ナチュールを1本お願いする。Muller ThurgauのMTH。

最初に氷魚。これは間違いなく、琵琶湖からだろう。ほんのりとした苦味がいいね。

変り3種は、今日は、バラ焼きとうまきに沢蟹。バラ焼きがうまい。

うな刺しは、津本式で柔らかに。

鯉のしんじょう。食感もいいし、味もいい。

焼き鼈。これは冬の4代目のスペシャリテ。肝部分もいっしょに。ほんとおいしい。

横山さんの鰻の初新仔。時期的にはもうヒネの時期だが、この鰻は特別。左は地焼き、右は蒸しと、4代目の粋なはからい。横山さんの鰻独特のあの香りが最高。新仔らしさと、ヒネ感もある鰻で、さすがにおいしい。蒸した方が香りが建つことを改めて発見。

うざく、肝焼きは定番で、お漬物で蒲焼きを待つ。

横山さんの鰻の初新仔の蒲焼き。あえて鰻重にせずにこのスタイルで、別々に出してもらう。蒲焼きにすると、また違った食感と風味になり、こちらもおいしい。

苺大福と冷茶で今日もおしまい。
八重洲はし本で二人で旬コース。

今日は白穂乃香で乾杯。白和えから。

3種盛りは、肝焼き、うまき、さわがに。

松茸のお椀。松茸と鳥だんご。

お酒は、田中六五。前回気に入った純米酒。

うな刺しと鯨。うな刺しはいつもの通りおいしい。鯨は新鮮。

石川芋と桜海老。ねっとり感がいいね。

西粟倉村エーゼロの鹿カツ。久しぶりの鹿カツ。柔らかくて、連れも絶賛。

お酒は隆の純米吟醸に。

今日のうなぎは、鹿児島の和田さんのうなぎ、横山さんの鰻の横山さんがコラボして、餌の配合を変えてじっくり育てたヒネ仔。酒をふりかけてとばして仕上げた白焼きは、旨味が前面に出て、ねっとりした食感。こういう旨さは久しぶり。皮もパリっとしすぎなくておいしい。

続いて、4代目のスペシャリテ、焼き鼈。白子と肝もついて。これは本当においしい。ここでしか食べられない。

お酒をホッピーに変える。3冷式にもすっかり慣れた。

大岩魚のぬた。いつもは鰻のところを岩魚で。

お漬物が出ると、蒲焼きのサイン。

和田さんのヒネ仔の蒲焼きを、鰻重でなく、セパレートで。このスタイルがすっかり気に入り、ちょっとタレもたっぷりめでご飯と合わせる。蒲焼きにしても、ねっとり感があっていいな。

最後は栗アイスと冷茶。栗のアイスは今年の新作だがこれもおいしかった。
今日も、4代目コレクションから3本を選んでもらった。この限定免許、今月で終わりと思ったら、年末まで延長になるようだね。それ以降は申請になるとか。

・パラジウ デ ヴォシェール 2015 ルージュコクリコ
・ヴァンサントリコ レ プティット フルール
・エスコーダ サナフヤ 2018 ナス デル ゲガン

1本目は、コートデュローヌのワインで、国内入荷360本。ぶどうは、グルナッシュとノワール。

2本目は、ガメイ ド オーヴェルニュのワイン。

3本目は、初めてのスペイン。メルロー50% 他グルナッシュ、ノワール/カリニャン/カベルネフラン/スモールなどのミックス

今回も楽しみだ。
八重洲はし本で、ひとり飲み。

夏は芋焼酎のソーダ割り、そしてナチュールワインを飲んできたので、今日は久しぶりの日本酒。で、光栄菊のうすにごり。久しぶりっていうのもあるが、ものすごくおいしい。この氷砂糖が溶けたようなうすにごりの感じが好きだな。

最初に、無花果と柿の白和え。この白和え、ココナッツのような香りがするな。

次に、岡山の手長海老。お皿が置かれた時に、川海老の香りがすーっと伝わってきた。

お酒は次に、田中六五。糸島の山田錦純米。これもいいチョイスだった。

いつもの変わり皿。ひれ巻きが今日はきも焼き。たっぷりの。

鮎出汁の椀は、松茸と雲子。そして、鼈のえんぺらが一枚。

うなぎのぬた。うなぎは刺身にしたものが、九条ねぎといっしょに。このぬたは好きすぎて、追加で頼んだりするので、たまにコースに入れてくれたりする。

鹿児島 大楠の一夜干し。半日くらいかな、と四代目登場。香りがすごくいい。このくらいで食べるのが一番おいしいかも。

焼き鼈。鼈は四代目のスペシャリテだが、冬になるとまた登場するかな。今日も、白子などもいっしょに。

うざくを飲み干したところで、ホッピー55。

鹿児島 大楠のうな重。新仔の柔らかさを感じる。そういう季節だね。

最後に、冷茶と栗アイス。

今日は、とり重のお土産を持って帰る。


毎回行くたびにナチュール系ワインを買って帰っているが、この限定酒販ライセンスも今月いっぱいらしいと聞いた。今日は、4代目コレクションから3本を選んでもらった。

・Alex Craighead Kindeli 2019のオレンジ
・共栄堂 小林剛士
・Marcel Richaud Côtes du Rhône Rose 2019

1本目は、ニュージーランドのオレンジで、ぶどうは、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、リースリングと好きな組み合わせ。

2本目は、巨峰、マスカットベリーAの組み合わせ、国産がいいな。

3本目は、シラー60%、グルナッシュ20%、サンソー20%と南の組み合わせ。

今回も楽しみだ。
今日は、3人でランチ。今日のうなぎは、宮崎の和匠うなぎの新仔。

まずは、地焼きのひと口白焼串。和匠の新仔は、お店ではもう数回出ているが、私は今年初の新仔うなぎ。口に入れると、フレッシュな香りがする。このふんわり感はやはり新仔のもの。そして地焼きの皮目がおいしい。いつものように、もろみとわさびをいっしょに食べる。

ここで、4代目が、入荷したての琵琶湖の天然鰻を出してくれた。しかも、1キロものの一夜干し。旨味がじわーっと滲み出て、超美味。皮がまたうまい。今年は、琵琶湖に限らず豊漁だったようだね。琵琶湖の鰻はこれが最後くらい。

そして、和匠新仔のうな重「は」。久しぶりに、はし本流を堪能すべく、「は」のお重にグレードアップ。ここでも、新仔の柔らかさが、さらにご飯の硬さで引き立つ。今日は追いダレもして、最後の一筋は山椒も使ってみた。どう食べてもおいしいものはおいしいな。

ほぼ1年ぶりに会う鰻友と、八重洲はし本へ。

今日もまだ、裏横山さんの鰻があることを期待しての会。

2人して昼間から、白穂乃香で乾杯。

連れは、塩くりからを最初に。

私は、ひと口白焼き串から。地焼きの白焼きで皮をしっかり感じ、鰻の味がじゅわーっとくる。今回の裏横山さんの鰻は、皮がけっこう厚めだというけれど、しっかり焼かれた皮は風味もよくておいしい。

そして、裏横山さんの鰻の鰻重は、「は」にした。こちらは、けっこう蒸しが入っていて、皮が箸で切れる柔らかさに。いつもより柔らかい気はするが、こういう変化もあって楽しい。

コロナ対策で間隔をあけているので、お客さんは半分だが、それでも昼も夜もお客さんが戻っているのはうれしいこと。
八重洲はし本で一人飲み。本日の鰻は、わずか数日だけの裏横山さんの鰻。

ラスイチの梅ビールを頼んでみる。梅の香りはほとんどなく、おいしいビール。

今日の先付は、西粟倉村の鹿肉ではなくて、のんきどじょうと茄子。どじょうは南蛮漬け調で、きざんだおくらとみずのこぶが乗っている。

いつもと違う定番皿は、久しぶりのばら焼き。

ワインは、シャルドネから。Vin de Frantz。

鮎とすじ青海苔のお椀。素焼きにした鮎と、細い糸のような青海苔のお椀も定番。

うな刺しと琵琶湖からのびわますの刺身。柔らかくも歯ごたえ残る、うな刺しに、今日は近江八幡の奥村さんとこのびわますと卵。ちょっとねっとり感もあり、いくらもおいしい。

そして、裏横山さんの鰻の一夜干し。今年最後のヒネらしく、皮をしっかり感じ、口の中で余韻が長く続くこの感じは、何日も熟成させたような旨味。めちゃおいしい。

鼈使いの4代目の鼈ときのこ椀。本当に、毎回、鼈の料理はとてもおいしい。

でっぷりした肝焼き。うざく、香の物が出たら次は?

裏横山さんの鰻の鰻重。横山さんの鰻で久しぶりに食べる、ヒネらしいヒネ。次はもう新仔だというから、本当にこれが最後。

〆は、初登場、栗アイス。栗っていうのはどういう風に出してもおいしいな。

明日も、この鰻を食べにお昼に来よう。

お土産に、佐久鯉の唐揚げと、鳥の塩焼きを持って帰ってきた。これが、家族にめちゃおいしいと評判がよかった。また今度もお願いしよう。

すっかり、鰻屋さんでナチュール系ワインを買う習慣がついてしまった。今日は、食事で八重洲はし本に行ったついでに、またまた4代目コレクションから4本を選んでもらった。

今日は、
・Le Temps des Cerises La Peur du Rouge Blanc 2017
・Karim Vionnet Beaujolais Village Cuvee Du Beur dans les Pinards 2018
・Lucy Margaux Gris de Flourette 2019
・Lucy Margaux Tete d'Oeuf 2019

Lucy Margauxは2周目に入っているが、このレアなワインを鰻屋さんで購入するとは。

家飲みが増えているが、かえって充実しているのは、まったくもって4代目のおかげ。
八重洲はし本に、お世話になっている方を連れて。8月までは、夏コースのみなので、これで。


スタートは、白穂乃香と、西粟倉村エーゼロの鹿肉。食べ慣れたこのスターターはいつもおいしい。

そして、いつもの3点セット。このバランスも最高。

お刺身は伊達岩魚。これも当たり前に食べているが、こんな食べ応えと味の強い岩魚はない。

ワインは、アルザスのGeschickt Phenix 2018に。ロゼのような感じで夏向き。

しじみのみの出汁の神西湖のしじみ椀。これはうまい。

うな刺しとわけぎのぬた。味噌は、cocoromisoの熟成でおいしい。

今日のうなぎは、宮崎の児玉。まずは、地焼きの白焼串。いい感じの皮の香り。

鮎出汁の椀には、きざんだおくらと豚肉。

肝焼はてりてり。

ワインをガメイに。Romald Valot Anticonfomiste 2015。これはまたいいなあ。

うざくと、お新香が出て、蒲焼を待つ。

連れは「は」のお重にアップした。私は「ろ」。しばし黙って食べる。今日は珍しく後半、山椒もふってすっきり食べた。

帰る前に、2階の個室に掛けられた、長嶋さん作の池神様とうなぎの新作を見せてもらった。


八重洲はし本の宅配の冷蔵蒲焼を実家に送ってみんなで食べた。

今回は湯煎のみで4分で仕上げて、そのまま食べて、後半は丼ぶりに。

蒲焼は、焼きを入れなくても、これでおいしい。タレをつけて焼くと、どうしても焦げるので、このままの方が、お店の江戸前風。

今回のタレは、甘味控えめで、醤油が立って、こちらも江戸前!

手間もコストもかかっているだろうが、冷凍でなく、冷蔵を選んで、湯煎だけでここまでおいしく食べられる宅配鰻に仕上げたのは、4代目のこだわりだね。
八重洲のはし本が時間をかけて作り上げた通販のうなぎ。どうすれば一番おいしく食べられるかを追求した結果、この形になった。

まず届いたところは、いつものはし本の包み紙。それを開けるとネイビーブルーの化粧箱。これはいかしている。はし本の家訓が刻まれている。箱を開けると、真空パックにまで、はし本の表示が。これは凝ったな!

しかも、冷凍ではなく、冷蔵、ここがポイント。

もともと浅蒸しで仕上げてあるが、湯煎のみで食べられる。さらに、キッチンペーパーを敷いたフライパンで皮目を焼けば、よりおいしくなる。

湯煎4分でOKなのだが、クッキングシートも付いていることだし、フライパンで、白焼は皮目を4分、蒲焼は3分焼く。弱火とはいえ、クッキングシートにうなぎの脂がにじんでくる。

まずは、うな丼を待っている家族分から。タレはどんぶりのごはんに軽くふって、うなぎにも。はけでのばして完成。

続いて、白焼と蒲焼を同時にフライパンへ。じわーっと焼けてくる感じがいいね。

白焼から食べてみる。あー、これは、はし本の白焼の香りがする!これが冷蔵の効果なのか、うなぎの香りがとてもよくって、このままでおいしい。お店と同じモロミもついているが、ちょっとでいい。

蒲焼のタレは、お店でいつも慣れ親しんだものより、キリッとして、甘味がおさえられている気がする。これまた山椒がすごく香る。箱を開けたときに、山椒が香るのがいいな。

時間をかけて考えられた、この通販うなぎ、かなりいい感じに仕上がっている。
八重洲 はし本で、今年初出荷の西粟倉村エーゼロの森のうなぎ。

なんと、養鰻家と寿司職人さんとご一緒の席に。

森のうなぎの地焼きのひと口白焼串は、皮がパリっとして、脂ののりもしつこくない。いい感じに仕上がっている。

鰻重は、い、ろ、は、のお重が揃い踏み!これは壮観な眺め。

蒲焼きは、蒸しを入れてまだ余韻がある。この脂ののりは、今の餌がピッタリ合っているということかな。これは申し分ない仕上がりだ。

土用の丑ということで、例年ほどではないが、やっぱり東京の人はうなぎ食べに来るのだね。
今日は、いきなり、池神様とご対面@はし本。

ヒネとしては今年最後の出荷となる横山さんのうなぎを食べに来た。13時なので、お客さんもだいぶんはけていい感じ。

今日は飲めるので、萬膳の真鶴をヘベス割りで。芋焼酎のソーダ割りにヘベスが入ると夏を感じる。

さて、ひと口白焼串から。今回のうなぎは、香りより先に旨味が来るな。さすが、横山さんのうなぎ。

この横山さんのうなぎの香りを最も引き出すのが、はし本の蒸しと思っている、白焼を次に。ここでも香りより先に旨味が来る。これは今回のうなぎの特徴なのだね。

最後に、横山さんのうなぎの鰻重ろ。なかむらの玉露のヘベス割りと。

蒲焼になっても、しっかり感じるこの旨味と脂の上品さは、やはり他にない。


八重洲 はし本で久しぶりのひとり飲み。今月からしばらく夏季コース。

ワインは、Weingut Schmitt Weisswein 2018をグラスで。

今日は、いつもの西粟倉村の鹿ではなく、秋田のじゅんさいでスタート。

定番3種は変わらず。そして、神西湖のしじみ汁。めちゃ出汁のよく出るしじみ。やはり神に湖。

ワインをVJC Vin de Tableに。

うな刺しと大岩魚。こちらももはや定番に。

楠田のひと口白焼。ひと口白焼き串も久しぶりに食べるな。

鮎と鼈の出汁で炊いた茄子の黒豚添え。出汁が主役、黒豚が添え物という贅沢。

琵琶湖の天然物が入ったので、蒲焼は琵琶湖産にチェンジ。

まず、天然物の肝、続いていつもの肝焼。天然物の肝は、腸の部分がこりこりとおいしい。

うざくに続いて、お新香と骨せんべい。

琵琶湖の天然鰻の蒲焼。これは250g。最初のひと口は、琵琶湖の香りがした気がした。食感はかなりいいね。

クラッシュしたソルベと冷茶でおしまい。来月も夏季コースだな。


八重洲はし本で、一人飲み、ではなく二人で旬コース。夜が解禁されて初めて。

ならばナチュールをボトルで行こう。たくさんの中からJulien Pineau Substance 2017。葡萄はSauvignon Blanc。蜂蜜のような香り。

西粟倉村の山芋と鹿から。山芋をかけた鹿もいいね。

鮎のわた味噌焼き。わたの苦みを味噌にして。

鰻ムース、ひれ焼き、う巻き、沢蟹の定番セット。これは変わらない。

津本式で〆た鰻刺し。〆方を変えて、水分を保ったままの刺身になって、かなり感じが変わった。これもうまい。

鯉コンソメの鯉椀。鯉の出汁とはこういうものだと実感する。

蒲の穂焼き。もはや定番になりつつあるが、いつも通り骨まで食べる。

見たら飲まずにいられなかった、Copains Comme Cochons Hors Les Murs。スパークリングのロゼ。酔うが、おいしい。

4代目のスペシャリテ、鼈は、空豆と揚げ物で。上には鼈の卵も。いくらかと思うようなきれいな仕上げ。

飲めるうざくをさっと食べ、お漬物が出たら、次は?

蒲焼きは、横山さんの鰻。ちょうど切り替えの時で幸運。今年はあと2回の出荷のうちの1回。さすがの仕上げで優勝してしまうわ。今の頃がとてもおいしい。
今日は久しぶりに外仕事。横山さんの鰻に合わせて、八重洲のはし本に出勤。

まだ自粛モードなので、小上がりも片方だけ使ったりと距離を置いての配置。

今日は横山さんの鰻。今は空輸がジェット機でできなくて、プロペラ機になったりしているようで、今回は陸路で2日かけて到着したが、無事一匹のロスもなく元気に着いたそうだ。さすがの生命力!

ひと口白焼き串を。ああ、久しぶりのこの香り、一発優勝。横山さんの鰻はやっぱりこの香りが一番だ。

鰻重は、ろのサイズに。鰻重になって蒸しが入っても、この感じは変わらない。やっぱりおいしい!

今日は、4代目にナチュールワインを選んでもらって、テイクアウトすることに。今だけのお値打ち品がいっぱい。

帰りに水槽を見ると、長らくご無沙汰の池神様が出てきていた。水温が高くなると出てくるそうだ。
来訪者あって、急遽、八重洲のはし本へ。さくら通りの桜は切られてしまったけれど、わずかに残る桜からの桜吹雪に春を感じる。

今日のお連れ様は、ご飯を食べないというので、お昼だけど、光栄菊に串焼きから白蒲でいくことに。

くりから、肝入りひれ焼き、白焼き、蒲焼き。

くりからは塩で、久しぶりに食べるとおいしいな。ひれ焼きは、肝入りで濃厚。こういう食べ方は九州からのお連れ様は初めてで、とても喜ばれた。

横山さんの鰻の白焼きは、とても香りがよくて、蒲焼きと交互に硬め炊きのご飯と食べるのは贅沢だな。

今日も、横山さんの鰻を、味わうことができたし、お連れ様にもはし本流で食べてもらえたのはうれしい。

でも、来週の営業を自粛する店が増える中、こちらも来週の夜営業は休むことになってしまった。みんなでまずここ数週間を乗り切るしかないね。
八重洲はし本へ。新型ウィルスの影響で、こちらでも入口でアルコール消毒をして着席。お昼とはいえ、オフィス街のランチでは、大人数でにぎやかなグループがけっこう気になるな。ここ鰻屋なんだけど。

さて今年は数が少ない横山さんの鰻。

しばらくぶりのお昼なので、ひと口白焼串を。置かれた瞬間、脂がばちばちと今日の鰻は、横山さんの鰻の持ち味の香りがよかった。身の感じもプリふわで、これはもう優勝だよ。鰻を食べたら、もろみとわさびをいっしょに。お酒があるとよいのだけど。

鰻重は、お昼にはしばらくこれないので、「は」のお重にして、赤出汁を。

1.5匹は贅沢だけど、さすがにいい感じ。白焼きで食べた感じが残っている。タレはなんとなくさっぱり感じる。後半は山椒もかけてみた。いつにもまして、ご飯がおいしい。今日は少なめにしなかった。だって、「は」のお重だから。

いやー、満足のお昼だった。


八重洲 はし本でひとり飲み。ナチュールワインの白でスタート。

最初に、西粟倉村エーゼロの鹿肉。トリュフオイルで味付けしたこの鹿肉は完全に定番になったね。

次はいつもの3種ではなく、ばら焼きと、うまき。ばら焼きには、中落地の部分と、大好きなしっぽが串になっている。

佐久鯉の白子とのんきどじょうのお椀。鯉の白子は初めてだな。のんきどじょうは、もはやどじょうと思えないほど軽い。

佐久鯉のお造り。部位が違うのかな。こんなにがっつり鯉を食べることは最近ないから、感激。

肝焼き。てりっとした肝がいい。

お酒は、光榮菊に。微発砲でお気に入り。

横山さんの鰻の一夜干し。なんてことだ。一夜干しでこの旨味。やはりこの鰻、ポテンシャルが違う。

ホッピー55をもらう。

ここで、冬のスペシャリテ、焼き鼈。蕗の薹味噌で。今日は、えんぺら、もつ、身と並んでいる。手で持って、骨をしごく。

うざくはいつも軽い。

骨せんべいから、鰻重のところだが、今日も、蒲焼きご飯で別立て。

もちろん、横山さんの鰻の蒲焼。前回同様、旨味が強く、脂のバランスがいい。

芋焼酎シロップのフルーツポンチと冷茶で完。
ちょい久しぶりの鰻はし本。いつもの旬コースで。

今日は日本酒で行こうと決めて、軽めのものから、一白水成をグラスで。

先付けは、うど。落花生と魚はうなぎかな。軽い味噌風味。

いつもの定番3種に変えて、うまきと肝焼き。肝がとろんとしてうまい。

鯉と菜の花のお椀。いつもながら、鯉のおすましは美味。

お酒を王禄の渓に。

今日は後で単品のぬたを頼もうかと思っていたら、聞こえたかな。うなぎのぬた。これほんとおいしいんだよ。

蒲の穂焼きは、横山さんの鰻。今日で最後で、滑り込みだった。肝の部分がプリンと出てきてラッキー。皮だけ食べてみると、これまたうまい。

続いて、冬のスペシャリテ、焼き鼈。添えてあるのは竹の子の穂先。春だねえ。すっぽんは食感もよくて、かむとじわーっとくるおいしさ。

冷蔵庫に冨久長が見えたので、聞いてみると、こっちを飲んでみてと、龍勢の特別純米を燗で。古酒のような色と香り、それでいて、切れがよい、なんとも不思議なお酒。

焼き物2つめは、西粟倉村エーゼロの鹿肉。今日はふきのとうとcocoromisoのふきのとう味噌とマスタードで。こういうシンプルな焼き物で食べるのが好きだな。

うざくは、お酢を割っている出汁がうまい。

骨せんべいが出たら、鰻重の時間。と思いきや、今日も蒲焼き&ご飯スタイルで出してくれた。この食べ方、タレにちょっとつかった感じで出てくるので、鰻重の上で少し蒸された感じとまた違うんだよね。しばらく、これで行きたい。

横山さんの鰻は、新仔でもヒネでもなく、いろいろなバランスがちょうどよい鰻。脂の感じもよく、美味なこと。

最後に焼酎シロップのフルーツポンチで終了。

鰻はし本の川魚料理は夜じゃないと味わえない。

今日はちょい久しぶりに来たので、大好きな鳥重をお土産で持って帰った。
今日は、八重洲 はし本でひとり飲みプラスワン。ということは、飲むということだ。

まずは、菊鷹の山本克明杜氏が佐賀の光栄菊酒造にて醸した新酒第一弾を。その名もSNOW CRESCENT。やはりこの感じが好きだ。西粟倉村エーゼロの鹿と、定番3種が出る。

2人だとボトルワインいけるねと、Naima et David Didon Bourgogne 2017。フレッシュながらいきなり香る秀逸のピノ・ノワール。佐久鯉のお椀と、鯉&うなぎ刺しにしみる。ちょっとソフトになったうな刺し、なかなかイケます。

焼物の時間に。スペシャリテの焼き鼈は、個体そのままの味を手つかみで。

続いて、蒲の穂焼きに、てりてりの肝焼き。蒲の穂焼きは、いつものごとく、骨もそのまま。

いつものうざくと骨せんべい&お漬物が出たら、鰻重の時間。

プラスワンゲストさんの趣向で、お米を味わうスタイルで、横山さんの鰻を。お茶碗にご飯をもってもらって、鰻もお皿でたれをかけて。お重で蒸されない蒲焼きとお米の感じが最高なので、夜はこれ、昼は鰻重でいこうと思う。

横山さんの鰻を味わった後は、萬膳の芋焼酎で作ったシロップのデザート。続いて、さらにナチュールをグラスで2杯。ひとり飲みではできないワインコースで、今日はよく飲んだ。よか晩なぁ~

八重洲のはし本へ。本日の鰻は、今年初の横山さんの鰻。ひと口白焼串と、鰻重ろにしたが、やっぱり一杯飲んじゃいました。シュナンブランメインのこのナチュールの白。

ひと口白焼串を食べてみる。雑味がなく、見た目通りのきれいな感じのうなぎ。香りは奥からで、やはりもう少し立つと強くなる感じかな。新仔っぽさを残す鰻だ。塩ともろみとわさびでワインが飲める。

横山さんの鰻の鰻重ろ。白焼で食べた感じをそのまま蒲焼にした感じ。当たり前だが、タレで感じが変わらないところがやはり、この鰻。今年も楽しませて頂きます。
今年最後のはし本ひとり飲み。今日は、和田さんの鰻だ!

ワインのメニューが変わったので、白をグラスで。シュナンブラン。これは好きなぶどう。

もはや定番の西粟倉村エーゼロの鹿肉トリュフオイル。すっかり夜のコースになじんでいる。

定番3種。ひれ焼き、うまき、うなぎムース。このうまさは変わらない。

うなぎと大岩魚の刺身。うなぎの刺身は、津本式で〆て仕立てたもので、今までの昆布じめの感じから、ふわっとお刺身感があるものに。かみしめると味が染み出てくる刺身もよかったが、これもまたいいね。

蒲の穂焼きと肝焼き。ワインは、私の好きなグルナッシュメインにサンソーのUne Tranche Sudisteに。ぐいぐいいけちゃう赤で危ないワイン。蒲の穂は、肉質がぶりっとしていておいしい。肝焼きはとても大きい。

ここで、はし本の冬の夜のスペシャリテ、焼き鼈。鼈の味が一番よくわかり、かつ美味しい焼き。卵巣と、鼈出汁で煮た海老芋も美味。迎え撃つは、ホッピー55で。

うざくのお酢を飲み干せば、お新香が出て、鰻重の番。和田さんの鰻の新仔は、柔らかくて新仔感たっぷり。皮はけっこうしっかりしている。

杏仁アイスで〆て、今年のひとり飲み終了。

八重洲 はし本へ3人で土曜のお昼に。今日は、裏横山さんのうなぎ、つまりは今年の大ヒネ仔が入っているので、それを目指して予約。

一人鰻がダメなのも連れているので、鳥焼の塩とタレ、そして鳥重を入れてもらっていた。

その鳥焼が最初に出て、せっかくなので、ナチュールワインの白をもらって。ワインと鳥焼。一度やってみたかった組み合わせ。この鳥の歯ごたえがいいのだよ。

裏横山さんのうなぎは、白焼きから。サイズはろ。あり得ない出来だった、昨年の最後の大ヒネほどの香りと旨味はないが、さすがは長く池で育った鰻の奥からくる旨味がいい。

鳥重が来たので、少し手伝う。タレの鳥焼がこちらにもたっぷり乗っている。ほんと、この鳥うまいんだよ。

裏横山さんのうなぎの鰻重ろへ。今回の大ヒネ仔は、蒲焼きがしっとりとしてよかったな。1年に1回だととても希少な入荷。
八重洲 はし本へ。今日の鰻は、西粟倉村エーゼロが育てた、森のうなぎ。

今日は、3つの食べ方で、森のうなぎを食べてみる。

せっかくだから、ワインをグラスでもらう。最近始まったナチュールワイン。ふと気づくと、やはり常連さんがお昼から飲もうとしている。そこで、いっしょに飲むことに。

まず、ひと口白焼き串。地焼きで食べると、脂の感じがよくわかる。お皿の上で、パチパチなっている。けっこう脂があるね。

続いて、蒲の穂焼き。さきほどよりも、皮に下にある、そのままの感じの身を味わえる。脂は乗っているが、味はあっさりしているように感じる。

最後に、鰻重のろ。蒲焼きにすると、いっそう食べやすい。

ワインで食べ比べて正解。こんな食べ比べなかなかできない。
米子の鰻屋さんと八重洲はし本へ。いつも地焼きの鰻を出しておられる方なので、東京の鰻屋さん訪問を楽しみに来られた。

私はホッピーでスタート。

お通しは、西粟倉村エーゼロの鹿肉トリュフオイル。これはほんとおいしいよ。鹿肉にトリュフオイルの組み合わせは最高。

久しぶりに、九条ねぎのヌタをもらう。これも大好きな一品。

お連れさんの希望で、からくり塩と、お願いしておいた蒲の穂焼き。初めて食べるものばかりで、めちゃ興奮された!からくりは、塩で食べたので、蒲の穂焼きとの違いもいろいろわかってよかった。そのまま焼いたものと、うなぎの皮に閉じ込められた旨味が凝縮した蒲の穂焼きはまったく別物だ。

ここから、横山さんのうなぎの2番仔。まずは、蒸しを入れた白焼きのろ。横山さんの鰻は蒸しを入れるとよく香るので、これを頼んでみた。お連れさんは、蒲の穂焼きの印象が強すぎたみたいだ。

最後に、鰻重のろ。完璧だと思う、言うことないとのコメント!それはそうだ。新江戸前の技に、今日のうなぎは横山さんのうなぎと来ている。最高のものを食べてもらえてよかったよ。


八重洲はし本で、5人でお昼。今日は久しぶりに2階のお座敷へ。

本日の鰻は、横山さんのうなぎの2番仔。全員、鰻重のろに、お椀をそれぞれ。私はいつもの肝の入らない赤出汁。

ひと口食べると、やはりうまい。横山さんのうなぎのトビがすごかったので、それと比べればおとなしいが、新仔らしい美味しさがあふれている。

いろいろ話をしていた4人も、鰻重を食べ始めると、一同無言になってしまった。味わいながら食べる人、一気にぐんぐん食べていく人、さまざまだが、そういう魅力あふれる食べ物が鰻重だね。
今日は、はし本の常連さんが集まって、横山さんのうなぎを食べる会。

コース仕立てで、旬コースの少し簡略版のメニューだった。

最初に、Jean Ginglinger Changala Bulle Mousseux Pet Natで乾杯

前菜は、定番となった、西粟倉村エーゼロの鹿肉のトリュフオイル和え。これは抜群にうまい。

定番の変わり3種は、鰻ムースに、沢蟹とうまきはいつもの通り、ひれ焼きがきも焼きだった。大きな肝。

お椀は、すっぽんで取った出汁に、冬瓜。すーっと入っていく。

お酒は、冨玲に。燗酒だ。

うな刺しは、いつものやや硬め仕上げ。

次は、蒲の穂焼き。ここから、横山さんの鰻が登場。皮の中に閉じ込められた旨味は、蒲の穂ならではのもの。私は骨ごといっちゃうので、手も汚さず完食。みんな、黙々と食べるね、

うざくもいつものように、お酢も全部飲んで、骨せんべいとお漬物が出て、鰻重スタンバイ。

今日の鰻重は、ろのサイズ、つまり、横山さんのうなぎ1匹のお重。タレも少なめで、このうなぎの旨さをじっくり味わう。今日のうなぎは、一番最初に池あげされた、一番仔。先週食べたものより、若干身が締まった感じがするが、旨さは変わらない。

最後に、冷茶と栗のアイスが出て、閉会。
八重洲はし本へ。横山さんのうなぎのトビの新仔が登場。

お昼だが、今日はじっくり食べていくので、角ハイボールをもらう。

まず地焼きのひと口白焼串で。見た目はしっかりしていて身も厚く、ヒネのようだが、白焼きを口に入れた時のフレッシュな香りはまさに新仔のもの、そして横山さんのうなぎの香り。身の感じも新仔らしく柔らかい。

続いては、蒸した白焼き。これ、4代目のはからいで、カマは横山さんのうなぎ、尾は森のうなぎの食べ比べ。横山さんのうなぎは、口にすると、奥からうなぎの香りと旨味がグイグイ来る。森のうなぎは、比べれば淡泊だが、蒸すとけっこう強い脂の感じがマイルドになり、地焼きよりよいかも。

最後に、鰻重のろ。蒲焼きでは、身がホクホクとして、こちらのちょい甘いタレとの相性がいい。

今回のトビは、今までに食べた中では最高かも。2番仔も楽しみ。
猛烈な雨の中、エーゼロの森のうなぎが入っていると聞いて、羽田から、八重洲に直行。

本日の鰻は三河淡水と出ているが、森のうなぎがあるかを確認。鰻重の「ろ」か「は」で提供できるというので、思い切って「は」をお願いする。

久しぶりの「は」のお重。1.5匹のうなぎ。早速食べてみるとと、とてもいい。皮も薄く、骨も気にならず、柔らかく、きれいな仕上がり。よくもわるくもくせがないのが特徴とも言えるが、このうなぎならだれでもおいしく食べられる。

後発でいろいろな制約がある中、ここまでのうなぎに仕上げたのはすごい。はし本で定期的にお目見えするようになればいいなと思う。感激。
八重洲 はし本でひとり飲み。

萬膳のソーダ割りに、西粟倉村の鹿肉トリュフオイル。そろそろお酒も秋モードにしなくちゃといいながら、まだ暑い。鹿肉の前菜はすっかり定番になり、鰻のコースになじんだ感がある。

定番の鰻前菜。毎回同じだけど、これが楽しみでもある。単品ではないもの、多いものが少しずつ登場。

神西湖のしじみ椀。やや塩分が強いとのことで、それを生かしつつ王禄で香りづけした絶品。こうやって出汁を味わうのが最高のしじみの食べ方かも。

刺身は、鯉、伊達岩魚、鰻。この鯉はどにかく美味い。厚めで食べたい鯉。

今日は特別に鼈。4代目の焼き鼈は格別。肉はもちろん、白子がまたうまい。

蒲の穂焼きは、お手拭きも出るけれど、私は骨ごと食べるのが好きで。

肝焼きは、今日のはキュルキュルの食感。

4代目には珍しい、金目鯛。それも見ると松かさ揚げからの煮付けに松茸。これは贅沢やわ。

菊鷹を久しぶりに飲もうと思ったら、ハプニング発生。寝かせてあった一升瓶が開栓で吹いて、半分くらいシャワーに。この菊鷹、微発砲だが、この味、本当に好きだな。

うざくが出て、終盤。毎度、お酢まですべて頂く。

骨煎餅が出たら、鰻重のサイン。

鰻重は、横山さんの鰻の最終ヒネ仔。今回何度か食べたが、尻尾まで柔らかく、骨を感じない。すばらしい仕上がり。

秋を感じる栗のアイスで〆。

これだから、旬コースのひとり飲みやめられない。

の鳥重。この鳥とご飯は最高だから。
羽田空港から八重洲へ直行。横山さんの鰻の最終ヒネ仔、裏横山さんの鰻で、優勝コース。

ひと口白焼き串の鮎の魚醤が醪に変わってから、昼のみの癖がついてしまった?今日は、大和桜の炭酸&ヘベス割り。東京はまだ暑いから、ソーダ割りがいいね。

登場したひと口白焼串の脂のパチパチ感にしばし見入る。醪との相性もよくてうまい。鰻を食べた後に、残った山葵を醪につけてきれいに食べる。これがまたうまい。

鰻重は、優勝モードで今日は、「は」。途中で栗を食べているかと思った甘さとほくほく感。いやいや最高としか言いようがない仕上げだった。久しぶりの「は」のお重で満足。
八重洲 はし本へ。鰻は横山さんの鰻の最終ヒネ仔が入ると聞いて。鹿児島の横瀬からの切り替えだった。

今日はこの鰻を3通りで食べてみるので、なかむらをソーダ割りでもらう。もちろん、へベス付きで。

鰻はまず、ひと口白焼串から。横山さんの鰻の特徴の、川魚のいい香りがする。鮎の魚醤から変わった醪で食べると、これは初めての味と香り。これだけ強い醪の味に負けない。

続いて、白焼きのろ。蒸しを入れると、地焼きとは違って、ねっとり感がまさる。さらに、香りが後からじわーっとくる。これは食べてみないとわからない感じだ。

最後は鰻重。地焼き、蒸しを入れた白焼きとはまた違う、今度は、身の締まった蒲焼き。硬めのご飯とはし本のタレがなんともいい感じで合う。鰻との相性も大事だね。

次はもう新仔だというから、横山さんの鰻はこれで最後かな。

八重洲 はし本でひとりで呑み。夏季の繁忙期が終わり、夜の旬コースが復活。

まだまだ暑いので、なかむらのヘベス炭酸割りに。ごくごくいってしまう。

西粟倉村エーゼロの鹿肉トリュフオイル和えから。この一品は定番になったが、本当にうまい。

変わり3種。これを食べると鰻屋に来たことを思い出す。さわがにも定番に。

焼いた鮎とミズのこぶのお椀。鮎の出汁もいいな。

お酒は、杉錦を常温で。

大分ののんきどじょうの炭火焼き。これは初めてだった。子供の頃に食べた土壌とは違って、どじょう臭さなど全くない。骨ごとおいしく。

うな刺しと岩魚。今日は少し柔らかめのうな刺し。岩魚も味がいい。

蒲の穂焼きも。最近は、骨ごと食べてしまう。

ここでホッピー55。

長崎のすっぽんと松茸の炭火焼き。すごい出汁がでるすっぽんの肉を焼きで食べる贅沢と、焼いた白子の旨さ。すっぽんは焼きだな。

肝焼きに、うざく。うざくの鰻は、宮崎の和匠。ほくほくして、炭焼きの香りがいい。

今日の鰻は、鹿児島の和田さんの鰻。川魚の香りがあり、なかなかいい。泰正のような香りと、和匠とは違った肉質で、楽しめた。

さらに、出雲の貴重な出西生姜を出してくれた。小さいが辛みが強い。cocoromisoとバッチリ!

〆は、ずんだアイスと冷茶。このアイスもつぶつぶがおいしい。

ふと水槽を見ると、ウグイくん。順調に育ってもうマルタウグイ並みのサイズになっている。
八重洲 はし本へ。今日は、鹿児島の泰斗商店が送る新たな鰻、和田さんの鰻が登場と聞いて訪問。

注文は、いつもの通り、ひと口白焼き串、鰻重のろに、赤出汁。

地焼きのひと口白焼き串では、みずみずしくプリプリと感じる。

鰻重が出るまでの間に、鮎出しの茄子椀も出して頂いた。

和田さんの鰻、鰻重では、ほっくりした感じがある。それでありながら、新仔のようなフレッシュ感がある。

餌も違うはずなのに、ちょっと泰正の横山さんの鰻のような感じもあるおいしい鰻だった。
昨日珍しくお昼に予約していたのに急用でキャンセル。しかし、今日来たら、なんと横山さんの鰻が!今回は、サイズの関係でここはし本だけの入荷だったようで、それも数日分らしい。

いつものように、ひと口白焼き串を最初にもらう。ああ、今日の鰻はとても香りがいい。これだから、白焼きはやめられない。

漁師さん直入荷の神西湖のしじみ汁を出してもらった。これはうまいわ。鳥取から島根にかけての汽水湖のしじみは美味しいんだよね。

さて、横山さんの鰻の鰻重ろ。今日の鰻はサイズは小さいけれど、もう新仔っぽいところはなくなりつつあって、ヒネっぽく、脂もしっかりしてきている感じがした。

いつもの赤出汁で〆て、今日も大鰻足。
八重洲はし本でひとり飲み。これだけ暑いと厨房の職人さんたちが大丈夫か気になる。お客さんはピークの季節、予約なしではほぼ入れない状況。

さすがに暑いので、萬膳のへベスソーダ割り。先付けは、西粟倉村 エーゼロの鹿肉のトリュフ和え。これは定番になったメニューの中でも秀逸のおいしさ。

続いて、夏らしい沢蟹つき変わり3種。鰻のムースが今日もうまい。

4代目のスペシャリテと勝手に言っている、鯉のお椀。この鯉は滋養があって、おいしい。冬瓜があっさりしているので、鯉の味がそのままくる。

鰻と岩魚のぬた。ぬた好きの私には、とてもうれしい一品。

これも定番の蒲の穂焼き。今日は、ここから、横山さんの鰻ということで、骨もそのまま食べてしまった。まだこのくらいだと骨も柔らかくて全く平気。

鮎と夏野菜のあん。焼いた鮎に野菜を合わせたあんかけのお椀。おいしい。

肝焼き、うざく、骨せんべいと出れば、鰻重のタイミング。

今日の鰻は、横山さんの鰻で10回目くらいになったろうか。皮はしっかり、身はとろーっとしている。だいぶんヒネっぼさも出てきて、旨味が増してきた。久しぶりに、山椒を最後にふって。

一保堂の冷茶とずんだアイスで〆。

夏の特別コースが8月で終わって、9月からまた旬コースだ!
東京に戻って、八重洲 はし本へ。泰正 横山さんの鰻が先週から出ているが、ぎりぎり滑り込み!今日の夜まではあるみたいだ。

夏のはし本の混雑は尋常じゃない。今日は13時に来たので、まあ少し落ち着いている。

まず、ひと口白焼き串から。ああ、泰正の香りだ。そして、今日の鰻はとてもみずみずしい。

横山さんの鰻で鰻重ろ。今回は鰻が小柄なので、「ろ」のお重でも、いつもの「い」のサイズに見える。だが、泰正の旨味はしっかり感じられてほっとする。
今や月に一度のお楽しみ、八重洲はし本でのひとり飲み。7月は、夜のコースは特別コース1本になる。

夏が来れば、薩摩の芋焼酎のへべす割り。最初は、中村の甕仙人から。

先付けは、西粟倉村の鹿のトリュフオイル和え。これ、最高に美味い。

定番の変わり3種には、沢蟹が。夏だね。

鯉のお椀。今日もさっぱりと冬瓜と合わせて。いつもながらうまい、鯉のお椀は4代目のスペシャリテ。

うな刺しと伊達岩魚。こちらもコースでは定番になったね。繊細なうな刺しと大振りの岩魚の組み合わせ。

蒲の穂焼き。最近は骨ごと食べるようになった。だから、お手拭きがいらない。

大和桜のへべす割りにチェンジ。

琵琶湖漁師の一助として、琵琶湖から知らせが来た時のみ入る天然鰻。今日もあるということで、半身を白焼でお願いする。今日の鰻は、脂が乗っていた。その肉質にこの仕上げ、最高。1年通して食べてみたい鰻。

鮎のお椀。焼いた鮎のお椀。鮎のお椀は夏らしい。鯉との対比が面白い。というか、こんな機会はない。

今日は肝焼が切れていて、ひれ焼。

いつものうざくのお酢を飲み干して、目が覚める。

ここで、3冷ホッピーで。仕上げに入る。

今日の鰻重は、鹿児島の岩崎。鹿児島の鰻は品質がそろってきたな。どちらの鰻もみなおいしい。

デザートはずんだアイスに冷茶。夏だ!



久しぶりに⁉︎八重洲のはし本へ。夏になって、ますます混雑。雨でも開店前から列ができる。

今年も鰻の稚魚は不良で、鰻の仕入れを安定させるのは一苦労のようだ。鰻の仕入れも変化して、鰻のサイズも変わり、鰻丼、鰻重のい、ろ、はで鰻も変わる。

今日の「ろ」の重の鰻は、鹿児島の伊崎田。

出てきた「ろ」の重は、これ、以前の「い」のサイズではないかな。鰻のサイズが小さくなっているということだな。

食べてみると、ちょいプリの食感。仕上げは、まったくのはし本流。ちょいご無沙汰の大好きなタレとご飯はやっぱりうまいや。
東京を離れている時間が長くてやっと、八重洲はし本で、ひとり飲み。これが私にとってのリセットタイム。

お酒は、三重錦 中取り純米吟醸 おりがらみ生。最初の一品は、西粟倉村の鹿。山椒の香りに、奈良漬けかな?超絶うまいな、これ!

次の変わり3種には、沢蟹が!子供のころよく唐揚げで食べた沢蟹。かりかりっと食べてしまう。

お刺身は、鰻と岩魚。定番になったこの鰻の刺身。毎回、〆加減を変えていると思う。

飲み物をホッピー3冷に。ちょっと暑くなったので、のどごしがほしくて。

鯉のお澄まし。いつもおいしい。冬瓜とじゅんさいもいいが、この鯉の澄ましは4代目のスペシャリテだ!

横山さんの鰻のこれは8番仔になるのかな、蒲の穂焼きで。皮から、その下の脂、身、骨まで全て完食!うますぎ!肝焼きも!

そして、これも4代目のスペシャリテ、鼈。希少部位も贅沢に。特に、白子は希少。焼き鼈とは贅沢だ。人参に乗っている、とうもろこしもまたうまい。

ここで、コースに追加。横山さんの鰻が入ったからには、このひと口白焼串で食べなければ気が済まぬ。今年一番のぷりぷり感。これを硬いと言う人もいるそうで、こればかりは好み。

続いて、横山さんの鰻の鰻重。時期的には、ヒネてくるところだが、若々しいね。

〆は、杏仁豆腐のアイス。相変わらず4代目はセンスがいい。

来月は夏のコースに変わるので、旬コースはお休みになる。
今日は4代目不在なるも、しばらく食べていない禁断症状を抑えられず、八重洲 はし本へ。この雨なのに、予約・待ち合わせで20人はいる。予約と当日が半々か。

近江の奥村さんから届いた琵琶湖の天然物700gがあると聞き、半身を白蒲にしてもらうことに。せっかくの時間なので、神亀をもらって、奈良漬で飲む。

正直、天然は地焼きに限ると思っていたが、この白焼を口にして驚いた。しっかりしたイメージのある琵琶湖鰻らしからぬ繊細な香りがする。そして、ジュワッと広がるあっさりした旨味がすごい。筋肉質の鰻を想像していたら、小骨も少なく、上品な天然鰻。いつもより蒸しを浅めに仕上げてあるが、それでこのふっくら感には驚く。

琵琶湖天然物の鰻重は、いつもよりタレを少なめで味が鰻の味がよくわかる。テクスチャーがしっかり残っていて、蒲焼でもいい香り。

今日は相当な幸運。これだけ状態のよい天然が近江から届いたこと、4代目が琵琶湖漁師の一助として天然を入れたタイミングに偶然あたったこと、そして、はし本流でしか味わえないこの仕上げという、3つが重なっての幸運と思った。
八重洲 はし本でひとり飲み。

澤屋まつもとのグラスでスタート。最初に、岩魚にぬた。こちらのぬたは、出なければ単品で頼む逸品。

続いて、冬瓜と鱧のお椀。おっ!珍しく海のものが登場。

早くも次のお酒は生熟1号。ちょっと糠のような香りがしてこういうの好きだな。

変わり3種に代えて今日は、う巻きと肝焼き。

今日のうな刺は、モウカザメの心臓とのペア。うな刺しは、柔らかい方だ。モウカザメは真っ赤でややひくが、ごま油で食べるとおいしい。

ここから、西粟倉村タイム!森のうなぎの蒲の穂焼きと、鹿山椒。森のうなぎは、旨味があって、骨まで食べてしまった。森のうなぎでは初めてのジャポニカうなぎ。そして、鹿肉の方は、鹿と山椒がこんなに合うなんて!猟の期間が終わっても、駆除対象で入ってくる鹿肉をコンスタントに使う4代目の鹿肉料理もかなりのものだ。

お酒を真穂人に。これは常温で。

鼈のお椀は、いつも通りおいしい。今日は、昔の香りがする人参がまたいい。

ここで、鰻重の前に、コースに2品追加してもらう。

ひとつめは佐久鯉の刺身。写真で見て、これは食べなくてはと注文。何もつけなくても、そのままで甘みを感じる。

もうひとつは、横山さんの鰻の6番仔のひと口白焼串。地焼きで食べると、その鰻の感じがよくわかる。今回の6番仔は、いつもの泰正の香りがしっかりして、身もぷりっとしている。

うざくとお漬物が出て、鰻重の時間。

横山さんの鰻の6番仔の鰻重。鰻重にすると、より川魚っぽい香りが出てきた。身の旨さはさすが。こういう泰正もいいな。

最後は、冷茶とアイスクリーム。

やっぱりやめられない、夜の旬コース。値上がりして贅沢コースだけど。

今日は、お気に入りの鳥重をお土産に作ってもらった。翌朝、温めて食べる。博多地鶏の身の歯ごたえと味がとてもおいしい。これ癖になりそうだな。
八重洲 はし本へ。今日から、横山さんの鰻の5番仔が登場と聞いて訪問。

ひと口白焼串は、鹿児島の双洋。置かれてしばらくは、脂がはじけている!食べてみると、ぷりぷりの身が印象的。

鰻重のメニューが変わって、い、ろ、は、の3種類になった。新しい「は」のお重は、以前より鰻の大きさが小さくなったので、1.5匹。

今回の横山さんの鰻は、口にすると、ちょっと感じが違う印象。食感はなめらかでしっとりしている。味はあっさりでも脂が強すぎるのでもなく、若干おとなしい感じがした。人それぞれ感じ方は違うだろうが。

ひとつの銘柄を食べていくのも楽しみだ。餌や天候など環境でも育ちが変わるだろう。
平成の〆鰻はやはりこちらへ、八重洲 はし本。

時間は13時だったが、ちょい待ち。今年の連休は、どこもお店が混んでいるな。

今日の鰻は、宮崎の和匠うなぎ。注文は、いつものひと口白焼串と、鰻重ろに、赤出汁。

ひと口白焼串は、最初はあっさり、徐々に旨味が滲み出てくる感じ。

鰻重にしてもこの感じは変わらず。さすが、和匠うなぎ。一見淡泊そうに感じるが、しっかり味がある。

平成の後半、もっともお世話になったお店と言っても言い過ぎではないこちら。令和もよろしく!
今日は、滋賀から訪ね人あり、八重洲 はし本で合流。

今日の鰻は、鹿児島の楠田の鰻。

初めてのはし本なので、ピーク時間をさけて遅く入り、ひと口白焼き串に変えて蒲の穂焼きをお願いしておいた。こんな風に皮の下に鰻の風味が閉じ込められた焼き物は他にないので、ハフハフと食べて頂いた。

そして、鰻重ろ。今日の客人はさすが、蒸し+焼き、たれ、ご飯の一体感と、口にしたと気の香りを強調しておられた。滋賀で食べる鰻料理とは別物であるが、それぞれにおいしいものだ。

帰る時には、池神様が登場。ずいぶん大きくなられて!
長年お世話になった丸の内とお別れすることになった。やっぱり最後の日はこちらで。こちらも死ぬほどお世話になった八重洲 のはし本。

今日の鰻は鹿児島の老松。食べたことあったかな?

注文は、このところの固定メニュー、ひと口白焼串と鰻重ろに、赤出汁。

最初に、肝入りひれ焼を出してくれた。肝を巻いたひれ焼というのは、ぜいたくな串だ。ニラを巻かない、ひれだけの串がうれしい。

ひと口白焼串は、食べてみると、肉質ぷりぷり。この鰻は、すごいな食感。

蒸しが入るとどう変わるかなと思って、鰻重ろを食べてみると、こちらは、よく香る。蒸した方が地焼きよりも香るというのは、まさに江戸前じゃないと味わえない一瞬だ。


八重洲 はし本へ。今日の鰻は、静岡 吉田町の石川。最近は、頻繁には出会えない、石川の鰻。

ひと口白焼串と、鰻重ろ。

ひと口白焼串を食べてみると、とても柔らかくて新仔らしい。が、身は立派で、しばらくかいだことのない鰻のよい香りがする。最近は、養殖鰻も洗練されて、嫌なにおいがする鰻もなくなった代わりに、川魚っぽい香りがする鰻に出会うことも少ない。

鰻重を食べてみると、柔らかさと香りは白焼きと同じ感じ。こういう鰻を食べられるのは、贅沢だな。
4月初の旬コースで訪問。

日本酒メニューを見て、仙禽のさくらに。無濾過生原酒のうすにごり、好きだな。

先付けは、鹿肉のとろろ。西粟倉村の鹿肉も、山芋もそろそろ終わりかな。今日のとろろには、奈良漬けが刻んで入っている。これはよいアクセント。

いつもの変わり3種。鰻ムースが濃いね。ニラにれ巻きもおいしい。たまに食べるうまきも甘くておいしい。

今日のお椀は、なんと琵琶湖のニゴイ。4代目は何度か調理していて、この骨の多い川魚もうまく料理していてさすが。こうして食べると皮もうまい。今日のお椀は、出汁は佐久鯉でひいていた。東京で湖魚を味わえるのは、何ものにも代え難い喜び。

お酒を神亀の真穂人に。堆肥だけで育てたお米の手作り純米酒。

うな刺しと伊達岩魚。毎回〆具合を変えてのうな刺しはもう完全に定番。伊達岩魚も味がよい。

ここで、4代目が土筆の甘炊きを出してくれた。土筆を食べるのは小学生以来。

焼き物は、蒲の穂焼。皮に封じ込まれた旨味がじゅわっと出てくる。すっかり夜コースの定番。

肝焼は、ほんのりした苦みがいいね。

お酒を竹泉の純米酒に。

春を知らせる、鼈炊き。筍、にんじん、わかめを添えた鼈は、本当にうまい。上にのっているのはふきのとう。この苦みで食べる鼈は最高だった。

いつも、コースにしばしばアラカルトで挟んでいたら、なんと九条ねぎのぬたが!まだこれを超えるぬたを知らない。

うざくは、いつものように出汁酢まで飲み干す。

ここで、杉錦を味見させてもらった。

さて、鰻重登場。横山さんの鰻の4番仔で、ここまで引っ張れる鰻もすごいが、よくとっておいてくれました。初めて食べた時から、この鰻は香りで食べる鰻だと思っている。もちろん旨味も最高。

最後は、桜餅とクリームチーズ。冷茶と合わせて〆。
八重洲はし本に行ったら、鰻の師匠が入口横の1番席に。ご一緒して、蒲の穂焼きに、鰻重ろ。

いつもは、お昼にはひと口白焼き串なのだが、今日は、蒲の穂焼きの用意があって、出してもらった。この蒲の穂焼きは、低温でじっくり焼き、皮の下にある鰻の脂がおいしく食べられる。今日の鰻はもちろん、横山さんの鰻 4番仔。香りがいいね。

鰻重ろは、ご飯を少なめにしてもらっている。鰻重いでも十分なのだが、やはり鰻はろの分量を食べたいので、ご飯を少なくしてもらうようになった。やっぱりおいしいなあ、横山さんの鰻。

まったく、師匠、何回優勝するねん。
本日は、横山さんの鰻の4番仔の入荷で訪問。

頼むのは、ひと口白焼串と鰻重ろ。

ひと口白焼串は、ぷりぷり。これは3番仔のテクスチャーとずいぶん違うな。旨味も出てきた感じ。

鰻重ろになっても、はし本流の仕上げだと、ぷりぷり感を感じられる。タレを通じても、鰻の香りや肉質が伝わるのはすばらしいこと。

吸い物は、肝吸いではなくて、赤出汁がお気に入り。ちょっと酸味のある味噌汁がおいしい。

横山さんの鰻は、旨味も乗ってきて、2番、3番とは違ったおもしろさがあるね。
今日は、親戚が集まる会のために、江戸前鰻をと、八重洲はし本で、白焼きと蒲焼きを持ち帰り。

今日の鰻は、宮崎の和匠。注文が入ってからの仕込みでじっくりお茶を出してもらって待つ。

いい香りが漂って、ここで食べていきたい気分になる。

早速持ち帰って、みんなでつまむ。今日は食べやすいようにカットしてしまった。

白焼はほんのり香るところがよくて、本当はわさび醤油などもったいないが、これもちょいとつけるとうまい。

蒲焼はやはりうまいタレが絡んだ鰻が最高にうまい。

今日はご飯はなしで、もっぱら日本酒で頂いた。


今晩は、3人飲み@八重洲 はし本。

お酒は、花さくらの純米吟醸。これは会津娘。

突き出しは、西粟倉村の鹿のとろろ仕立て、cocoromiso風味。石元さんのcocoromisoがいい味出している。

変わり3種は、安定メニュー。今日もムースが濃い。

次に、鰻しんじょう。いつもながら、出汁もしんじょうも素晴らしい。

今日のお楽しみだった、琵琶湖のにごろぶなの子まぶしと鰻刺し。にごろぶなの雌の身と子。子の方は低温で仕上げて、たらこのような色。そのままの味を感じることができた。鰻刺しも割と硬めの仕上げ。

お酒は、こぶし 特別純米酒に。

この冬は何度も出して頂いた、蒲の穂焼き。皮の下につまった鰻の風味は最高だね。

肝焼の後には、これが出ると、春を感じる、炊いた鼈。4代目の鼈料理は毎回デラうまい。今日は、焼いた白アスパラを添えて。

お酒を、鷹来屋 特別純米山廃に。

うざくが出て、お漬物が出ると鰻重。

今日の鰻は鹿児島の永端だったのだけど、なんと横山さんの鰻登場。この鰻、やはり生命力が違う。もう1回3番仔を味わえてよかった。

デザートが出る前に、私のお気に入りのぬたをはさんでもらった。これが気に入って、つい追加。

最後は、クリームチーズを添えた桜餅。

帰りには、かなりご無沙汰の池神様が出現。ご利益あるかな。

八重洲 はし本へ。開店少したって行ったら、少し奥で待ってからテーブル席に着席。予約は2階がメイン、少しタイミング がずれると、30分待ちになるので、この差は大きい。

横山さんの鰻の3番仔を今日は地焼きから。ひと口白焼串で味わう。今日は、しっかりめの焼きだ。2番仔の旨さとは違うが、地焼きだと泰正の味もよくわかる。そう、この味。でも池揚げのタイミングによって、鰻の味も変わってくるのだね。

鰻重はろ。こちらも皮目がしっかり焼かれている。肉質はみずみずしい感じ。皮目がよく香る。
羽田から、はし本に来てしまった。開店時に12人並び、その列の先頭で入店。

今日は、ちょっと飲んじゃおってことで、澤屋まつもとの守破離。これ、めっちゃうまいんですけど。好みにもぴったり。

鰻は、横山さんの鰻の3番仔。今日は、いつものひと口白焼串ではなく、蒸した白焼のろをお願いした。地焼きのひと口串よりも、蒸しを入れた白焼の方が、一瞬だが香りが立つので、その一瞬を求めて。ヒネ仔ほどの香りはないのだけどね。身の方はとろけるんだけど、とろけすぎない。ここが技だ。

続いて、同じく横山さんの鰻の3番仔で鰻重ろ。白焼ほど顕著には感じないが、この3番仔は、2番仔よりも軽くさっぱりしている感じ。もちろん、対 横山さんの鰻比だけどね。新仔としての柔らかさは一番あったかな。

土曜日は肝吸いがサービスだというので、久しぶりに赤出汁でなく肝吸いに。今日の肝はすごいでかかった。
八重洲 はし本へ。

夜のコースで出ている琵琶湖産ニゴロブナの子まぶしが食べたーい!と念じていたら(聞こえるように)、4代目が出してくれました。この卵の仕上げは初の食感。生たらこを食べているような感じ。雌雄の差と、おろすタイミングの差でこんなに食感が変わるのも発見。

さて、今日の鰻は、お初の鹿児島 牧原。いつものひと口白焼串から。白焼きで食べると、とても柔らかい。新仔の感じが全面に。

鰻重では、ほんのり川魚の香りがする。こういう鰻は意外と少ない。鹿児島の鰻は多いけれど、それぞれ味と香りが違って楽しい。
八重洲はし本へ。本日の鰻は、鹿児島の永端とある。おっ、これはお初の銘柄だ。楽しみだな。

注文は、いついものようにひと口白焼き串と鰻重ろのご飯少なめに、赤出汁。

そこへ4代目が、琵琶湖から届いたばかりというニゴロブナをさばいたと刺身で出してくれた。今の時期の寒鮒は、刺身で食べると最高。これは雄だが、ぜひ雌も入れて、子まぶしを夜のコースで出してほしいな。

さて、ひと口白焼き串は、食べてみると、ぷりぷり。それはもう、今年一番というか、今までに食べた中でもかなりのぷりぷり度。これは新仔とは思えない筋肉質だな。聞くと、この鰻は、宮崎の和匠うなぎだった。

そして、鰻重ろは、鹿児島永端のうなぎ。こちらは、はし本では珍しいくらいのややとろとろの感じでとても柔らかい。さらに、この鰻は、川魚の香りが強い。これも珍しい。

今日はとてもおもしろいコントラストだった。
今日は訪ね人あり、八重洲はし本へ。今日は雨なのに、人が次々来て混んでいる。なんとか少しの待ち時間で座れた。

ひと口白焼串は、鹿児島のアサヒ。昨日の黒木養鰻と比べると、ややしっかりした感じ。地焼きだと皮目がやはりうまい。

鰻重ろは鹿児島の双洋。こんな風に鰻が違うことがあるのも、はし本ではたまに。いろいろな養鰻場の鰻を食べる機会があるのも楽しい。

双洋の鰻は柔らかめ、こちらの仕上げもあって、ふわっとまでいかないが、かなり柔らかく感じた。


八重洲はし本へ。本日の鰻は、横山さんの鰻となっている。まだ、間に合ったようだ。

今日は、比較的すいている。いつもこのくらいだとよいのに。

今日のひと口白焼串は、鹿児島の黒木養鰻だそうだ。食べてみると、やや淡白に感じる。新仔っぽいな。

鰻重ろは、横山さんの鰻の2番仔を出してくれた。これがラストの2番仔。これは、やっぱ口に入れてからのうま味が違うな。

新仔らしからぬうまみがあって、柔らかさは新仔というのが特徴だったな。次の3番仔も楽しみだ。
ちょっと間が空いた、はし本ひとり飲み。

雪がすみの郷でスタート。うすにごりがうまい。

最初に妙高ゆき海老。この海老は天使の海老のよう。

変わり3種は、鰻ムースが今日は柔らかいね。甘いうまきとひれ焼もいつも通り。

お酒は、菊花雪に。これもおりがらみで甘味がいい。

ここで4代目登場。琵琶湖のホンモロコの燻し胡桃オイル漬けを出してくれた。油で揚げるより、皮が美味しく食べられる。これは発見!もちろん、水分の抜けた身も旨味が凝縮されてうまい。

続いて、鰻メニューが続々。

鰻しんじょうは、冬の定番だが、これもあとからじわーっとくる旨味がたまらない。

うな刺しは、岩魚といっしょに。魚醤との相性が最高。

お酒は、東出雲の丈径に。

蒲の穂焼き。冬の定番メニューになっているが、これは手間をかけて焼かれたもの。食べないとこのうまさはわからないな。皮、身、骨の周りが三位一体。

次に、肝焼。

もうすぐ終わりかな、西粟倉村の鹿。今日はヒレ@八重洲はし本。ヒレは柔らかいな。

お漬物が出て、鰻重の用意。

お昼も食べたのだけど、ダブルヘッダーで、横山さんの鰻の2番仔の鰻重。やっぱ、この旨味は新仔じゃないよ。

最後に一保堂の冷茶にいちご大福。これが出るともう春だ。
待望の泰正養鰻 横山さんの鰻の2番仔を求めて、八重洲はし本へ。おっ、看板がまだ石川さんの鰻になっている。ともかく入店。

ちょうど切り替わりのところだったようで、次に控える横山さんの鰻の2番仔を出してもらう。

注文はいつものひと口白焼串に、鰻重ろ、赤出汁。

ひと口白焼串を食べて、印象に残ったのは旨味。新仔と思えない仕上がりは、1番仔と同じ。さすが横山さんの自信作品。

鰻重でもその旨味はしっかり感じられ、タレの力を借りてさらに増しましになる。

本当に美味い鰻としか言いようがない。
ちょいと久しぶりの八重洲はし本。なんと鰻先輩が来ている。

今日の鰻は、宮崎の和匠うなぎ。ひと口白焼串は和匠だった。この地焼きの香りはやはりうまい。皮のパリっと感がいいね。

続く鰻重は、鹿児島の楠田。ろのお重で、ご飯を少なめにしてもらった。ご飯を減らしても、鰻を減らしたくないのが心情。

珍しく間隔が空いて禁断症状であることを差し引いても、やはりこのタレとご飯が仕上げる鰻は美味い。

いろいろ鰻を食べるが、ここに戻ってくるというのは、そういうことだな。
今日はお昼に10人の会@八重洲はし本。1階のテーブルをくっつけて1時間で終わる予定で入れて頂いた。コース仕立てで、パリパリサラダ、ひと口白焼串、う巻、肝ひれ巻、鰻重。今日の鰻は、吉田町、石川さんの鰻がぎり間に合った。

パリパリサラダは、女子たちに喜ばれた。このドレッシングがとてもおいしい。パリパリは、さつまいものチップと落花生。

続いて、ひと口白焼串。石川さんの鰻はちょっと昨年とニュアンスが変わっているらしい。新仔なので柔らかいが、脂の感じがいい。

単品メニューとしては初めてのう巻。作りたてふわふわでとてもおいしく、喜ばれた。

ひれ焼と思って食べると肝が入っている肝ひれ焼も初めての人が多くて好評。

そして、鰻重。これだけ一斉に食べるところを見ると、それぞれ食べ方も様々。いきなり山椒を全部かけるのは、私的にはご法度だが、ここは静かにしていた。久しぶりにみる、縦に3切れ並べた、ろのお重。この形が好きだな。鰻はこれだと5Pなのだね。

汁は肝吸いと赤出汁に分かれて、ボリューム的に多かった人たちは、自分で折り詰めして完食。

一人鰻がダメな人用に鳥重を準備してもらっていたのだけど、来れなかったので、お弁当にしてもらった。けっきょく渡せなかったので、私が持ち帰り頂くことに。この鳥重、博多の歯ごたえがとてもよく味のよい鳥で、すごくおいしかった。これは、発見だった。今度また持ち帰りにお願いしたい。

今日は、お昼の混雑時に会を整えて頂いたお店に感謝。
今日は最近お世話になっているお店のご主人と、八重洲はし本へ。香取で飲み始め、煮凝りのお通しが出るのであれ?と思っていたら、アラカルトになっているという。しかし、たまたまキャンセルが出ていて、旬コースに戻った。

コース料理が出てくる間に、佐久鯉のあらいと、初めての方にひと口白焼串を食べてもらう。鯉のあらいはこちらでは初めて。〆すぎない柔らかい食感。そして、今日の鰻は、横山さんの鰻の最終大ヒネ仔。このいい感じの地焼きの白焼きは、鰻の味を知るには最高の一品。

コース料理で、鰻のしんじょうが出る。この椀は、このところのお気に入り。

鰻と岩魚の刺身は、鰻はしっかり〆られ、岩魚は柔らかい食感。ここでも魚醤がうまい。

はし本名物、蒲の穂焼が登場。これを食べたお連れ様は、かなり感動したようだ。皮と中で蒸し焼きになった身のうまいこと。

ほんのり苦い肝焼をはさんで、こちらも冬のコースのメイン級、西粟倉村からの鹿で鹿カツ。オスの3歳鹿。柔らかい肉質でかなりうまい。

お酒を菊鷹に。これは、私のお気に入り銘柄。

うざくを出汁酢まで飲んだところで、お新香と骨せんべいが出る。

飛露喜を飲んでいたら、鰻重登場。

横山さんの鰻の2歳最終大ヒネ仔。これはお昼の鰻重の鰻とはサイズが違う、りっぱな鰻だ。ここでも、ひと口めに感じる川魚の香りは健在。

デザート前に、無為信をもらう。

最後に冷茶と苺大福。

今日は、いろいろな知り合いが出入りして、4代目も登場して、楽しい夜だった。

帰り際、ずいぶん久しぶりの池神様が出現!これは縁起がよい!

横山さんの鰻、2歳の最終大ヒネ仔が入荷すると聞いて、会いに行った。八重洲はし本。

金曜日から入荷があり、今日の入荷が最後だというので、ぎりぎり。

いつものように、ひと口白焼串に、鰻重ろをお願いする。

ひと口白焼き串を見ると、鰻の大きさは小さめ。口に入れた瞬間から泰正の川魚の香りと、いつにもまして旨味がぐんぐん来て昇天!

鰻重ろは、懐かしの、ろの重の立て並べのスタイル。

こちらも新仔とは違う、大ヒネの旨味はさすが。ほくっとしているのだが、しっかりした身の感じも最高。

こんなに長く池にいた鰻は泰正でも初めてだというから、本当に貴重な鰻だった。
今年初&久しぶりの吉田町 石川さんが入荷したと聞いて訪問。

当然、新仔。注文は、いつものひと口白焼串、鰻重ろ、赤出汁。

出てきたひと口白焼串は、やや小ぶりに見える。口に入れると、脂が乗って柔らかい。味はイメージより濃かった。新仔だからなのか、1年前に食べた石川さんの身のほつれるような感じはない。

鰻重は、タレがいつもより甘くないように感じたが、気のせいか?蒲焼きにすると、蒸した鰻の脂の感じがまたいい。

また、育った石川さんの鰻を食べてみたい。
お昼に八重洲はし本へ。

今日の鰻は、鹿児島の利行。お初の鰻で楽しみ。

注文は、いつもの通り、ひと口白焼串、鰻重ろ、赤出汁。

ひと口白焼きで食べると、身はプリっとして、旨味が後からほんのり来る。新仔のようでそうでもない感じ。

鰻重で食べると、頭の方はやや柔らかい。これは、やや蒸し入れてるかな?と思ったら、食べすすめていくと、徐々にいつものはし本流の身の感じに。これは鰻のせいなのか、蒸し方の具合なのかわからないな。

最後に赤出汁とお漬物で〆。
夜に八重洲はし本。今年初めてのひとり飲み。

お酒は迷ったあげくに仙禽ゆきだるま。このにごり酒は特別にうまい。

1品目は、鰻&伊達岩魚&妙高ゆきえびの豪華アヒージョ仕立て。鰻を引き立てるアヒージョのオイルがうまいが、ここは鰻屋なので、パンにつけて食べるわけにもいかず、おしくも残すことに。

いつもの変わり皿。鰻ムース、ひれ焼、うまきは変わらずおいしい。

鰻のしんじょうは、冬を代表するはし本の鰻料理の一品に。しんじょうの味も出汁も鰻で最高。

次は、鰻刺しを使った鰻と九条葱のぬた。たたみかける鰻料理。ぬたの味噌がまたうまい。こちらのぬたは、コースが終わっても単品で食べたくなる一品。実際、最近は注文している。

この時期、活鰻が入らない一瞬があるようで、少しだけ入った台湾産鰻を蒲の穂焼で。新仔なのか、とても柔らかくて、骨まで完食してしまった。

そして、立派な肝焼。

ここで、はし本の冬の旬コースの主役⁉︎を張る、西粟倉村からの鹿ランプのカツ。どんどん進化してきたが、このカツには4代目曰く、ランプが一番合っているという。

鰻重の前に、飲むうざく。うざくを食べた後に出汁酢まで全部飲む。

鰻重は、鹿児島の楠田。すごく肉感的な鰻で食べ応えがある。

デザートは苺大福。これも冬のコースの〆の楽しみ。
今日はお昼に料理人の方といっしょに八重洲はし本へ。すると、お隣に鰻御大が。期せずして新年会お昼バージョンに。

今日は初めての鹿児島マルフクの新仔。これはやはり、いつものようにひと口白焼串で食べてみよう。唯一の地焼きメニューのひと口白焼串は、その日の鰻のひと口めの香りと、身の感じ、皮の感じがよくわかって、いつも楽しい。

マルフクの新仔は、新仔らしく柔らかい。香りはほのかだが、これはこれでいい。

鰻重はろ。こちらも柔らかく、はし本流仕上げでもふっくら感じる。

ここで獅子舞が登場。これは商店街の皆さんかな。商売繁盛を願って、みんなで三拍子で〆。
鰻屋さんでの鰻始めは、やはり八重洲はし本になった。今日の鰻は、宮崎 砂土原の和匠うなぎの新仔。今日は土曜日のせいもあり、名前を書いて並んでいる。そこで私も同じようにして、2階席になったので、札をもらった。

お昼から飲んでいる人が多くて、いいよね、昼酒。

いつものように、ひと口白焼串、鰻重ろ、赤出汁のオーダー。

ひと口白焼は、炭焼きの香りが今日はとてもよい。皮パリ感がいつにもましてあった。

鰻重ろは、頭の方はぷりぷり感がすごい。これは焼き方が今日は違うのかと思うほど。しっぽの方はそれに比べると、ややふっくら。

思うに、そろそろ私も、鰻重を「ろ」から「い」のサイズに変えようかな。

お会計の時に、池神様に今年もよろしくお願いしてきた。

今年最後のはし本ひとり飲み。

日本酒メニューの一部が毎回変わっていることに気づいた私。今回もしっかり変わっている。まずは、新亀の手造り純米酒 ひやおろし。これはかなりうまいな。

最初に、牡蠣のオイル漬。最近、少しずつ、海のものを使いだした4代目。

そして、もはや不動の夜の定番、うまき・ひれ焼・鰻ムースの変わり3種と鰻刺し。この変わり3種は固定メニューなのだけど、いっしょに合わせるお酒で変化するね。

鰻刺しは、季節によって〆方も変えているのだろう。食感も毎回違う。大きな岩魚もおいしい。

お椀は、鰻しんじょう。今回のお椀は、出汁も鰻。これはうまい!鰻のしんじょうには鰻の出汁で合わせたいという4代目の気持ちが伝わる。

ここで毎回どんどん進化する鹿カツ。4代目の研究の結果、鹿カツにはランプが合うということになったようだ。今日は、お芋も西粟倉村から。はし本でジビエメニューが定番になっていく?

続いて、蒲の穂焼き。これも冬の名物になっている。時間をかけて焼かれたこの蒲の穂焼は、まず皮がうまい。その皮の中で蒸された身がまたうまい。骨の周りを一気に食べるのがおいしい。

ここでお酒は、仙禽 ゆきだるま。これは活性にごり酒。こういうのがあると、必ず頼んでしまうな。

肝焼き、うざくと定番が出る。蒲の穂焼は皮の旨味、肝焼きは焼きの仕上げ、うざくは酢でしまった身の食感が秀逸だ。

ひとり飲み@はし本の仕上げは鰻重。今日はなんと、奥は横山さんの鰻の新仔、手前は大ヒネ仔という超希少バージョン。こんな鰻重を見たことはもちろんないが、こうして食べ比べると、鰻の繊維と滋養が全く違う。4代目は、蒸しを変えて、同じ感じに仕上げてくれたそう。

デザートを待ってもらって、ホッピーをもらう。「55ホッピー」の3冷。このお店で初めて味わった。

これで頼むのは、超好きな、九条葱のぬた。中には鰻刺しが入っている。

最後に、冷茶と苺大福。苺が出てくると、あっというまに春だな。

今日はお昼も夜も、横山さんの鰻を堪能した。来年の2番仔が楽しみ。
今年最後の横山さんの鰻@八重洲はし本。もちろん新仔。

今日は、もともと夜に最後の横山さんの鰻を食べる予定だったが、鰻友が急遽上京してランチとダブルヘッダーに。

お昼は予約すると、席の確保とオーダーもスムーズに通してくれる。

今日食べたのは、鰻重のろ、赤出汁肝なし。

改めて思うが、これ新仔の雰囲気じゃないよ。他の鰻の新仔に比べると、はるかに滋養がある。香りこそ、新仔のあわい香りだけれど、味は本当に深い。

これから2番仔、3番仔と育っていくのがとても楽しみだ。
今年はやたら年末に来客が多い。しかも鰻希望が多い。ということで今日も八重洲はし本へ。

今日は、白焼ろをお願いした。鰻の香りを感じるには、地焼きのひと口白焼串がばっちりなのだが、蒸した白焼は、地焼きでは感じられないよい香りがする。


白焼に封じ込められた香りが口の中で広がる瞬間が至福。新仔なので、香りは淡いが、いい感じだった。柔らかすぎない蒸し加減がまた最高。

鰻重は、今日は、いつもの「ろ」。横山さんの鰻の新仔は、新仔でも力強い。やはり、食べなれた「ろ」のサイズがいろいろとわかりやすい。

今日も大鰻足。
今日は遠方より友来たる。はし本に行くと聞いて便乗。

最初にばら焼を出してくれた。ばらはすき身というか、骨まわりの肉なので、とてもおいしい。

次に、いつものひと口白焼串、これはぜひにとおススメした。今日も泰正の横山さんの鰻の新仔だが、地焼きで食べると、香りがよくわかる。

今日の鰻重は、いつもの「ろ」ではなく、「い」。食べてみて思ったのは、横山さんの鰻の新仔は、ひとまわり小さくても、主張は変わらない、ということ。香りも味もしっかりしていて、さすがである。たまに、「い」の重を食べると調子が出ないのだけど、今日はとても満足だった。

待っていた泰正、横山さんの鰻のトビの新仔が入荷して、八重洲はし本へ。

ひと口白焼串と鰻重ろ。やはり、様々な鰻の味と香りを楽しむためには、少しでも地焼きがあるとわかりやすい。

ひと口白焼串のこのひと口めの香りは、ついこの間まで出ていたヒネ仔に比べれば淡い。その代わり、新仔らしい薄めの皮がパリっと焼かれて美味。新仔の柔らかさもいいね。

鰻重でも、先日の大ヒネ仔とは全く違う柔らかな肉質。でも噛み締めると、やはり泰正。これで新仔?とも思う。他の鰻の新仔より、味は濃いと思った。

横山さんのトビの新仔鰻、また来るよ!
今日は、しばらくこちらに来れなくなる友人を連れて訪問。突然思いついて行ったので、限定10食くらいのうな丼があるかなと思って、並びながら聞いたら、ギリ間に合った。

今日の鰻は、宮崎 砂土原の和匠鰻の新仔。次のお客さんで、うな丼売り切れ。

新仔の味と香りを、味わいたいので、ひと口串の地焼きも追加。新仔は柔らかくて、フレッシュな香りがいいね。塩と鮎の魚醤でおいしく頂く。

ついてくるサラダもグランドメニューにあるものと同じドレッシングで、これがまたおいしい。

うな丼は半身を使ってさくっと食べられるのがやはり魅力。

八重洲はし本へ。本日の鰻は、鹿児島 久保のヒネ。初めて食べる養鰻場の鰻。

お隣にNYから来たというphotographer&writerの方が、単品で鰻を味わっている。私の注文は、いつものひと口白焼串と、鰻重のろ。彼は単品をいろいろ食べていくというので、便乗した。

ひと口白焼串で食べると、久保のヒネ仔は、よく育ったしっかりした鰻。

次は、お隣と同じ、うまき、うざく、肝焼き。ここまでお昼に食べたことはないが、ちょっと説明しながらこちらも頂く。

鰻重は、いつもの「ろ」。ヒネ仔が大きいので迫力がある。味もしっかりしている。

こんなこともあるから、英語で鰻の説明くらいできるようにしておかないとだめだな。
八重洲はし本で、ひとり飲み。今日は先日出して頂き、とても気に入った花巴の純米樽酒、樽丸のぬる燗でスタート。ごっつ旨いこれ。

先付けは、白子 牡蠣 百合根。私はほぼ牡蠣を食べないのだが、この牡蠣、水気を抜いて仕上げてあり、牡蠣感がなく、私でも大丈夫だった。白子と百合根と冬の白いものの組み合わせ。

変わり3種は、いつも通り、鰻ムース、ひれ巻、うまき。

次に出た鰻の真薯は、溶けるよう。溶けていく時に鰻を感じる。相変わらず、出汁がすばらしい。

伊達の岩魚と鰻の刺身。岩魚の炙った皮がうまい。鰻の刺身は、今日も〆がきつめ。

続いて、泰正大ヒネ仔と和匠の新仔の白焼。和匠は新仔で、口に入れてかむと香りが出てきて、塩を付けると甘さを感じる。泰正は大ヒネ仔で、口に入れると、いきなり泰正独特の川魚の香りがする。

そして、立派な肝焼に続いて、鰻つくね。久しぶりのつくね。うずらの卵を溶いてつけて。このつくねは、味が濃い。滋養たっぷり。

鰻ざくは、出汁酢を最後まで飲んで。

ここで、西粟倉村の鹿カツとムカゴに白菜。4代目はこだわって調理していて、毎回進化している。もはや鹿と思えない軽さになっている。ちなみに、この鹿カツの公式名称は、葛飾白菜。

お酒は、寺田本家の香取のぬる燗に。まるで寺田本家の奈良漬を飲んでいるような、辛口でぐんぐんくるね。

鰻重は、今日で最後だという泰正の大ヒネ仔。お昼に食べる、ろの鰻重よりワンサイズ小さいと、身の食感が全然違う。

最後に、栗の渋皮煮と柿マスカルポーネに冷煎茶。この大きい栗、どこの栗だろう。デザートにも時間かけてるな。

ぬる燗でほどよく酔いながらの冬の鰻尽くしを堪能した。
八重洲はし本で、最終入荷の横山さんの鰻の大ヒネ仔を頂く。

土曜のお昼はとても混んでいる。今日は、4代目がホームにまわってさばいている。

白ワインをもらって待つ。

なんと一品目は蒲の穂焼。初めて食べる連れ共々感動する。皮に囲まれた中に封じ込められた旨味が、じわじわと溢れる。

続いて、蒸しを入れた白焼。サイズは「い」。こちらは蒸しならではの香りから、鰻の味がじんわり広がる。そして、適度にふっくら。そのまま、塩、鮎の魚醤、そして、わさびをつけて、いろいろ食べてみる。

次に、ひと口白焼串。蒲の穂焼き、白焼と食べての地焼きは、また違う香りと食感。

お酒は美吉野醸造の樽丸を出して頂く。色は黄色くて、みりんのような香りがした。

そして、鰻重へ。ああ、ここでも、横山さんの鰻独特の香りがほのかにする。今日だけはお気に入りの追いだれをせずに最後までいくことに。

横山さんの鰻の大ヒネ仔、長く池で滋養を蓄えた1歳半の鰻は、さすがの香りと味だった。

今月後半の新仔が楽しみだ。
八重洲はし本に到着。これから泰正養鰻の横山さんの鰻!開店前でまだ余裕かと思っていたら、来た来た。やはり、昨晩、マツコの番組で紹介された影響が出てきたかな。開店前に6人並んだ。

今日は、マツコも食べた、横山さんの鰻の白焼。地焼きのひと口白焼串をいつも食べているのだが、今日はあえて、蒸しを入れた白焼にしてみた。運ばれてから、しばらく香り続けたこの香りは、蒸しを入れて炙った白焼ならではのもの。やはり、地焼きとはまったく香りが違うのだね。マツコが使った山椒醤油は禁じ手⁉︎だが、そのまま→塩→鮎の魚醤、わさびを乗せてもう一周で堪能。

鰻重は、今日もサイズはろ。ほのかに香りを残し、ほくほくの身が、ほんのり甘いタレと硬めに炊いたご飯と絡んで、口の中で毎口クライマックス。ここまで育った鰻はやはりうまかった。
八重洲はし本へ。今年一番長く池にいた、泰正養鰻の横山さんの鰻の大ヒネ仔が、今日から土曜日まで入荷ということでお昼に訪問。

まず地焼きのひと口白焼串。まさにひと口めで、めっちゃ濃ーい!泰正独特の川魚の香りがしっかり閉じ込められている。さらに、凝縮された旨味がたっぷり感じられる。これはうまいな。やはり長く池にいて、しっかり旨味をため込んでいたのだね。

鰻重ろは、身が張っていて、おいしそう。これは、タレを控えめにして鰻そのものを味わおう。口に入れると、鰻重になっても、泰正の香りを感じながら最後までいけた。これこそが泰正の魅力といつも思うが、今回はマックスの滋養濃度も堪能。

これは今週はリピート必須だな。
ちょっと寒くなって、はし本でひとり飲み。長嶋祐成さん作の鰻を背にして着席。

今日は、自分ではうまくできないぬる燗で通してみよう。お酒は山形の味満る。生もと山卸仕込の純米原酒で雄町のひやおろし。

今日は仕立てが変わって、鰻のムースから。いつもより大判の器で出されると、とても豪華。

次は、私の大好きなぬた。鰻のぬたは〆た鰻を使っているようだ。九条ねぎと合わせるちょっと赤い味噌がまたうまい。

今日の刺身は、伊達の岩魚と妙高ゆきえび。岩魚はけっこう皮目を炙ってある。ゆきえびは塩で〆てある。どちらもおいしい。

揚げたなすと煮びたした鰻は、子供のころに関西で食べた鱧の照り焼きのよう。油通ししたなすもおいしい。

久しぶりのガマの穂焼き。こちらのガマの穂焼は、低温でじっくり焼くので、旨味と脂が中にしっかり残っている。

肝焼き・うまきのお皿。今日の肝は立派で食べ応えあり。やっぱりほんのり苦みがあるのがいいね。

今日のハイライト、西粟倉村の鹿カツ。この鹿はエーゼロで解体したもの。鹿カツのソースは、鰻のタレとcocoromisoにペーストにしたドライレーズンで、いろいろな香りがした。肉質がよいところに、低温で火入れ+超高温仕上げと、薄い衣。ここまでやるか!そして、添えられていたのは、ビーツで染めた白菜。これにて料理名は、「葛飾白菜」。この洒落た趣向にすぐ気づかなかった私、まだまだだなあ。

お酒を、宮城の綿屋のぬる燗に。特別純米酒、幸之助院殿。こちらはきりっとしていて、すーっとのどにしみこむ感じ。

最後まで飲み干すうざくを経て、お新香が出ると鰻重の合図。

本日の鰻は宮崎の和匠鰻の新仔。今年は和匠の新仔が続くが、とても柔らかくて新仔らしい。新仔の季節はいろいろ楽しみ。肝吸いは、赤出汁に変えてくれたり、気遣いがうれしい。

デザートには、栗の渋皮煮と柿&クリームチーズ。今日の栗はまたでかいこと。こちらもすばらしい。

今日は仕立てが違って、また違う楽しみ方ができた。冬に向けて、ぬる燗がいいね。
今日は、鰻職人さんと夜の会で訪問。

1階の小上がり席には、長嶋祐成さん作の背開きの鰻が飾られている、というか祀られている。向かいの水槽には、白鰻の池神様、まさにこの空間は鰻神様の世界になった。

今日は、白穂乃香でスタート。最初に鰻の南蛮。やっぱり鰻を使うと、南蛮漬けも一味ちがう。

いつもの変わり3種。初めて食べる職人さんには、鰻ムースは新鮮だったろう。

お椀は、白子と冬瓜。冬の味だね。

刺身は、鰻と岩魚。鰻はしっかりしめられ、岩魚は皮目を炙ってある。

ここで、日本酒に。菊鷹を1合。・

鰻の一夜干しは、本日の鰻、宮崎の佐土原の和匠うなぎの新仔。この一夜干しは、4代目の傑作だと思う。口に入れると広がる旨味はハンパない。

次も、一品。鼈のかき揚げに鼈出汁と鹿カツ。鼈の捌きも4代目の技がすばらしい。鼈の出汁につけて食べるかき揚げは、ここでしか食べられない。

今日はもうひとつ、鹿カツが。この鹿肉は、岡山の西粟倉村産のもの。4代目がいろいろと調理してここにたどり着いたのだろう。肉のうまさはもちろん、仕上げが柔らかい。

次のお酒は、超王禄に。

いつものうざく。この出汁酢がまたうまい。

お新香と骨せんべいが出たら、鰻重の登場近し。今日の鰻重は、泰正、つまり横山さんの鰻。ちょっと入ったものを取っておいてくれたようだ。連れの職人さん、初めて横山さんの鰻を口にして、味が濃いと驚く。今日は幸運だった。

最後のデザート、栗の渋皮煮と柿&クリームチーズが出てしまったが、まだもう少し飲みたいということで、九条葱のぬたと、佐久鯉の唐あげをお願いする。

九条葱のぬたは、実は毎回食べたい一品。めちゃうま。

そして、初めて食べる佐久鯉の唐あげは、鯉の滋養が伝わる。

今日お連れした職人さんにも今日の料理はびしびし伝わっただろう。鰻と川魚の料理は奥が深い。
八重洲はし本で旬コース。今日は、はし本ファンの方とディナー利用。

私は萬膳ソーダ割りに。秋になっても、ちょっと暑いと、お湯割りでなくソーダ割りが飲みたい。お連れ様は、白穂乃香。

お通しは、焼き白子。うん?珍しい海のものだな。食べてみると、やっぱりはし本流だ。

変わり3種皿は、鰻ムースがいつもながら秀逸。

お椀は、鱧と冬瓜。ここも鱧と海のもの。初めてこちらで食べるが、鱧と冬瓜は優しく合うね。いつもながら出汁はすばらしい。

お造りは、鰻と岩魚。鰻はいつものように〆たもの。岩魚もそのままではなく、〆てあって、昆布締めのようでおいしい。

ここで、宮崎和匠新仔の一夜干し。新仔は柔らかいのだが、一夜干しで〆ると、味が凝縮されて、とても美味。

お酒を日本酒にしようということになり、菊酔を常温でもらう。

肝焼きをはさんで、次は、松茸と鼈のかき揚げ。つけ汁は、鼈の出汁に、身も入っている。こんな贅沢な出汁汁につけて食べる揚げ物なんて他にないね。4代目の鼈さばきは本当、いつもすばらしい。つけ汁も飲んでしまったよ。

うざくもいつものとおりおいしい。いつものように飲み干す。

お新香が出て、鰻重が出る。今日はお昼もこちらで食べていたのだが、夜の鰻は和匠になったので、全然感じが違って楽しめた。

ここで、くくみをもらって、口直し。

最後に栗の渋皮煮とクリームチーズと一保堂のお茶。渋皮とクリームチーズもよく合うな。

仕上げは、宮崎和匠新仔うなぎの鰻重。デザートは、栗の渋皮煮。
今日は、予定のランチではし本へ。白焼とうな丼の組み合わせを頂くことになった。

白焼はごいっしょした方が頼んであって、宮崎 和匠の新仔、鰻丼は愛知の新仔だった。

白焼の和匠鰻は、鰻重ろのサイズなので大きい。はし本流の仕上げで、新仔らしい香りがよい。脂の感じが柔らかい。

うな丼にはサラダがつくので、まずはこちらから。

うな丼に半身が乗っている。今日の愛知の新仔は脂の乗りがよい。やはり、池によって鰻の感じも違うのかな。

最後にお吸い物で脂を流す感じに。

同じ新仔でもずいぶん感じが違うものだ。

今日は思わぬ食べ比べになって幸せ。
お昼に歩いていたら、うな丼のお知らせを見て、入店。今週食べた鰻が期待と違ったこともあって、なんとなく食べ直しをしたいと思っていた矢先の限定うな丼。

本日の鰻は、宮崎の和匠の新仔鰻。

うな丼は、サラダとお吸い物とセットで出される。

サラダのドレッシングはしょうがが入っているみたい。

うな丼は、半身だが、大きい鰻を使っているので、身が厚くて立派。新仔らしい香りがいいね。新仔なので、ふっくらとしているが、ただふわっとしているのではなく、ぷりっとした食感が残るこの仕上げはやはりはし本ならではのもの。

満足して本当に食べ直しになってしまった。戻るところがあるのはいいものだ。
八重洲はし本でも新仔うなぎが毎回入荷している。今日は、愛知の新仔。

いつものように、ひと口白焼串に、鰻重のろ、赤出汁の組み合わせ。

秋になってお昼の混雑も少なくなったかと思いきや、予約の団体も含めて、どんどん来るね。やはり、鰻人気は底堅い。

ひと口白焼串を食べてみると、新仔の香りがフレッシュで、身も柔らかい。これは、この時期の楽しみだね。

この時期から鰻が育っていくのを感じながら食すのがまた楽しみ。

鰻重ろは、鰻はとてもきれい。新仔らしい外観。柔らかい食感も新仔。今日の愛知産は、4代目も言っていたが、とてもわかりやすい新仔らしい新仔だった。
八重洲はし本での一人飲み。夏の喧騒もやや静まった。

今日は、川魚がいろいろ入荷しているからと、4代目がイレギュラーなコースに仕立ててくれた。

中村酒造場の甕仙人でスタート。まだまだ暑い日もあるが、はし本の焼酎も衣替え中。中村酒造場の玉露は甕仙人に。でもまだソーダ割り。秋になり、へべすはないけれど、一杯目のこの感じはやめられない。

一品目は、和歌山の子持ち鮎。鮎の苦味をあんで感じるところがいいね。

3種変わり皿は、久しぶりに食べる肝焼がおいしい。甘めのうまきと、鰻ムースもいつもおいしい。

鯉と冬瓜の腕は、毎回言うが、こんな風に鯉の出汁を引き出した椀を他に知らない。

そして、埼玉で育ったさいのホンモロコの炊いたもの。さっぱり炊いて山椒で仕上げ。埼玉でホンモロコを育てているとはなあ。

次に、青森のゴリが登場。このサイズのゴリを南蛮漬にする発想がない。いいなあ、川魚三昧。

今日は川魚が充実しているが、本命もすごい。鰻は宮崎和匠の新仔。一夜干しはヤバイ旨さ。これは、単品メニューで出したらよいのではないかと思うくらい。

お酒は、久しぶりに日本酒にして、島根の天穏 馨 特別純米を常温でもらう。

茶碗蒸しは、松茸。だが、すっぽんを出汁だけに使った逸品。これって究極の組み合わせ。

ひと口うざくで軽くつなげて、骨せんべいとお新香が鰻重の登場をつげる。

ここで、4代目に奈良漬けの甘口と辛口について聞くと、両方出すので食べ比べて好きな方で飲んでは?ということで、寺田本家の辛口ともうひとつの甘口のものを食べ比べてみた。

鰻重は、新仔らしい柔らかさで、おいしかった。

今日は、川魚と奈良漬けのインパクトが大きかった。

デザートを待ってもらい、奈良漬けと日本酒でしばし飲むことに。

しかも、にごり酒を発見。4代目に聞くと、ぬる燗がおすすめということで、慣れない燗酒。島根の山陰東郷 生もと純米 にごり酒。ひと口めは甘酒のような感じだが、古酒のような香り。それがぬるくなるにつれて、辛くなっていく不思議。色も古酒だし、これは発見だった。

奈良漬を食べ比べた結果、寺田本家の奈良漬で、山陰東郷のにごりぬる燗と合わせる。これは酔うな、というか酔った。

ひとしきり寄ってから、一保堂の冷茶と栗の渋皮煮で終了。本当にもう秋だ。
今日は裏横山さんの太物で、限定特大重が5食出ると聞き、八重洲はし本へ。なんと同じように開店時間に合わせてやってきた鰻友と遭遇、いっしょに食べることに。

その鰻友は、なんと白焼から行くという!4代目にお願いして、私も便乗。

初めて一本で見る泰正の太物は、やはりでかい。そして、やはり香りがすばらしい。いつものひと口白焼串のように、塩と鮎の魚醤を出してくれたが、ほぼそのまま食べて香りと旨味を味わった。

しばらく待って、特大重登場。まずお重がでかい。見たことのないサイズ。これはかつての「は」のお重でもない大きさ。

裏横山さんの鰻の特大重は、もう無言になってしまう。最終に近いヒネ仔の旨味は、この時期ならではのもの。

もう1回本当に最後の裏横山さんの鰻が入るチャンスがあるそうなので、また楽しみが増えた。
八重洲はし本での裏横山さんの鰻の提供は今週いっぱいと思われるので、もう一度食べておきたいと思い、お昼に行った。11時半を回ると、もう席はいっぱいで、しばし奥で待つ。席が空いて、今日は入口の席に座る。

注文は、いつものひと口白焼き串に、うな重ろ、赤出汁。毎回同じだな。

ひと口白焼串は、かぶりついた時のキュるっとした食感はひね仔のもの。泰正鰻のこの香り、皮と身の間から滲み出る脂の旨味のすばらしさは、他の鰻にはないもの。泰正色を満喫してcomplete。今日は、わさびは、最後にわさびだけ、塩と魚醤をつけて食べたくらい。

そして、裏横山さんの鰻で鰻重ろagain。ここでも、泰正鰻の香りと、ヒネ仔の深い味わいを堪能。今日だけは、好きな追いダレも控えめ。お隣から、この泰正養鰻ってのはうまいね!という声が聞こえる。そりゃそうでしょう、ここまで旨味が凝縮していれば、みんなわかる。

もう1回ヒネ仔が入りそうだが、いつになるかな?
東京に戻って、八重洲はし本へ。裏横山さんの鰻が先週から入荷しているので、これを目指して。

今日は2階席へ。いつものひと口白焼串とうな重ろに赤出汁。

出てきたひと口串は、身がぷりぷりしている感じが見てわかる。泰正ではほぼ最年長で、1年半を池で過ごしたこの鰻。口に入れると、期待どおりの滋養たっぷり感が溢れている。皮と身の間の脂のうまいこと。まさに泰正の香りがいっぱい!

続いて、鰻重ろ。お重を開けると、ここでも鰻がぷりっとしているのが見て取れる。口に入れると、蒸されることで醸し出される香りを感じる。この香りもいいね。やはり、泰正は、香りこそが私には一番のご馳走。

もう1回くらい食べて記憶に留めたい。
今日は予定になかったが、鰻友から連絡があり、お昼にピンチヒッターのご要請で出動。昨晩ひとり飲みで行ったばかりだったが、途中で鰻が変わっていたので、今日は、鹿児島の黒木だろうと訪問した。

行ってみると、本日の鰻は黒木とある。

予約してあったので、2階の個室へ。お隣の個室でもややにぎやかに小宴会が行われている。

鰻友はいきなりビール。私は仕事ありなので、スキップ。

注文は、ひと口白焼串と、鰻重ろ、そして赤出汁、鰻友は肝吸い。

ひと口白焼き串が出てくる。初めての黒木。地焼きの白焼は香りがよい。

鰻重ろの蒲焼と比べると、蒲焼はよりほくっとした感じの身で、柔らかい肉質の鰻だ。

ちょっと追いダレをして最後には山椒もかけて仕上げ。

これをお漬物と赤出汁で〆るのがお昼の贅沢。


八重洲はし本で、ひとり飲み。9月になって、旬コースが復活。

飲み物は、玉露のソーダ割り。この一杯目の香りがなんともいえない。

先付けは、和歌山の子持ち鮎。あんと思ったのは、鮎の子だった。苦味の元は何かな?はらわたかな?

続いて、鰻変わり三種皿。定番ながら、鰻ムースのゼリー寄せは毎回おいしい。ひれ巻きもお昼に食べないのでここだけ。うまきもそうだな。

佐久鯉と冬瓜のお椀。この鯉の仕上げは、本当に上手。鯉好きにはたまらない。

そして、鰻刺し。今日の鰻刺しは、比較的柔らかめの仕上げ。口入れると、ほぐれていきながら旨味が伝わる。

飲み物は、久しぶりにホッピーにした。推奨されている3つとも冷やす方法ね。

お初の一夜干し。これは絶品だった。鰻は鹿児島の三栄。表面に染み出た脂のうまいこと。皮目の感じもいいね。

肝焼き。苦味を残した仕上げがやはり江戸前。

今日のお椀は、すっぽんと松茸の玉子豆腐。すっぽんに、ゆきエビも。4代目のすっぽん料理は毎回うまいなあ。

毎度綺麗なうざく。お酢も飲み干す。

鰻重は、鹿児島楠田の鰻。今日は、身がトロッとしている。

最後に、ずんだアイスと一保堂の冷茶。

旬コースはやっぱり楽しい。
ちょっと久しぶりに⁉︎八重洲はし本へ。1階の小上がりで2人で食事。

関西や山陰、東京でも地焼きが多かったので、はし本流が食べたくなった。

注文は、お昼の定番になっている、ひと口白焼串、鰻重「ろ」、赤出汁。

本日の鰻は、鹿児島の楠田淡水。

最初に出されるひと口白焼串を食べると、ぷりぷりした鰻だ。いつものように、最初はそのまま、次に藻塩、次に鮎の魚醤、次にわさびをのせてもう一度。本当に最後に、わさびに塩と魚醤をつけて食べる。

鰻重「ろ」を開けると、いまさらながらけっこう大きいね。そろそろサイズを「い」にした方がよいかなとはいつも思うのだが、やはりうなぎはこのサイズで食べたい。すると、ご飯を少なめにするしかないな。

やっぱり、この蒸しの加減、焼きの加減、たれの感じ、ご飯の感じ、これらが自分の鰻重のスタンダードになっている。

やっぱりほっとする、はし本流。
夏休み明けに八重洲はし本でひとり飲み。札幌の酒屋さんで中村さんの焼酎がすべて揃っていてびっくりした流れで、今日は玉露のソーダ割りでスタート。玉露のひと口目って独特の味がある。

先付は、じゅん菜とゆきえび。ゆきえびにからめているのは、こころみそかな。

はし本定番の3種盛りは、いつもながらうまい有機にらのひれ巻き、小さいう巻き、鰻ムースのゼリー寄せ。

川魚の椀は、鯉と冬瓜のお椀。はし本流の鯉椀は独特で、こんな風に鯉の味がそのまま香る椀を他に知らない。鯉好きにはたまらない。

うな刺しは、今日もしっかりしまっている。夏は〆具合がきつめかな。

これに合わせるのは日本酒と思い、王祿八◯を。このところ焼酎ばかり飲んでいたので、久しぶりの日本酒。さすが王祿はうまいなあ。

随分楽しませてもらった森のうなぎの食べ比べ。このところ天満屋などに出て、ビカーラの活鰻はほぼ最後だという。今の森のうなぎはかなり美味しいので、はし本流の仕上げで食べ比べ続けたかったのだけど。

餌を変えてすっかり上品な仕上がりになった森のうなぎと、食べ比べるのは、鹿児島 伊崎田。伊崎田がプリプリなので、コントラストもはっきり。4代目が出してくれた、あわくらメダカ米の焼酎で、味わった。

肝焼、綺麗なうざくはいつも通り。骨せんべいとお漬物が出て、コースの鰻重。

今日の鰻は、鹿児島伊崎田。白焼同様、プリっとした身で食感がいい。鹿児島の養鰻食べ比べも楽しい。

最後に、ずんだアイスと、一保堂の冷茶。

今年の夏季特別コースもずいぶん楽しませてもらった。秋からの旬コースがまた楽しみ。
今日はビジネスランチに2人で八重洲はし本へ。本日の鰻は鹿児島 楠田の鰻。

お店に入ると、4台目がうな刺しの仕込をしていた。

まだ早い時間だったので、数量限定のうな丼にしてみた。でも、待ち時間には、いつものひと口白焼串。連れが、こんな味と食感は初めて!と言っていた。そう、この地焼きのはじける脂の旨味が最高なのだよ。

鰻丼は、サラダ、肝吸い、お漬物付き。鰻は半身なので、ボリュームはない。割と早く出るのと、何と言っても1850円という価格がお値打ち。

開けてみると、半身のしっぽの方が丼にのっていた。普段お重ばかり食べているので、たまにどんぶりで食べると、とても新鮮。ご飯が包み込む感じがあるね、どんぶりは。

うな丼は、軽く食べられて、これもランチにはいいな。数量限定だけど。

鹿児島で地焼きの鰻をいろいろ食べて来たが、東京に戻ると、やはりこの江戸前鰻を食べたくなる。

今日は開店時間ちょっと前に行ったら、お弁当を引取る人がもういた。

ひと口白焼串、鰻重ろ、赤出汁のセットは変わらない。

今日のひと口白焼串の鰻は、とても旨味がある。アミノ酸たっぷりという感じ。今日の鰻は宮崎県の山道だったよな。

後で聞いたら、この鰻は横山さんの鰻だった。どうりでうまいわけだ。

赤出汁とお漬物が出て、鰻重ろ登場。

これが公式にはほんとに最後の横山さんの鰻重ろは、前回も感じたように、ふっくらと仕上げてある。その仕上げが今日の鰻によくマッチ。脂ものっているが、適度に落としてあって、くせがない。

横山さんの鰻は、今年は継続的に入荷したので、本当に堪能した。次は、11月の新仔待ちになる。


土曜日に食べた最終入荷の横山さんの鰻をもう一度食べたくて、お昼に行ってしまった。今日も開店前から人が並び始めていた。

横山さんの鰻は、今年はこれがラスト出荷で、次は新仔が入る季節まで待つことになる。

今日も、ひと口白焼串に、鰻重ろに、赤出汁をお願いする。

ひと口白焼串は、最近はそのまま食べることが多い。鰻の香りが感じられる地焼きは、まずそのまま、次に塩、そして鮎の魚醤といって、さらに塩と魚醤を両方つけて、最後にわさびONというのが私の好きな食べ方。これをやるにはひと口ずつお酒もほしいところだけれど。

鰻重ろが出てきて、しばらく食べ納めとなる横山さんの鰻は、香りも脂の旨味も最高潮。タレを使う蒲焼になると、鰻の香りというのはなかなか感じられないのだけれど、こちらにはそれがある。タレで引き立つ香りもいいもの。

しばし東京を離れるが、戻ってきた時にはもう、横山さんの鰻は残っていないだろうな。
台風が今日通り過ぎるタイミングなので、少しは客足がにぶいかと思っていったら、台風来てるっていうのに、こんなに並んでるんかい!と驚く。予約したら、台風だろうと来るのが日本人かな?

今日も萬膳庵のソーダ割りで、じっくり待つ。

しかし、時間もそこそこかかるので、板わさに、お気に入りの奈良漬けをもらう。

板わさは、はし本では初めて頼んだ。なかなかいいもんだ。

奈良漬は、酒が強すぎなくて、うまいんだな、これが。

今日は、はし本にて単品でお品書きに加わった、森のうなぎを蒲焼で食べるのが目的。

森のうなぎは餌を変えてさらに研究中だが、今日の鰻は、餌を変える前のブラウンミールで育ったものだと4代目が教えてくれる。ホワイトミールで育ったものと違い、天然にもよくある川の匂いがちょっとする。

白焼だと香りがよくわかるのだが、蒲焼にしたらどうかな?と思い、今日は蒲焼でお願いする。これを鰻重にする手もあるのだが、やはりこちら本来の鰻で鰻重は食べたい。結果、思った通り、はし本のタレだと、森のうなぎの香りを貫通して感じる。

今日の鰻は大きいので皮も厚いが、肉の旨味はとてもよかった。皮をパリっと焼いて、甘いタレを絡める西日本スタイルが合う鰻かもと思う。深蒸しの白焼では、この鰻のよさがとんでしまう気もする。

昼から飲んでいるところに、4代目が登場して、台風で入荷が心配された今年公式には最終入荷の横山さんの鰻が無事到着しているからと、鰻重をフライングで出して頂いた。鰻重ろ。

最終入荷の横山さんの鰻は大きいが、身は厚くなくしまっている。脂が上品に乗って、まさに横山さんの言葉通り、抜群!これは真に抜の群で、適度に脂が乗った鰻を、4代目は蒸し具合をうまくかえて、ふっくら仕上げているようだ。

最後に玉露のソーダ割りをもらって、土用の昼のみを〆。


夏場のピークの中、八重洲はし本で一人飲み。壁を見ると、森のうなぎを単品で出すようになったのだね。

もう定番になった萬膳黄麹のソーダ割りヘベス絞りでスタート。先付けは、鰻の南蛮漬。南蛮漬というのは、やはり夏にちょっとひんやり出してもらうのがよいね。

いつもの変わり皿。甘いうまき、旨味凝縮の鰻ムース、そして最近串焼を食べていないので、新鮮なひれ巻き。このぎっしりしっかり巻かれたひれ焼は、これも技が要るんだよね。

飲み物は、Domaine Armand Hurst Pinot Blanc 2016に。このあたりの食事にぴったり。

鮎出汁のじゅん菜椀ウニのせ。4代目は、5年ぶりにウニを使ったという。ふだんは淡水の素材にこだわっているが、何か心境の変化があったのだろう。ウニをのせると夏の涼やかメニューに見える。聞くと、この冷椀の出汁は、100%鮎から抽出したという。なんとさっぱりした夏向きの出汁だろう。こういう手仕事は、さすが。

鰻刺しも夏バージョンに。いつもの魚醤に変えて、今日は辛子酢味噌。鰻刺しの〆もややきつく、よくしまっている。そのままでかみしめると、じわーっとジャーキー的に味が染み出てくる。

ここで、森のうなぎと鹿児島アサヒの食べ比べ。森のうなぎは、新しい餌に変えたバージョン。食べてみると、とても淡白で太刀魚のような感じ。アサヒの方は、浅蒸しでみずみずしく、大きくて脂の乗りもよくて対照的。これは楽しかった。

もう一杯焼酎をと、江戸酎のソーダ割り。麦と芋を使った焼酎はちょっと独特の香り。

ひとり飲み、仕上げはいつもの定番。肝焼、うざく、骨せんべいとお漬物。うざくは夏にはとりわけおいしいね。

ワインももう一杯。Les Debonnaires Cabernet Franc 2015。カベルネフランと鰻の相性はなかなかのもの。ちょうどボトルの切り替えのタイミングで、最後のものと抜栓したてを両方味見させてもらった。

鰻重の鰻は、鹿児島の伊崎田。さきほどのアサヒとは違う鰻とはうれしい。同じ地域の食べ比べなんてありそうでない。

最後にずんだアイス。今日は冷茶もほうじ茶。

今日は肉質の違う鰻3種を味わった。鰻道深し。


猛暑の中、大忙しの八重洲はし本へ。この時期は、やはり年間のピークシーズン。話を聞いていると、ご近所の方々ばかりではなく、わざわざ鰻を食べに初めて来ているお客さんが多い。観光客も、場所がら、家族連れで食事をできる場所としても重宝。いずれにせよ、この時期に鰻を食べる習慣は根強い。

今日の鰻は、看板は鹿児島の楠田。注文は、いつものように、ひと口白焼串に、鰻重ろ、赤出汁。

ひと口白焼串は、鰻重を待つ間の時間を埋めて余りある一品。はし本唯一の地焼きで、今日の鰻の調子を見るのも毎回の楽しみ。そのまま食べて、塩をつけて食べて、魚醤をつけて食べて、最後はわさびものせて全部つけて。ついでに、わさびに塩をつけて魚醤もつけると最高なのだが、お酒がほしくなる珍味。

さて、鰻重ろが登場。看板は鹿児島の楠田だったが、アナウンスは宮崎の山道。大きく厚い鰻ではないが、軽めで肉がほつれていく感じ。口の中ででんぶがほぐれていくような肉の感じは、私が最も愛しているタイプで本当においしい。

タレは、夏向き?か、醤油が立っている気がした。
八重洲はし本でひとり飲み。7-8月は鰻屋さんのピークシーズン。夏になると鰻を食べようという人が増えて、昼も夜も店は混む。その期間は、コースは、夏季特別コースのみとなる。

今日は、飲み物は、今出ている4種の芋焼酎で、萬膳→玉露→江戸酎→大和桜のソーダ割りリレーのつもり。

最初は、萬膳庵のソーダ割り。最近のお気に入りの一杯。

真夏の先付は、いつものミニ蕪と青菜の上に、さっと味付けして鰻。夏らしい。

次の定番3種では、ひれ焼が蒲穂焼になっている。久しぶりの蒲穂焼。これは手間がかかっているのだよね。じっくり焼かれた皮がとてもうまい。この旨味は最高。

鰻ムースと甘いうまきは変わらず。

冷椀は、じゅん菜、妙高ゆきえびにライチ。最初、これ何?と聞いたものがライチ。じゅん菜が大きい。

芋焼酎、次は、中村酒造の玉露のソーダ割り。この味も独特だな。

うな刺しは、季節によるものか、かなり〆てあってぎゅっと旨味が出る。マスタードや塩、しょうゆでそれぞれ味も変わる。

そして、森のうなぎの食べ比べ。今日、森のうなぎと食べ比べるは、吉田町の石川さんの鰻。森のうなぎは、餌が変わって第1弾だという。食べてみると、明らかに独特の香りが和らぎ、その分肉の旨味がよくわかった。あとは浅蒸しと焼き加減で、この厚い皮を美味しく食べる技にかかっているかな。久しぶりの石川さんは、鰻重で食べると、口の中でほぐれていく身の食感が好きだな。

ここで、8月の喰いこめかごんまにちなんで、鰻のさつま揚げ。初めて食べたが、さつま揚げに鰻とは考えなかった。

うざくをお酢まで飲み干してたところで、骨せんべいとお新香が出る。

鰻重は、石川さんの鰻。白焼で食べた感じ、身がほぐれる感じの肉質は、初めて食べた時からファンになった。

最近はめったに入らないのだが、お気に入りの鰻のひとつ。

〆の芋焼酎は、先日新宿伊勢丹にも出ていた、大和桜のソーダ割り。大分、飲みなれてきた。

コースの〆は、ずんだアイスと一保堂の冷茶。このずんだアイスは、散りばめられているミントチョコとともに秀逸!

夏期特別コースは、まさに夏を感じさせる涼やかなコースだった。
肝焼は、ぷりぷり。ここで芋焼酎は、江戸酎のソーダ割り。これだけ麦芋。初めてだが、この香り好きだな。


断食明けでかつ人間ドック明けのお昼に訪問。今日は雨だから空いてるのかと思いきや、どんどん2階に人が上がってくる。

注文は、いつものように、ひと口白焼串に、鰻重のろ、そして赤出汁。連れはうな重のい。

横山さんの鰻は、今年はもう少しでラストを迎えるそうだ。

ひと口白焼串は、皮目がしっかり焼かれている。ひと口目の香りは、横山さんの鰻ならではのもの。この香りがたまらなく気に入っている。

しばらく待って、鰻重登場。ぷりっとした食感で仕上げたこちらの蒲焼きは、江戸前では珍しいのかもしれない。ほんのり甘いたれと硬く炊いたご飯の組み合わせも最高。

ふわとろ系の蒲焼きが好きな方には、ちょっと硬く感じるのかもしれないが、これは好みだ。
人間ドックが近づいてきたので、食事の調整期間に入ったのだが、なかなか思うようにはいかない。散歩で店の前を通ると、鰻を焼くいいにおいに負け、はし本に入店。

それでも、ちょっとは控えようと、鰻重と赤出汁だけ頼んだら、隣の部屋から、「今日はひと口(白焼串のこと)がないわね」って、聞こえてますよ、姉さん方!ということで、いつものパターンに。

今日の鰻は、鹿児島の岩崎。

いつものように、ひと口白焼串を食べ、鰻を食べたあと、最後に残ったわさびに塩をつけて食べるのがおいしい。

鰻重「ろ」を開けると、今日の鰻は、割と身は薄めかな。初夏の鰻で、味はさっぱりとしている。秋の脂がしっかりのったヒネ仔もよいが、あっさりした脂のこの時期の鰻もまたいいものだ。

しばらく鰻に限らず、節制して、また来月来よう。


すっかりハマっている、八重洲はし本でのひとり飲み。今日は夏のコースに変わる前の最後の旬コース。

これまたハマっている萬膳庵のソーダ割りでスタート。

最初は、大分ののんきどじょうの南蛮漬け。どじょうはずいぶん食べていないのだが、今時のどじょうは、においもないし、小骨も気にならなくて、子供の頃に食べたものとは完全に別物。唐揚げがおいしいね、これ。

そして、はし本3点セット。ひれ焼とうまき、そして、いつもながら、この鰻ムースはよくできているんだなあ。味が凝縮している。

続いて、今日の鰻の刺身は、初夏らしくマリネ。こういう食べ方もあるのか。そうだよな、塩で〆ればいろいろ応用できる。玉ねぎもおいしい。

お椀は、妙高ゆきエビと秋田じゅん菜の冷椀。妙高ゆきえびは、富山の海洋深層水で育てたバナメイエビなんだそうだ。まったくノーマーク。じゅん菜は大きくて、つるんつるん。

ここで、森のうなぎを浅蒸しの白焼。今日は、浅蒸しにしてみたと、四代目。ビカーラ独特の風味は、この蒸しでぐっとやわらぎ、食べやすくなった。このくらいの蒸しだと、身はふっくら、やや厚めの皮もしっかり焼いてあって、美味しい。

そして、立派な肝。数が出せないが、ビカーラの肝は、ナマラ美味い。

ここでお酒は、山形のくくみ。大のお気に入りにチェンジ。

続いては、森の大うなぎの揚げ物。冷たいあんに乗せ、長島町のココロミソのもろみが頂上に。ふぐを揚げると風味が増すように、この大うなぎも、揚げると旨味がよくわかる。下にあるあんが、まるで甘酒を飲んでいるような甘いおいしいあん。

次に、飲み干すうざく。今日の鰻は、宮崎の山道。

至福の時はあっという間に過ぎて、香の物が出される。今日は、初めてらっきょうもある。

鰻は、なんと横山さんの鰻の太物。いつものサイズとは、肉質が違うね。これは、別の鰻のようだ。

〆は、四代目の自信作、ずんだのアイス。とても軽くて、食べたことのない食感。聞けば、豆乳仕立て。

今日も堪能いたしました。

今日は友人とその連れと3人で、お昼に予約。2階の掘りごたつ席で。お昼と言えども、けっこうな予約があって、お座敷はフル、事実上、1階の席に並んで入る状態になっている。鰻の高騰と言うけれど、これだけ予約が入るというのは、ここだけの話なのか、駆け込み需要なのか。

予約で、ひと口白焼串と、鰻重をお願いしておき、揃ってから、お椀だけ選んでもらうのはいつもの通り。

今日の鰻は、鹿児島の大和でお初。ひと口白焼串は、鰻重が仕上がるまでの時間を過ごすのに、かかせないアイテム。もともと肝にはそれほど執着がないので、むしろ白焼を食べたいのだが、いわゆる白焼半身はお酒なしの昼には多すぎるし、という状況にぴったり。

それに、こちらで唯一地焼きで出しているのがこの白焼串。これから食べる鰻重の鰻を地焼きで食べられるのがうれしい。その鰻の味と香りを蒸す前に感じられるからだ。

今日の鰻は、割りとあっさりしている。

鰻重は、私は「ろ」。お重を開けると、鰻が大きい。食べてみると、地焼きよりもよしあっさり感じる。脂があっさりしているのだね、これは。

お椀は、最近、肝吸いではなく赤出汁に。これとお新香のおいしさで〆る。
珍しく今日は4人だったので、予約をして八重洲はし本へ。ひと口白焼串と鰻重を予約して、着いたら、吸い物だけ決めることにしておいた。

3人は鰻重のろ、1人は鰻重のい。サイズは、ろが200g、いが150g。吸い物は、肝なしの赤出汁にした。

ひと口白焼串は、地焼きで、いっしょに出される、塩、あゆの魚醤、わさびをそれぞれ、あるいは合わせたりして頂く。江戸前のお店で地焼きを食べる機会はないから、この串焼きは貴重。だから、最近はいつもオーダーしている。

本日の鰻様は、鹿児島の黒匠で、私はお初。お重いっぱいに大きな鰻。食べてみると、割と淡白に感じる。脂は割と控えめな感じがする。こういう鰻もおいしい。

いつものように追いだれをして、最後のふた口分には山椒をかけて完食。

1階に降りると、常連の鰻友がいて、しばしお話した。
今日はたまに会うのでお土産にと思い、お昼に鰻弁当いを2つ頼んでおいた。ちなみにひとつは自分ち用。

19時ピックアップでお願いしていたが、待ち合わせ時間が繰り上がり、電話して聞くと、繰り上げOKということで、取りに向かった。初めてのお弁当で、珍しいと言われたが、我ながら、はし本の鰻弁当をおみやにするなんて、気が利いていると思ったのだけど。

無事ひとつは渡して、もうひとつは家に持って帰った。本当はすぐに食べるのがおいしいのだろうけど、翌朝に家族が食べることに。

食べた感想を聞くと、さっぱりしていて、とてもおいしいという。鰻は楠田だと思うが、ぷりっとしていて、ご飯もOK。

一列もらってみると、やっぱり冷めてもおいしい。たれをかけると蘇る感じ。さすがは、はし本の鰻弁当。
ひとり飲み@八重洲はし本。今日も1階の小上がり。このところ、この小上がりに座られるお客さんとは何らかお話している。今日は、函館からいらしたご夫婦。漬物が全部食べられないので、どうぞと。北海道はそもそも鰻を食べる文化ではないので、札幌でも専門店が少ないのだが、函館も天ぷら屋さんがやっていたりとかで、デパートなどの物産展でたくさん買ってくるのだと話されていた。柔らかくておいしいとお二人が鰻重を食べているのを見守って、こちらはひとり飲みスタート。

今日から登場の黄麹の萬膳庵をソーダ割り。萬膳は、麹の違う品種を順番に出していくそうで、楽しみ。飲んでみると、ふわっとした感じで、四代目の言うようにチェイサーのように飲めてこれは危険だ。実際、そうなるのだけど。

最初の一品は、十和田湖の白魚の昆布締めのナムル。なんて一品だ!白魚を普通昆布締めにするか?このねっとり感、なかなかお酒に合うね。旨味もあってうまい。

続いていつもの3品。いつも感心する鰻ムースの旨味。口の中で広がるやはり旨味だな。ヒレ焼きもしっかり巻かれ、焼もしまっている。うまきはちょっと甘いのが特徴

そして、佐久鯉のお椀。今日のは出汁がすごい。鯉の脂も感じるお汁で、毎回少しずつ感じが違うな。

ここで、大和桜のソーダ割りをチェイサーに、ドイツのリースリングにチェンジ。飲んでみると、大和桜は、萬膳とはずいぶん味が違う。おそらく、こちらがスタンダードな味だろう。

そして、リースリングとあったSchmittのワインは、ちょっとリースリングっぽくない。常温に近い温度で出しているせいもあるが、あれっと思い、四代目に聞いてみると、ミューラー・テゥルガウだという。ドイツのSchmitt Muller-Thurgau 2016だったね、なるほど。

続いて、よく締められた鰻の刺身。このところ、以前より〆ているのか、やや硬めの食感を出している。肝焼きもいつもきれい。

ここで、森のうなぎと横山さんの鰻の食べ比べ。森のうなぎは、どんどん進化していて、あの川の水を飲んでいるような独特の香りはかなりおさえられている。さすが、ベンチャーは、フットワークが軽い。どんどん餌も水も改良しているそうだ。脂の感じはまだ淡白だが、もう地焼きで食べてジャポニカじゃないとわかる人は少ないのじゃないかな。ビカーラのくせを残していくか、ジャポニカの代用にするかの分かれ道になるのではないだろうか。

横山さんの鰻との食べ比べは、一番きついハードル。この香りと旨みをそなえた鰻はダテじゃない。横山さんの鰻の地焼きは、私にとっては最高の贅沢で、この瞬間はたまらない。

椀ものはまたびっくりの一品。鰻の揚げもののセンターはベビーコーン。しかも上には、ベビーコーンのひげ。このひげが美味しくて、しかも鰻に合うなんて。あんの美味しさはもちろんのこと、添えられた揚げズッキーニも美味ね。花ズッキーニのような感覚。

お酢まですべて頂くうざくを挟んで仕上げは、横山さんの鰻の鰻重。この味と食感は、やっぱさすがだわ。

このすごい鰻重の余韻を残している状態で最後に飲むのは、フランスのLes Debonnaires Cabernet Franc 2015。カベルネ・フランがまたよく合うな。

今月で最後かな、特製柏餅。何度か頂いたが、おいしかったな。

やめられないひとり飲み。芋焼酎をチェイサーにワインを飲んだらまわるまわる。芋焼酎は、鹿児島 萬膳 黄麹に大和桜と飲んだので、次回はもうひとつも。いつも日本酒だったけど、ワインの鰻に合う飲み方がわかったような気がした。

今週、月火水には、石川さんの鰻だと聞いてお昼に訪問。吉田町 石川さんの鰻は、今年まだ2回目。

4月から、オーダーしてから最短25分で着丼なので、ひと口白焼串を頼む。鰻重は「ろ」

ひと口白焼串は、地焼きなので、鰻が変わると、食べたい一品。その鰻の味がストレートにわかるし、何より地焼き好きの私にはたまらない。そのまま食べて、塩をつけて、塩にわさびをつけて、鮎の魚醤をつけて、そして最後は、塩をつけてから魚醤につけて、完食。

石川さんの鰻は、横山さんの泰正オーガニック鰻と比べると、香りは強くない。

鰻重のろは、200g。今日の鰻はけっこう大きい。

ひと口食べると、この身のホクホク感、これが石川さんの鰻の特徴だと思う。やっぱりいいね、これ。

今年は横山さんの鰻がコンスタントに入って、それはとてもうれしいのだけど、その分他の鰻を食べていないな。そんな中、なかなか石川さんの鰻に出会わないけれど、横山さんの鰻を神棚にあげておくとすると、こちらで出会った鰻の中では一番お気に入りの鰻。


はし本では、季節の淡水の食材で飲みながら、鰻が仕上がるのを待つというのが流儀。夜の旬コースでしか味わえない川魚料理は、川魚好きにはたまらないものがある。

今日は、日本酒をすすめてもらって、1人でゆっくり楽しもうと開店時間に訪問。

先付けは、富士の大岩魚の炙り、長島町のココロミソ添え。富士の虹鱒を炙って酢で〆たものがとてもおいしかったが、この大岩魚も食感が違って、炙った皮がおいしい。

お酒は、四代目にまかせて、最初は、広島の賀茂金秀の純米吟醸。グラスでもらったら、このグラスがまた素敵だね。外側のが内側に満たしたお酒に映って滲んで見えるところがね。このすっきりした日本酒、おいしい!

前菜3種は、甘いうまき、鰻のムースのゼリー寄せ、ひれ巻。コースの定番。

次のお椀は、鯉こく。ごぼうの香りがよくて、鯉の独特の香りとよく合う。

お酒は、会津娘 無為信の常温。さきほどのキリっとした冷酒からほんわりした感じになる。

そして、実は今日楽しみにしていた、鰻のぬた。ぬたが大好きな私は、はし本で初めぬたを食べた時、九条ねぎをわかめのように感じたのが印象的でファンになってしまった。しかも、今日は、鰻のぬた、さらに今日は、ビカーラ・バージョン!このビカーラは森のうなぎだが、〆て使っているのかな。身がしまって、焼いて食べた時とはまったく別の食感を味わえた。

ここで、今日は、森の大うなぎと横山さんの鰻の食べ比べ。横山さんの鰻は、新仔から食べているが、また一段成長した感じがわかる。皮と肉の間の脂がうまい。横山さんの鰻を地焼きで食べるチャンスがあったら、おすすめの食べ方。何もつけずに鰻を口に入れ、鰻の香りを感じてから、わさびを鮎の魚醤にちょいづけして、口に入れる。この時広がる香りが最高。

森の大うなぎは、食感も独特。大うなぎは元々大きいし、肉も硬め。小骨もけっこうある。

ここでお酒を菊姫ぬる燗に。これに合わせるは、煮物と聞いていて、出たものは想像外。鰻とコシアブラのかき揚げを、葉山椒と天豆のあんにからめて、底にはとろろ。かき揚げだけでもおいしいが、あんがまたうまい。これは、今まで食べた中でも秀逸な一品だな。

肝焼きをはさんで、鰻のつくね。鰻のつくねと思って食べても、想像以上に濃厚。

ここで、口直しのように、うざく。もちろん、お酢もすべて頂く。

いよいよ、横山さんの鰻で鰻重。見た目にもぷりっとしていて、今日はとろみを感じるうまさ。また成長を感じた。

最後に、柏餅と一保堂のお茶で〆。

ここで四代目が、横山さんの鰻と西粟倉村の森の大うなぎを見せてくれた。どちらも超元気。

今、はし本で扱っている、西粟倉村の森のうなぎと大うなぎ。前回、森のうなぎことビカーラ種を、今回、森の大うなぎことオオウナギを地焼きで出して頂いた。食感を別として、この2種に共通する独特の香りは、私のような奇特な川魚好きにはウケるが、メインでおいしく食べる人は、おそらく少ないだろうという。蒲焼きだと、四代目が言う通り、この感じはマスクされるし、吉祥寺の志乃ざきで食べたが、 蒸すとかなり食べやすい。でも、その分、かなりパサッとしてしまう。今、この鰻の特徴を舌で感じるには、はし本のような食べ比べがわかりやすく、それも養殖鰻のエース級との比較で際立つ。この味と香りは、餌によるところが大きいようだが、生産者は、よりうまい鰻を目指して、餌を変えてトライされているとのこと。西粟倉村でのこの取り組みには前から注目していて、ベンチャーのフットワークの軽さで森のうなぎが進化していくのを、味と香りで感じたいし、応援したい。私は今の森のうなぎの香り、好きだけどね。

今日は、ぜひ一度はし本の鰻を食べたいと前から話していた方と待ち合わせて、13時ちょっと前に入店。1階の小上がりに着席。

鰻はもちろん、横山さんの鰻の入荷に合わせてやって来た。

4月からじっくり30分弱かけて仕上げるように変わったので、串を2本お願いする。地焼きのひと口白焼串と、肝入りのひれ焼。

ひと口白焼串は、地焼きなので、横山さんの鰻の滋養分がよくわかる。串を抜くときのからみつくような感覚がいいね。皮目もばっちりおいしい。いっしょに出される塩と、鮎の魚醤がまたうまい。この組み合わせは最高だ。

次に肝入りのひれ焼。このひれ焼は、ニラを巻いていないので、ひれのみ。初めて食べると、このひれのえんがわチックな脂の感じに驚く人が多い。

そして、鰻重ろが登場。おっ、これは新しいお重だ。黒塗りに、日本橋の擬宝珠(ぎぼし)の絵。これは素晴らしい。

お重を開けると、立派な鰻が。横山さんの鰻は、だんだん大きくなってきた。そして、毎回、旨味が増していく。お連れ様は、こんな美味しい鰻は食べたことがないと言った。なんたって、今日は最高の鰻と最高の技だからね!
横山さんの鰻こと泰正オーガニック鰻と、岡山の西粟倉村の森のうなぎの食べ比べをコースで出すと聞き、4代目に聞いたら、旬コースで出すという。相談して、早い時間に行って、ショートコースで地焼きの食べ比べを用意して頂くことになった。

飲物は白穂乃香にして、最初は、富士の虹鱒の炙り酢じめ、長島町のココロミソ添え。富士の大岩魚が終わって、今日は虹鱒。炙ってからお酢で〆、ココロミソを添えたもの。さっぱり仕上げて、味噌で香りを出している。

続いて、佐久鯉のコンソメ。こんなんありか?鯉の出汁とは思えない味。

そして、鰻のぬた。九条ねぎのぬたがおいしいのだが、これもおいしい。ここまでで帰ってもいいくらい、川魚好きにはたまらない内容。

次は何かなと思っていたら、いきなり、今日のメイン登場。横山さんの鰻と森のうなぎの地焼きの食べ比べ。

ショートコースでこれがメインなので、ピースも大きめで出して頂いた。横山さんの鰻は、いつも、川魚らしいとてもよい香りがする。森のうなぎは、ビカーラ種で、太くて見ためも上からみると、カムルチーのよう。食べてみると、どこかの川の水を飲んでいるような、独特の香りがある。ビカーラ種の肉質は柔らかくて、皮も厚めで、ジャポニカ種のものとは全然違うし、これは好きか嫌いかどっちかだろう。ジャポニカを食べ慣れた日本人にとってのメインプレイヤーとは違うかもしれない。でも、私はおいしく頂きました。

森のうなぎの肝焼きは、肝自体がとても大きくて、これはレバー部分が味もねっとりしていて特別。

定番のうざくは、お酢まで飲み干して完食。骨せんべいとともに、山椒のジンを出して頂く。ハーブ系のリキュールが好きな私にはぴったりの香り。

さて、ここで終わってもよいくらいの内容だったが、鰻重も出るという。そして、横山さんの鰻の太物で鰻重登場。お重を開けると、これは立派な太物。身が厚い。しかもさっぱりと仕上げて頂いたようで、香りも肉質もよくわかって、堪能。先週の横山さんの鰻を凌ぐぷりぷりさに幸せを感じる。‬

最後に、柏餅で終了。

いつもの旬コース通り、川魚のいろいろな旨さを味わいながら、今日は、ジャポニカの最高レベルの品質の横山さんの鰻と、ビカーラ種の森のうなぎを食べ比べるという、とても珍しい食べ比べに参加できて楽しかった。
なんと横山さんの鰻が入荷中に2日連続で夜来る機会があり、とてもラッキー。4代目も忙しく、今日のお昼から、横山さんの鰻の看板が置かれた。

今日は4人の会。おそらく間違いなく鰻のコースなんて食べたことないはずだ。

ビールは白穂乃香で乾杯。

・ 季節の先付: うなぎとミニかぶを合わせた先付。
・ 前菜二種盛: ニラと巻いたヒレ焼きに、鰻ムースゼリーよせ。ヒレ焼きも鰻ムースも初めての人ばかりで驚かれる。
・ 川魚のお椀: 今日は、佐久鯉のお椀。塩味だけと思うようなシンプルなお椀。鯉の身がおいしい。
・ うな刺: これも初めて食べる人にはびっくりのひと品。昆布締めのような食感で鰻とは思えないだろう。
・ ひと口白焼串: 今日一番楽しみにしていたひと品。唯一蒸さない地焼きで食べる横山さんの鰻。地焼きもみんな初めて食べたようで、こんなにおいしいんだという声が。それはそうでしょう。焼きももちろんだが、鰻が違うんだから。皮をしっかり焼いてあって香りもよい。

ここで、日本酒に切り替え。辛口が好みということになり、ねえさんに頼むと、4代目に聞いてくると言って、出してくれたのは、鳳凰美田の温め酒 燗。生もと仕込の純米吟醸酒で、常温で飲む酒という。ワインのように開く感じ。

・ 肝焼き: 肝焼きは、今日も食べよい。
・ うなぎのつくね串: これも珍しい。鰻でつくったつくね。鶏のつくねのように卵をつけて。
・ うざく: 昨日と同じように、お酢まで全部消化。
・骨せんべいと有機野菜の香の物: お重に残したいといつも思うが、お酒とともに消える。
・ 鰻重: 今日は前回にもまして、鰻のプリプリ感が際立つ。東京でこんなプリプリの蒲焼は、お目にかかれないだろう。これは、横山さんの鰻の肉質と、はし本流仕上げの賜物。
・ 肝吸: 肝吸は〆。
・ 柏餅と一保堂のお茶: 柏餅を2日連続もプチ贅沢。鰻屋さんで柏餅は想定外だろう。

という具合で、今日ご一緒した皆さんには、異次元の鰻料理だったはず。

泰正オーガニック鰻が、「横山さんの鰻」に改名して最初の入荷。今日明日と連ちゃんで夜の会があり、とてもラッキーなタイミング。

最近は普通の夜の時間に出かけられなかったので、こちらも久しぶりの夜の会。お昼も最近は、ひと口白焼串と鰻重の組み合わせで、これで十分満足なのだが、夜のコースでなければ味わえないのが、4代目渾身の川魚料理。そこで、今回は、旬コースを2人でお願いした。

飲物は、これも最近始まったワインで、Domaine Armand Hurst Pinot Blanc 2016をボトルでお願いした。さっぱりした口当たりのピノ・ブランで、これなら魚料理によく合う。

・ 旬の先付: ミニかぶに鰻を合わせたもの。
・ 前菜三種盛: ひれ巻、うまき、鰻ムースゼリーよせ。この3種盛でしばらく飲める。ひれ巻はニラもおいしく、うまきはちょっと甘め。鰻ムースゼリーよせは、鰻の養分をとじこめたようなムースがうまい。
・ 川魚のお椀: 鯉かな?と思ったら、今日はお初の鮎のお椀。一夜干しの鮎に、出汁も鮎。とてもぜいたくな鮎づくしのお椀で最高においしい。
・ うな刺: これこそコースの花形。塩で〆たうな刺は進化しているようだ。この食感と味、食べなければわからない。
・ うなぎ焼き物: うれしい蒲の穂焼き。時間をかけて焼かれたこの焼物は、連れも絶句するおいしさ。ほっくりした身もおいしいが、何と言っても皮が好きな私にはたまらない一品。
・ 肝焼き串: ていねいに仕込まれた肝焼は言うことなし。
・ 鉢物: 揚げた鰻に季節の山椒たっぷりのあんをかけたもので、お初。これは、山椒好きの私には最高のあんだった。
・ うざく: はし本スタンダードのうざくは、きゅうりと鰻の食感を楽しんだら、お酢も最後まで飲む。
・ 骨せんべいと有機野菜の香の物: お昼のお漬物とは奈良漬け以外は違うので、これも楽しみ。

ここで、55ホッピープレミアムを注文。公式推奨の3冷。ホッピー、焼酎、ジョッキを全て冷しておいて、氷を入れない。これは初体験。なかなかいいかも。

・ うな重: 横山さんの鰻の蒲焼き登場。新仔から食べているが、回を重ねるごとに旨味が増している感じ。お昼にろの重でもう一度食べたいな。
・ 肝吸: 出汁のおいしさが〆にぴったり。
・ デザート: 道明寺を食べそこなったのが残念だったが、今日は柏餅。これもお初。私は皮ごと食べてしまう。
・ お茶: 言わずと知れた一保堂のお茶。連れはお茶をたしなむ人なので、一保堂にすごく反応。

久しぶりに、鰻を含めた川魚料理を堪能した。コースでなければ食べられない4代目の料理が満載だった。

4月に入ってはじめてのはし本。前回はじめてうな重の「い」を頼んだので気付かなかったが、若干メニューが変わっていた。うな重は、以前は、「い」が1匹、「ろ」が1.5匹、「は」が2匹とあったのだが、今回の変更で、「い」「ろ」のみとなって、「い」が150g、「ろ」が200gとなった。うな丼は120gになり、毎日ではないが、半身丼なども出ることがある。

今日は、新しいメニューの「ろ」に肝吸い。

その前に、ひとくち白焼、肝焼も出してもらった。肝焼は、しっかり焼かれて、味が凝縮している。

ひとくち白焼は、いまや必須メニューで、私の大のお気に入り。地焼きなので、うなぎの味をそのまま味わえるのはもちろん、皮目をしっかり焼いているので、この皮の感触がまたおいしい。

さて、うな重登場。お重を開けてみると、縦に3枚並んでいた旧「ろ」のうな重の姿はなく、横に1匹並んでいる。

今日のうなぎは、お店に入った時には、鹿児島 横瀬となっていたが、すぐ切り替わって、宮崎 佐土原の和匠うなぎ。この和匠うなぎは、お気に入りのひとつで、この季節は身がほくほくしていて柔らかく感じる。

相変わらず、はし本のたれは抜群に自分に合う。つい、追いだれしてしまう。

お漬物を後半に大事にとって、肝吸で〆。今日は自分へのプチ褒美で訪問したが、大鰻足。
今週は、泰正オーガニック鰻が毎日入荷すると聞いていたが、突然、新燃岳が噴火し、出荷ができなくなった日もあった。そんな中、この日は、新燃岳の噴火をくぐり抜けて八重洲に到着した3月の泰正オーガニック鰻をお昼に頂いた。

ひとくち白焼串と鰻重(い)、肝吸いをお願いする。

ひとくち白焼串は、ぷっくりと身が厚く、口に入れると、一層、滋養分を増したように感じる。いつものように、そのまま、塩、鮎の魚醤をつけて。どう食べてもうまい。これは鰻重に次ぐお気に入りメニューだな。

そして、ひれ焼も出してもらう。今日のひれ焼は、にらと巻いていない、ひれだけの巻だった。

鰻重登場。はし本のタレは‪鰻の風味を殺さないので、最後のひと口まで泰正ワールドを感じることができる。

ただ、初めての(い)サイズは、‬鰻の大きさに比べてご飯が多く感じた。いつも(ろ)を食べているので、鰻とご飯のバランスが違うとちょっと違和感なのかな。そして、今日はご飯がやや柔らかかったかな。

この時期の泰正オーガニック鰻はどんどん旨味が増していくのがわかる。次は4月の入荷が楽しみだ。
このところの疲れを跳ね返すべく、八重洲のはし本でチャージすることに。というか、毎日届いている泰正オーガニック鰻をもう一度食べたいだけかな。

開店直後に早く行き、地焼きのひと口白焼に、今日は限定10食の鰻重をお願いした。

今日の白焼は、前回にもましてプリプリで、まず箸では身を分けられないほど、身に張りがある。串をクルクルっとやって抜いても、串に全く身がついていない。身がとてもしっかりしている。そのまま、塩、鮎の魚醤と味わう過程がまたいいのだね。今日は、肝焼きまで出してもらったりして、お昼とは思えない展開。

さて、限定鰻重は、身がタレをはじいてキラキラしている。サイズのせいか、少しふわっと柔らかい気がする。皮目はバッチリ焼かれていて、これが私にはうれしい。今日は鰻が小ぶりな分、硬めのご飯にたっぷり追いダレに山椒少々でおいしく頂く。私の中では、泰正オーガニック鰻とはし本流は、ベストマッチ。


楽しみに待った、2月の泰正オーガニック鰻@はし本。この時期の泰正はどんどん旨味が増すと聞いていたので、楽しみにしていた。

お昼時だったが、一番乗りだったので、今日は串も1本だけお願いした。地焼きのひとくち白焼。これを食べれば、鰻そのものの味がよくわかる。ぜひ、地焼きで泰正を食べてみたかった。

串焼きを口に入れると、2月の〆にふさわしい、素晴らしい身のハリと鰻そのものの味。これが泰正の味と香りだ。そのままが一番だが、塩をつけると鰻が甘く感じ、いっしょに出される鮎の魚醤も超旨いので、これもつけてみる。

そして、いつもの鰻重ろに、肝吸い。

地焼きではもちろん、蒲焼きでも味と香りがわかるのは、まさに作り手と料理人の合わせ技一本だね。そういう意味でも、はし本のタレは、鰻の風味を殺さない。

今回から、泰正→はし本へは、泰正の地下水をそのまま使って鰻を運んできたという。そして、驚いたのは、いっしょに入れる氷も泰正の水で作って入れたという。鰻たちは、寝床のまま、クーラー付きで八重洲まで来たのだね。4代目に聞いてみると、やはり活きが違うという。こうした鰻に優しい環境を作った結果は、鰻が教えてくれるから、日々勉強だと、泰正の横山さんが言っていた。養鰻場と鰻屋さんがタッグを組んだ取り組み、素晴らしいね。
‪久しぶり⁉︎の鰻はし本。今日は仕事でお昼に行ったら、連休のせいか人が出ていて早いのに満席。丸椅子で少々待って、二階へ。掘りごたつの席に着席。本日の鰻は、鹿児島の利行とあったな。10食限定の鰻重があるか聞いてみると大丈夫。ではといれ串焼きも。

ひれ焼に、肝焼も出して頂いた。ひれ巻というと、ぐるぐるっとにらとひれを巻いている串が多いのだけど、こちらのは、びっしりしっかり巻かれていて、たるみがない。食べる時もがっしり噛んで食べる。

限定の鰻重は、鰻の大きさがデフォルトの企画に合わないものを使っているのだろう。ちょっと「い」より小さめということかな。

さて、今日の鰻は、ほこっとした鰻。柔らかいが、身が厚めでいい感じの食感。

そしてやはり、この蒸し加減、焼き具合、ご飯の炊きと量、たれの美味しさ、ここにしかない、鰻重のどストライク!
今日は、3人で個室。鰻は、静岡県吉田町 石川さんの大ヒネ仔。そして、特別誂え。この時期に新仔でなく、ヒネ仔をもっているとは、養鰻場もいろいろ考えているのだな。しかし、ここまで、長く池にいた大ヒネ仔は、見た目もたいそう立派。元気がよすぎて飛び出してしまうので、立て場の桶のまま、4代目が登場。元気いっぱいの太物は、1年以上、池で育ったもの。

スタートは、白穂乃香。先付は、きびなごの南蛮漬け風。魚が変わっても、いつも南蛮漬けはおいしい。

続いて、心臓酒。直径2センチくらいかな。ドクドクと打っている。お酒を注いで、グイッと飲み干す。

肝わさは、仕上がりがすばらしい。魚醤をたらして三つ葉とともに。こうしたさっぱりした肝もおいしい。

骨せんべいは、揚げたてにつきる。揚げたてでしか、この香りは味わえない。

ここで、日本酒を。ゲストが選んだのは、喜久酔の吟醸。

くりから焼が出される。この地焼き感と、絶妙な塩加減が最高。一同がこの串一本で感動した。

お漬物が出て、箸休め。でも、半分は鰻重にとっておく。

そして、鰻重が登場。まず、身がプリっとしているのが、見てわかる。ひとくち食べてみると、ヒネ仔とは思えない柔らかさに驚く。ヒネ仔どころか、大ヒネなのにね。これをさらにふっくら仕上げてあって、さすが。

デザートは、秋の柿羊羹と渋皮栗に感動したが、春を思わせる、いちご大福のカッテージチーズ添え。これは、一本取られたな。

〆に、長陽福娘の袋吊りで仕上げ。

いつ来ても、特別誂えの流儀はすばらしい。

でも、4代目曰く、鰻が安定しない状況につき、しばらく特別誂えはお休みになりそう。

個人的には、中台産の鰻を特別誂えで食べて見たいところ。
今日は仕事で出たので、迷わずお昼に八重洲のはし本に直行。何か土曜日にありそうな予感が的中した!平日にある定型サイズ外の鰻を使った限定10食の鰻丼を狙って行ったのだが、今日はなんと、泰正泰正オーガニック鰻の特別重が登場していた。

350gサイズの太物を半分使って仕立てた泰正特別重が、15食限定だった。すぐにオーダーして、今日は2階席で待った。待ち時間に期待が盛り上がって、楽しみだった。

お重を開けると、太物の鰻が盛り上がっている。やっぱり大きい鰻は恰幅がよい。ひと口食べると、素晴らしい味に、土曜日に来てよかった!と思う。泰正オーガニック鰻の新仔感はたっぷりあるが、旨みは出荷を重ねるごとに増していく感じだ。

そして、肝吸いの肝がとてもでかい。迫力の肝!

今年は、シラスウナギが黒潮の影響もあり枯渇しているようで、夏くらいには、国内の養鰻場から活鰻が消えてしまうかもしれないという。ここ、はし本でも、そのような事態に備え、中国・台湾産の鰻も厳選したうえで使い始めている。既に、鰻を指定して買うこと自体が厳しくなっている模様だ。

いろいろ考え方はあるだろうが、日本の鰻文化を守るためにも、制限することだけでなく、こんなにすばらしい食文化があるからこそ、養殖技術も進歩しているからこそ、日本人が鰻を食べ続けながら守っていける方法を考えていければと思う。

泰正オーガニック鰻は限定された鰻屋さんや料理屋さんにしか出荷されていないが、この夏を無事乗り切ってほしい。

昨年末にぎりぎりで泰正オーガニック鰻の駆け込みに間に合わなかったので、新年の初入荷を心待ちにしていた。今日は、1階の小上がりで、3人でお昼。3人とも鰻重のろに汁物をお願いする。

今年はシラスウナギが採れないので、夏頃には養鰻場の鰻が枯渇すると4代目が言う。ここはし本でも、今週は、中国産の鰻が登場した。しかし、かつての悪評を乗り越えるに十分な品質のものが入るとのこと。今年は、国産にこだわらずに、お店が目利きした中国産も食べてみたいと思う。

さて、鰻重のろが登場。今年は鰻のサイズも一定して確保することもままならぬ状態になりそうで、この1匹半使った「ろ」のお重も出せなくなるかもという話もある。

まだまだ今の泰正の鰻は、新仔感満々で、ふっくら柔らかい。そして、この風味がたまらない。私はもともと江戸前鰻のファンではなかったが、はし本で、養殖鰻感も江戸前感もすっかり変わってしまった。その縁をつないでくれたのが、この泰正オーガニック鰻。それをはし本流で仕上げたその加減のとりこになってしまった。

赤出汁に肝を入れるのもこちらで初めて食べたが、ろのお重と赤出汁肝入りは、自分のご褒美だったのだが、ちょっと褒美が多すぎるこの頃。
今年の初鰻はやはり、八重洲のはし本へ。昨年初めて食べた時に、強すぎない蒸し、皮目の焼き加減、ほんのり甘いたれ、硬めで少なめのご飯が気に入った。使われる鰻を順番に食べて行くうちに、ヒネ仔から新仔への切り替え時期に入って、味、食感の違いを楽しむこともできた。

11時の開店を目指して訪問したら、一番だった。2階に通してもらって、掘りごたつ席に着席。

今年の最初の鰻は、宮崎の山道の新仔だった。注文は、お昼の定番にしている、鰻重のろ。そして、赤出汁の肝入り。

初鰻は、身がふっくらとして、ほぐれる感じの食感がよかった。後半は、いつものように、お気に入りのたれを追いだれして完食。最後には、山椒もふって。

赤出汁に肝が入っているのは珍しい。この赤出汁と、漬物に入っている奈良漬けが毎回うれしい。

今年は、しらすうなぎの漁が不調と言われているので、養殖鰻も全量が減ってしまいそうだ。そうなると、間違いなく、値上げとなってしまうだろうな。とても悩ましいところだ。

今年最後になりそうなので、駆け込みでお昼に八重洲のはし本へ。

お昼の混雑が一巡する13時くらいに訪問。2階に通される。

今日から、今年最後の泰正オーガニックが入荷しているはずなので、いつもの鰻重ろに赤出汁肝入りをお願いする。

しばし待つ時間も鰻ならではのもの。

登場した泰正オーガニック鰻。この香りと肉質、今年5番目くらいの新仔かな。既に最高の域ではと思う。

そして、やっぱり、はし本のたれとご飯は最高。いろいろな鰻屋さんで食べるのだが、ここで食べると実家に帰ってきたような気がするくらい、すっかりこの味が基準値になってしまったな。
川魚を愛する4人で鰻はし本へ。こういう濃い人たちの会だと4代目にお伝えしたら、歓喜の献立に仕上げてくれた。その名も「う」と「川魚」。

飲物は、白穂乃香でスタート。

まず、先付が琵琶湖産ブラックバスの八角南蛮。BBは駆除対象ではあるが、琵琶湖で旨いものを食べているだけあって味はなかなかよいのでは?と思う。八角の香りがして、お初の味。

続いて、前菜三点盛。うまき、にれヒレ巻、鰻のムースのゼリーよせ。うまきは、甘めの仕上げ。にれヒレ巻は、にらのおいしいさが特徴。鰻のムースは、柔らかいものを想像すると、ゼリーの下にあるムースはしっかりとした硬い仕上がりの鰻凝縮ムース。

ここから日本酒を2ペアでもってきてもらい、4人でおちょこにちょうど1合をつぐことに。最初は、超王禄と菊鷹。どちらも4代目イチオシで、こちらの定番。私は、菊鷹の大ファン。

お椀は、鰻と名残松茸の椀。中にあるのは確かに鰻なのだが、鰻と思えないさっぱりした仕上がり。

次の日本酒のペアは、上喜元と、渓。

お料理は、お刺身。お初の佐久うす田の鯉刺。佐久鯉は、大和鯉とドイツ鯉の掛け合わせだとか。価格も高いが、4代目はその味に感心していた。確かに、旨味と食感ともに素晴らしい。ここまで、すべてお初の料理ばかり。

そして、今日は予定外(実は秘かに期待していた)だった泰正オーガニックの4番仔の地焼を出してくれた。川魚仲間、超ラッキー!新仔のほっくりした感じがたまらない。

その余韻に耽っていると、ぜひにとお願いした、がまのホ焼登場。4代目の行きついた低温調理でじっくり仕上げた一品は、表現できない。

日本酒は、七本槍と而今。七本槍は、今年、蔵へ行ったので、注目の銘柄。2年火入れのもの。

次は、肝焼き。串はもう出ないと思っていたら、ちゃんとここで肝が出てきて感激。

その次が注目の一品。佐賀すっぽん、炭かほる旬菜炊き合せ。見た目は、何がどうなっているのかわからない。すっぽん本体と揚げた野菜が絡むあんがめちゃ美味。どうやって作っているのだろう。

お酒は、喜久酔と五人娘に。

ここで、うざく。しばらく食べた後のさっぱり感がいいね。

さらに、骨せんべいと有機野菜のお漬もの。いつも鰻重を待たずにお漬ものを全部食べてしまうのだが、好きなのでとまらない。

お酒は、会津娘のつるしと、鳳凰美田。どんだけ飲むねん。でもおちょこ1杯ずつなので、8合でも一人2合。まあ適量やね。

仕上げは、鰻重と思いきや、蒲焼・白飯・赤だし。やるなあ。しかも、4代目直々に登場。今日の鰻は、宮崎山道の2017年度池入れ新仔。ふっくら柔らかくて、いい味がする。

こういうふうに白飯でさっぱり食べるのもいいな。

甘味は、柿とキウイの羊羹・栗の渋皮煮。そして、お昼に4代目がイベントで鰻まぶし丼を作った、一保堂のお茶。羊羹の柿のねっとり感がいい。柿羊羹が好きな私は、最後の一品がとてもうれしい。

今日は、コースメニューに我々の食べたい物を散りばめて、かつ、季節の料理を中心に組んでくれた4代目に感謝。川魚大好き班も大満足でした。


静岡県吉田町の石川さんの鰻は、泰正オーガニック鰻を別と並んで、とても気になるお気に入りの鰻。入荷が読めず、しかも少ないので、入った日に行くことが難しいのだが、最終のヒネ仔を食べた時に、ヒネ仔とは思えないふっくら感と、口の中で繊維がほつれていくような食感が忘れられず、ぜひとも新仔を食べてみたいとずっと待っていた。泰正オーガニック鰻とかぶることが多く、これも選択を難しくするところだが、今回はぴたりと行くことができた。

今日は、今年最後の特別誂えコースで2人でお願いした。4代目ご主人が鰻をもって登場。石川さんの新仔は、3番仔。やや小さめで今日は3匹で料理するとのこと。顔は細くて、きれいな鰻。

飲物は、今日は控えめに行くことにして、菊鷹を2人で。おりがらみを通年で用意してくれるのはありがたい。この微発泡で、ほんのり甘い美酒は、こちらでの一番のお気に入り。

先付けは、鰻の南蛮漬け。今日は琵琶湖のブラックバスを入荷していて、もう出されているようだったのだが、このコースの先付けは鰻なのだね。

次に、心臓酒。どくどくと脈を打っている心臓に日本酒を注ぎ、ごっくんと飲む。これは特別誂えコースの儀式だね。

そして、小肝わさ。いつも感心するのだが、わずかにあぶってあるこの肝と、三つ葉の組み合わせは絶品。

骨せんべいも柔らかめで、食べやすい。やっぱり新仔を感じる。

くりかや焼きは、地焼きで一番鰻を感じるが、さっぱりとして塩味がしみる。蒸しを入れない感じがよくわかる。新仔の柔らかさを感じる。

今日は次のお漬物を日本酒で全部食べてしまって失敗。鰻重に残しておくべきだった。

肝吸いと鰻重が登場。お重をオープンすると、とてもきれいな仕上げ。ひと口、鰻だけを口にする。ほろほろとほどけていく感じ、これは石川さんの鰻の感触だ。それに新仔の柔らかさ。ヒネと違って、新仔を蒸して焼くのは技術が要るであろうと改めて感じた次第。

最後のデザートが、柿羊羹と栗渋皮煮。この組み合わせ、最高。柿をそのまま食べているかのような羊羹と、渋皮を丁寧に煮た栗。鰻屋さんのデザートと思えない逸品。

ここでご主人再登場。こうして合間に顔を出してくれるご主人とのひとときの会話がいつも楽しくて、特別誂えコースは外せない。川魚料理を季節ごとに楽しめるレギュラーコースもすばらしいが、今年最後の特別誂えも最高でした。



鰻はし本では、10月から年内何度か泰正オーガニック鰻の新仔が入荷してくると聞き、まずはトビの新仔を頂いた。次は3番仔の時に伺う予定だったが、同僚が今日誕生日だとわかり、急きょ、鰻でお祝いをすることに。ということで、2番仔を頂くチャンスが到来した。

早めの時間だったので、2階に通され、掘りごたつでお昼。鰻重は、「い」と「ろ」に肝吸いをお願いする。

お重の蓋を開けると、鰻の表面がいつにもまして、きらきらしている。新仔というが、身が厚くて見るからにふっくらしている。お箸でひと口つまんで口に入れると、繊維がほどけていくような食感で、こういう鰻が一番好きな私は大満足。トビよりも2番仔がうまいという説もあるようだが、今日の鰻はまさにその感覚。

後半追いダレしても、しっかり風味をキープ、今日は山椒で〆たが、どれも超美味だった。

今日は肝吸いであっさり仕上げて完食。

次回の3番仔も楽しみ。

今日は、かつての鰻友と、はし本で再会。待っていたら、ちょうど4代目が戻ってきた。

二階に上がって、掘りごたつに着席。

鰻重ろに、私は赤出汁肝入り、連れは肝吸い。

待っている間に、肝焼きを出してもらった。肝焼きは、なかなか当たらないので、これはありがたい。

鰻重は、初めての、鹿児島県 五光の鰻。2017年度池入れの新仔で、ふっくらと柔らかい。でも、箸で持ち上げてもぎりぎりちぎれないくらいの微妙な加減の蒸しが、私のお気に入り。

ふっくら甘い感じの新仔に、ほんのり甘みのあるタレの相性はバッチリ。置いてあるタレは少し新しく感じるが、後半は追いダレでいつものように。

お漬け物に奈良漬けがあるのは、とてもうれしい。

赤出汁は、なめこで酸味を感じる独特のもの。

昼から贅沢なのだが、やっぱり夜に日本酒でゆっくり行きたいところ。
今日は、鰻はし本で、宮崎佐土原の和匠うなぎ2017新仔を味わう会になった。

私のひととおりは、こちらの様々な養鰻場の鰻を、ひと口白焼(地焼)→白焼→鰻重で、それぞれの味をしっかり食べくらべること。ひと口白焼は地焼なので、鰻の香り、味がそのまま伝わる。それを感じとってから、蒸しの入った白焼、蒲焼と食べるのが、何よりの楽しみ。

白穂乃果を頼んだら、お通しは、わかさぎの南蛮漬けだった。

串焼きは、今日は肝焼が2本だけあり、お願いした。それに、ひと口白焼と、くりから焼の塩、あばら焼をお願いする。

最初に肝焼が出て、ひれ焼でない肝焼を食べるのは初めてだったかなという感じ。

次に、お待ちかねのひと口白焼。地焼でも新仔はやわらかくて、ほっくり。脂がさっぱりで、おいしい。まずはそのまま、後半は、塩、そしてこれが秀逸なのだが、鮎の魚醤をちょっとつけて。塩や醤油は、鰻の甘さを引き出すようだ。

ここで、ご主人が、鰻パクチーを出してくれた。私はお初だが、地焼の鰻の上にのっているもの、添えられているものが、一瞬でわからない。そして、それらを鰻にのせて口にすると、ますます複雑でわからない。

後でご主人が教えてくれたところによると、蕪と人参、シャインマスカットとパクチーをバルサミコとしょっつる&生胡麻油で和えて、ナッツ、ドライブルーベリー他を散らしているとのこと。今回のは2017年版だが、毎年アップデートして4年目になるという。ご主人は何らかのつながりがない材料は使わないというが、鰻から発想する範囲を超えている。ここは、グラスワインをもらって味わうべきだった。

くりから焼は塩にしてもらって、これは、ひと口よりも脂を感じる。塩加減が絶妙で塩しか頼んでいないが、今度は、私のお気に入りのたれでも食べたみたい。

塩仕上げできたので、あばら焼でたれを味わう。皮の部分を感じられる旨さがいいね。

ここで、九条ねぎのぬた。これ、かなりおいしくて、速攻で完食。日本酒を頼む前になくなってしまった。

自分で頼んだことのない鰻巻。3切れに切ってくるところを、2人だったので、4切れにしてくれたようだ。玉子焼はやや甘めで、ふわっというよりは、しっかり巻いてあるのが特徴かな。

ここで、白焼登場。そして、お酒はこれもお気に入りの菊鷹に。

白焼にすると、蒸しのおかげで鰻の香りが引き立つ。何もつけないで、塩をつけて、わさびをのせて、醤油をつけて。味の変化がよくわかる。

鰻重は、連れは い、私は ろ。これだけ鰻を食べても、鰻重をろにしてしまう。今日は、いつもよりもたれが辛く感じた。鰻が甘いせいかな。後半はいつものように、追いだれをして、最後まで。

1階も2階も満席で、皆さんとても忙しい。今日は、飲む相手ではなかったので、早々に引き揚げ。


昨日から、泰正オーガニック鰻の2017新仔が出ている鰻はし本。お昼にちょっと贅沢なランチの予定があったので、泰正の新仔の入荷に照準を当てて待っていた。台風21号の影響で、出荷が危ぶまれたが、無事到着。

秋の土用丑の日をひかえて、お昼も早い時間から、いっぱい。かろうじて、3人で座れた。それにしても、次々に入ってくる。おひとり様は当然ご相席で。

鰻重の他に頼むものを考えて、ひれ焼きの肝入り、鰻巻、ぱりぱりサラダをお願いする。鰻重は、3人の馬力に合わせた結果、い・ろ・は の揃い踏みに。2人は肝吸い、私は赤出汁の肝入りに。

最初に、ぱりぱりサラダ。さつまいものチップスの下には、とびっこかな?オレンジの魚卵を使ったサラダがある。鰻のたれを使った和風イタリアンのドレッシングが珍しい。

ひれ焼きは、肝をニラとひれで巻いてある。とても味わい深い。日本酒が必要だ。

そして、あばら焼きを添えてくれて感激。この串は、皮目の部分を味わえる貴重な串焼き。

鰻巻は、正式にオーダーするのは初めて。好きな人は多いよね。こちらの鰻巻は、ふかふかとしすぎず、硬いわけでもない、お箸でもってちょうどよい感触の玉子焼きに鰻がくるまれている。ほんのり甘くておいしい。

そして、鰻重い・ろ・は。頼んでおいて何だが、これだけ一気に並ぶと壮観な眺め。私はもちろん、鰻重「は」。4代目もやや呆れた感あり。でも、泰正の一番新仔を思いっきり味わいたかったもので。

新仔の泰正は、新仔らしくふわっと柔らかい。そして、泰正鰻の香りと私が思う、川魚の香りが、蒲焼きでもするのが特徴だと思っている。

まだ数回、新仔は入ってくるようだ。他の鰻の新仔も楽しみだが、この泰正は、自分の好みでお気に入りの鰻になりつつある。

今日は、超絶的鰻好きの会があり、2階の個室に6人が集合。料理は、はし本4代目のお任せでの鰻尽くし。鰻は、今日から登場の、泰正オーガニック鰻の2017トビの新仔。トビとは、飛び切り成長が早い、つまり、飛び切り元気な新仔ということ。

スタートは、いつもの白穂乃香。これで乾杯。

先付は、鰻と根セロリ、有機玉葱の南蛮漬。鰻の南蛮漬けというのは初めて。

前菜三点は、鰻ムースゼリー寄、有機にらヒレ巻串に、鰻巻。前にも食べた鰻のムースは、鰻の味が凝縮している。ヒレ巻きはヒレだけで食べたいが、こちらのニラはうまくて例外。そして、初めて食べる鰻巻は、伊達巻き風ではなく、しっかり焼かれたもの。

椀は、鯉と香茸、湯葉と牛蒡の椀。いろいろな香りがする独特の椀で、おいしい。川魚が好きな人にはたまらない椀。

向付は、鰻刺、国産自家漬マスタード&藻塩又は魚醤バルサミコで。昆布締めのように旨味が凝縮された鰻刺、食感もよく、なかなかの逸品。マスタードも希少なもの。

ここで、日本酒に切り替え。私の好きな、菊鷹にして頂いた。次は地焼きの白焼なので、ちょっと甘めの純米に。

焼物は、泰正オーガニック鰻トビの新仔の地焼半身。これは私のリクエストを伝えて頂き、4代目が特別に今日だけ出してくれたもの。この新仔は、ぜひそのままの地焼きで食べてみたかった。それこそが、鰻の味を最もストレートに感じることができるから。期待通り、やさしい脂で、しっかり鰻の香りがして、最高だった。この味は忘れない。

続いて、焼物は、肝焼串。しっかり焼いてあって、この焼き加減がたまらない。

酢の物は、鰻ざく。お酢が強くなくて、食べやすい。

ここで、香の物で小休止。有機野菜漬物&骨煎餅。いつものにんじんくさいにんじんと、奈良漬けがいいね。

そして、日本酒を、鰻重に合わせて、超王禄に。

御食事は、鰻重に肝吸。鰻重の蒲焼は、蒸しを入れての蒲焼でも感じる、泰正の独特の香りが素晴らしい。いつものように、後半は追いだれをして、最後のひと口は山椒がけ。

甘味は、上品な、自家製柿羊羹と栗の渋皮煮。これ最高。上品な甘さで柿だとわかるのに時間がかかった

泰正の新仔、それもトビを使っての鰻尽くし。最高としか言いようのない味わいだった。

泰正の一番新仔は30日まで。もう一度、お昼の鰻重でも食べに行くよ。

今日は同僚とお昼早めに行ったら、まだ混んでいなくて、2階に通してくれた。

本日の鰻は、鹿児島県の楠田の2017年度池入れ新仔。こちらでひいている鰻では、初めて出会うブランド。

連れは、鰻重のい、私はいつものように鰻重のろをお願いする。連れは赤出汁、私は赤出汁肝入り。

雨でもどんどん人が来て、11時半には、2階もいっぱい。

登場した鰻重を開けると、見るからに柔らかそうなルックス。ひと口食べると、やはりふんわりして柔らかい。新仔の雰囲気だね。

いつもの通り、後半からは追いダレをして、最後のひと口は、山椒をふってフィニッシュ。

ヒネ仔から新仔へ切り替わる時期は、鰻の成長を感じることができて、いいものだ。
今日の鰻は、宮崎の佐土原、和匠うなぎの新仔。お店に入って水槽をのぞくと、池神様が家から出てひれを動かしている。

今日は、はし本のファンとともに、2階の個室で串重コース。串重コースは、串コースの最後が1匹の鰻重になるもの。うなぎ串と淡水食材を中心に、クラシックなうなぎ料理をというコンセプト。

白穂乃香でスタートして、先付は、妙高ゆきエビ。このえびは、海洋深層水と妙高山からの雪解け水で育てた、国産えび。初めて食べたが、天使の海老のような食感。そして、苦味のある菜を合わせて。

続いて、前菜二種盛は、鰻ムースのゼリー寄せと、有機にらのヒレ巻串。鰻ムースのゼリー寄せは、金粉に菊の花を散らしたゼリーの下に、濃厚なうなぎのエキスを固めたムースがあって、合わせて口に入れるとおいしい。有機にらのヒレ巻串は、ひれとにらの相性がとてもよい。

鯉の滋養椀は、生ゆばと松茸が乗り、潮汁のようなうすい味付けの汁。鯉と思えない感じで新鮮だった。

ここでお酒を五人娘に。千葉の純米酒、無濾過は琥珀色のラベル通り、いい色をしている。常温で。

ここで連れも驚いた、うな刺し。以前にご主人が話してくれたが、塩で〆て数日置いているという。藻塩とマスタードをくるんで、皮もいっしょに。身と皮の両方の食感を楽しめる逸品。

楽しみだった、ひとくち白焼串。地焼きで食べる和匠うなぎは、新仔だけあってやわらかいが、ぷりっとしている。皮目がまた、おいしい。鮎の魚醤をちょっとつけると風味が広がって、これもいいね。

お酒は、山口の長陽福娘に。限定袋吊りの純米吟醸。ふだんは純米オンリーだが、これは飲んでみたかった。

続いて、初めての肝焼き。人気で数も少ないので、単品では頼めたことがないこれ。やっぱり期待通り。

鰻つくね串もはじめて。うずら卵をつけて。味が濃いね。

お酒を一番好きな菊鷹に。おりがらみを常備してくれているのはありがたい。

ここで、うざく。これも初めて。お酢のキレがよい。ふだん、うざくやう巻きを食べないので新鮮。

鰻せんべいと季節野菜のお漬物で箸休め。鰻せんべいは、時間がたつと油やけしてダメだが、こちらのはいつもおいしい。そして、お漬物は、一番というと語弊があるが、いつもおいしい。奈良漬けが入っていることと、ニンジンの味がするにんじんがいいんだな。

串重コースは、鰻重を普通に一匹で行く。お重が小さいと思ったら、鰻がやや小ぶりなのだね。お重を開けると、新仔鰻が並んでいる。柔らかさがやはり特徴だろうか。ちょっと軽い感じが新仔。肝吸いで仕上げ。

最後にもう1種類飲もうとういことで、超王禄で。

これもお気に入りの、なしのシャーベットに、一保堂の水出しくき玉露で〆。

ヒネ仔のしっかりした味わいと対照的に、ふっくらやわらかい感じが楽しめた串重コースだった。
今日は、泰正オーガニックの最終ヒネ仔でで特別誂えコースを予約。鰻友4人を集めて、19時半の時間厳守で集合。今日は、個室にしてもらった。

まずご主人が、これから捌く泰正オーガニックの最終ヒネ仔をバットに乗せて登場。今日も、太い鰻を選んでくれたようだ。そして、宮崎と長崎の養鰻の違いから、新仔・ヒネ仔の話などをして頂く。他のお客さんへのお酒の説明でご主人が外した途端に、元気な鰻たちは、バットの外に出ようとする。

乾杯は、白穂乃香で。このビールもあちこちで飲めるものではないのでみんなで。

今日の先付は、鰻の煮こごり。下の方は、鰻のマッシュという感じで、味わい深い。

次に、心臓酒。お酒は、くくみ。みんなでしばし、どくどく打っている心臓を見てから、お酒を注いでごっくんと飲む。

そして、肝わさ。炙ってあるのですよとみんなに言うと、誰も気づいていなかったりして、これはすごい仕上げなんだけどね。私はかなりうまいと思う。

日本酒を、今日は2合で出してもらう。薄手のガラスの酒器が数だけ並ぶと、とてもきれい。これだけでおいしく飲める。

菊鷹の純米無濾過本生のおりがらみに。ちょっとにごっていて、これはかなりお気に入り。

骨せんべいが出される。大きな鰻なので、骨も大きい。ほんと、日本酒とよく合う。

地焼きのくりから焼きが出る。これは、鰻の真ん中の部分を使っているのかな。地焼きを塩で食べるのが、一番鰻の味がよくわかる。

箸休めに、有機野菜のお漬物。これくらいの量を出してくれるとうれしい。昔のような、にんじんくささのあるにんじんが特にうまい。

最後は、全員、鰻重で。恒例のうなパカをみんなでやる。お重を開けると、やはり昨日食べた泰正よりも大きいので、お重のはじでしっぽが折り返している。身も厚いので、より鰻感を感じる。

泰正オーガニックの最終ヒネ仔を2日連続で、違うサイズで食べ比べられて、よい経験になった。この鰻は、川魚を食べているという感じがしっかりあるのが、私には魅力。

最近恒例の、追いダレをしながら、最後のひと口は山椒をふったご飯で完食。

デザートのなしのシャーベットがまた秀逸。和食のデザートで思いつかなかったなあ、これは。

鰻友たちに一度賞味してもらいたかったので、今日はよい機会になった。

1階に降りると、池神様が、シェルターの真下に出ていた。完全な姿を見るのは初めて。

9月はずいぶん鰻を食べたので、供養にいかなくては。そして10月は、泰正をはじめとする、はし本厳選鰻の新仔登場が楽しみ。

泰正オーガニックの最終ヒネ仔を求めてはし本へ。明日に予約をしているが、明日は特別誂えコースなので、この組合せでは食せないとの言い訳で訪問。

早い時間に来ないとほぼ品切れの肝焼きやレバー焼。今日も肝焼きは品切れだったが、レバー焼はあって、ひれ焼といっしょにお願いした。そして、泰正オーガニックの白焼と鰻重を。今日はひとりなので、どちらも「い」サイズ。

最初にレバー焼。大きなレバーだな。ひとつが、小指の第二関節くらいある。最初のひとつを口にしてびっくり。こんなにふっくらしたレバーを私は食べたことがない。外側がカリッとしていて、中が柔らかいのはよくあるが、こちらのレバーは、全体がふっくらといい感じに焼かれている。これは、じっくり焼き上がりを待つ価値あり。

そして、ひれ焼。肝が中に巻いてある一品。ひれの味というか、えんがわの脂を感じてうまい。今日は日本酒なしなので、もったいない。

そして、泰正オーガニックの最終ヒネ仔登場。まずは、白焼。先日、のだやで食べた白焼を思い出す。やはり焼き手が違うと白焼も別物になる。子供時代に食べた鰻=直焼きだった私には、江戸前の蒸しが入った白焼は、上品すぎて物足りない。ほぼ何もつけずにそのまま食べるので、蒸しがきついと水っぽく感じてしまうのだ。そういうわけでなかなか気に入った白焼がない。そういう具合だから、箸でつまんでもちぎれないくらいの蒸し、箸で割っても皮まですぱっとは割れない、この加減がよかった。この加減を越えると、私には柔らかすぎ。直焼きなら、そのまま食べるが、江戸前の時は、少しだけ塩や、こちらでは鮎の魚醤をつけて食べる。そうすると、柔らかい肉質が引き立つ。泰正のヒネ仔は、やはり鰻の風味が一番印象に残る。皮まで柔らかいが、しっかりした肉質で旨味がある。

続いて、鰻重の「い」。いつも「ろ」なので、はじめてのサイズ。泰正は、鰻重にしても、たれに負けない、しっかり鰻の風味がある。これぞ鰻という香りが素晴らしいと思う。こちらのほんのり甘いたれとの相性もよくて、硬めのごはんが仕上げる感じになっている。いつものように、追いだれをして、最後のひと口は山椒をご飯にかけて〆。

今日は飲まないでさくっと食べて帰るところだったが、なしのシャーベットを出して頂いた。このクラッシュなしと言うべき、ほろほろシャーベット、よくできている。しかも、生のなしといっしょに食べるところがまたオツ。

下見には十分すぎる内容で、明日は、いよいよ泰正オーガニックのヒネ仔で特別誂え。
今日こそが本命の鰻友と石川さんのヒネ仔を約束していた日だったのに、私はしっかりフライングして昨日下見してしまった。でも、1回でわかるほど、鰻も甘くない、と言い訳して再訪問。

19時の予約だと、すでに鰻屋のスタートとしては遅く、メニュー通りに揃わないことはある程度仕方がない。だからまた行くという構図になるのだが。まあいいとして、今日は、日本酒も好きなものを好きなだけ、そして、串焼、鯉こく、白焼、鰻重と進む約束で、その通り薦めた。

串焼は、肝焼きとレバーはなく、ひと口白焼、くりから焼の塩、ひれ焼き(肝入り)、あばら焼きの4本をお願いする。つまり、あるもの全部。

ふだんはビールを飲まないが、白穂乃香だけは別。これとお通しで乾杯。

串焼の1本目は、ひと口白焼。見ただけでおいしそうな直焼き。とても香ばしくて、元直焼き派の私は感激した。そのままで十分なのだが、塩に、鮎の魚醤がまたうまい。わさびも全部消費。

2本目は、ひれ焼き(肝入り)。肝をまいたひれは、味わい深い。鰻のえんがわというだけあって、じわーっと味がしみだす感じ。

ここでお酒は、昔よく飲んだ、くくみから。冷えていないということで、常温で飲んだが、まちがいない。いつもながら、ガラスの酒器がいいね。

くりから焼きは塩で。これもトロという感じのうまさ。日本酒となんと合うことか。

最後の串は、あばら焼き。これは、私の好きな皮がしっかりついていてかなり気に入った。

ここで、楽しみにしていた鯉こく。今日はあらいがなく残念だったが、鯉こくは、ごぼうの香りがよくて、鯉の身もおいしかった。ごぼうと味噌の感じがよかったな。

お酒を菊鷹に。純米無濾過本生のおりがらみ。この氷砂糖が溶けているような感じがいいね。

ここで、白焼のろが登場。初めてみる白焼の石川さんのヒネ仔。立派な鰻で、見た目はぷりっとしている。そのまま食べてみると、柔らかい。脂はほどほどで軽い。鰻の肉の繊維を感じるような食感で、これはおいしい。塩、鮎の魚醤、わさびを順番につけて食べても、それぞれおいしい。

続いて、鰻重のろ。改めて石川さんの鰻の柔らかさとさっぱりした脂を堪能。このサイズでこの柔らかさはすごい。他の鰻よりも、たれがしみ込む気がして、また追いだれ。

香の物の大きい方をもらって、お酒を飲む。今日は、ご主人おすすめの日本酒を順番に制覇しようということになり、次は超王禄。前回も飲んだが、これはうまい酒。

仕上げは、喜久酔。仕上げにふさわしい吟醸。

石川さんの鰻の味をしっかり舌に焼き付けて、来週は、泰正の最終のヒネ仔を食べに行こう。

本当は、明日一番の鰻友と、今週入荷している静岡の、石川さんの鰻と串物をひと通り食べる約束をしていたのだが、どうしても我慢できなくなり、別の鰻友と行ってしまった。

20時の入店は初めて。いつも賑やかなお店。

串焼きも1本だけ食べようと、ヒレ焼きの肝入りをお願いする。そのふっくらしたヒレ焼きを口にしたとたん、連れが日本酒を頼みましょうと言う。それならと、1合だけうまい酒を飲もうと、超王禄をお願いする。

このガラスの酒器は、さらに食欲をかきたてる。ちょっと黄色みがある無濾過本生はさすがにうまい。明日も、鰻友に飲ませてあげたい。

ここでご主人登場。あれ、明日じゃ?フライングですね!ということで、なんと寝かせて4日目という、石川さんの鰻刺しを出してくれた。塩で〆ながらも鰻の食感を残した刺身は、昆布締めのような身の締まりで、旨味を感じられる一品。最初は塩だけで、次はこれまたとても希少な国産マスタードをくるんで、最後に、魚醤をちょっとつけて。3切れの超贅沢。

そして、真打ち登場。待ちに待った、静岡県の石川さんの鰻。連れは鰻重い、私はいつもの鰻重ろ。

お重を開けると、石川さんの鰻は大ぶりだった。ろのお重だと、迫力がある。今まで出して頂いた鰻の中でも最も大きい部類。

まず蒲焼きのみをひと口。これは柔らかい。そして、脂がとてもさっぱりしていると感じた。とにかくふっくらしているのだが、脂が主張する感じではなくて、鰻の身の繊維の食感を感じる鰻だと思った。

ゆっくり味わって、真ん中の鰻のしっぽの部分を食べた時に、初めて今日一番の脂を感じた。やはり、鰻としてはさっぱりしている鰻なのかもしれない。

例によって、途中から追いだれ、最後のひと口だけ山椒をふって、完食。

本当に楽しみにしていた石川さんの鰻。フライングして味見させて頂いた価値がありました。明日は、しれっと最初からひと通り頂きます。
お昼に鰻はし本の前を通ったら、食べたことのない鹿児島の楠田の鰻とある。でも10人は並んでいたので、1時間後に再訪。すると、鰻は、宮崎の山道に変わっていた。

お店は少しすいていて、入店。今日も、鰻重のろに、赤出汁の肝入り。隅の席に座っていたのにあっさりご主人に発見され(!?)自らサーブして頂いて、恐縮。

今日の山道は、新仔でなくヒネ仔で、おそらく今シーズン最後のヒネ仔。前回食べたのは、山道の新仔で、これはとてもふっくらしていた。今日のヒネ仔は、やはりふっくら感があるが、鰻の味が濃いと感じた。こんな風に鰻の味を感じられるのも、こちらのさっぱりしたタレのおかげ。

帰りに、池神様のお住まいの水槽の横でご主人と話していたら、給仕係と勘違いされた(!?)か、池神様が登場。今回は、ばっちりその横顔を拝見した。
今日は、八重洲のはし本の夜の部を初訪問。3人で特別誂えコース。18時半の予定だったが、早く出られたので18時に繰り上げてスタート。

これから捌く活鰻を氷の塊と乗せた透明のバットを持って、ご主人登場。若いご主人にびっくり。今日の鰻は、鹿児島県の岩切。お昼のサイズよりひと回り大きな、太くて立派な鰻。50センチくらいありそう。

ご主人は、鹿児島と宮崎の養鰻の違いから、鰻屋の稼業と事業、今私の中でホットなタレに至るまで、鰻のお話をしてくれる。一同聞き入ってしまって、ご主人、調理場はいいのですか?

お酒は、会津娘の純米・一火。グラスで出してもらって、それをまた薄手のガラスのおちょこで飲む。これはよい仕組み。みんなで少しずついろいろなお酒を味わえる。

料理はまず先付。稚鮎かな?南蛮漬け風。

次に、心臓酒。心臓はどくどくと生きている。鰻の血には毒があるので、かまないようにと言われる。くくみを注いで、ごくんと飲む。これも一興。

そして、小肝わさ、これは秀逸の仕上げ。湯がいてから炙ってあるようだ。今まで食べた中で、最高の肝わさ。

日本酒を、長陽福娘 八反錦無濾過生原酒に。無濾過はうまい。

骨せんべいは、鰻が立派なので、骨も立派。揚げたてでないと、油焼けしてしまうが、さすがにこれはうまい。日本酒とよく合う。

くりからは、地焼きの串。一番うまい部位を使うと言われるが、何と言っても塩加減だと思う。まさに、絶妙の加減。鰻の味がよくわかる。脂がうまい。

ここで、有機野菜のお漬物。鰻屋さんで、実は楽しみなのが、お漬物。お昼にたっぷり出してくれるとうれしいが、夜の部のお漬物はぜひ単品で。にんじんの歯ごたえと奈良漬けがいいね。

メインは、3人とも鰻重にしてもらう。肉厚な鰻がどのように出てくるか楽しみだったが、お重を開けると、さすがに鰻も大きいので、迫力がある。

ここで、ご主人が再度登場。この仕上げの話をしてもらう。

まず、とてもふわっと仕上げてあって、びっくり。お昼の鰻は、白焼きがもう少ししっかりされていて、ぷりっとした感じが残っている。それと比べると、鰻が厚いこともあるが、夜は、捌きたてを仕上げるので、この柔らかさを保てるのだろう。

この蒲焼きに合わせて、ごはんもお昼よりもたっぷりと盛られて、まったく印象が違う。

ご主人が5年かけて今の境地に達したという、私お気に入りのタレを、後半から追いダレでかけながら食べる。一番最後のひと口にだけ、山椒をふって完食。

最後に、なしのシャーベットが出される。なしを枕に置かれたシャーベットは、なしだけで作られたような、クラッシュなしという感じの食感。なしを食べているようなシャーベット。

コースにも入っている、うな刺や、蒲の穂焼きなどのお話も聞いて、今日は終了。

まさに、はし本渾身の技を堪能。私の鰻友にも食べさせてあげたい。

帰りに1階に降りると、水槽のシェルターに住んでいる池神様が、幸運にも顔を出してくれた。食事の時間と勘違いされたようで、数分その雄姿をみんなに披露して、車の車庫入れのようにバックでシェルターにお戻りになった。
土用の丑もお盆も開けたので、やっと落ち着いて、八重洲のはし本へ。今日のうなぎは、宮崎県佐土原の和匠うなぎ新仔。

今日は2人でお昼の開店早々に訪問。だいぶん、混雑も落ち着いたかなと思ったら、そうでもないね。

鰻重の「ろ」に、赤出汁の肝吸いをお願いする。今日の連れは、本当なら肝焼きを日本酒で食べたい鰻好きだったのだが、お昼ゆえに我慢。

出てきた和匠うなぎの新仔は、見た目にもぷりぷり感が見える。口に入れると、やはり、ぷりぷりした身。これに、さっぱりめのたれがマッチして夏向きの味。

今日は、後半にたっぷりめに追いだれをしてみたら、やはりこのたれは旨い。先日、家内と、今日と同じく和匠うなぎ新仔を食べた時に感じた感覚に、間違いはなかった。改めて感じた、このたれの旨さ。
やっと行けました。人間ドックの準備でしばらく我慢していた、うなぎはし本へ。ちょうど土用の丑にかかり、お昼もかなり並んでいるので、ちょうどよい休みではあったのだが。

今日のうなぎは、宮崎県の和匠うなぎの新仔。今日のお昼後半から、泰正登場と聞いていたが、待ちきれずに開店直後に入店。新仔を楽しみにしていたので、これはこれでよかった。

我々の次くらいから列ができて、ギリギリ座れた感じ。今日は、普段一番お世話になっている人(家内)に、ぜひに!ということで、鰻重 ろ に、赤だし付きで。

和匠うなぎは、見た目にもぷりぷりしているのがわかる感じ。ひとくち食べると、まさにぷりぷりのうなぎ。ぷりぷりしたお腹の方も、しっぽの方も十分味わえた。そのためにも、私は鰻重 ろ の分量が必要。

今日は、初めて、ちょっとたれをかけてみた。それも、ご飯の方に。甘すぎず辛すぎず、絶妙なところをいくたれで、家内も感心していた。かけなくてもよいが、かけてもうまいたれだね。硬めに炊かれたご飯との相性もばっちり。このたれがさらっとかかっているのは、ご飯が真っ茶色になっているのを好まない私向けでもある。

次はお盆明けに行ってみよう。
金曜日にうな重を食べたばかりなのに、どうにもがまんできずに、お昼に出かけた。ハイシーズンに入り、とても混んでいるので、今日は11時の開店直後に訪問。本日の鰻は、宮崎県の山道養鰻。やまみちと読む、日向の養鰻場だ。

さすがに11時過ぎだとまだ余裕。でも、どんどんお客さんが来て、11時半には満席に。うな玉丼などのランチメニューを目指してくる人が多いが、今の時期は、お休みで、うな丼~うな重にになっている。

私は、うな重の「ろ」、連れは「い」に、肝吸いをつけてお願いした。

すっかり、この「ろ」の1匹半になじんでしまって、この鰻の量と、浅く盛られたご飯が、私には適量。

山道のうなぎは、ふっくらと柔らかい。箸でつかんだ感触のままの食感。くせのない鰻に感じた。やはり、育った水のせいかな。

帰る時に、水槽を見てみたが、「池神様」は、今日もシェルターの中にいらっしゃるようだ。お目見えならず。

今日は、3人でお昼に訪問。予約しておけばよかったと思うくらいの混雑。やっとテーブル席に座ってみると、両隣は外国人。東京駅で鰻というと、最もアクセスのよいところだけに、こういう時代になったのだね。

今日は節目の会でもあったので、鰻重の「ろ」にしようということで、赤出汁の肝吸いをつけてお願いする。

さて、今日は静岡の石川さんの鰻だと玄関に説明があったのだけど、出てきた時には、鹿児島の岩切の鰻ですということだった。

前回の泰正に比べると、やや小ぶりなのかな、しっぽも切り落さずにちょんとついている。とてもふっくらした鰻で、おいしい。このくらいの蒸しと、硬めで少なめのご飯で食べるのが、私のお気に入りなので、まさにぴったりの鰻重。

今日の赤出汁は、なめこの酸味が感じられた。お漬物もひととおりついていて、うれしい。

今日は、いる間に鰻がどんどん変わって、静岡石川水産→大隅岩切 →宮崎山道養鰻ということだった。

こうしてみると、いろいろな鰻をすべて食べてみたくなる。月1回のぜいたくお昼で通ってみたい。
今日は、お祝いで鰻好きとランチ。今日の鰻も、泰正オーガニック鰻。2階に通されて、掘りごたつでゆっくりできそう。

ならばと、「は」にする?と連れに聞いてみると、いいんですか?ということで、お昼から2匹のうな重「は」をオーダー。赤出汁の肝入りをつけて。

待つことしばらく、「は」が登場。お重を開けると、小さめの鰻が2匹入っている。

蒸しがきつすぎず、柔らかすぎないのが気に入っている。このくらいだと、皮目もおいしく食べられる。タレはさっぱりめで、しかもそれほどからめていない。ご飯は、硬めにたいていて、しかも薄くもられているので、口に入れた時に、ご飯の圧迫感がなく、鰻を感じることができる。

お昼から、2匹は超ぜいたくなのだが、それよりも日本酒で串焼きを頼みながら、夜ゆっくり味わいたい。
東京駅の八重洲にあることはずいぶん前から知っていて、一度行きたいと思いながら、場所がらいつでも行けると思っていると、行けないもので、やっと訪問。

そのきっかけは、無投薬鰻「泰正オーガニック鰻」。これを食べてみたくて、お店の前に、本日の鰻が泰正と出ていることを願って、行ったところ、ありました。お店に入ると、ちょうど満席。2階は20人くらいの予約だったようで、その宴席が始まる前には席に通してくれました。相席にしないので、けっこう待つのだけど、これも流儀だね。

待っている間にランチメニューではなく、うな重を頼むことにして、お昼だしということで、「ろ」の1.5匹に、肝吸いをつけることに。

大きな水槽に、うぐいが泳いでいる。こういう水族館のような鰻屋さんは初めて。

さて、うな重のろが登場。今日のうなぎは、泰正です、と言われて、今日来た理由を思い出す。きれいな焼きで、びっしりとお重に入っている。お箸を入れると、ご飯が意外にうすい。これは私向きだ。まずうなぎをひと口。たれの感じはさっぱりの印象。うなぎは、脂の感じがとても上品。これはすばらしい。頭の方としっぽの方で、あまり感じが変わらない。しっぽの先まで柔らかい。これも焼き加減の具合なのかな。

メニューを見ていたら、うなぎを1本使って用意される、特別誂えというコースがある。これは、ぜひ、鰻好きの友人を集めて、来てみたい。

お昼では、さすがに串焼肝ゆっくり食べられないので、近いうちに、夜来て、一通り食べてみたい。

お店を出ると、本日の鰻が、宮崎県の佐土原の和匠鰻・新仔になっていた。

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2位

旬菜 おぐら家 (池尻大橋 / 日本料理、居酒屋、海鮮)

55回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2022/04訪問 2022/06/11

久しぶりの大将カウンター

池尻大橋のおぐら家へ。今日は二人だったので、すごく久しぶりに大将前カウンターに。

レモンサワーでスタート。

お通しは、雲丹のせ冷製あんかけ茶碗蒸し。

春野菜と生帆立サラダは、筍や春野菜がとてもおいしい。

お造りは、桜鯛、金目鯛、あおりいか、まこがれい、さわら。

おぐら家に来ると、揚げ物をついつい頼んでしまうが、今日は、新じゃが唐揚げと、おぐら家コロッケ、

馬肉燻製は、前に使っていた馬肉が入らなくなってしまって、今度の肉は仕上げが柔らかくてと、大将がいつもの馬肉をこれが最後といっしょに出してくれた。味はよいのだけど、確かに柔らかいね。

山菜天ぷらは、秋田のタラの芽、ウドの芽、蕗の薹、竹の子。

炊き込みご飯は、仙台牛と山椒葉、筍と山菜の2種を頼んで、仙台牛の方を一杯食べて、あとは持ち帰りに。
池尻大橋のおぐら家へ。

大将にお願いして、ムルソーを出してもらう。えんどう豆のお通しは、手が込んでいるなあ。

まず、旬菜3種に、お造り。旬菜は、干し柿にクリームチーズと、レンコンに大根。

お造りは、鯛、しまあじ、あおりいか、さわら、ひらめ。

続いて、揚げ物は、山菜の天婦羅と、おぐら家コロッケ。山菜は、ふきのとう、行者にんにく、たらの芽。おぐら家コロッケは、家族が食べていて、私は久しく食べていないな。

春待ち野菜とホタルイカ・生帆立の酢味噌がけは、ホタルイカはおまけ。

モロコ炭焼きは、那珂川のモロコかな、これ。ホンモロコはやはり味がいい。

大将にお願いして、一瞬手が空いたときに、出汁巻卵を作ってもらう。旧店舗の時はよく作ってもらった。

にしんと昆布炊きをもらう。この昆布がメインで主張するところも大将仕立て。

最後に、仙台牛と山椒の炊き込みご飯。けっこう脂もあるので、一杯食べて、あとは持ち帰り。

おぐら家へ。年末恒例の家族での食事。

ムルソーの2006年を出してもらう。

お通しは、出汁が最高の肉団子大根。

旬菜3種に馬肉燻製は、家族のリクエスト。

お造りは、厚切りふぐ、鯛、しまあじ、ひらめ、あおりいか。ふぐは、かんずりとポン酢で。

大山鷄とクレソンのトリュフオイルサラダは、鶏がたっぷり。

石見ボークのみぞれポン酢は、ゆずの香り。

仙台牛のしゃぶしゃぶ山椒ポン酢。こちらは山椒風味。

仙台牛と山椒の炊き込みご飯。いつもながらとてもおいしい。私だけお代わりして、あとは持ち帰る

最後に、黒糖最中。

今日は、おぐら家に来て初めて、ひとつも揚げ物を頼まなかった。その代わり、肉料理ばかり食べていた。

今年も大変お世話になりました。
家族でおぐら家へ。大将が、松茸と香茸を見せてくれる。干すともっと香りが強くなるというが、すでに香りでいっぱい。松茸も早もの。

最初に、大将のスペシャリテ、あんかけ茶碗蒸し。上から、雲丹、湯葉、あおさと出てくる。

きのこの煮浸しは、あんになっているが、出汁がよいのでおいしい。馬肉の燻製も定番に。

お造りは、しまあじ、こち、あおりいか、まこがれいに、生しらす、生いくら醤油漬け。

旬菜は、ゆず大根、なす、新生姜の3つを。

ここから、しばらく揚げ物。まず、原木椎茸と鳴門金時の天ぷら。椎茸の香りとさつまいもの甘味。

鱧のサクサクフライに、柴漬けのタルタル。このくらい味がある方が好きな鱧料理。

もう最後のとうもろこしのかき揚げと、子持ち鮎春巻き揚げも外さずに。

香茸の炊き込みご飯。一杯食べて、持ち帰り。香りが最高!

持ち帰って、オーブンレンジが壊れたので、冷で食べてもおいしい。
今日は早い時間から、4人でおぐら家へ。2人は、大将にお願いしておいたムルソーを。

お通しに、とうもろこし豆腐。濃いわ。馬肉の燻製と甘酢の大根を出してもらう。

お造りは、まこがれいと生さば。今日は大雨の影響で魚が少ない。かろうじて、好きな2種があってよかった。

夏野菜の冷煮は、出汁ガジュレでいいね。

ゴールドラッシュのかき揚げも。本土のトウモロコシも甘くなってきた。

天然鮎の炭火焼きで、鮎ビール。忘れてた、これだこれ。鮎の炭火焼きにはビールなんだよ。苦味同士が合うんだな。

足赤海老のサクサク揚げに柴漬けタルタル。これは毎回必ず全員食べるメニュー。

佐渡の幻の根もずく。本当に珍しいもの。

新順才トマト酢がけ。トマト酢っていうのは斬新。

鱧と丸茄子揚げ出し。個人的には茄子の方がうまい。

今日のご飯は、仙台牛とアスパラの炊き込みご飯。一杯ずつ食べて、あとは持ち帰り。

おぐら家で四季を感じるのが定例になっている。


池尻大橋のおぐら家へ。こちらは我が家に一番合ったお店。個室をお願いして訪問。

プールスをもらって、わらびと道明寺をのせた緑のお豆腐から。

お造りは、さわら、あおりいか、鯛、太刀魚、まこがれいのお造り。

水茄子とクレソンのサラダは、大将のお父さんレシピ。玉ねぎがベースだね。

大将の十八番のあんかけ茶碗蒸しは、生桜海老とあおさのり。これは出汁がよくて、あんがおいしい。

山菜の天婦羅は、たらのめ、ふきのとう、行者にんにく。

今年初のもろこしかき揚げは、沖縄のゴールドラッシュ。

おぐら家コロッケも大将のお父さんレシピだそう。

うなぎも白焼きで出してもらう。

最後に、仙台牛と山椒の炊き込みご飯。人気のメニューになっているそうで、持ち帰り分もお願いする。

すっかり春のメニューになっているな。


おぐら家から、御節が到着。実家に送ってもらったので、大雪で大将が心配してくれたが、無事到着。

開けてみると、二段御節に定番が詰められ、いくらと山椒味噌、ちりめん山椒とからすみ、秋田牛は別添え。

ひとつずつ食べてみると、まさに大将の料理そのものという感じの御節で、薄味で食べやすく大好評。

魚は、子持ち鮎旨煮、鳴門の鰆西京焼き、鰊昆布旨煮、稚鮎南蛮漬がどれも食べ応えがある。鮑柔らか煮と数の子もうまい。巻海老もぷりぷり。

からすみの味が最高にいい感じ。さすが大将。

いくらも薄味で美味。これとちりめん山椒はご飯にのせて。

秋田牛はさっとレアに仕上げてステーキに。

王道ながら大将の味が広がる御節、堪能しました。
今日は家族でおぐら家へ。手前の個室で。

梅酒のソーダ割りをもらって、最初に牛乳豆腐。これ、前も食べたけど、とてもおいしい。ちょっと胡麻豆腐っぽいのがいい。

お造りは、今日は一人ずつお皿で。さわら、鯛、あおりいか、ひらめ。白身は藻塩とわさびで食べる。

牡蠣のサクサク揚げは、牡蠣を食べられる人のみで。タルタルは柴漬け。

大山鶏とクレソンのサラダのトリュフがけ。また大将がぜいたくにトリュフをふってくれた。

飲み物をプールスに。

銀杏とくわい揚げ。くわいが出ると、お正月だね。

飲み物は、おこげのソーダ割で。

牡蠣蓮根挟み揚げ。うっかりこれも牡蠣だということを忘れて頼んでしまったので、持ち帰りに。

鱈と白子サクサクフライ。この親子は初めて食べたが、なかなかいいね。

旬菜5種。お口直しに。

やわらか海老真丈湯葉包み揚げ。気づけば、揚げ物続き。頼み方を失敗したな。でも、これだけ揚げ物食べてももたれたりしないのが、いいところ。

鯛の炊き込みご飯を持ち帰りで炊いてもらって帰る。

今日は、頭を割ってしまったということで、鯛の身をほぐして。いずれにしてもぜいたくなご飯だよ。

帰って、半膳くらい食べてしまった。

今年もお世話になりました。


今日は2次会で2人で訪問。金曜日のこともあってか満席。

プルースをもらって、突き出しは蟹のジュレ。もう蟹の季節か。

お造りは、あおりいか、鰆、鯛、かんぱち。久しぶりに塩で食べてみる。

くわいと銀杏の素揚げ。小さいくわいと大きな銀杏。

香箱蟹は、今年初めて。こうしてくれるとうれしいな。

鳴門のふぐでてっさ。皮がおいしいな、ふぐは。

今日の炊き込みご飯は、トリュフときのことあるのだが、今日はお持ち帰りにしてもらう。

なんとトリュフともうひとつのきのことは、干した香茸だった。それに、黒トリュフという贅沢。

炊きあがった香茸ご飯に、大将が、あり得ない勢いでトリュフを!

持ち帰ったトリュフと香茸の炊き込みご飯。開けてみたら、香りに悩殺され、一膳食べちゃったね。
池尻大橋のおぐら家へ。今日は6人の会。個室は窓を開け、パーティションで仕切られたので、前の人とはさえぎられている。

これ一回限りの入荷という香茸と、岩手の松茸を、大将が見せてくれる。ということは、これから出してくれるということだね。

飲み物は、いつものアルシミーから変わって、オーストリアのプールスに。

最初に、鳴門かますの炙り寿し。粋だね。

足赤海老のサクサク揚げ+しば漬けタルタル。この組み合わせは最強。この海老のおいしさにみんな驚いていた。

飲み物は、おこげソーダに。

お造りは、さわら、くえ、ひらめに、いくらも。食感と味の違いがよくわかる組み合わせ。

松茸と蕪のお椀。季節のもので今年初松茸。

もう1回押しずし?と思ったら、今度は、生鱧寿し。うまい!

大将のお得意のあんかけ茶碗蒸し。これを当たり前に食べていて申し訳ないくらい。

鮑の肝ソース。みんな平気でおいしく食べた肝ソース。

鰻白焼き。しっかり鰻も出してくれて、パリっとおいしいわ。

飲み物を初めてのクロズリー。これはおいしい。次回からこれでいこう。

香茸のご飯が炊き上がって、いつものようにみせてもらう。

香茸の炊き込みご飯は、香りが最高。今年最初で最後ゆえ、お代わりした。

栗もなかアイス。いつものきなこから季節の栗に。さすが大将。

和食に飢えている人が多かったせいもあるが、みんな完食で喜んでもらえた。
おぐら家へ。今日は、ワインで久しぶりにフルコース食べようという企画。

お造りは、こち、鯛、あおりいか、まこがれい、うにとシンプル。白身を塩で食べるというのは、大将が教えてくれた味。

連れのためにお願いしておいた、鳴門の岩がき。殻は私の手よりも大きくて、中身が手のサイズくらいだな。自分は食べないけど、5つに切ってある。

ワインは、Puligny Montrachet 1er Cru 2013に。

子持ち鮎の春巻き揚げ、銀杏素揚げ、秋鯖と秋茄子の竜田揚げに、おぐら家コロッケと揚げ物ばかりになってしまうが、お願する。

子持ち鮎の春巻き揚げは、アイディアものだと思うのだが、これおいしい。鮎の香りが春巻きに封じ込められる感じ。

秋鯖は、竜田揚げが合うな。茄子との組み合わせもいいね。

おぐら家コロッケも自分が食べるのは、久しぶり。変わらずおいしいよ。

そして、これも久しぶりの鳴門の青鰻。脂がしっかり乗って味もいい。大将独特の醤油焼きから。

続いて、白焼き。醤油焼きから白焼きへと食べるのがいいのかな。

最後に、鯛と松茸の炊き込みご飯。メニューにはないが、目の前に松茸があるので、お願いする。

連れはお代わりしたが、私はここまでにして、持ち帰りに。

最後に、これも何年ぶりかに、最中の黒糖アイスで〆。

翌日のお昼ごはんには、持ち帰りの炊き込みご飯。これが家族に喜ばれる。

おぐら家で家族全員飯。自粛モードだったので、しばらくぶり。

メニューは初夏の装いで、楽しみな季節。

お通しは、とうもろこし豆腐。この一番手の一品に一番手がかかっているんじゃないかといつも思う。とうもろこしの味が濃くって、これはおいしい。

生うに、生湯葉、あおさのりの冷製茶碗蒸し。大将、うに盛りすぎ!どこを食べてもウニという感じの贅沢。

お造りは、白身がとてもいい。生しらす、青柳、つぶ、めじ、あいなめ、いさき、こち。久しぶりに塩で食べた。

とうもろこしのかき揚げは、初夏の楽しみ。全員ひとつずつ食べる。甘くていいねえ。

今日の焼魚というのがあったので、聞くと、太刀魚。迷わず注文。身の厚い太刀魚、焼くの難しいんだよな。

足赤海老のサクサク揚げは必ず注文する。タルタルはしば漬け。頭もおいしい。

今日は吉田うどんを食べてみようと思っていたのだが、ちょい時間がかかるらしく、すいた時に大将に作ってもらうことに。大将のうどんはちょっと違う。出汁がいいので、やっぱりおいしい。こしのない柔らかい系のうどん。

最後に、仙台牛と新生姜の炊き込みご飯。炊く前に仙台牛を見せてくれたが、すごいサシ。ふだんこんなの食べないし、我が家は焼肉では牛肉を食べないので、年に数回の牛肉料理。

生姜よく効いて、脂を中和してくれているので、牛脂に弱い我々でもおいしく食べられる。

たっぷり炊いてもらって、持ち帰ってもう一度食べるのもいつも通り。



家族でおぐら家に集合。今年はあまり食べられなかった山菜が!これは天ぷらにしてもらおう。

アルシミーに、海老のしんじょうからスタート。とても濃厚だわ〜

今日の刺身は、あいなめ、しまあじ、桜鯛、あおりいか、さわら。これだけ白身がそろうと圧巻。季節の桜鯛がいいね。

春の旬菜は、長芋わさび和え、春大根甘酢漬け、新玉ねぎ柔らか煮。春野菜がおいしい。

おぐら家コロッケは私はなしで、蛤と筍の酒蒸し。これも春の組み合わせ。

山菜天ぷらは、タラの芽、イタドリとアマドコロ、コゴミ。イタドリは酸っぱさが懐かしい。

胡麻豆腐の春巻き揚げ。キャビアをのせたこの春巻き、とてもいい。胡麻豆腐をくるんでしまうとは。

大将が、酒蒸しに使った蛤の残り出汁にわかめを浸して出してくれた。

ご飯は、桜鯛の炊き込みご飯。おぐら家の定番だが、春こそこれ。

今日は、大将にお願いして、各種おかずと桜鯛の炊き込みご飯を持ち帰りにしてもらった。

居酒屋からテイクアウトして家で食べると、やっぱりお酒のあてであることがわかる濃い味が多いのだが、おぐら家はどれも薄味でありがたい。これでしばらく備蓄完了!
おぐら家へ。スッキリで大将が披露した、噂の茶碗蒸しを最初に出してもらった。白子とあおさの茶碗蒸しに、餡をかけて、わさびをのせたもの。何度も食べているのだけど、改めて口にしてもいい感じ。あっさりした出汁と餡が特徴で、プリンのような食感。今の時期は白子とあおさの組み合わせがおいしい。これにわさびが添えてあるのも味変にいい。

刺身は、めかじき、しまあじ、ひらめ、さわら、あおりいか、うに。今日はすべて食感がよかったが、特にめかじきはおいしかったな。

白子と雲丹の春巻き揚げ。白子は天ぷらもいいが、このように雲丹を巻いて春巻きというのはアイディアだな。

仙台牛の炭火焼。サイコロステーキとクレソン。かなり脂があって、ちょっときつかったな。

仙台牛と筍の炊き込みご飯。こちらは蒸されている分、食べよくておいしい。が、今日は、一杯で持ち帰り。
今日は5人の会で利用。奥の個室でスタート。

飲み物は、私はいつものAlchimieで。

お刺身は、人数盛りで、えんがわ、さわら、ぶり、ひらめ、鯛、あおりいか。塩で食べる白身はいつもいいが、今日は青系の魚もいい。特に、さわらがおいしかった。

足赤海老は、ちょっと小さいからと3匹カウントで。このエビは天ぷらがとてもいい。

大山鶏とクレソンのサラダは、ドレッシングがトリュフの香り。

ここで大将が登場、できたてのあん肝を出してくれた。できたては、プリンのような食感で、凝縮された感じに固まっていく前の状態。

おこげのソーダに変えたら、今度はぶりかま焼きを出してくれた。

久しぶりに、おぐら家コロッケを。このとろっとした食感は変わらずいいね。

今日は、まんこいのソーダも飲む。

旬菜の5種盛りを頼んだら、6種で出してくれた。なます、かぶら、ごぼう、柿チーズ、しん取り菜に、辛い唐辛子がよかったな。

炊き込みご飯は、鯛のご飯に。王道ながら、外すことのないおいしさ。


2人でおぐら家へ。

スタートはアルシミーで。連れは生。

今日のお通しは、ぶりと大根。上品なぶり大根だ。

刺し盛りは、かますの炙り、あおりいか、紅葉鯛、天上ぶり、かつお。そして、いくら。

丹波栗、鳴門金時、銀杏の吹寄せ揚げ。紅葉も食べられるもみじだそうだ。

足赤海老があったので、唐揚げに。柴漬けタルタルがおいしい。

お酒は、おこげソーダ割りから、屋守に。

秋田のみのり米の新米の炊き込みご飯、いくら付き。今日の炊き込みご飯は、具なしで、アルデンテ炊き。これはおいしい。ご飯をお代わりして、今日はおみやげなし。
おぐら家の大将から、香茸が入るが今年は短いと連絡あり、家族で食事に。カウンターに置いてある干した香茸を見せてもらうと、すごい香り。

いつものようにアルシミーをもらって、お通しは、松茸と芯取り菜。

メニューを見ると、今日は炊き合わせなどの野菜料理が少ないので、秋の旬菜を5種選んだ。

いくらの醤油漬けは、あとでご飯と食べたかった一品。

刺し盛りは、北海道の天井ぶり、かつお、あおりいか、かます炙り、紅葉鯛、ひらめ。ぶりとかますが今日は最高だったな。

秋鯖と秋茄子の竜田揚げは、竜田揚げの香りが茄子にも合う。

仙台牛と松茸のすき焼き。贅沢な組み合わせ。味が濃いめなので、ご飯と食べたく、半分持ち帰りにしてもらった。

今日のメイン、香茸の炊き込みご飯。大将に土鍋を見せてもらう。これはバターと相性がよい。1年に1回の楽しみだけあって、最高。

大将が松茸ご飯も炊いてくれ、これは持ち帰りに。翌日に、香茸ご飯と松茸ご飯を交互に食べるという贅沢を味わった。
おぐら家へ。待ち人遅れて、来れなくなり、ひとり飲みに。

アルシミーをもらって、お通し。夏野菜のかにみぞれがけ。

刺し盛りは、しまあじ、すずき、あおりいか、まこがれい、鯛。今日の白身はどれもいい感じだった。

飲み物は、おこげのソーダ割りに。

天然鮎の炭火焼きは2匹。こちらの鮎を食べ慣れたせいか、このサイズの鮎が一番おいしいと思うようになってしまった。

とうもろこしと茶豆のかき揚げは、そろそろ最後。茶豆がもっと入っているとうれしかったな。

夏鯵サクサク揚げ らっきょうタルタル。鰺フライは最近よく食べるのだけど、らっきょうをタルタルに入れるとちょっと酸味も出ておいしいんだよね。

鰊と昆布は、あるだけ出してもらった。大将の味付けは最高。

〆は、仙台牛と新生姜の炊き込みご飯。牛肉を使った炊き込みご飯はめったにつくらない大将だが、今日の牛肉は仙台牛の霜降り。脂がすごそうだが、新生姜で気にならないほどになっている。

一膳だけ食べて持って帰ったので、翌朝食べてみたが、脂があるので、電子レンジちんで蘇り、おいしく食べられた。


おぐら家へ。メニューを見ると、すっかり夏だね。今日は2人で訪問。

ひろうすの突き出しから。飲み物はアルシミーから。

とうもろこしのかき揚げが出てくると夏。これは毎年楽しんでいる。

飲み物を、おこげのソーダ割りに。

賀茂茄子の揚げ出しも、いっしょに乗っている夏野菜も香りがいい。

足赤海老のサクサク揚げと揚げ物続きだが、これも初めての人には食べさせたい一品。

おぐら家のお造り。今日は、いさき、鯛、おこぜ、まこがれい、あおりいか。藻塩でほぼ食べる。

那珂川の天然鮎の炭火焼が出ていてお願いする。大将が鮎ビールにしてくれる。

お酒を永寶屋 辛口純米にする。ここから酒が進み、超王禄、屋守と進める。

旬菜3種をもらって、お酒を飲んでから、〆ご飯に。

メニューには書いていないが、大将にお願いして、鯛ご飯で〆。大将がたっぷり炊いてくれておみやにも十分。

久しぶりに食べた鯛ご飯はやっぱり看板の炊き込みご飯。翌朝食べてもとてもおいしかった。
今日は友人と、おぐら家へ。

友人は生、私はおこげのソーダ割りでスタート。

今日のお通しは、無花果の白和え。シャインマスカットものっている。口当たりがいい。

すっと大将が鯖寿司を出してくれた。このサイズといい味といいさすが。意外に初めて大将の鯖寿司を食べたかも。

これが出ると、初夏のサイン、とうもろこしのかき揚げ。友人も真っ先に注文。合わせて、おぐら家コロッケも注文していた。

お造りは、白身がずらっと。鯛、まこがれい、おこぜ、しまあじ、あおりいか、生さば、いさきの炙り。すべて鳴門から。ほぼ塩だけで食べてしまった。

大将が、今日のおこぜのいろいろな部位を出してくれた。卵、皮、肝、浮袋。それぞれの食感がまたいい。

そのあとは、おこぜの煮こごりも出してくれた。淡泊な身に、淡泊な出汁でいいね。

飲み物を魔王ソーダ割りに。

もう一品は、稚鮎とクレソンの春巻き。稚鮎の苦みがクレソンと相まって、いいおつまみになった。もう鮎の季節だね。

今日は、お昼食べ過ぎていたので、炊き込みご飯はスキップしてここでおしまい。
今日は10人で個室での会。春のコースでお願いした。

飲み物は各自頼んで、私は白ワインから、まんこいソーダ割りに。

最初は、桜海老の最中。桜海老とご飯を合わせて最中に。

次に、茶わん蒸し。

お刺身は、鯛、しまあじ、ひらめ、さわら。

ここで、ホンモロコ。いつも通りいい味のモロコ。

筍とわかめ。この組み合わせは黄金コンビ。

鳴門の青鰻の白焼きは、いつも好評。

茄子と白身魚の揚げ出しも、春らしくておいしい。

帆立と山菜のジュレも、春メニュー。ジュレ仕立てがいいね。

甲州牛の炭火焼まで出してもらった。

今日の炊き込みご飯は、2種類。ホタルイカとふきのとうの炊き込みご飯と、牡蠣の炊き込みご飯。

両方食べたい人は2種盛りで。軽く残った分を持ち帰りにしてもらってきた。

おぐら家にはいつもお世話になっております。
今日は、親戚が集まって、10人の会で利用。

私の飲み物は、アルシミーでスタート。

最初に、この季節の桜豆腐。横に道明寺もあって、まさに桜。

おぐら家コロッケをみんなの希望で。

鶏を食べたいという人がいたが、メニューには大山鶏のサラダしかない。ちょっと大将に聞いてみたら、向いにあるかもということで、さとうから大山鶏を持ってきてくれて、炭火焼きにしてくれた。

前回もおいしかった、山菜の天ぷら。ふきのとう、たらのめ、行者にんにくに、うど。

今日のお造りは、塩水うに、ひらめ、あおりいか、あおやぎ、しまあじ、さわら。

飲み物をおこげソーダにチェンジ。

鳴門の青鰻は、今日は白焼と醤油焼のミックスで。

さきほどの大山鶏を今度はあられ揚げで出してくれた。

ここで、馬肉の燻製も。今日のは肉がいい。

ぬか漬けをもらって、箸休め。

ふぐの唐揚げは、やっぱりうまい。

ワインを飲みたいということになって、ムルソーを出してもらった。

はまぐりと筍は、旬のものでいいね。

鴨茄子と揚げ出し豆腐も、なすがうまい。

甲州牛の炭火焼も、たっぷりで。つけ合わせのじゃがいもがまたおいしい。

そろそろ炊き込みご飯の時間ということで、2種類お願いする。

筍と山菜の炊き込みご飯と生桜海老と新生姜の炊き込みご飯。

たくさん炊いてもらったのに、さすが10人。完食!

それでも女性陣は最中アイスを食べるから、恐ろしい。


3人でおぐら家へ。食材も春のものがいっぱい出ているね。

私はいつものようにアルシミーでスタート。

お通しは、グリーンピースの豆腐を使ったもの。

刺身は、鯛、ひらめ、おこぜ、あおりいか、さわら、石鯛、平貝と、白身が充実。どれもうまい。石鯛の歯ごたえもなかなか。

春野菜系は、春野菜と大山鶏サラダ仕立てと、筍と春野菜の炊き合わせを。筍をメインに、さっぱりと。

揚げ物は、足赤海老の天ぷらを1匹ずつと、山菜の天ぷら。足赤海老はおおぶりで、ぷりぷり。山菜は、うど、ふきのとう、たらの芽。苦みのあるふきのとうがやっぱりいい。

焼き物は、ほんもろこの炭火焼きと鳴門の青鰻。ほんもろこは子持ちでししゃものよう。青鰻は、白焼きと醤油焼きで盛りに。しっかり脂がのっている。

炊き込みご飯は、桜海老と新生姜。これは定番だが、間違いなくおいしいこの季節の代表。赤出汁といっしょに。持ち帰り用にもつめてもらった。

今日は、日本酒は、屋守→NO.6 R-type→旦→超王禄と、うまいところをリレーした。3人いると、いろいろ飲めて楽しかった。

今日は冬の味覚を味わいに、2人でおぐら家へ。

スタートは、アルシミーで。

今日の先付は、鳴門若芽に、わらびなど。鳴門の若芽の季節になったのだね。歯ごたえが最高。

お造りは、ひらめ・鯛・かわはぎ・あおりいか・とろ・さわら。今日のかわはぎの肝は味が濃い。

大将がふぐがあると言うので、一通りお願いする。

まず、てっさ。やや厚めに切って。ふぐ皮もいっしょに。昨年もこの時期に同じメンバーでふぐを食べたな。

お酒は、飛露喜に。

行者にんにくと穴子の天ぷらは、組み合わせがよかった。穴子がかなり大きい。

ちょっと暖かいものをということで、ずわい蟹と新生姜の茶わん蒸し。生姜の香りがよい。

ふぐ白子を焼いてもらって、日本酒で流しこむ。

ついでに、あん肝旨煮。これは大将作のオレンジ煮。

今日は炊き込みご飯を、ずわい蟹と新生姜の炊き込みご飯にした。茶わん蒸しと同じく、生姜の香りがよい。

寒筍の炊き込みご飯もあるので、こちらを持ち帰ることに。鰊昆布もいっしょに。
今日は若き職人さんとおぐら家へ。

スタートはいつものアルシミー。連れは景虎の熱燗で。

芹、京にんじん、大根に、豆乳豆腐かな?のお通しから始まる。

刺し盛りは、さわら、寝かせたものとおろしたての鯛2種、かんぱち、足赤海老、あおりいか、かわはぎ。鯛は、新春の鯛の形の器に。鯛の食べ比べは、寝かせたものの熟成がよくわかる。さらに、昨日おろした鯛も出してくれて、これはまた身の感触が全然違う。

おすすめの足赤海老の天ぷらを出してもらって、さらに、ホンモロコの炭火焼き。これは両方ともぷりぷりの食感。

続いて、あん肝のオレンジ煮。大将発案のまさかのオレンジ煮は、あまいあん肝とよく合う。

せいこがにもあるというので1ぱいずつお願いする。もうそろそろ時期は終わりかな。

ここで、鳴門青鰻の白焼きと醤油焼き。この鰻は脂があるので、蒸してちょうどよい。そのままの白焼きと軽く醤油をぬっただけの醤油焼も香りがよい。

お酒は、おこげをソーダ割りに。

炊き込みご飯は、牡蠣と新生姜の炊き込みご飯を持ち帰りでお願いしてあって、それが最初に炊き上がる。

料理は、尾崎牛の炭火焼き。これも間違いない。

〆は、炊き込みご飯。食べていくのは、おめで鯛ご飯。鯛はおぐら家の看板でもあるが、この鯛めしはいつ食べてもおいしい。

持ち帰りの牡蠣ご飯はたっぷり作ってもらって、お土産に持って帰ってもらった。
今年最後のおぐら家に4人で行った。手前の個室でスタート。

飲み物は、それぞれ好きなもので、私は最近気に入っている、おこげソータ割り。おこげの名の通り、香りがいいね。

先付けは大山鶏団子と大根とたけのこ。鴨団子を頼もうと思ったが、似ているので、こちらでいいことに。

大山鶏と白神クレソンサラダを、大山鶏をおかずで食べたいというので、ダブルにしてお願いしてみたら、たっぷりにしてくれた。

お造りは、4人前を持って見栄え十分。今日は、かわはぎ・ひらめ・ぶり・鯛・さわら・大トロ。大トロは佐渡、それ以外の魚はすべて鳴門。かわはぎとひらめの食感がスパっという感じ。ぶり、さわらがとてもいいね。大トロはさすがの味。かわはぎの肝をいろいろつけて食べてみた。

冬の旬彩から3つ、白菜煮浸し、大根酢漬け、柿クリームチーズを。

おぐら家コロッケは、2つをシェア。

一人だけ牡蠣を食べるので、生牡蠣と野菜のポン酢ジュレがけを。

ここで大将が、なんとぶりのあら煮を出してくれた。すごい迫力でとても全部は食べきれないので、一つずつ食べて、あとは持ち帰りにしてもらう。

さらに大将が、鳴門青鰻の白焼と醤油焼を出してくれる。脂がたっぷり乗っている鰻なので、これだけは地焼き好きの私も蒸してもらってありがたい。

飲み物を、あらごし梅酒ソーダに。

このところ、毎回よいものが入っている、足赤海老の天婦羅。ぷりぷり感が毎度たまらない。いっしょに揚げてあるクレソンもうまい。

ちょっと日本酒を飲もうということになり、NO.6。今日はS-type。

かなりおなかいっぱいになったところに大将登場、ご飯はどうしますか?ということで、鳴門鯛の炊き込みご飯をさっと一杯食べて、残りを持ち帰りにしてもらう。

鳴門鯛の炊き込みご飯は、おぐら家の原点みたいな炊き込みご飯で、この鯛の味の出し方はシンプルだが、とてもすばらしい。

さらに女子たちは、アイス最中を食べるという。別腹にいつも驚く。

ということで、今年最後のおぐら家での食事が終了。今年も一年楽しませて頂きました。
おぐら家で飲み会。

飲み物はアルシミー。連れは生ビール。

先付けは、白子のかぶらがけあんがけ。かぶらむし風のようにかけてある。

お造りは、鯛、あおりいか、さわら、かわはぎ、ぶり、よこわ。いつも、さわらがいいな。

ホンモロコが入ったとのことで、炭火焼に。ぷっくりしておいしい。

ここから日本酒。NO.6 S-txpeから。

足赤海老天麩羅は、最近、来る人みんなに薦めている。今日もぷりぷり。

ここで、持ち帰りに頼んでおいた大粒牡蠣の炊き込みご飯が炊き上がる。

お酒は、旦に。

連れが選んで、馬肉燻製。今日は肉がさしがはいっておいしい。

尾崎牛の炭火焼もいつもいいね。

お酒が早くて、次は屋守。

ここで、鳴門青鰻の白焼と醤油焼。この鰻は脂がのっているので、蒸してちょうどよいくらい。

飲み物は、おこげのソーダ割りに。

最後に、おぐら家のズワイガニの炊き込みご飯。

3合炊いてもらったが、連れが全部食べる勢いで、最後はそのおこげの出汁あんがけ。

〆に鰊昆布をもらって完食。



今日は2人で訪問。アルシミーとマコンでスタート。新しい富士山の敷き紙が素敵。

お通しは、しんとり奈と子持ち昆布。しんとり奈な、小松菜っぽいが独特の食感。

お造りは、よこわ、鯛、あおりいか、ひらめ、かわはぎ。よこわは、こちらでは初めて。

お皿に乗らなかった、鰆のづけと、特大のバフンウニはめっちゃ旨旨。

牡蠣が好きな連れがオーダーした大粒牡蠣のサクサク揚げは、柿の種の衣に、しば漬けのタルタルソース。デカくて食べきれないというので、私も禁断の牡蠣をひとつ応援。

香箱蟹があるというので、一ぱいずつ出してもらう。このサイズでちょうどいい。部位別に出してくれてうれしい。

お酒を而今に。

さきほど食べた、よこわのカマを焼いてくれる。脂が乗って最高だ。

最近ハマっている、足赤海老の天ぷらは、クレソンともども歯ごたえがよい。

ここで大将が、余り物だからと言いつつ、白子の茶碗蒸しを出してくれる。合うね、この組み合わせ。

白神のクレソンがおいしいので、海苔と和えてもらう。

白子は昆布焼きにしてもらった。昆布の香りがすごく効いて、これは美味。

おこげのソーダ割りで口直しをして、炊き込みご飯。

鮭は完売したそうで、蟹のご飯にしてもらった。身、内子、外子、すべてまぶした贅沢ご飯になった。

味噌汁は、足赤海老で出汁を取ったもの。

ご飯の残りは持ち帰って、昼、夜食べた。

秋から冬の味覚は最高だね。
今日は、2人でじっくり飲む会。

私はまんこいをソーダ割りに、連れは生ビールでスタート。

今日のお通しは、牛乳で作った豆腐に、赤こんにゃく、ごまだれをかけたいんげんにいくらぞえ。

お造りは、あおりいか、ひらめ、足赤海老、さわら、かんぱち、かわはぎ。白身といかは、最初は塩で。足赤海老がおいしいので、天ぷらでもお願いする。

香箱蟹が入ったというので出してもらう。蟹はむいてもらうに限る。内子も外子もおいしい。

お酒を、奈良萬 無濾過原酒をぬる燗にしてもらう。

ここでお願いしておいた、ほんもろこの炭火焼きを。子持ちのようでぷくぷくに太っている。

次に、尾崎牛の炭火焼き。これはいつ食べてもすばらしい。

お酒が進んで、貴をぬる燗で。

料理は、足赤海老の天ぷらが出される。ぷりぷりでとてもおいしい。普通に出る海老とは明らかに食感が違う。

ここで、鳴門の青鰻の白焼きと醤油焼き。この鰻は、くせがなくて食べやすいが、脂がしっかりあって、蒸してちょうどよい。白焼きで鰻の味を味わい、醤油をぬっただけの醤油焼きは香りがよい。

間に、大将が、岩海苔の茶わん蒸しをはさんでくれる。

お酒を東北泉に変えて、馬肉の燻製とおひたしでしばらく飲む。今日の燻製は塩加減がばっちり。

最後に、赤のグラスワインをもらって〆。と思ったら、連れは最中アイスで〆。

牡蠣と新生姜、あおさのりの炊き込みご飯をお願いしておいたので、これを連れのお土産にする。このお土産は、いつも好評。

やはり、秋から冬の食材でのおぐら家がいいな。今マイブームのぬる燗ともばっちりだった。



今日は、4人の会で個室利用。

飲み物はアルシミーでスタート。今日のお通しは、さといも、栗、銀杏、いんげんのあん。このあんを食べるために、おさじをもらう。

お造りは、かます、さわら、鯛、ひらめ、かんぱち、あおりいかに、いくら。かますの炙りと、いつもおいしい、さわらがいいね。

大山鶏とクレソン、秋野菜のサラダには、菊がはらはらと。白神のクレソンは滋味がたっぷり。

足赤海老の天ぷらは、今日は海老が大きくて、1匹。いっしょに揚げてあるのはクレソンかな。これもおいしい。

揚げ銀杏をつまんでいると、牡蠣のサクサク揚げが。牡蠣を食べられるのは一人だったので2粒でお願いしたら、4粒が小皿に分けられて来てしまった。そこで、数年来食べていない牡蠣を、柴漬けのタルタルたっぷりで私も。サクサクしているのは、柿の種。

尾崎牛の炭火焼は、いつ食べてもさすがの味。脂がうまい。

ここで飲み物を、魔王の水割りに。

久しぶりに見る、あん肝のオレンジ煮。オレンジもいっしょに食べてしまう。

なんと、大将がケンタッキーフライドチキンのような山を持って登場。とらふぐの唐揚げ。ふぐの会があったそうで、そのあらを揚げてくれたのだった。さすが、とらふぐ、うまいこと。ふぐって、てっちりやてっさより、唐揚げが一番好きだったりして。

飲み物をハイボールに。

これも久しぶりの鳴門の青鰻。まず白焼き、そして醬油焼き。今日は揚げ物三昧でおなかいっぱいになりつつあり、鰻は炊き込みご飯といっしょに持って帰ることに。

忘れていたおぐら家コロッケも来て、それでもおいしく食べる。

最後に、秋鮭の炊き込みご飯、いくらかけ。ゆずをたっぷり散らして、いくらをたんまりつけてくれた。みんな大喜び。炊き込みご飯もたっぷりあるので、めいめいに食べきれないおかずを乗せて折詰めに。

女子たちはすごいもので、もう食べられないと言っていたのに、最中アイスと自家製アイスを頼むんかい!

今日は、持って帰った炊き込みご飯が、鰻といくらで超豪華になってしまった。うれしいお土産になった。
おぐら家で秋の味覚。大将から、香茸が入っているとお知らせがあり、訪問すると、カウンターにどんど松茸。香茸は、出して見せてくれた。これは立派。貴重で、松茸よりも高価になることもあるという。

飲み物は、私はアルシミー、連れは、雪の茅舎。今日は、連れが飲んだことのないお酒で行くことにした。

お通しは、シャインマスカットと甲州の白和え。ぶどうをこういうふうに和えるのもおいしい。

今日のお造りは、さんま、さわら、かます、まこがれい、鯛、あおりいか、足赤海老。秋のさんまに、かます、さわらといった、足の速い白身が食べられるのがうれしい。まこがれいも食感がいい。

馬肉の燻製は、連れのお気に入りで、今日は塩加減がばっちり。

お酒は、旦(だん)に。あの笹一酒造が代替わりして、作っているお酒だそうだ。

子持ち鮎の山椒煮は、季節期には最終の鮎で、子持ち。連れは、鮎の出汁が出た煮汁を全部飲んでしまった。

お酒は、東京、東村山の屋守(おくのかみ)。やもりの印。

尾崎牛の炭火焼。久しぶりに注文。やはりこの肉はおいしい。

丹波栗とえび真丈の挟み揚げ。生栗をえびしんじょうにはりつけて揚げたような感じ。栗の硬い食感としんじょうの柔らかい食感が面白い。

お酒は、島根の超王禄に。このお酒はよく鰻と合わせて飲んでいるお酒で、こちらでも飲めるとはうれしい。

とうもろこしのかき揚げ。これも最終だろう。今年も楽しませてもらった一品。連れてくる誰もがおいしいという。

さわらのカマ焼き。ぜいたくな話だが、スタッフは食べなれてしまって、あまりカマを食べないのだとか。さわらのカマならおいしいよ。

香茸炊き込みご飯。今日のメインと言ってもよい。一膳食べて持ち帰りもダブルでお願いした。

香りの茸というだけあって、香りが最高。バターを落としてあるのかな、でも控えめで、あくまでメインは香茸。味も超旨。
それにつけてくれたのが、丹波いのししときのこの味噌汁。猪のバラ肉ときのこの組み合わせは、すごくうまい。

家に帰って、翌日も炊き込みご飯を食べるのもいつもの通り。香茸ご飯、すばらしかった。
おぐら家のカウンターを見ると、山口のサマー松茸が置いてある。時期は短い今だけの松茸。

飲み物は、アルシミーをもらう。お通しは、無花果の白和え。枝豆がポイントになって、これおいしい。

秋の旬菜いろいろから、生落花生の水煮、秋野菜の煮浸し、秋木の子の煮浸しをもらう。秋野菜は小さななすで、木の子とともに、秋を感じる。そして、生落花生。まさに秋の一品。

大将が、サマー松茸を炭火焼でシンプルに出してくれる。やっぱり香り松茸だな。

今日の刺し盛りは、あおりいかがなくて、普段は見ない、みずだこ。新さんま、鯛、いさき、まこがれいに、ひらめの昆布締め。塩で食べる白身のうまさがやっぱりいいね。

揚げ物は、子持ち鮎の春巻揚げ。鮎はもう終わりだが、これは子持ち鮎を春巻の皮でくるむという大胆さから来る香り特徴。

秋刀魚と茄子の竜田揚げも頼んだのが、入っていなかったようで、連れが、とうもろこしのかき揚げとおぐら家コロッケを食べたいというので、それらをお願いした。

とうもろこしももう最後だろう。今年も楽しませてもらったもろこし揚げ。そして、変わらずおいしい、長芋のコロッケ。

お酒は、久しぶりに、NO.6に。今日は、S-type。

炊込みご飯は、新秋刀魚と新生姜の炊き込みご飯をここで食べて、松茸ご飯を持って帰ることにした。

秋刀魚のご飯は正直ちょっと生臭いかなと思っていたが、そこは大将、上手に生姜を使って仕込んでいた。赤出汁ももらって、ご飯をお代わりしてしまった。

飲み物は、最後に、おこげのソーダ割りを。

最後に、すいかのゼリー寄せを出してくれたが、これが美味。夏から秋を感じた食事だった。

持って帰った松茸ご飯は、冷めてもおいしい。みんな喜ぶ。


本日は9人の会で、個室予約、大将がスペシャルコースに仕立ててくれた。

飲み物は、アルシミーでスタート。

蟹の玉子豆腐: 出汁のきいたあんに浮かんだ玉子豆腐の蟹が乗っている。

とうもろこしのかき揚げ:そろそろシーズン終わりの甘いかき揚げ。

お造り: 戸井のまぐろのとろ、鯛、すずき、まこがれい、あおりいか。

2杯目は、おこげのソーダ割り。おこげのような香りが本当にする。

ほんもろこの炭火焼: まさか今日出してもらえるとは。魚好きにはたまらない味。

鳴門青鰻の白焼: 3人で1匹のぜいたく。

うにの茶碗蒸し: うにと湯葉の茶碗蒸し。

飲み物を三岳のソーダ割り。

冬瓜のかにあん: 優しい味。

尾崎牛の炭火焼: やっぱりうまい。

かにととうもろこしの炊き込みご飯: バターも落として、うまさ倍増。

きな粉最中アイス: 半分でちょうどよかった。

初めてコースでお願いしたのだけど、やっぱり何を食べてもうまい。

4人の会でおぐら家へ。今日は、魚関係の人を魚屋に連れて行くという大胆企画。

4人そろうまでは、つまみで進めようと、私は月の中のソーダ割り、もう1人は鍋島。

お通しは、コーンの豆腐のあんかけ。とうもろこしのかき揚げに、おぐら家コロッケも頼む。

とうもろこしは今日も甘い。夏野菜の冷煮物は、ごまのソースでおいしかった。

初夏野菜旬菜盛りは、島らっきょ山椒味噌、長芋・胡瓜わさび和え、枝豆塩水煮、万願寺焼き浸しを選んだ。

ここで、大将のおすすめの那珂川の天然鮎の山椒煮を。ほんとうに軽くひと煮立ちさせた感じでさっぱり。

飲み物は、おこげの香りがするという、おこげのソーダ割り。確かにほのかにあられというか、おこげっぽい香りがある。

ここで4人そろい、刺し盛りを頼む。今日の魚は、鯛、まこがれい、すずき、いさき、あおりいか。白身ばかりでうれしい。ほとんど藻塩で食べる。

そして、赤うにを出してくれた。塩水でなく、みょうばんのうに。実は、こっちの方がすきだなあ。

遠火でじっくり焼くので、早めに頼んでおいた、那珂川の鮎の炭火焼。プラス、ビール。この鮎ビールは、毎年この時期のお楽しみ。丸ごといける稚鮎は香りがよい。

お願いしておいた、鳴門青鰻の白焼と醤油焼は、脂ののりもほどほど。今日は、どちらもかなりパリっと大将が焼いてくれたので、食感も最高だった。

飲み物を三岳のソーダ割りにして、天然鮎と実山椒の炊き込みご飯を頼む。今日はひと口だけ食べて、皆持ち帰り。実山椒がきいていて、パンチがあった。

初めて食べたのは、吉田うどん。長く来ているのに、いつも炊き込みご飯なので、本当に初めての注文。やや太めでこしのあるうどんはなかなかおいしい。出汁は大将の出汁なので、間違いがない。

持って帰った鮎ご飯は、翌日の朝と夜に分けて食べた。いつも通り、冷めてもおいしい。

今日は、鮎ととうもろこしの夜になった。

今年初の鮎が入っていると聞いて、2人で訪問。

2人とも、白ワインのアルシミーでスタート。

お通しは、ごま豆腐にジュレがけ。

とうもろこしのかき揚げを頼んだら、おぐら家コロッケが来てしまったので、こちらから頂く。とろっとした長芋のコロッケはいつ食べてもおいしい。そして、その後で、大将がとうもろこしのかき揚げも揚げてくれた。こちらは、夏の名物。甘くておいしい。

今日の刺し盛りは、まこがれい・たい・あおりいか・鱧・すずき・さわら。白身ばかりそろえてくれたので、鱧以外は、全部塩で食べた。

ここで、飲み物は、まんこいソーダ割り。最近、この芋焼酎のソーダ割りにはまっている。

今月は出せると大将が言っていた、琵琶湖天然もろこ炭火焼は、今日もぷくぷく。ほんと、子持ちシシャモのようでおいしい。

続いて、今年初の那珂川の天然鮎の炭火焼。こちらは、炭火でじっくり焼いてあり、食感も含めてばっちりおいしい。あえて小さいサイズをかりっと焼くのがポイントだね。鮎ビールとして、生ビールを添えてもらい、いっしょに飲むと、鮎のほろ苦さが出ておいしい。

大山鶏炭火焼は、外さない。塩で食べるのがおいしい。皮のところがいいね。

鱧の季節になったで、の天ぷらに。なすといっしょに揚げてあり、この組み合わせはなかなか。

炊き込みご飯は、コーンとカニの炊き込みご飯を食べて、鯛の炊き込みご飯を持ち帰ることに。

コーンとカニの炊き込みご飯は、コーンが甘くて、カニを引き立てる。

持ち帰りの鯛の炊き込みご飯は、例によって、翌朝においしく食べた。
桜の季節が終わって、春野菜と春山菜が思いっきり登場している。

待ち合わせより早く着いたので、先に始めることにした。

アルシミーでスタート。最近ぬたが好きなので、春野菜と九条葱の酢味噌がけを最初にもらう。九条葱の酢味噌和えとてもおいしい。うるいがのって、たけのこやほたるいかと合わせてある。

そして、メニューを見た瞬間に決めた、琵琶湖本もろこの炭火焼。出てきたのを見ると、よく肥えている。食べてみると、子持ちで、まるで子持ちししゃものよう。とても美味。

ここで待ち人登場。お通しを出してもらう。出汁の泡ジュレの下には茶巾搾りが。凝っているね。

刺身盛合せは、かわはぎ、桜鯛、まこがれい、あおりいか、さわら、さより。最初は全部、藻塩で食べて、後半は、かわはぎの肝醤油をつけて。これってとてもぜいたくな食べ方。白身づくしでおいしかったな。

飲み物は、まんこいソータ割り。最近、焼酎のソーダ割りにはまる。

メニューにないが始めましたと大将が教えてくれた、とうもろこしのかき揚げ。これが出ると初夏だ。いつ食べても甘くておいしい。

ここで、連れがNO.6を飲みたいというので、いっしょに飲むことに。今日は、R-type。やっぱりうまいね。

ホワイトアスパラガス米粉揚げ からすみと玉子ソースは、米粉をからめてあるので、アスパラにない食感で、からすみと玉子の濃厚でちょっと酸味のあるソースでおいしく食べられた。

これもメニューにないが、甘鯛が入っているというので、サクサク揚げにしてもらう。久しぶりの甘鯛は、やっぱりおいしい。油をかけてカリッとさせた皮がおいしい。

ホタル烏賊の炭火焼きは、ホタルの味噌でつくったソースで食べる。これは初めてだな。

お酒を王禄に。これもうまいね。

春の旬菜3種を、長芋と胡瓜のわさび和え、山椒筍、山うどの梅和えにしてもらう。春野菜で春爛漫という感じ。

今日のご飯は、春山菜と筍の炊込みご飯を食べることに。ふきの香りがとてもよい。

持ち帰りは、生桜海老と新生姜の炊き込みご飯

今日は、鰊昆布も折につめてもらった。これがおいしいので、持って帰る。

翌朝、いつものように、持って帰った炊き込みご飯を食べて、残りは冷凍。
今日は4人で奥の個室でお願いした。メニューを見ると、春野菜と春の魚の料理がいろいろ。


飲み物は、アンシミ―の白ワインをもらった。後は、生、ノンアル梅酒など好きなものを。

お通しは、えんどうまめ豆腐。春の定番だが、前回よりもボリュームたっぷりで、もはやお通しではないね、これは。

刺身醤油・塩・肝醤油が出される。今日の刺身は、塩水うに・さより・あおりいか・さわら・太刀魚・鯛。うん?かわはぎはないけど。個室なので大将に聞かなかったけど。そのまま肝醤油で白身を食べた。大根やにんじんも肝醤油につけるとおいしい。

牡蠣サクサク揚げ: 今日の牡蠣は小さいのでと、4つにしてくれたのだが、食べる人は1人。半分お土産の炊き込みご飯にのせてもらうことに。

大山鶏炭火焼き: 鶏好きの一人がほぼ食す。

京白子筍と春野菜の炊き合わせ: この時期の筍はたまらない。春野菜は、かぶ、新じゃが、ふき、ぜんまい、ごぼう、アスパラ。あんも出汁がきいておいしい。全部のんでしまう。

春旬菜3種盛り×2: 春野菜お浸し、筍山椒味噌、春大根ゆず漬、蓮根甘酢漬、長芋胡瓜わさび和え、春山うど梅肉和え。全部取っちゃったよ。

ここで、魔王を飲んでみる。初めて飲んだのだが、この香り、なかなか気に入った。ぐい呑みもいいね。

ホタルイカとふきの唐の唐揚げ: ふきのとうの香りがよく、ホタルイカの味がじわーっと出てくる。

太刀魚塩焼き: 焼くのが難しい魚。さすがきれいに焼かれて味もいい。

稚鮎春巻揚げ: 鮎の春巻きと聞けば、鮎が巻いてあると思うのだが、これは稚鮎をミンチ以上、ペーストにして巻いてあって驚く。どこを食べても鮎の香り。

鳴門鯛炊き込みご飯: 今日は鯛ご飯は完全お持ち帰り。

京白子筍と山菜の炊き込みご飯: 食べてきたのはこちら。ふきがいっぱい入って、香りがよい。筍は文句なくおいしい。

最中アイスクリーム: 別腹でよく食べるものだ。

持ち帰り炊き込みご飯×2: 鯛ご飯と筍ご飯の残りを詰めてもらって、翌朝に。冷めてもおいしくて、毎度感激。

今回は奥の個室で静かだったが、まったく孤立しているので、やはりキッチンが見える方がいいな。
今日は2人で訪問。飲物は、あらごし梅酒のソーダを2人ともで。

スタートは、えんどう豆のくず寄せ。この季節の大将の十八番のひとつ。

刺身盛合せは、今日は豪華。かわはぎ、石鯛、とり貝、足赤海老、あおりいか、すずき、とらふぐ、さわら。

かわはぎは、肝醤油。石鯛は珍しい。とり貝の生は久しぶり。足赤海老はゆでたもの。とらふぐはポン酢で。すずきとさわらもいい。

桜鯛と春野菜サラダ仕立て 酢立ジュレがけも、刺し盛りの延長のような感じ。鯛もたっぷり入れてくれて、ジュレがおいしい。

ここで、すずきとさわらのかま焼きを出してくれた。火を入れると柔らかくて、ふっくらとおいしい。

ここから、揚げ物3種。新じゃがと銀杏の唐揚げは、軽い感じの揚げもの。ふきの唐と大山鶏のコロッケもあっさりめ。

天然春山菜天ぷらは、うどの葉や竹の子に、琵琶湖の稚鮎も入れてくれた。うどの香りがいいね。

飲み物は、白ワインのアンドローをもらう。

炊き込みご飯は2種。ひとつは生桜海老と新生姜、もうひとつは、鳴門桜鯛の炊き込みご飯で、こちらを持ち帰る。

大将が鳴門わかめをたっぷり、赤出汁に入れてくれた。季節的にはこれが最後かな。

デザートは、連れがいつもの最中アイスクリーム。私には、デザート胡麻豆腐を出してくれた。

今日はお刺身が秀逸、新筍と春野菜の揚げ物がおいしかった。

持ち帰った炊き込みご飯は、翌日の朝ご飯でおいしく食べた。

エンドは、デザート胡麻豆腐。
今日は2人で訪問。冬の濃厚な味覚が待っている。

私はあらごし梅ソーダ、連れは鍋島でスタート。

お通りは、いいだこの出汁ジュレ。かつおだしのフォームの上に、煮たゆでだこがのっている。

もうひとつ、大将が出してくれたのは、鳴門の生わかめ。出汁に浸した温かいわかめ。生わかめでなければ、こんな風には食べられない。身が厚くて、食べ応えがある。

お刺し身用の肝醤油とポン酢が出る。ということは、かわはぎとふぐが出てくるのだな。

今日の刺し盛りは、かわはぎ、鯖、あおりいか、塩水うに、ふぐ、さわら。そして、ふぐ皮。

鯖を食べるのは久しぶり。炙っていないさわらもうまい。ふぐ、かわはぎは、きれいに透き通っている。

今日の目玉は、ふきの唐醤油で食べる、鳴門穴子の白焼き。さっと炙った穴子のおいしさはもちろん、ふきの唐で作った醤油がまたうまい。ごま油も入っているようだ。

白子・生湯葉・青さのりの茶碗蒸しは、それぞれに。青さの香りというだけでなくて、かなり量が入っている。白子と生湯葉の両方でねっとり食べる茶碗蒸し。

柔らか海老真丈春巻き揚げは、春巻きの中の海老真丈がシンプルにうまい。大将の春巻き揚げは何を食べてもおいしい。

ここで、鳴門の鰻があるというので、白焼きをお願いする。そのまま食べると、穴子との脂の違いに驚く。この鳴門青鰻は、かなり脂があるほうだが、一度地焼きで食べてみたいところ。

という間に、大将が醤油焼きも出してくれる。醤油をはけで塗ってさっぱり食べるのもかなりイケる。

ここで、リーズリングのアンドローをグラスで。

今日は、早く帰らなければならないので、ここで、冬筍炊き込みご飯をお願いする。

筍は鹿児島産。この時期のものはとても高いのだそうだ。柔らかくておいしい。

さっと一膳食べて、あとは、お持ち帰り。翌日、冷めて硬くなっても出汁が染み出てくる感じでおいしい。

1-2月は、鳴門のわかめがおいしい季節、そして、白子や肝がおいしい時期。

お通しは、その鳴門わかめと菜の花。これだけ食感を感じてわかめを食べることは少ない。

かわはぎの肝醤油が最初に登場。今日の刺身盛合せは、あおりいか、たい、ふぐ、さわら、かわはぎ、しび、塩水うに。

さっぱりした刺身ばかりで、塩で食べるととても美味。ふぐの皮も出してもらって、これは食感。

飲物を忘れていて、あらごし梅酒ソーダを注文。

まず、あん肝のくんせいを。大将は、あんきもをオレンジと煮たりと趣向をこらすが、このくんせい、とっても美味。

続いて、かわはぎめし。かわはぎの肝をご飯にまぶしたにしては、色は黄色いし、何を混ぜているのか大将に聞くと、卵の黄味と、うにまで入っていた。うまいわけだ。

ふぐ白子は、毎年この時期に出してもらう。シンプルに焼いて塩で。とろりとして、日本酒がほしくなるが、今日は白ワインにしてみた。リースリングをグラスで。

黒あわび柔らか煮は、肝までしっかり出してもらう。どうやってこんなに柔らかく煮るのかと思うくらい、柔らかい。

カニ真丈ふあふあ蒸しは、大きな真丈で2人前。スプーンですくって食べると、あんのおいしさも相まって、かにの風味がいいね。

今日のご飯は、ズワイガニと生姜の炊き込みごはん。かに肉たっぷりで、とてもさっぱりした味に仕上げてあった。味噌汁は、再び鳴門わかめ。

今日まで1月で、まだ新春おめで鯛炊き込みごはんなので、これは持ち帰りに。

ズワイガニと生姜の炊き込みごはんの残りとともに、翌朝、おいしく頂きました。
気付いたら今年も終わり。おぐら家に行かなくちゃということで2人で訪問。今日はたっぷり食べる連れだったので、今年の〆にふさわしく、本当にたっぷり食べた。

246側の入口から初めて入ってみる。なるほどこうなっていたのか。

連れは生ビール、私はあらごし梅酒ソーダでスタート。

お通しは、菜花に聖護院かぶのすり流し。大将のお通しは見た目も味もいつも楽しめる。

連れが牡蠣が好きなのでお願いしておいたら、北海道の昆布盛の牡蠣が入った。鳴門のよりは小ぶりだけど味はよかったらしい。

刺身の盛り合わせは、あおりいか、塩水うに、ぶり、かわはぎ、鯛。かわはぎは、すごく身がしまっていて、肝醤油がおいしい。

今日は、ふぐがあるということで、ふぐぶつと白子焼きをもらうことにした。ふぐぶつは、その通り、厚くぶつぎりにしたふぐを、ポン酢で。このくらい厚いと、ふぐの味がしっかりわかっていいね。とってもおいしい。

ふぐ皮も湯引きにしてあって、皮というより皮のついた身で、しっかり味わえた。

香箱蟹もありますよということで、今日はあったかいあんかけ。外子、身、内子に味噌と、小さいながら全部のパーツを楽しめる。これをほぐしてもとに戻すのは大変だよね。

お酒を、あづまみねのしぼりにチェンジ。

ふぐ白子が登場。とろっととける感じで、ひと口で食べるのはもったいない。

足赤海老サクサク揚げも追加。この大きな海老は、あれば食べるお気に入りの揚物。

グランドメニューに定着した鳴門青鰻白焼き。脂の乗った鰻は今一番おいしいかも。そして、大将が、肝焼き、醤油焼きも出してくれる。けっきょく、両方食べてしまうのだな。

〆のご飯は、今日は鳴門産黒あわびと青さのりの炊込みご飯に。大きめのあわびを2つ入れてもらって、ぜいたくに仕上げる。よそったお茶碗に、肝ソースをかけてくれる。青さのりとあわびの相性も最高。海藻を食べているのでぴったり。時折感じる、肝自体の身の味も相まって、好きな人にはたまらないご飯。

つけてくれた味噌汁は、香箱蟹で出汁をとったもの。ミニ鉄砲汁だ。

今日はずいぶん食べたので、一杯だけにして、炊き込みご飯を持ち帰り。それには土鍋の底からはがしたおこげが入って、またおいしいのだよ。

今年も1年楽しませて頂きました。



今日は、親戚が集まっての食事で10人の会。真ん中の個室は8名利用なのだが、大将にお願いして椅子を入れてなんとか10人入れるようにしてもらった。コースにした方がよいかなとも思ったが、大将はアラカルトで大丈夫と言ってくれたので、アラカルトで行くことに。

開店の18時にスタートする予定だったが、早々と集まってしまい、30分前には入れて頂くことに。

各自飲物を頼んで、注文に。私は、最近スターターにしている、あらごし梅酒のソーダ割りに。

お通しは、しんなりした柿の上に、豆腐の白和えがのったもの。いつも思うが、大将のお通しにかける手間はすごいものがある。お通しでその日の食事が楽しくなる。

刺身盛合せは、さわら、紅葉鯛、かんぱち、足赤海老、あおりいか。白身とイカは藻塩で。さわらが特においしい。足赤海老も、今日は揚げ物でなくそのままを味わう。

全員が食べたいということで、おぐら家コロッケを。今日は、デフォルトスタイルで。

飲まない人たちが先に、ご飯を食べたいというので、丹波栗と大山鶏の炊きこみご飯を先にお願いする。立派な栗で、おいしそう。我々は後で注文。

生白子とあおさのりポン酢がけは、白子はつやもよくて、あおさのちょっとごわごわ感がおいしい。

丹波栗と銀杏素揚げは、栗の炊きこみご飯でおいしかった栗を素揚げで。栗の素揚げは初めて食べたが、渋皮の香りもよくて、なかなか。

秋野菜と京生麩の炊き合せは、おぐら家の味付けとしてはやや濃いめかな。生麩や里芋、大根、かぼちゃなど、とろーっとした食感がおいしい。

大山鶏の炭火焼きは、炭火でさっぱり焼かれて、添えてあるドレッシングであえたクレソンとレタスとよく合う。

足赤海老サクサク揚げは、さっき刺し盛りで出てきた海老の揚げ物。衣にはあられかな。頭も揚げてもらって、これもおいしい。

お酒をNO.6にして、馬肉燻製を。今日の馬肉はとてもきれい。

ここで、のどぐろを食べたいと一人が言い、ならばみんなでと2匹お願いすることに。やや小さめののどぐろだったので、2匹になったのだが、さすがに炭火で焼いた皮目のところはおいしい。

大将が鳴門の鰻を出してくれた。いつものように、白焼きと醤油焼き。脂がよくのって、まさに炭火焼きで食べるのが最高。

秋野菜旬菜盛りは、3種盛りにして、山椒味噌胡瓜、新れんこん酢、秋隠元の胡麻和え。山椒味噌は、赤味噌ベースで、後でご飯にのせて食べたらかなりイケた。新れんこんは、ヒネとは食感が違う。隠元の胡麻だれもさすが。

せっかくなので、尾崎牛ヒレ肉炭焼きも2つお願いする。めったにお目にかかれない、この味を楽しんでもらう。

そろそろご飯にとなり、丹波栗と大山鶏の炊きこみご飯と、牡蠣と新生姜の炊きこみご飯をお願いすす。

私は牡蠣を食べないので、栗と鶏の方に。この組み合わせ、秋の炊きこみの中でも最高の部類かも。

〆はデザートで、柿のアイスクリームと最中アイスに分かれて注文。私は、柿のアイスクリームを味見したが、柿のねっとりした食感はアイスとよく合うね。

今日は、紅葉鯛の炊きこみご飯をおみやにして頂いた。帰ってちょっと味見して、翌日食べたが、いつもながら、冷めてちょっと硬くなったご飯がまたおいしい。胡瓜に添えられた山椒味噌がほしくなった。

10人詰め込んでの会は無事終わり、親戚の皆さんにも大変喜ばれて、本当によかった。大将、いろいろと気を遣って頂き、ありがとうございました。
今日は2人で予約。カウンターに、松茸と天然きのこがある。今年は松茸が高いそうだ。いつも早めにおぐら家で松茸ご飯を食べるので、今年もそれでいこう。

あらごし梅ソーダでスタート。お通しは、茶わん蒸しにあんがかかっている。

刺し盛りは、かます・さわら・紅葉鯛・かんぱち・あおりいか。かんぱちも天然で身がしまっている。かますとさわらを刺身で食べられるのはとても珍しい。

連れの希望で、久しぶりのおぐら家コロッケ。いつもながらうまい。

今日は、すごいポテトサラダがあった。丹波栗・鳴門金時・インカのめざめ・栗南瓜のポテトサラダ。こんなのないよね。ベースがインカのめざめで、あとの3つが出てくるのが楽しい。

ここで、お酒をNO.6に。今日は、X-typeでちょっと高級。

丹波栗続きで、丹波栗と海老真丈ふあふあ蒸し。この真丈は、ほんとにふあふあ。あんもとてもおいしいが、真丈はさすが。

鳴門の青鰻が今日も入っているというので、白焼きと醤油焼きでお願いする。今日は蒸しもちょうどよく、柔らかい仕上がり。白焼きでは鰻を感じ、醤油焼きはうすく塗った醤油の焼きを味わう。

仕上げは、松茸ご飯。お土産に持って帰れるよう、分量を増やしてもらった。今年もいい香り。赤出汁をつけてもらって、さくっと完食。

持って帰った松茸ご飯は、翌朝みんなでおいしく頂いた。
お店に入ると、もう松茸やはたけしめじが置いてある。メニューを見ると、那珂川の鮎がまだあるし、とうもろこしのかき揚げや、鱧も。でも、新秋刀魚や、秋野菜も出ている。そういう季節だね。

のどを潤すあらごし梅酒ソーダでスタート。お通しは、金時草、万願寺と南京のジュレ。これで立派な一品。

初めてのインカのめざめとブルーチーズのポテトサラダは、かなりブルーがきいている。

今日の刺し盛りは、塩水うに・あおりいか・紅葉鯛(おろしたてとねかせたもの)・すずき・秋刀魚・まこがれい。白身がどれも歯ごたえよし。

連れは、前回、謙信で馬肉くんせいをつまんだのが気に入って、今回も同じく。

揚げ物は、新秋刀魚と秋茄子揚げにした。山椒味噌の味もよいが、このサクサク衣はおいしい。

ここで、今日の真打ち、初登場の鳴門の青鰻。大きな鰻で脂が乗っている。まずは白焼で半身を焼いてもらう。想像通り、脂の乗りがよくて、うまい。続いて、醤油焼きに。ここで感心したのは、何気なく、蒸した鰻の串を積んでいるのだが、大将はしっかり蒸しを変えていて、醤油焼きはふわふわの仕上がりであなごのよう。

ここで赤ワインを飲もうということになり、選んだのは、ToscanaのLa Mozza Aragone。2009年で枯れた味わい。

では、これに合わせてということで、尾崎牛のヒレ炭火焼きを。ねかせたヒレ肉は、柔らかくておいしい。

大将が、青鰻の肝焼きを出してくれた。よくしまった肝でおいしい。

ここで、大将が干してあったのだという、大きな白甘鯛をカットする。これも食べたいところだったが、今日はもう炊き込みご飯で〆の時間。

新秋刀魚と新生姜のご飯も捨てがたいが、時期的に最後だということで、那珂川天然鮎の炊込みご飯
に。子持ち鮎をくずしたご飯は、やはりおいしい。

残りは持ち帰って、いつものように翌朝に。

次は、秋真っ盛りで、きのこなどがメインかな。

お盆前に2人で訪問。台風5号が直撃したら、来れなかったかも。

今日は、サマーマツタケが入っているので、最後にご飯にしてもらうことにする。

飲物は、あらごし梅酒ソーダ。最近はいつもこれ。

今日は大将が、お通しを3種出してくれた。強めの塩水でゆでた落花生の他は、名前を忘れてしまったが、ももにしょうがをのせた酢の物と、最近よく見るねっとりした感じで胡麻豆腐風のあんかけ豆腐。ももにしょうがという組み合わせはまさに涼をとる感じ。

珍しく、野菜もとろうということで、夏レタス・茗荷・大葉・フルーツトマト・クレソンのサラダ。おいしいねと食べていたら、大将が、たこは?と話している。夏蛸も入っていたのだね。そこで、改めて、夏蛸のサラダにして出してくれた。

大将曰く、低温で煮てあって、とても柔らかいというので食べてみると、これは素人には真似できない仕上がりでおいしい。

連れがこの時期楽しみにしている、とうもろこしと茶豆のかき揚げ。今までに連れてきた人でも、これが一番おいしかったという人が多い。甘いとうもろこしは、そろそろ終わり。

刺身盛合せは、いつもおまかせだが、今日は豪華。鳴門の大きな黒あわびは、切身にしても、あわびと思えない大きさ。味もよい。はじのところは細く切ってあるなと思ったら、コリコリを通り越した硬さで、これもびっくり。

真ん中に塩水うに、そして、あおりいか、せいご、ひらめ、しまあじに鯛。台風の合間をくぐりぬけて届いた鳴門の魚はすばらしい。このところ、よく出るせいごが、またおいしい。

新順才と夏野菜のトマト酢がけは、思わぬ感触。じゅんさいに、きゅうり、おくら、長芋など粘るものも入れて、トマトで和えている感じ。

夏鯵と水茄子のサクサク揚げは、ころもは柿の種かな?あじもなすもおいしい。島らっきょうのタルタルは大将の十八番だが、これがよく合う。ほんのり甘酸っぱい。

ここで、飲み物をレモンサワーに。今日は、日本酒はお休みにしよう。

天然鮎の炭火焼きは、じっくり遠火で30分焼くので、やっと登場。そろそろ季節もおしまいかなということで、食べ納め。このサイズの鮎を食べなれると、大きな成魚は身に余る。ほんのり苦くて、ビールとよく合う。鮎ビールはなかなかのアイディア賞。

ここで、炊き込みご飯を仕込んでもらう。サマーマツタケは、色は白いが香りはよい。軽く盛ってもらい、残りは明日の朝、飛行機内でのご飯用に、おにぎりにしてもらう。

赤出汁は、鱧出汁。ぜいたくね。

連れがアイスを両方食べたいというので、もなかアイスと自家製アイスを両方取ったら、中身はきな粉アイスで同じだった。

今日は、夏野菜と夏魚をひたすら食べて完食。
今日は、久しぶりに会う7名の会で、個室を予約。メニューが初夏のものに変わり、鮎が出て、鱧が出てきた。2次会がおるにすなので、こちらでは魚を中心に食べて、はしごの予定。

飲物は、各自、生など取って、私は、あらごし梅酒ソーダ割りに。

今日のお通しは、ごま豆腐仕立ての茶わん蒸し。茶わん蒸し仕立ての胡麻豆腐と言った方がよいか。胡麻の風味がとてもよい。

刺身盛合せは、6人分でお願いする。今日は、本マグロに加え、白身がいろいろ。まこがれい、せいご、鯛、こち。そして、生うにと、あおりいか。なかなかぜいたくな刺し盛り。

うには、星状に殻の中に張り付いていて、それをスプーンですくって、醤油に。生きていないと食べられないものだ。

足赤海老の天婦羅は、今日のものは大きくて立派。身を半分に切って、2人で食べられるくらいある。

久しぶりのおぐら家コロッケは、今日はシンプルに長芋。これは作るの難しいだろうなあ。

ここで、日本酒好きの一人に、而今 特別純米 火入れを。これは、かなりうまい。

前回も連れてきた人が、今日食べた中で一番おいしいと言った、とうもろこしのかき揚げ。今日のは、とうもろこしと茶豆のかき揚げ。とうもろこしが、とにかく甘くて、今日も大好評。この時期一番のおすすめ。

天然鮎の炭火焼きを最初にお願いしておいたら、今日は鮎ビールで出してくれた。こんな風に鮎を食べたことがないとみんな言ったのだが、それはビールのことではなく、このサイズの鮎を丸ごと食べることが珍しいという意味。加えて、鮎にビール?となるので、まあやってみてよと言うと、みんな、確かにこれは合うね、うまい、となる。

今日は、揚げ物が多くなってしまったが、鱧・丸茄子・万願寺唐辛子の揚げ出しも。出汁がとてもおいしくて、それだけ少し飲んでしまった。

ここで、レモンサワー。おっと、こちらのレモンサワーはけっこう強めで効くのだった。チェイサー代りには強い。

さて、おるにすで焼鳥を食べるので、ここで〆の炊き込みご飯。みんなに聞くと、やはり、鮎になった。珍しいものね。そこで、天然鮎と山椒の炊き込みご飯に。6人分で炊いてもらって、一杯ずつ。くずした鮎と山椒の香りがとてもよくって、好評だった。

おにぎり1個分あまり、にぎってもらって、持って帰った。

今日は久しぶりに集まる7人だったのだが、それぞれ好きなものが食べられて、よい会になった。
6月に入ったら、那珂川の天然鮎と天然鰻が入ると聞いていたので、鮎&鰻が好きなメンバー4人で訪問。

今日は入口の個室に通された。大将が、巨大な岩がきを見せてくれる。鳴門の3年ものだという。では、ひとつお願いする。

そして、鮎は炭火で30分かけて焼くので、最初に入れてもらう。

飲物は、私はレモンサワーにしたのだが、となりでいきなり鍋島を飲むという。それも、薄緑ラベルの特別純米酒。

お通しは、ごま豆腐のあんかけ。あられと海ぶどうに青菜。こちらのお通しは、単品であったら頼みたくなるものが多い。

さきほどの岩がきが登場。6つくらいに切られている。それくらい大きいということ。

刺身盛合せは、今日は控えめに盛ってもらった。鯛・赤貝・まこがれいの昆布締め・せいご・足赤海老・あおりいか。まこがれいは今季節で、そのままでもおいしいが、昆布締めはすばらしい。

ここで、那珂川の天然鮎の炭火焼きが仕上がってきた。しっかり焼かれていて、頭からそのまま食べる。表面のカリカリ感がとてもおいしい。この時期の風物詩。

そして、大将が我ながら上出来という、稚鮎とクレソンの春巻き。食べてみると、魚の感触がない。鮎はペースト状になっていたのだ。それで香りは出ていて、確かにおいしい。

水茄子と加賀太胡瓜の梅肉和えは、箸休めにちょうどよい。

日本酒は、NO.6にチェンジ。今日はS-type。私は、やっぱりこれだな。

さて、鰻が登場。最初は、浜名湖産天然鰻の白焼き。ちょっと小さめで、皮目をしっかり焼いてくれている。食べてみると、割りとあっさりしている。塩とわさびと蒲焼のような甘いたれもつけてくれて、途中からはいろいろ食べてみる。

日本酒は而今に。特別純米 火入れで、これもいい味。

いよいよ、今日の本命登場。那珂川産天然鰻の醤油焼き。このあっさりした醤油焼きは、天然鰻を引き立てる。鰻の味もしっかりわかるし、軽い。今日の鰻は、脂が乗って、とてもよい状態。肝焼きも出してもらって、贅沢。

また箸休めに、大山鶏と白神クレソン茗荷和え。クレソンの苦みがちょうどよい。

最後になったが、ご飯の前にもう一品ということで、始まったばかりのとうもろこしのかき揚げを。これは甘くて、いつもながらおいしいね。

そして、今日のご飯は、当然、天然鮎の炊き込みご飯。1杯食べて、1杯折でお願いしたので、鮎も5本使ってみごとな眺め。これをほぐすと、いろいろな鮎の香りが楽しめておいしいこと。

鮎と鰻が揃うのは今月とちょっとの期間かな。今日はよいタイミングだった。

翌日、天然鮎の炊き込みご飯を冷めたまま食べても、最高だった。
おぐら家の4月の桜メニューと、ふだんの大将の仕事が、そのまま「近代食堂」に載っていた。

今日は、鳴門の魚がとてもよいようだ。メニューにはないが、キスがよいという。

最近の定番、あらごし梅酒ソーダでスタート。今日は早く着いてしまったので、これに、突き出しを先にもらう。今日は、名前を忘れてしまったが、〇〇豆腐(ごま味)に、出汁のフォームをのせたもの。とてもおいしい。

やっと相手が来たところで、NO.6 R-typeに。やっぱり、このフレッシュ感がいいな。

刺身盛り合わせは、ムラサキウニ・イサキ炙り・アオリイカ・マコガレイ・桜鯛・セイゴ・鰆。今日のセイゴはなかなか。

大将が作る春巻きは、前回のほたるいかもとてもおいしかった。今日は、生桜海老と新生姜の真丈春巻揚げ。おいしくないはずがない中身。これ最高。

続いて、鳴門産大穴子のサクサク揚げ。穴子が大きいねというと、伝助穴子だという。見た目はロースカツのよう。らっきょうのタルタルがちょっと甘くてよい。

ここで、お酒は、而今 純米吟醸に。久しぶりの而今は、純米吟醸なので、キレもある。

そして、お楽しみのキスの天ぷら。身がでっぷりとしていて厚い。

さらに、太刀魚の炭火焼き。炭火で炙った太刀魚は、皮目が最高。

炊き込みご飯は、生桜海老と新生姜の炊き込みご飯に。何度も食べているが、桜海老と新生姜の香りがとてもよい。今日はこれを持ち帰りに。

食べたのは、大山鶏とアスパラの炊き込みご飯。大山鶏がころころと入っていて、うまい。大将が出してくれた潮汁は、
刺身で食べたセイゴ。アラもうまい。

持ち帰った生桜海老と新生姜の炊き込みご飯は、ひと口だけ食べて、翌朝、おいしく頂きました。
今日は、那珂川の天然鰻入荷の連絡を受けて、急きょ訪問。

飲物は、あらごし梅酒のソーダ割りでスタート。

お通しは、鯛子と青菜の胡麻和え。大将が持ってきてくれた時に、ものすごく胡麻のよいにおいがしたら、今日の胡麻はすばらしいとのこと。食べてみると、胡麻が最高。となりにある、鯛子の煮たものもおいしい。

おぐら家に来ると、つい揚げ物が多くなってしまうのだが、今の季節だけの、天然ふきの唐コロッケ。長いもベースのコロッケをあけると、ふきのとうの香りがとても新鮮。おぐら家コロッケは、季節によって中身が変わるのだが、いつもおいしい

今日の刺身盛合せは素晴らしかった。まず、桜鯛がMAXレベル。おろしたてのものと、ねかせたものの食べ比べで、ねかせたものは、最高だった。このねっとり感はすばらしい。他には、桜海老、マコガレイ、サヨリ、アオリイカ、ホタルイカ、鰆、殻付きの生ウニ。鰆の食感とマコガレイの歯ごたえが特によかった。白身とイカは、すべて藻塩で食べてしまった。

銀杏の素揚げに続いて、山菜の天婦羅。ふきのとう、うど、うどの葉、行者にんにく。

順才の酢の物は、じゅんさいってこんなに歯ごたえがあったっけという代物。

メニューにない、せいこ蟹も出してもらい、内子から、各部位の身を味わった。

春の旬菜を見て、悩んだ結果、前もやってしまった、全部盛り。中身は、筍山椒味噌、長芋・胡瓜の山葵和え、干柿きクリームチーズ、春大根の酢漬け、春野菜のお浸し、新玉ネギの甘酢漬け。春だけのメニューたっぷりで、どれもおいしい。

春山菜と生ほたてのサラダ仕立ては、クレソン、大きな木の芽に出汁のジュレで食べるという、木の芽の香りたっぷりのサラダ。

ここで、大将自ら、那珂川の天然鰻の白焼きを持ってきてくれた。やや小さめな鰻なのに、脂はたっぷり。この脂の感じは、まさに天然のもの。パリッとした皮のところがまたおいしい。そのまま食べて、後半は塩で。山椒など使わない。

いっしょに出してくれた肝焼きが、また最高。天然の肝は、味が違う。苦味などほぼない。

続いて、天然鰻の醤油焼き。今度は、白焼きの鰻とは違うビッグサイズ。大将が、大きいので、切らずにそのまま持ってきてくれた。手のひらがすっぽり入るくらいで3分の1くらいの切り身。こんなに大きな鰻が那珂川にいるのだね。こちらの鰻は、醤油焼き。これだと、鰻の香りが消えない。さすがに大きな鰻で、脂がのりのり。このさーっと広がる脂の感じは本当においしい。蒲焼の甘いタレもつけてくれて、最後にこちらもつけて完食。

今日は、食事に集中して、初めて日本酒を頼まずに、レモンサワーに。

最後に、黒糖きなこアイス最中と桜のアイス最中を頼んで、今日は完食。

ご飯は、筍と山菜の炊き込みご飯を持ち帰りに。天然鰻お白焼きを残しておいて、ご飯にのせてもらった。

今日は、この時期だけの天然鰻がメインだったが、もう少しで鮎の季節。那珂川の鮎の炭火焼が待ち遠しい。
今日は、3人で訪問。3人いると、いろいろなものを少しずつ食べられていいね。

カウンターに、春山菜が盛られている。サシボという珍しい山菜から、ナズナ、ユキノシタ、セリなどいろいろ。これは天ぷらにしてもらおう。

最近、一杯目はあらごし梅酒ソーダ。2人は生。

今日のお通しは、茶わん蒸しのあんかけ。あられの香りがよい。

刺身盛りは、今日も桜。今日は、生のから付きうにがあると、見せてくれた。まだ、とげが動いている。そのうには、そうじをしてうにを入れなおして出汁のジュレをかけてある。うまい。

桜鯛、さわら、めじまぐろ、さより、あおりいかに、白魚。春の魚だね。

春山菜の天ぷらは、3人にわけてくれたのだが、盛ってくれたほうがよかったかな。揚げてしまうと何だかわからないからね。

ここから、日本酒にチェンジ。今日は、NO.6のS-typeがあるということで、それを。フルーティーではあるけれど、吟醸タイプは、やっぱり純米とは違う。

今年最初の稚鮎の天ぷら。まだ香りは淡いがおいしい。

お酒は、3人でどんどん進んで、獺祭の純米大吟醸50に。なるほどうまいが、やっぱり私は純米派かな。

ここで、私おイチオシ足赤海老の天ぷら。菜花といっしょに揚げてくれた。この身のプリプリ感は他にない。

桜海老の飛竜頭は、見た目ではなく味の一品。これは、味も香りもよくて、さすが。

今日も、メニューにない、ふぐの白子焼きを出してもらう。これは、今の時期だけの逸品。日本酒との相性は最高。とろける。


日本酒は、旦の無濾過生原酒に。やはりこういう感じが好きだな。

ちょっと酒盗系ということで、馬肉の燻製と、鰊昆布をもらう。

口直しに、生レモンサワー。実は、初めておぐら家で飲んだサワー。

仕上げは、桜海老と新生姜の炊き込みご飯。桜海老の香りが最高。生姜との組み合わせが一番だ。

今日も、春の魚と野菜を堪能。

持ち帰りは、筍と山菜の炊き込みご飯。明日の朝ごはんだが、ちょっと食べてみた。ふきの香りがよい。



今週の桜づくしの話を家でしたら、みんなで行きたいということになり、急きょ予約。お花見の土曜日であることもあり、個室は埋まっていたので、カウンターの短い方に4人並んで座ることに。4人分あるものは全部、2皿に分けて持ってきてくれたので、まったく問題なく食事できた。

生と梅酒ソーダとウーロン茶でスタート。

お通しは、前回と同じく、えんどう豆の葛よせに、道明寺、青菜で、京にんじんなどは桜の花びらに包丁が入っている。

刺身盛り合わせは、鰆、白魚、さより、桜鯛、いさきの5品。ほとんど、塩+わさびで食べてしまった。白魚のえぐみが季節を感じる。

おぐら家コロッケは、ちょっとぶりに食べるが、変わらずおいしい。前より小さめのサイズになったと思うが、これでちょうどよい。長いもなので、じゃがいもよりは軽い気がするが、ソースもあって、けっこうがっつり。

ホタル烏賊と筍の春巻きは、中にチーズも入っていて、ホタル烏賊と合わせて、中はけっこう濃厚。筍の歯ごたえがよい。

横で、前に食べた干柿のクリームチーズを食べたいというので、じゃあ3種盛りにしようということで、春大根の酢漬け、新玉ねぎ甘酢漬けといっしょにお願いした。

干柿クリームチーズは人気で、ひとつしか当たらなかった。春大根、新玉ねぎともに、さっぱりして、とてもおいしい。

お酒を、桃色の尾瀬の雪どけにする。ちょっと甘酒っぽいお酒。1合とれずに、半合で。

このあいだ食べなかったのどぐろが半身あったので、焼いてもらった。おいしいものは、みんなしっかり食べるね。

お酒をこの間も飲んだ、菊の司 にごりにする。こちらは、辛口のにごり。

一度みんなに食べさせたかった、足赤海老の天ぷらは、身のぷりぷり感と頭のかりっとしたところ、いっしょに揚げた三つ葉がおいしい。

肉っ気がないので、尾崎牛ヒレ肉の炭火焼きを追加。ヒレ肉で柔らかく、塩で食べると旨味がよくわかる。

最後に、桜鯛・若布・クレソン・木の芽のサラダで、口直し。厚いわかめの食感と、大きな木の芽の香りがよい。

1人だけ、桜モナカと桜アイスを食べるというので、注文。桜の形の最中に桜のアイスが入って、ちょっとかじったら、まさに桜の香り。

今日は、ここから、おるにすにはしごするので、炊き込みご飯を頼まずに、これで終了。
今日はテラスに登ったら、桜が全開だった。

桜が飾ってあり、料理にもお酒にも出てくるようだ。

足赤海老がおいしいんだよねと話していたら、大将が生のものを見せてくれた。ぼたんえびやぶどうえびクラスの海老だ。

今日のお通しは、道明寺も入った、えんどう豆の豆腐。

刺身盛り合わせは、桜づくし。鰆、白魚、塩水うに、さより、ひらめ、ハリイカ、桜鯛。桜の花びらの器にすべてのっている。
今日の鰆は身がとてもきれい。

ハリイカは、包丁を入れていないのに、これ何?という食感だと大将が言うので、食べてみると、こりっとした、いかと思えない食感。その場で、アオリイカを一切れ添えてくれ、食べ比べると、こちらはねっとりで、かなり違う。

ここで、足赤海老の天ぷら。頭もぷりぷりの身も抜群。

春山菜の天ぷらは、ふきのとう、たらの芽、行者にんにく、うど。

今日は、ふぐの白子があるというので、焼いてもらった。2つに割るのが難しく、とろーっと出てくる感じになってしまうが、これは、日本酒向け。

その日本酒は、菊の司 桜 にごり酒。うすにごりというくらいのにごり。

今日はホタルイカとイイダコが両方あって、飯蛸と四万十生海苔の磯辺揚げを頼む。見た目は悪いが、のりをまぶされて揚げたイイダコは、とてもおいしい。

桜鯛・生若布・クレソン・木の芽のサラダは、季節感あふれるサラダ。生わかめはそろそろ終わりで、サラダでがっつり食べるのもこれが最後かな。

ご飯は、桜鯛と筍の炊き込みご飯を持ち帰りにして、生ホタル烏賊とふきの唐の炊き込みご飯を食べることに。

生ホタル烏賊とふきの唐の炊き込みご飯は、ホタルイカたっぷりで、すごく濃厚。一杯食べて、残りをおにぎりにしてもらって、翌朝食べたら、まだ濃厚だった。

味噌汁も生若布で、今日はワカメを堪能。

桜鯛と筍の炊き込みご飯は、折にしてもらって持ち帰り。たけのこの下に鯛がちりばめられていて、冷めても最高。

今日は、よく飲んで食べる5人衆で訪問。

私は梅酒ソーダ割り、あとの4人は生でスタート。

今日のお通しは、大山鶏のだんごと大根。出汁がおいしくて、飲んでしまう。

早くも次のお酒ということで、生でお代わり以外の人は、冷酒に。鳳凰美田の純米吟醸。とてもすっきりしている。

お刺身盛合せは、ひらめ・さより・あおりいか・たい・さわら・生さば。塩で食べる白身がみんなにウケる。

私は食べないが、4人が大粒牡蠣サクサク揚げを。タルタルソースは、ピンク色。中身は柴漬け。これ、おいしい。

揚げ物が続いて、白子と生湯葉の磯部揚げ。これアイディアもよいが、最近のお気に入り。

お酒は、おすすめを順番に2合ずつもってきてもらう。次は、三十六人衆の純米。

もうひとつ揚げ物で、山菜の天婦羅。ふきのとう・たらの芽・山うど・行者にんにく。ふきのとうのほのかな苦味がいいね。

次のお酒は、奥播磨の山廃 純米。これはけっこうくせがある。

今日は鰆がよく、炭火焼きに。この焼き方はさすが。

このままいくと、日本酒を全部2合ずつ飲んでしまいそうなので、ワインに切り替え。RULLY 2013に。これが和食によく合う。

肉も少し食べようということで、尾崎牛ヒレ肉炭火焼き。今日はヒレ肉なので、上品な脂が際立つ。

せっかくワインにしたのに、酒盗を頼むからと、また冷酒に。房島屋のおりがらみ 純米無ろ過生原酒。これはうまい。

ここで、大将が、松葉蟹2杯をもってきてくれる。蟹はもちろんうまいが、タイミングがよくなかった。一人が、どうしても甲羅酒を飲みたいと言い出し、燗酒をもらって、甲羅2つに注ぐ。そして、回し飲み。

そして、酒盗を注文するのだが、全部で8品ある。5品盛りと3品盛りがあり、5品で行こうと頼んでから少しして、ひとりが、5品盛りと3品盛り合わせて、8品盛りで全部食べたいと。けっきょく、8品盛りに。

8品盛りは、鰊と昆布、酒盗、たたみいわし、馬肉の燻製、ほや、黒にんにくとブルーチーズ、山椒味噌、きんぴら。こんだけ全部いっぺんに頼んだことは、さすがにない。

そろそろシーズンオフとなるワカメを食べようと、鳴門若布とクレソン・山椒葉サラダを。厚いワカメはここだけのもの。クレソンの苦みと若い芽の組み合わせもいいね。

ここで、私のおすすめの足赤海老の天婦羅を。頭もからっと揚がって、美味。

日本酒をもう2合。屋守の純米中取り無調整。これはいつも飲んでいるが、うまい酒だ。

この辺で終わるかと思ったら、赤ワインもいくことに。それならと、GEVREY-CHAMBERTIN 2014。頼んだものがなくて、大将が、ひとつ上のランクのものを同じ値段で出してくれた。さすがにうまい。いつも思うが、和食ともよく合う。

やっと、ご飯を食べようということになる。筍と山椒の葉の炊き込みごはんと、鳴門天然鯛と菜の花炊き込みごはんのどちらにするかを話し合う。予想されたことだが、両方食べることに。どこまで行くんだ!

先に、筍と山椒の葉の炊き込みごはん。もう筍の季節?と言いながら、山椒の香りもよく、おいしい。

鳴門天然鯛と菜の花炊き込みごはんは、もう言うことなし。鯛はこうして食べるのが一番好きになってしまった。

赤出汁を出してもらって、完食。

このままいると、まだ日本酒を頼みそうなので、ここで〆にした。

今日は、さすがに、大将もちょっと驚いたかな。那珂川の鮎と鰻の話をしてしまったので、その季節になったら、またこのメンバーで来るよ。
今日は、おるにすで会があり、その前に1時間だけ、ちょい飲みに行った。

お酒は、常山の純米超辛、中取り直汲生。辛口でうまい。

お通しは、大山鶏のすり流し。スープのよう。

今日は、軽く行きますか?というところ、いや普通に、ということで、食べたいものはしっかり食べる。

刺身盛合せは、かわはぎ、あおりいか、おろしたて鯛とねかせた鯛、生さば。

今の時期は、鯛が本当によい。おろしたての歯ごたえもよいが、ねかせた方の味がもっとよい。

まず、新春八寸盛りを。いくら、たけのこ。あわびと黒豆、にしん・なす、あん肝に、葉みつば。

いつも食べているものが、一気にもられている感じ。日本酒には最高の品々。

ここで終わりにしてもよかったのだが、どうしても白子の揚げ物が食べたくて、白子と生湯葉の磯部揚げを。

生湯葉で巻いた白子は、天ぷらにすると、パリッとした食感とじわーっととけるような白子の食感がたまらない。

ここで、今日は退席。

でも、炊き込みご飯なしで帰るわけにはいかず、おめで鯛の炊き込みご飯と、大山鶏と堀川牛蒡の炊き込みご飯をお願いして、帰りに取りに来ることにした。

翌朝、2種類の炊き込みご飯を食べた。

おめで鯛の方は、やはり鯛の香りがよく、ご飯に鯛の旨味がよい。

大山鶏の方は、薄味で、牛蒡の香りがほのかに感じられるくらい。こちらもおいしい。

ということで、ちょい飲み作戦もなかなかよかった。
おぐら家は、初めて行った時に一目惚れして以来、毎月通っている私の中のNO.1。

8月1日に斜め向かいに新装開店となり、早速訪問。今度は2階で、テラス席の前が入口。

戸を開けると、動線のよいシンプルな空間になって、個室もできた。ピカソの絵も飾られて、なかなかよい感じに仕上がっている。

カウンターに座ると、大将の手さばきが見えて、これも楽しみのひとつ。

まずは、NO.6のRタイプでスタート。

お通しは、かぼちゃにあんをかけた茶碗蒸し風。夏らしい味。

刺し盛りは、あかうに、大間のまぐろ、こち、まこがれい、はりいかに、生さば。

お皿も変わって、新鮮。つまがわりのくるくる大根も健在。白身といかは、塩で食べるのがおいしい。

足赤海老があったので、天ぷらに。あたまのおいしさと、身のぷりぷり感は最高。

続いて、那珂川の天然鮎の炭火焼き。この時期の名物で、小鮎だからこその食感が素晴らしい。

お酒を、雪の茅舎、山廃純米に変えたら、こちらは氷砂糖をなめている感じ。

鱧は、梅肉揚げ、くず仕立てなどあるが、シンプルに白焼きに。鱧の味を感じるように。でも、次回は、大将得意の醤油焼きにしてもらおう。

揚げ物をもうひとつ、うにのとろろ揚げ。ぜいたくな揚げ物で、想像通りの味。

ご飯は、王道の鯛の炊き込みごはんにして、一杯食べて、残りは持ち帰りに。

こちのあら汁を出してくれた。

最後に、新しいアイスクリームマシンでつくったチョコレートアイスを出してもらって終了。

お店の使い勝手がよくなって、予約が取れなくなると困るねと、お隣の常連さんと話していたが、ますます期待が高まる新店舗でのお料理でした。

2016年8月②: 今日は2人で訪問。カウンターに着席。

連れに合わせて、久しぶりに生でスタート。

お通しは3つ、かぼちゃの茶巾ととうもろこし衣の白和えに、茹で落花生。

お刺身は、おこぜ、まこがれい、生さば、あじ、足赤海老に、うに。白身と塩の組み合わせがうまい。うには、昆布の香りがする。

今日は揚げ物を多く、そろそろ終わりのとうもろこしかき揚げは甘く、里芋のおぐら家コロッケはねっとり、足赤海老の天婦羅は、頭もおいしい。

お酒は、連れは生、私は、日高見の超辛口純米酒に。

すっぽんを小鍋で出してもらう。肉もおいしいが、出汁がいいね。

台風で鮎が入らなかったということで、甘鯛サクサク焼きに。身はもちろん、パリッとさせた皮が最高。

ここで、尾崎牛のビーフシチューを出してもらった。肉がとろとろ。

今日は、ご飯は完全持ち帰りで、早松茸の炊き込みごはんをお願いした。

翌朝食べた、早松茸の炊き込みごはん、今年初の松茸の香りとあっさりご飯がよく合っていておいしかった。

2016年9月: 今日はかなりの食通を連れて訪問。

今日のお通しは、最中の皮ではさんだもの。お酒は、謙信でスタート。

お刺身盛合せは、さわら、まごち、まこがれい、あかはた、はりいか、生さば、秋刀魚と豪華。いつもの通り、白身といかは、塩で食べる。

今日の連れはさすが通、グランドメニューを見て、馬肉燻製ときゅうり味噌を。

お酒は、奈良萬 純米生酒 中垂れに。やはりこういうとろーっとしたのがいいな。

今日は、天然鮎をいつもの炭火焼と、天然子持ち鮎春巻揚げの両方で出してもらった。

天然子持ち鮎は、たっぷり子をもって、春巻で巻いて揚げると、さくさくしてとてもおいしい。食べなれた炭火焼の方は、食感がよい。

お酒は、而今 特別純米。ちょっと上品すぎるかな。

次は、鱧。白焼きと、秋鱧と秋茄子のサクサク揚げに。白焼きは、ほんのり山椒の香りに、すだちにわさびで。

サクサク揚げは、淡泊な鱧にコクを出す感じで、とてもおいしい。

ここで、鰊の昆布煮をつまみに。

味の濃いものを食べたら、ワインが飲みたくなり、スペインワインに造形が深い連れだったので、BARON DE LEY RESERVA 2011にした。ちょっと、オリが出始めていて、この枯れ葉のような味、最高だ。

今日も、松茸の炊込みご飯を持ち帰り。大将が、子持ち鮎を入れてくれた。

2016年9月②: 今月2回目。まず、岩手の天然松茸を見せてもらう。

梅酒ソーダでスタート。今日のお通しは、尾崎牛の肉じゃが。脂の味がいいね。

刺身盛り合わせは、足赤海老、ハリイカ、かつお、赤ハタ、鯛、マコガレイに、いくら。

揚げ物メインになってしまうが、とうもろこしのかき揚げ、足赤海老と天然きのこの天ぷら、新秋刀魚と秋茄子の竜田揚げを注文。

とうもろこしは、そろそろ最後だが、相変わらず甘い。足赤海老は今日のサイズは小さいということで、天然のはなびらたけと、まいたけの天ぷらと合わせてもらった。天然のまいたけは、香りが違う。

秋刀魚の竜田揚げは、赤味噌ベースのあんで食べる。茄子がさっぱり感じられる。

お酒は、前回、残り少しだった謙信 ひやおろし。続いては、十四代の中取り純米吟醸。これはさすがの味。

枝豆を頼んだら、立派な粒粒。

ご飯は、松茸の炊き込みご飯を持ち帰りにして、子持ち鮎と山椒の炊き込みご飯を食べた。子持ちのパンパンの鮎でおいしい。お代わり分はおにぎりにしてもらった。

松茸ご飯は、翌日みんなで食べた。冷めても香りがいい。

2016年10月: 2名で訪問。天然きのこがおいてある。

今日は、NO.6 R-Typeでスタート。きれがよく、うまい。

お通しは、鮭のだんご。イクラを取った鮭。

いくらは、醤油漬けで。柚子の香りがとてもよい。

刺身盛合せは、かますの焼き霜造り、生さば、紅葉鯛、ぶり、あおりいか、さんま。今日は、ぶりがピンクでとてもきれい、鯛もすばらしい。引いた皮も含めおいしい。

大山鶏とクレソンのサラダは、大山鶏の竜田揚げがちりばめられたクレソンサラダ。クレソンにはのりが和えてある。

お酒は、前回に引き続き、謙信に。

天然きのこは、鱧といっしょに天ぷらにしてもらう。きのこは、まいたけと、ぬめりすぎたけ。天然のまいたけは、雪国まいたけとは香りが違うね。鱧もおいしいが、きのこが優るな。

ついでに、おすすめの白子も天ぷらに。小さいが、揚げるとふっくらでおいしい。

そして、あん肝。大将発案のオレンジ煮。すっかり定着。

ここで、貴を燗酒に。いつも冷やだが、燗酒もいいな。

そして、鰊昆布をもらう。この昆布がおいしいのだ。

最後に、炊き込みご飯だが、松茸は前回食べて、鮭と鯛はなじみがありすぎて、何か別の具材でとお願いしたら、かおりたけがあるという。真っ黒で、ポルチーニのような香りがする。これと他のきのこを入れて作ってもらった。お土産にするにはおしくて、軽く一杯だけ食べた。バターをひとつ落としてあって、最高のきのこご飯。翌日、冷めても、すごくおいしかった。

2016年11月: 今日は7人で個室テーブル席に。

お通しは、鳥だんごとかぶ。

お酒は、最初スパークリングで乾杯した後は、雪の茅舎⇒鍋島と飲んだ。今日は人数が多かったので、各自半合グラスで。

銀杏素揚げとくわい素揚げは、どちらも素揚げを藻塩で。

刺身盛合せは、さわら、あおりいか、生さばに、秋かますの焼霜造りは握りで。

白子の春巻揚げは、前回とてもおいしくて、今日も。

紅葉鯛と白神クレソンの酢立ドレッシングは、鯛とすだちがよく合っていいね。

あん肝燻製とあん肝ポン酢は、燻製が秀逸。日本酒にばっちり。

秋野菜と京生麩の炊き合せは、あんで仕上げてあって、やさしい。

松葉がには、鳥取産の飛び切り。香箱蟹も合わせて頼んで、雄雌両方を一度に味わった。

おぐら家コロッケは、長芋を封じ込めて、いつも通りおいしい。

馬肉の燻製は、塩加減が今日はちょうどよい。

4種盛合せは、日本酒用だが、たたみいわし、ほやの塩辛、酒盗に、昆布鰊。

炊き込みご飯は、大粒牡蠣と生姜に、秋鮭といくら。いくらは大盤振る舞いであふれるほどにしてくれた。

赤出汁で秋鮭いくらご飯をもらう。

ご飯は1ぱいずついつも通りにお土産にしてもらって完食。

2016年12月: 今年最後のおぐら家。クリスマスツリーを見ながら入店。今日は4人で個室。

お通しは、聖護院蕪と京人参と京菜の炊き合せ。

お酒は、あらごし梅酒のソーダ割り。

香箱蟹があるというので、最初に。外子と内子の上に身をのせてある。

おぐら家コロッケは一つずつと、銀杏素揚げをおつまみに。

お刺身盛合せは、まぐろ、さわら、おろしたてと熟成鯛、ひらめ、かわはぎ、あおりいと、かに、生さば。

かわはぎは、肝醤油で。2種類の鯛が、とてもおいしい。

鰊昆布煮と馬肉燻製も、つまみに。

お酒をNO.6に代えて、大山鶏の炭火焼と白神クレソン。クレソンに鶏を合わせたこのシリーズはお気に入り。

京海老芋と堀川牛蒡のから揚げは、牛蒡に味が付けてあるようでおいしい。

聖護院蕪と京生麩のあんかけは、秀逸。見た目も味も最高で、かにとゆずのあんも最後まで食す。

ここで大将が、松葉蟹を一杯出してくれた。雄雌ともに食べ比べになった。

メニューにない、ふぐの白子焼きは、表面をあぶって、中がとろーんとして、日本酒によく合う。

さらにつまみに行って、ここで3種盛り。干し柿とクリームチーズ、くわい素揚げに、お浸し。

最後に、足赤海老と大粒牡蠣のサクサク揚げ。足赤海老は大ぶりで、サクサクの衣とよく合っている。

今日は、2次会がおるにすなのに、これだけ食べてしまった。ご飯を控えたのがせめてもの遠慮だった。

  • 雲丹のせ冷製あんかけ茶碗蒸し
  • 春野菜と生帆立サラダ
  • 新じゃが唐揚げ

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3位

ろっかん (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / 居酒屋、日本酒バー)

52回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥8,000~¥9,999

2022/02訪問 2022/05/08

琵琶湖漁師と湖魚料理

荒木町ろっかんで、琵琶湖漁師さんと彼が獲った湖魚メインの料理を食べることに。たくさん獲れるが捨てられてしまう未利用魚に価値をつけるこの料理は、今後の食糧としても有望。

今日の魚は、先日取れて配送してきた、ゲンゴロウブナ、小さなナマズ、雷魚、ニゴイ。これを主人がどのようにおいしく仕上げてくれるかが楽しみ。

白菊にごり酒でスタート。

白子の茶碗蒸しはこの季節の定番だが、おいしい。

金目鯛と菜の花の冷菜は、しっとりしていいね。

鰹の焼き〆 発酵胃袋とレモンは、この鰹のすばらしさに、胃袋の旨味が加わって最高。

大甲賀純米にチェンジ。

伊勢蛤のお椀も、ろっかんの定番大蛤。

ここで、ゲンゴロウブナ登場。このゲンゴロウブナに合わせるのは、なんと雷魚の白湯スープ。こんな味わいのあるスープができるとは。上にのっている発酵した菜の花もうまいぞ。

扶桑鶴 純米にごり酒に。

続いて、ナマズ。これに合わせるは、内藤唐辛子と発酵トマト。淡泊なので、こういうアクセントのついた調味料がおいしい。

今度はチップが出てきた。ということは、燻製だ。熟成鯨のスモーク。できたてはうまいよ。

酔右衛門に。

ここで鹿肉を焼いてもらう。

最後に、ニゴイ スープカレー。これは主人の十八番でもある。

やっぱり最後に、安曇野山菜の天麩羅を追加。これは逃せない。

湖魚料理は、ろっかんの主人にまかせるのがいいな。さすが。
久しぶりに、荒木町ろっかんへ。

今日はおひとり様が多く、我々2人はテーブルへ。

悦凱陣 金比羅大芝居からスタート。

最初は、鰯の黒酢〆&鮑茸&赤蒟蒻。鰯に変わった食材を合わせて、でもおいしい。

秋刀魚と安曇野野菜。秋刀魚を家で食べない私には初秋刀魚。

雲子と百合根の茶碗蒸し。この2つは茶碗蒸しの冬の王道だな。

玉櫻 生酛にチェンジ。

伊勢蛤のお椀は、ろっかんの定番。大蛤。

寒平目の鮒鮨黄身酢。鮒ずしのいいと黄身酢とは。とてもいい。

ツム鰤大根発酵すぐき。こちらもすぐきがとてもいい。

西粟倉村エーゼロの森のうなぎ。いい頃合いの熟成と焼き加減。何気なく焼いているが、とてもむずかしいところだ。

西粟倉村エーゼロの穴熊醤煮込み。とてもやさしい脂がたっぷり。

羊とイ族のズマグニ。イ族のズマグニ?これは、中華スパイスミックスだね。こういう味がするんだ。

鹿と豚のキーマカレー。毎度おいしい。

今日はテーブルでほとんど主人と話ができなかったが、たまには静かに食べるのもいいか。

5月以来のこちら。

お酒は、白菊から。

霜平茸と雲子の茶碗蒸し、琉球スギの熟鮓onハヤトウリ、伊勢蛤のお椀。やっぱり、ろっかんだなあ。

不老泉に。

鯖の蒸し寿司、須佐美の鰹焼き〆胃袋の発酵ソース、秋刀魚と安曇野野菜。青ものが続いてもまったくあきないこの味付け。

西粟倉村エーゼロからの、森のうなぎ倶利伽羅焼き。これも久しぶりに見るな。

蒸しせこがにが口直しのように。

ここからジビエ。まず、強烈な穴熊白湯スープ。これは濃厚さに仰天する味。

鹿の煮込みがとてもあっさり感じる。

北海道羊のミツル醤油白麹漬けもおいしい。

お酒は、五橋のにごりに、

最後に、穴熊ケララカレー。これでもかというくらいだが、あっさり食べられてしまう。

お酒の方は、最後に、平成元年の不思議なお酒。本当に不思議な味。


緊急事態宣言などあって、麺屋になったろっかんへ。

予約を取っているわけではないが、事実上早いもん勝ちに。

ということで、山羊塩白湯そばを。今日は、羊そばと2種類。

羊のローストと、わんたんがのっている。

完全無化調で、香川のうどんの小麦粉でうった麺。つるつるしている。

追い山羊スープもあって、塩味だけのスープはとてもおいしいが、あっというまに完食。

めちゃくちゃ手の込んだ仕込みなのに、滞在時間15分で、外で待つお客さんと交代。
久しぶりの、ろっかんへ。時短営業につき、16時に訪問。

最初に、さより・そら豆・かぶの突出し。いつもながら出汁がおいしい。

連れはハートランド、私は、長珍の純米酒から。

蛤椀。巨大な蛤の潮汁。

須佐美鰹の焼き〆。いい感じの鰹。

かさごの蕗の薹味噌。この味噌がめちゃうまい。

琵琶湖の湖鮎のからすみがけ。今年は鮎が順調に採れているようだ。天ぷらにしてからすみ。

とんでもなく大きい琵琶湖の鯉と鮒が登場。見ただけでは何の切り身かわからん。2キロ近いという。

まず、源五郎鮒のバター焼き。丁寧にバターをかけながらの仕上げ。発酵舞茸のソースとチーズの相性がやばい。

長珍 阿波山田65 純米 無濾過に。

芝海老の雲呑。この発酵トマトのソースがまたおいしい。

鰻は干物で。ソースは、カカオと醪。かみしめるとじわーっとくるね。

琵琶湖鯉の煮付け。こんなにあっさり炊いた鯉を食べるの初めて。皮もおいしい。赤い大根もおいしい。

羊串クミン焼き。人気でいきなり6本頼んた人がいた。クミンの香りがいい。

悦 凱陣 純米生無濾過に。

西粟倉村エーゼロの鹿肉ローストに発酵きのこクリームソース、にんじんとかぶ添え。はっきり言って、鹿肉をにんじんの旨さが越えてしまったくらいおいしいにんじんだった。

山菜天ぷら。こごみ、たらのめ、ふきのうとうに、ゆきのした。いいねえ。

楽しみにしていた、長須鯨のスモーク。やはり違うよ、味が。

蕗の薹のキーマで〆。羊と豚のキーマで、蕗の薹よ山椒の香りがいい。

やはり、ろっかん、さすがの味と香りを堪能した。
今日のろっかんは、山梨県小淵沢方面のきのこが山盛りと聞いて訪問。

お酒は、奥能登の白菊の純米吟醸から。

最初は、はないぐちとあみたけのおろし出汁和え。はないぐちは北海道だと落葉きのことしてポピュラー。

お椀には、しろまいたけ、やまぶしたけなど数種類のきのこが入って、とてもよい出汁が出ている。

次のご飯は、鮒寿司の飯をまぶしてむらしたご飯に、ウロリを和えむきたけがのっている。

ぶりの出汁にもきのこ。

お酒は、不老泉 山廃仕込み純米酒に。

西粟倉村エーゼロの森のうなぎができあがっていて、14日ねかせたもの。

最初に、くりからとあわびたけ。こうして地焼きで食べるのがおいしい。あわびたけは大きい。

次に、肝焼きとせんじゅならたけ。

きのこのバターソテーと蒲焼きの組み合わせもおいしい。

真打ちは、皮をパリッと焼いた素焼きとこがねたけ。やっぱりこれが最高。

きのこをもう少し。いわたけとくろかわの天ぷら。これはぜいたくな黒きのこがダブル。くろかわの苦味がいいね。

えびしんじょうにも、くりたけと干しひらたけ。これはまたおいしい。

最後に、西粟倉村エーゼロからのあなぐま。すき焼きにして食べる。あなぐまは場所でも違うし、個体差もあるようで、今回のは肉は硬めで味はあっさりしている。

そして、あなぐまの骨で取ったスープがほんのりおいしい。

今日ははしごだったこともあり、デザートはスキップでおしまい。

こういうきのこ三昧とジビエって幸せ。
久しぶりに、ろっかんで昼飲み。久しぶりにゆったりと。

お酒は、上川大雪の吟風 特別純米から、不老泉の山廃 純米吟醸へ。

最初は、みずだこにゆず酢とピオーネ。こういう組み合わせは新鮮。

桑名蛤のお椀。こんな大きな蛤が採れるなんて。

八寸風に5品。いんげんにからすみ、炙りまぐろとろ、きざみ昆布とあわび、揚げぎんなん、お豆腐。

雲子と百合根の茶碗蒸しは、今年初の白子。百合根も北海道から。

和歌山の鰹に酒盗風の内臓。鰹のうきぶくろまでたたいて香り高い。

大阪の無花果が登場。この無花果がおいしいのだそうだ。

お酒は、栄田の特別純米から、日置桜たんぞうにごりへ。

無花果、山牛蒡、生麩などの天ぷら。無花果がおいしい。

一か月以上熟成のひらめハムとほおずき。ひらめのハム?と思わず見入ってしまった。

西粟倉村エーゼロの鹿肉しんたまが登場。3時間の低音調理でほぼ炙るくらいで。赤い!

にたりくじらと発酵山葵。こちらも鹿からの変化が面白い。

ちょうど、エーゼロから森のうなぎが到着!これから捌いて寝かせると2週間くらいかな。

羊のカツがまたおいしい。羊使いは健在!

その後は、ソフトシュリンプとホタテのカレー。柔らかい海老がおいしい。

そして、今日はデザートが!

連れはコーヒーのゼリー、私は昆布茶のゼリー。栗のパウンドとカヌレは同じく。コロナの間にすっかりパティシエになってしまったね。
荒木町 ろっかんへ。

いきなり、津本さん仕立ての海うなぎが目に入る!いいねえ、これ。

凱陣からスタート。

最初に、加茂茄子かに乗せ。出汁のいいこと。

鱧と鱧の子椀。こちらは親子だね。

これも津本さん仕立てのヤバイかんぱち。てかてか、すごい脂。14日くらいねかせたもの。

お酒は、錦郷に。

今日はいろいろ野草が入っているので、花カンゾウと花ズッキーニを入れてもらって、バーニャカウダに。こういう野草の香りがきちんと感じられるうちは、コロナじゃないね。

さて、津本さん仕立ての海うなぎ。7月7日からねかせたもの。口に入れた時の香りと追ってくる旨味は、熟成ならではのもの。かなりだな、これは。

今日は、はしごだったので、これにて退散。
ろっかんへ。かなり久しぶりの土曜日昼飲み。

今日はお昼食べてしまったので、軽くいつもの半分で。

備前雄町7-65から。やっぱりお酒は店で飲むのがいい。

鯖の山ぶどう 山椒オイル。この鯖がおいしいことに加えて、山椒をつけたオイルの香りが絶品。上に乗った奄美の海ぶどうはしっかり塩分あって、これもアクセント。

桑名の蛤椀。こんな大きい蛤が採れるようになったことがうれしい。

かつおの炙り ニラ麻辣。正直、ニラは苦手なのだが、健大郎マジックで、なんともうまい。赤身の鰹とニラが合うのだな。

琵琶湖鮎のフリット。小鮎ではなく湖鮎。当然骨まで、わたの苦みもしっかり。この時期だけ。

お酒は、木曽のかけはし 生原酒。

西粟倉村エーゼロの鹿の内もも。やっぱり内ももはうまい。これは誰が食べてもおいしいはず。

豆カレーで〆。いろいろ豆が入って、食感もいい。

持ち帰りに、すっぽんカレーをひとつ。
ろっかんで静かな会。久しぶりに3人で。定員は5名くらいにしているので、すぐ満席になってしまう。

連れが来るまでに、夏越酒 純米にごりでスタート。枝豆のサワークリーム+醤油粕on茄子と、マスカルポーネに鮒寿司の飯と鮎のうるかを出してもらう。こういうのでずっといってもいいわ。

そろってから、まず、酔右衛門 純米無濾過。

トマトとジュンサイ、琵琶湖のしじみ椀。琵琶湖のしじみも南湖の方だと黒いね。

お酒は、白壁屋。

ヤングコーンwithアスパラとカタバミソウ。ちょいワイルドに。輪島の鯖と山椒オイル。

お酒は、白菊に。

親ガニの甲羅詰めに、和歌山の鰹にくらげ。くらげのはごたえすごい。

お酒は、悦凱陣 無濾過純米吟醸。

穴子丼に、鱧カツ。穴子と鱧を同じ時に食べたことないかも。鱧カツうまいわ。

山羊汁、西粟倉村エーゼロの鹿とわらび。山羊汁おいしいなあ。

山羊、鹿の次は、羊。いつもながらうまい羊肉。

お酒は、長珍 純米60生無濾過。

〆は発酵トマトと豆乳のカレー。

最後に開栓して置いた悦凱陣 亀の尾 純米酒で終了。今日も、水餃子をテイクアウト。今日は牛、羊、発酵白菜、ピーマン、エビとセロリ。
荒木町 ろっかんで久しぶりに呑む。まだアラカルトだけど。

突き出しはじゅんさいなどの和えもの。いろいろ入って入るな。お酒は白菊。

魚醤豆は、琵琶湖のうぐいでつくった魚醤で空豆。これはうまい。

山菜のお漬物は、山うど、わらびに山ごぼう。

山羊汁は二度目。とてもやさしい味。肉は骨からするりととれる。

お酒は、悦凱陣に。

鯖の生寿し。これは輪島の鯖。しめ鯖と思えばよいかな。

もち豚のメンチカツ。羊カツと悩むところだが、こちらに。柔らかでうまい。

今日は、鯖の押し寿しを持って帰って食べるので、このくらいに。

押し寿しだけでなく、蟹やホタルイカ、山ごぼうなどいろいろ詰めてくれた。

ついでに、水餃子も、なずな、羊、発酵白菜と3つ持ち帰る。

まだアラカルトメニューだけど、早くコースでゆったり呑みたい。
ろっかんに詰め合わせをお願いして、引き取りに行く。量と値段を言っておけば、その日あるものから、いい感じに詰めてくれる。

開けてみると、これはやはりお酒なしでは食べられない!ホタルイカとコゴミと野カンゾウのお浸し、親がにの蒸しあげ、ふきみそ、山ごぼう、ホタルイカの塩辛。水なすのフリット、ふきのとうコロッケには、ミツル醤油の醤油粕もついている。

ホタルイカ・コゴミ・ノカンゾウは、出汁がおいしくて、全部飲んでしまう。

親ガニは、こうしてくれるとすぐに食べられてうれしい。一杯分は、そのままカニサラダに使ってしまった。

ふきみそと山ごぼうがおいしくて、これは翌日も食べた。ホタルイカの塩辛は甘造りでこれもお酒にぴったり。

水なすのフリットにふきみそをつけるとこれがうまい。ふきのとうコロッケは新じゃがかな。香りはいいわ。

早く、お店でゆっくり食べたいものだ。
今日から変則営業で、カレー屋ろっかんになっているが、イートインもテイクアウトも盛況!とりあえず常連さんたちが順番にカレーを取り来ている。

待つ間に、一杯、るみこの酒。

クレソン、タンポポ、ノカンゾウ、スイバ、ノエンドウの摘み草野菜サラダと、山羊汁。

野菜というか野草サラダは、苦み、酸っぱ味を感じておいしい。山羊汁は久しぶり。優しい味。

さて、5種のカレーが用意されていて、テイクアウトのついでに、一通り食べていくことに。

マトンのニリギリ: ハーブと羊
ニゴイのフィッシュカレー: 琵琶湖の奥村さんからのニゴイがたっぷり、卵も。
安曇野ふきのとうカレー: ふきのとうの香り
西粟倉の鹿ケララカレー: 西粟倉村の鹿肉が骨付きで
グランジャ野菜とひよこ豆のマッサマン: シナモンを効かせたマッサマン

テイクアウトは、この5種カレーに、
勘六縁さんのお米
摘み草野菜のサラダ&ろっかんドレッシング
をセットにして持ち帰り。

カレーは、引きこもり用に冷凍して、摘み草サラダだけ食べる。このろっかんドレッシング、とても美味。これだけほしいわ。
今日は昼ろっかんなのだが、山菜と肉と直前に知る。

お酒は、長珍の純米吟醸から。最初に、のかんぞうとホタルイカ。山菜の予定が、野草に変わったらしい。

続いて、野草のサラダ。すいば、たんぽぽ、タルディーボ、チコリローザ。たんぽぽが苦くて、すいばがすっぱいわ。

お酒は、天游琳 純米吟醸に。

寝かせたイサキのお椀には、のえんどうと、たねつけそうが。のえんどうは、スイートピーだね。

ヨコワには、山うど。カツオかと思うようなヨコワ。

続いて、アジと蕗の薹のなめろう。これはうまいわ。

そして、8キロあったという、2月10日から寝かせているマカジキとわらび。最近感じることが少ない苦味がいい!

さらに、白アスパラとこごみに、行者ニンニク。

お酒は、酔右衛門に。

ここで、西粟倉村エーゼロの森のうなぎが始まる。今日はおろしたて。軽くて、かきもちのような食感。熟成のような旨味はないが、これが一番美味しい食べ方かも。

ここから肉。

西粟倉村エーゼロの森のジビエ、鹿肉。これはのびると合わせて。淡泊な鹿にがつんとくるのびる。

お酒は、琵琶の長寿に。

丹沢の猪も。内ももとバラで選ばせてくれたので、迷わずバラに。猪は脂がうまいので、やっぱりバラが好き。

〆はライムカレー。最後まで休ませてくれないコース。

今日は最後に、凱陣 純米大吟醸 燕石を出してくれた。こんなお酒があるんだね。


たねつけそう
のえんどう
いさき 2w

みつる
よこわ
山うど

2月10日
まかじき

今日は、昼ろっかん 山菜(野草)の部。のかんぞう、


こもりきりなので、昼ろっかんへ。今日は燗酒で。

ほたるいかと菜の花のに、鮒ずしの飯をそえて。お酒は、旭日菊 生酛純米クラシック。

いきなり、森のうなぎのくりから。2月24日に到着したうなぎなので、12日熟成させたもの。いい味出ている。

栗がにとうるい。今年は、何度かお目にかかった栗がに。

お酒は、酔右衛門の特別純米酒に。

三重のおきしじみのお椀。これは、しじみの大きいのではなく、別種。しっかりした味がある。

かつお。揚げたてのものなので、皮をあぶっただけでほぼそのまま。

22日目の石鯛。かなりの脂ですごい。石鯛ならではの旨さがある。

15日めの鰤のなめろう。こうすると、鰤独特のいやなにおいも抑えられ、とてもおいしい。

森のうなぎ、森のうなぎの白焼き。熟成12日目。今日は軽く蒸しを入れてからの炭火焼き。皮パリで旨味もいい感じ。

御前酒の菩提酛無濾過原酒に。

やがらとコシアブラ。やがらも熟成すると味が出ておいしい。私の最も好きな山菜の王様、こしあぶらと。

ミルクラム。久しぶりに羊。蕗の薹の味噌といっしょに。うまい!

鯨のいいのが入ったのでと、ほぼそのままで。

最後にパンチの効いたカレーだというので、カレーに合う酒を、玉川 純米 山廃。色は茶色いね。

山椒と熟成トマトのカレー。いい感じに効くわ、このカレー。

引きこもっていないで、出てきたよかったひととき。


ちょい久しぶりに、昼ろっかんへ。

お酒は、凱陣の純米吟醸 興。令和一酒造年度仕込第1~2号。酒が滲みる。

最初に、ホタルイカ。空豆に菊に、しそ。

青森のクリガニをほぐして、うるいと。

お酒は、奥能登の白菊 純米吟醸に。

桑名のハマグリのお椀。もはや定番。

お酒は、萩の露 特別純米 芳弥。

雲子の茶わん蒸しには、ふきのとうが。この組み合わせいいね。

カツオは、塩のみでさくっと。

ここから津本さん仕立ての熟成魚に。15日めのイサキ。イサキに合わせた鮒寿司の飯と卵で作ったソースがいい。

続いて、22日めのマカジキ。これはいい。乳酸発酵した菜の花といっしょに食べると、さらにいい。こういうのを食べると、ほんと熟成魚にハマるよ。

ここで羊。ミントとニラをのせたホゲット。羊にミントは鉄板というが、この組み合わせはなかなか。

お酒は、大治郎 山廃純米生酒。

久しぶりに、西粟倉村エーゼロの鹿肉。今日の鹿は2歳と聞いたが、歯ごたえがあって、新鮮な食感。そのままで、じわーっと旨味が感じられる。

お酒は、生酛玉栄 純米酒。

次は、カワチガモ。レア仕上げで、皮もうまい。

〆のカレー。ここでお代わりをしないことにやっと慣れた。

最後に、鮒寿司の飯と卵でつくったさっきのソースをもらって、これをあてにお酒を飲むことに。

いる間に、琵琶湖から湖魚が到着。見せてもらったら、〆たニゴイとウグイに、活魚も。モロコやイサザ、エビなど。これはまた来なくちゃ!
今年初のろっかんへ。土曜の昼ろっかん。今日はお客さん少なめでゆったり。

京の春の燗酒からスタート。

茶碗蒸しは、中身を忘れるほど、するっと食べてしまった。

さら貝のお澄まし。北海道ではよく見るが、白貝と呼ばれる貝だね。ハマグリ並みにおいしいと言ってはハマグリに失礼か。

真鯛とふきのとう。味噌のようなふきのとうが苦くて、熟成した鯛を引き立てる。

マハタとわさび。ハタの中でも一番おいしい部類のマハタ。出汁がうますぎて、全部飲み干す。

京の春 にごり酒。好きなタイプ。甘酒のような香り。

白海老と雲丹。下はもちろん、硬めに炊いた赤酢飯。

ぽてさらとタン。あまり出会わないタンの上にぽてさら。

雲子。季節だね。炙って、青物と。

落花流水。岡山のお酒。

山菜天ぷら。もう春の山菜。ふきのとう、たらのめ、こごみ。最高だよ。

ホゲット。ここから肉。ホゲットはやっぱりうまい。そえてある酒粕につけたいちじくがまた美味。

西粟倉村エーゼロ鹿。鹿と思えない鹿肉。芽キャベツもおいしい。

菊貴 山廃純米に。

タイカレー。今日は辛味もなかなか。

時間が過ぎるのが早い。
今年はお正月期間が長いので、初めて御節を買ってみた。そのひとつが、ろっかんのOSECHI2020。

御節の一段目は御節っぽいものが並び、二段目は、森のうなぎとジビエが満載。

若牛蒡のきび酢漬けの味がとてもいい。秋刀魚の飯寿司や柚子のきいた伊達巻なども、ろっかんらしい味付け。

羊では、醤油麹漬け、舌の麹炊き、マトン松風とある。鹿はしんたま、猪は背ロースとジビエがいっぱい。

湖魚では、ホンモロコの魚醤焼きがあっさり。森のうなぎは肝の甘辛煮もある。いっしょに入っているのは、またたびかな。

酒粕につけたいちじくや、せいこがにで作ったかまぼこもおいしい。

肉は温めて、そえてあった醤油醪と麦で発酵させた納豆をつけて食べると、とてもよかったな。

御節なので冷製だが、ろっかんらしい味付けが随所にあって、来年もまた楽しみだ。
昼ろっかんへ。

お酒は、白菊 輪島物語ひやおろしから。

奥多摩の銀杏が入ったということで、台湾の山椒をまぶして。

蝦夷鮑。北海道ではよく出てくる鮑。肝がうまい。

10日熟成のさより。さよりと思えない。

お酒は、扶桑鶴 特ベル純米酒に。

遠野の鴨のお椀。鴨の味がいいね。

3週間熟成した、西粟倉村エーゼロの森のうなぎが登場。このうなぎの熟成は、このくらいの仕上げが一番おいしいかも。

お酒は、誉 凱陣 純米吟醸に。

ここで、粟倉村エーゼロの山鳥。頭ともも1本を取っておいてくれた。骨まで愛してしっかり食べる。キジに似ているようで似ていない。噛めば味が出る感じ。

西粟倉村エーゼロから、猪のすね、鹿のレバニラ、鹿ハツ。猪は上品で猪っぽくない。レアな鹿のレバーとハツがあって、レバニラと、ハツは山うど添えで。

〆はミャンマーカレー。かなり辛い!

〆後に、熟成スマガツオを出してくれたので、合わせて強いお酒をということで、アブサン。73度なので、水で割って。

今日は、熟成魚と森のジビエで楽しかったなあ。
西粟倉村から旅人来てろっかんへ。

お酒は、白壁屋から。料理は、はまぐりの茶碗蒸しから。今年ははまぐりのお椀をよく出してもらったが、茶わん蒸しもいいな。銀杏もうまい。

東郷池のしじみ椀。まさかの今週、東郷池、今週通ってきたんですけどね。温泉が湧くこの湖はしじみもうまい。

海水で洗って18日熟成のひらめ。きれいにおいしい。

今日の連れは、長珍の地元の出身なので、ここから、長珍 播州夢錦 7-60 純米生 無濾過。

いわしの日本酒炊き。梅をのせて、日本酒だけで炊いてある。これが家でできたらうれしいよ。

20日熟成ぶりのなめろう。日本酒とあいすぎる。

お酒は、長珍 備前雄町 7-65 純米生 無濾過に。

ここで、近江八幡の奥村さんからの琵琶湖 沖島の氷魚が登場。しかも氷魚 on 赤酢飯。鮎の稚魚なので、あとからほのかにくるほろ苦感がいかにも氷魚!ご愛嬌で、エビも。

続いて、せいこがにかと思いきや、モクズガニ。しかも、モクズガニと海老芋のぽてさら。雌がにで、卵も混ぜてのこんなアレンジ、だれが思いつくかな?今年は川蟹を食べていないんだとつぶやいていたのを聞いて出してくれたのだと言うから、うれしくて泣けてくる。

お酒は、誉 凱陣 無濾過に。

次は、羊。最近はジビエも多くて、羊が新鮮。マトンは味が濃くて好きだな。

続いて、62度で2時間調理した、西粟倉村のいのしし。きれいな脂でおいしいわ。

さて、ここで真打ち。津本さん仕立て、宮崎県清武川の天然鰻。なんと42日熟成!前回出してもらった同じ鰻の半分をここまで熟成していたとは。熟成香すごくて、干物のような香りでもある。もうそのままで完成している。

お酒は、悦 凱陣 純米酒 無濾過と、長珍 生生熟成 純米吟醸 無濾過本生を同時に。

〆カレーは、ふきのとう。このカレーに添えてくれたのは、なんと、ほっけの飯鮓。北海道にいるみたいだよ。

ほんと、最高かよ!

昼ろっかんへ。

今日はにごりでスタート。花垣のにごり。

うさぎの茶碗蒸し。いい出汁出るね。

早くも次。日置桜のたんぞうにごり。米子でよく飲んでいるやつ。

18日熟成のメジナ。くせのあるメジナがいい感じに。

羊のお椀。こういう透明な出汁に羊という組み合わせ、おいしい。

ここで、西粟倉村エーゼロの森のうなぎの27日熟成。皮を少し戻してしっかり焼く。これはもう過去最高の美味さと言うべき熟成鰻。熟成から、焼きと皮の仕上げは、ろっかんの技だ。

1か月熟成のイシガキダイ。脂の乗ったイシガキダイもこうなるのか。

たちのソテー。もう冬だものね。

お酒は、扶桑鶴の純米にごり酒。

ここから、肉編に。肉の日の翌日で、食材豊富なこと。まず、うずらから。

西粟倉村エーゼロの鹿ランプ。低温調理でレアのよう。

長珍 生生熟成に。

西粟倉村エーゼロの鹿と猪のパテ。これはすごくおいしい。

最後に鳩。うずらと鳩を同じ日に食べられるなんて。

〆のカレーは、鹿と猪の骨から出汁を取ったカレー。こりゃ最高だわ。

荒木町 ろっかへ、4人で訪問。

凱陣 金毘羅大芝居から。

無花果とあわびたけと赤こんにゃくのお椀。珍しいものばかりのお椀。

宍道湖の蜆。蜆だけの出汁でこれだけ出るのはさすが。

お酒は、先祖帰り強力。これ飲んでみたかった。

ここから魚が。まず、ねかせたかんぱち。

続いて、ねっとりした鰤とソテツ味噌。

おろしたてのかわはぎは肝と。

さんまは、骨せんべいと腸のソースで。

お酒は、白壁屋に。

ここで、羊と鮒ずしの飯の黄身味噌。羊と鮒ずしの飯は相性ばっちり。

津本さん仕立て+15日熟成の宮崎県清武川の天然うなぎ。これが出るのを待っていた。初めての天然鰻の津本氏仕立て。まろやかな白身の魚を食べているようで、もはや鰻ではない。

お酒は、凱陣 純米吟醸に。

今度は、やはり津本さん仕立て+熟成の穴子。穴子出汁の玉子で仕上げてあり、これは新食感。

さらに、猪の脂。ラルドだね。猪の脂はうまいが、乾燥させるとさらにうまい。

〆はビネガーカレー。何度か食べた酸味のあるカレー。
今日は、津本式仕立ての熟成うなぎと森のうなぎが揃っているというので急遽訪問。

スタートは、悦 凱陣の金毘羅大芝居 吟醸造りを常温で。

無花果と蕪の西京味噌仕立て。全部飲み干せるおいしさ。

熟成毛蟹を乗せた茶碗蒸しは、玉子豆腐風で新鮮。

蛤のお椀も今年はずいぶん出してもらった。

ここから、青魚3連発。

ねかせた鰤&むかご。この熟成した鰤はうまい。

炙った秋刀魚。この秋刀魚の炙りとロマネスコの組み合わせが新鮮。

お酒は、長珍の阿波山田65 純米 生 無濾過。

鰹のカツ。これは2回目なのだが、すごくカツにするとおいしい。

津本さん仕立ての熟成うなぎ。10月20日からねかせたもの。18日くらい熟成で、もはやうなぎの香りというより、上品な白身魚のよう。旨味は噛むと後からじわーっとくる。

お酒は、旭菊 生酛純米 クラシック。

続いて、西粟倉村のエーゼロが育てた、森のうなぎ on 酢飯。こちらは、蒲焼き風にして赤酢の酢飯の上に。こちらは脂が乗って、おいしい。

さきほどの津本さん仕立てのうなぎの骨せんべいも。骨を見て、大きいうなぎだとわかる。

次は羊の麹漬け。とろーっとした仕上げでうまい。

西粟倉村エーゼロの猪。フレッシュでジビエ感がない。西粟倉村のジビエはどれもクリーンでさっぱりしている。

〆のマッサマンカレー。これはまた作ってほしい味。
今日は、4人でろっかんで会。

長珍 平成27BY 純米でスタート。

白茄子と赤こんにゃくの組み合わせから。下の白い出汁はおいしくて飲んでしまった。

毛蟹の茶わん蒸し。これはぜいたくだな。

お酒は、酔右衛門 特別純米酒 無濾過に。

蛤椀。今日の蛤も大きい。

最初の羊はラムかな。酢味噌のようなソースもうまい。

酔右衛門 純米酒 無濾過に。

津本式仕上げの鯛の酢〆。津本式で〆てから寝かせて酢で〆たもの。

悦 凱陣 無濾過 純米吟醸に。

秋刀魚。骨せんべいといっしょに食べるとおいしい。

鰹カツ。こうして食べると鰹も違った風味が感じられておいしい。

琵琶湖鮒ずしとホンモロコのお寿司仕立て。

酔右衛門 山廃純米酒 無濾過。本日3つ目の酔右衛門。

北海道のマトンは骨付きで。これをしゃぶりながら。

西粟倉村エーゼロ鹿のすじ煮。5時間くらい煮て柔らかくなったすじ肉ときのこ。これはおいしい。

福寿 純米酒 御影郷。かなり寝かせて古酒。

最後にカレーで〆。



会食までの時間に昼ろっかんでちょい飲み。今日はいつもの10品+ONEではなく、5品+ONE。

酔右衛門 山廃仕込みから。

蟹と松茸の茶わん蒸し。こんな贅沢な組み合わせ。。。

いわし&梅ぼし。梅干と神亀だけで煮たいわし。なんとおいしいことか。

続いても青魚で秋刀魚。ナッツとビーツの組み合わせ。

長珍 純米60 生 無濾過に。

西粟倉村エーゼロの森のうなぎが登場。今回は、麹漬けの3日め。オーブンで焼いて、皮目をバーナーで仕上げ。こういう引き出し方もあるな。

今日はないかと思いきや、羊。大きな万願寺とともに。

長珍 純米五百万石 60 ささにごり生に。

最後に、カレー。今日は少なめに。それでも食べたい。

平成13年全国新酒鑑評会 金賞受賞酒 大吟醸で〆。日本酒のAgingだね。
今日は朝ろっかんでパン屋さん。9時からパンでゆったり飲むという贅沢。

サンドイッチに、スープとサラダがつくというスタイル。しかし、これはサンドイッチひとつでは済まないぞ。

最初に、コーンクラムチャウダー。オリーブ油を垂らして香りがいい。

続いて、バーニャカウダ。豆乳ベースにニンニクがいい感じのソース。

RADIKONのアラビカコーヒーも入れてくれた。

ひとつめのサンドイッチは、津本さん仕立ての熟成イサキと燻製ナッツのオープンサンド。津本式から数日寝かせたイサキは、刺身で食べて最高の魚ではないかな。刺身のオープンサンドというのも画期的かも。燻製かけたナッツも香ばしい。

開栓後ちょっとたったオレンジワインで、2つめのサンドイッチ。‪西粟倉鹿の赤ワイン煮込みとビーツ、焼きナスのオープンサンド。西粟倉村の鹿はとてもあっさりしているが、これは赤ワイン煮込みでややどっしり。でも軽い。

そろそろ昼ろっかんの時間に。お酒は、白壁屋に。

次は、和牛、きび酢と島ざらめのソース、チェダーチーズのハンバーガーに。ソースがなんともうまい。添えられているスパイスポテトがめちゃうまい。

ここで、やっと連れが到着。無花果、三良坂フロマージュ、石垣はちみつのオープンサンドと、先ほど私が食べたイサキのオープンサンドに。無花果をもらって食べると、なんともうまいね。

お酒は、川口納豆に続いて、RADIKONが登場。なんということだ。

最後に、羊、モッツアレラ、レモン胡椒のクロックムッシュをシェアして終了。羊とチーズを合わせてサンドイッチというのは自分でもやってみよう。
津本式〆&熟成の魚が出ると聞いて訪問。

スタートは、白茄子の柚子味噌すりながし。柚酢ときび酢を使って香りがよい味噌。油を通した白茄子は本当にうまい。

お酒は今日もすべて燗酒で。奥能登の白菊 特別純米酒から。

松茸&蛤の椀。福島の蛤だそうで、お初。

奥能登の白菊、次は白壁屋に。

熟成魚シリーズ登場。最初に鰤、そして鯖、最後はこれは軽く〆た秋刀魚。青魚をこうして食べるのも珍しい。鰤は、発酵わさび、鯖はワインぶどうのビネガー、秋刀魚は骨せんべいと。

お酒は、生酛 秋鹿に。

鯛は津本式血抜きで11日熟成したもの。皮をあぶっただけで、中身は透き通っている。これが鯛かと思うような、Stickyな身の感触。

そして、津本式血抜きから14日熟成の鰻。七輪でかなりしっかり焼いている。皮の香りと身の旨味が究極。これはすごい。

雲丹塩辛&鮒寿司飯。赤酢の飯に、雲丹と鮒寿司の飯が絶妙。

お酒は、悦 凱陣 無濾過。

アイスランドのラムは、出汁を感じる羊。これは餌が違うのだね。

続いて、サフォークに広島のチーズ。まったく別物でこれもうまい。

今日のカレーはブラジルのしびれスパイスを使って、やや刺激。

最後に、悦 凱陣 純米大吟醸の平成13年でデザートワイン的に〆。



ろっかんへ。今日は、お酒はすべて燗酒でお願いする。

最初は、凱陣 純米吟醸から。

料理の最初に、無花果と栗の揚げ物。ブランデーで渋皮ごと炊いてから揚げてある。無花果もずいぶん楽しませてもらった。

最高の雲丹の塩辛と白茄子。これは超うまい。これだけうまい雲丹の塩辛ははじめて。油通しした白茄子とぴったり。

お酒は、長珍 特別純米酒へ。

秋鱧のお椀。主人は、夏の脂ののった鱧より、秋の鱧を好む。

秋刀魚。あまり得意ではない魚なのだが、こうやって熟成仕上げで食べるとおいしいものだ。腸を感じる骨せんべいも美味。マイクロキュウリも。

3日と8日熟成の鰤。熟成が進むと鰤本来の香りと旨味が充実。

鮒ずしをのせたいくら飯。これは家でもやってみたい相性。いくらと合うなあ。

お酒は、みやこつる。

そして鮒ずしの飯は、羊とも抜群の相性。これも家でやってみよう!

酒盗と寝かせたあん肝。凡愚をふりかけてぜいたくにオーブン焼きにした雲子。

お酒は、悦 凱陣 オオセト 純米酒。

ラー油がけのマトン。四川風の味付けは文句なく羊に合う、しかもマトンに。

最後にやさしいカレー。

発酵と熟成にとりつかれてやめられない。
漁師の知り合いとろっかんへ。久しぶりの夜のろっかんで、雰囲気が違うな、やっぱり。

お酒は、酔右衛門 純米から。

雲丹の塩辛と生ゆば。塩味がいい感じで生ゆばと初めて合わせて食べた。

白子と青茄子。炙った初白子。

松茸と鱧椀。秋鱧と松茸は上品な組み合わせ。どちらもじゃましない。

お酒は、志太泉 純米吟醸。

平目の8日目。ねっとりしてイカのよう。

秋刀魚と茄子。炙った秋刀魚の香りと、ソースがいい。

お酒は、お味燗 純米酒。みかんのような香りがする不思議なお酒。

羊飯。赤酢のご飯の上に羊、添えられているのは鮒ずしの飯。

ホゲットとそてつみそ。サフォークのホゲットという最高の食材に、奄美のそてつみそ。ほろほろとしたこの味噌だけでもおいしい。ホゲットに乗せるとさらにおいしい。

お酒は、糸白見 純米酒に。

マトンの骨付き。ねかせてあるので、じわーっと染み出る旨味。

鯨の畝。またこういう部位が食べられるのがうれしい。かかっているソースはスパイスも効いて意外。

最後に、責めの合併を一杯。もう飲めないね、このお酒。しみるわ。

〆はキーマカレー。今日のカレーはやさしい。

口直しにほおずきを出してもらって、今日はおしまい。



奄美から復帰第一弾のろっかんへ。

院殿 綿屋 特別純米酒から。

今年何度も楽しませてもらった無花果。横にあるのは熟成というか発酵した黒にんにく。もはやにんにくの味ではない。栗か何かのよう。

平目と生ゆばとミニトマト。お酒によく合うね。

鱧と松茸の椀。どちらも一切れが大きくぜいたく。秋鱧もいいではないか。

お酒は、悦 凱陣 純米吟醸 興。

ナガスクジラの赤身と畝すかな。子供の頃を思い出す味とかいうと年がわかる。

秋刀魚と茄子。秋刀魚と思えない感じが食べやすい。

3週間くらい寝かせたいくら。ねっとりして、赤酢のご飯とばっちり。

お酒は、芳水 土用酒。

メヌケの味噌漬け。メヌケは北海道の高級魚。今やキンキよりも希少で、何十年ぶりかの対面。これを食べられたのはうれしかった。

ハタハタ。薄味の煮付けは最も好きなやつだ。

Dario Princic Jakotを出してくれた。開栓しておいたのかな、いい感じのオレンジ色にいい香りが。

鰊の飯寿司。北海道にいないと食べられないやつ。

ろっかんでは初めて?のメンチカツ。さすが、洋食でも上手に揚げるな。

最後のお酒は、責メの合併。これも開栓しておいたやつ。オレンジ色でいい香り。

舞茸&椎茸カレー。珍しいきのこカレー。さっぱりと完食。

昨日帰ってきて今日これだけの料理を出してしまう主人にはあっぱれ。ほぼ魚づくしかと思いきや、変化球いっぱいでよかったわ。


今日は、主人が奄美大島に行ってしまう前の最後の昼ろっかん。

お酒は、綿屋 院殿から。漢方和牛の堆肥で育てたヒトメボレのお酒。

料理は、生湯葉の雲丹+雲丹醤油。これが最初から出たらだめでしょう!

次に、揚げた無花果。今年はこちらで何度か無花果を食べることができた。

お酒は、亀の尾 隆。

松茸と蛤のお椀に、炙った鰹を塩で。

お酒は、伊根の京の春に。

秋を感じる秋刀魚はなすをくるんで。

今日もびわますが。琵琶湖からのびわますのソテーに、マイクロキュウリを添えて。今日のびわますは、とんがりという、琵琶湖から川を上ったもの。

次は、いくらが乗った赤酢のすしめし超硬仕上げ。

お酒は、京の春の燗に。

ここから肉!

仔羊は、四川風のラー油仕上げ。

続いては、くじらのうねす。ベーコン調。

最後のお酒は、日置桜の糸白見。5年熟成。色が古酒だ。

そして、ナガスクジラの赤身。子供の頃を思い出す。

〆カレーは、サグ。中身は豆腐!

これで、思い残すことなく、10月を迎えられる。



今日はかつての同僚と、ろっかんへ。久しぶりの夜ろっかん。

お酒は綾花から。一品目はすりながし、雲丹のせ。出汁がよくておいしいな。

次の蛤のお椀には、松茸が。もう秋なんだね。

次の鰹は、8日ねかせたもの。塩をふって炙り、発酵したわさびで。

お酒は、神亀 凡愚 純米吟醸。

続いて秋刀魚。こちらは、わた醤油で。

さらに、今日届いたばかりのびわます。新鮮だが、味自体は淡泊。それよりも、びわますで取った出汁がすごくいい。

北海道からのアブラガレイ。東京でははじめて食べた、私の好物。

お酒は、凱陣 オオセト 純米酒に。

そして、早すぎる、せいこがに。噴火湾のものだそう。

賀茂茄子は、トマトとチーズのソースで、絶対うまいやつ、これ。

西粟倉村の鹿。今日は、南三風の仕上げ。こういうのもおいしい。

さらに、西粟倉村の猪。これは、にんにくの入ったソースで。めちゃうまい。

お酒は、伊根の益荒猛男に。

〆は、マレー風カレー。いろいろな味がする。

前回の野菜しばりのコースも楽しめたが、今日はいつものろっかんでやっぱりこれはすごいや。

今日は、8月31日、野菜の日。ということで、ろっかんも、料理が全部、野菜ということ。

るみこの酒でスタート。

最初は、大阪の無花果にピーナッツの味噌。いきなりフルーツから。

生湯葉には、枝豆と出汁のジュレをかけて。

プルスケッタが出たと思ったら、うえにはアーティチョークが。これは好物。久しぶりに食べた。

お酒は、るみこの酒の特別純米酒。

次は、茹でたアスパラ、とうもろこしに、トマト。優しい箸休め。

加茂茄子を揚げていたら、その上に、トマトとマスカルポーネのソースをかけて出してくれた。これはうまい。

いろいろな野菜が入っていて、おくらの花、ズッキーニの花、マイクロミニキュウリ、白たまごなすなどを見せてもらった。

お酒は、長珍 ささにごり生に。

枝豆豆腐の揚げ出しは、発酵させたわさびが乗っている。

次はキッシュだという。キッシュは野菜のものが定番だね。

芽キャベツといっしょに出されたのは、4時間オーブンで焼いた茄子。焼いた芽キャベツもおいしいが、この茄子はいいなあ。

最後は、なんとベジビリヤニ。野菜だと甘い感じになってこれもよい。

野菜ろっかん、なかなか楽しませてもらいました。



今日は、鰻はし本で、西粟倉村のエーゼロが提供する鹿肉を食べてきたのだけど、同じ食材を1日で食べ比べてみたいと思い、同じくエーゼロの鹿肉を使っているろっかんへ。今だと猪肉もあることを知っての訪問。

お酒は、酔右衛門。

いきなり、西粟倉村 エーゼロの鹿肉のぬた。これは部位としては硬い部分で、かみごたえがあるのだが、低温調理でみずみずしく、ぬたというのはとてもおいしい食べ方のひとつだと実感。

続いて、鱧とめちゃ早い松茸のお椀。香りはいいし、鱧もさっぱりしていていい。

さらに、西粟倉村 エーゼロの猪肉。こちらは、塩とオリーブオイルで。

ここで、まさかの鶉登場。お隣のお客さんと半羽ずつ、唐揚げに。塩もなくそのままを味わった。

なんとまさかのジビエ続き。

お酒は、悦 凱陣 無濾過 八反に。

〆カレーは、キーマにチーズをふった感じ。2軒目なのに、なんという充実感。


今日は、お昼に2人でろっかんへ。

お酒は綾花でスタート。

生湯葉にかかっているのは、雲丹醤油。最初から攻めている。この塩加減はまたいいな。

次もさわやかに、トマトジュレ。

この間、おろしたての森のうなぎを炙ってだしてもらったが、今日は1週間寝かせたものを、うなぎの骨を焼いてとった出汁で。1週間でこんなに旨味が出るとは。

そして、もう登場のも松茸と鱧のお椀。今年一番にしても早すぎる。

初めての海鼠は、じゅんさいと枝豆で。これも食感がさわやか。

お酒は、長珍 純米60生無濾過に。

連れが、無花果を食べたいと言ったら、味付けして煮た茄子、おくら、無花果で天ぷらにしてくれた。どれもおいしいよ。

ここで、琵琶湖からのびわます。1週間寝かせたものは、旨味が熟成して、ソテーに。ご飯を載せて、お寿司風に。

西粟倉村から届いた猪は、プルーンのソースで。西粟倉村のジビエは、鹿同様、とてもきれいな味。フルーツによく合う。

お酒は、凱陣 興。

珍しいというか、貴重な鯨のうねす。これは日本酒によく合う。

今日の羊は、部位が心臓。柔らかくて、はつっぽい感じではない。

〆に、ココナッツカレー。夏らしいカレー。

コース的にはここまで。

この後は、もう少しつまみで飲むことに。

お酒は、不老泉の杣の天狗。

おつまみは、桃と、炙った鮒寿司。炙ると皮がこんなにうまいとは。

今日はとてもゆったりと飲ませてもらった。
今日は、お昼営業のろっかんへ。

酔右衛門 特別純米酒 無濾過からスタート。最初に、大阪って言ったと思うけど、無花果。チーズをふって。

次に、スペシャリテのひとつだと思う、発酵させた蟹をのせた茄子。これは超美味ね。

そして、台湾から仕入れている鰻のからくり。この鰻は柔らかくて食べよい鰻。

お酒は、天穏 無濾過純米酒。これも好みだなあ。

ここで、届いたばかりのびわますを見せてもらう。琵琶湖の漁師さんから届いたもので、まだ状態は最高をキープとはいかないようだが、魚を見て調理しているので、これからどんどん鮮度は上がるだろう。今日は、このびわますと、そのます子。素人には、十分においしい。びわますの旨味は独特で他にない。

日置桜 純米酒に。今日は好きなタイプばかり出てくるな。

炊いた小鮎と鮒寿司。この2つを合わせて食べるとまたおいしい。

ここで海のものを。鱧椀と炙った白浜からの鰹。鱧はさっぱり。鰹は最高の品。こんなうまい鰹は久しぶり。

今日のメインイベント。西粟倉村 エーゼロの森のうなぎ。餌がアミエビの鰻と鰯の鰻の食べ比べ。おろしたてで、寝かせていない鰻で、鰯餌の方は、普通の養殖鰻の香り、エビ餌の方はダントツに美味い。ほのかにエビの香りがしていいね。

本来はメインのひとつなのだが、今日はやや影が薄い、羊のぬた。これもまたうまいんだな。

そして、西粟倉村第2弾は、鹿肉の外もも。合わせているのは、桃。バターをかけ焼きしているので、中がいい具合にレアに仕上がり、上品に鹿の香りがしてとてもおいしい。

この後、これもスペシャリテと言いたい、うるかそうめん。細かく仕事をして作っているので、めちゃうまい。

最後に、今日の〆カレーは、フルーツのカレー。だからと言って甘いわけではなく、適度にフルーティーでおいしい。

ハイビスカスっぽいお茶を出してもらって、今日も大満足で終了。



今日は昼ろっかんで、12時に行く。先客2名で、その後もぽつぽつと来て満席に。

今日はふつうのろっかんに戻ったかなと思ったら、やっぱり琵琶湖風味がところどころに。

最初は、みやこつるでスタート。最初の1品は、桃と鮒寿司の飯のすりながし。発想が違うな。

次は、うざく。台湾から仕入れたうなぎだが、酢の物ではない。きゅうりとミョウガと山椒で。

続いて、はものお椀。上にはじゅんさい。はもは温かい料理で食べたい私にはうれしい。

黄色いソースのお皿は、茄子と赤いこんにゃく。

湖魚のお皿2種。ひとつは、ひらたけとえび豆。もうひとつは、小鮎の佃煮の乗ったご飯。ここで佃煮ご飯とは、なかなかいいぞ。

凱陣の興で、かつおのたたきをくぐらせ、お酒は、綾菊の2013年に。

再び鮎が。今度は、稚鮎の天ぷら。小さいほうがワタの苦みを感じるのはなぜかな。

2週間に1回出ているというが、初めて食べる、羊の糠漬け。お皿が通っていくと、ぬかの香りがする。2週間というから、家ではちょっと難しいな。なかなか味わい深い。いつも食べたい味だ。

お酒に驚く。菊姫のにごり酒。色がヤバイ。そんなに酸が出ているわけではなく、独特の味。

岩見沢のカマンベールを味噌漬けかな、これは。

ここで、他のお客さんに出す岩牡蠣が登場。でかいな、これ。さっと蒸して、牡蠣の身を4つくらいに切っているよ。

私の〆は、蟹と卵のカレー。こういう優しいカレーもいいね。

終わりと思ったら、なんと今日は焼き菓子が3種。お酒とこういうのもいいな。
昼ろっかんでゆったりした時間をと思ったら、大雨。

はぎの露 純米吟醸でスタート。

賀茂茄子に発酵させた蟹が乗っている。

子鮑。火を入れた鮑は柔らかい。

10日寝かせた横山さんの鰻の太物が登場。順番で言うと、これが8番仔になるかな。まず、くりから。皮も脂もいい感じ。10日間かけた旨味がにじみ出る感じ。

お酒は、るみこの酒 木槽搾り無濾過生原酒。

蛤のお澄まし。大きな蛤だけの出汁かな。

羊のぬたは久しぶり。酢味噌とわかめとの相性はばっちり。

再び、横山さんの鰻。血抜きをして10日氷温で寝かせた太物。神亀 大古酒 昭和57年にさっとくぐらせてから焼きという工程で、滋味深い。これは、ろっかんならではの一品。

お酒は、夏味燗に。

私はあまり出会っていない鰹。この時期くらいのものが好きだな。

茹でた牛たん。これは初めて。

火を軽く入れた羊肉。いっしょに和えてある味噌がまたうまい。

〆はベジビリヤニ。今日はあっさりのビリヤニで軽めに〆られた。



荒木町ろっかんに琵琶湖の湖魚到着で急行。

最初に、炙り鮒寿司on酢飯。炙った香りと鮒寿司の香りが交互に香る。

北海道のアサリだけの汁。アサリが吸い込んだ塩味だけでこんな旨味が出るのか。

お酒は、酔右衛門、夏ぎんが、純米吟醸生。

まな板に乗らないほど大きかった鯉は、身が真っ赤。説明できないオレンジの旨旨ソースと揚げた皮とウロコも美味。

お酒は、凱陣 無濾過生に。

ここで、海の魚も。15日寝かせた鯛を、山椒と、生と発酵させたわさびで。

そして、雲丹と茄子にニゴロブナの飯で小休止。

横山さんの鰻が届いているが、静かにストレス低減中。今日の鰻は、台湾からのもの。さっぱりと煮鰻に。ウドの先の香りの強いこと。

今日一番興味があった、雷魚登場。この肉食魚は超筋肉質で、ぷりぷりしてカジキというか鶏肉の印象。ホタテとエビのジャンがまたうまい。

お酒は、長珍 純米60生 無濾過

湖魚の〆は、うぐい。唐揚げだが、ここまで完璧に調理されると言葉なし。

湖魚に鰻でとった出汁はさすがに濃くて、うまい。

本来の〆に入って、出汁そうめんに、酸味の効いたカレー。いやー、まいった。

さらに、SUHO DRY 2006を常連さんにご馳走になって、最高の湖魚DAYだった。
昼ろっかんで、琵琶湖の天然鼈。2匹を3人で食べるという贅沢。

CUVÉE DE RANKでスタート。ちょっと酸味のあるビール。

1匹は捌いて寝かせてあり、もう1匹はこれから。目の前で捌きを見るのは初めて。

すっぽんの生命力恐るべし。この鼈は、はえなわ漁で獲ったものだが、釣り針を飲んでいた。一度釣られたのだね。‬

まず血の日本酒割りから。見る見るうちに凝固していく感じがやはり血。

次に出汁へ。こちらは仕込んであったもので、ワイルドな外観とは違い、ものすごく繊細な味。

ここで、お酒は酉与右衛門。

心臓と肝は、おろしたてと寝かせたものを食べ比べ。おろしたての方は、噛むと反発してくるような感じがある。肝は、山椒オイルで。胃と腸は食感がよく、和えてあるのは、スベリヒユ。雑草のようだが、とても美味。そのあと、精巣で内臓いろいろ終了。

このあと、鼈鍋に。一人ずつの小鍋。しかも、まだ食べていないのに、追いすっぽん付き。ざくざくとカットされたワイルドな身に火が通った頃合いを見て、口に入れる。なんて濃い味!出汁がなかなか澄んでこない。琵琶湖産は、食べてるものが違うのかな?かなり夢中になって食べる。こんな具合にワイルドに食べたことないな。

ほおずきで口直しをして、お酒は、日置桜 たんぞうにごり。このお酒ももう終わりらしい。

そして、鼈の唐揚げ。ちょっとほっとする味。

さきほどのお鍋で雑炊。これまた、白髪ねぎを浮かせたお出汁とともに。それにしても味が濃いわ、この鼈。

最後に、えんぺら。養殖ものだと、きれいに透き通るけど、これは厚くてごつい。

いやー、濃かった。
今日は、ぼんくらから、ろっかんへと黄金リレー。

無濾過系をお願いして、奥能登の白菊 純米吟醸の常温からスタート。

最初に、空豆と生ゆば。空豆は、琵琶湖のうぐいの魚醤で炊いたもの、それが生ゆばの上にのり、出汁のジュレをかけた、一品目ながらすごい。

次に、鯛汁。と言ってしまえば簡単だが、ものすごく濃い鯛の出汁に、炙った鯛と生のり。うまい!

次の白アスパラは、ソースにぷつぷつととびっこを使ったオレンジ色のソースを絡めて食べる。アスパラが苦手な私も、ここでだけは黙って食べるようになってしまった。

お酒を、今度は燗で、奥琵琶湖 純米吟醸 中汲み。かなりストレートにくる酒だ。

ろっかんでは初めての鰯と筍。シンプルながら、この組み合わせ、なかなか。

今日は出ないかなと思ったら、やっぱり羊が出てきた。レアっぽく仕上げた羊には、お米のソース。このソースはお気に入りのひとつ。

〆はもちろん、羊のカレー。今日は割とスタンダードな羊カレーだった。

うぐいの魚醤で炊いたそら豆、濃い鯛汁、お米のソースなど、出汁とソースで飲む日本酒。いつも感激。
荒木町 ろっかんで、今日は羊しばりでお願いした。羊&カレー好き3人の会。

お酒は神亀のひとごごちから。

最初に、シェーブルと苺。山羊も出てくるわけね。

次に、サフォークのマトンの松風風。いきなり、サフォーク。

ヨークシャーのラムのすね肉のお椀。こんなに上品だと、羊であることを忘れる。

お酒を、悦 凱陣に。

そしてなんと、ここで挟むは奄美の山羊を炊いたもの。もちろん、山羊の臭みなどない。

続いては、アイスランドのマトンに近い サウスダウン。ちょっとハムっぽい仕上げ。巻いてあるのは、うるい。

さらに、低温で仕上げたヨークシャー。これはもう、レアというか刺身のよう。羊だとわからないくらい。

そして、サフォークのホゲット。

お酒は、酉与右衛門と旭菊の大地を飲み比べ。

ここで、仕込みで出た部位の唐揚げ。そうじをした時のピースを揚げたもの。

カレーは、最初がミスジのキーマで、最後はもちろん羊のカレー。羊の方は、私が大、隣が中、その隣が小で盛ってもらった。

こんな羊づくしがあるだろうか。さすが時に、羊&カレーろっかん。
ひとり2次会でろっかんへ。もう少し飲みたい、もう少し食べたい欲求にいつも見事にこたえてくれる。

お酒は旭菊の大地。山菜の天ぷらには、のかんぞうが。この味覚えておきたい。

鯛に黄身酢のようなソース、下には山うど。この組み合わせはすごい。

燻製風の鱒にそら豆。下のソースはお米のソース。これがいいんんだな。

モロコかと思ったら、稚鮎の天ぷら。そうか、鮎の季節になったんだ。

今日のカレーは、サグパニールとルンダン。またもや、カレーろっかんというべき内容のカレー。

最後に、伊根の京の春を飲んであがり。



ひとり飲みで、ろっかんへ。

今日は10品コースで。

最初のお酒は、悦 凱陣 純米吟醸 興 うすにごり。

1品目は、白魚をみずのような山菜の上にのせたもの。いきなり川魚きたー!

続いては、宍道湖のしじみ汁。しじみが大きいね。しじみの味が濃い。

鯛と山うどのお米ソース。このソースがめっちゃおいしいんだな。

お酒は、奥播磨 純米 おりがらみ。

菜花を鱒で巻いたものは、ソースにいくらが入っている。食感を出すために、とびっこも入っている。

次は、フリッターっぽく筍を。

そして、羊肉でわらびを巻いたものが。

今日のメインといっては何だが、初登場の琵琶湖のニゴイ。この骨がいっぱいの魚をどう料理されるか楽しみだった。オイル漬けから、小骨を抜き、ハーブで仕上げ。名前から鯉の印象で食べてしまうが、とてもあっさりで上品。逆に言うと、旨味を出すのが難しい魚かな

次も湖魚。珍しく、わかさぎ。ふきのとうと、こごみの天ぷらといっしょに、わかさぎも天ぷらに。これは癖もなく食べやすい。

そして、骨付きのホゲットが。これは文句なくおいしい。

お酒は、京の春 お味燗。みかんの香りがするというお酒。

合わせるのは、のれそれ。

ここで、タテボシガイが登場。料理は2周目に入る。

ねぎとさっと炒めたもの。今日はソテー。こうして食べるのが、一番ストレートに味がわかるかも。タテボシガイにはあまり味がないが、それを昆布締めで引き出している。

もう少しカレーの前にと言ったら、羊カツが。これうまい。

お酒は、綾菊 山廃純米。

続湖貝の巻。次はササノハガイ。こちらは、カレー。スープカレー風で、旨味を出している。

今日も湖魚メインで楽しませてもらった。
今日は2次会で訪問。

5品+〆でお願いする。お酒は、睡龍の純米から。

最初に、ひめさざえをお通し代わりに。

ここで、いきなり横山さんの鰻のくりから串が登場。ろっかんで、くりからは初めて。いいね、これ。

横山さんの鰻は3番仔だが、これを七輪で焼き始める。

その間に、山菜の天ぷら。行者にんにくとふきのとう。ふきのとうの苦味がいいな。

そして、横山さんの鰻が仕上がる。皮目もしっかり焼いて食感よく、皮下の脂もしっかりおいしい。

お酒は、日置桜 鍛造生もと 強力 27BYから、悦 凱陣 KU16 純米酒へ。

今度は、西粟倉村からの鹿のランプ肉。これはいちごと合わせて、ソースはカシス。こういうのが鹿に合うなんてびっくり。

〆は、サグとパニールのカレー。実がついたままのコリアンダーが新鮮。

いい時間になってしまったので、ここでお開き。



荒木町ろっかんへ。今日は、琵琶湖から生きた貝が4種類入ったと聞いて訪問。今日は琵琶湖の貝料理がメインかな。その湖貝は、カラスガイ、タテボシガイ、ササノハガイ、マルドブガイの4種類。さて、どんな料理になるかな。

お酒は、旭菊 大地から。

琵琶湖のマルドブガイのぬた。はまぐりくらいの大きさのマルドブガイは、ぬたにしても食べ応えあり。

次に、はまぐりのお椀。これは海のはまぐり。立派なはまぐりで、出汁のいいこと。

お酒は勝駒に。

次の湖貝は、カラスガイ。これは最も貴重。今回も底引き網漁で2つだけ採れたもの。出汁で煮て、1日寝かせてあって、なんとジンの香りがする。不思議な味。日本酒で流し込んで、初めて貝の味がする。

次は、琵琶湖のササノハガイ。行者にんにくと炒めたもの。一番普通に食べられる。

ここで、今日は湖貝に隠れてしまった本命のホンモロコの素揚げ。上に乗せた味噌には鮒寿しの飯が入っている。こんな組み合わせで食べさせるとは。

お酒は、西与右衛門。

次は、琵琶湖のタテボシガイの酒炒りとアスパラガスのソテー。タテボシガイは、今日の貝の中で唯一市場に出ている貝だが、とてもうまい。

琵琶湖のスジエビとホタルイカも登場。しかも、今仕込み中の琵琶湖のウグイの魚醤で味付けをしてある。なかなかの美味。

お酒は、定番の凱陣 純米酒に。

チーズ2種が出された。青かびをつけたシェーブルと、プリアサヴァランの糠漬け。これを日本酒と合わせるのがすごい。

最後のカレーまできた。お代わりするので、最初から大盛りにしてもらう。今日のカレーは、じゃがいものフェネグリークとラムゴシト。フェネグリークの香りがいい。ラムの方は久しぶりのインドカレー。

最後にHIGHLAND GINを出してもらって、今日は終わり。



ろっかんに、琵琶湖の湖魚が続々入っているので、お昼に訪問。

お酒はいつもの通りお任せで。凱陣からスタート。

最初は、ほたてとほおずきの先付。

瀬田しじみ。出汁はかつおと昆布で軽くとったもの。こんなに大きい瀬田しじみは、初めて見た。黄色い個体のイメージがあるけど、そうでもないのだね。軽い出汁に引き出された濃いしじみのエキスがうまい。

うるいと空豆の和え物に続いて、炙った鰹。

お酒は、悦 凱陣 金毘羅大芝居 吟醸造り。

揚げた里芋と蟹のあん。この蟹は、ブラウンシェルクラブ。

お酒は、無窮天穏 齋香

魚を見ると、まさに今日は、琵琶湖ろっかん。

スジエビ、ホンモロコ、スゴモロコ登場。ここは滋賀?

琵琶湖のスジエビは、沖で網で取ると沖島の女将に教わった。佃煮が多いが、白アスパラ、芽キャベツと合わせて麹で。こんなのは食べたことがない。

圧倒的な美味さを誇る、琵琶湖のホンモロコ。このサイズはあまり見られない。このくらいだと、ワタの旨味がよくわかる。それにはできるだけそのまま調理。ということで、今日はフライ。

ホンモロコの陰に隠れてしまうスゴモロコ。ホンモロコとは住んでいる層が違うので、口の位置、餌も違うのだそうだ。さっと炊いたシンプルな調理でおいしい。

お酒は、悦 凱陣 オオセト 純米酒

紅鮭の飯寿司を出してくれた。これ夏につけたものだそうだ。

近江八幡の奥村さん作のモッツアレラ鮒寿司を一包みもっていって、みんなで試食した。

昼ろっかん〆は、タイカレーのプリック。唐辛子カレーはラム添え。かなり辛い部類だろうが、最高においしい。

お代わりしたらチキンに。

これに、醤油かと思うような超熟成の日本酒に、痺れ草のジャンブーも。

お昼から、日本酒と琵琶湖の湖魚、気分は滋賀だった。
発酵食品が好きで自分でも作る友人を誘って、ろっかんへ。

今日は10品+〆ごはんでお願いする。

お酒は、西与右衛門の山廃純米酒から。

1品目は、アスパラと空豆。アスパラの出汁は、アゴと鯖の出汁で、空豆は鱧の魚醤で味付けしてあるという繊細さ。

羊の松風焼き。ふつうは鶏肉でつくるものかな。羊で作っちゃうとは。

実は今日は、琵琶湖で漁師修行中の知り合いから、ビワマスの生と干物、ウグイを送って頂くことになり、迷うことなく滋賀と言えばこちらのご主人に調理をお願いした。そのうち、生のビワマスを炙って、カリフラワーのお椀に仕立ててくれた。このカリフラワーのお椀がクリーミーで激うま。そのうえに炙っただけのビワマスの身。この魚は上品にうまい。カリフラワーと合わせて食べるとまたおいしい。

続いて炙った鰹に発酵わさびを添えて。このわさびで食べるとまったく別物に。

お酒は、凱陣 無ろ過 純米酒に。

今日は琵琶湖直送の湖魚第2弾が入荷していた。まず、いさざの卵とじ。いさざと言うと佃煮が多いが、こういう風に氷魚の要に食べるのもいいね。

前回よりひと回り大きいホンモロコは、揚げて柚子酢と再仕込醤油で。東京で湖魚を味わえるなんて、やっぱり最高。

続いて、熟成鰤。鰤は前回はオイル漬けのような感じで出してもらったが、今回は熟成かけて炙ってある。

お酒は、杜氏さんの名前が入った、竹鶴 石川達也。これはうまいわ。

京の羊は、炙ってスパイスをふってある。

ここで、あて4種盛り。からすみ、雲丹の乗った帆立、いかに、自家製納豆。まさに日本酒を飲むための料理。

お酒は、生酛の強力(ごうりき)。

今日の〆は、マレーシアカレー。辛味があるチキンがごろんと入ったカレー。毎回、カレーの変化が楽しい。

今日も琵琶湖の湖魚と羊のコラボを堪能させてもらった。



今日は祝日なのだが、営業していると聞いて、2人で訪問。

お酒は、凱陣 純米吟醸 興からスタート。連れはハードランド。

最初の一品は、琵琶湖からの一品。まずは、いさざ。いさざを豆と煮たもの。佃煮はよくみるが、こんな風にあっさり仕上げたのは初めて。

次は、羊のぬた。九条ねぎと羊の組み合わせはなかなか。

はまぐりのお椀は、桑名の大きなはまぐりが。前回と出汁を変えて、今回は昆布出汁。

タルタルは、ほたてと苺。驚く組み合わせは意外になじんだ。

お酒は、酉与右衛門 特別純米酒 無濾過。

炙ったアスパラと芽キャベツ。柑橘の酸味のソースで。

熟成させたぶり。まるで漬けのような感じでしっとりしている。これはうまい。

次が、鴨の燻製。下にあるのは、人参のオレンジソース炊き。

ここで常連さんが、TRINCHERO BIANCO 2016を寝かせたものを回し飲みさせてくれた。まるでお酢に近い感じに。

そして琶湖直送の湖魚。ホンモロコの唐揚げトリュフ塩。素朴だが、これが一番うまいかも。東京で湖魚を味わえるなんて最高。

お酒は、不老泉 純米吟醸。

芝海老と甘鯛のしんじょうは、卵のつなぎだけで、身を丸めて揚げてある。

羊の2品目は、骨付きのトマトソース。これは初の洋だね。

そしてまた常連さんのひと声で熟成ワインを頂くことに。Vodopivec 2009。

〆ごはんは、ミャンマーカレー。毎回、すごいカレーが登場するが、今日はミャンマーのチキンカレー。辛くてうまい。

今日は常連のふるまいもあり、楽しい会に。



今日は、まさかのはしごで、ろっかんへ。キャンセルが出て席が空いたと聞いたもので。

2軒目なので、今日は5品+〆ごはんで。

最初のお酒は、凱陣 興のぬる燗。料理は、上庄芋のかにあんかけ。里芋だが、揚げてあんをかけてある。

続いて、真鴨のつみれ椀。出汁もつみれもすばらしい。

とろの漬け炙りは、おおとろをヅケにして、炙ったもの。ろっかんお得意の発酵させたわさびといっしょに。

お酒は、秋鹿 山廃に。

ここで、あてを盛った皿が。はたはたの飯寿司に、育ったくわいの素揚げ、塩と醤油でつけたいくらに、にんじんのフムス。これはお酒のための盛合せ。

今日は蝦夷鮑が出された。肝も丸ごと添えられている。隣にあざやかなのは、京にんじん。オレンジを入れてバターでソテーしたもの。この組み合わせで食べるのはもちろん初めてだが、バターと鮑も相性がいい。

〆のカレーを出してもらう。糠漬け羊のバターパニール。糠漬けにした羊を入れたパニールカレー。お皿が前を通ると、糠のにおいが香る。この組み合わせも意外だが、味も意外。

今日はお腹パンパンになったが、おいしかったなあ。



荒木町ろっかんが最高すぎて、今年の〆に何とか滑り込み成功。2次会なので、料理はおまかせ、お酒もおまかせ。

最初は、庭の鶯を燗で。

料理は、牡蠣のかぶらおろし。

お椀は、大きなはまぐり。エディブルフラワーがのってきれい。

なんと、年末にせいこがにの贅沢。かにはむいてもらうに限る。

続いて、横山さんの鰻の新仔。ろっかんで初の鰻。見た目は干物。でも口に入れないと香らないくらいに、香りが封じ込められている独特の感じ。熟成してから水分を飛ばして寝かせた一品。添えてある肝は、昆布〆してから火入れしたもの。とにかく技が細かい。忘れちゃったとつけてくれたのは、糸かぼちゃ。味がしみている。

お酒は、秋鹿 純米生原酒に。

〆はなんとチキンビリヤニとサグパニー二。しかも、ラムのロースト2種添え。ここカレー屋ろっかんだっけ?しかも、マトンビリヤニを炊くと聞いてきたのだが、できに納得いかず、チキンで作り直したってすごすぎる。代わりに、ローストしたラムが添えられて、これもうまい。

そして、もうひとつのカレーがサグパニーニって、これもインド料理そのものなんですけど。

うますぎて、まさかの追いビリヤニ。ライタもつけて。

今年の〆カレーがあまりにうまくて、まさかの追いビリヤニでほんとの〆。
荒木町 ろっかんへ。日本酒と発酵・熟成が大好きな友人を誘い訪問。お酒も料理もおまかせで10品+〆でお願いする。

最初の日本酒は、悦凱陣(よろこびがいじん)の純米吟醸。最初の一品は、あんぽ柿とマスカルポーネ。これには熟成バルサミコ酢が合わせられている。

次は、菜の花のあたたかいサラダ。ジュレとエディブルフラワーで。

お酒は、るみこの酒。ここから、燗で。

料理は、かぶのすり流し。これはさっぱりと。

青茄子とズワイ蟹は、焼き茄子に蟹という面白い組み合わせ。

お酒は、美和桜 特別純米。

秋鮭飯寿司と塩イクラは、鮭の親子で、私にはなじみがあるもの。

次のお酒は、鷹勇 純米 酛。

蟹甲羅が出たと思ったら、蟹の身にベシャメルソースとチーズをのせて焼いたもの。グラタン風だ。

ここで、ろっかんの名物、羊が登場。最初に、サフォークとトビウオの魚醤。これは柔らかでうまい。

お酒は、奥鹿 生酛。

続いて、鴨肉の低温ローストと熟成さわび。同じ感じのローストに、今度は発酵のかかったわさび。これがとてもおいしかった。

さらに、ミンククジラのスモーク。それにも発酵野菜がトッピング。

ここで、ご主人がしぼってきたという柚子を一杯。すっきりとした酸味で口直し。

次は、ヨークシャーホゲットのカツレツ。さきほどのサフォークのローストもどちらもうまい。カツに添えられていたのは、ジャンブーという、ブラジルの花の蕾。これはしびれる。

これで10品登場したが、最後に〆のスリランカカレーをミニでお願いする。さすがに噂のカレーはうまかった。

最後の日本酒は、燗酒献上。これは色からして古酒だね。昭和57年のもの。

ご主人が、辰巳蒸溜所のクラフトジンの犬啼を出してくれた。あーうまい。なんて味だ。

ろっかん、おそるべし!

出てくる一品一品と、合わせている日本酒のすばらしいこと。このところ、日本酒と熟成・発酵にハマりまくりだが、後半の羊2種、鴨、クジラ、キーマという肉と日本酒のコラボは全くの想定外の美味さ。

Found heaven on earthとは、連れのコメント。久しぶりに時間を忘れ、終電ギリ。

またすぐ来たい。

  • ゲンゴロウブナと雷魚の白湯スープ
  • ナマズ 内藤唐辛子と発酵トマト
  • 油淋魚 雷魚

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4位

旬ものと日本酒 とみ笑 (荻窪 / 創作料理、うなぎ、日本酒バー)

13回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2022/04訪問 2022/06/11

1年ぶりにとみ笑ワールドへ

1年ぶりに、荻窪とみ笑へ。

お酒は、生すだちサワーから。

ホタルイカ沖漬け、鯉の洗いを出してもらう。こちらで鯉を食べるのは実は初めてかな。

刺し盛りは、12種盛りに、炙り鰹。いつもの通り、少しずつぜいたくにちりばめてある。

お酒を久保田のにごりに。

南蛮えびとホタテと蕗の薹のなめろう。これはいつもは魚だが、おいしいな。

ホタルイカとこごみ炒め。よく合う、これ。

お漬物も出してもらう。

コロナ初期にお弁当で登場した親鳥のたたきと、名古屋コーチンのねぎまとつくね。これは文句なくおいしい。

最後に、私は、殻付きほっき飯、連れは、名古屋コーチンのTKG。これは、どちらもびっくり。ほっき飯は、殻付きの意味が出てきてわかった。ほっき貝を焼いて、ほっき飯にして殻に盛り付け。TKGはメレンゲを泡立てて、その中に黄身とご飯があるという。なかなかおいしかった。


今は予約営業の荻窪とみ笑で、16時からひとり飲み。

すだちサワーでスタート。最初におちょこが。北海道の脱皮したてのせいこがにに火を入れたらスープになってしまったそうだ。飲むせいこがに。

おろしたてのマハタの心臓と胆嚢。どくどくしている。そして、本体の刺身。うまいなあ。

刺身は、ほたて、めじな、本マグロの赤身とトロ、くるまえび、みずたこ、まつぶ、石鯛、さざえ。これだけでも感激なのに、炙りも。かます、いさき、黒むつ、初がつお。超うま。

色が古酒みたいで気になっていた、雪中梅の生原酒を出してもらう。

佐渡のもずくとホッキ貝。そして、佐渡ののどぐろと、鯛の白子。いつもの仕入れと違うので、北海道や佐渡などの魚介がいろいろ。

山菜の皿は、せり、うど、こごみ、ふきのとうのなめろう。まだ今年は採れていないので、昨年のものだそうだ。今年は雪が多く、山菜採りは一瞬でおわってしまいそうだと言う。深緑の濃い山菜は、とみ笑で初めて食べたが、本当においしい。ふきのとうの苦みなど最高。

ほたるいかにカラスミのあとは、宮崎の鶏刺し。どれもおいしい。

お酒は、至の純米原酒に。

鹿のサーロインに岡山のマッシュルーム。こんな旨味のあるマッシュルームは初めて。正直、鹿が飛んでしまった。このしいたけのようなマッシュルーム、すごい香り。

さわらの手巻きのあとに、蛤と車海老のお椀とお漬物。

こちらでおまかせ終了。こんな状況でもこれだけ出してもらって感謝しかない。

久しぶりに荻窪のとみ笑へ。5月にテイクアウトして以来のご無沙汰。

今日は2人で行って、カウンターに。生すだちサワーと氷見のぶりの鏑漬けから。鏑漬けって初めて食べたのだが、ぶりと鏑はよく合う。

刺身盛り合わせは、あこうなども入って、えび、貝など、いつものようにうまい。

お酒はたかちよのうすにごりに。今日飲みたかったもの。

れんこんのはさみ揚げは、さわらと車海老。贅沢なあんだこと。

捌いたうなぎの心臓酒も。ということは、鰻が出るのだと期待が高まる。

はたはたを串に刺して、炭へ。こんな風に食べるのはかなり久しぶりの、はたはた。ブリ子がすごい。

せいこがには、握りもついて、満足。

ふきのとうのなめろうと、からすみ。今年はソフトに仕上げて最高の出来とご主人の自信作。とてもいい味。

お酒は宮城の新酒R2年うすにごりに。

今年最後と思われる、山口の半天然うなぎ。焼いていると、身の締まりがよくわかる。

まず素焼きと、醤油焼き。この味比べがいいのだな。

手巻きは、海苔の上に置いて渡してくれるのを自分で巻いて。

最後に蒲焼き。皮パリにしっかり焼いてくれて、身の表面はサクッと中はふわっと。

こういう食べ方は、とみ笑ならでは。

最後に、お漬物を詰めてもらって帰る。やっぱ何食べてもうまいわ。
6周年のとみ笑でテイクアウト。刺盛が2人前2000円のお祝い価格になっている!

今日は、刺盛、丹波鶏の親鶏のたたき、牛タン入りつくね、漬物たっぷりに、鶏弁もお願いした。18時からだがオーダー立て込んで、18時半に行くことに。

刺盛、いつもながら、この種類!今日は、貝は、あおやぎ、ほっき、ほたて。海老も2種類。メジナやアオダイも入って、いい感じに盛ってくれた。

丹波鶏の親鶏のたたきは歯応えいいね。これ、家族にとてもウケた。これが鶏本来の味と食感という感じ。また頼もう!

牛タン入りつくねも、ふわふわしていなくて、しっかりした歯ごたえと、うっすら塩味がとてもおいしい。

漬物は、たっぷりもらってきたので、しっかり小分け。今日は、白菜、キャベツ、かぶに、姫きゅうり、姫竹、ふき、といったところ。

今一番、我が家で評判のよいテイクアウト。


今日は、前日におうちでとみ笑パックを予約してピックアップ。パックと言っても、わがまま言って、あちこち増量したので、けっこうな量に。お酒はにごり酒をお願いしておいた。

18時めがけて行ってみると、回りは居酒屋のみ営業という感じ。ラーメン屋さんは、春木屋が16時まで営業していた。

さて、おうちでとみ笑パックのカスタム仕様。15種の刺身盛り合わせ、ホッキとサザエ刺し、ふきのとうのなめろう、天然鮎の塩焼き、こごみの塩炒め、自家製漬物盛り合わせ、親鶏のコンフィ、牛タン入りつくね。豪華!

刺身盛り合わせは、ホッキとサザエの貝付きも含めて全17種。ひと口サイズの小さめなピースなのだが、これだけあると、とにかく楽しい。今日は、入ったばかりのまぐろがいい。

定番のふきのとうのなめろうは、ふきのとうが効くー

こごみは、桜海老といっしょに炒めてあって美味。

お漬物は、3倍盛りでお願いしたので、しばらく毎日食べられる。

このパックの肉メニューは思った通りの美味。親鳥のコンフィは、お箸でほぐれるようなほろほろにコンフィされ、炭火で炙ってあるので皮目もおいしい。

つくねは、牛タン入りで、しっかりした肉質でぎっしり感いっぱい。すごく味がいい。

これらの鶏は、お弁当にちりばめられていたのだな。とてもおいしい。

天然鮎の塩焼きはよく太ったものだな。信濃川かな。でも、今日はここまでいけず、明日に。

ところで、お酒は、純米吟醸にごり酒。その名もハツユキ。16度でまわるわあ。

いつもこんなメニューをお店で一人で食べているので、こんな時とはいえ、家でみんなでおいしく食べられるのはありがたい。



荻窪のとみ笑にお弁当を取りに行く。前日に頼んでおいて、海鮮ちらし弁当を2つと、鶏と筍の弁当を3つ。お汁付きで。

12時ちょっと前に行くと、次々お客さんが来ていて、鶏と筍弁当は売り切れた。予約しておいてよかったよ。

海鮮ちらし弁当は、20種類近い具材。お店で刺身の盛り合わせを食べているよう。さっぱりした酢飯に、味付けした椎茸や筍、卵焼きなどもはいっているので、ほとんど醤油をつけずにさらさらと完食してします。この内容で700円、あら汁は100円なんて!汁は茶わん蒸しのようないい出汁。

鶏と筍のスペシャル弁当は、丹波の親鶏のたたき、牛タン入りつくね、せせり、はつ、新潟こごみ、しいたけ、茨城筍。生卵を落として。この卵、橙色をしている。そして美味すぎる!鶏肉のいろいろな部位が入って、食感も味もいろいろ楽しめるのがいいね。

夜もまた、ひとつおまけに買ってきた、鶏と筍のお弁当をつまみに。いやー、うまかった。また行こう。
とみ笑で忘年会。飲みも食いもつわものを集めての忘年会。これにご主人が答えてくれた。

まずは、かぼすサワーでスタート。

最初の日本酒は、佐渡の寒元のにごり酒。

苦いふきのとうのなめろうに、漬物の盛り合わせ。夏につけた甘い漬物と山ウドなど、たまらない。

お刺身は、まず、さつきます。続いて、ひらまさ、かんぱち、あこう、こひょうだい、ふえふきだい、はがつお、あいなめ、はなさきえびなど。そして、せいこがに。ここまででも十分な感じだ。

お酒は。久保田 千寿 純米吟醸に。

信濃川の落ち鮎。これがでかい!さらに干物で鮎酒。付け合わせのまたたびもおいしい。

お酒は、松乃井 純米吟醸に。

ここから、鰻。児島湾の青鰻。釣りで、寝かせたものを、素焼き。とても上品で、皮が美味しい。

同じく児島湾の鰻。こちらは、川で仕掛けたものを寝かせて、塩焼きに。さきほどのものより、野趣感あり。

最後は、ジビエの時間。まず、エゾシカ、そして、鹿児島の緋鳥鴨と、フランスの鶉。5人いればこそのオンパレードで、どれもそれぞれおいしい。

お酒は、KENICHIROのにごり。

〆は、ご主人の実家の自然薯のごはんと、かぶら漬け。

いやー、すごい忘年会だった。忘れないわ、これ。
今日は、ひとりお疲れ会@とみ笑。

お酒は、じゃんげ 超辛口からスタート。

いきなり、山口の天然すっぽんの刺身。心臓、脾臓、腸、前足、後ろ足、レバー、前足の脂、精巣、後ろ足の脂。こんなクリアーなすっぽんは初めて。血のワイン割りも。しかし、内臓の刺身は気になる人はやめといた方がよい。

今日は生原酒で行く!八海山の越後で候。

刺身の盛り合わせは、あこうや、たけのこめばるなど、いつものように白身が最高だね。炙ったものもあって。

炊いたすっぽんのスープもうまい。

魚沼の山菜の天ぷらに行く前に、こごみの塩炒めを出してもらう。これはうまいよ。春はいいよね。天ぷらは、山人参やユキノシタなんか最高。

お酒は、謙信の特別純米 無濾過生原酒と漬物盛合せで、鰻を待つ。

鰻は、まず、山口の椹野川に放流した養殖鰻の素焼きと塩焼き、蒲焼きと順番に。とてもねっとりして、甘い鰻。しかも、皮がうまい。

続いて、山口の島田川の天然鰻を丸焼きでくりから。こちらは、とても淡白な鰻。

お酒は、最後に宝づくし 純米吟醸。

今日は、鼈、鰻、刺身ともに山口三昧だった。
とみ笑から、川魚がいろいろ入ると連絡あり。鰻友を誘って訪問。

まず、山口の手長えびを見せてもらう。このまま観ていたい。

続いて、新潟の生きたかじか。ご主人のお父さんが雪を掻き分けて川で採った、かじか。この中に3種類のかじかがいる。

お通しは、ほたるいかともう菜の花の酢味噌。

かじかと手長えびは、唐揚げに。かじかの唐揚げは、素揚げと粉をはたいたものの2種。ご主人、芸が細かい。さっきまで活きていただけあって、柔らかくてとても美味。

お酒は、景虎の純米酒。

刺身の盛り合わせには、先日入った大岩魚をるいべにしたものを入れてくれた。これはとろけるおいしさ。そして、石鯛とコブダイ、ぶりのおろしたてと寝かせたもの。活車海老も。

山口の鮎。養殖だけど、黄斑が出ている。炭火で焼いて出してもらう。春先の鮎と違って、皮がしっかり美味い。さきほどの車海老の頭と尻尾も。

ここで、山口の海の鰻。お腹が白くて、もしかしたら逃げた元養殖鰻かも?ご主人が1本焼きにトライするということで、長い串に刺して炭火で。

お酒は、根知 男山。

1本焼はいい感じに焼けていっしょに試食。味はさっぱりしていて、食べた感じは天然だな。いっしょに炭火で焼いたかじかも美味い。

さて、本日のメイン。宮城の川の鰻。ぶっとくて、キロオーバー。山口の鰻は5Pくらい。ご主人がさばくというので、しばしさばきの技に見入る。

ピクピクしている宮城の川の鰻をまず素焼きに。皮は厚いが硬くない。脂はあっさりして香りがいい。

お酒は、雫酒3種。槽掛け浦霞、槽掛け春鹿、袋取り一人娘。これはどれもうまいな。

宮城の川鰻、次は、タレを塗って蒲焼き。大きな肝とヒレもいっしょに出してくれた。

川鰻の頭は燗酒に。

お酒は、月の桂 にごり酒。

ここで、鶏白レバーのレア焼きをはさむ。

もう一匹の山口の海鰻は白焼きにして。残りはオンザライスで完食。まったくなんて日だ!

今日は、とみ笑で日本酒好きの方とじっくり飲み。

まずは、ご主人に山口で釣りで上がったという、1.3キロの大イワナを見せてもらう。これはでかい。これから仕込みだが、るいべにでもしてくらないかな。

スタートは、蔵人の盗み酒 しぼりたて吟醸原酒。

漬物の盛合せをもらって飲む。わらびの酒粕漬けは、今日の酒粕は本醸造のもの。

すぐに、根知 男山。

刺身盛合せは、今日は、さよりやハタがいろいろ。

珍しい、炊いた山うどがめっちゃおいしい。そして、白レバーの紹興酒漬けをもらって、焼き物を待つ。

ご主人が古酒を出してくれた。平成8年の菊姫、昭和57年の神亀、1065年の直実。これは貴重なものばかり。最後のはみりんのような風味。

続いて、初梅 純米吟醸。

神経〆した伊勢海老の炭焼きが始まる。ホイルをかけてじっくり焼く。食べやすく、包丁を入れてくれて、身に海老のみそを塗りながら食べる。なかなかの贅沢。

想天坊 純米酒で、次の渓流魚を待つ。

今日は、山口で釣りのアマゴとイワナ。イワナとヤマメはよく見るが、アマゴは西日本の魚だよね。東京で食べるのは初めて。じっくり遠火で焼かれた魚は、アマゴの方が身がほくほくしていて、イワナとは身の感じが違う。

ここで、フランスのピジョン。うずらより一まわり大きい。ご主人がばらして全部位を炭焼きにする。これは味が濃くて美味い。

お酒は、ぽたりぽたり きりんざん、北雪 純米吟醸 にごり酒、越乃寒梅と飲んでしまう。

〆は、ジビエの薬膳煮込と、名古屋コーチンの卵のTKGに、さきほどの伊勢海老のあら汁。

TKGはカウンターのお客さんが食べていたのを見ておいしそうだったので、注文した。甘いタレをかけたTKGも最高。

今日は11種類のお酒を飲んで、焼き物を中心に楽しませてもらった。
妙高山 特別純米 滓がらみ生原酒



ひとり飲み@荻窪 とみ笑。

お酒は、今日はご主人にお任せすることに。一杯目は、朝日山の吟醸、11月限定出荷のゆく年くる年。

今日は、10種刺身盛合せと、漬物盛合せ、ふきのとうのなめろうをお願いして、待つは、天然鰻。

刺身盛合せは、本当はいくつかフルで食べたいが、この後いろいろ食べるので自粛する。

漬物盛合せは、野沢菜のたまり漬、大根とカブの柿栖漬、夏野菜の甘漬。これでこちらの漬物を一応網羅。でもまだ奥にいろいろありそうだ。どれもおいしくて、酒が進んで困る。

お酒は、清泉の越淡麗。

いよいよ、大井川の天然鰻1.1キロをさばく。半身を素焼きでお願いする。

串に刺して焼いていく。その間に、ふきのとうのなめろうを出してもらう。この緑濃いふきのとうがアクセントになったなめろうは本当にうまい。

お酒は、もろみ酒 純米活性。この間抜栓した活性のお酒。これハマるんだよ。

さて、素焼きの大井川の鰻は、冬の鰻にしては、とっても上品。皮はもちろんパリッと焼かれているが、焼いている時にすごく脂が出ていたのだが、意外にさっぱり。そこで、かぼすを絞ったら、グッと味がアップした。今日もご主人と奥様にいっしょに食べてもらう。やっぱり出すだけじゃね、こういうのは食べてこそわかるものだから。

続いては、なんと鰻バーガー。しっかり焼かれた鰻に、のりを重ねたところをがぶっといく。

ここで話を聞きつけた鰻友がかけつけた。そこで、串焼きと鰻バーガーをおすそわけ。

にしんの麹漬を出してもらって、お酒は、しぼりたて。銘柄忘却。

ご主人が鯉こくを出してくれるというので、今日はジビエ煮込みをストップ。とみ笑の鯉こくは、1匹は出汁を取るためだけに使い、くずれるまで煮込んだところで、もう1匹を煮込むという。さすがに鯉の香りが立ってすごい。これは強烈にうまい。こんな鯉こく初めて。味噌に全然頼っていない。

最後に口直しに梅酢サワー。もちろん、梅干を漬けた本物の梅酢。

今日も鰻と鯉で最高に楽しませてもらった。


飛行機に乗っていたら、とみ笑のご主人から、児島湾の青鰻1.4キロが緊急入荷したが、予約のお客さんが来れないのでいかが?と連絡があった。急ぎ鰻友を2人確保して訪問。

今回は鰻がメインだったが、とみ笑には、日本酒に合うつまみがいっぱい。最初に、またにごり酒、毘 純米にごり生酒を出してもらって、あわびの肝煮、山うどとぜんまい煮、わらびの酒粕漬、夏やさいの甘漬をつまむ。

あわびの肝煮は濃い味付けでしっかり煮てある。山うどとぜんまいは、春に採ったもの。わらびは前回おいしくてまた。夏やさいは、夏に仕込んで今食べるのがいいそうだ。

ここで一人到着。お酒は、蔵人の盗み酒。

私もお酒がどんどん進んで、もろみ酒 純米活性。開けるときに気を付けないとバシュっといくやつ。そして、景虎のにごり酒。

もう一人が到着したところで、鶏白レバーの超レア焼、砂肝に、海鮮とふきのとうのなめろう。

白レバーはおすすめ。フレッシュな食感。砂肝もうまい。

なめろうは、ふきのとうとベストマッチ。ほんのり感じる苦味がいいね。これも山の上の方で採る濃い緑のものが苦味が強くておいしいそうだ。

おろしたての鯉のあらいと酢味噌。ちょど鯉をおろしたてでラッキーだった。歯ごたえもよくてうまい。酢味噌の方はねぎと合わせて。鯉は毎回食べたい。

そして、刺身盛合せ。今日はくるまえびが真ん中。五目並べのように刺身を食べられるのも幸せ。

お酒は、山間に。

さて、いよいよ青鰻タイム。ご主人が割くところをみんな注目。かなりの力技で時間をかけてさばき完了。この鰻を採る漁師さんは、800g以上のものを青鰻と呼んでいるそうだ。

まずは、半身を素焼きで味見。ご主人はじっくり串を返して焼いていく。大物かつ太物だが皮が薄く、ぱりっと仕上げてくれた。この皮がうまい。身の味もとても上品。ほのかな香りもいい。ご主人、奥さま、常連さんにもつまんでもらった。

続いて、くりから焼きに。よりじっくり炭の香りを感じる。頭は焼いたものを割って、鰻酒に。これはふぐ酒、いわな酒に負けない。

途中でご主人が、かじかの干物を見せてくれた。これは素焼きにしてから干してあるのかな。川のかじかでこんな風に見るのははじめて。焼いてもらうと、あっさりしているが旨味があっておいしい。

お酒は亀の尾に。

後半は、青鰻にタレをつけて蒲焼きに。やはり、鰻はタレでも食べたい。カリっと仕上げる地焼きの蒲焼は、またおいしい。

〆はご主人が自然薯を出してきて、これで鰻とろ。ぜいたくな〆だ。

最後のお酒は、KENICHIRO。

本当の〆は、ジビエ薬膳煮込み。紹興酒や養命酒に秘伝のスパイスを使っているという、この煮込み。いのししと鹿が入っている。

まったくこちらのお酒を使った料理にはハマる。

荻窪のとみ笑へ。一度行きたかったこちら。新潟のお酒と魚とジビエが満載。何百というお酒を仕入れている。

今回は、好きなにごり酒で通してもらう。すべておまかせ。

最初は、ORI-ORI ROCK☠と書いてある、山間。うまい。

お通しは、南蛮えびの日本酒漬け。おろしたてと日本酒に漬けたものを重ねて。

お刺身は、10種盛りがおすすめということでお願いする。最初に、鰹。ご主人が藁を切ったものかな、炭にくべて鰹を炙る。これは最高。こんなきれいな鰹を見たのも久しぶり。

真ん中に鯉をおいた10種盛りは、鯉がいいね。ぶり2種、しまあじ、かんぱち、そい、青柳、しゃこ、ひげそり鯛といったこところ。これは、いきなりハマってしまう。

カウンターにかじか酒がある。これはサンプルで作ったカップ酒だそうた。

次のにごり酒は、至の生酒。これもうまい。

にしんと大根の麹漬けは、北海道で冬に食べる鰊漬けを思い出す。わらびも出してくれ、これは春に採ったものを戻して、八海山の酒粕で和えたものだそうだ。随所に日本酒を使った料理、いいね!

続いて、せいこがに。つけ酢はまったく使わずに、そのままで。

焼き物は、鶏白レバー超レア焼に、栃尾油げ。このレバーは激うま。日本酒ともばっちり。栃尾油げは大きいのでカットして。

ご主人は、鰻から始められたそうで、今日も一色の鰻があると聞き、おすすめの白焼でお願いした。

炭で焼く白焼を待つ間に、心臓と胆嚢の日本酒割り登場。連れは心臓、私は胆嚢を堪能⁉これは珍味中の珍味だね。そして、

白焼が出来上がり!ざくざくっと切って出された白焼は、身も皮もパリッとした地焼き。何も付けたくない。こんな風に焼いてもらえたら最高だ。

この章の〆は、肝ポン酢。カリッと焼いたかぶともおいしかったが、肝、心臓、胆嚢まで出してくれてうれしかったな。

連れのリクエストで赤なまこ酢、下仁田ねぎの一本焼。こりこりの赤なまこに、しっとりしたねぎ。まさにお酒の肴。

お酒は、越乃景虎のにごり酒。もう最高。

最後にジビエ薬膳煮込み。たぶん、鹿と猪かな。特に、猪の肉と内臓を感じる。おいしいなあ、これ。毎回食べたい。

まさに私の好きな食材とお酒が満載のお店。今月また来よう。

  • 鯉の洗い
  • 刺身12種
  • 名古屋コーチンのTKG

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5位

くら川 (浦和 / 日本料理)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2019/07訪問 2019/08/01

横山さんの鰻の食べ比べ

今日は土用の丑の日で、1週間寝かせた横山さんの鰻を食べ比べで出してくれることになり、訪問。

3人で席に座り、ワインをお願いして、Jean Marc Vincent Santenay Les Potets 2014.酸がってドライなワイン。

最初は、いつものお豆。お連れさんはお代わりしてしまうほど、この豆はうまい。つけてある寝かせたお酢がまたうまい。

次には、いんげん胡麻生姜和え。これは主人が今とても気に入っている、胡麻和えに生姜を加えたもの。

ねっとりした肝のようなのが出て、黒むつと蕪のお椀。塩しか入れていないという素材そのままの味。

さて、1週間寝かせた横山さんの鰻。今回は、サイズの違う鰻を食べ比べしたのだが、さすが横山さんの鰻。このくらいのサイズの違いでは味の差はないね。くら川式で水分を抜いて旨味を凝縮した鰻は何度食べてもすばらしくおいしい。

口直しのように、鯖のおろしがけが出て、次には、再度、1週間寝かせた横山さんの鰻。今度は蒲焼きで、のり巻きに。こんな風に食べたことがないが、どう食べてもおいしいわ。

お酒は、悦 凱陣 オオセト純米酒に。

茄子をはさんで、お酒は、これも寝かせた神亀 遊に。

ご飯は、あさり1キロを使って、これもあさりと塩のみで炊いたご飯。おいしいにきまっているやつである。当然のように、お代わりしてしまう。

最後に、今、主人が気に入っているという山梨の大きな桃で〆。


今日は今シーズン初の筍の予定だったが、まだ出てこなかったようだ。その代わりに、冬の味覚、それもなかなかお目にかかれないものに出会える幸運な日だった。

お酒は神亀 幽でスタート。

初めにおなじみの大豆。このお酢がおいしくて飲んでしまう。

お酒が早い。玉櫻 生酛に。

ベーコン状のものと赤身の2種類のハムが。

前回も出して頂いたあん肝。今日のあん肝は1.8キロもあるという。本体は9キロ越えだというから驚く。これだと観音開きにして丸くして蒸すことに。こんなにしっとりするには大変な手間があることを教えてもらう。

ご主人がふぐを取り出す。あまりに大きいので、ふぐだとは思わなかった。このふぐは、6.7キロだというから仰天。ふぐってこんなに大きくなるものなのか。そして、白子もあるという。

お酒は、日置さん家の純米酒。開栓したもので、色が琥珀色。

さっきのあんこうで作った、どぶ汁が登場。あんこうは、個人的には醤油ベースでなく、味噌ベースのどぶ汁が好み。とてもおいしくて感激レベル。

ここで、イタリアのヴァンナチュールのサンタマリア アンソニカのロゼに漬けた、酔っ払い蟹。ロゼワインと醤油がこんなに合うなんて。蟹の旨味が溶け込んだこのワインだれも飲んでしまう。

そして、なんとご主人が、14日前に仕込んだ横山さんの鰻の大ヒネ仔を取り出した。まさか、今日まで状態を見ながら取っておいてくれたなんて。こんなに長くもたせること自体奇跡に近いので、相当工夫をこらしたそうだ。ただ、仕上げてみてダメだったら、出さないよ!ということで、仕上げにかかる。水分がかなり抜けているので、戻しながら、タレで仕上げてくれ、今日はお愛嬌ということで出して頂けた。ここまでくると、香りはおだやかで、旨味がじーんとくる。今日はなんて日だ!

お酒は、奥播磨 山廃純米に。

ここで、ご主人が取り出したのは、なまこの卵巣。いわゆるバチコ。どれだけのなまこの量なのかと思ったが、やはり40-50匹分はあるようだ。これを山芋とあえて、おそばにからめる。こんな贅沢なばちこ蕎麦、あり得ない。

ついに、ふぐの時間。寝かせたふぐは、とても大きいので、すごい筋肉質。この肉の食感と、ふぐの味をしっかり味わえる逸品。これは二度と食べられないかもしれない。

お酒は、生酛 睡龍。

次に、あおりいか。寝かせてねっとりしたのを細かく切れ目をいれてごま油で。めちゃくちゃおいしい。

さらに、ふぐ白子。この白子、1.9キロあるそうで。これを串焼きにして出してもらう。口の中で溶ける。

くら川ならではのかきペースト。無水調理でこんな風になることが想像できない。最高。

お酒は、梅津の生酛

まだある。熟成した鴨。ここまでくると鴨ではないような味になる。

今日のご飯は、わかめご飯。巨大なわかめに圧倒。それをさっと火を通してご飯に。秘伝のタレをちょいがけして仕上げ。しっかりお代わりさせて頂いた。

最後は、名前を失念したが、みかんで〆。

こんな贅沢をしたらバチがあたりそうな今日のメニュー。これだから病みつきになる。
今回は前回のメンバーで、横山さんの鰻の大ヒネ仔が熟成するタイミングを計って訪問。

連れはビール、私はぬる燗からスタート。最初は、丹沢山 山廃純米酒 凛峰。

最初は大豆。10年熟成のお酢はまろやかで、これも頂く。

ご主人が、いちごを取り出す。しかもにんじんも切っている。どうなる?にんじんの言わばきんぴらなのに、いちごの香り。

お酒は、旭菊 大地に。

次は、いか。最高の人の最高のかみなりいか、とご主人が言う。細かく包丁を入れて、たらしたのはごま油。横に添えられた塩は使わず。

お酒は神亀 純米酒に。

取り出されたのは鯖。でも〆鯖ではなく、煮込んだ鯖。それを冷やして煮こごりにしている。口当たりも独特、煮こごったジュレはかなりしっかり味。

ここで、今日の真打ち登場。横山さんの鰻の大ヒネ仔。それも、鰻屋さんに出しているのとは破格に大きい太物。ちょうど1週間寝かせたものを、炭で軽く炙ってから、軽く蒸して、じっくり焼く。均一に焼けるように、一か所だけ焦げないように、ご主人は細かく見ながら、本当にじっくり焼く。目の前で見て、ここまでの手仕事であったと知る。

そして完成した熟成鰻の炙り。まず頭側から焼いてもらった。寝かせたおかげで、身の旨味が増しておいしい。その代わり、さばきたての鰻の香りは奥からくる感じになる。

お酒を丹澤山 麗峰にして、後半はしっぽ側を焼いてもらう。頭側と尻尾側では、香りも旨味の濃度も違い、熟成の回りも違う。脂が多い分、熟成の感じも違うのだね。断面を見ると、熟成と蒸しと焼きでここまで縮んでしまうが、どれだけ厚い身だったのかというくらいの鰻。

続いて、せいこがにの身を具に、殻をぐつぐつ煮て出汁を取ったスープ。これはもう唸るおいしさ。

お酒は。へのへのもへじ 純米吟醸。

ご主人が取り出したのは、あん肝。もうここは想像がつく。今までに食べたことがない、なめらかさのあん肝。まさに、日本酒なくしては食べるのがもったいない。

次には、レバー。刺身で。ご主人が使う、まさに秘伝の漬け地をちょっとかけて、ごまをまぶして。

お酒は、奥播磨 山廃純米に。

ここで登場したのは、さきほど皮をむいた初堀りの筍。まだ雪も降っていないのに筍?という感じだが、これを具に、炊いたご飯で筍ご飯。言うことなし。3人ともお代わりした。

お酒は、神亀 ひこ孫 大吟醸。

最後に、紅まどんな。これも初物かな。

今日は、横山さんの鰻をくら川流で頂けてまず大満足。前後の熟成品もさすがで、これはもうこのメンバーでまた来てしまうな。

初めてのくら川。入口の電気もつけていないので、教えてもらわなければ一見で扉を開けられない雰囲気だが、扉を開けるとそこには燗酒を嗜む空間があった。

今日は友人の中でも飛び切りの酒好き・珍味好きを集めて4人で訪問。季節のお任せでお願いする。

3人はビールで、私はいきなりお酒から。最初は神亀。神亀を飲むのはずいぶん久しぶり。このぬる燗の感じをよく覚えておこう。お酒がすべて純米というのが

最初に大豆。お酢は10年熟成。こういう料理が出てくるのだね。

次に、ししゃも。南蛮漬けだが、わかさぎを食べなれていると、ししゃもの質感は新鮮。

お酒は、玉櫻に。改良雄町70の生酛純米。純米の神様の名前が書かれたお猪口で。

ご主人が鯖を取り出した。見るからにおいしそうな色。1週間熟成させた鯖をかぶらではさんだもの。これは美味しすぎる。今までにもずいぶん鯖を食べてきたが、これにはかなわない。ぬる燗との相性は最高。

ペースト状のものが出される。ご主人は、牡蠣とだけ言う。聞けば、牡蠣に少量のバターなどが入っているらしいが、ほぼ牡蠣を熟成して練り上げたもの。これは、しばらくゆっくり味わいたい。最初に牡蠣と聞かなければ、かに味噌だと思ってしまう。料理はほとんど情報で食べているのだとご主人。そうなのだと改めて気づかせる一品になってしまった。

お酒は、小笹屋の竹鶴に。2015年の仕込みのもの。

ご主人がれんこんをすっている。それを火にかけてお鍋で練っている。赤いお酒を入れたあんをかけて仕上げ。これは、れんこんそのもの。

続いて、すじこが出される。1か月熟成させたものという。口に入れると、歯にくっつくかくっつかないかの具合なのだそうだ。これを食べてしまうと、すじこの旨味が印象に残りすぎて、いくらが食べられない。

お酒は、神亀の生酒。これは火入れしていない生酒で、寝かせてあるもの。日本酒は開けたらどんどん飲んでいくものという既成概念を何度も打ち砕かれる。

ご主人が、まつたけとかにを和えている。こんな組み合わせは初めてだ。かにをむくのが苦手な話をご主人にしたら、かにはむいて出すもので、どんなに安いかにでもそうすべきだという。ありがたい話だ。

お酒は、梅津の生酛 生原酒。2015年の仕込み。

ご主人が取り出したのは、ささみ。これは生だ。当然、熟成している。上にかかっているあんは、納豆のようなねっとりさがある。何だろうとみんなで話すがわからない。でもどこかで食べたことのある味だ。これはピータンだった。なるほど。

ここで、かわはぎ。これはおろしたての身と肝を。肝醤油ではなくて、肝と身をいっしょに食べる。

お酒は、香取。琥珀色の純米自然酒。

煮こみ豆腐は、4日の熟成。ここまで形を崩さずに煮込んでいられない。いい感じにしみている。

最後が近づく。牛たん(だったと思う)に黄にらがけ。

お酒も最後で、宮の井。山廃純米酒。

〆は、きれいなまぐろを銅鍋で炊いたご飯にのせ、卵の黄身をのせたもの。これは、シンプルに頂く。

純米燗酒をずいぶん飲んだ。これだけのぬる燗を通したのは初めて。新たな嗜みを発見した感じ。

料理は、圧巻のシンプルさ+超熟成の逸品に圧倒された。料理を食べてお酒を飲むのではなく、燗酒を飲むための料理なのだね。

次回は、ご主人の鰻料理をどうしても食べたいので、鰻の入荷に合わせて再訪したい。

  • 料理
  • 料理
  • 横山さんの鰻

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6位

八べえ (亀戸、錦糸町 / うなぎ、海鮮、日本料理)

7回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥15,000~¥19,999

2021/12訪問 2022/01/02

坂東太郎・和匠・天乃若・一色青うなぎの競演

鰻友と亀戸天神の八べえへ。

こちらでは白焼きの食べ比べをしようと、坂東太郎3P、和匠4P、天乃若うなぎ3.5Pを用意してもらった。

ここへ来たら、飲み物はこれしかない!下町の黄色いチューハイ!

最初は、坂東太郎の素焼き。養殖うなぎらしくない感じと、控えめな脂が新鮮。

次は、宮崎の和匠の素焼き。天然甲殻類を食べさせているこのうなぎは、私には最も食べ慣れた味と香りだった。

まだほとんど出回っていない、鹿児島の天乃若うなぎの素焼き。とても淡白で、脂も軽い。

さらに、一色の青うなぎがあるというので、素焼きに。脂がしっかり、味も濃い。

一色の青うなぎのかま側を地焼きで蒲焼きにしてもらう。一色らしい感じがさらに。

〆は、スープを5倍濃縮してもらった、鰻油入りのうなぎラーメン。まさに、うなぎ感満載!

好きなぼんじりも間にはさんだ。

人数いると、うなぎの食べ比べができて、楽しかった。八べえ一家のみなさん、ありがとうございました。

気付けば、下町の黄色いチューハイを5杯いってしまった。
亀戸天神前の八べえへ。しばらくぶりの訪問。3Pサイズくらいの無加温うなぎが入ったということで、天然ものも見てみる。

店に着くと、二代目が、伊勢志摩の天然ものを水槽に入れている。見てしまったら、行くしかないなあ。

高知の無加温うなぎと、伊勢志摩の天然ものを両方お願いすることに。やっぱこうなるよなあ。

久しぶりの、下町の黄色いチューハイがしみる。

今日は土曜日でもあって、家族連れが多くやってくる。

うなぎを桶に入れて見せてくれる。無加温は大きいね。どちらも当然、地焼きにしてもらう。

最初に、無加温と伊勢志摩の肝を塩で出してもらった。どちらも軽い。肝の塩焼きは珍しいが、やはり味がよくわかる。

白焼きが出た。無加温は肉質がとってもよくって、柔らかい。これは蒸してしまったらダメなうなぎだ。香りもすっきりしている。伊勢志摩は、五十鈴川河口ということで、噂通り、確かに脂が美味く、身はぷりっとしている。

続いて、蒲焼き。蒲焼きにしても、白焼きの特徴は変わらず。タレをくぐらせてもよくわかるのはうれしい。

〆は、うなぎラーメンの5倍濃縮を頼んでおいたのだが、新メニューの鰻の骨から抽出したマー油ならぬ鰻油をたらした鰻油ラーメンをすすめられる。ではと、鰻油ラーメンに。5倍だけあって、濃縮度すごいわあ。煮詰まって塩味もかなりだけど、スープをもらうことなく完食してしまった!

八べえさんは、うなぎの種類もいろいろ見せてくれて、焼き方も好みを聞いてくれて、メニューもチャレンジング。いつ行っても、楽しませてくれる。
亀戸天神前の八べえに。すごく早く着いてしまったので、下町の黄色いサワーで、待ち人。この中身は、それぞれの店のオリジナル。お通しは、温泉卵にしいたけ。

水槽には、まだ小さいめそくらいの稚魚に、利根川の天然うなぎに、森のうなぎがいる。

利根川の天然うなぎは細くて小さめ。昨日、太物が5本出てしまったそうで。無加温うなぎ 忠平verは、2年もので300gもあるので、大きい。

八べえで初めて、鰻以外のものを注文してみる。ぼんじり、シロ、ハラミ串。黄色いサワーは2杯目。焼き鳥もいいなあ。

ここで、待ち人来るで、改めて、黄色いサワーを。

西粟倉村エーゼロの鹿肉が来ていて、試作品だというステーキを出してくれた。シャリアピンとステーキソース。どちらで食べても柔らかい鹿肉だ。

鰻は、まず、無加温うなぎの地焼きの白焼き。蒸したのかと思うくらい、柔らかい。皮もパリっとしている。これは地焼き専用というだけあって、身がとてもやわらかい。蒸したら、だいなしかも。

続いて、利根川の天然うなぎ。これは、ちょっと川のにおいがする。味はとても淡白。肝焼きも出してくれた。

最後に、無加温うなぎの地焼き蒲焼き。やはり、ソフトな食感。地焼き専用うなぎは、鰻重にもいいかな。

4杯目の黄色いサワーをもらい、つけ麺に。

今日は、5倍濃縮スープのうなぎつけ麺。これは、脳にくる!麺を食べた後は、肝吸いの出汁で割って、スープを全部飲む。かなり来るわー、これ。

4杯もいってしまった下町の黄色いサワーに、焼き鳥もあり、満腹+鰻福。
今日は偶然が重なって、鰻友4人で亀戸の八べえに。今日は七五三で大賑わい。座敷の奥まですべて満席。

2代目考案の新作、鰻酒盗と鰻豆腐を出してもらう。飲み物は黄色い下町サワー。酒盗は肝を洗って丁寧に仕込んである。これは日本酒が必要。鰻豆腐は、鰻の身が入っているのかと思ったら、のっぺりしていて、これは鰻スープで作っているのだそうだ。これはなかなか美味。

鰻の注文は、串焼きなどは今日はやめて、鰻に集中することに。今日は坂東太郎が入っていないので、青鰻で行くことにして、塩焼と白焼を。前回、塩わさびで出してもらったのがおいしかったのを覚えていてくれて、今回も塩焼きを出してもらった。どちらも地焼きで。そのままの白焼きと塩焼きの食べ比べは、どちらもおいしいかった。何よりもつけない白焼き、塩焼き、醤油をつけた白焼きと、味を変えて楽しめた。

日本酒は、鰻に合う酒という石鎚をもらう。

鰻重も青鰻をを焼きで。みんな地焼きでパリパリに、私は一度やってみたかったので、さらにバリバリに焼いてもらった。皮目はもう炭化してしまうくらいで、このあたりが限界と実感。でも、タレを焦がした風味はよかったな。みんなは、地焼きの青鰻を堪能してくれてよかった。

水槽には、江戸川の天然鰻。大きさは小さめだが、とても元気。今日は青鰻にしたが、今いい季節だろうな。

八べえ、〆は、5倍濃縮鰻つけ麺。これは一日1食、しかも頼んでおかないとできないもの。今日は、既に鰻ラーメンも鰻つけ麺も売り切れになっていた。平打ち麺を選んで、つけ麺が登場すると、一同乗り出す。みんなでまずひと口ずつ取って食べると、やはり、鰻の風味が頭に上る。平打ちだとスープをひろってきていい感じ。みんなで一通り食べたら、割りスープをもらう。これも、肝出しだという。まさに鰻一色のつけ麺、大満足だった。

八べえは、鰻の種類もメニューも豊富で、とにかく来る人を楽しませてくれる。お店の方々もみんな楽しい方々で、いつも楽しませてくれる。

亀戸で多摩川の釣り鰻を確保したとの報があり、急遽現場に急行。2Pサイズは臨終に間に合わず、解剖後に検死。元気な3Pと4Pサイズを確保し、後は八べえさんにお任せ。

飲み物はお昼だが、下町サワーに。連れは、グラスビール。

つまみに、酢の物盛合せをもらう。もずく、きゅうり、くらげ、わかめを下地に、たこ、えび、こはだといろいろ乗っている。

最初に、肝を塩焼で出してくれた。天然のさばきたての肝は食感も含めてすばらしくおいしい。肝がさばきたてじゃないから、時間がたっているから苦いという人がいるが、これは苦玉(胆嚢)を処理していないからだろう。途中で苦玉がつぶれると、肝が黄色くなって苦くなってしまうこともあるので、これは鮮度の問題じゃないだろう。

さて、最初の一匹は、頭側を白焼、しっぽ側を塩焼にしてもらった。焼き方は、蒸しなしの皮パリで。白焼は、鰻の味と香りがよくわかるので、何もつけずに最初は食べる。この前の旧江戸川河口の鰻もそうだったが、この時期の天然物は脂が軽くてとても美味。このくらいの脂が食べやすくていいな。

もう一匹の釣り鰻は、地焼きの蒲焼きに。こちらも、蒸しなしの皮パリ。こちらのタレはほんのり甘くて、さらさらなので、鰻の味を殺さない。やはり、白焼だけというわけにはいかない。蒲焼と合わせての鰻だね。

ここで、マニア向けの鰻肝の酒盗も出して頂いた。これは、お酒が絶対必要な一品だが、歯ごたえもよくて、おいしかった。

水槽の鰻は今日も元気。大分大きくなってきた。

今日の〆は、鰻ラーメン。ランチの人気メニューになっていて、来る人来る人これを頼むもので、私で終わり。この間、5倍濃縮のつけ麺を味わっているので、今日はノーマルを。こちらはまさにノーマルに鰻の旨味が出たスープでおいしい。コラーゲンが染み出たような感じだが、しつこさはなくて、うまく作ったものだ。

今度は、白焼味のつけ麺、雫(しずく)を〆に、また来よう。
今日は、亀戸天神前の八べえで、旧江戸川河口の天然鰻と坂東太郎を食べ比べることに。そして、初めてのうなぎラーメンをつけ麺でお願いしておいた。

こちらに来ると、恒例のうなぎ観察。入口の脇の小さい水槽には、今年のシラスウナギがいる。長さは5センチ以上あるかな。

カウンターの水槽には、以前に見せてもらった7匹の鰻が4匹になっていたが、見事に大きくなっていた。

そして、奥の水槽には、今日頂く、旧江戸川河口の天然鰻と坂東太郎がいる。天然の方は黄色くて、坂東は黒い。

やっとカウンターに座って、飲み物は、下町の黄色いサワー。

お通しは竜田揚げかな。

お客さんが来て、持ち帰りを取りに来る人がいて、さらに出前と忙しい。親爺さんがさばいて、息子さんが焼くという分担でやっているようだ。

天然鰻と坂東太郎は、まず肝を塩焼きで出してくれた。味は若干違うが、これは説明できない。

飲み物は、黄色いサワーをお代わりする。

身の方は、関西風+皮パリでお願いする。そして、白焼きと蒲焼きで半身ずつ。

今、旧江戸川河口付近では穴じゃこが大量発生して、それを鰻が食べているそうだ。ならば、鰻もおいしいだろう。ということで、白焼を食べてみると、やはり、この時期は、まだ脂もさっぱり、香りがよい。身のキレはさすが天然。

一方、坂東太郎は、ほどよく脂が乗り、旨味があった。やはり、食べ比べは、地焼きに限るな。

続いて、蒲焼きが登場。こちらのタレは、あっさりタイプでさらさら。甘味はほんのり。

白焼では天然の方がさっぱりしていたが、蒲焼きにすると、双方よい感じ。坂東太郎は、今まで何度か食べたが、今日のが一番おいしいと思った。

今日のハべえで、もうひとつのメイン企画、鰻つけ麺。鰻の濃縮された味と香りを味わうために、あえてつけめんでお願いした。麺は太麺と平打ち麺があり、平打ちに。ひと口、つけ汁を飲んでみると、まさに、鰻の香りと濃い味が脳天を突き抜ける。独特の味だが、中毒性があるな、これは。平打ち麺を食べ終わったところで、鰻のタレ入りの追い飯と、スープ割りをもらう。追い飯はほんのり甘いので、これをスープで割ったつけ汁にディップして食べていく。この味と香りはうまく伝えられない。ひと言で言うなら、「濃い!」

今度はラーメンで食べてみようかな。でもそのまま味わうなら、つけめんか。

今日は天然と坂東太郎の食べ比べというぜいたくで、鰻つけめんまで体験できて、最高だった。

親爺さんと息子さんのいい感じの連携プレーもすばらしい。

帰りに、こちらの天神寿味噌という、ピリ辛のしそ味噌を頂き、家できゅうりをつけて食べてみたら、とてもおいしい。くせになる味で、ご飯にのせてもおいしそうだ。
鰻ラーメンでマスコミへの露出も多いが、鰻好きにはたまらない数々の趣向があるのが、こちら八べえ。開店前に着いてしまったので、亀戸天神を2周して戻ってきた。

お店の前には、配達用のバイクが2台、大きな水槽には、大きな鰻が見える。後で聞いたら、この中に青鰻も坂東太郎もいるという。

お店に入ったら、カウンターに水槽が置いてある。この水槽には、ご主人がシラスウナギから育てた鰻が何匹もいるはず。そこで、今日は水族館気分で、鰻を見ながら飲むことに。

メニューを見ると、鰻屋さんなのに、居酒屋メニューもかなり充実している。各種刺身から伊勢海老から、焼鳥、カンガルー、ワニ、ダチョウ、ラクダまである。なんて店だ!

さて、今日は、青鰻がお目当てで、予約した時に、直前に入荷を確認した方が安全ということになり、数日前に確認の電話を入れたところ、大丈夫とご主人。

今日の青鰻は、愛知県産のもの。正式には、青手鰻というのかな。

青鰻は1本単体なので、白焼きに1本、鰻重2つに1本ずつにしてもらった。関東風の蒸焼きと、関西風の堅焼きを選べるが、ご主人が、好きなように焼いてくれるという。炭のようにカリカリにする人もいるそうで、白焼きと、鰻重のひとつを、表面ふっくらで皮目はパリッと焼いてもらうことに。連れの鰻重は、蒸しを入れてもらうことにした。

目の前の水槽には、シラスウナギから1年半たった鰻の幼魚が5匹いるという。2匹は砂利から顔を出していた。ご主人が餌をやってくれ、みんな餌をめがけて砂利から出てきた。これに夢中になり、スタートが遅れた。

飲物は、連れはけっこうな種類から日本酒を選んで、冷酒で。私は、下町の黄色いチューハイにした。これは、ハイボールの素を焼酎で割ったチューハイで、このあたりでは、チューハイと言えばこれになるという。黄色いが、果実味とは違う味。何だかわからないがおいしい。

お通しは、ワラサのみぞれがけ。

最初に、串焼きから、肝焼きと頭焼きをお願いする。肝焼きは、腸の部分がよく焼けておいしかった。頭焼きは、蒸してあるのかな。柔らかくておいしいが、タレの味がけっこう濃い。

2杯目の黄色いチューハイを頼む。

白焼きが登場。立派な身だ。私はそのまま食べるので、焼いたままを出してもらった。口に入れると、脂が乗りすぎず、いい感じ。池袋のかぶとを思い出すような、ぷりっとした表面の仕上がりと、皮目のパリッとした焼き具合が、とてもおいしい。連れが、地焼きの白焼きを食べて、とてもおいしいと言ってくれたので、よかった。

そうしているうちに、鰻重も登場。深い蓋のお重で、開けると、これも立派な鰻だ。連れの蒸焼きは、見た目ほんのり柔らかそう。2人で食べ比べてみる。蒸焼きは、柔らかい、ふわっとした感じ。蒸してあっても、皮の感じは箸で切れるほどではなく、それだけ食べていれば、これで満足する。

しかし、直焼きが好きな私は、堅焼きを食べて、やはりこれが好きなのだと思う。白焼きと同じような感じに仕上げてあって、表面のぷりぷりさを残しながら、皮目はしっかり焼いてある。タレは、やや甘めで、これまた私の好み。タレはたっぷりかけてはなく、どちらかというとさっぱり食べるタイプ。しっぽの部分は、脂でよく焼けて、またうまい。

連れが、両方食べ比べて、明らかに、直焼きのファンになったようだ。

食後にほうじ茶を出してくれて、飲んでみると、なんか違う。普通のほうじ茶じゃないのでは?とご主人に聞くと、出雲のお茶だった。はま茶(かわらけつめい)が入った出雲番茶。

帰りにご主人が、奥の水槽にいる、4歳の鰻をみせてくれた。これは立派な鰻で、茶色い感じの色をしていた。

出前に行くので、また来てくださいねとご主人が出かける。というところで、我々も退散。

奥の座敷では、地元のおじさまたちが、鰻重と蒲焼の二段になった筏重と、伊勢海老を食べていた。

鰻屋さんなのに、ホントいろいろな趣向があって、ご主人との会話も楽しい鰻屋さんだった。また、別の鰻友を連れて、今度は、坂東太郎と青鰻の食べ比べをしてみたい。

  • 坂東太郎の地焼き
  • 和匠の地焼き
  • 天乃若うなぎの地焼き

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7位

食彩厨房 甚兵衛 (米子、博労町 / 居酒屋、日本料理)

66回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2022/05訪問 2022/07/30

仁淀川の天然うなぎのタレ焼き

米子甚兵衛へ。魚の状況は変わらず。

男梅サワーに、お通しは小蛸煮。

刺身は、ついにほとんど頼んだことのないイカに。今日のイカは甲イカ。やはりケンサキがいいな。

太刀魚塩焼き。これはいつもおいしい。

男梅サワーは売れないらしいが、私はけっこう好きだな。

今日は仁淀川の天然うなぎを、主人のあっさりタレを塗って焼いてもらった。思った通り、うなぎの香りを感じるタレ焼きになって、これは当り。

ご主人が待っている厨房の工事が進まなくて、焼きとんを始められないそうだ。次来る時には始まっているかな。
米子 甚兵衛へ。

レモンサワーに、みずだこの突き出し。

刺身は、キガナ、白バイ、チカメキントキ。やはり、ハタやメバル系の白身魚が出てくるとうれしいな。

ハイボールに変えて、タラの芽天ぷらを。冷凍ものだろうが、とても大きい。

そして、新しく始めた焼きとんを。ひと通り食べてみようということで、シロ、ハラミ、タン、バラ、トントロ。

うーん、もうちょっとレア感があるくらいで仕上げてほしいな。ちょっと焼きすぎ。生焼けが嫌なのだろうが、ここは、修練が必要だな。

米子甚兵衛へ。魚は2週間前と変わっていない。

レモンサワーに、お通しはめんたいこ。

刺身は、白バイ、中トロ、活サザエ。2つ貝になるあたりが、魚の少なさを物語る。できるだけ違うものを食べようとするからなのだが、昨年からの不漁続きは深刻だな。

昨日の寿司みなともそうだったが、魚がないとどうしようもない。

ご主人は、朝どれをまだ硬直しているくらいからさばいて出すので、今の状況は厳しいだろう。

今日は、煮魚、揚げ物を頼む感じにもならなくて、ここまでで終了。
米子 甚兵衛へ。男梅サワーからスタート。

今日のお通しは角煮。今日は、あまり魚が入らなかったようで、前回と似たメニューになってしまった。

刺身は、白ばいと、ふぐたたき。白ばいは外れがない。いつもおいしい。

このふぐは、なめふぐ。前回はあかめふぐ。この手のふぐは、プロが調理すればおいしく食べられる。

デュワーズハイに変えて、さよりと蕗の薹天ぷら。前回は、ひらめと蕗の薹の天ぷらだったが、さよりは淡泊でおいしい。
米子 甚兵衛へ。デュワーズハイでスタート。お通しはめんたいこ。

今日は、アラ(イカケ)があるので、迷わずこれから。さすがにうまい。このあたりではあまり重宝されていないようだけど。これくらいのサイズで手軽に食べられるのはありがたい。

ふぐ刺しも。ふぐは、あかめふぐ、ひがんふぐというやつ。素人で調理するとあぶないやつ。

ひらめと蕗の薹の天ぷら。ひらめを天ぷらにするなんて、贅沢。蕗の薹も今の時期だね。

さばの煮付け。ご主人の味付けは、私好みの薄味で、とてもおいしい。初めて鯖を煮てもらったが、とても気に入った。


米子甚兵衛へ。レモンサワーでスタート。

お通しは、ぶり大根。

刺身は、いわしと中トロにした。いわしもここで食べると違うな。

バーズごろしと言われる岩もずくを、久しぶりに食べてみる。

お酒を滋賀北島のひっぱりだこに。

白バイポン酢を食べて、カレイの唐揚げを。このカレイの骨が一番おいしかったりして。これは赤ガレイかな。

最後に、茶わん蒸しを食べて今日は終わり。
米子の甚兵衛へ。レモンサワーでスタート。お通しはブリ。

刺身は赤水と中トロに。赤水を見るのは久しぶり。昨年夏からは、悪天候も多いし、魚が少ない。赤水はやっぱりおいしいし、こちらの魚は歯ごたえがいい。

男梅サワーに変えて、天ぷらはめごちに。はぜかめごちが好きだな。どちらもおいしい。

焼き物は仁淀川の天然うなぎ。こちらで当たり前のように食べているが、本来貴重な仁淀川の天然もの。そこそこ大きいし、この時期でも食べられるのはとても幸せ。


今日は時化で休みかなと思ったら、しっかり開いていた甚兵衛。

ならば少し食べていこうということで、レモンサワーでスタート。

お通しは、鉄皮。ふぐはあまり食べないが、このくらいで十分だな。

刺身は、赤ばい。白ばいもうまいが、赤ばいもうまい。

ハタハタ唐揚げ。これは、丸ごとカルシウム。食べ応えあるね。

毎回もう最後かなと思って食べている、仁淀川の天然うなぎ。ご主人が作る、あっさりタレとガリが鰻に合う。

デュアーズハイをもらって、今日は終わり。


米子甚兵衛へ。レモンサワーでスタート。お通しは、たこと山葵菜。

刺身は、今日はいろいろ刺身魚があってうれしい。久しぶりだな、こんなに白身がそろっているのは。本当に不漁が続いていたので。

まず赤ばい、かさご、きがな。

いつもは白ばいだが、今日は赤ばい。どちらもおいしいけど。北海道でいうと、毎回活つぶを食べているよう。

かさごときがなは、いい白身!きがなは、アオハタだが、久しぶり。高級魚!

マダイ松皮も頼んでみる。この皮、やっぱりおいしい。

そして、最後に、鯖刺し。今年初の生鯖は、とてもよかった。

今日こそは、やはり甚兵衛と思わせた刺身だった。


米子 甚兵衛へ。この寒さと風と雪で、海は当然時化。魚が入らないらしい。

そんな中、レモンサワーとお通しは、まこがれいの子。これはおいしいのだよね。

お刺身は、ヨコワと平目。ヨコワはおろしたてで、まだ血の匂いがするかもと言われたが、大丈夫。ふだんは、ハタやメバル中心で、あまり食べることがない平目を。

お酒は、而今 特別純米 おりがらみに。こういうかすかなにごりのほんのり甘いのがおいしい。

はぜの天ぷらを頼んだら、はぜがもうなくなっていたということで、めごち天ぷらに。これはどちらでもとてもおいしい。

最後に、赤水煮付け。赤水は、ぷりぷりの刺身ばかり食べているが、たまに煮付で食べても、やはりこの魚はおいしい。淡泊で上品。あっさりした味付けがよくて、いっしょに煮た豆腐もおいしい。

今日はまだお客さんが来ないので、イチローズモルト ミズナラ ハイをもらってゆっくり飲んで帰る。


米子 甚兵衛へ。今日は、これから雪になるようで、風が強くてめちゃ寒い。

レモンサワーに、さざえのお通し。

2種類のふぐのたたきに、赤バイ。しょうさいふぐとさばふぐだったかな。私はふぐにはこだわりがない。どれ食べてもおいしい。赤バイと白バイの区別が身だけではわからない。

ゴジラ海老と言われる、鬼えびがあったので、3匹いってみる。なかなかこんな大きいゴジラ海老は見られない。

お酒は、新政のNO.6に。これで暖まって帰る。

仁淀川の天然うなぎも本当に最後だろう、これが。さっぱりした脂がおいしいわ。

揚げ物は迷うところだが、穴子の天ぷらに。さくっとおいしいな。

時間がかかるから早く言ってと言われる、茶碗蒸し。

水槽に蟹がいるけど高いなあ。
米子甚兵衛で今日は軽めに。

デュアーズハイでスタート。

お通しは小蛸。

刺身は、赤バイと地がつおに。前回も白バイでなく赤バイだったな。白バイよりも柔らかいかな。地がつおは、地物でいつもおいしい。表面をけっこうしっかり炙ってある。

今日もケジャンを。今日の卵は溶いて泡立ててネギが入っている。とろっとした卵につけた方がいいかな。

初めて食べる、赤がれいの煮付け。やっぱり魚屋さんで食べると、煮魚はおいしい。


米子甚兵衛へ。

水槽に蟹がいっぱい。めちゃ高騰しているので、せこがに。

レモンサワーでスタート。

お通しは、ほたてと酒盗のキムチ。

刺身は、赤水と、赤バイ。いつもは白バイ、今日は赤バイ。どちらもおいしい。

お酒は、岐阜の小左衛門に。

鶴橋でご主人が気に入って入れたという、ケジャン。これを卵につけて食べるというのが新鮮。

ボラの白子ポン酢は、はんぺんのよう。

茶碗蒸しは30分くらいかかるが、1個ずつ作ってくれる。

仁淀川の天然うなぎ。そろそろ終わり。皮目を写していたら、ご主人が、きれいだから、次からそうやって出すそうだ。
今日も事情により甚兵衛へ。

レモンサワーで、お通しはだるま鯛の西京焼き。

刺身は、地物の本がつおのたたき。これはとてもおすすめ。すまでもはがつおでも、鰹と付くものがある時はおすすめ。

珍しくしめ鯖があったので、頼む。切り身は大きいなあ、相変わらず。

煮卵をもらって、小休止。

最後に、太刀魚の塩焼きを。揚げてもらうか悩むところだが、どちらもいつもおいしい。

今日はお昼に寿司みなとでたっぷり食べてきたので、これで解散。
事情があって、連日の米子 甚兵衛。

今日もレモンサワーから。お通しは、とらふぐぽん酢。ふぐは高いし、このくらいでちょっと食べられれば十分だな。

親がに甲羅詰め。今年はかにが高騰しているので、半分で昨年の価格みたい。でも食べるからにはひとつ食べたい。ということでフルで。

刺身は、初めてのひらすずきと、ひらまさ。ひらまさを食べると、甚兵衛だなあと思う。この厚さ。

最後にめごち天を。はぜもめごちも小さいのだが、この天ぷらがとてもおいしくてお気に入り。
米子 甚兵衛へ。

レモンサワーでスタート。

刺身は、赤水、のどぐろ炙りと、山陰の誇る高級美味魚。まちがいなくおいしいやつだ。

初めて食べる、境港甘海老の唐揚げ。けっこう大きかった。

仁淀川の天然うなぎに脂がのってきた。最初はそのまま食べ、後半はこのタレとガリでおいしく食べる。

蟹の季節。水槽に入っている蟹を見ながら飲む。自分は食べないけれど。

デュアースのハイボールに変える。

おつまみ系が増えたので、煮卵と茶碗蒸しを頼む。
米子 甚兵衛へ。このところ、刺身にできる魚がないらしい。どうも魚が捕れないらしく、定置も底引きも不調だそうだ。

今日は、ハイボールでスタート。

そこで、ご主人としては不本意ながら、ねかせた赤水を。とはいえ、我々からするとこれでもすごくおいしいのだけど、ご主人はさっきまで生きていたというのを捌いて出したいらしい。

白ばいはあれば必ず注文。

に淀川の天然うなぎは、海の魚が不調な中、コンスタントに提供される。今日もさっぱりとおいしい。手作りのたれもいいが、ガリがとてもよく合う。

ヒオウギガイのエスカルゴバター炒め。ついに出たか!ホタテ貝の小さいのと思えばいいかな。エスカルゴバター味でおいしい。


米子 甚兵衛へ。

今日はレモンサワーに、甘海老酒盗から。

刺身は、うちわはぎ。うちわはぎというのは、うすばはぎのことだよね。かわはぎ一族というか。今日のは炙りで、肝もいっしょに炙りで。

今年はかにが捕れないらしく高いとのことで、去年の倍の価格。今のうちに食べておこうということで、紅ずわいの甲羅詰め。

天ぷらは、はぜ天に。この小さなはぜの天ぷらがすごくうまい。下処理が面倒そうだが、好きだな、これ。

仁淀川の天然うなぎ。今日のもサイズが大きくていいね。
大雨の中、米子へ移動して甚兵衛へ。今日は家族3人で訪問。

ハイボールに、お通しは、とらふぐてっぴ。

刺身は、まず赤水と、鯵。

初めて赤水を食べる家族は感激。本当は生鯖を食べさせたかったが、今年は一度も当たらない。

鯵もぷりぷりで驚く。

続いて、ヒラマサ、本がつお。こんな厚切りのヒラマサを見ることもなかなかないだろう。

本がつおも地元のものはとてもおいしい。

最後に、白ばいポン酢。いつもの白バイよりも、ちょっとつぶっぽい。

今日はこれでおしまい。
米子の甚兵衛へ。

今日は、お店にあるイチローズモルトのミズナラをハイボールで飲んでみる。

お通しは、とらふぐ鉄皮。とらふぐはこのくらいで十分だな。

刺身は、葉がつお。葉がつおはサバ科らしいが、超美味。なかなか食べられない。

シマエビ。主人はエビの中で一番うまいという。なので、今日はそれを食べてみる。確かにうまい。あれば食べた方がいい海老だ。頭も揚げてもらったが、途ても殻が薄いのでかりっとおいしい。

仁淀川の天然うなぎの肝わさと骨せんべい。天然ものの骨せんべいは、脂が軽い。肝わさも手間がかかるだろうが、おいしい。

今回のうなぎは4Pサイズで大きい。脂がのってとても美味。

もう1種類あるイチローズモルトのワインウッドハイに変える。

珍しく、アジの塩焼きを頼んでみる。やっぱりおいしい。

〆には茶碗蒸し。口直しにちょうどよい。
米子 甚兵衛へ。レモンサワーでスタート。

最初に、茗荷の花。これは珍しくて、香りがよくて美味。下にはいつもの茗荷。

刺身は、甘鯛湯引きと炙りのどぐろ。これはぜいたくな組み合わせ。甘鯛は皮がおいしいので、これはよい食べ方。のどぐろも同様。湯引きと炙りの違いはあれど、それぞれの身の特徴を生かした食べ方。

天ぷらは、はぜ。この小さいはぜの天ぷらがとてもおいしくて、くせになる。

仁淀川の天然うなぎ。本当にさっぱりした脂とプリっとした身。

今日はイチローズモルトのワインウッドリザーブでハイボールを飲んでみた。
台風接近で今日は前倒しで早めにホテルに退避。開店と同時に甚兵衛へ。

デュワーズハイで、お通しは、カワハギの肝ポン。

刺身はクエと白バイに。

仁淀川の天然うなぎの白焼き。さっぱりした川のうなぎっていう感じ。

イチローズモルトハイに変える。やっぱり香りがいいね。

マハゼの天ぷら、小さいので開くのが大変そうだが、これ、とてもおいしい。個人的にはキスよりも。

最後に、クエ皮ぽん。クエは皮までおいしい。
米子 甚兵衛へ。今日もデュワーズのハイボールでスタート。お通しは、さざえ。これがお通しとは。

今日は、刺身は、境港本マグロの中トロと、白バイ。

境港本マグロは、やはりうまい。なかなか米子にいても本マグロを食べる機会はありそうでないのだが、今回は恵まれた。

白バイも必ず食べるが、このつぶのような食感の貝はほんとうまい。

甘鯛の唐揚げ。これは前回食べた白甘鯛ではなく、赤甘鯛。でも、甘鯛は甘鯛で、どうやってもおいしい。

21日から、時短営業になるそうで、こちらも休業してしまいそうだ。
米子 甚兵衛へ。Dewarsのハイボールに、お通しは明太子。

刺身は、すずきと、白バイ。甚兵衛ですずきを食べたのは、初めてのような気がする。味いいな。白バイは、やはりあれば食べる。

前回食べられなかった、太刀魚を食べることに。今日は、唐揚げに。揚げ物で封じ込むと、とてもいい味がする。焼物もいいが、やはり唐揚げに軍配かな。

最後に、まながつおの西京焼き。まながつおは、刺身で食べることは珍しいので、西京焼きなど焼物だと、食べ慣れた味がする。


米子 甚兵衛へ。今日は、水槽のおこぜを頂く。

レモンサワーに、お通しはあん肝。

水槽から、おこぜを網ですくう。水がはねるからと一時避難して、一番大きいおこぜをまな板に。水槽で見ているより、はるかに大きい。

大きいのでまず半身を活き造りに。胃袋、肝、皮も。ポン酢で。これはうまいよ。

残りの半身とあらは唐揚げに。これがすごい量。私はヒレや多少の骨は食べるので、難なく完食。

卵は、さっと煮てもらった。こういうのは、自分リスクでお願いする。

境港の本マグロの赤身があるので、これももらう。

そして、贅沢に今日も、愛媛の天然うなぎ。脂が上品で、皮がうまい。1キロサイズも上がっているという。つめをさっぱりさせたようなタレもいい。
米子 甚兵衛へ。

レモンサワーに、お通しは、まながつおの骨せんべい。身がおいしいものは骨もおいしい。

刺身は、赤水と、境港の90キロのマグロの中トロ。今日の赤水は味が濃い。初めて食べる境港のマグロもうまい。

続いて、愛媛の汽水域の天然うなぎ。こちらの漁師さんは、川のうなぎはにおいがあるからと、河口付近のものを入れるらしい。全体に上品だが、皮目がうまい。

最後に、クエの唐揚げと、白イカのゲソ焼き。やっぱクエはうまいや。唐揚げは、旨味がにじみ出る。

ここでは、白イカを普通に食べられるのがうれしい。

次回は水槽行くかな?
一年ぶりに米子の甚兵衛へ。コロナとかいろいろあって、まる一年これなかった。

その間に、奥の席をつぶして、水槽を置き、そこに愛媛からの魚が加わり、夏枯れを補っていた。

今日は2件目なので、ご挨拶代わりに少しだけ。

愛媛からのまながつおの炙りと、白甘鯛。どちらも型が大きい。

まながつおは、知る人は知っている、うまい魚。食べようと思ってもなかなかない。その炙りは、皮からうまいわ。

白甘鯛は、甘鯛の中でも一番高級。これも珍しい。それを刺身で。ピンクの赤甘鯛よりも味が濃い。

明日ゆっくり来るわ。
3月以来の米子 甚兵衛。ご主人が元気でよかった。

ハイボールに、お通しは、ひらめのクリーム煮。

最初に、かわはぎの肝ポン。こんなぜいたくにかわはぎの肝を食べたことないな。

刺身は、やがら、赤水、甘鯛に

やがらは超淡泊。今日のやがらはとても大きくて、このくらいあると脂も少し乗っている。

赤水もそこそこ脂が乗ってきて、最後の甘鯛がやはり王様という感じ。

ああ、この厚い刺身。だんだん味が濃くなっていく感じがいいね。

次はいつ来れるかわからないけれど、大切なお店。
米子の甚兵衛へ。今日は珍しく、2人で飲み。

私はメガハイボール、連れは生ビール。お通しは、イカと菜の花。

刺身は、連れは初めてなので、3種盛り合わせに。さより、ぶり、もさえびの盛り合わせ。

私は、ゴジラエビと呼ばれるオニエビと鯵。オニエビは3回目だが、希少なえびだ。もさえびとはまた別の食感でおいしい。

お酒は王禄の純米にごりに。

今日は太刀魚が入ったので、唐揚げを。塩焼きと迷うところだが、唐揚げはたまらない。今日は初めてしっぽの方をもらったが、これがまたおいしい。連れも同じものを頼んで、感激していた。

ふぐの白子焼き。これはこの季節かな。ひとつ連れにあげる。とろとろでうまい。

連れが頼んだ、蕗の薹の天ぷら。これは天然もので、今年はたくさん出ているそうだ。

チーズを白みそにつけたものを連れが頼んだが、これもお酒に合うね。

今日は何といっても太刀魚だったな。
米子に着いて甚兵衛へ。今晩から雪が積もる予報で、また時化で魚が入らないとご主人がなげく。今日は時化前でぎりセーフ。

今年から少しセーブ気味にしているので、メガハイボールをやめて普通サイズに。それも、はじめてのレモンサワーにしてみたら、これがなかなかおいしくておかわりしたので、おんなじか。

久しぶりに見る、大根の唐揚げのお通しに。この大根の唐揚げ、グランドに入れたらいいのにと思うおいしさ。こしょうが大根に合うんだな。

刺身は、石鯛と太刀魚。石鯛はけっこう大きい。あとで、ノドグロといっしょに、ご主人が見せてくれた。口に入れると、この味と脂の感じが、石鯛らしい。太刀魚は、前回のように、これも脂が乗ってとても美味。

ちょっと揚げ物を控えて、今日は煮物と焼物で行くことに。

まず、ササガレイの煮付け。赤ガレイは食べたが、ササガレイはこちらでは初めて。しかも干物でしか食べたことがない魚。煮付にしてもあっさりで、これはいいな。

ハタハタの焼き。山陰ではハタハタをよく食べる。普通にあるけれど、この魚はとてもおいしい。干物にしても生でもいける。


米子の甚兵衛へ。メガハイに、お通しは赤貝の煮たのでスタート。

刺身は、サザエと太刀魚から始める。サザエはたまには刺身で食べるのもいいかも。

ご主人曰く、1月はシケ続きだったが、今日は完璧な仕入れができたとのこと。今日の目玉は、この太刀魚。太くて脂ののった、炙りは確かに最高。うまい!

続いて、これまた大きなヒラメ。食感がいい。

そして、まだ硬直していないアジ。この食感がまたいい。

やっぱりもう一度太刀魚を食べたくなり、塩焼きに。素揚げの唐揚げもいいが、今日は焼きじゃないともったいなかった。それくらいうまい極上太刀魚だった。

昨晩は病み上がりでかなり警戒していたが、無事回復したので、お酒以外は解禁。昨日のお客さんが絶賛していた太刀魚と、〆さばだけ食べに。

お通しはぶりのあら煮。3日間塩味のみだったので、醤油味がとてもおいしい。昨日のぶりの身の煮付もおいしかったが、今日のあら煮もまたうまい。

もずくをもらって、ずるずると。

太刀魚は、こんな大きくて太くて脂の乗ったのは初めて。身の厚さを見てさわってみるとわかる。こんなのはなかなかないな。

〆さばもさっぱりと食べられておいしかった。

お酒なしなので、早々に退散。

米子の甚兵衛へ。体調を崩して復活後初外食。今日から少食メニューに切り替え。お酒を控えて今日は氷なしウーロン茶。

ブリ煮のお通しが出る。しょうがと炊くと、ぶり特有のにおいが気にならないね。

今日はお連れ様がいるが、この方は飲まず、食事型なので、カキフライとご飯+味噌汁。

私はいつもの調子で軽めに。

刺身は、甘鯛の昆布締め。今日の昆布締めはよく締まっていて、うまい。

今日はオニエビがあるが、1本あたりけっこう高額。3本お願いしてシェアする。北海道ではゴジラエビ、このあたりではオニエビと呼ばれるイバラモエビ。甘エビの甘さとボタンエビの食感を合わせたような味でおいしい。

今日は揚げ物を避けて、タチウオの唐揚げを断念。

その代わり、煮穴子を。焼いてからさっと煮た穴子は、江戸前とは全く別物。ふわとろではなくて、しっかりしているが、こちらの主人の味付けは薄味で口に合う。

体調を完全回復して、やっぱり一杯飲みながら食べないともったいないね。
未経験の強風で傘が裏返って骨が一度に三本折れるほどの悪天候。こんな嵐では、海も時化で魚ないかなと思ったが、定置はダメでも底引きは出たそうだ。

メガハイボールに、赤貝のお通し。小さくて、ちょっとじゃりっとした感じの赤貝。

刺身は、赤水、かにみそ。赤水は、きがなや本がなと比べるとやや淡泊だな。かにみそは、かにとかにみそだった。

グランドメニューに追加された、まいたけの天ぷらと、今日からだと言う、ハタハタを。トロハタ煮で〆ることにした。

ハタハタは焼いて食べるものだと思っていたが、こちらに来て、煮付にしたハタハタ、それも大きいものをトロハタと呼んで、よく食べる。あっさりしていて、すっかり虜に。
米子 甚兵衛へ。メガハイボールでスタート。

今日のお通しは、ぶり大根。これって初めてかも。

まず刺身は、ノドグロとチカメキントキ。どちらも高級魚。ノドグロは炙って皮ごと。これが定番だね。チカメキントキは、赤い魚の中ではこれも高級な方だが、こちらではよく見かける。

蟹はシーズンに入ったが、自分でむいて食べるのは苦手なので、松葉ガニの温玉のせを。出汁のジュレと温玉と蟹の組み合わせはとてもいい。

最後に、タチウオの唐揚げ。タチウオは焼いても揚げてもおいしい。薄皮とちょい水っぽいが旨味があるのがいい。
米子 甚兵衛へ。時化続きで魚が入らないらしい。とはいえ、看板を見ている限り、普通にある。

お酒は、前回も飲んだ、而今のにごり。甘くておいしい。

お通しの赤海鼠は、今シーズン初。なまこはやはり赤が一番グレードが高いのだね。

刺身は、マコガレイと、マコガレイのえんがわにした。最初はそれぞれ食べていたが、途中から、えんがわを身でくるんで食べるという贅沢にトライ。エンガワもそれだけ食べているとやや飽きが来るので、これはちょうどよかった。

お酒をバリキングに変えて、お気に入りの、松葉ガニ温玉乗せを。カニの食べ方としては、私的にはこれ一番ね。
今晩も甚兵衛へ。魚がよすぎるので再訪。

昨日、飲めなかった日本酒から、而今の特別純米にごり。これはうまいわ。甘くて好みのにごり。

お通しは大根の唐揚げ。これは普通にメニューに出てきてもいいくらい、おいしい。

刺身は、チカメキントキの湯引きから。これは2回目。高級魚だけにさすがいい味。

お酒は青森の田酒の特別純米に。これもうまいな。

太刀魚の刺身に行く。昨日は唐揚げを食べたので、今日は刺身。刺身だと、淡泊で物足りない感じ。

今回のあんこうは、8キロのあんこうだというので、そのあん肝を。ひとつで大きいな。

焼き物からご主人おすすめのしめさばを。これはほのかに香る。思ったより脂がなくさっぱり。

ご飯が食べたくなり、肉味噌のついた揚げなすと鳥の唐揚げで豪快に〆。
米子の甚兵衛へ。いつものように、メガハイボールでスタート。

お通しは赤貝。これは珍しい。ここでは初めてだな。

今日は魚がめっちゃよくて、選択に悩む。

まず刺身は、キガナとハガツオにした。どちらもそうそうないネタ。キガナはアオハタかな。上品な白身だが、歯ごたえも。ハガツオは前回食べて、ある時には必ず食べようと思った魚。これ、ほんとうまい。

あんこうが入っているのだが、唐揚げなので、胃袋のポン酢をもらう。箸休めにいい。

次に、さばは生ばかりで火を入れたのを食べていないので、煮たさばを。味付けが薄味でうれしい。

最後に、太刀魚の唐揚げ。太刀魚は唐揚げが一番好きだな。

今日はここまで。これはまた明日来ないと。
昨日、すごく魚がよくて食べきれなかったので、甚兵衛を再訪。

日本酒の限定酒が増えている。久しぶりに、日本酒にしようということで、王禄の丈径(たけみち)。これはうまいわー。好みだな。

お通しは、隠岐の島のもずく。

昨日食べなかったヒラマサとシマガツオたたきを。

ここでヒラマサを食べるようになって、東京では食べなくなった。

シマガツオは、ハガツオとかキツネガツオと呼ばれるもの。さっと炙って。これが信じられないくらいうまい。主人も、マガツオよりうまいと思っているというが、確かにそう思う。

ふと見ると、焼酎の瓶の中に、萬膳の真鶴が。やっと鶴が来たのだね。この真鶴は、鹿児島に鶴が飛来すると販売になる。せっかくなので、ロックで。

今日はここまで。


米子の甚兵衛へ。今日は、魚がたくさんある。また今週も時化になるらしく、その前の豊漁というところ。

飲み物はハイボール。今日は普通のサイズ。

刺身は今日は3つ行こう。まず、イシガキダイ。イシダイやイシガキダイは、説明できないが、とにかくうまい。あれば必ず食べたい魚。

キントキの湯引き。これはチカメキントキ。赤い魚はどれも高級魚だよね。湯引きは初めて。

鯛の昆布〆。今日は、どれも旨味いいね。

カニが解禁になったらしく、観光客が多い。そこで、親ガニ温泉玉子。カニの身と温泉玉子とジュレの組み合わせが最高。カニの季節になっても、これ以上は望まない。

クエのウロコ揚げ。これも大好きな一品。ウロコもクエならではの味。

今日は、次の予定があり、ここまでで退出。

即位礼正殿の儀の行われる日の今日は休みの店が多いなか、米子の甚兵衛へ。本日の魚の看板がかかっているいので営業だ。

メガハイボールでスタート。お通しは、とてもおいしい、大根の唐揚げ。これは一品で出してほしいところ。

刺身は、ウチワハギと、サワラのたたきから。ウチワハギは、別名をメンボウ。切り身からして巨大なハギだ。そして、サワラのたたきはめちゃうまい。こんなサワラのたたきは東京じゃなかなか食べられない。ウチワハギもそうだが、旨味がすごい。

続いて、隠岐島のクエ。これは4キロくらいのクエだというが、このくらいのクエの脂の感じがおいしい。そして、その内臓の脂身。これは甘く煮付けていい酒の肴。

今日は初めてのどぐろを食べてみることに。サイズは大きい方。煮付けでお願いする。文句なくうまい!こちらの煮付は、味付けが薄味で好み。

今日はどの魚も旨味が強くてよかったな。
米子 甚兵衛へ。見ると、新しい日本酒が入っている。それも、王禄のにごりが2種類。このところ、いつもメガハイボールだっただが、今日はにごり酒で行くことに。まず、王禄 純米にごり。いいねえ、これ。

お通しのたこは、しっかり味付けがしてあったおいしい。

刺身は、沖あじと鯖刺し。今日は、鯵も鯖もしめ鯖もあって、迷った。おきあじは、しまあじのような外見だが、身はうすいピンク。なかなかおいしい。鯖刺しはいつも通り、きれいで文句なし。

ここでご主人が初めてやってみたという、クエの脂身。クエの肝といっしょに煮たのは、内臓についた脂身で、これがなかなか旨味があっておいしい。甘味がでて、肝の香りも移って、すごい珍味。日本酒必須ということで、王禄の渓にごり。発泡していて、ゆっくり栓を抜いてついでもらう。うん、これはばっちりだった。

米子 甚兵衛へ。昨日は月曜祝日で、駅前のお店はほとんど閉まっていたな。

飲みものは、メガハイボール。Dewar'sで。

お通しは、ミスジのすじ。この店で初めて魚出ないものを食べたかも。とてもおいしい。

刺身は、白ばいと赤水。白ばいは、隠岐の島のもの。北海道のつぶみたい。いい値段がするらしい。

赤水は、真っ白できれいな身。あっさりしているが、今日は、もみじとねぎをくるんでポン酢で食べた。

さらに、今日はカンパチがいいというので刺身で。おろしたてをすぐに。このサイズでしまった身がこのあたりのかんぱちの特徴かも。あまり大きいサイズはないそうだ。

最後に、赤ガレイは煮付けで。このあたりでは、最もポピュラーなかれい。子持ちでとてもおいしい。あっさり、さらさらの煮汁で煮るのがこちらの流儀。そして、それが好きだ。
米子 甚兵衛へ。今日は軽めにハイボール。お通しは、もずく。

刺身は、昨日食べなかった、ひらまさと、ひらめ。ひらまさは、今回のは小型。でも身はしまっていいね。

ここでは初めて食べたひらめもおなじく。

〆には、境港のアジフライ。このあたりでは、アジフライはタルタル、それも卵のタルタルだって言うけど、こちらもそれ。

もちろんおいしいのだけど、あれだけらっきょうが取れるのだから、らっきょうタルタルいいと思うのだけど、食べたことないってご主人は言う。
甚兵衛へ。蒸し蒸しなので、まずメガハイボールでがつんといく。

お通しは、もずく。これも一気にずるずるといく。

刺身は、赤水と石鯛にした。赤水は上品すぎて、若干味的には物足りないのだが、山陰ならではだね。

石鯛は、この歯ごたえと味はさすが。やっぱりさざえを食べているとか言われるだけあって、餌がうまいのか。

あると必ず頼むのは、クエのうろこ揚げ。うろこは揚げるとおいしいのだが、さすがクエだけあって、さらにうまい。

そして、太刀魚の塩焼き。太刀魚は揚げても焼いてもうまいが、塩焼きだと、うすい皮がうまいのだな。

ここで魚を食べるようになって、魚屋に行く回数がぐっと減ってしまったな。
圭蔵からはしごで甚兵衛。

いつものメガハイボール。

お通しは、あごの子煮。もう最後といいつつ、何度も食べているな。とろっとしておいしい。

続いて、クエの皮ポン酢。この間は胃袋のポン酢を食べたが、部品もおいしい。

今日は鯵がいいというので鯵刺しを。おろしたときは透き通っているという。

最後に、甘鯛の塩焼き。大きな甘鯛のしっぽのところ。ひれの付け根のところなど、とてもおいしい。やっぱり、甘鯛はさすがの味。どう食べてもうまいや。
米子に戻って甚兵衛へ。

飲み物は、メガハイボール。最近はこれで通すことが多い。

お通しは、のどぐろの肝に、いさきの子。この肝は濃厚。こういう子が出るのも、もうしばらくで終わりかな。夏は魚自体がかなり枯れるというので、どうなるかな。

刺身は、つづりめばると生さば。つづりめばるは、きつねめばるだったかな。味はあっさりしている。ポン酢で。

生さばはあれば必ず注文。これをいつものように出せるのはすごいことだ。

今日は眠気が先行して、ここまで。
今日は待ち人があったが悪天候で飛行機遅延のため、セルフ一次会@甚兵衛。二次会があるので、カフェ代わりに刺身を。

いつものメガハイボールは控えて、普通サイズのハイボール。

お通しは、くえの胃袋。ご主人は、時化を予想して、クエなどを仕入れたようだ。巨大なサイズではなく、そこそこのものはよく揚がるようで、こちらでもけっこう頻繁に頂いている。魚が大きいので、こうした部品も食べられる。胃袋は歯ごたえよくて、ポン酢によく合う。

もう最後といいつつ、何度も食べている、あごの子煮。子がこのサイズだと、親も相当大きいだろうな。聞いてみると、これは特大だそうで。ほんと、おいしい。

お刺身は、ひらまさに。これで、軽く一杯!
連チャンで甚兵衛へ。看板見たら素通りできず入店。

今日はハイボールで控えめ。

お通しがさざえ。昨日はにな貝、今日はさざえのつぼ焼き。久しぶりだ。

もう食べられないと思っていた、あごの子煮。今シーズン最後かな。

こちらでは初めての白ばい。この白ばいは、北海道の人が食べたら、つぶだ!といいそう。えぞぼらの身に似ている。

続いて刺身は、生さばと、甘鯛の昆布〆。昨日は〆さばだったが、今日は生で。きれいなさばで、やはりうまい。

甘鯛はまだ軽くしか締まっていないとご主人が言うが、十分。ねっとり感が出ている。

けっきょくハイボールをおかわりしてしまった。

揚げ物は、昨日も食べた、くえのうろこ揚げ。このうろこ、やめられないうまさ。

気になっていた、境港のあじフライ。この辺では、あじフライはタルタルで食べるそう。ピクルスのタルタルだが、鳥取産らっきょうを刻んで入れたらおいしそうと言ったら、ご主人興味を示す。ぜひ出してみてほしい。


米子の甚兵衛へ。今日も白身が充実している。

メガハイボールでスタート。

突き出しは、にな貝。針で身をさしてするっと抜いて食べる。

刺身は、まこがれいと赤水。こんなシャープな切れ味のまこがれいは、なかなか食べられない。赤水は、意外とあっさりしていて、それほど旨味がないのだが、好きだな。

くえのうろこ揚げ。鯉などもそうだが、うろこの唐揚げは身よりうまいくらいだ。くえのうろこだから、文句なくうまい。

地だこの唐揚げ。このたこがまた味がある。

くえの刺身があるというので、刺身ではなく、握りにしてもらった。思っていた通り、ばつぐん!
米子 甚兵衛へ。今日は白身魚が勢ぞろいだ。

お通しは、一番人気という大根の唐揚げ。大根に味がしみて、これめちゃおいしい。

飲み物は、メガハイボールにして、刺身は、まず、本がなと、くえをお願いする。本がなは、マハタ。さすが脂があっておいしい。くえは、小型のものだが、これくらいの方が食感がいい。

続いて、こちと、すずきの昆布じめ。こちは生きていたのを入れたそうで、食感がすばらしい。すずきの昆布じめは、大きなすずきで、身がしっかりしている。

日本酒が新しく入ったので飲んでみようということで、長野の十六代九郎右衛門に。特別純米だ。甘口で、自分の好みによく合う。

最後に天ぷら盛り合わせ。えびが2匹、いか、白身魚、なす、かぼちゃ、玉ねぎ、大葉とたっぷり。

やっぱり白身魚はこちらに限る。
昨日は、時化で鮮魚の入荷なく臨時休業だった。ご主人は断腸の思いで休業にしたそうで、今日も境港は魚がなく、松江から言入れたそうだ。晴れていても海は並みが高いようで、小型の船が出られないらしい。

そんな中、いつもより魚が少ないとご主人は言うが、十分な種類。

今日は、日本酒にして、青森の豊盃。

刺身は、ひらまさ、生さば、すずきに。ひらまさは、いつものよりちょっと小型。生さばは今日もおいしい。すずきは、ここでは珍しい入荷。東京で食べるような柔らかい身のものではなく、硬めの食感でこれは新鮮。

飲み物をバリキングに変えてすきっとしたところで、揚げ物へ。

今日は、あなごの天ぷらと、たちうおの唐揚げにした。

あなごは、こちらでは煮るよりも天ぷらが多いそうだが、ぷりっとした身のあなごは天ぷらが確かにおいしい。

たちうおの唐揚げは、骨まで食べてしまったね。揚がった皮がおいしい。

時化後でもこれだけの魚が出せれば文句なし。
米子の甚兵衛へ。メガハイボールでスタート。

お通しは、鯖の白子。前回は鯖の卵だったので、今度は雄だね。

刺身は、待っていた赤水に、生鯖刺し。赤水は上品で、淡泊。物足りない人もいるかもしれないが、私はこれがいい。

生鯖はいつものように、きれいな鯖でうまい。

今日は焼き魚で一番好きな太刀魚を焼いてもらう。いい加減の焼きと塩味でめちゃうまい。前回の唐揚げもよかったが、やっぱり焼きかな。

そして、地ダコの唐揚げと、揚げ茄子も。先に来た揚げ茄子についているこの味噌、最高!自作だそうで、これはおいしいな。地ダコの唐揚げもうまい。今日は揚げ物当たり。

そろそろ帰ろうと思ったら、予期せぬ方が隣に。そこで、バリキングにヨコワをもらって第2ラウンド。ヨコワは、本マグロだけど、このくらいの若いやつの脂がちょうどいい。

お隣のメバルの煮付けと、今だけのアゴの子に、イカとエビのかき揚げも頂く。メバルは大きくて、頭の方だけ。アゴの子は今だけのもので、こぞって頼むほどだそうだ。かき揚げは初めてだったが、イカとエビは王道。

ずいぶん長い時間いて、閉店時間まじか。ごちそうさまでした。
今日は素通り予定が、看板に板ウニとあって、甚兵衛に立ち寄り。

見ると生さばもあるので、まずこれを頼み、飲み物は、バリキングに。

今日の生さばは、脂が多くて、ちょっとねっとり。

そして、板ウニを見せてもらうと、小さい板だったので、思い切って1枚もらった。隠岐の島のウニということ。合わせて、ご飯、しじみの味噌汁をもらって、セルフでウニ丼に。

ウニには海苔がついていて、これでウニをのせたご飯を巻いて口へ。醤油はご主人がやはりこれでしょと溜りをもってきてくれる。わりとあっさりしたウニで、そのまま完食。しじみ汁の味噌は甘め。

初めて甚兵衛でご飯を食べたが、たまにはいいな。
米子の甚兵衛へ。今日のお刺身は、クエ、キンメ(チカメキントキ)、〆さば。

飲み物は、最近、メガハイボールにしている。

クエは小さめのものだが、地物はうまい。キンメはチカメキントキだけどいいか?と主人が言うので、金目鯛じゃなくてチカメの方が好きなんだよと。これは、あれば食べたい魚だな。〆さばは、今日は昆布も併せてねっとりした感じで食べる。

今日は揚げ物を食べたくなり、あわびの天ぷらと、クエの唐揚げ。

あわびは、生で食べるより、火を通した方が旨味が感じられておいしいと思う。クエは、揚げてもクエで、やっぱりうまいね。こちらも火を通した方が旨味を感じるな。
米子の甚兵衛へ。このところメガハイボールばかりだったので、久しぶりにお酒は月山。

お通しは、イカの子とオコゼの肝を炊いたもの。これは魚をさばいていないと出てこない部位でうれしい。

刺身は、ヒラマサとオコゼ。厚切りのヒラマサの食感がいい。オコゼは一匹そのままお造りに。こちらはポン酢で。

ここでやっぱりメガハイボール。

今日は、煮魚を休んで、焼き物と揚げ物にしてみた。

といっても、さっき食べたオコゼはそのまま唐揚げになってくるので、まず、アオリイカのゲソ焼きをお願いした。

アオリのゲソなので、大きくて食べ応えがある。

ここで、オコゼの骨揚げ登場。ひれから頭から全部食べて、カルシウム十分。

看板にはタチウオの焼きとなっていたのだけど、ご主人がさっと粉をはたいて唐揚げにしてくれた。これは美味だわ。
米子の甚兵衛へ。今日は半分以上が予約で埋まっている。

メガハイボールでまず乾杯。お通しは、京都のお漬物。これがうまい。お代わりしよう。

刺身は、まず、今朝定置網で上がった石鯛。これは、史上最強の石鯛だ。驚異的にぷりぷりの食感。味もうまい。

そのあとに食べた、つづりメバルはとてもあっさり感じる。

最後のアコウは旨味たっぷり。アコウは、キジハタ。赤水と言われている魚だね。

今日は、ここで揚げ物。前回エテガレイで超うまだったので、今日もカレイの唐揚げに。頭から尾びれまで残すところなく、骨せんべいで。これはうますぎる。

ここで、最近お気に入りの茶碗蒸しをもらう。

最後に、お漬物をもう1回もらって終了。
1日終わって、甚兵衛へ。どんどん飲みたいので、3杯分というメガハイボール!

お通しは、生湯葉とアボカド。こんなのもあるのだね。

刺身は、まず、キンメと白ばい。この辺りでキンメというのは、チカメキントキだという。確かに、キンメとはまったく違う肉質。キンメよりずっとおいしいと言ったら怒られるかな。白ばいは、この地域ではごく普通にある。本バイよりもおいしいくらい。北海道のつぶのようだ。

続いて、ヒラマサと、いわしのなめろう。ヒラマサは、これだけ立派なのはなかなか見られない。もちろん、味も最高。いわしのなめろうは、味噌を練りこんでたたいたもの。

今日は、クエの唐揚げがあって、値段はよいのだが、食べてみようということに。食べてみると、やっぱりクエはおいしいということに。皮も含めてうまい。

ここで終わりでもよかったのだが、アジ刺しと、カレイの肝ポン酢を追加。

今日のアジは立派で、身の感じがよかった。カレイの肝ポンは、カレイの肝を見ることがなかなかないが、これは珍味。

今日は珍しいものが多かったが、どれもよかった。
今日も、また行ってしまった。ちょっとつまみに行ったのだが、金曜日で予約が入ってくる。

お通しは、ねぎとみょうがの明太子和え。

飲み物は、日本酒を飲んできてのどが渇いていたので、メガハイボールにした。

ご主人が、昼に揚がったサバがとてもいいというので、まずそれを頂く。見た目にも超きれいな身、皮の光り、血合いの赤の色で、これは間違いない。食べるともうぷりぷりで、めっちゃうまい!関サバに負けない。毎回、さばはおいしいが、今日のはかなりレベル高いね。

今日はあまり食べられないが、煮付けを食べたくて、沖めばるの煮付けにした。このあたりで沖めばると呼ばれているのが、関東でいうめばるだと思うが、アカメバルとかウスメバルかな。まさに、正統派のめばるの味。いつもながら、魚の味を生かした薄味がうれしい。


今日は時化で魚が入っていないのだとご主人。

玉子焼きと大ひらめの肝煮をお通しに。

飲み物は、萬膳のソーダ割り。

少ないと言いながら、いろいろあるじゃないの。つづりめばるの刺身と、〆さば。つづりめばるの刺身はぷりっとしていて、味もいい。これはかなりうまいなあ。〆さばは、珍しく長めに〆たもの。

お隣のお客さんと話しているうちに、穴子白焼を頂いた。

煮付を食べたいと思い、しろはたの煮付に。これは、大きなはたはた。さっぱりと煮てくれるので、食べやすい。

ここで、月の中のソーダ割り。

ふと見ると、山菜の天ぷらがある。すかさずお願いする。ふきのとう、たらの芽、うるい。苦いふきのとうを久しぶりに食べた。

〆は最近お気に入りのバリキングでおしまい。
米子の甚兵衛。今日はちょっと遅い訪問。

川越のソーダ割りでスタート。

刺身は、的鯛の昆布締めと〆鯖。マトウダイは、すごく厚切りで、水分が抜けてなかなかの美味。

〆鯖はあるだけ出してもらったが、いつもながらうまい。

煮付けはトロはた。こんな大きいハタハタはあまり見ないのだが、このあたりでは普通らしい。さっと薄味で煮た煮魚はどれもうまいが、このハタハタいいね。

飲み物をバリキングにして、ちょっと刺激。

最後は、えたがれいのから唐揚げ。薄目のカレイを5枚におろして、頭からしっぽまで食べる。身はもちろんおいしいが、そのあとの骨の部分が、めちゃくちゃおいしい。久しぶりのカレイの唐揚げ、本当においしかった。
いつもの甚兵衛へ。ご主人が、今日は時化で白身しかないって。それでいいけん、白身が楽しみで来ているのだから。看板見て、まずは、赤水、つづりめばるの刺身。

お酒は、鷹勇なかだれ純米吟醸。いいな、これ。

赤水は、当地が誇る高級魚の部類だね。こちらでは身を厚く切ってくれ、旨みがよくわかる。身もきれい。

つづりめばるも、さっぱりとおいしい。一人前ないので、引いておくねとご主人。

あじのなめろうを。しょうがが効いてなかなか。

今日はややバテ気味で、〆は茶碗蒸しにした。えび、魚の茶碗蒸しで、これ気に入った。

こちらで初めて食べた、魚以外のメニュー。
今日は河岸が休みで、いつもはいっぱいある刺身がない。

まず2人とも、萬膳のソーダ割りをもらう。

かろうじて刺身は、いいだこのみ。これを2人前だしてもらう。いいだこというけれど、普通の小さいタコじゃないかと思う。が、食感はちと違うかな。

続いて、連れは、長芋と酒盗を頼む。

親がにの温泉卵のせを2人前頼む。これは、前回おいしくて、せいこがにの身と卵に、出汁のジュレと温泉卵の組み合わせ。これをさくっと混ぜて食べるのがうまい。

飲み物は、連れは萬膳ロックにしたが、私はオヤジの2杯目とあるバリキングに。しょうがと朝鮮人参、山椒のエキスドリンク。それほど強烈ではなくて、けっこううまかった。

連れは、松葉蟹の雑炊を頼む。少しもらうと、さすがにうまい。

私は、穴子の煮付にした。出てきた穴子は、ぷりぷりの煮付で食感ばっちり。

最後に、村尾をロックでもらって、今日はここまで。
米子の甚兵衛へ。今日は、外のメニューを見て、あかみずがあるのをしっかり確認して入店。

月の中をソーダ割りでもらって、まずは刺身。今日の刺身は、あかみず、石鯛、しめ鯖。切り身がでかい、あつい、うまい。

はじめて食べたあかみずの刺身は、上品で、いかにもハタという感じの身。クエのように脂はないけれど、繊維がとてもおいしい。

今日の石鯛がまた立派で、脂の乗りもよくて、これも最高。

そして、しめ鯖はあったら必ず頼むな、これは。

今日初めて食べたメニューは、親がに温泉玉子のせ。殻を取ると、ほぐした蟹の身、出汁のジュレ、温泉玉子が。これは、東京で誰かパクってくれないかな?混ぜるのはいやなので、蟹を温泉玉子にディップして食べた。

今日のメインは、特大のあかみずの煮付。こんなうまいハタが普通にあって、とても贅沢。この手の魚を食べる時の楽しみは、ほっぺの身。

今日はここまで。また来月期待が高まる。
米子にて、先週お気に入りになった甚兵衛へ。今日は、松江の恵曇で一本釣りのクエ、おにかさご、〆さばを刺身で。飲んでいるのは、なんと萬膳のソーダ割りだ!

クエは値段もいいが、60-70センチくらいあったという。身も厚切りで、脂ものって、これは最高においしい。クエ鍋を進められたが、私はあまり鍋が得意ではないので、刺身にした。

おにかさごは、東京ではあまり出回っているのを見たことがない。かさごとして出ているのかもしれないが。これは炙ってあって、さっぱりと仕上げてある。

しめさばは、一人前ないということで、あるだけ出してもらった。これもいい感じ。

飲み物を、佐藤の黒麹のソーダ割りに変える。

続いては、ヒラマサ。この前もあったのだが、食べられなかった。ぷりぷりの身!

〆は、赤ガレイの煮付け。子持ちの部分を横に切り身にして。あっさりと煮付てあって、こちらの煮魚は口に合う。

毎月、ここで地魚を一年通しで食べるぞ。
夏にオープンしたばかりの魚居酒屋さん。お昼はハンバーグなど出していて、夜の情報がなかったが、お店の前を通ったら、本日の魚と書いたプレートにぎっしり地魚の料理が書いてある。これは行かなくちゃということになり、その夜に行ってみた。

お酒は、おすすめの中から、王禄にした。

最初に刺身を3つ頼んだら、盛り合わせにしましょうかと言われる。よくあることだが、ここは盛り合わせでなく、単品で3つお願いする。

最初にさば刺し。これはきれいなさばだ。朝揚がったものだという。そのままでおいしい。醤油はたまり。これは最高だ。もうこれで気に入った。

次に、甘鯛の昆布じめ。皮を炙ってあって、旨味もいい。これはもみじおろしでポン酢。

そして、おこぜの姿づくり。これが980円とは、地元でなければあり得ない。これもポン酢。

次のお酒は、八郷。これは特別純米酒でうまい。

赤あしえびがあったので、2本焼いてもらった。大きな海老で、東京では刺身や天ぷらで食べているが、こちらでは生では食べないらしい。バリバリと殻ごと食べて、頭は、おこぜの骨といっしょに揚げてもらうことにした。

煮魚は、黄ガナにした。特大と書いてある。大きさを確認してお願いした。さっと煮てあって、たまり醤油の感じではない仕上げが新鮮。黄色いハタだというが、これはアオハタなんだね。身もしっかりして、とてもおいしかった。ほほ肉なんてたまらない。

このあたりまで来ると、魚好きであることがご主人にも伝わり、いろいろ魚の話をして、楽しい時間になった。ご主人は、境港で魚を扱っていた時期があって、そのご縁でこうしたいい魚を入れられるのだそうだ。

お酒は、冨玲のぬる燗にした。

ここで、さきほど食べた、赤あしえびの頭と、おこぜの頭と骨の唐揚げが仕上がる。ちょっとピースが大きいが、日本酒のつまみに。

ふと焼酎のメニューを見ると、この夏に蔵を訪問した鹿児島の萬膳を置いている。そこで、萬膳をソーダ割りにしてもらった。うん、この味。

そういえば、このあたりのメニューを見ると、鱈をよく食べるねという話になり、しかも鍋やフライというより唐揚げだというので、最後に鱈の唐揚げをお願いする。発見したのは、唐揚げにすると皮をおいしく食べられること。イケました。

今日は、飲みすぎ、食べすぎだったが、普通に食べれば、リーズナブルな範囲でおさまる。地魚をこれだけふんだんに食べられて大満足。来週も機会があるので、ぜひ再訪したい。


  • 小蛸煮
  • 甲イカ
  • 太刀魚塩焼き

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8位

圭蔵 (米子、博労町 / 居酒屋、海鮮)

45回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2022/05訪問 2022/07/30

今日も流れで

米子圭蔵へ。今日も、甚兵衛からの流れで。

お通しは、岩もずくと本バイ。好きなパターン。

飲み物はいつもの二十世紀梨サワー。

お刺身は、アオハタを出してくれた。

猛者海老と鬼海老の白醤油漬け。メニューでは猛者海老だが、1本鬼海老をまぜてくれた。刺身よりもおいしいかも。

飲み物は最近のお気に入りの、天穏ソーダ割り。

ちょっと肉っ気がないので、大山豚味噌漬けを。

〆は、じゃこと大葉ご飯。毎回、〆のメニューが変わっていて、つい食べて帰っちゃうが、いつもおいしい。
米子 圭蔵へ。

二十世紀梨サワーに、お通しはなす。

今日はお昼重かったので、軽めに。

お刺身は、本がな、〆鯖に。白身と青魚の組み合わせが多いな。

飲み物は、いつもの、天穏のソーダ割り。もうこれがやめられない。

一人では多いのだけど、頼んでしまう、出汁巻卵。出汁にひたるこの出汁巻きは本当においしい。

最後は、蛤酒蒸しに、蛤と生きくらげご飯。蛤攻めだ。〆のご飯や麺のメニューがいつも変わって、これが楽しみになっている。


米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーに、お通しは、きぬかつぎと茄子。

お造りは、つづくりめばると、鰯酢〆。ちょっと寝かせ加減の白身と、青魚はいつもおいしい。

天ぷらは、数年食べていない一番好きな山菜こしあぶらを3本、空豆、新玉ねぎ、とうもろこし。これは最高だったな。

飲み物は、天穏をソーダで割ってもらう。

ちょっと肉気がほしくて、鹿野地鶏の手羽先に、茄子焼き浸しも。

最後に、せせりと牛蒡のご飯。きゅうりの漬物も合わせておいしい。
米子 圭蔵へ。今日は、お刺身から〆までフルメニューでいく。

お通しはふきのとうをはさんだトースト。飲み物はいつもの二十世紀梨サワー。

お刺身は、あかみずと、しめ鯖。あかみずは甘く、最近あまり食べられていない鯖がおいしい。

まながつお幽庵焼きは、初めて。まながつおを食べるのも久しぶり。

春キャベツ酒蒸しは、タジン鍋で上手にしてあった。ちりめん山椒とキャベツがいい感じにマッチ。

天穏ソーダ割りを今日もお願いする。

また天ぷらをお願いして、さより、たらの芽、こごみ、鶏天タルタル、地穴子を。

最後に、魚出汁塩蕎麦。日南町の一味がとてもいい!
米子圭蔵へ。甚兵衛で魚を食べてきたが、もうちょっと食べたいのでこちらへ。ほんと、困った時の圭蔵さん。

二十世紀梨サワーに、鯛子と岩もずく。

おー、今日は天ぷらがメニューにいろいろある。4月からメニューの感じが変わったね。

ということで、安来の筍、たらの芽とこごみ、鶏天タルタル、新玉ねぎと芹のかき揚げを頂く。春野菜と鶏天タルタルで、とても満足。

飲み物は、このところのお気に入りの、天穏にごりのソーダ割りに。

今日は2店目なので、これで帰る。
米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーに、ホタルイカとブロッコリーの味噌和えでスタート。

お刺身は、今日は青魚にする。〆鯖と、鰯のなめろう。青魚がある時はいつも全部食べることにしている。それくらいおいしい。

天穩生酛にごりのソーダ割りに変えて、ばばちゃんの天婦羅。ばばちゃんが登場するときもいつも食べる。白身でおいしい。

鳥取和牛ほほ肉煮込み。この出汁がとてもよくてこれもいく。

子持ちやり烏賊煮。イカを食べるのは珍しいが、子持ちにひかれて。

天穩生酛にごりのソーダ割りお代わりして、出汁巻卵をお願いしてしまう。

ちょっと食べすぎだが、大山鷄出汁中華そば。マスターはけっこうラーメン大変だったと言っていたが、最高の〆。
米子 圭蔵へ。

いつもの二十世紀梨サワーに、お通しはホタルイカの味噌和え。

お造りは、桜鯛昆布〆。白身の昆布締めも青魚のなめろうもいつもおいしい。

天穩生酛にごりをソーダ割りに。どぶソーダが好きなので、思い切って聞いてみたら、天穏のにごりをすすめてくれた。

ふきのとうの天ぷらは、小さめで食べやすい。

大山豚の西京焼き。たまに食べてみる。

にごりソーダをおかわりして、鯵フライ。鰺フライは当地ではタルタルだね。

最後に、魚出汁塩蕎麦。最近は〆がいろいろ変わって楽しい。


米子 圭蔵へ。今はおまかせのみでやっているそうだ。それを見て帰ってしまう人もいるらしい。

飲み物は、二十世紀梨サワーから。

料理は、白和えから。続いて、宍道湖の白魚を卵とじ。

お造りには、もろげえびや、チカメキントキの昆布〆が入る。

お酒は、鷹勇のにごりから、天穩のにごりの燗へ。

ここで、天ぷら。キス、蕾菜、ふぐ、海老芋、しいたけ、ねぎ、玉ねぎ。小さいポーションをひとつずつ揚げてくれるスタイルはいいね。

焼物をはさんで、鳥取和牛のみぞれ煮を。これは、マスターは普通だと言うが、出汁がおいしい。

最後に、新わかめのお椀、ほたるいかのご飯。

たまにはおまかせもいいものだ。好きなものを出してくれているのだけど。
米子 圭蔵へ。いつもの二十世紀梨サワーに、お通しのじゃがいもすり流し。

魚は、今日は青いものを。鯵たたき磯辺巻きと、鰯なめろう。鰺のたたきをこんな風にのりでくるむのもおいしい。毎度おいしいなめろうも必ず食べる。

お酒は、月山 特別純米に。

揚げ物は、砂丘エシャレットと伯耆まいたけ天婦羅。エシャレットはじめてだが、ラッキョウの茎を食べているような感じ。伯耆まいたけは詰まった感じでおいしい。

ばばちゃん唐揚げ。久しぶりに見るばばちゃん。タナカゲンゲという魚だが、ぷるんとしておいしい。

最後は、出汁巻き卵におむすび。おむすびは海苔巻きスタイルで。
米子 圭蔵へ。スタートは、いつもの二十世紀梨サワー。

今日のお通しは、温かいじゃがいもすり流し。こういうのがありがたい。

魚は〆さば。これなら刺身と言えるくらいの〆でうまい。

鳥取和牛もつ煮込。ひそかに人気のこれ、隣のおじさんも頼んでいた。

雪で寒いので、燗酒にする。十旭日の純米酒。

ちょっと揚げ物っぽいものを。海老マヨネーズ炒め。これとてもおいしい。頭としっぽもついたままの海老を揚げてからマヨ炒めに。いっしょに付いているブロッコリーもおいしい。

大山鷄ささみ南蛮。同じような感じになってしまったが、こちらはタルタルでまたおいしい。

最後に、広島菜おむすび。広島菜でくるんだもの。

昨年まではこちらに来ると好きなものを全部食べていたが、今年からは少し制限して品数が減ったはず。
米子最終日も圭蔵へ。

いつもの二十世紀梨サワー。

お通しは、げそとバイ貝。煮たバイ貝はおいしい。

お刺身は、鯵たたきと鰹炙りに。圭蔵の青魚はどれもおいしい。一工夫入っているのがいいのかな。鯵たたきは、ねぎと青葉たっぷり。鰹炙りは、玉ねぎの上に乗せられ、からしと大根おろしが付いているというもの。

今日は鶏を2つ。鹿野地鶏の手羽味噌焼きと、大山鷄チューリップ唐揚げ。手羽先の方は、手づかみで食べるが、味噌焼きもおいしいものだ。チューリップの方は個数は好きなだけにしてくれるので3つに。タレにつけてしっかり揚げたチューリップはなかなかおいしい。

最後に、太刀魚の一夜干し。焼物は初めてくらいかな。とてもおいしい。

また来年もお世話になります。
米子の圭蔵へ。少し休みがあって、二か月ぶり。

二十世紀梨サワーでスタート。

刺身は、〆さば。こちらの〆さばは軽いしめでおいしい。

伯耆舞茸の天ぷら。奥出雲のつぼみのような舞茸は入らなくなったのか、伯耆舞茸に。

玉櫻の純米にごり燗に。

今日は、うなぎがあったので、蒲焼きを。タレがやっぱり料理人のものでおいしい。

珍しい鬼海老。頭の形が独特。食べるのは久しぶりかな。

最後に、出汁巻卵とおにぎり。おにぎりは、海苔巻き風。
米子最終日は圭蔵へ。

最初はいつもの二十世紀梨サワー。この甘さが何とも好きだな。

お刺身は、鰹の二色造里。銀皮と炙りで。

奥出雲舞茸の天ぷら。前のようにおおきなつぼみでなくなってしまったのが残念。

かつおに続いて、〆さば。きれいなさばでおいしい。

寒いので、玉櫻のにごりを燗で。

大山鷄のチューリップ唐揚げ。ざんぎのようにしっかり味をつけて揚げるのが圭蔵流。ここでご飯がほしくなるところだが、日本酒をもらったので、今日は我慢する。



今日はやま名で天ぷらを食べたのだが、なんとなく物足りなくて、そのまま圭蔵へ。〆に来たという感じ。

お通しは、里芋ともずく。

ジンソーダをもらう。ジンなんてジントニックくらいしか昔は飲まなかったのに、ハイボールもそうだが、ご飯といっしょに飲むようになるとはね。

筋子の味噌漬けと、しまめいかの肝醤油炒め。ふだん食べないものを頼んでみる。

しまめいかはするめいか。肝醤油なんて久しぶり。

そして、おにぎりという名の巻きもの。これがおいしい。
今日は、家族を連れて、甚兵衛から圭蔵へはしご。

飲み物は、二十世紀梨サワー。お通しは、もろきゅうとほたて。

お刺身は、白バイだけにして、好きな料理を食べてもらう。

地蛸と大根のやわらか煮は、さすがにうまく煮てある。

鹿野地鶏の手羽先。鶏が好きだと言ったら、入れてくれた鳥取県の地鶏。手羽先ははじまでしっかり食べる。

大山鷄の松風焼き。これは初めて食べたのだけど、とてもおいしい。

最後に、焼き茄子と、出汁巻卵。いつも自分が食べていておいしいものを最後に。
米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーでスタート。

お通しは、おくらと温泉卵。

お造りは3種。太い地元の甘えびのまくらはしめ鯖。白バイもあれば必ず。甘えびは意外とみんな食べずに大きなえびを好むようだが、これが一番うまいのだとお店の人は言うね。こちらのしめ鯖は、ちょうどよい感じの〆加減でお気に入り。

原木舞茸の天ぷら。奥出雲の大きなつぼみの舞茸は入らなくなってしまったかな。でもおいしい。

白茄子の焼きは、まるごと一個のなすがここまで小さくなってしまうのだが、凝縮された感じでおいしい。

最後に、翠ジンソーダ。ジンで食事も悪くない。
昨日に引き続き、今日も圭蔵へ。

いつもの二十世紀梨サワーで、お通しは、いんげんとポテトサラダ。

お刺身は、魚でなく、もろげえびと、白ばいを。もろげえびは、刺身でも焼いても揚げてもおいしい。刺身だと殻や頭を食べられないので、ちょっともったいない。

鳥取和牛のすじどて煮。いつものすじ煮もおいしいが、どてもいいな。

ふだんあまり見ないふぐ唐揚げを。小さいふぐは揚げるのがおいしい。

翠のジンソーダに変える。知多ハイとこのジンソーダがお気に入り。

白茄子焼きは、けっこう大きい茄子一個を焼いてくれる。

大山鷄チューリップ唐揚げは、想像していたものよりワイルド。とてもおいしい。
米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーで、お通しは、水だことモロヘイヤ。

お刺身は、あおはた、〆さばに。あおはた、まはた、赤水は、あれば必ず頼む。山陰のはた、めばる系の魚はどれも刺身でおいしい。〆さばは、マスターの絶妙な〆加減でこれも毎回いく。

知多ハイに変えて、いわしなめろうを。たたき、なめろうもマスターの十八番で、ちょうどよい塩味と青魚がよく合う。

今日は出汁巻、奥出雲の舞茸天ぷらと、お気に入りを食べることに。

出汁巻は、ふるふるした仕上げで、1本は多いのだが、食べてしまう。

舞茸天ぷらは、奥出雲のつぼみのようなのが好きだが、今日は今年初めて見る。ちょっと小さいが味はおいしい。
米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーに、お通しは、温玉と揚げ茄子。

今日は初めて見る、琴浦のグランサーモンと、近目金時を。このきれいなサーモンは、何系かなと思ったら、ギンザケみたいだね。おいしいはずだ。

チカメキントキは、まちがいなくおいしいやつ。

今日はもうひとつ初めてのメニュー、まこがれいのフライを。まこがれいをフライにしちゃうなんて贅沢だ。味はあっさりなので、タルタルがきく。

もう1回食べてみようということで、鳥取和牛のすじのみぞれ煮。マスター流のすじ煮はやっぱおいしいわ。

知多ハイにして、〆に。

といっても、焼き茄子と、さくら卵の出汁巻。ご飯がほしいが我慢する。

明日から時短になるそうで、ぎりぎりの訪問だった。
米子 圭蔵へ。二十世紀梨サワーで始める。今日のお通しは、温玉と本バイ。

お刺身は、〆さばと鯵のたたきに。煮た者同士だが、こちらの〆さばは、〆具合がちょうどよい。たたきやなめろうもいつもおいしい。

今日は、一色の鰻が入っていて、白焼きか蒲焼きか悩んで、蒲焼きに。料理屋さんの蒲焼きのタレというのは、鰻屋さんのとは違うおいしさがある。

今日は、揚げ物を食べようと決めて、鯵フライと、漬物を挟んで、大山鷄の唐揚げ。

鯵フライは、タルタルで。大山鶏のから揚げは、スパイス感を出すためにナツメグを使っていて、これが独特の香りを醸し出す。本当はご飯で食べたいところだが、知多ハイボールで頂く。

米子 圭蔵へ。

いつもの二十世紀梨サワーでスタート。

お刺身は、あおはたと、白ばい貝。あおはたは、見た目は黄色くて、きはた、と言った方がよい外観だよね。おいしい白身。山陰にくると、毎日でも食べたいのが、白ばい貝。つぶのような食感がたまらない。

あごの子煮は、この季節、あると食べるね。

今日は、思い切って、赤水の煮付けを。こちらの煮付は、味が濃すぎずいいころあいで、とてもおいしい。ほほ肉もしっかり

鳥取和牛のすじぽん。甚兵衛のご主人が絶賛する、このすじぽん。マスターは、普通ですよというが、本当においしい。


米子の圭蔵へ。コロナとかいろいろあって、1年ぶり。

お通しは、うなぎ豆腐とおくら。飲み物は、二十世紀梨サワー。ごくごく飲めてしまってすぐ終わり。

お刺身は、まごちと、〆さば。〆さばに乗っている紫蘇の芽は、バジル。香り合うものだね。

久しぶりの日本酒は、開春の超辛口純米酒と、鷹勇の純米にごり。効いたわ、これ。

海老天は、じょろ海老と車海老にマスターがしてくれた。全く味が違って楽しい。

もう1回、二十世紀梨サワーに、とうもろこしかき揚げと、ひたひたのさくら卵の出汁巻。本当は、ご飯と食べたいところだが、日本酒飲んだので、次回にしよう。
米子の圭蔵へ。かなり間があいてしまった。

二十世紀梨サワーから。まず、あごの子煮。時期が短い、あごの子は美味。

刺身は、まこがれいときつねがつおの炙り。まこがれいは食感よく、かつおは大きさの割には脂が乗っていないとマスターは言うが、さっぱりしているのもおいしい。

今日はうなぎがあって、宍道湖の天然うなぎ。まず白焼きに。400gというから、けっこう大きい。夏になって、脂が乗ってきた感じの美味。醤油でなく、出汁醤油で食べるのも新鮮。

宍道湖の天然うなぎの蒲焼きは、タレが鰻屋さんとは違う。出汁を感じるタレでおいしい。

飲み物を知多のハイボールに代えて、とうもろこしのかき揚げと、加茂茄子の揚げ出し。

夏の野菜と夏の魚と天然うなぎ。
米子の圭蔵へ。今日は好きなものがいっぱいあって楽しみ。

刺身は、あおはたに、しめ鯖。今日は白ワインでいくことに。あおはたは、このあたりでは、きがなと呼ばれる魚。高級魚だ。きれいな身で、たまり醤油でおいしい。しめ鯖は、いつものようにきれい。

ふと見ると、春山菜の天ぷらがある。これは頼まないわけにはいかない。こごみ、ふきのとう、こしあぶらかな。いいわー。

坊主殺しと呼ばれる岩もずくは、ぶっとくて食感がいいね。

マスターが、ふぐの白子と言ってだしてくれたのは、白子豆腐かな。

そして、鹿野地鶏の塩焼き。七味焼きがおいしいのだが、塩焼きも食べてみたくて。皮がおいしいんだな。

白ワインをまたもらって、もう少し食べる。

出汁巻卵に、大山ブロッコリーのサラダ。出汁巻卵は、ふわっとしていて、出汁がいい。

サラダは、ブロッコリー、にんじんくさいにんじんに、紅芯大根。さっきの鹿野地鶏にそえられていたのと同じ。つけて食べる味噌が美味しくて、どこかで食べたことがある味がすると思ったら、ホタルイカをたたいたものだった。

まだ食べたいものはあって、ご飯セットで〆たいところだが、がまん。
米子 圭蔵へ。体調を崩してお休みしていた看板娘⁉が元気に復活。人のことは言えないが、みんな、体には気をつけようね。

甘いサワーが飲みたくなっていけないのだが、二十世紀梨サワーをかけつけ2杯。

今日のお通しは、ほうれん草となめこに、煮いか。

刺身は、〆鯖と、すじがつおづけ。こちらの〆鯖は、とてもきれいなんだな。生のような光かた。すじがつおは、ハガツオのことだよね?あれば絶対に食べるよ、これ。マガツオよりおいしいと思う。

たまには、というか、こちらでは初めてのハタハタの一夜干し。しっぽから始めて、頭まで全部食べる。骨も柔らかくておいしい。

奥出雲舞茸の天ぷら。つぼみのような舞茸は今日もおいしい。この舞茸天だけは、天つゆが好きなんで、マスター、お塩いらないよ。

お酒は、久しぶりに、山陰東郷にごりのお燗で。4品くらいにしておくと、お酒がしみるわ~。

いつ来ても圭蔵の手仕事で満足して帰る。
米子 圭蔵へ。今日も回復途上で、アルコールを控え、ご飯を食べに来た。ウーロン茶の氷なしとは情けない。

お通しは、鯛の子と、すりみ揚げ&小松菜。

くらげ酢に、刺身は〆さばだけにする。くらげ酢はお酢がおいしくて飲んでしまった。〆さばは、天然と養殖の食べ比べ。天然は透き通った身で、養殖は、脂が乗って白っぽい。

かき揚げが食べたくて、新玉ねぎと菜の花のかき揚げを。暖かいせいか、早すぎる新玉ねぎと、菜の花で春っぽい。

鹿野地鶏の黒七味焼き、もみじ卵の出汁巻卵に、ご飯セット。

鹿野地鶏は歯ごたえもよい。黒七味がおいしい。小川養鶏場のもみじ卵は、色は薄目だが、こちらの出汁と相まって、ぷるぷるした感じで出汁がしみだしてくる。これをご飯と食べるのが至福の時。

味噌汁は、げんげ系の魚が入っていた。あらではなく、しっかり身が入っていた。

次回からは飲めるだろうな。
今年最後の圭蔵。忘年会っぽい宴会も多いようだ。

お通しは、海老のオイル漬けon小松菜と、たこあずき。この海老オイルがうまい。

お酒は、白ワインから、日置桜の鍛造にごりを燗で。

お刺身は、〆鯖、鰆炙り、寝かせたキガナで。〆鯖は〆っぽくない仕上げ。鰆は西日本ではよくあるね。キガナは、アオハタだが、1日寝かせたとマスターが言っていた。ちょっとしっとりしている。

最強の〆ご飯。小川養鶏場の卵の出汁巻き、大山地鶏の唐揚げ、奥出雲の舞茸天ぷらに、ご飯セット。はっきり言って、食べすぎだが、やめられない組み合わせのセット。舞茸天ぷらを単品で食べるか、鳥の唐揚げと出汁巻を食べるかのどちらかなのだが、今日は両方いってしまった。しかもご飯セットで。ハマらないようにしなければ。
米子 圭蔵へ。甚兵衛からのはしご。

お通しは、白和えとかぼちゃ。こういう野菜のお通しがうれしい。

お酒は、東郷にごり。にごりの燗酒にハマってきた。

刺身は鯖の浅〆から。ほんの軽く〆てあるのがうまい。

赤バイ刺身は初めて。見た目も味も北海道のつぶ貝みたい。貝殻の見た目も似ているらしい。

下足とわけぎのぬたを。わけぎは九条ネギよりもくせが強いな。

奥出雲舞茸の天ぷら。今日もこれで〆。今日の舞茸はいつものよりも開いていた感じ。やはり天つゆで食べるのが好きだな。
改めて、米子 圭蔵へ。

今日はとても寒かった。燗酒を飲みたくなり、久米桜 軽妙洒脱の強力米。

刺身は、本かなと、かつおのづけ。本かなは数あるハタ系の中でも最もうまい部類。初めて食べたかつおのづけは、これがまた日本酒向けの味。

今日はけっこう飲んでいたので、やわらぎだけもらい、お米を食べることに。

大山どりの唐揚げと奥出雲舞茸の天ぷらで、ご飯セット。

奥出雲の舞茸の天ぷらは、今日もつぼみのようなしっかりつまった感じで、これだけは塩でなくて、天つゆで食べる。

始めて大山どりを頼んだが、唐揚げとご飯というのは定番ながらおいしいので、さらに、漬物と赤みそのあら汁とくれば、これはハマってしまいそうだ。これ、本当に癖になりそう。
隣の県から圭蔵に飲みに来ていると連絡が入り、飛び入り。明日来る予定だったので、今日はちょっとだけ飲むことに。

二十世紀梨サワーをもらう。甘いサワーはあまり飲まないが、これは例外。

鹿野地鶏の塩焼きが注文されていたので、まずそれをつまむ。鹿野の地鶏って、今力を入れて復活させているあのピヨだよね。

キュウリのゴマ塩たたきと、ババちゃんの唐揚げを追加。

このキュウリたたきは、家でもできそうなのだが、たたきの感じとゴマ塩の感じがいいんだよ。つい頼んでしまう。

ババちゃんは、昨年こちらに初めて来た時に見たのかな。タナカゲンゲという魚。脂ののったタラという感じだが、これがとてもおいしい。竜田揚げ風にしてあって、皮もおいしい。

今日はここでおしまい。また明日。


米子 圭蔵へ。今日は早い時間の成果、カウンターは余裕。久しぶりにマスターをはじめお店の方々と、魚の話に。

二十世紀梨サワーでスタート。今日のお通しは、ポテトサラダと、高野豆腐と小松菜の煮びたし。

今日は初めて刺身を注文せずに、煮付けに行くことに。

その前に、奥出雲の舞茸天ぷらと、太刀魚の塩焼き。

奥出雲の舞茸天ぷらは、あれば必ず食べる。つぼみ気味でぎっしり重い舞茸は、とてもおいしい。塩も出るが、私は舞茸はつゆが好きなので、これもお気に入りの鬼おろしをのせて食べる。

飲み物は、グラスでワインをもらうことに。赤から白へ。

太刀魚は、塩焼きが一番好きなので、これもあれば注文する。焼き方が難しい魚なので、やはりプロの焼きがいい。

初めての、のどぐろの煮付け。魚のサイズは大きくはないが、味付けは濃くなくて、好みの味。出汁が染みた豆腐もおいしい。ひれや骨までしゃぶって完食。

最後に、小川養鶏場の卵の出汁巻。こちらの出汁巻きは、甘くなくて、まさに出汁を食べている感じがいい。箸でつかめなくなるけっこうぎりぎりの柔らかさで、これもお気に入り。
米子の圭蔵へ。二十世紀梨サワーをもらって、ゆっくりメニューを見る。

つい、まだ食べたことがないものに目が行き、しま海老のお造り。その名の通り、縞模様がきれいなえび。えび味噌は淡泊な感じで、おいしい。

毎回頼む、奥出雲のまいたけ天ぷら。まいたけはどこの居酒屋にもあるが、こちらのはつぼみっぽくてつまっている感じが好きだ。そして、揚げ方が好みだということも。塩もいいが、天つゆが染みていく感じがいい。

南部町のいのしし焼き。南部町は米子の南に位置しているところ。いのししに限らず、こちらで初めてジビエを見たかな。いのしし焼きとは、玉ねぎとピーマンといっしょにじゃーっと炒めたもの。タレの味が濃いわけではないので、とても上品な味のいのしし。脂身のところもワイルド感はなく、食べやすいいのししだった。
圭蔵へ。あまりの蒸し暑さに、20世紀梨サワーにした。

お通しは、見たままを言うと、キンキンみぞれがけのエノキと、そうめん寒天のおくらジュレ。時化だったので鮮魚は少なめのようだ。

〆さばと、鹿野地鶏のふりそで焼きをお願いする。

こちらの〆さばは、〆が軽く、生さばのような食感でおいしい。

あると頼んでしまう、ふりそで焼きには、一味をかけてみた。この一味がまたおいしい。

マスターがフルで大丈夫かと聞いてくれるが、登場を待っていたので、奥出雲舞茸の天ぷらをひと塊りで。蕾のような詰まった舞茸は、とてもおいしくて、大のお気に入り。

大山玉葱のかき揚げもいっちゃって、けっこう揚げ物を食べたのだけど、全然平気だったな。

知多ハイボールで〆。

米子 圭蔵へ。今日は軽めにと思っていったのだが、けっきょくしっかり食べた。

飲み物は、知多ハイボール。

お通しは、うに豆腐と岩海苔。岩海苔が歯ごたえよくおいしい。お通しはいつもおいしい。

刺身は、今日は趣向を変えて、ひらまさの胡麻和えと、鯵のなめろう。ひらまさは、たまりではない醤油が効いておいしい。なめろうの方は、とてもあっさり仕上げてあって、味噌が効いたものではない。

前回おいしかった、鹿野地鶏のふりそで焼きを。この鹿野地鶏、大山鶏の何倍もするらしいが、すごくうまい。ぼんじりのような柔らかい身がいいね。

そして、初の鰺フライ。鳥取砂丘らっきょうのタルタルというのが楽しみ。甘酢漬けを使っているのか、ほんのり甘いタルタルで、なかなかおいしい。これはまた食べてみよう。
今日は米子にゲストを迎えて、圭蔵へ。遅いスタートにさらに飛行機遅延でお待たせしたが、私の好きそうなものを取り置いて頂いたり、いろいろ感謝。

無事乾杯して、お通しは、モロヘイヤとところてん。夏だね。

お刺身は、鯖とクエに、白ばい。鯖は厚めに切って旨味たっぷり。クエはさすがにうまい。白ばいは、食感だね。

鹿野地鶏のふりそで焼きは、ぼんじりのよう。これは好みだな。

とうもろこしのかき揚げ。これも見たら注文。甘いコーン。

今日のメインは、マスターにお願いしておいた、中海の天然鰻。この天気じゃ時化でダメだと思っていたら、なんと3匹ちゃんと仕入れてくれた。

白焼きは皮パリ。天然だが、くせもない食べやすい鰻。

中海の天然鰻の蒲焼き。こちらはしっとりと焼かれている。肝がぷりぷり。

お酒を、鍛造にごりに変える。

鯛味噌、じゃこトマト、味噌漬けカマンベール、ごま塩たたき胡瓜などで後はお酒を。

いつも一人で飲んでいるので、今日は久しぶりにいろいろ食べられて楽しい時間だった。
居酒屋に行くと、魚をメインに食べ、揚げ物に行き、つい野菜が後回しになってしまう。

今日は、時化で魚が少なくて、はしごしようと思っていた甚兵衛は臨時休業になってしまった。圭蔵は18時からなので、招福でチョイ飲みしてから、こちらに来た。

鷹勇の純米にごりをグラスで。

お通しは、つるむらさきのおひたしと、温泉卵。この温泉卵は、いろいろな味がする。

時化で魚がなくてギリギリだったとマスターが言うが、十分あるね。今日は、境港の本まぐろと、本かなを刺身でお願いした。本まぐろはやっぱり味が濃い。鉄分が多い赤身は苦手だが、このまぐろはさっぱりしていてとてもおいしい。

本かなは、この間も食べたが、ハタ系の中では旨味がダントツ。

今日は、ちょっと野菜系に行き、大山ブロッコリーとポテトサラダにした。大山ブロッコリーは、固ゆでをマヨネーズで。家で食べているのと同じくらいの硬さでおいしい。

ポテトサラダは、料理人の工夫がいろいろあって好きなのだが、こちらのもおいしい。

今日は軽くと思ったが、〆にハイボールを知多でもらって終了。
米子 圭蔵に行ったら、境港産の天然鰻が。マスターに見せてもらったら、小ぶりながら、黄色い天然の色。境港と美保関をつなぐ境水道大橋のあたりで揚がる鰻だそうだ。これを白蒲にしてもらうことに。

飲みものは、昨日開けた、il maiolo。すっかりこなれて、上品すぎくらい。開けて30分くらいのちょっと硬さが残るくらいがいいかな、自分には。

今日の刺身は、本かなと〆鯖。本かなは脂があっておいしい。〆鯖は軽い〆で生鯖のよう。

さて、境港産天然鰻の白焼きと蒲焼き。白焼きは、さっぱりした脂で、皮目の味がいい。

蒲焼きは、鰻屋とは違うタレで、こちらも皮目がうまい。春の天然鰻の感じいっぱいだった。

大好きなヤングコーンがあったので、焼きと揚げに。揚げたヒゲも焼いたヒゲもうまい。本体もうまいが、このヒゲあってのヤングコーンだ。

カワハギの唐揚げも追加。ぶつ切りにして唐揚げ。やっぱり煮ても揚げてもカワハギはうまい。

最後に、出汁巻き卵でご飯と味噌汁。出汁を食べているような出汁巻きに、おいしいご飯に、でかいシジミの入った赤出汁。一度やってみたかった。
米子の圭蔵へ。マスターがワインを出していると聞いて、訪問。

早速出してもらったマスターチョイスの赤ワインは、イタリアのil moiolo 2004。開けるとどんどん開いていき、果実香がとってもいい。バルベーラ、ボナルダ、カベルネソーヴィニヨンとメルローのブレンド。一杯注いで、しばらく置いておく。

お通しは、松葉貝とモロヘイヤ。松葉貝は、地元ではなんとか貝と呼ぶのだが、忘れた。火を通すと、身がコロンと取れる。

お刺身は、今日は青物がそろっているので、全部行っちゃおうか。鯵のタタキ、鰯の酢〆、ヒラマサの胡麻和えと。

鯵のタタキは、透き通るようなきれいな味に、みょうが、しょうがなどの薬味をまぶして。これはたまり醤油で。

ヒラマサの胡麻和えは、タレで和えてあり、そのまま。胡麻ダレがおいしい。

鰯の酢〆は、たまりでない醤油で。鰯っぽくなくて、さすが。どの魚でもこちらの酢〆があれば頼みたいな。

ということで、青魚連発!

赤ワインはかなりいい感じになってきた。これをマスターは狙っているのだな。

大山ブロッコリーとかぶの塩茹でと、鯵フライの砂丘らっきょうタルタルソース。

ブロッコリーはブランドが広まるといいね。固ゆでがおいしいく、シャキシャキ。かぶと合わせてマヨネーズがいい。

境港の鯵のフライというのはあちこちで見るのだが、なかなか食べない。やっと食べて、やっぱりうまいね。らっきょうのタルタルが甘い。

赤ワインは3杯飲んで、栓をしてもらい、また明日変化を楽しむことに。

米子にいると、魚ばかり食べていて野菜っ気がないので圭蔵へ。

最初に、日置桜の山滴るをもらい、お通しは、茄子の揚げ出しと、長芋を固めたもの。

野菜をと思ったが、やはり魚を。真ごちと、鯵の酢〆をお願いした。真ごちは、きれいな身で、添えてあるミョウガと合わせておいしい。鯵の酢〆は、軽い締め方で、これはいいね。

そして、野菜の天ぷらへ。いっしょに、とうもろこしのかき揚げ。

旬野菜の天ぷらは、唐辛子、ズッキーニ、茄子、玉ねぎ、ヤングコーン、しいたけ。衣が薄くておいしい。

もうひとつ、とうもろこしのかき揚げは、注文後、とうもろこしを縦てて実をそぎ落とし、かき揚げに。甘くて最高。

飲み物は、二十世紀梨サワーをもらって、ここで終了。
こちらは、金土に行くと満席で入れないことも。今日は初めて2人で行ったので、予約した。

カウンターに座ってスタート。今日はあったかくて喉がかわいていたので、20世紀梨サワーにした。連れはモルツの生。

お通しは、バイと、ほうれん草。

連れは、大山鶏の黒七味焼と、とろはた焼きを注文。黒七味焼は、ぷりぷりしてうまい。はたはたは、20センチくらいある。

私は、大山鶏の唐揚げにした。サクッとした揚げ方。

順序が逆になったが、お刺身も。鯖の朝〆と鰆の炙り。どちらも厚切りできれい。もちろんおいしい。

お酒は、鷹勇の純米にごりから、扶桑鶴の純米吟醸へ。

今日は、飲み中心で終了。
米子の圭蔵へ。金曜日はいつも混んでいる。今日も座ったら、満席になった。

お酒はちょっと寒いので燗酒に。十旭日の特別純米酒。いいなあ、燗。

お通しは、ブロッコリーにちりめんがかかったものと、ほたるいかの酢味噌きゅうり。

最初に、胡麻塩きゅうりのたたき。何気ないこの一品が気に入って、いつも頼む。

お刺身は、鯵のなめろうと、白バイ。なめろうは、味噌味で、魚メインで鯵が中心にあるなめろうだ。白バイはいつもおいしい。

お酒を、辨天娘の純米酒に。こちらも燗で。すいすい入っちゃうな。

東出雲の舞茸天ぷら。大好きなのだが、いろいろ食べるので、最近は2貫にしてもらう。つぼみのような舞茸がめっちゃうまい。

初めての煮穴子は、こんなに柔らかく煮た穴子ははじめて。出汁のしみたゴボウと生麩もおいしい。

松葉蟹のクリームコロッケ。俵のようなコロッケを想像していたら、丸く平べったかった。甘いタルタルはらっきょうかな。

今日もおいしゅうございました。
米子の圭蔵へ。今日は金曜日なので、奥で宴会、他もほぼ満席。

お酒は、鷹勇の純米にごり酒。フルートグラスで出てくるんだよね。

お通しは、ゆず大根と、ちぢみ小松菜。

刺身は、漁が始まった甘えびと、しめさばに。甘えびは普段食べないが、これは新鮮。

親がにの甲羅づめもお願いする。このあたりでは、「親がに」というのだね。外子と内子がおいしい。

毎回頼んでしまう、奥出雲の舞茸天ぷら。身が詰まった感じの舞茸は、3本ある。わざわざ少なくするかと聞いてくれたので、2本にしてもらった。つぼみを食べているような濃厚な舞茸。天ぷらが揚がった時に、舞茸の香りが漂うもんね。

次のお酒は、日置桜の山滴る特別純米生酒に。これおいしい。

前回は品切れになっていた、はたはたの一夜干し。はたはたは、しっぽの方から骨ごと食べると子供のころに教わったので、そうする。骨が柔らかく、頭以外は全部食べる。口に入れると、ああ、はたはただ。

最後に、きゅうりのごま塩たたき。これで仕上げるのも悪くない。

また来年も楽しませてもらおう。
最近、月一の圭蔵。今日は21時くらいで、遅めの訪問。

前から飲んでみたかった、酒ハイをお願いする。福羅酒造の山陰東郷の炭酸割専用の火入原酒を割ったもの。微発砲でやや甘いが、口当たりがいい。

お通しは、むかごを入れた豆腐というかしんじょう。そして、南京にあずき。

今日は、鳥取名物の白いかを初めて食べてみる。鳥取では、一本釣りのけんさきいかを白イカと呼ぶのだね。これはおいしいはずだ。あとは、白ばいと鰹のづけ。白いかは、想像通り、歯ごたえがまず最高。これは、あおりいかともすみいかとも違って、けんさきいかだね。子供のころに食べていたのは、けんさきいかだったと思うけど、北海道ではするめいかがほとんどで、久しぶりの食感。

白ばいはいつもの通りおいしい。鰹のづけは初めてだが、甘いタレでおいしい。からしをつけて食べるのも新鮮。

ごま塩きゅうりタタキは、前回食べて、ゴマ油の風味がとても気に入って、今回も注文。

前に食べてとてもおいしかった奥出雲の舞茸の天ぷら。塊3つだけれど、今日はどうしても食べたかったので、他の揚げ物をがまんして舞茸に。密度が違うのかな、すごくつまった感じで味が濃い。

一夜干しを思ったが、はたはたは売り切れ。やっぱり早い時間に来ないとおいしいものにはありつけないね。

あかみずは、事前に大きさを聞いたら、魚を見せてくれた。きれいなハタだね。そこで、あかみずの煮付をお願いする。とてもサッパリ仕上げてあって、美味。あかみずは、きじはた。これはおいしかった。骨もひれもしゃぶって、きんきのように食べた。

お酒は、日置桜の鍛造にごり山田錦(燗専用)をぬる燗で。最近ハマっているぬる燗をこちらでも。酒は山ほどあるので、順番に飲んでいくのが楽しみだが、まずは好きなにごりから。キレがあって、なかなかの味。

今日はお昼が遅かったことと、到着が遅かったので、次回からは開店目指して来ることにしよう。
先月初めて訪問して、一度で気に入ってしまったこちら。今日も地酒と海の幸で一杯。

今日は、八郷の特別純米酒をもらう。お通しは、穴子とブロッコリーに、のりあんかけの温泉卵。のりあんの温泉卵っておいしいね。

お造りは、もさえび、〆鯖に、白バイ貝。前回も同じような組み合わせで、ご主人からポーションが大きいけど大丈夫かと聞かれたのだが、大丈夫ですと、盛り合わせにしなかった。

もさえびは、頭を外してえびみその部分を醤油につけて身といっしょにずるっと食べる。これがたまらない。

〆鯖はとてもきれいで、浅締めでいいね。白バイ貝は大好物なのだが、東京ではなかなか見られない。

今日は揚げ物は、天使の海老天ぷらにした。前回、まいたけとばばあにしたのだが、この2つボリュームありすぎで、今回は断念。天使の海老は、文句なくおいしい。

お酒を、鷹勇の純米にごりに。やはり、にごりがあると飲みたくなる。

もうひとつ、揚げ物をということで、地ものはも天ぷらを。はもの骨切りのよい音がしていた。こうしてさっと揚げたところがまたおいしい。

最後に、お漬物とごま塩きゅうりたたきをもらって、しばらくお酒タイム。

このごま塩きゅうりはおいしかった。次回も行くな、これ。

今日もおいしく頂きました。
せっかく米子に来たので、チェーンの居酒屋でなくて、地元+山陰の魚を美味しく食べたいと思い、ちょっと探したら、こちらにたどり着いた。

金曜日なので、予約が多くて、カウンターでかろうじて入れた感じ。ご主人をはじめ皆さん感じよく応対してくれ、とても印象がよかった。

飲み物は、鳥取、島根の日本酒がメインのようだ。鳥取の鷹勇の純米にごりを1合もらった。さらっとしたにごりで、これはうまい。

お造りは、鯖の浅〆、白バイ貝、もさえび。鳥取県ではクロザコエビのことを「もさえび」と呼び、9月~5月がシーズン。いわゆるドロエビ。頭にある海老味噌も吸出し、とろっとした身をたまり醤油で食べる。白バイ貝は、大好きな一品。あれば必ず頼む。この食感は、つぶ貝とも違って独特。鯖の浅〆はばっちりおいしい。見た目にもきれいな鯖。

焼き物は、地穴子の白焼きと、焼きもさえびにした。穴子は、江戸前で使う穴子とは違って、太くて大きい。そのため身も厚くて、ぷりっとしている。そのままでおいしいが、かけ醤油が出されて、これがまたおいしい。もさえびは、焼くと、頭から殻ごと食べられて、とてもおいしい。

揚げ物からは、奥出雲の舞茸の天ぷらと、ばばあの竜田揚げ。ばばあとは、たなかげんげというお魚。たらをコラーゲンでいっぱいにしたような魚。白身であっさりした味。舞茸はたっぷりで、一人では多かったが、香りがよかった。

最後に二十世紀梨のサワーをもらって完食。

1回で気に入ったので、またぜひ来たい。季節のいろいろな魚を味わえそうだ。

  • 猛者海老と鬼海老の白醤油漬け
  • あおはた
  • 大山豚味噌漬け

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9位

ワインレストラン ドミナス (新日本橋、神田、三越前 / フレンチ、ワインバー)

27回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥1,000~¥1,999

2022/05訪問 2022/07/30

2次会でドミナス!

日本橋室町のドミナスへ。

ムッシュに会うのも久しぶり。しっかりダイエットしてて、反省w

今日は2次会で行ったのだが、シャルドネとグルナッシュ。

Pernand-Vergelesses Les Caradeux 2018
Chrysopée 2018

料理は、お気に入りのふぐのジュレ。このふぐのジュレはどんどん進化していていよいよここまで来たかという逸品。

これだけは食べたい、冷製オードブル。どれも、ひとつひとつ渾身の調理の賜物。手のかけ方がすごい。真ん中には、うなぎのテリーヌ。さらに、ムッシュの手にかかると、野菜もこうなるという、真空調理。

こういう2次会もいいな。
営業再開のドミナスへ2人でSコース。テーブル席の予約だったが、カウンター席の人が人数増えるとのことで、我々がカウンターに。久しぶりのムッシュ節と、時間制限で、4品にこめた料理愛が熱い!

ワインは事前に話して、ナチュール系のピノにしてもらった。Donkey & Goat Pinot Noir 2016。1時間半で19時に終わらせるワインって、どんなワインだよ。2人でぎりぎり。

一品目は、渾身の冷菜オードブル。いつも思うが、これだけで帰ってもいいくらいの内容。贅沢雲丹のフランの緑はパセリ。ウニがなくてもこれはおいしい。

オードブルの方は、私はこれが最も楽しみなのだが、今日も気合が入っている。すべて違うお酒を使い、味も香りも違う。ハタハタの胡麻酢、ブリはピノ、金華鯖はリースリング、イワシはシェリー、鯛はシャルドネでマリネ。鶏の胸肉ともも肉に、芝海老もひとくせある!ワインを飲むならココが一番しみる箇所だ。

続いて、オマールブルーの冷製ジェノベーゼパスタ。初めてのムッシュのジェノベーゼ。トンナレッリは唐辛子練り込みで、冷製に合うなあ、最高!燻製モッツァレラもいいわあ。もちろんオマールはおいしいけれど、その下のソースがなんともおいしい。シューパンとミニバゲットといっしょに。

メインは、お連れ様は和牛コサンカクのロッシーニに。私は、お初のブレス産仔鳩の低温調理。これは食べたことのない肉質の鳩。ピリ辛の牛蒡のソースがめちゃ合う。

最後に、クレープシュゼット。これで全4品が終わってしまう。いつも以上に最後のお皿を味わう。

しばらくご無沙汰してしまったけれど、さすがのムッシュの料理。私の年齢に一番合ったフレンチ。
日本橋ドミナスの佐川急便宅配の冷凍料理第2弾。

・オマールブルーのビスク
オマールはもちろん、タラなどを使った、フィッシュチャウダーという感じ。コクがあっておいしいが、しつこくない。

・米澤豚のスモークアイスバイン
ちょっと塩気があるので、定番のザワークラウトなどがあるといいかも。うちはおかずで食べてしまった。

・ポルチーニ茸のパスタ
フェットチーネに合わせたので、ソースを吸ってしまった感があるが、味はとてもおいしい。もう少しソースをたっぷり入れてくれるとどんなパスタでもOKだな。

・あめ色玉ねぎのワインカレー
お店で食べるよりは、ワイン感が軽いなと思ったら、お店ではワインでのばしているとのことで、こちらはスパイスも感じてちょっと違ったカレーで逆においしかった。

・シューパン
霧を吹いて解凍し、オーブンで表面がカリっとするまで焼く。これはいつ食べてもおいしいな。

というわけで、今回好評だったものを中心に、また実家に送って食べようと思う。
日本橋ドミナスの佐川急便配達の冷凍料理。実家に送ってみんなで食べることに。

今日は、金華サバの自家製シャルドネビネガー〆と、真鯛のスモーク焼き霜降りのカルパッチョから。

金華サバは、しめ鯖感覚で、ビネガーの酸味はほどほど、やや甘く感じるほどなので、食べやすい。

真鯛がめちゃ好評。この焼きの感じとスモークの仕上げはさすが。みんなに大好評。

そして、今日はドミナスハンバーグ。試作を重ねてムッシュがここまで仕上げたハンバーグはさすがにおいしい。

大麦牛の赤身挽肉が入り、フランス産マッシュルームのブラウンソースで低音調理。赤ワインのちょっと酸味のあるソースなのだが、普段完食しない母が、スプーンをもってきてソースまで食べたのは驚き。

塩加減も控えめ、バターを使わずこんなコクが出るところ、時間をかけただけある逸品。
ドミナスが7月1日から再開!1日1組限定の初日に訪問。
カウンター席を希望したので、カウンター席とキッチンの間に貼ったビニールシートを介して、ムッシュと対面。今日はカウンターだったので、テーブル席はお休み。

料理は、SSコース。1日1組だから、奮発!

ワインは、Friedrich Becker Chardonnay Pur Natur 2018。シャルドネのオレンジワイン。

アミューズは、鹿コンソメの冷製ジュレとネセロリのパリソワーズ、ボルドー産オシェトラキャビア添え。いっしょに口にするとよくわかる、それぞれの味。

冷製魚のオードブルは、自家製シャルドネビネガーのアンコウと金華サバのサラダ仕立て。サバの下には、実は一番旨い皮がしっかりあって主役級。

冷製肉のオードブルは、仏ルジエのフォアグラとイチジクのテリーヌ、ミニシューパンのオープンサンド。

Erikoさんのシューパンがこんな風に登場して、パンとしては、フランスのミニバゲットのようなパンが登場。

これをお口直しと呼ぶのかい!ウニのスパゲティ。ウニをそのまま食べているような、香りが奥からくるソースはさすが。

魚料理は、オマールブルーの包み焼き、ビスクスープ。ブルーはカナダ産だっけ。このあたりはムッシュの王道。

ワインは、ニュージーランドのChilled Red Wine、Prophet's Rock Infusion Pinot Noir 2017。ロゼのようなピノ。
 
肉料理最初は、トルコのグルヌイユ、スモークベーコンとサルシフィのプロヴァンサル。アメリカのウシガエルとは別物。魚かと思うような味。

次に、ビュルゴー鴨モモ肉とアーティチョークのフリカッセ。いっしょに煮込まれた、アスパラのような食感のフランス牛蒡が美味。

瓶が汗をかかないクーラーも登場。

〆リゾットは、オーストラリア産フレッシュ黒トリュフのリゾット。私のベストオブドミナス。

珍しく、コンテ、マロワルとチーズ。

最後に、プティフル。なんと、チョコレートサラミ。口にしたら、その通りだね。

久しぶりに、ムッシュの渾身の料理の数々を堪能。自粛期間の研究を経て、味付けは、まさにシニア向けになり、薄味で量を食べないのに満足感がしっかりあるという感じに進化していた。これも新しいシニア向けのフレンチだね。

天井には、シキボーのフルテクト・エアコンフィルターを装着、エアコンを稼働している限り空気中のウイルスが吸着される。サーキュレーター、パーティションなど、今考えられることは全部やったのが、いかにもムッシュらしい。

シートで音はやや聞こえにくいし、マスク外して味見だし、シートの下からサーブするので、ムッシュとしてはやりにくいことばかりだが、これもコロナと共存していく新しいお店形態の一歩だね、と話していたところ。

こうした環境での外食に、こちらの常連客のシニア層の皆さんが慣れていくことも、お店を維持するためには必要だと思った、今日この頃のドミナス最下層の私。

ドミナスの赤ワインカレーを食べに。今日は、エゾシカのバラ肉ということで、調理法を駆使して、脂分を完全に抜いたという代物。

こんなの真似できないよというこの鹿肉は、確かにとてもうまい。脂身がしっかりと見えるのだが、脂分がないという不思議。ニホンジカならこんな立派なバラ肉は取れないが、さすがエゾシカのバラ肉。旨味もある。

ムッシュは、この美味いカレーのベースの玉ねぎをカウンターに並べていた。1回10キロの玉ねぎがこんな風に。今日見たのは2回の仕込み分で20キロ。仰天の量!
ジビエワイン会に続いて神田ドミナスで、4人でエゾシカとニホンジカの食べ比べ。

ワインは、珍しいカリフォルニアの赤ワインのようなロゼのナチュール。2回目だが、これはおいしい。

最初は、シンタマのリエットをメルバに乗せて。左がエゾシカ、右がエーゼロの西粟倉村産ニホンジカ。エゾシカは口の中で溶け、ニホンジカの方がジビエの余韻がある。恵理子さんのシューパンとフォカッチャも。

そして、グランメゾン東京よりすごい⁉︎鹿のすねや骨100パーセントでとったコンソメ。これはすばらしい!これだけで商品になるようなおいしさ。

外モモのコンフィと低温調理。これは両方エーゼロのニホンジカで、右がコンフィ、左が低温調理。低温調理はレア感があり、ステーキっぽい。コンフィは、前回より精度が上がったと井手シェフが言うように、ミディアム仕上げで柔らかい。

シンタマの低温調理で、エゾシカとニホンジカの食べ比べ。左のエゾシカは柔らかい。右のニホンジカは、エゾシカよりもかみごたえがある。

ワインは、GIGONDAS 1997に。デカンタして。ローヌ地方のワインのようなものが合うね、鹿には。

すね肉のトマト煮込み。すべてエーゼロのニホンジカ。瞬間冷凍の90度3時間と58度20時間に、普通冷凍の58度20時間。圧倒的に瞬間冷凍の勝ちで、いきなり高温は崩れ、低温ではホロホロに仕上がる。

ヒレの低温調理。左がエゾシカ、右がニホンジカ。これは、個体の大きさからくる、水分の抜け方の違いがでた感じ。エゾシカがうまい。

前回のワイン会で、真打ちであることがわかってしまった、ロースの低温調理。左がエゾシカ、右がニホンジカ。ニホンジカのコンソメに鹿のビスク添え。これを食べると、ニホンジカはロースが一番と思ってしまうが、あくまでこれだけ手をかければということ。これをすべて再現するのはムッシュしかできないな。

〆に赤ワインカレー。手間をかけて作られたカレーはいつもおいしい。

こんな食べ比べはいつもいつもできないが、材料がそろって、ムッシュの興味を掻き立てることができれば、またお願いしたい。
今晩は、ドミナスで月例のワイン会。11月ジビエの会で、テーマは、エゾシカとニホンジカの食べ比べ。

メニューを見て、これだけ一気に鹿肉を食べることもレアであることはもちろん、エゾシカとニホンジカの食べ比べ、調理法による食べ比べなど、あり得ない。エゾシカはお店がいつも使っているもの、ニホンジカは西粟倉村のエーゼロから。

スタートは、Ratzenberger Riesling Brut。

続いて、Friedrich Becker Chardonnay 2018。先日も飲んだ、ドイツのオレンジワイン。

料理の最初は、シンタマのリエット。左がエゾシカ、右がエーゼロの西粟倉村産ニホンジカ。エゾシカは口の中で溶けるようになくなり、ニホンジカは余韻が残る。

2つめは、外モモのコンフィとステーキ。これは両方エーゼロのニホンジカで、左手がコンフィ、右がステーキ。コンフィの方がすっと入る感じで、ステーキの方が香りが立つ。

ワインは、Rombauer Merlot 2002に。

3つめは、シンタマの低温調理。左手はエゾシカ、右手がニホンジカ。これはエゾシカが柔らかく、ニホンジカの方が繊維を感じた。

4つめは、すね肉のトマト煮込み。両方エーゼロのニホンジカ。90度3時間と58度20時間の食べ比べ。簡単に言うと、いきなり高温で崩したものと、低温でホロホロの違い。

ワインは、Royal City Syrah 2015。これはすごいワイン。今日は鹿肉がたっぷりなので、ワインが少ないが、ここへ持ってきたのだね。おいしい。

最後は、ロースの低温調理。添えられているのは、本邦初公開の鹿肉のビスク。左手はエゾシカ、右手がニホンジカ。コンソメは、スジと骨のブイヨンからつくったもの。これが今日の最後になったわけは、食べたらわかった。ラストにふさわしい料理だった。

ここまで手をかければ、エゾシカよりも香りや味が薄いと言われがちのニホンジカも、遜色なくとてもおいしく食べられることを教えてくれた井手シェフに感謝。

デザートワインで〆。Domaine de Pellehaut L'Escoubasso 2014。

カタラーナと柿のメイプルクリーム。カタラーナは凍らせたプリン。クリームもおいしい。

初めてのワイン会が鹿三昧だったが、参加している皆さんもワインだけでなく料理にも精通していて、すごい会だった。
11月9日のジビエワイン会用のニホンジカが届いたと聞いて、ドミナスに見に行った。井手シェフは、すでにお掃除しながら、真空低温調理の温度・時間ごとにパックしていた。スネ肉もあえてスジを切らずに調理するそうだ。

せっかくドミナスに来たので、井手シェフおすすめの、フリードリッヒ ベッカー シャルドネ2018を飲むことに。このワイン、ドイツ ファルツ地方の3大ピノノワールメーカーであるベッカーの初のオレンジワイン(シャルドネ)。濁りワインっぽいナチュール系の造りで、とてもおいしい。

鴨の骨でとったブイヨンジュレを合わせた濃厚ヴィシソワーズを出しレクれた。これに合わせて作ったというくらい、ヴィシーによく合った。

そもそもこれを食べに来たのだということで、パテドカンパーニュも。やっぱりおいしいわ。
ジビエの季節が始まり、ドミナスへ。今日は、山鳩と雷鳥という二本足の競演。

その前に、50時間仕上げの豚肩ロースの鉄火味噌春巻き。豚の脂を完全に落としてしまった結果、冷菜でもおいしく食べられるようになったという。鉄火味噌で甜面醤っぽい味に仕上げている。

ワインは、全部料理に合わせてもらうことに。

続いて、猪とフォアグラのテリーヌ。これにはこのワインということで、Martin SchaetzelのGewurztraminer 2016。テリーヌを口に入れてゲビュルツを含むと、最初ワインの甘さが消えて、後から戻って、最後に蜂蜜を舐めた感じになる。

ドミナスでの二本足1番めは山鳩。UKのピジョン。ワインは、Eagle PeakのMasut Vineyard and Winery Pinot Noir 2013。ストロングなピノノワール。すごい味のソースがまた合って、そのまま、塩、ソースの展開がすばらしい。パンで全部ソースを食べてしまう。前回のピジョンのソースをかなりまろやかにしている。骨から煮出したブイヨンがきいている。

二本足2番目は、雷鳥。ワインは、ムッシュが強力に薦める南アのAslina Blend Umsasane 2016。時計回りに食べていくと、ムネからモモにかけて、松脂と言われる苦味が強くなる。最後のモモは、このワインとの最高のマリアージュかも。

ついでに、ジュの出ないハンバーグも。フランスのマッシュルームの濃厚なソースとフォアグラで、すごい進化したハンバーグ。これを食べにまた来たいと思うくらいのおいしさ。

デザートやオードブルをカットして臨んだジビエコース。まさか、ハンバーグで〆るとはね。
ジビエ流れで、ぼんくらからドミナスへ。食べすぎではあるのだが、ジビエで盛り上がったら、井手シェフと話をしたい。

とはいえ、食べすぎなので、控えめのオードブルを出してもらう。ワインは、PARKER STATIONのピノ2017。

変わらずすばらしい冷製オードブルと、レンズ豆のフラン。本当に、これだけ食べて帰っても十分のオードブル。

今日は、UKのピジョンがあるというので、ジビエ族としては食べないでは帰れない。半身ずつもらうことにした。いっしょについているソースもいいが、そのまま食べて感じる滋養分がいいね。

ワインはアルゼンチンのロゼに。これもちょっと変わっていて面白い。

〆は、今週のランチに出している、ジャークチキンのワインカレー。チキンは2本にしてもらって。

ああ、めっちゃドミナス、めっちゃ井手さん!
久しぶりに井手シェフの顔を見に、ドミナスへランチに。今日は、いつもの赤ワインカレーは、低温40時間調理の牛タンカレー!

FBで翌週のカレーを見ていると、食べたくなるカレーが出てくるのだが、今回の牛タンは、まさにそれ。

食べてみると、これはまさに牛タンと言わせる食感を残した仕上げ。最初に柔らかくなりすぎたので、温度を変えてこの食感に仕上げたというところが、さすが。サイコロに切った牛タンの食感で、あっというまに完食。

来週のカレーには、低温調理の仔羊のうで肉を使うそうで、ちょうどその試作ができあがったところで、ピースを食べさせてくれた。そのうまいこと。これは来週のカレーも訪問必須だ、
神田ドミナスで2人でドミナスコース。

連れはビール、私はガス入りのミネラルウォーターでスタート。

アミューズは、鯛のプリン。というと、あっさりしたものだが、鯛の骨から抽出した旨味が活きて、かつ鯛臭さを一切出さない、手のかかった一品。

ワインはちょっと新しいものを紹介してもらって、本邦初登場のMASUT。すごく香のよいピノ・ノワール。

冷製のオードブルは変わらず芸が細かい。白身、赤身、ほたてのムース、鶏、豚、ハム、サラミ、シャンパンピクルス、そして、真ん中はフォアグラのアイス!

シューパンとフォカッチャが出る。これ、変わらずおいしい。

今日のパスタは、マグロとタラのスパゲティ モリーユ茸のソース。モリーユとタラが乗ったマグロのスパゲティ。これはおいしいなあ。

メインは、私は猪、連れは鹿。エゾ鹿はシンタマ肉のステーキ、猪はモモ肉のコンフィ。猪はとてもさっぱりしていて、ジビエと思えない上品な仕上げ。

〆は当然、ワインカレー。初めて食べる人はこのカレーの調理法を聞いて驚く。でもいつ食べてもおいしい。

ドミナスコースはかなり久しぶり。でも満足感がとても高い。量的にはこれで十分、その分ちょっとワインを贅沢にするのもいいかも。
しばらく神田に行っていなかったので、久しぶりにドミナスでカレーランチ。今日のカレーは、知床豚こめかみ肉の赤ワインカレーと聞いて訪問。

実際にカウンターで見せてもらうと、知床豚のこめかみ肉とほほ肉を両方使っていた。小さい方がこめかみ肉で、大きい方がほほ肉。

自家製シャンパンビネガーで漬け込んだシャンパンピクルスと、自家製ラー油の黒ゴマペースト&カリカリにんにくも健在。

知床豚は豚特有のにおいもなく、柔らかくておいしいかった。やはり、肉系が合うな、この赤ワインカレー。

食後には、水素水コーヒーを出してもらって一息。

来週は、猪だというので、また来たいところ。
今週のドミナスのカレーは、マグロのカマのローストのほぐし身の赤ワインカレー。

って、タイトルが長すぎるねん!この辺歩いている人の目を引くには、看板も、もっとシンプルな方がよいかも。カレーやってます!今日はマグロ!みたいな。店主のこだわりが凄まじいのだが、at glanceで理解するのはちょっと厳しいのでは?

さて、赤ワインでくさみを抜いて、出汁洗いしたマグロだそうだ。日本酒も使ったそう。

井手シェフ曰く、まぐろの鉄分と赤ワインはマッチすると。しかし、血や鉄のにおいが気になる人(=私)には、特に血身のところのにおいはやはり気になる。

ベースの赤ワインカレーは実によくできていて、およそ何にでも合いそう。後は、具材の好みで好き嫌いが分かれそう。
ドミナスの今週のカレーは、皮付き豚バラ肉のやわらか煮込みのカリッと焼きのせカレー。長い名前だが、皮付き豚バラ肉を柔らかく煮込んだものを、カレーをサーブする直前に、カリッと焼いて乗せる。

鯛のアラから取ったエキスの固まりを見せてくれたが、コラーゲンの固まりで、くず餅のよう。上に黄色く固まった、鯛の脂をていねいに取り除いていた。これをしないと、鯛の匂いが残ってしまうのだそうだ。

さて、今日のカレーは、鴨やポルチーニのような香りがない分、ワインカレーのワインの酸味をとても感じた。

豚バラ肉は、柔らかくて表面カリカリ。皮の方に行くにしたがい、旨さが増す感じ。
前回食べたハンガリー産鴨モモ肉のコンフィカレーがどえらく気に入り、友人と、その連れと3人で再訪。

今日は、‪看板お姉さん?のマダム恵理子がお昼に初登場で、ランチ客が倍増している感じ。隠れファンが来たかな?

このランチカレー、12時から13時くらいで終わりだが、ごはんが早く炊けた時は、11時半くらいから開けているそうだ。

ちなみに夜は、コースの〆カレーとして3口で食べられるくらいの分量での提供。フルでも出してくれるだろうけど。

今日も、鴨から染み出る脂の香りがとてもよかった。

来週のトンポーロー風皮付き豚バラ肉のカレーも楽しみ。
今週もカレーランチ@神田ドミナス。今週のカレーランチは、
ハンガリー産鴨モモ肉のコンフィカレーと聞いて、楽しみに行った。

ルーは、
・玉ねぎ10kg⇒ 3kg
・赤ワイン6本⇒1本
・鶏がら5kg⇒3kg
・鯛頭8kg⇒3kg

と煮詰めたところに、フランス産のマドラススパイスを加えて仕上げたカレー。

お米は白米:玄米:モチ麦=3:1:1の配合で、赤ワインと鶏の出汁で炊き上げ。

付け合わせは、
・自家製シャンパンビネガーで漬け込んだピクルス
・自家製ラー油の黒ゴマペースト+カリカリにんにく

これに、ハンガリー産の鴨をたっぷり使っている。鴨から出た油で風味付けされて、鴨好きにはたまらない。合鴨では感じられない味と香りと食感がすごい。

来週は、トンポーロー風の、皮付き豚バラ肉のカレーだそうだ。
昨日のお昼に食べたポルチーニの赤ワインカレーがとてもおいしくて気に入ったので、今日は3人連れてまた行った。

今日もカウンターに座って、ポルチーニカレーを待つ。フランス産のポルチーニをフライパンで炒めて、カレーに乗せる。

ライスは、玄米ともち麦が入っているので、消化もよいが腹持ちもよい。赤いのは黒米ではなくて、赤ワインで炊いているのだそうだ。

黒胡麻とガーリックで作った食べるラー油をのせながら食べると、香りがよい。ポルチーニがごろごろとこんな感じで入っているカレーは見たことがないが、やっぱりホールがいいね、ポルチーニは。

以前の赤ワインカレーがより、鯛と鶏の出汁でパワーアップしていて、本当においしい。

来週は、まぐろの予定だそうで、また行かなくちゃ。
ドミナス@神田が始めたランチタイムのワインカレー。このワインカレーは、旧神田時代から銀座時代にはランチでも、今は夜の〆カレーでおなじみのカレーをこれ以上ないくらいにパワーアップして、ランチで提供しているもの。

毎週くらいの頻度で具材が変わり、牛たん、トンポーローのような皮付豚ばらときて、今週はポルチーニと聞いて、訪問。

まずその中身と作り方がすごい。

 ご飯  ・・白米、もち麦、玄米の自社ブレンド
 ソース・・・ディナーと同じで鯛と鶏のだし汁がベース
 スパイス・・フランスのマドラスとパンデピスがベース
 あめ色玉ねぎ・・・北海道産玉ねぎを30%まで煮詰めて
 ピクルス・・・自家製シャンパンビネガーで作ったシャンパンピクルス
 胡麻ニンニク・自家製ラー油をベースに黒ゴマペーストとフライドガーリック

作り方は、鯛アラ8kg、鷄ガラ5kgを出汁に、玉ねぎ10kgを炒めて、赤ワイン6本を使って煮詰め、マドラスで香りづけしている。水は1滴も使っていないという。

ポルチーニがころころと丸のまま入っているカレーなんて、見たことない。今週もう一回行こう。

この赤ワインカレーは、ランチタイムには1000円、コーヒーは100円ADD。

カレーおじさんにも、ぜひ食べてもらいたい一品。
鰻屋からの2次会でドミナスというパターンが、今とても旬。鰻屋さんはだいたい早く終わるし、長居するところではないので、早々に切り上げ、じっくりワインというのがハマるのだな。

というわけで、前回の鰻はし本に続き、今日は、日本橋いづもやからの2次会。電話したら、ちょうど当日キャンセルが出て、席が空いたという。今回のは違うが、最近は、ドタキャンがどこも多いようで、大変だね。全くの初めての団体さんは、日本人・外国人を問わず前金にするくらいしないと難しいのじゃないかと話していた。

今日は満席なので時間がかかったが、冷製オードブルをお願いした。ワインは、このところピノノワール続きで、今日は友人が選んだら、なんとピノがいいということで、何本か薦めてもらう。選んだのは、少々薄いという人もいるが、エレガントだという、イタリアのピノ。

最初に開けたらコルク臭がするというので、2本目を開けてそちらをサーブしてくれた。こんな機会だからと、先に開けたのも飲み比べをさせてくれ、素人ではにおいではとてもわからなかったが、味は確かに違って、何かえぐみのようなものを感じた。

軽いと言われたピノは、とてもきれいな赤色で、飲みやすく、我々にぴったりだった。

最初に、ほうれん草のクラムチャウダーが出た。上にチーズをのせて焼いてある。ちょっと変わってるね。

冷製オードブルは、シャンパンピクルス、まぐろとにんじんのムース、白・赤のワインうずら卵の燻製、豚ほほ肉のパテ、軟骨、津軽鳥、信州サーモンという組み合わせ。

パテは、ほほ肉が真ん中で両端は何だったかな?しかも両端の味付けが違っていて、やりすぎだよ、ムッシュ。おいしかったけど。

今年はこれで最後かな。やっぱりドミナスは冬が盛り上がるなあ。


今日はよく飲み食べ、しかも私のもの好きにつきあってくれる仲間で、鰻はし本からドミナスへ。これは、ゴールデンルートだな。

井手シェフの冷製の品々は、どれもすばらしくうまい。2次会でも、ワインだけなんてことはしない。全部の料理にワインが使われているから、ワインがダメな人は残念だが、浸透圧までこだわって作る料理人なんて、他に見たことない。

今日の品の中では、ポルチーニとジロルとトロンペットのテリーヌが最高だった。茸が好きな私には、もうこれはあり得ない組み合わせ。

ハマチの臭みを感じさせないカルパッチョや、津軽鶏もおいしかった。

今日のワインは、友人が選び、Friedrich Becker Spätburgunder [Kalkgestein] 2009。2009年はドイツのグレートヴィンテージだそうだが、熟成入ったピノ・ノワールはすごいね。カルクゲシュタインは、石灰岩質の土壌で作られているということ。ドイツのピノ、只者ではない。

お店で一番高価な素敵なグラスで出して頂き、ありがとうございました。
冬になり、ジビエの季節到来!ということで、ドミナスに行かなくちゃと思って、いろいろ見たら、年々捕獲量が減って輸入も減っている模様。ムッシュに聞いたら、いつまで食べられるかわからないということで、おすすめを聞くと、なかなかどれも甲乙つけがたい。ペルドローと呼ばれる山うずらには2種類あって、ルージュとグリがある。そして、グルーズと呼ばれる雷鳥も外せない。

フランス産はかなり禁漁になって、今はスコットランド産がメインとのこと。

そこで、ジビエならこの人という友人を呼んで、ペルドロールージュ→ペルドローグリ→グルーズを半身ずつ食べる、プレミアムジビエコースをムッシュにお願いした。グリは高価なこともあり、在庫確保のため、2週間前に予約となった。

量が多くなるので、通常出される前菜の盛り合わせは省くことに。

最初にクレマンを1杯お願いして、スタート。

今日のアミューズは、鯛のプリン。これは、2層になっていて、鯛の出汁が凝縮された部分と生クリームの部分になっている。泡や白ワインとの相性ばっちりで、超美味。

ワインは、1本ジビエに合わせてピノノワールに。ドイツのVilla Wolf Alte Rebenの Spätburgender 2004。ドイツのピノノワールだね。

最初はきれいな赤色だったのが、開いてくると香りも増して、れんが色になっていくのがよくわかった。

そして、前菜抜きでいきなり、スコットランド産ぺルドロ―ルージュ。これは、サラダ仕立てで、トリュフのせ。ルージュは足が赤い。フィンガーボールを出してもらって、手づかみで骨周りもしっかり食べる。やや筋肉質な感じで、においは気にならず、味はあっさりめ。

次に、スコットランド産ぺルドロ―グリのポワレ。グリはルージュよりもコクがあって、肉質はやわらかい。価格もグリの方がちょっと高いらしい。

2本足ジビエの食べ比べの最後は、スコットランド産のグルーズのポワレ。お皿が置かれたとたんに、独特の匂いがただよう。前にムッシュのグルーズを食べたのは、3-4年前だったな。ムッシュは内臓は使わず、血抜きもするので、これらのにおいはなく、雷鳥本来の風味ということになる。肉質は硬く、すじも何本もあり、食べやすいものではない。そして、松脂が足に溜まるという下半身では苦味を感じる。とにかく一度食べたら忘れない香りと味。

これでおしまいでもよかったのだが、やはり、ドミナスのスペシャリテのひとつ、赤ワインリゾットを食べずに帰れない。そこで、ひと皿だけ、フォアグラではなくトリュフのせでお願いした。ワインカレーもバージョンアップしているのだが、今回はこちら。このワインリゾットの味はムッシュにしか出せない。最高!

ということで、ぜいたくな2本足×3のジビエコースはおしまい。

しばらく、ピノの余韻を楽しんで終了。


ドミナスは、私の場合料理を外せないので、今まで食事からしか行ったことがなかった。でも、井手シェフは遅くまでやっているし、料理も作れるということで、初めて22時半くらいに訪問。5人だったので、先客を追い出してしまうような感じになって申し訳なかったが、なんとか着席。

ワインは専門の先生に任せて、チーズも食べたいということで追加、私は、せっかくなので、コースの前菜を軽く盛合せにしてもらった。

迷った挙句に先生のチョイスは、RAMEY Cabernet Sauvignon 2007。2代目の己郷(みさと)さんがデカンタージュをしてサーブしてくれる。

最初は硬いが、これはじっくり開いてくるだろう。とてもよい香り。めったにCabernet Sauvignonを飲まないので、ちょっと新鮮でもある。

鶏肉のコンフィに、にんにくとゴマのペーストがとてもおいしい。

シャルドネとピノノワールで燻製にしたうずらもいつもおいしい。

前菜の盛り合わせは、この間出してもらったものがベース。ハマチにいわしのワインマリネに、わかさぎのシャルドネマリネと、琵琶湖の小鮎のピノノワールマリネも。この前はオマールを食べたので、前菜から外されていたアカザエビは、今日は、ニューカレドニアの天使の海老になっていた。これは、まさに刺身のような仕上げ。

ワインが開いてきて、ブーケがいい感じに。このワインは、おそらく他ではなかなか飲めないだろう。みんなおいしかったと言っていた。己郷さんチョイスはバッチリだった。


9月は、ドミナスの開店20周年記念、そして日本橋に移転して1周年。今月限定のアニバーサリーコースが提供されている。そこで、ワイン好き、魚好きの連れを誘って訪問。

やはりこちらは、中高年の客層が中心なようで、我々が最も若輩。

最初は、ANNA Brut Reservaでスタート。

アミューズは、一見ビシソワーズ。しかし、これは、豚足をシャルドネで煮込んだジュ―でつくったコンソメジュレと、淡路島産玉ねぎを真空低温で甘さをましたピューレの組み合わせ。しかも、下には、なすのコンフィ、上には、アキテーヌ産の熟成キャビアが。熟成キャビアははじめて。部分部分を食べても、混ぜて食べても、アミューズの域を超えている。

次に、ドミナスの真骨頂のオードブル。今日は、旬の魚介盛り合わせ。

・宍道湖シジミのジュレ: シェフがいっしょうけんめい殻を外していたシジミは、味が濃い。

ここから、低温コンフィ。

・富士山サーモン低温調理: 低温コンフィが最もなじむサーモン。富士山サーモンは虹鱒で、普通のサーモンと比べて、サケっぽい匂いがなく、美味。
・マンボウのパルミジャーノ・レジャーノ炙り: マンボウだけでも珍しい。まぐろのようなしっかりした身で、しかもパルミジャーノをのせて炙ってある。もっと食べたい。

ここから、青魚3種。

・イワシのシェリービネガー〆: イワシと思えない味になっている。
・サンマのバルサミコビネガー〆: サンマはやはり、赤いソースが合う。
・カツオのたたき赤ワインづけのマリネ: カツオと赤ワインも相性がよい。

ここから、いわゆる南蛮漬け。

・夏ワカサギのシャルドネ・エスカベッシュ: ワカサギは白ワインに合う。
・小鮎のピノノワール・エスカベッシュ: これもワカサギかと思ったら、なんと琵琶湖の小鮎。よって、これで成魚。しかも赤ワインで合わせるとは。

・生海苔のペースト・サラダドレッシング: 生海苔で和の香りを入れているところがいいね。
・シャンパンピクルス: これはドミナスの定番。

ここで、ワインは、私は、Weißer Burgunder Trocken 2014。ピノブランですっきり流れるタイプ。連れは、ちょっと甘めのStoeffler Gewurztraminerを飲んでから、同じものを。
 
いつものシューパンが出される。ついつい食べてしまったが、ここで止めておく。

ここで赤ワインに切り替え。BLANCK Pinot Noir 2015。

魚料理は、活きオマール海老のポワレ、モンサンミッシェル産ムール貝のアメリケーヌソース。カナダ産のオマール海老だが、つい最近、雌の指定ができるようになったそうで、しっかりオマールの味噌と卵がつまっている。味噌と卵をしっかり食べられるオマールなんて、早々お目にかかれない。

本体の方ももちろん美味。ソースは、ムールがダメな私の方は、ムール抜きで、濃厚なアメリケーヌに、連れの方にシェフは2人分のムールを入れてくれて、こちらはスープ風に仕上がっている。

オマールの旨味が染み出たソースは最高で、フォカッチャですべてお腹におさめた。

ここで私は、Napanookの2013に。カベルネメインのワインを飲むことは少ないが、今日は特別。

連れは、KUNDE Zinfandel 2014に。

そして、肉料理は、和牛コサンカクのステーキ、フレッシュトリュフ添え。

歯ごたえがあって旨味のあるコサンカク。これをトリュフと合わせて口に入れるぜいたく。一度食べたら、忘れない。

ワインは、私はNapanookをもういちど。連れは、GLARR'S GSM 2013。

〆は、いつものあめ色玉ねぎの赤ワインカレー。初めて食べた連れは、とても喜んでいた。

デザートは、コーヒーゼリーとキャラメルのアイス。

久しぶりに、ゆっくりワインを飲んで、フルコースの料理を楽しませてもらった。

井手シェフ渾身の技が集約されたアニバーサリーコース。もうこれ以上はない。

やっぱり、井手シェフの料理からは目が離せない。低温コンフィに真空調理を極めすぎて、もう常人ではついていけない境地に達している。

ワインの温度とマッチさせて料理も出されるので、できる限り、その温度が変わらないうちに食べるのが鉄則!

しばらくぶりのドミナス。井手シェフは、日夜低温&真空調理を極め続けているようで、その説明を聞くと、もはや科学の話に近い。コンマ以下3桁の温度まで来たので、もはや素人はおいしく頂けばよい。

今日は、コース料理にワインをスパークリング・白・赤と組み合わせて1万円でお願いした。

久しぶりだからと前菜をたっぷりにしてもらった。

まずは、アミューズ。4種類のムース。にんじん、じゃがいも、コンビーフに、鶏レバー&飴色玉ねぎ。にんじんは、京にんじんのように甘い。レバーのムースは、玉ねぎの香りがとてもよい。

オードブルの盛り合わせは、ハマチとサーモンの真空低温カルパッチョ、鶏むね肉の真空低温トマトジュレ、子持ちししゃものシャルドネ南蛮漬け、うずらの卵のワイン煮込み、シャンパン・ピクルス、あとは、豚肉のスモーク仕上げとさつまいもだったと思う。

実は、私、ハマチの生臭さがきらいで食べない。でも、このハマチは、まさにそこを改良した生臭くないカルパッチョだった。サーモン共々、刺身を食べているよう。鶏肉も仕上げがとても柔らかい。いつも、わかさぎで出していたエスカッベシュは、子持ちししゃもでとてもおいしい。

私などは、メインに行かずとも、このオードブルだけで、ドミナスに来たかいがあると思うくらい。相変わらず、いつもすばらしい。

フォカッチャとシューパンもおいしい。シューパンはお代わりした。

パスタは、季節のホタルイカと菜花のトマトスパゲティ。ホタルの加工にも工夫がなされていて、まるで気にならない。もっとえぐいのが来るかと思ったら、意外。

ここで、赤ワインを選ばせてくれた。イスラエルのシラーズと、ドイツのピノノワール。かなりドイツの赤ワインの話を聞いていたのと、ドイツの赤ワインを飲むのは、アッフェンターラーのシュペートブルグンダー以来だったので、このドイツのFRIEDRICH BECKER SPÄTBURGUNDER 2012にした。このピノノワールは、ぜひ飲んでみて。

そして、メインは、3品から選べるが、これも井手シェフの力の入れ方が尋常ではなかった、牛ハンバーグのシャンピニオンソース。アリコ・ココ・ブランという、白インゲン豆が添えられていて、この豆にも注目。

ハンバーグは、切ってもジューが出ないのに、口に入れるとジューシーという、井手シェフの傑作。塩加減もばっちり。ほのかにクミンの香りがするので、聞いてみたら、カレー粉を2g入れたそうだ。見た目とはまったくタッチが違うので、見て食べて驚いてほしい。

〆のワインカレーも進化していた。前がもっと赤かったのが、やや飴色に。カレーっぽくなったと言ったら、マドラスというカレーパウダーを使っていると。全部種明かししちゃうのも井手流。

デザートは、パンナコッタとエスプレッソ。

ちょっとご無沙汰したが、やはり体調と体重をコントロールして、毎月食べに来ないと、井手シェフの進化についていけないよ。


2014年12月に銀座のお店をクローズしてから1年半超を経て、日本橋室町にドミナスがリニューアルオープン。充電期間にムッシュは、低温調理と真空調理を研究され、グレードアップしたワインとのマリアージュを極めていたとのこと。

早速以前からいっしょに通うファンと訪問。コースは2つ設定されていて、カジュアルセット5500円とドミナス・スペシャル9500円。

カジュアルセットは、4品でデザートなし、スペシャルは5品+デザートで、どちらもワインは指定銘柄を好きなだけというコース。

この日は、ドミナス・スペシャルでスタート。

ワインは、エキス分の濃いシャンパンから。続いて白は、Hestiaのこれまたエキス分の濃いリースリング、Vrai Coteのシャルドネと続く。

最初に、かぼちゃの冷製スープジュレ・キャビアがけ。甘いかぼちゃがやさしい。

前菜5品盛り: お得意の鯛の昆布締め&シャルドネのカルパッチョ・パテドカンパーニュ・ワインピクルス・にんじんのマリネ・うずらのコンフィの5種。どれもムッシュ感あふれる一品。カルパッチョは、昆布締めの後シャルドネで仕上げる逸品。うずらのコンフィも味が深い。

ここで、サーモンと合わせるピノノワールをはさんで、ワインはHestiaのカベルネフランに。

サーモンのコンフィとアメリケーヌソースのパスタ: 低温+真空調理で仕上げるサーモンはそれだけで最高。この味は、食べてみないと伝えられない。そこに、濃厚なアメリケーヌソースのタリアテッレをからめたこの一品、初めての味で感激。

サガリのシャリアピンステーキ: サガリを使って、ほとんどワインソースかと思う、独特のシャリアピンソース。これも食べないとわからないおいしさ。

赤ワインリゾット トリュフのせ: 定番の赤ワインリゾットに、トリュフを厚切りたっぷりに乗せてくれた。これは毎回食べたい。

ヌガーグラッセ: さくっとした仕上げで爽快。

ベルガモットティー: とても香りの強いアールグレイ。

ということで、リニューアルの初ディナーは、ムッシュの技がすべてに込められていて、1年半ぶりの懐かしさとともに、しっかり味わえた。ご夫婦で続けていけるよう、ラストも22時、土日祝はお休み、ランチなしだが、これだけの料理とワインをこの価格で味わえるのは、とてもうれしい。

また、季節の素材に合わせた料理を堪能したい。

2016年8月: 今日は家族で3人で訪問。料理はおまかせで。

最初に、フォカッチャと、かぼちゃの冷製スープ・豚足のジュレ・キャビア添え。前回も出してもらった、このかぼちゃ、甘くておいしい。

前菜5種盛りは、お刺し身のような、ほたての低温カルパッチョ、ベーコンではなくコンビーフのシーザーサラダ・鴨の入ったパテドカンパーニュ、桜姫鶏でチーズを巻いたもの、そして砂肝のコンフィ。砂肝は、焼鳥のようにぷりっとしたものではなく、コンフィなので、しっかりした歯ごたえに。

ここで、オマールのフェットチーネ・アメリケーヌソース。レアのようなオマールの低温仕上げにびっくり。アメリケーヌも大人向けの濃い味。

メインは、家族の好みでハンバーグに。だが、このハンバーグ、フォアグラ包みハンバーグで赤ワインソース、牛ほほ肉もそえて、さらに、ポテト、200℃コンフィのにんにくと、ムッシュ凝りすぎ。あまりに熱くて、しかも、味が濃くて、水を大量に欲した。

最後は、赤ワインリゾット・トリュフ乗せ。これはこちらでは定番だが、家族は、世界の3大珍味に一晩で遭遇したわけで、目がテンになる状況。

家族はこれだけお腹がいっぱいになってもデザートを食べたいというので、チーズケーキを出してもらって、完食。

今日は味が濃いめのものが多くて、量もかなりあったので、家族は完食できず。私も死にそうな状況で帰宅。今週の木曜日の予約を心配するほどだったが、翌朝起きてみると、まったくお腹に違和感がない。やはり、バターを使わない、ムッシュの調理は違う。でも、ムッシュ、ちょっと味濃いかも。ワインを各料理に合わせて飲まない人には、もう少し薄味で出してもらった方が食べよいかな。

2016年8月②: 今日は3人で訪問。今回もあまり飲まない面子での会だったので、あらかじめムッシュに言っておいたら、前回のこともあり、今日は量も塩気も調整してくれた。

スパークリングのSALVIANOでスタート、アミューズは、たこのカルパッチョ風。

前菜は5種類で、今日は、マメアジのマリネ、なんこつのこれもマリネ、鴨肉とごぼうの入ったパテドカンパーニュ、桜姫鶏でチーズをくるんだもの、ワインピクルスにニンジン。マメアジはムッシュのお気に入り食材のひとつ。

白ワインは前回と同じく、リースリングとシャルドネ。

ここで、かつおが出てきた。これも低温と真空を組み合わせて調理されたもの。一見カルパッチョ風だが、火が通っている。焼き枝豆のワインマリネが添えてある。

赤ワインは、Cono SurのPinot Noirに、ALTIMVSのMMXI。

メインは、前回のリベンジとムッシュがいうハンバーグ。今回は、シャリアピンのようなソースに茄子を添えて、軽めに仕上げてあった。これはおいしい。これはご飯と食べたくなる一品。

〆は、赤ワインのカレー。お店で食べるのは久しぶり。

今日は、量も味もうまく調整してくれて、ばっちり。さすが、ムッシュ。

2016年11月: 今日は16人で2時間貸し切り。予算に制限があって、事前に相談したところ、とても上手にアレンジしてくれた。

テーブルふたつに11人、3人、カウンターに2人の配分。

ワインは、イタリアのスパークリング、白、昨日解禁のBeaujolais-Villages Nouveau 2016、そしてイタリアの赤、。

料理は、アミューズが、わかさぎのシャルドネ・エスカッベシュ。ワインで仕上げた南蛮漬け。

前菜は6種盛りで、桜姫豚のパテ、うずら豆の赤ワイン煮スモーク、コンビーフスティック、砂肝のコンフィ、ふぐのテリーヌ、レンズ豆にピクルス。ムッシュ渾身の前菜は、どれも技が細かい。特に、ふぐの出汁、身、皮を使ったシャルドネ仕上げのテリーヌは、すばらしい。

シューパンとフォカッチャを出してもらって、ソースもきれいに食べる。

メインは、桜姫鶏の真空低温調理。最近、仕上げたというこの鶏料理は、火が通っていると思えないような、つるんとした食感で、ソースなしで食べても、鶏の出汁の味でとてもおいしい。

〆はミニワインカレー。これは変わらないおいしさ。

今日のデザートは、マシュマロナッツアイス。溶かしたマシュマロでナッツを固めたものとバニラアイスの組み合わせ。こうなるのか、と思う味。

たまにはこういう貸し切りもいいなと思うアレンジで、流れよく楽しめた。

  • とらふぐのジュレ
  • 冷製オードブル
  • Chrysopée 2018

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10位

カーン・ケバブ・ビリヤニ (新橋、銀座、内幸町 / インド料理、インドカレー、パキスタン料理)

15回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999

2022/05訪問 2022/07/30

ビリヤニ+カレーの贅沢

打ち合わせを兼ねて、2人でカーンケバブビリヤニへ。久しぶりって言われたけど、覚えてるのか、みんなに言ってるのか。

ラッサムとサラダが出るのはいつもの通り。

ラムビリヤニに、ニリギリとハリーム。シェアして食べる。

量的にはかなりいっぱいいっぱいだが、味はやっぱりいいなあ。

ハリームは豆感があって、久しぶりに食べたが、おいしい。

ニリギリはキーマだけど、コリアンダーがたっぷり入っていて、これが私のベストカレー。ラムビリヤニにかけて食べるのは、本来はあり得ないのだろうけど、最高だよ。



今日のお昼は、かつての同僚と。希望もあって、カーンケバブビリヤニへ。しがもメニューもニリギリ指定。

私は、ニリギリとロティ。ちょい辛くしてもらって。カレーを2つ選べても2つともニリギリにするから、ひとつにしてもらう。

コリアンダーを上から下まで食べているようなこのカレーには、本当にハマってしまった。ボリュームあるけど、後味スッキリ。

これだけでも充分多いのだが、久しぶりだからと、チキンビリヤニも付けてくれて…ごちそうさま。


新橋に来たので、久々のカーンケバブビリヤニへ。迷うことなく、ご無沙汰しているニリギリを。1種類でいい?と聞かれるが、2種類でも2つともニリギリにするので同じ。ニリギリセットをロティで。

圧倒的にビリヤニやバターチキンなどの方が出るせいか、ニリギリを頼むとけっこう時間がかかる。

が、それだけ感動する。いつもの、ラッサムとサラダを食べて待つ。

実、葉ともに大量のコリアンダーを摂取して生き返る。やっぱりこれ食べなくちゃね。

お代わりのライスどう?と言ってもらったが、遠慮して。ホットチャイで終了。
久しぶりのカーンケバブビリヤニ。今日は、コリアンダーのカレーを2人で食べに。で、コリアンダーラムゴシトとニリギリを頼んだのだけど、両方コリアンダーラムゴシトになった。

まあいいとして、ロティとバスマティライスにしたので、シェアして食べる。

いつものサラダとラッサムを終えて、コリアンダーカレーに。ニリギリはキーマだが、これラムがピース。それもけっこうゴロゴロ入っている。ぱさっとしたロティにつけても、ライスでがっちり食べてもおいしい。辛さがけっこう奥からジワジワ来るね。

このコリアンダーのカレーが食べたくて、ここまで来ることが多い。
銀座を歩いて、博品館6階へ。やはり、定期的にここのカレーを食べないとダメだ。

私は、ラムチョップセットで、カレーはニリギリ×2。

連れは、ラムビリヤニと、バターチキンカレー。

いつものように、豆腐ののったサラダとラッサムが出る。

はじめにラムビリヤニが出た。今日はマイルドって言ったのだけど、グリーンチリがけっこう入っていて、本当にマイルドってことになったが、なんとか食べられたようだ。

バターチキンカレーは、ニンジンを使っているかのようなオレンジ感が強い。

ラムチョップはいつもながらおいしい。食べるところはそれほどないのだけど。

そして、待ちに待ったニリギリ。この感じの、ミント、コリアンダー、豆と羊のキーマカレーはどれを食べてもおいしい。というか、ここで一番好きなカレーだな。しばらく食べないと無性に食べたくなるよ。
羊ランチにカーンケバブビリヤニへ。いつもはラムビリヤニかニリギリなのだが、今日は初めてのアフガンラムチョップセット。

2つ選べるカレーは、2つとも大好きなニリギリに。ひとつをHOTにしてもらうのもありだな、これ。

お連れ様は、ブレなくラムビリヤニに。気に入ってもらってうれしい。

いつものサラダとラッサムが出た後に、ラムチョップが出た。夜に食べるのと同じものだね。柔らかくて、めっちゃおいしいこのラム。

続いて、カレー2つがバスマティライスとともに。やはりこういうカレーはバスマティライスが一番だね。ニリギリは、コリアンダーがゴロゴロ入ったラムのキーマカレーと思えばよい。この味がやみつき。

これ大満足。
こちらのラムビリヤニをぜひ食べてみたい人と、また食べたい人を募って訪問。店員さんたちは相変わらず、愛想がいい。

3人ともラムビリヤニ。いつものように、しっかりサラダとラッサムがサービスされる。

初めてこのラムビリヤニを食べた連れは、かなり興奮して完食。そうだよね、やっぱりラムのビリヤニなら、こちらのものは、最高峰だよ。ラムのおいしいこと。そして、ふんだんに使われているスパイスがすばらしい。

今日はつけてくれたカレーが、私の一番好きなニリギリと、ダル豆のカレーで、これもおいしいかった。このカレーやライタをビリヤニにかけて食べるのがまたおいしいんだよね。

一度来るとすぐにまた来たくなる味。
半年ぶりに2人で訪問。お久しぶりと言われるあたりがいいね。

連れは、いつものラムビリヤニ。量は以前よりは少なくなってけれど、それでもボリュームとしてはかなり。

私はやや禁断症状気味だったニリギリをライスで頼んだ。

いつもの豆腐がのったサラダに、ラッサムでカレーを待つ。

ビリヤニも少しもらって食べると、やっぱりうまい。けっこう今日のはピリピリくる。

ニリギリはやっぱり最高。このカルダモンやコリアンダーの香りがなんともいえない。ラムの感じはあまりなくって、スパイス感の方が強いかな。しょうがやにんにくもたっぷり入っているようだけど。

ライスはバスマティでうれしいのだけど、量がハンパない。これ、目の前で連れが食べているビリヤニより盛りが大きいのだけど。ご飯茶碗5杯くらいあるんじゃない?

最後にラッシーで〆。
半年ぶりくらいにランチに2人で行った、カーンケバブビリヤニ。

注文はもちろん、ラムビリヤニ。久しぶりコールにあって、さすがの応対。

いつもの豆腐がのったサラダとラッサムが出てくる。

ちょっとhotにしてって言ったら、出てきたビリヤニには、細かく切った緑の唐辛子がちりばめられている。

この青唐辛子のミンチが想像以上に効いて、汗が流れる。ぴりぴりと辛いが、うまい。

骨付きのラムもおいしい。

つけてくれた豆カレーと、ライタが口直しになって、完食。

やっぱり、ラムビリヤニは、ここが最高だな。いろいろ食べてはみるが、ここに戻ってくる。


久しぶりにランチにいったら、カジさん曰く、メニューがリニューアルされて、オススメは、チキンカレジセットだという。

連れ2人は、かたくなにラムビリヤニにするというので、私はチキンカレジセットをHotでライスで、お願いした。

豆腐ののったサラダと、ラッサムは同じ。ラムビリヤニは、いつもの通り、おいしく炊きあがっていたようだ。

チキンカレジは、チキンのレバーを、ブラウンオニオン、トマト、しょうが、にんにくで煮込んだもの。トマトベースにスパイスが効いたカレー。レバーは、全部合わせると、スーパーで見るひとかたまりくらいあるね。

味は、トマトの酸味もあって、辛さは気にならず、レバーの感じもあって、マイルドに仕上がっている。

お腹にもたれる感じもなく、おいしく食べられた。
こちらのファンの同僚より、ビリヤニを食べに行きますよと声がかかり、お初3名を加えた5人で出発。

みんなラムビリヤニを注文。私は、ラムビリヤニをVery Hotでオーダー。この時は、前に頼んだ時のことを忘れていた。

いつものサラダとラッサムが出てから、順にビリヤニが到着。スパイスが効いていて、ホールでゴロゴロ入っているので、みんなびっくりする。

私のVery Hotはをひと口食べたいという人が数名いて、最初にスプーンで食べてみるという。食べてみんな静かになる。そんなだったっけ?とひと口私も食べる。いきなり、青い唐辛子が出てくる。

これは、確かに、ビリヤニの一部が辛いということではなくて、お米一粒がめっちゃ辛い。この私でも、汗が出る。でも、めっちゃうまい。前に食べた時も、そうだったのを忘れていた。

それでも最後まで一気に食べてしまうのが、このビリヤニのうまさと辛さ。レギュラーでも、十分辛いのだけど。
今日は、羊好きの連れと13時に訪問。この時間はちらほらしかお客さんがいないのかと思ったら、親子連れがどんどん入ってくる。

我々は、今日はラムづくしの予定。ランチを注文すると思われたのか、いつもの豆腐ののったサラダとラッサムが出される。アラカルトで頼むよと言うと、大丈夫だという。

注文は、アフガニラムチョップから始め、カレーはラムコリアンダーゴストとニルギリキーマカレー。バスマティライスに、さくさくパロータ。

アフガニラムチョップは、毎度ながら、かなりうまい。このスパイス感と肉の旨味は真似できない。後からじわーっとくる辛味がまたいい。

バスマティライスとパロータが出される。パロータは種類がいくつかあるが、このさくさくパロータが食べやすい。

ラムコリアンダーゴストは、骨付きラム肉を煮込んだカレーで、コリアンダーがきいている。トマトが入っているが、レモンのような酸味がある。

ニルギリキーマカレーは、私のこちらでのお気に入りカレー。カルダモンやコリアンダーが粒で入り、豆とラムが練り込まれたカレー。辛味はマイルドで、ペーストのようなので、パンにもライスにもよく合う。

飲物はラッシーを出してもらって、ランチセットのよう。

ザイードさんはインドに帰っているそうで、今日は、カジ(QUAZI)さんが、新しいイオンモール多摩平の森店の開店の話をしてくれた。
今日は、日ごろからこちらのビリヤニファンを集めて、ラムとカレーを食べる会で訪問。「

急に暑くなったので、プレーンラッシーを飲んでからスタート。

いつものように、マサラパパドを出しくれる。

最初に食べるのは、アフガニラムチョップ。今日のラムは柔らかくて、最高においしかった。もう少しボリュームがあるとよいが、これからいろいろ食べることを思うとこんなものか。

カレーは、まず、ラムカレーから、ラムウエチェンナマムサムを。一口大のラム肉を、プラウンオニオン、フレッシュコリアンダー、ブラックペッパーを加えてココナッツミルクで煮込んだとあるが、汁気は少ない。いろいろな香りがして、おいしいラムカレー。

そして、初めてのフィッシュヘッドカレー。これは、ゴア及びベンガル地方の伝統料理だが、お初。マリネして揚げた魚をスパイシーなトマトベースのカレーの中に入れて完成。思ったよりマイルドで、食べやすかった。魚の味がよくて、これはおすすめ。

今日は、パンは、マドラス パロータにしてみた。これは、ふつうのパロータよりもサクッと焼かれていて、風味が違う。

バスマティライスも合わせてもらう。南インドのカレーは、やはりライスが必要。バスマティは香りもよくて美味。

飲物は、インドワインの白にした。ちょっと甘目のARYAA。スパイシーなカレーを中和してくれる。

続いて、もうふたつカレーを注文。パヤとハリーム。

パヤは、子羊の脚肉、玉ねぎ、トマト、ニンニク、レモンで煮込んだシチュー風。酸味がおいしい。肉は骨からつるんととれる。

ハリームは、豆のキーマといったらよいだろうか。私はこれとニリギリが好きで、大好物。肉も豆も感じないほどに煮こんである。

パンは、さくさくパロータを頼んでマドラス風と食べ比べ。こちらは、ナンのようにもちっとした仕上げ。

カレーを4つ頼んだので、ここらで満腹になってしまった。

羊とカレーが好きなメンバーだと、このお店の料理はとても楽しい。
今年2回目の訪問。前ほど行っていないせいか、行くたびに、久しぶりねと言われる。

今日は2人で、ラムビリヤニを食べに行った。女性でバターチキンを食べている人もいるが、ほとんどビリヤニだな。

いつもHotにしてもらうが、今日は、Very Hotと言ってしまった。そうしたら、本当にVery Hotだった。

イメージとしては、お米の方ではなく、ラムの味付けがHotになっている感じだったが、今日は、ホールの青い唐辛子も、刻んだ赤い唐辛子も、お米の方に入っていて、久しぶりに汗が流れるくらいだった。

その辛みも含めて、やはり最高においしいビリヤニ。

大根とにんじんが入ったマイルドなカレーと、コリアンダーの入ったラムのキーマをサービスしてくれた。ライタこの2つがチェイサー代りになったくらいの辛さで、いやあ利いた。

通い出すとまた思い出して食べたくなる、本当においしいビリヤニ。
前から食べたいと思っていたビリヤニのお店として記憶していたのだが、実際に行ってみて驚くことばかりだった。

13時過ぎに行ったら、空いていて、ビリヤニを薦められる。当然、最初はチキンビリヤニと決めていたので、HOTでお願いする。パクチー大丈夫?と聞かれ、飲み物はチャイにする。

最初に、サラダとスープが出てくる。サラダは、きゅうり、玉ねぎが生々しいが、豆腐がついている。スープは、ラッサムで、けっこう辛味もある。

出てきたビリヤニのきれいなこと。オレンジ色はサフランを使っているのかな?ターメリックだけの色とは違うような。食べてみると、ホールのスパイスがごろごろ出てくる。クローブ、八角、カルダモンに、とても大きなベイリーブス。

チキンもごろごろ入っていて、お米のボリュームもかなり。いっしょに出されるライタをかけながら食べていく。これはかなりうまい。今までエリックサウスのビリヤニがNO.1だったが、これは、エリックよりも刺激的でワイルドな感じ。スパイスがいろいろ味わえて変化もあって、おいしい。

ここで、プレゼントと言って、カレーをくれる。見るとグリーンでサグかと思ったら、ミント・パクチー・コリアンダーのキーマカレーだという。ぷつぷつと種のように入っているのは、コリアンダーで、このカレーがまたおいしいこと。ビリヤニにかけて食べてもそのままでも、とてもいける。

すいていたせいか、代わる代わる店員さんがやってきて、おいしいかとか、辛いかとか、聞いてくる。ビリヤニは、たくさんのスパイスを使っていること、チキンが人気だが、ラムがお薦めのことなど、いろいろ教えてもくれる。

これは、ぜひラムのビリヤニを食べに来なくちゃと思いながら、チャイを飲んで完食。

2015年6月②: なんと翌日にまた行ってしまった。お薦めのラムビリヤニを食べに行ったのだが、メニューにある、ラムの煮込みカレー、ナハリを食べてみたくなり、今日はナハリセットを注文。

豆腐ののったサラダとラッサムが出てきたので、今日は、さっさと食べて、ナハリを待っていると、なかなか来ない。ビリヤニと違って、時間がかかるみたいだ。そのあいだに、もうアイスチャイが出てしまった。食後にと、お願いしておいた方がいいね。

やっと出てきたナハリは、家のカレー皿くらいの大きさに入って、かなりボリュームがある。ライスでもよかったのだが、今日はロティにした。これは、ナンをぱさっとさせたような感じ。

一口食べてみると、なるほどけっこう辛めではあるが、それほどピリピリするわけではない。トマトやレモンがごろごろっと入っていて、たっぷりのスパイスで骨付きラムを煮込んである。ラムの固まりが4-5個入っていたかな。とてもやわらかくなっていて、ほろほろっととれる感じ。味は、スパイスがよく効いて、複雑な味だが、とにかくおいしい。他にない味だ。

どちらかというと、ライスで食べた方が合うかな。

前回のように、また店員さんが来て、ライスのお代わりはいいか?というので、ちょっとだけくださいというと、なんと出てきたのはビリヤニ。しかも、チキンが2つ入っている。これってお代わりライスなの?そして、パパルもくれて。

おかげで、ビリヤニにニハリをかけて贅沢なランチになった。このナハリは、しみる感じでおいしかった。

2015年6月③: 昨日の話を同僚にしたら、2人が行くということになり、けっきょく3日連続で行ってしまった。

今度は、おすすめのラムのビリヤニを。サラダ、ラッサムは同じ。出てきたビリヤニは、ラムが柔らかくて最高。確かに、これはチキンよりもいけるかも。

この日は、緑のミント・パクチー・コリアンダーのキーマカレーに、パパルにアイスクリームまでサービスされた。同僚は、顔を覚えられたのではないか?というが、違うと思うけどね。それにしても、1235円でこれだけおいしくて満足できるインド料理はちょっとないだろう。

2015年7月: 今日は、ビリヤニ好き5人で訪問。3人はマトンビリヤニ、1人はチキンビリヤニ。私は、今日は趣向を変えて、バターチキンにしようと思い、それをHOTにしてくれと言ったら、「バターチキン、ぜんぜん辛くないね。このマトンカレー、始めたばかり、辛くておすすめ」と言われた、その名もラム ヴェンテェンナ マムスムカレー。

いつものラッサムとサラダの後に出てきたのは、濃ーいマサラに骨付きラムがごろごろのラムカレー。汁気はなく、マサラそのものを食べる感じ。今日はロティにしてみたが、ライスで食べるとおいしいかな。唐辛子がごろごろ入っているが、辛さはそれほどでもないと思う。

量的にはラムをそのまま食べる感じになるので、それほどでもない。ラムカレーの奥の深さに驚く。

今日は、豆の入ったサンバルをサービスで出してくれた。

はじめての2人もビリヤニをたいらげ、全員満足。今度は、夜に宴会で使ってみようかな。

2015年7月②: あまり気に行ったので、家族でランチに。100円高だが、土日もランチをやっているので、一人はバターチキン・セット、私は薦められたカラチ風ラム・カライセット。家内はハリーム・セットにした。

バターチキンは、見た目通りマイルドな味だが、しょうがが効いていて、特徴がある。チキンはややぱさっとした感じ。クリーミーでナンにはよく合う。

ラム・カライセットのカレーは、ラム・カラ ゴシトという、パキスタンでポピュラーなカレー。この前食べたラム ヴェンテェンナ マムスムカレーに似ているが、こちらはより辛く、トマトが効いている。今日は、ナンで食べてみたが、どちらかというと、南インド料理はやはりライスが合う。青い唐辛子が入っている分、辛いかな。

さて、今日のハイライトはハリームだった。サービスで何度か出してもらっていた、コリアンダーがたっぷり入ったカレーがこれだったようだ。今日はいないと思っていたら、帰り際にオーナーらしいザイードさんが来て、「いつもありがとうございます、今日はおいしい?」と言われてしまった。しっかり覚えられているじゃん。彼曰く、トマトやラム、5種類の豆を煮込んで、全部溶けてしまったキーマカレーだという。食べるとパワーが出ると言われているそうだ。

家内曰く、「最初は辛くてどうなるかと思ったら、後半はすーっと入っていって、もたれない」「これは、料理人さんたちの賄い料理なんだよ、きっと。だから、たっぷり作ってあるんだよ。」ザイードさんが言うには、パキスタンの人の希望が強く、作って出しているそうだ。不思議な味といえばそうだが、もたれなくて、なんとなく進んでしまう、不思議なカレー。賄い料理というか、パキスタンのソウルフードなのかな。これをおいしいと思える人は、こちらの料理にハマります。

最後には、ピスタチオのアイスクリームを出してくれた。飲み物は、アイスチャイとラッシーに。

他のラムカレーもまだまだ食べてみたいが、パヤや、シェフオリジナルのチキンカレーも食べてみたい。

2015年8月: 土日に来ても、平日と同じランチを出しているので、ついに夜に3人で訪問。この間ザイードさんに聞いたら、ほかのメニューもできるから言ってということだったのだが、夜に来てしまった。

南インド初の方がいたので、私の勝手なチョイスで、チキンマライティッカをつまみに、インドワインの赤でスタート。

水の入ったグラスが男性用と女性用があって、かわいい。

インドワイン赤は、SULAという名前で、ぶどうはシラー。ちょっと冷やしてもらって出してもらう。

早速、サービスのマサラパパル。インド料理特有の赤いスパイスであえた玉ねぎのみじんがのっている。

インドっぽいサラダをということで、カチュンバル サラダを頼んだら、ランチに出てくるのと同じだったが、豆腐がチーズになっていた。これはけっこうスパイシーなんだよね。

チキンマライティカは、カシューナッツと生クリームにつけ込んでタンドールで焼いた骨なしチキンだが、最近はどこへ行ってもタンドーリチキンよりもこちらを食べることにしている。こちらでは初めてだったが、予想通り、スパイスが効いていておいしかった。

ここで、またサービスのパタラニマチリが出される。これは、まぐろをスパイスに漬けたものをバナナの葉にくるんで蒸し焼きにしてるのかな。これは、想像しているよりもおいしかった。

さて、本命のカレーは、楽しみにしてきた南インドチャティナルチキンカレーとナン生地のパロータの組み合わせに、パヤを注文。

南インドチャティナルチキンカレーは、マサラタイプの水気がないカレー。かなりスパイシーで、ホールのスパイスごろごろ。ラムのマサラタイプと同じような感じ。なんとなく思うのだが、やはりこちらのお店はラムカレーがいいかな。

パロータは、ナンとはまた違った感触がおいしい。

パヤは、ニハリと似た感じで、トマトやレモンといっしょに煮込んだラムの部位が違うらしい。骨付きのラムは同じだが、パヤのラムはとろとろ。ちょっと酸っぱい感じが私にはたまらない。

初めての方にラムビリヤニ。ライタをかけながら食べてもらう。ラムチョップが中に入っている感じ。

ここでなんと、ロティとライスが出てくる。パヤとセットらしい。パロータとロティの食べ比べはよいが、もうかなり限界値に近づいている。

休憩もかねて、ラッシーを全員注文。そしてもうひといき食べて完食。お会計をしていたら、ザイードさんが来て、今クリフィを出すから、もうちょっと待っててと言う。出してくれたのは、ピスタチオのクリフィ。ココナッツベースのような感じもするが、表面に見えるのはピスタチオだった。

ということで、もうはちきれそうになって、3人とも帰ってきた。明日は何も食べなくてもいいくらい。

2015年9月: 今日は3人でディナーに訪問。

3人揃うまで待っていたら、なんと、生ビールとマサラパパルをサービスされて、飲み始めることに。最後の一人が到着したら、すぐにマサラパパルを補充してくれて。

飲み物は、インドワインのSULAの白で。ここでまた、サラダがサービスされる。まだ、何も食べ物を注文していないのに。このサラダは、玉ねぎ、にんじん、きゅうり、トマトの辛いサラダでおなじみのもの。

今日は、ラムづくしで行こうということになり、ラムチョップ2P、MILDなラムシャヒマサラとニルギリベジタブル カリ コルマ、そしてラムビリヤニに、パンはナンのパロタという注文。

いつも辛いカレーばかり食べているせいか、ラムシャヒマサラを注文しようとしたら、これは辛くないよ!とザイードさん。今日は、辛すぎるのがだめな面子だからいいんですよ。

ラムチョップは多すぎると思って2ピースにしたが、これは4Pでもよかった。サイズは小さ目。でも、味はとってもよい。スパイスにつけ込んで柔らかくなっていて、とてもおいしい。これは、また注文すると思う。

ラムシャヒマサラは、バターチキンのような見かけだが、ラムをカシューナッツと生クリームで煮込んだカレーということ。クリーミーで食べやすく、おいしいカレー。しばらくマサラ系の辛いのばかり食べてきたので、これもいいね。

ニルギリベジタブル カリ コルマは、ミントとコリエンダーを使ったココナッツベースの野菜のカレーで、ピーマンやグリーンピース、トマトが入っていた。これも食べやすく、ハリームの野菜版という感じでおいしい。

パロタはちょっと甘くておいしい。コルマ系のカレーにはナン生地がよく合う。

ラムビリヤニは、初めて食べた連れが、これはおいしい!と言っていた。そうなんです。だから、通っているようなもの。ライタをかけながら食べるのがやはりおいしいかな。

今日は2次会があったので、ここで打ち止めにして、会計をしていたら、ザイードさんが今チャイを作っているから、ゆっくり飲んでいってとのこと。いつもありがとう。

2015年12月: 3か月ぶりにランチで訪問。今日は最初から、ラムビリヤニを食べに行った。

連れは少なめ、私は辛めでお願いした。

まずサラダとラッサムが出され、しばらくすると、タンドーリチキンがサービスされた。はじめて食べたのだが、よく染み込んだスパイスが効いている。

連れのビリヤニがすぐに来たのだが、量はレギュラーだった。それから、私の辛めのビリヤニがなかなか来ない。

ひとしきりまって、やっと出てきたのだが、ちょうど切れ目だったのかな。ちなみに、あまり辛くしたような気配がなかった。

まあいいとして、久しぶりのラムビリヤニは、やはりおいしい。お米もさることながら、ラム肉のおいしさはここだけのもの。

ライタをかけるのも忘れて、ほとんど食べてしまった。ここで、パパルとサンバルがサービスされる。

食べ終わったら、ラッシーを出してもらう。ここでさらに、イチゴのアイスまでサービスされる。

やはり、これ以上のラムビリヤニは存在しないだろう。

2016年3月: 新年明けてから行っていなかったので、2人でお昼に訪問。

今日は、ビリヤニではなく、ハリームセットにした。私は中辛にした。

ちょっと時間がかかったが、ラムと豆のカレーのハリームはねっとりしたぺーストのよう。

これが最高においしい。今日はナンやパロタにせず、ライスにして大正解。ライスによく合う。

しばらく、これを食べ続けるかもしれない。

2016年4月: 前回と同じメンバーでランチに訪問。

私は前回と同じハリームセット、連れは、ラムのビリヤニを注文。

ハリームは今日は辛さはふつうにして、ライスでおいしく食べた。

今日はなんと、ドーサをサービスしてくれて、これはそのまま食べても、ギーの味がしてとてもおいしい。

連れは、よくあるコリアンダーのカレーをサービスしてもらった。このカレー、いつもつけてくれるのだが、本当においしい。

聞けば、メニューにちゃんと、あるではないか。ニリギリがそれ。コリアンダーとミントのカレー。次回はこれを頼もうかな、と言ったら、連れが、いつもサービスしてくれるから、他のカレーにしては?と言う。

しばらく、ハリーム、ニリギリにはまりそう。

2016年5月: また、たまらなくニリギリを食べたくなって、2人でランチに訪問。

連れは、大のラムビリヤニ好きで、ぶれずに注文。量が多いので、ちょっと手伝ったが、こちらも変わらずおいしい。ラムの柔らかさが絶妙。

私の方は、いろいろおまけのつかない、3種類のカレーランチのアプサナランチにした。でも、薫るチキンカレーの他の2種ともニリギリにした。辛さはHOTで。

ライスはバスマティにインド風の野菜炒めのようなものが乗っている。

このチキンカレー、抜群にうまい。これはフルで食べたいカレーのひとつ。

ニリギリは、期待を裏切らないおいしさ。本当にはまってしまって、また明日行きたい。

2016年6月: 久しぶりに夜に2人で訪問。夜は、量があって、あまり食べられないので、気をつけて注文。

いきなりパパドをサービスされ、King Fisherで乾杯。ラッサムも出てくる。

最初に、ハリヤリティッカとラムチョップを注文。ハリヤリティッカは、ミントの感じがよく、けっこう辛いティッカ。

ラムチョップは、連れもうまいと声を上げた一品。柔らかく漬け込まれたラムは、脂のところも含めて、とってもおいしい。

さて、カレーの方は、ラムから2つ行こうということになり、スパイスのきいたハイドラバーディ ラム マサラと、ニハリをHOTでお願いした。

ライスはサフランライス、パンはパロータの渦巻きにした。

この2つのカレー、どちらも、激しくスパイスが効いて、辛みも強くて、とてもおいしかった。

が、今日はチキン、ラムの肉も食べているので、かなりおなかにたまった。

さらに、ドーサもサービスしてくれたので、ここでギブアップ。

そこで、残りは持ち帰りにしてもらった。これができるのもうれしい。

マンゴラッシーを頼んで、今日は終了。

2016年7月: お昼に5人で訪問。

最近にわかにファンが増えている、こちらのビリヤニ。今日も、初ビリヤニの人を連れて訪問。

3人はラムビリヤニ、私ともう1人は、ニリギリに。

ニリギリで食べるバスマティライスは最高で、このところ、上野店も含めて、こればかり食べている。

気のせいか、ビリヤニの盛りが軽くなったようだ。女子たちはいつも軽めにしてもらっていたのが、みんな完食。

ラムの量に驚いていたが、これがこちらの売り。

今日は、大使館かと思うくらいの人出ですごく混んでいた。

2016年8月: 初ビリヤニの連れと訪問。

チキンビリヤニにして、私は、久しぶりのパヤのHOTにした。

パハド、コリアンダーのカレーがサービスで出て、3種楽しめた。

ずいぶん久しぶりに味見したチキンビリヤニは、ラムと比べると、さっぱりめ。

パヤは、レモンが入っていて、ちょっと酸味があって、夏向き。これはやっぱりライスだな。

ラッシーを飲んで帰ろうとしたら、ピスタチオのアイスを出してくれた。

2016年9月: 今日は夕方に、はじめてのテイクアウト。

注文は、チキンマライティッカ5P、ラムチョップ1P、バターチキン、ニリギリ、ナン、パロタ。

マライティッカはカシューナッツと生クリームにつけるのだが、時間がかかるそうで、けっこう待ったのだが、ラッシーを出してくれた。ザイードさんが、「いつもありがとう。今日はテイクアウト?」と、満面の笑みで通っていく。

帰って早速夕食。テイクアウトにしても基本OKだが、やはり焼き立て作り立てに優るものはない。特に焼き物はね。

でも、ラムチョップもマライティッカも、おいしい。

カレーの方は、バターチキンは問題ないが、ニリギリは、コリアンダーのフレッシュ感は飛んでしまった。ただ、今日のニリギリは、コリアンダーの実がごろごろ入って、辛みもかなりで、こんなのは初めてだな。

パンも、ナンやパロタはどうしてもしっとりしてしまう。

やはり、店で食べるのが一番だ。でも、冷めてもおいしい。

2016年9月②: 今日は、初めてだがスパイス、ラム好きを集めて5人で夜訪問。

早く着いてしまい待っていたら、なんとビールとパパドをサービスしてくれた。しかも、HAYWORDS 5000という新ビール。ちょっと甘口が特徴。

みんながそろって、初めてなので、私がいつも食べてるものをまずは注文。

マサラパパドを改めて5人分サービスしてくれて、みんなもHAYWORDS 5000で乾杯。

ラムチョップ: 5人分だと壮観。スパイスがかなりきいているが、羊好きなので、みんな手で持って、骨をしゃぶるまで食べる。
ハリヤリチキンティッカ: ミント・コリアンダーに漬け込んだティッカ。味が濃い。

飲物をインドワイン赤にチェンジ。これも新しいFRATELLI CLASSIC SHIRAZ 2016。

ラムビリヤニ: お米にしみたスパイスを味わう。
パヤ: ラムの脚の肉はとろとろで、レモンの酸味がおいしい。
パロータさくさく: このパロータはぺったんこで、ちょっとオイリー。
ニリギリ: 私の一番好きなカレー。5人だと一瞬で消滅。
パロータ渦巻き: これはいつものパロータ。ちょっとふっくら。
バスマティライス: みんなこのお米のおいしさに感動。お代わりした。

さらに、インドワイン白にチェンジ。今度は、FRATELLIのCHENIN。

ハイドラバーディ ラム マサラ: 最もスパイシーなラムカレーのひとつ。
ラムシャヒマサラ: カシューナッツと生クリームを使ったマイルドカレーで小休止。
ガーリックナン: さらに食べるというので、ニンニクチップのナンに。
プラウンラバブダー: トマトとエビのカレー。Very Hotにしたが、おそらく忘れた模様。
グラブ ジャムン: お会計をしていたら、サービスするから待ってと言われて、出してくれたデザート。とても甘い。

これだけ食べて、一人6000円でみんな驚いていたが、私は2-3人で来て、4000円くらいだけど、いつも。あんたらが、食べすぎなんだよという、すごいメンバーでのラムづくしだった。

  • ハリーム
  • ニリギリ
  • ラムビリヤニ

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